JP3038927B2 - 画像処理形成装置 - Google Patents

画像処理形成装置

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JP3038927B2
JP3038927B2 JP2409951A JP40995190A JP3038927B2 JP 3038927 B2 JP3038927 B2 JP 3038927B2 JP 2409951 A JP2409951 A JP 2409951A JP 40995190 A JP40995190 A JP 40995190A JP 3038927 B2 JP3038927 B2 JP 3038927B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は画像処理形成装置に関
し、二次元画像をCCD等の撮像手段により撮像し、こ
れをディジタル信号に変換した後、プリンタにより再現
する画像処理形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の画像処理形成装置とし
て、例えばUSP4,074,324に開示されている電
子カメラがある。この電子カメラは、CCDにより光学
画像をシリアルの電気信号に変換し、アナログ・ディジ
タル変換してパラレル信号とし、プリンタに出力して画
像を形成している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、現実に
こうした電子カメラ、広くは画像処理形成装置を構成し
ようとすると、信号処理上、以下の問題があった。
【0004】(1) 撮像手段から時系列的に読み出さ
れる画像信号は、二次元画像を構成する画素毎の濃淡に
対応した信号ではあるが、撮像手段からの読み出し信号
の特性上、完全なレベル信号にはなっていない。画像信
号は、画素を単位とする読み出しの時間内で変動し、画
素の濃度に対応した直流成分に加えて、いわば交流成分
を含んだ信号となっている。従って、この画像信号をデ
ィジタル信号に変換するタイミングがばらつくと、変換
後の信号の大きさにかなりのバラツキを生じるという問
題があった。また、画像信号の読出周波数と変換を行な
うサンプリング周波数とに一定のずれがあると、周期性
を有するノイズを生じることも考えられた。
【0005】(2) 画像信号には、黒の基準レベルを
設定する信号として、走査線毎に、水平回帰線の区間に
対応するロウレベルの区間(水平ブランキング信号)が
存在する。画像信号全体の平均値(直流レベル)は、こ
の区間の信号を含んで決定されるから、画像に対応した
信号の振幅が小さい(信号のダイナミックレンジが小さ
い)場合には、振幅の大きな場合と較べて、画像信号全
体の平均値(平均直流レベル)が小さくなってしまう。
従って、画像信号をディジタル信号に変換する回路で、
画像信号の最大のダイナミックレンジがアナログ・ディ
ジタル変換のフルスケールとなるよう調整しておくと、
ダイナミックレンジの広い信号に対しては、精度良く変
換が行なわれるが、ダイナミックレンジの小さな画像信
号に対する変換結果が好ましいものとならないという問
題があった。ダイナミックレンジの小さな信号では、そ
の平均直流レベルが下がるため、アナログ・ディジタル
変換のフルスケールの負側に偏った範囲で変換がなされ
てしまう。この結果、ディジタル信号に変換された情報
を用いてプリンタに出力し画像を再現すると、再現され
た画像の濃淡が濃側に偏り、視覚的に見づらいものとな
ってしまうのである。一方、ダイナミックレンジの小さ
な画像信号に対して望ましい変換結果が得られるように
回路を調整すると、ダイナミックレンジの広い信号の場
合に平均直流レベルが上昇し、画像の明るい部分に対応
する信号がクランプされて、変換精度が低下してしま
う。
【0006】(3) 電子カメラには、撮像を行なう手
段と画像を形成する手段(例えばプリンタ)とが必要と
なるが、一般に、撮像手段やプリンタはかなりの電力を
消耗する。従って、両者を備えた画像処理形成装置を、
例えばバッテリ等で駆動する構成を採ろうとすると、い
ずれか一方の動作中は、他方を停止することが望まし
い。しかし、撮像手段、特に固体撮像素子等を用いた撮
像手段では、電源を投入してからある程度の時間が経過
しないと出力が安定せず、この期間にディジタル信号に
変換された情報を用いて画像を再現すると、再現画像に
ムラが生じ、画像の品質が低下するという問題があっ
た。
【0007】本発明の画像処理形成装置は上記画像信号
処理上の問題点を解決すると共に、撮像した画像を高品
質に再現し、その際の使い勝手を向上することを目的と
してなされた。
【0008】
【課題を解決するための手段およびその作用かかる目
的を達成するための手段として、次に説明するいくつか
の構成が採られた。第1の画像処理形成装置は、図1に
実線で例示するように、二次元画像を撮像し、外部から
のタイミング信号に同期して、二次元画像を構成する画
素毎の濃淡に応じた画像信号を出力する撮像手段M1
と、該出力される画像信号をディジタル信号に変換して
出力するディジタル変換手段M2と、該変換された後の
信号に基づいて、内蔵するプリンタM3により画像を形
成する画像形成手段M4と、前記タイミング信号を生成
するタイミング信号生成手段M5と、該タイミング信号
から所定の位相だけ遅れたタイミングで、前記ディジタ
ル変換手段M2の変換動作を実行させる変換実行手段M
6とを備えたことを要旨とする。
【0009】上記構成を有する画像処理形成装置は、撮
像手段M1により、二次元画像を撮像し、この二次元画
像を構成する画素毎の濃淡に応じた画像信号を、外部か
らのタイミング信号に同期して出力する。出力された画
像信号は、ディジタル変換手段M2により、ディジタル
信号に変換される。画像形成手段M4は、かかる変換後
の信号に基づいて、内蔵するプリンタM3により画像を
形成する。ここで、第1の画像処理形成装置は、撮像手
段M1が画像信号を出力するためのタイミング信号を、
タイミング信号生成手段M5が生成する。このタイミン
グ信号から所定の位相だけ遅れたタイミングで、変換実
行手段M6が、ディジタル変換手段M2の変換動作を実
行させる。従って、画像信号の出力とディジタル信号へ
の変換とが同期して行なわれることになり、画像信号は
精度良く変換される。
【0010】撮像手段M1からの画像信号の特性によっ
ては、変換実行手段M6におけるタイミング信号からの
位相の遅れを、タイミング信号の1/4波長分程度とす
る構成が望ましい。1/4波長の遅れは、タイミング信
号生成手段M5において、タイミング信号の2倍の周波
数を有する信号を分周してタイミング信号を生成する構
成を採り、変換実行手段M6において、分周前の信号の
半波長を用いて生成する構成とすることができる。この
位相の遅れをタイミング信号の1/4波長分程度すれ
ば、画像信号のピーク値近傍で変換が行なわれることに
なる。
【0011】本願の第2の画像処理形成装置は、第1の
画像処理形成装置の撮像手段M1,ディジタル変換手段
M2,プリンタM3を有する画像形成手段M4に加え
て、図1に破線で例示するように、撮像手段M1とディ
ジタル変換手段M2との間に交流結合手段M11を設
け、交流結合手段M11の出力側の平均直流成分を、前
記ディジタル変換手段M2の変換可能電圧範囲の所定の
範囲に調整する直流成分調整手段M12とを備えたこと
を要旨とする。
【0012】本願の第2の画像処理形成装置は、撮像手
段M1が出力する画像信号を交流結合手段M11でディ
ジタル変換手段M2に結合し、画像信号に含まれる直流
成分をカットする。その上で、直流成分調整手段M12
により、交流結合手段M11の出力側の平均直流成分
を、ディジタル変換手段M2の変換可能電圧範囲の所定
の範囲に調整する。従って、画像信号のダイナミックレ
ンジにかかわらず、変換後の情報に基づいて再生される
画像が所望の画質となるよう直流成分のレベルを調整す
ることができる。また、直流成分の調整レベルを、結合
手段M11入力側の平均直流成分の大きさに比例して調
整すれば、プリンタM3により形成される画像に元の画
像の明暗が反映される。
【0013】本願の第3の画像処理形成装置は、図1に
示したように、画像を撮像する撮像手段M1と、該撮像
した画像を、プリンタM3を用いて記録媒体に視認可能
に記録する画像形成手段M4と、前記画像形成手段M4
の動作中は前記撮像手段M1の撮像作動を禁止する動作
禁止手段M23とを備えた画像処理形成装置であって、
前記撮像手段M1は、二次元画像を撮像し、外部からの
タイミング信号に同期して、二次元画像を構成する画素
毎の濃淡に応じた画像信号を出力する手段であり、前記
画像形成手段M4は、前記撮像手段M1から出力された
画像信号をディジタル信号に変換して出力するディジタ
ル変換手段M2を備えると共に、該変換された後の画像
信号に基づいて、前記プリンタM3により画像を形成
し、前記動作禁止手段M23は、前記プリンタM3の動
作中は前記撮像手段M1の作動を停止すると共に、該プ
リンタ動作の完了後に、該撮像手段M1を作動可能な状
態に切り換える撮像手段切換手段M21と、該撮像手段
M1が作動可能な状態に切り換えられてから所定時間の
経過を検出する動作時間検出手段M22とを備えると共
に、該所定時間が経過するまでは、前記画像信号に関す
る処理を禁止するを備えたことを要旨とする。この第3
の画像処理形成装置は、撮像手段切換手段M21によ
り、プリンタM3の動作中停止されていた撮像手段M1
を、プリンタM3の動作完了後、作動可能な状態に切り
換え、切り換え後、所定時間の経過を動作時間検出手段
M22により検出する。この所定時間が経過するまで
は、動作禁止手段M23により、撮像手段M1,ディジ
タル変換手段M2における画像信号に関する処理を禁止
する。従って、撮像手段M1が作動を開始してからその
動作が安定するまでの間、画像信号に関する処理は実行
されず、画質の低い画像が形成されることがない。撮像
手段M1の画像信号の出力動作、ディジタル変換手段M
2の変換動作、出力動作などを禁止するだけで、画像信
号に関する処理を禁止することが可能である。
【0014】ここで、ディジタル変換手段M2と画像形
成手段M4との間に、ディジタル変換手段M2が出力す
るディジタル信号を一旦記憶する記憶手段MMを備える
ことも、ディジタル信号に変換された後、種々の信号処
理を行なう上で好適である。この場合には、画像形成に
先立つ種々の画像処理を行なうことができる。なお、こ
の記憶手段MMへの記憶動作もしくは読み出し動作を禁
止しても、画像信号に関する処理は禁止されることにな
る。また、動作禁止手段M23により禁止される画像信
号に関する処理のうち、ディジタル変換手段M2におけ
る処理としては、ディジタル変換手段M2の画像信号の
変換動作もしくは出力動作などを考えることができ、少
なくともそのひとつを禁止する構成を考えることができ
る。更に、作動可能な状態に切り換えられた撮像手段M
1に関し、画像信号の出力動作のみ禁止する構成も可能
である。一方、動作禁止手段M23は、ディジタル変換
手段M2の出力するディジタル信号の記憶手段MMへの
記憶動作もしくは画像形成手段M4による記憶手段MM
からの読み出し動作を禁止する構成とすることもでき
る。
【0015】
【0016】
【0017】
【0018】
【0019】
【0020】
【実施例】以上説明した本発明の構成・作用を一層明ら
かにするために、以下本発明の画像処理形成装置の好適
な実施例について説明する。図2は実施例としての画像
処理形成装置の外観斜視図、図3はその分解斜視図であ
る。
【0021】この画像処理形成装置1は、二次元画像の
撮像を行なう撮像手段としての電子カメラユニット3、
電子カメラユニット3からの画像信号を処理する信号処
理回路5、各種の操作指示を取り込むキーボードユニッ
ト6、画像を形成する感熱プリンタ7、これらを収納す
るケース9等から構成されている。
【0022】ケース9は、ケース本体10と、ケース本
体10の上部を閉じる第1の上蓋11及び第2の上蓋1
2と、レンズ保護用透明体14を装着したヘッドカバー
15とを備える。ケース9の内部は、信号処理回路5お
よび感熱プリンタ7等を収納する本体収納部17と、8
本の単3タイプの乾電池BTを収納する電池収納部18
と、感熱紙TPを収納する感熱紙収納部19とに仕切ら
れている。なお、各収納部17,18,19は、いずれ
もケース本体10と第1および第2の上蓋11,12と
により構成されている。
【0023】第1の上蓋11は、その内側の縁部に係止
凹所(図示せず)を有し、ケース本体10の係止爪20
に係止されることにより位置決めされると共に、ケース
本体10および第1の上蓋11の取付支柱(図示せず)
の貫挿孔に、ケース本体10の下側からネジを貫挿する
ことにより、ケース本体10に螺着されている。なお、
第1の上蓋11には、キーボードユニット8の各スイッ
チを操作するため、スイッチ用透孔22が形成されてい
る。
【0024】また、第2の上蓋12は、その裏側で係合
部材23により、感熱プリンタ7のヘッド部24に取り
付けられている。このヘッド部24はプラテン25を軸
支するプリンタ本体26に対して開閉自在の構造となっ
ているので、第2の上蓋12は、感熱プリンタ7のヘッ
ド部24と一体に開閉される。ヘッドカバー15には、
その裏面に先端が肉太の係合突起(図示せず)が形成さ
れており、この係合突起に対応したケース本体10およ
び第1の上蓋11の側端部の位置には、大径部と小径部
とからなる係合孔29が設けられている。係合突起の先
端を、係合孔29の大径部に嵌め込んだ後、ヘッドカバ
ー15を、両係合孔29をつなぐ方向にスライドさせる
ことにより、ヘッドカバー15はケース本体10に確実
に装着される。
【0025】本体収納部17のヘッドカバー15側に
は、電子カメラユニット3が収納される。この電子カメ
ラユニット3は、撮像レンズ30を通過した入射光を電
気信号に変換するN−MOS型の二次元固体撮像素子
(図3には図示せず)を支持体31内に備えている。ま
た、二次元固体撮像素子への入射光を自動的に適量に調
整するオートアイリスも内蔵されており、オートアイリ
ス駆動用のモータ32も設けられている。
【0026】支持体31は、電子カメラユニット3の拡
大斜視図である図4に示すように、二次元固体撮像素子
の駆動信号等を処理する回路基板33を二次元固体撮像
素子の端面に直接装着すると共に、その側部に支持枠体
35を介して上下に信号処理用の回路基板36,37を
装着している。これらの回路基板36,37は、内部に
高い周波数の信号系を有するため、シールド用の上遮蔽
板38および下遮蔽板39により覆われている。
【0027】また、ケース9の本体収納部17の底部に
は、信号処理回路5の中心となる回路基板50が収納さ
れており、電子カメラユニット3の回路基板33,37
からのフレキシブルケーブル41がコネクタ51,52
を用いて接続されている。この回路基板50上には、電
子カメラユニット3から出力されるアナログ信号である
画像信号をディジタル信号に変換するディジタル変換手
段,ディジタル信号とされた情報を記憶する記憶手段,
記憶された画像情報を処理して感熱プリンタ7を駆動す
る信号を生成する画像形成手段に相当する回路が組み込
まれており、更に回路全体の電源を供給する電源部も回
路基板50上に構成されている。感熱プリンタ7との信
号のやりとりは、回路基板50に設けられたコネクタ5
5に接続されたフレキシブルケーブル57により行なわ
れる。また、回路基板50には、フレキシブルケーブル
58を介してキーボードユニット6のスイッチ配線基板
60が接続されている。
【0028】キーボードユニット6は、スイッチ配線基
板60の他、6個の凸部67を備えたスイッチラバーシ
ート62,円形のシャッターボタン63,図示しない止
め金により上蓋11にスライド可能に取り付けられた電
源スイッチカバー65等から構成されている。上蓋11
の裏面からスイッチラバーシート62の6個の凸部67
とシャッターボタン63をスイッチ用透孔22に嵌合す
るように取り付け、更にスイッチ配線基板60を重ねて
第1の上蓋11にネジで固定する。スイッチラバーシー
ト62の6個の凸部67の各々の裏面には、導電性のゴ
ムが取り付けられており、凸部67を押し下げること
で、この導電性ゴムが、スイッチ配線基板60上の対応
する位置に設けられた接点に接触し、導通状態を作り出
す。また、スイッチ配線基板60には、シャッターボタ
ン63を押し下げることで作動されるシャッタースイッ
チ68および電源スイッチカバー65をスライドするこ
とで入り切りされる電源スイッチ69も設けられてい
る。
【0029】本体収納部17の電子カメラユニット3の
反対側には、感熱プリンタ7が収納され、ネジによりケ
ース本体10に固定されている。感熱プリンタ7のプリ
ンタ本体26には、既述したようにプラテン25が回転
可能に軸支されており、信号処理回路5からの駆動信号
を受けたステッピングモータ70により減速ギヤ組立7
1を介してプラテン25を回転駆動するよう構成されて
いる。一方、プリンタ本体26に対して開閉自在なヘッ
ド部24には、448個の発熱部を一列に形成した印字
ヘッド(図示せず)が取り付けられている。
【0030】ヘッド部24を開いた状態で感熱紙TPを
プラテン25と印字ヘッドとの間を通して外に引き出
し、ヘッド部24を閉じて印字ヘッドが感熱紙TPをプ
ラテン25に押圧した状態にすると、プラテン25の回
転により感熱紙TPは搬送される。従って、プラテン2
5の回転によって感熱紙収納部19に収納された感熱紙
TPを搬送すると共に、印字情報を印字ヘッドに送るこ
とにより、感熱プリンタ7は、感熱方式で感熱紙TPに
画像を形成することができる。
【0031】感熱プリンタ7のヘッド部24は、第2の
上蓋12と一体に開閉されるが、第2の上蓋12を閉じ
ると、ヘッド部24から下方に延長された図示しない係
止爪が係止部に係止されて、第2の上蓋12は閉じた状
態で固定される。この状態で、ケース本体10後端部に
配設された図示しないノブを押し下げるげると、係止爪
が外れて、バネにより上向きに付勢されたヘッド部24
と共に第2の上蓋12も開いた状態となる。第2の上蓋
12が開いた状態では、感熱紙TPの先端をプラテン2
5を通して外部に引き出すことは容易である。
【0032】なお、第2の上蓋12のプラテン25側に
は、排紙された感熱紙TPをカットする紙カッター74
が設けられている。また、紙カッター74に対向するケ
ース本体10側には、感熱紙TPの排出をスムースにす
るための感熱紙排出テーブル76が設けられている。
【0033】電池収納部18は、単3乾電池BTを8本
稠密状態にて収納可能に形成されており、その両端部に
は乾電池BTの電極に接触する端子が設けられている。
第1の上蓋11の奥端部およびヘッドカバー15の内面
に設けられた図示しない端子は、乾電池BT間を直列に
導通するためものであり、ケース本体10奥端部に並列
に設けられた端子81,82は、8本の乾電池BT全体
の両端電圧(12ボルト)を取り出すプラス用,マイナ
スの用のものである。
【0034】次に、以上説明した電子カメラユニット
3,信号処理回路5,感熱プリンタ7を備えた実施例の
画像処理形成装置1の電気的な構成および各部の接続関
係について説明する。
【0035】電子カメラユニット3は、図5に示すよう
に、撮像レンズ30,オートアイリス101と一体に設
けられたN−MOS型の二次元固体撮像素子102と、
この固体撮像素子102の読出信号(周波数fV)を生
成すると共に垂直ブランキング信号・水平ブランキング
信号などの画像制御信号を取り扱う読出回路103と、
固体撮像素子102の出力信号を処理する処理系とを備
える。信号処理系としては、固体撮像素子の102の出
力信号を前段増幅するプリアンプ104、出力信号に含
まれる高周波ノイズを除去するロウパスフィルタ(LP
F)106、二次元固体撮像素子102の読出信号の周
波数成分(fV)を選択的に除去する専用フィルタ10
8、オートゲインコントローラ110を有する増幅器1
12、増幅後の信号を信号処理回路5での処理用に増幅
する増幅器115、オートゲインコントローラ110お
よびオートアイリス101用の制御信号を生成する増幅
器117などが設けられている。増幅器115の出力信
号を画像信号VIDEOと呼ぶ。
【0036】増幅器117の出力信号によるオートゲイ
ンコントロールとオートアイリスの機能について簡単に
説明する。増幅器117は、画像信号VIDEOの平均値を
演算すると共に、平均値が第1の制御基準値となるまで
はオートゲインコントロール用の第1の制御信号を出力
し、平均値が第1の制御基準値より大きな第2の制御基
準値を越えるとオートアイリス用の第2の制御信号を出
力するよう構成されている。画像信号VIDEOが大きくな
ると、まず第1の制御信号を用いてオートゲインコント
ローラ110によりゲインを下げ、画像信号VIDEOの大
きさを調整する。ゲインを最小としてもなお画像信号V
IDEOの大きさが所定範囲に納まらない場合には、第2の
制御信号によりオートアイリス101を制御して二次元
固体撮像素子102への入射光量を絞り、画像信号VID
EOを所定範囲に調整する。
【0037】こうして所望の範囲に調整された画像信号
VIDEOは、信号処理回路5の一部である交流結合回路1
20に至り、カップリングコンデンサC1を介してアナ
ログ・ディジタル変換器(ADC)122に入力され
る。このADC122は、6ビットの並列比較型のもの
であり、正側変換基準信号Vref+と負側変換基準信号V
ref-との間の電位差を2^6(^は、べき乗を示す。従
って値64)に分割し、各レベルを入力信号と比較する
ことにより、極めて高速に変換を実行する。その変換速
度は、画像の読出周波数fVの約2倍である。
【0038】カップリングコンデンサC1により交流結
合された画像信号VIDEOのADC122側の信号ライン
は、抵抗器R1,R2を介して正側変換基準信号Vref+
と負側変換基準信号Vref-とに接続されている。この結
果、画像信号VIDEOの平均直流レベルの高低にかかわら
ず、ADC122の入力信号の平均直流レベルは、両基
準信号の抵抗器R1,R2による分圧電圧となる。な
お、変換精度を高くするため、後段の信号処理回路5で
は、ADC122の6ビットの変換出力のうち、上位4
ビットを使用している。
【0039】信号処理回路5は、ADC122のほか、
ADC122によりディジタル信号とされた画像の情報
などを記憶するフレームメモリ130、プログラムや制
御用のデータ等が予め記録されたマスクROM132、
制御全体を司る周知のCPU135、ADC122,フ
レームメモリ130,マスクROM132,CPU13
5間の信号の遣り取りを司るロジック回路用ゲートアレ
イ140等を中心に構成されている。
【0040】なお、信号処理回路5の回路基板上には、
信号処理回路5全体および電子カメラユニット3,感熱
プリンタ7に電源を供給する電源部PSも組み立てられ
ている。電源部PSは、8本の乾電池BTを電源とし
て、3ボルト,5ボルト,6ボルト,9ボルトの4つの
電源電圧を生成しており、このうち3ボルトをバックア
ップ用としてフレームメモリ130に、5ボルトをロジ
ック用電源として信号処理回路5全体に、6ボルトを感
熱プリンタ7に、9ボルトを電子カメラユニット3に、
それぞれ出力している。
【0041】フレームメモリ130は、8ビットを単位
(1ワード)としてデータを読み書き可能なスタテック
RAMであり、上述した3ボルトの電源によりバックア
ップされている。
【0042】CPU135は、複数のディジタル入出力
ポートと共に、アナログ・ディジタル変換可能な2チャ
ンネルのアナログ入力ポートAN1,AN2を有する1
チップマイクロコンピュータであり、後述する制御プロ
グラムを実行する。CPU135の出力ポートPAには
圧電素子を利用したブザー141が、出力ポートPBに
は電源の入り切りを行なうスイッチ143,144が、
更に出力ポートDR0ないしDR2には3ビットの信号
をデコードするデコーダ146が、各々接続されてい
る。なお、CPU135には、自走式のタイマが内蔵さ
れており、プログラムにより設定された時間を、プログ
ラムの実行とは独立に計時可能になっている。
【0043】ロジック回路用ゲートアレイ140は、C
PU135が全体の制御を司る状態では、CPU135
とフレームメモリ130等との制御信号,アドレス,デ
ータの遣り取りを処理するが、画像信号VIDEOをディジ
タル信号に変換してフレームメモリ130に格納する場
合には、いわゆるダイレクトメモリアクセス(DMA)
コントローラとして働く。DMAコントローラとして機
能する場合の等価的な回路構成の一部を図6に示す。図
6は、画像信号VIDEOをディジタル信号に変換し、フレ
ームメモリ130に順次転送するのに必要な部分だけを
記載した。
【0044】図6に示した等価回路は、周波数2fVの
信号DFSを発振・出力する発振器OSC、この信号D
FSを1/2に分周して読出信号VFS(周波数fV)
を出力する第1の分周器DFF1、第1の分周器DFF
1と1/4波長位相の遅れた信号FS(図7のタイミン
グチャート参照)を出力する第2の分周器DFF2を備
え、この信号VFSを読出信号として読出回路103に
供給すると共に、信号FSを基準信号として、以下に詳
述するディジタル信号の転送を制御するものである。な
お、読出信号VFSに対して、ADC122の変換タイ
ミングを決定する基準信号FSが時間Td(1/4波長
分)だけ遅れていることから、ADC122がディジタ
ル信号に変換する画像信号VIDEOは、ピーク値近傍とな
る。
【0045】基準信号FSは、第1のカウンタCNT1
およびADC122に、カウンタ用およびA/D変換実
行用のクロック信号CLKとして出力される。第1のカ
ウンタCNT1の最下位桁Q1はステータス信号DSと
して、一方第2桁Q2ないし第8桁Q8はディジタル信
号の転送先であるフレームメモリ130のアドレスA0
ないしA6として、それぞれ扱われる。ディジタル信号
の転送先の上位アドレスA7ないしA14は、第2のカ
ウンタCNT2の最下位桁Q1ないし第8桁Q8により
決定されるが、この第2のカウンタCNT2のクロック
CLKには、電子カメラユニット3の読出回路103か
ら出力される水平ブランキング信号HBLKが用いられ
ている。従って、上位アドレスA7ないしA14は、電
子カメラユニット3における走査線毎にインクリメント
される。一方、下位アドレスA0ないしA6は、カウン
タCNT1の第2桁Q2からQ8を使用し、かつそのク
ロックCLKに読出信号VFSと同じ周波数の基準信号
FSを用いていることから、224個の画素からなる走
査線内において画素2つ毎にインクリメントされること
になる。なお、第1のカウンタは、水平ブランキング信
号HBLKにより、第2のカウンタは垂直ブランキング
信号VBLKにより、各々リセットされて初期値をとる
が、リセット関係の信号線は、図6では図示を省略し
た。
【0046】第1のカウンタCNT1から出力されるス
テータス信号DSは、基準信号FSと、そのまま及びイ
ンバータNOTにより反転してから、アンドゲートAN
D1,2により論理積をとり、ラッチ信号FDSTPお
よびFDSTNを生成する。両信号FDSTPおよびF
DSTNは、タイミングチャートである図7に示すよう
に、基準信号FSを交互に取り出した関係になってい
る。
【0047】ラッチ信号FDSTPは、第1のラッチL
TC1のゲートGに入力されている。また、ラッチ信号
FDSTNは、第2のラッチLTC2のゲートGと共
に、第1,第2のラッチLTC1,2の出力Q1ないし
Q4が入力されている第3のラッチLTC3のゲートG
に入力されている。第1および第2のラッチLTC1,
2の入力D1ないしD4には、ADC122の出力D1
ないしD4が接続されており、その出力Q1ないしQ4
は、ゲートGがロウレベルに反転すると同時に、その時
点の入力側の状態に固定される。従って、ある画素に対
応してADC122がディジタル信号に変換した信号
(例えば図7符号PX1)が、基準信号FSの1回おき
に出力されるラッチ信号FDSTPによって、第1のラ
ッチLTC1に記憶される。更に、基準信号FSの次の
クロックで、次の画素に対応する信号(例えば符号PX
2)が、ラッチ信号FDSTNにより、第2のラッチL
TC2に記憶される。と同時に、第3のラッチLTC3
に2つの画素に対応する8ビットの信号(例えば、符号
PX1+PX2)が記憶される(図7参照)。
【0048】第3のラッチLTC3の8ビットの出力Q
は、フレームメモリ130のデータD0ないしD7に入
力されているから、フレームメモリ130の書込制御信
号WEnを所定のタイミングでロウアクティブに制御す
れば、電子カメラユニット3から出力される水平ブラン
キング信号HBLKによりカウントされたアドレスに、
走査線を構成する画素の濃淡に対応した4ビットのディ
ジタル信号(PX1,PX2,…)が、2画素分合成し
た8ビットの信号(PX1+PX2,PX3+PX4,
…)として、順次書き込まれてゆくことになる。
【0049】以上、ロジック回路用ゲートアレイ140
の構成の一部について、等価回路(図6)とタイミング
チャート(図7)とを用いて説明したが、ロジック回路
用ゲートアレイ140は、このほかにも種々の機能を有
する。例えば電子カメラユニット3の読出回路103か
らの垂直ブランキング信号VBLKを入力したとき、フ
レームメモリ130のアドレスをリセットする機能や、
CPU135から画像信号VIDEOの取り込みの指示がな
されたとき、DMAコントロールを開始するためにバス
等を占有し、DMAの終了時にバスを開放する一連のシ
ーケンスも、ロジック回路用ゲートアレイ140が司っ
ている。
【0050】次に感熱プリンタ7について説明する。感
熱プリンタ7は、図5に示すように、プリントするデー
タをCPU135からシリアルデータとして受け取るシ
フトレジスタ150、このシフトレジスタ150により
パラレルデータに変換されたデータを一括して保持する
ラッチ152、デコーダ146の出力により択一的に選
択され印字ヘッドへの通電を時分割するドライバ15
5、環境温度を検出するサーミスタ157、プリントす
る画像の濃淡を調整する可変抵抗器160、感熱紙TP
の有無を検出する紙無し検出器162、ヘッド部24が
閉じられた状態か否かを検出するヘッドポジションセン
サ164等が設けられている。
【0051】感熱プリンタ7のシフトレジスタ150に
はCPU135の出力ポートSIO,CLKが、ラッチ
152には出力ポートLTCHが、各々接続されてい
る。また、感熱プリンタ7のステッピングモータ70の
各位相には、CPU135の出力ポートφ1ないしφ4
が接続されている。一方、紙無し検出器162とヘッド
ポジションセンサ164とは、CPU135の入力ポー
トDI1,DI2に接続され、可変抵抗器160とサー
ミスタ157とはCPU135のアナログ入力ポートA
N1,AN2に接続されている。
【0052】CPU135は、ステッピングモータ70
の各位相φ1ないしφ4を制御してステッピングモータ
70を回転し、感熱紙TPを搬送すると共に、これに同
期して画像データをシリアル信号としてシフトレジスタ
150にクロックと共に送り、所定のタイミングでラッ
チし、更にドライバ155を駆動して印字ヘッドに通電
し、感熱紙TPに画像を形成する。プリントに際して、
感熱紙TPがセットされていなかったり、ヘッド部24
が閉じられていない場合には、これを紙無し検出器16
2やヘッドポジションセンサ164により検出してプリ
ントを実行しない。必要な場合には、ブザー141を鳴
動して警報動作を行なう。また、サーミスタ157の抵
抗値に基づいて検出される環境温度や、可変抵抗器16
0による濃淡調整の値を参照し、所望の濃さの画像が得
られるよう、印字ヘッドへの通電時間を制御している。
【0053】次に、CPU135が実行する処理につい
て説明する。電源スイッチカバー65をスライドさせて
電源を投入すると、ハードウェアによるイニシャライズ
の時間の経過後、CPU135は動作を開始し、図8の
フローチャートに示す画像処理プリント処理ルーチンを
実行する。このルーチンが起動されると、CPU135
は、まず初期化の処理(ステップ200)を実行する。
初期化の処理としては、CPU135内部のレジスタや
各種のフラグのクリアなどが行なわれ、更に出力ポート
PBを介してスイッチ143,144を切り換えて、電
子カメラユニット3の電源をオンとして、感熱プリンタ
7の電源をオフとする処理など、種々の処理が行なわれ
る。
【0054】続いて、キーボードユニット6の各キーの
状態をスキャンし(ステップ210)、キー入力の状態
を判別する(ステップ220)。キー入力があるまでキ
ースキャンと判別とを繰り返し、キー入力がシャッター
キー68以外の各種設定キーであれば、ステップ240
以下の処理を実行し、シャッターキー68であれば、ス
テップ300以下の処理を実行する。通常は、シャッタ
ーキー68を押して画像を取り込んでから、各種設定に
基づくプリントを実行するが、動作の説明の都合上、既
に二次元画像の撮像が行なわれ、フレームメモリ130
の所定のエリアに、画像情報が記憶されているものとし
て、設定キーが押された場合を先に説明する。
【0055】スイッチラバーシート62の凸部67が押
し下げられることにより各種の設定キーが操作されると
(ステップ220)、出力ポートPBの出力を反転しす
ることにより、スイッチ144を開放して電子カメラユ
ニット3の電源をオフすると共に、スイッチ143を閉
成して感熱プリンタ7の電源をオンする処理を行なう
(ステップ240)。プリント中は、電子カメラユニッ
ト3への通電を停止し、電源の過大な負荷を避けるので
ある。従って、この間は、電子カメラユニット3による
撮影は行なえない。
【0056】次に、キースキャン(ステップ210)に
より取り込んだ設定キーの内容に従って、各種の画像処
理を行なうと共に、処理結果を印刷する処理を行なう
(ステップ250)。本実施例では、フレームメモリ1
30に蓄えられた画像情報をそのままプリントする処理
のほかに、画像処理を行なった上でプリントする次の8
つの処理が可能である。
【0057】 二値化の処理 16階調で記憶された画像情報を所定の識閾値で二値化
し、2階調の画像情報に加工してプリントする。 コントラスト強調処理 中間階調を白・黒の側にシフトし、白側・黒側を強調し
た画像情報に加工してプリントする。 低解像度処理 16階調で記憶された画像情報を4階調に変換して、高
速にプリントする。 ネガ処理 階調の白・黒を逆転し、ネガ画像をプリントする。
【0058】 中央部拡大処理 記憶された画像情報のうち、中央部に相当する画像情報
を読み出し、面積比で2倍に拡大してプリントする。 右側拡大処理 記憶された画像情報のうち、中央線から右側に相当する
画像情報を読み出し、面積比で2倍に拡大し、縦横方向
を入れ換えてプリントする。 左側拡大処理 記憶された画像情報のうち、中央線から左側に相当する
画像情報を読み出し、面積比で2倍に拡大し、縦横方向
を入れ換えてプリントする。 アウトライン化処理 記憶された画像情報から隣接する画素間の濃度差が所定
以上の場所をエッジと判断して抽出し、輪郭線をプリン
トする。
【0059】こうした画像処理は通常、プリントの1走
査線を単位として行なわれ、画像処理が完了すると、1
走査線分のデータは、CPU135の出力ポートSIO
からクロックCLKに同期して送り出される。送り出さ
れたシリアルのデータは、感熱プリンタ7のシフトレジ
スタ150に入力され、クロックCLKにより1ビット
ずつシフトされ、パラレルデータに変換される。1走査
線分のデータの送出が完了すると、CPU135は出力
ポートLTCHにパルス信号を出力する。この信号を受
けて、感熱プリンタ7のラッチ152がシフトレジスタ
150の出力を保持する。その後、CPU135は、デ
コーダ146を介してドライブ信号を出力して感熱プリ
ンタ7の7個のドライバ155を順次駆動し、印字ヘッ
ドに通電して感熱紙TPに像を形成する。1走査線につ
いての処理が完了すると、ステッピングモータ70を駆
動して感熱紙TPを搬送すると共に、次の走査線の処理
を開始する。
【0060】このほか、CPU135は、こうした画像
処理とプリントの処理中に停止ボタン67が押された
り、感熱紙TPの紙切れを起こしたり、プリンタ近傍の
温度が所定温度以上に上昇するといった状態になると、
出力ポートPAを介してブザー141を鳴動して警告す
るといった処理や、必要に応じてプリント処理を中断す
る処理なども行なっている。
【0061】画像の処理とプリントが完了すると(ステ
ップ250)、出力ポートPBを介してスイッチ14
3,144を切り換え、感熱プリンタ7の電源をオフし
電子カメラユニット3の電源をオンする処理を行なっ
て、電子カメラユニット3を撮影可能な状態とする(ス
テップ260)。その後、電子カメラユニット3の電源
がオンにされた直後であることを示すフラグFを値1に
設定し、CPU135に内蔵されたタイマのカウントす
る経過時間Tに時間T1を設定する処理を行なう(ステ
ップ270)。CPU135に内蔵されたタイマは、時
間T1が設定されると、その後カウントダウンを開始
し、値0までの計時を実行する。CPU135は、いつ
でもこのタイマの経過時間Tを読み出すことができる。
以上の画像処理・プリント処理の完了後、ステップ21
0に戻って、キースキャンから上述した処理を繰り返
す。
【0062】一方、シャッターキー68が押された場合
には(ステップ210,220)、まずフラグFが値1
であるか否かを判別し(ステップ300)、フラグFが
値1の場合のみ、タイマにアクセスして経過時間Tを読
み出して値0となっているか否かを判別する(ステップ
310)。経過時間Tが0となるまで待機し、0となっ
たときフラグFを値0にリセットし(ステップ32
0)、続いて電子カメラユニット3をスタートさせる
(ステップ330)。フラグFは、感熱プリンタ7によ
る画像のプリントが完了して電子カメラユニット3に電
源が投入された時点で設定され、タイマにより時間Tの
計時が開始されているから、結局、電子カメラユニット
3は、電源投入後少なくとも時間T1が経過するまで、
その動作が禁止されていることになる。
【0063】なお、図9に動作の概念を示すように、独
立したタイマ回路TCと、タイマ回路TCの出力Tcお
よび電子カメラユニット3の電源信号SPの論理積をと
るアンドゲートANDAとを設け、アンドゲートAND
Aの出力信号SSを受けて画像処理が実行される構成と
しても良い。この場合、図10に示すように、電子カメ
ラユニット3に電源が投入されたことを示す電源信号S
Pが立ち上がった後、タイマ回路TCが所定期間ロウレ
ベルの出力信号TcをアンドゲートANDAに出力する
ため、アンドゲートANDAの出力SSは、電源信号S
Pに遅れて立ち上がり、信号処理の実行は一定期間禁止
されることになる。
【0064】電子カメラユニット3をスタートさせると
(ステップ330)、電子カメラユニット3は二次元固
体撮像素子102からの信号の読み出しを開始し、垂直
ブランキング信号VBLK,水平ブランキング信号HB
LK等と共に、画像信号VIDEOを出力する。ただし、こ
の状態では、ロジック回路用ゲートアレイ140がDM
A動作を開始していないので、画像信号VIDEOのフレー
ムメモリ130への取り込みは行なわれていない。電子
カメラユニット3をスタートさせた後、CPU135
は、ロジック回路用ゲートアレイ140に対してDMA
モードの設定を行なう(ステップ340)。ロジック回
路用ゲートアレイ140は、この設定を受けて、CPU
135によるアクセスを禁止し、図6,図7に示した処
理を実行する。即ち、水平ブランキング信号HBLKに
より128バイト単位で順次カウントアップされる先頭
アドレスから、基準信号FSの2パルス毎に、2画素分
の画像情報(8ビット)を直接フレームメモリ130に
書き込んでゆくのである。書込制御信号WEnもロジッ
ク回路用ゲートアレイ140により生成される。
【0065】ロジック回路用ゲートアレイ140により
DMA転送が行なわれている間、CPU135は動作を
停止し、電子カメラユニット3による撮影が完了するの
を待つ(ステップ350)。撮影が完了してDMA転送
が終了すると、フレームメモリ130には、二次元画像
のディジタル化された16階調の画像情報が記憶された
状態となる。撮影が完了すると、ロジック回路用ゲート
アレイ140はCPU135のホールト状態を解除する
から、CPU135はステップ210に戻ってキースキ
ャンから上述した処理を繰り返す。
【0066】以上の構成を有する本実施例の画像処理形
成装置1を使用する場合は、まず撮像レンズ30を被写
体に向け、シャッターボタン63を押す。この操作によ
り、二次元固体撮像素子102上に形成された光学像が
電気的な画像信号VIDEOとして読み出され、ディジタル
信号に変換されて、一旦フレームメモリ130に蓄えら
れる。その後、信号処理回路5にて種々の信号処理を施
した後、プリント用の信号として感熱プリンタ7に送ら
れる。感熱プリンタ7では、送られた信号に基づき、印
字ヘッドを駆動してドット単位で発熱を制御すると共
に、ステッピングモータ70を駆動して感熱紙TPを搬
送する。この結果、感熱紙TPには、ヘッド部の熱によ
り画像がプリントアウトされる。
【0067】このように電子カメラユニット3の二次元
固体撮像素子102を用いた二次元画像の取り込みと感
熱プリンタ7を用いた画像の形成とを行なう画像処理形
成装置1は、次の作用・効果を奏する。
【0068】(1) 二次元固体撮像素子102からの
画像信号の読出タイミングとADC122の変換タイミ
ングとを同期させているので、読出のタイミングに合わ
せて変動する画像信号を、精度良くディジタル情報に変
換することができる。また、周期性を有するノイズが生
じることもない。更に、本実施例では、ADC122の
変換タイミングを決定する基準信号FSを、読出信号V
FSからその1/4波長分遅れた信号としているので、
図7最上欄に示すように、画素毎に変動する画像信号V
IDEOに対して、その最大値近傍でディジタル信号に変換
して取り込むことができる。従って、画像信号VIDEOの
取り込みの精度を一層高くすることができ、信号のダイ
ナミックレンジも広くとることができる。
【0069】(2) 電子カメラユニット3の出力する
画像信号VIDEOをADC122に取り込む際、カップリ
ングコンデンサC1を用いた交流結合回路により画像信
号に含まれる直流成分をカットし、ADC122に入力
される信号の平均直流レベルを分圧抵抗器R1,R2に
より分圧された電圧に固定している。従って、図11に
示すように、画像信号VIDEOの振幅が大きくそのダイナ
ミックレンジが広い場合に、ADC122のフルスケー
ルに合わせて変換精度を高くしておいても、図12に示
すような振幅が小さくダイナミックレンジの狭い画像信
号に対しても、その平均直流レベルは同一に保持される
から、画像の全体的な明るさが極端に低下して、再現さ
れる画像の濃度が濃側に偏り見づらいものになってしま
うということはない。また、振幅の小さな信号に合わせ
て平均直流レベルを高く設定した結果、図13に示すよ
うに、振幅の大きな画像信号VIDEOが変換領域から逸脱
し、変換精度が低下してしまうということがない。
【0070】(3) 本実施例の画像処理形成装置1
は、感熱プリンタ7の使用中は電子カメラユニット3へ
の通電を停止して、乾電池BTに対する負担を小さくし
ているが、電子カメラユニット3への通電を再開する
際、所定時間T1経過後に撮像を可能とし、安定した画
像情報を用いて、画像処理および画像のプリントを行な
うことができる。従って、再現する画像にムラを生じる
といったことがない。しかも、プリント完了から所定時
間T1が経過していれば、電子カメラユニット3は常時
通電されており直ちに撮影が可能なので、シャッターボ
タン63を押してから撮影まで待たされることがなく、
使い勝手が良好である。
【0071】以上本発明の実施例について説明したが、
本発明はこうした実施例に何等限定されるものではな
く、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々なる
態様で実施し得ることは勿論である。
【0072】例えば、電子カメラユニット3のオートゲ
インコントロール用の信号を抵抗器を介してADC12
2の平均直流レベルを決定している抵抗器に並列に加
え、ADC122の入力信号の平均直流成分を、画像信
号VIDEOの平均的な大きさに比例して調整する構成とし
ても良い。この場合には、画像信号VIDEOの振幅が小さ
い場合でも、再現される画像が過剰に暗くなることがな
く、しかも原画像の濃淡がある程度反映される。
【0073】また、本実施例では、電子カメラユニット
3に通電してから所定期間、電子カメラユニット3によ
る撮影を行なわないようにしたが、電子カメラユニット
3は通電直後から動作可能とし、所定期間ADC122
の動作を禁止する構成、あるいはADC122の出力を
フレームメモリ130に転送する動作を禁止する構成、
更にはフレームメモリ130からの画像情報の読み出し
を所定期間禁止する構成、などを採ることも可能であ
る。なお、本実施例ではフレームメモリ130を設け、
ディジタル信号に変換された画像情報を一旦記憶する構
成としたが、フレームメモリを設けず、撮像と同時にデ
ィジタル信号に変換してプリンタに送出する構成として
も良い。この場合には、プリンタを高速タイプのものに
するか、プリンタの扱える信号の形式でプリンタ内にバ
ッファリングすることで、画像信号の高速な読み出しを
フォローすることができる。
【0074】
【発明の効果】以上詳述したように、本願の第1の画像
処理形成装置によれば、画像信号の読出タイミングとデ
ィジタル変換のタイミングとを所定の位相差を持たせて
同期させているので、読出のタイミングに合わせて変動
する画像信号を、精度良くディジタル情報に変換するこ
とができる。また、周期性を有するノイズが生じること
もない。両タイミングの位相差をタイミング信号の1/
4波長程度とすれば、画素毎に変動する画像信号に対し
て、その最大値近傍でディジタル信号に変換して取り込
むことができ、取り込みの精度を一層高くすることがで
きる。
【0075】また、第2の画像処理形成装置は、画像信
号を交流結合して画像信号に含まれる直流成分を除いた
上で、その平均直流成分をディジタル変換手段の変換可
能電圧範囲の所定範囲に調整している。従って、振幅が
大きくダイナミックレンジが広い画像信号に合わせて平
均直流成分の大きさを定めても、振幅が小さくダイナミ
ックレンジの狭い画像信号に対して、その平均直流レベ
ルは所定の範囲に保持されるから、画像の全体的な明る
さが極端に低下して、再現される画像の濃度が濃側に偏
り見づらいものになってしまうということはない。この
結果、プリンタにより再現される画像は、見やすくその
品質は向上する。
【0076】更に、本願の第3の画像処理形成装置によ
れば、プリンタの使用中は撮像手段の動作を停止して、
電源に対する負担を小さくすると共に、撮像手段を作動
可能な状態に切り換えてから所定期間、画像信号に関す
る処理を禁止している。従って、安定した画像情報を用
いて処理を行なうことができ、高品質の画像を形成する
ことができる。再現する画像にムラを生じるといったこ
とがない
【図面の簡単な説明】
【図1】本願の第1ないし第3の画像処理形成装置の基
本的構成を例示するブロック図である。
【図2】実施例としての画像処理形成装置1の外観を示
す斜視図である。
【図3】同じく画像処理形成装置1の分解斜視図であ
る。
【図4】電子カメラユニット3の構造を示す斜視図であ
る。
【図5】実施例の画像処理形成装置1の電気的な構成を
示すブロック図である。
【図6】ロジック回路用ゲートアレイ140の機能の一
部を等価的に示す回路図である。
【図7】同じくそのタイミングチャートである。
【図8】CPU135が実行する画像処理プリント処理
ルーチンを示すフローチャートである。
【図9】本願第2の画像処理形成装置の他の構成例を示
すブロック図である。
【図10】同じくその動作タイミングを示すタイミング
チャートである。
【図11】実施例における振幅の大きな画像信号と正側
変換基準信号Vref+,負側変換基準信号Vref-との関係
を例示するグラフである。
【図12】同じく振幅の小さな画像信号の場合を示すグ
ラフである。
【図13】従来の構成での振幅の大きな画像信号の場合
を示すグラフである。
【符号の説明】
1 画像処理形成装置 3 電子カメラユニット 5 信号処理回路 6 キーボードユニット 7 感熱プリンタ 17 本体収納部 18 電池収納部 19 感熱紙収納部 24 ヘッド部 102 2次元固体撮像素子 103 読出回路 122 ADC 130 フレームメモリ 135 CPU 140 ロジック回路用ゲートアレイ BT 乾電池 PS 電源部 R1,R2 分圧抵抗器 TP 感熱紙 M1 撮像手段 M2 ディジタル変換手段 M3 プリンタ M4 画像形成手段 M5 タイミング信号生成手段 M6 変換実行手段 M11 交流結合手段 M12 直流成分調整手段 M21 撮像手段切換手段 M22 動作時間検出手段 M23 動作禁止手段 MM 記憶手段
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−251962(JP,A) 特開 昭63−61568(JP,A) 特開 平1−284078(JP,A) 特開 昭64−39172(JP,A) 特開 平2−55137(JP,A) 特開 平1−292982(JP,A) 特開 昭61−198993(JP,A) 特開 平1−176175(JP,A) 特開 昭63−127689(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/91 - 5/956 H04N 5/225 H04N 5/76

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 二次元画像を撮像し、外部からのタイミ
    ング信号に同期して、二次元画像を構成する画素毎の濃
    淡に応じた画像信号を出力する撮像手段と、 該出力される画像信号をディジタル信号に変換して出力
    するディジタル変換手段と、 該変換された後の信号に基づいて、内蔵するプリンタに
    より画像を形成する画像形成手段と、 前記タイミング信号を生成するタイミング信号生成手段
    と、 該タイミング信号から所定の位相だけ遅れたタイミング
    で、前記ディジタル変換手段の変換動作を実行させる変
    換実行手段とを備えた画像処理形成装置。
  2. 【請求項2】 変換実行手段における位相の遅れが、タ
    イミング信号の1/4波長分である請求項1記載の画像
    処理形成装置。
  3. 【請求項3】 タイミング信号生成手段が、タイミング
    信号の2倍の周波数を有する信号を分周してタイミング
    信号を生成する分周手段を備え、 変換実行手段が、前記分周前の信号の半波長を用いてタ
    イミング信号の1/4波長分の遅れを生成するよう構成
    された請求項2記載の画像処理形成装置。
  4. 【請求項4】 二次元画像を撮像し、外部からのタイミ
    ング信号に同期して、二次元画像を構成する画素毎の濃
    淡に応じた画像信号を出力する撮像手段と、 該出力される画像信号をディジタル信号に変換して出力
    するディジタル変換手段と、 該変換された後の信号に基づいて、内蔵するプリンタに
    より画像を形成する画像形成手段と、 前記撮像手段とディジタル変換手段との間に交流結合手
    段を設け、 前記交流結合手段の出力側の平均直流成分を、前記ディ
    ジタル変換手段の変換可能電圧範囲の所定の範囲に調整
    する直流成分調整手段とを備えた画像処理形成装置。
  5. 【請求項5】 直流成分調整手段が、交流結合手段の出
    力側の平均直流成分を、ディジタル変換手段の変換可能
    電圧範囲の所定の範囲において、入力側の平均直流成分
    の大きさに比例して調整する請求項4記載の画像処理形
    成装置。
  6. 【請求項6】 画像を撮像する撮像手段と、 該撮像した画像を、プリンタを用いて記録媒体に視認可
    能に記録する画像形成手段と、 前記画像形成手段の動作中は前記撮像手段の撮像作動を
    禁止する動作禁止手段とを備えた画像処理形成装置であ
    って、 前記撮像手段は、二次元画像を撮像し、外部からのタイ
    ミング信号に同期して、二次元画像を構成する画素毎の
    濃淡に応じた画像信号を出力する手段であり、 前記画像形成手段は、 前記撮像手段から出力された画像信号をディジタル信号
    に変換して出力するディジタル変換手段を備えると共
    に、該変換された後の画像信号に基づいて、前記プリン
    タにより画像を形成し、 前記動作禁止手段は、 前記プリンタの動作中は前記撮像手段の作動を停止する
    と共に、該プリンタ動作の完了後に、該撮像手段を作動
    可能な状態に切り換える撮像手段切換手段と、 該撮像手段が作動可能な状態に切り換えられてから所定
    時間の経過を検出する動作時間検出手段とを備えると共
    に、 該所定時間が経過するまでは、前記画像信号に関する処
    理を禁止する画像処理形成装置。
  7. 【請求項7】 ディジタル変換手段と画像形成手段との
    間に、該ディジタル変換手段が出力するディジタル信号
    を一旦記憶する記憶手段を備える請求項6記載の画像処
    理形成装置。
  8. 【請求項8】 動作禁止手段は、撮像手段の画像信号出
    力動作,ディジタル変換手段の画像信号の変換動作もし
    くは出力動作のうち少なくとも一つを禁止する請求項6
    記載の画像処理形成装置。
  9. 【請求項9】 動作禁止手段は、ディジタル変換手段の
    出力するディジタル信号の記憶手段への記憶動作もしく
    は画像形成手段による該記憶手段からの読み出し動作を
    禁止する請求項7記載の画像処理形成装置。
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