JP3038821B2 - 情報記録装置 - Google Patents

情報記録装置

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JP3038821B2
JP3038821B2 JP2178173A JP17817390A JP3038821B2 JP 3038821 B2 JP3038821 B2 JP 3038821B2 JP 2178173 A JP2178173 A JP 2178173A JP 17817390 A JP17817390 A JP 17817390A JP 3038821 B2 JP3038821 B2 JP 3038821B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明を以下の順序で説明する。
A 産業上の利用分野 B 発明の概要 C 従来の技術 D 発明が解決しようとする課題 E 課題を解決するための手段 F 作 用 G 実施例 H 発明の効果 A 産業上の利用分野 本発明は、情報の書込み及び読取りが可能なディスク
状記録媒体に、ビデオ信号及びそれに付随するオーディ
オ信号を時分割多重された状態で記録するに加え、さら
に、他の情報をも記録するものとされた情報記録装置に
関する。
B 発明の概要 本発明は、ビデオ信号とそれに付随するオーディオ信
号とを、オーディオ信号がビデオ信号のブランキング期
間に挿入される態様をもって時分割多重された状態をも
って、情報の書込み及び読取りが可能なディスク状記録
媒体に書き込む情報記録装置において、所定の情報に基
づくディジタルデータを、オーディオ信号がビデオ信号
のブランキング期間に挿入される態様をもって時分割多
重されたビデオ信号及びオーディオ信号が書き込まれた
情報の書込み及び読取りが可能なディスク状記録媒体
に、それに書き込まれたビデオ信号の垂直ブランキング
期間に対応する部分内に挿入される態様をもって書き込
む状態をとり得るものとされることにより、情報の書込
み及び読取りが可能なディスク状記録媒体に、それに書
き込まれた時分割多重されたビデオ信号及びオーディオ
信号のうちのビデオ信号に不所望な影響を及ぼすことな
く、所定の情報に基づくディジタルデータを新たに書き
込むことができるようにしたものである。
C 従来の技術 情報記録媒体としてのディスクにおいて、完成された
ディスクとして形成された後に、光ビームを用いて情報
の書込み及び読取りを行う事ができる、所謂、書込可能
光ディスクが提案されている。このような書込可能光デ
ィスクのうち、情報の書込みを反復して行えるものとし
て、通常、光磁気ディスクと称されるものがある。斯か
る光磁気ディスクは、基盤の面上に記録層を形成する垂
直磁化膜が設けられ、さらに、その垂直磁化膜が保護層
によって覆われた構造を有し、全体が円板状に形成され
たものとなされる。そして、それに設けられた記録トラ
ック形成部における垂直磁化膜に情報の書込みが行われ
て情報記録がなされ、また、記録トラック形成部におけ
る垂直磁化膜に書き込まれた情報の読取りが行われて情
報再生がなされる。
このような光磁気ディスクに対する情報の書込みがな
されるに際しては、光磁気ディスクが中央部を回転中心
として所定の回転速度で回動するものとされ、それに形
成された記録トラック形成部に、例えば、情報に応じて
強度変調されたレーザ光ビームが入射せしめられ、それ
により、記録トラック形成部における垂直磁化膜に渦巻
状記録トラックが形成されて情報の書込みが行われる。
斯かるもとで、光磁気ディスクに書き込まれる情報
が、ビデオ信号及びそれに付随するオーディオ信号とさ
れる場合には、従来、所定の搬送波信号をビデオ信号に
より周波数変調して得られる周波数変調ビデオ信号と、
例えば、ビデオ信号用の搬送波信号より低い周波数を有
した搬送波信号をオーディオ信号により周波数変調して
得られる周波数変調オーディオ信号とが周波数多重され
て、周波数多重されたビデオ信号及びオーディオ信号が
形成され、斯かる周波数多重されたビデオ信号及びオー
ディオ信号によって、光磁気ディスクにおける記録トラ
ック形成部に入射せしめられるレーザ光ビームが強度変
調されるようになされ、それにより、ビデオ信号及びそ
れに付随するオーディオ信号が、周波数多重されたビデ
オ信号及びオーディオ信号の形態をもって光磁気ディス
クに書き込まれることになる。
D 発明が解決しようとする課題 上述の如くに、光磁気ディスクにおける記録トラック
形成部に周波数多重されたビデオ信号及びオーディオ信
号により強度変調されたレーザ光ビームが入射せしめら
れて記録トラックが形成され、光磁気ディスクに、ビデ
オ信号及びそれに付随するオーディオ信号が、周波数多
重されたビデオ信号及びオーディオ信号として書き込ま
れるもとにあっては、周波数多重されたビデオ信号及び
オーディオ信号の記録がなされた光磁気ディスクに、一
般に“アフターレコーディング”と呼ばれる新たなオー
ディオ信号等の書込みがなされることが望まれる際に
も、その新たなオーディオ信号等の書込みを、既に書き
込まれているビデオ信号に悪影響を及ぼすことなく行う
ことは困難であった。
斯かる点に鑑み、本発明は、回転駆動される情報の書
込み及び読取りが可能なディスク状記録媒体に対してビ
デオ信号とそれに付随するオーディオ信号とを書き込む
動作を行うとともに、ビデオ信号及びオーディオ信号が
書き込まれた回転駆動される情報の書込み及び読取りが
可能なディスク状記録媒体に対しての、新たなオーディ
オ信号等とされる新たな情報の書込みを、既に書き込ま
れているビデオ信号に悪影響を及ぼすことなく行うこと
ができる情報記録装置を提供することを目的とする。
E 課題を解決するための手段 上述の目的を達成すべく、本発明に係る情報記録装置
は、ビデオ信号とそれに付随するオーディオ信号とを、
オーディオ信号がビデオ信号のブランキング期間に挿入
される態様をもって時分割多重する信号多重処理部と、
信号多重処理部から得られる時分割多重されたビデオ信
号及びオーディオ信号に基づく変調信号を形成する変調
部と、所定の情報に基づくディジタルデータを得るディ
ジタルデータ形成部と、記録動作部とを備え、記録動作
部が、変調部から得られる変調信号を情報の書込み及び
読取りが可能なディスク状記録媒体に書き込む状態と、
ディジタルデータ形成部により形成されるディジタルデ
ータを、時分割多重されたビデオ信号及びオーディオ信
号に基づく変調信号の書込みがなされた情報の書込み及
び読取りが可能なディスク状記録媒体に、ディスク状記
録媒体に書き込まれた変調信号におけるビデオ信号の垂
直ブランキング期間に対応する部分内に挿入される態様
をもって書き込む状態とをとるものとされて、構成され
る。
F 作 用 このように構成される本発明に係る情報記録装置によ
れば、ビデオ信号とそれに付随するオーディオ信号と
が、オーディオ信号がビデオ信号のブランキング期間に
挿入される態様をもって時分割多重されたビデオ信号及
びオーディオ信号に基づく変調信号とされて、情報の書
込み及び読取りが可能なディスク状記録媒体に書き込ま
れるとともに、斯かる時分割多重されたビデオ信号及び
オーディオ信号に基づく変調信号の書込みがなされた情
報の書込み及び読取りが可能なディスク状記録媒体に対
しての新たな情報の書込みが、ディスク状記録媒体に書
き込まれた変調信号におけるビデオ信号の垂直ブランキ
ング期間に対応する部分内に、所定の情報に基づくディ
ジタルデータが挿入される態様をもって書き込まれるこ
とにより行われる。従って、ビデオ信号及びオーディオ
信号が書き込まれた情報の書込み及び読取りが可能なデ
ィスク状記録媒体に対しての“アフターレコーディン
グ”を構成する新たな情報の書込みが、既に書き込まれ
ているビデオ信号に悪影響を及ぼすことなく行われるこ
とになる。
G 実施例 第1図は、本発明に係る情報記録装置の一例が適用さ
れたディスクプレーヤを示す。
このディスクプレーヤにおいては、情報の書込み及び
読取りが可能なディスク状記録媒体である光磁気ディス
ク10がその中央部を係合させて装着される、ディスク装
着部11が備えられている。ディスク装着部11は、その中
心軸を回転軸として回動自在とされており、ディスク回
転制御部12によって制御されるモータ13により、所定の
回転速度をもって回転せしめられる。
ディスク装着部11の近傍には、ディスク装着部11に装
着された光磁気ディスク10に対向する光学ヘッド15が設
けられている。この光学ヘッド15は、例えば、レーザ光
ビームとされる光ビームを光磁気ディスク10に入射さ
せ、また、光磁気ディスク10において反射した光ビーム
を受けるものとされるとともに、光磁気ディスク10の半
径方向に移動可能とされていて、光磁気ディスク10に対
する情報の書込み、及び、光磁気ディスク10からの情報
の読取りの両者を選択的に行う。
そして、光学ヘッド15に対して、スイッチ16による切
換接続がなされる記録系17及び再生系18が設けられてお
り、光学ヘッド15、スイッチ16及び記録系17を含む部分
により、本発明に係る情報記録装置の一例が構成されて
いる。
記録系17は、通常記録動作状態と“アフターレコーデ
ィング”動作状態とを選択的にとるものとされている。
記録系17が通常記録動作状態にあるもとにおいては、
第1のビデオ信号入力端子21に輝度信号Yが供給され、
また、第2のビデオ信号入力端子22及び第3のビデオ信
号入力端子23に夫々赤色色差信号R−Y及び青色色差信
号B−Yが供給される。輝度信号Y,赤色色差信号R−Y
及び青色色差信号B−Yは、第2図Aに示される如くの
複合ビデオ信号Vcを構成するものであり、第2図Aに示
される複合ビデオ信号Vcは、連続するフィールド期間・
・・Fn-1,Fn・・・の夫々の冒頭部分に垂直ブランキン
グ期間BVを有している。第2図Aにおける数字は、1フ
レーム期間、即ち、2フィールド期間を構成する525個
のライン期間の夫々をあらわしている。
第1のビデオ信号入力端子21に供給された輝度信号Y
は、アナログ・ディジタル(A/D)変換部24においてデ
ィジタル化され、ディジタル輝度信号Dyとされた後、ビ
デオ・エンコーダ25に供給される。また、第2のビデオ
信号入力端子22に供給された赤色色差信号R−Y及び第
3のビデオ信号入力端子23に供給された青色色差信号B
−Yは、夫々、A/D変換部26及び27においてディジタル
化され、ディジタル赤色色差信号Dr及びディジタル青色
色差信号Dbとされた後、ビデオ・エンコーダ25に供給さ
れる。
ビデオ・エンコーダ25においては、ディジタル赤色色
差信号Dr,ディジタル青色色差信号Db及びディジタル輝
度信号Dyの夫々が時間軸圧縮されるとともに、各ライン
期間において時間軸圧縮されたディジタル赤色色差信号
Dr,ディジタル青色色差信号Db及びディジタル輝度信号D
yが時分割多重されて得られるビデオデータDVが形成さ
れる。そして、ビデオ・エンコーダ25から送出されるビ
デオデータDVが、ディジタル・アナログ(D/A)変換部2
8においてアナログ化され、ビデオ信号SVとされて加算
部29に供給される。
また、タイミング信号形成部30が設けられており、斯
かるタイミング信号形成部30から得られる水平同期信号
及び垂直同期信号を含む同期信号SSが、加算部29に供給
される。
一方、第1のオーディオ信号入力端子31及び第2のオ
ーディオ信号入力端子32には、ステレオオーディオ信号
を構成する左オーディオ信号AL及び右オーディオ信号AR
が夫々供給される。左オーディオ信号ALは、A/D変換部3
3においてディジタル化され、ディジタル左オーディオ
信号DLとされた後、オーディオ・エンコーダ35に供給さ
れ、また、右オーディオ信号ARが、A/D変換部34におい
てディジタル化され、ディジタル右オーディオ信号DRと
された後、オーディオ・エンコーダ35に供給される。オ
ーディオ・エンコーダ35においては、ディジタル左オー
ディオ信号DLとディジタル右オーディオ信号DRとが合成
されるとともに時間圧縮されて得られるオーディオデー
タDAが形成され、オーディオ・エンコーダ35から送出さ
れるオーディオデータDAがメモリ36に格納される。メモ
リ36に格納されたオーディオデータDAは、ビデオ信号SV
の各垂直ブランキング期間における最初から8番目まで
のライン期間の夫々、及び、斯かる8個のライン期間以
外のライン期間の夫々における水平ブランキング期間に
対応する期間においてメモリ36から読み出され、2値−
3値変換部37において2値データから3値データに変換
され、オーディオデータDARとされた後、加算部29に供
給される。
加算部29においては、ビデオ信号SVにタイミング信号
形成部30から得られる同期信号SSが付加され、さらに、
2値−3値変換部37からのオーディオデータDARが加え
られて、第2図Bに示される如くの、同期信号SSが付加
されたビデオ信号SVとオーディオデータDARとが、オー
ディオデータDARがビデオ信号SVの連続するフィールド
期間・・・Fn-1′,Fn′・・の夫々における各垂直ブラ
ンキング期間BV′における最初から8番目までのライン
期間の夫々、即ち、期間TA内における各ライン期間、及
び、斯かる期間TA以外の期間にある各ライン期間におけ
る水平ブランキング期間に挿入される態様をもって時分
割多重されて得られる合成信号SRが形成される。この第
2図Bに示される合成信号SRにあって、Sr,Sb及びSy
は、各垂直ブランキング期間BV′以外の期間にある各ラ
イン期間において時分割多重された、時間軸圧縮された
赤色色差信号Sr,青色色差信号Sb及び輝度信号Syをあら
わす。
加算部29から得られる合成信号SRは、周波数変調部38
に供給される。周波数変調部38においては、所定の周波
数を有した搬送波信号が合成信号SRにより周波数変調さ
れて、周波数変調記録信号FRが形成され、それがスイッ
チ39の選択接点39aに供給される。スイッチ39は、タイ
ミング信号形成部30から送出される制御信号SWによって
制御され、通常記録動作状態のもとにあっては、その可
動接点39cが選択接点39aに接続された状態に固定され
る。それにより、周波数変調部38から得られる周波数変
調記録信号FRが、スイッチ39を通じて記録増幅部40に供
給され、さらに、記録増幅部40を経てスイッチ16におけ
る選択接点16aに供給される。
スイッチ16は、記録/再生切換制御信号SXにより制御
され、記録系17が通常記録動作状態をとるもとにあって
は、その可動接点16cが選択接点16aに接続された状態と
される。従って、記録増幅部40からの周波数変調記録信
号FRが、スイッチ16を通じて光学ヘッド15に供給され
る。そして、光学ヘッド15において、光磁気ディスク10
に入射せしめられる光ビームが、周波数変調記録信号FR
によって強度変調され、それにより、光磁気ディスク10
における記録トラック形成部に、周波数変調記録信号FR
に基づく記録トラックが形成される。即ち、第1,第2及
び第3のビデオ信号入力端子21,22及び23に夫々供給さ
れた輝度信号Y,赤色色差信号R−Y及び青色色差信号B
−Yにより構成されるビデオ信号、及び、第1及び第2
のオーディオ信号入力端子31及び32に夫々供給された左
オーディオ信号AL及び右オーディオ信号ARにより構成さ
れるステレオオーディオ信号が、周波数変調記録信号FR
の形態をもって光磁気ディスク10に書き込まれるのであ
る。
一方、記録系17が“アフターレコーディング”動作状
態にあるもとにおいては、ディスク装着部11に装着され
た光磁気ディスク10が、上述の如くにして、その記録ト
ラック形成部に周波数変調記録信号FRに基づく記録トラ
ックが形成され、既に周波数変調記録信号FRが書き込ま
れているものとされる。
そして、第1のオーディオ信号入力端子31及び第2の
オーディオ信号入力端子32に、“アフターレコーディン
グ”用ステレオオーディオ信号を構成する左オーディオ
信号ALa及び右オーディオ信号ARaが夫々供給される。左
オーディオ信号ALaは、A/D変換部33においてディジタル
化され、ディジタル左オーディオ信号DLaとされた後、
オーディオ・エンコーダ35に供給され、また、右オーデ
ィオ信号ARaが、A/D変換部34においてディジタル化さ
れ、ディジタル右オーディオ信号DRaとされた後、オー
ディオ・エンコーダ35に供給される。オーディオ・エン
コーダ35においては、ディジタル左オーディオ信号DLa
とディジタル右オーディオ信号DRaとが合成されるとと
もに時間圧縮されて得られる“アフターレコーディン
グ”用オーディオデータDAaが形成され、オーディオ・
エンコーダ35から送出される“アフターレコーディン
グ”用オーディオデータDAaがメモリ36に格納される。
メモリ36に格納されたオーディオデータDAaは、光磁気
ディスク10に書き込まれている周波数変調記録信号FR中
のビデオ信号の垂直ブランキング期間における最初から
8番目までのライン期間に対応する部分ずつ読み出され
て、ディジタル変調部41に供給される。ディジタル変調
部41からは、メモリ36から読み出されたオーディオデー
タDAaに基づくディジタル変調オーディオデータDAAが得
られて、スイッチ39の選択接点39bに供給される。
スイッチ39は、タイミング信号形成部30から送出され
る制御信号SWによって、“アフターレコーディング”動
作状態のもとにあっては、その可動接点39cが、光磁気
ディスク10に書き込まれている周波数変調記録信号FR中
のビデオ信号の垂直ブランキング期間における最初から
8番目までのライン期間の夫々に対応する期間において
選択接点39bに接続される状態とされる。それにより、
ディジタル変調部41から得られるオーディオデータDAA
が、スイッチ39を通じて記録増幅部40に供給され、さら
に、スイッチ16を通じて光学ヘッド15に供給される。そ
して、光学ヘッド15において、光磁気ディスク10に入射
せしめられる光ビームが、オーディオデータDAAによっ
て強度変調され、それにより、光磁気ディスク10におけ
る記録トラック形成部に形成された記録トラックにおけ
る、既に書き込まれている周波数変調記録信号FR中のビ
デオ信号の垂直ブランキング期間における最初から8番
目までのライン期間に対応する部分に、オーディオデー
タDAAの書込がなされて、オーディオデータDAAについて
の“アフターレコーディング”が行われる。
このようにして行われるオーディオデータDAAについ
ての“アフターレコーディング”は、光磁気ディスク10
に書き込まれている周波数変調記録信号FR中のビデオ信
号の垂直ブランキング期間に対応する部分になされるの
で、光磁気ディスク10に書き込まれている周波数変調記
録信号FR中のビデオ信号に何らの悪影響も与えることな
く行われることになる。
一方、再生系18は、通常再生動作状態と“アフターレ
コーディング”情報再生動作状態とを選択的にとるもの
とされている。
再生系18が通常再生動作状態をとるもとにあっては、
スイッチ16が、記録/再生切換制御信号SXにより、その
可動接点16cが選択接点16bに接続された状態とされる。
そして、光磁気ディスク10に書き込まれた周波数変調記
録信号FR及び“アフターレコーディング”によるオーデ
ィオデータDAAが、光学ヘッド15により読み出される。
光学ヘッド15により光磁気ディスク10から読み出され
た周波数変調記録信号FR及びオーディオデータDAAが、
スイッチ16を通じて再生増幅部51に供給され、さらに、
再生増幅部51を経てミューティング部52に供給される。
ミューティング部52においては、周波数変調記録信号FR
中のビデオ信号の垂直ブランキング期間における最初か
ら8番目までのライン期間に対応する部分におけるオー
ディオデータDAAが除去され、周波数変調記録信号FRの
みが取り出されて周波数復調部53に供給される。周波数
復調部53においては、周波数変調記録信号FRについての
周波数復調が行われて合成信号SRが得られ、それがA/D
変換部54に供給される。そして、A/D変換部54において
は、合成信号SR中のビデオ信号SVについてのディジタル
化が行われてビデオデータDVが得られ、それがメモリ55
に供給される。メモリ55においては、ビデオデータDVの
1フレーム形成分が蓄積され、ビデオデータDVが、1フ
レーム形成分毎に、メモリ55からビデオ・デコーダ56に
供給される。
ビデオ・デコーダ56においては、ビデオデータDVに基
づいて、ディジタル輝度信号Dy,ディジタル赤色色差信
号Dr及びディジタル青色色差信号Dbが時間伸長処理がな
されて再生され、ビデオ・デコーダ56から得られるディ
ジタル輝度信号Dy,ディジタル赤色色差信号Dr及びディ
ジタル青色色差信号Dbは、夫々、D/A変換部57,58及び59
に供給されてアナログ化される。そして、D/A変換部57
から得られる輝度信号Yが、再生輝度信号として、第1
のビデオ信号出力端子60に導出され、また、D/A変換部5
8及び59から夫々得られる赤色色差信号R−Y及び青色
色差信号B−Yが、再生色差信号として、第2のビデオ
信号出力端子61及び第3のビデオ信号出力端子62に夫々
導出される。
また、周波数復調部53から得られる合成信号SRが同期
分離部63に供給され、同期分離部63から、合成信号SR中
の水平同期信号及び垂直同期信号を含む同期信号SSが得
られて、タイミング信号形成部64に供給される。そし
て、タイミング信号形成部64からは、同期信号SSに基づ
いて形成された各種の制御信号が得られる。
さらに、周波数復調部53から得られる合成信号SRは、
3値−2値変換部65にも供給され、3値−2値変換部65
においては、合成信号SR中のオーディオデータDARにつ
いての3値−2値変換が行われて、3値−2値変換部65
からは、2値データとされたオーディオデータDAが得ら
れてスイッチ66の選択接点66aに供給される。スイッチ6
6は、タイミング信号形成部64から送出される制御信号S
W′によって制御され、通常再生動作状態のもとにあっ
ては、その可動接点66cが選択接点66aに接続された状態
に固定される。それにより、3値−2値変換部65から得
られる2値データとされたオーディオデータDAが、スイ
ッチ66を通じてメモリ67に供給される。メモリ67におい
ては、オーディオデータDAの、ビデオデータDVの1フレ
ーム形成分に対応して得られる分が蓄積され、それが順
次オーディオ・デコーダ68に供給される。
オーディオ・デコーダ68においては、メモリ67からの
オーディオデータDAに基づいて、ディジタル左オーディ
オ信号DL及びディジタル右オーディオ信号DRが時間伸長
処理がなされて再生され、オーディオ・デコーダ68から
得られるディジタル左オーディオ信号DL及びディジタル
右オーディオ信号DRは、夫々、D/A変換部69及び70に供
給されてアナログ化される。そして、D/A変換部69から
得られる左オーディオ信号AL及びD/A変換部70から得ら
れる右オーディオ信号ARが、再生オーディオ信号とし
て、第1のオーディオ信号出力端子71及び第2のオーデ
ィオ信号出力端子72に夫々導出される。
これに対して、再生系18が“アフターレコーディン
グ”情報再生動作状態をとるもとにあっては、通常再生
動作状態時と同様に、スイッチ16がその可動接点16cが
選択接点16bに接続された状態とされて、光磁気ディス
ク10に書き込まれた周波数変調記録信号FR及び“アフタ
ーレコーディング”によるオーディオデータDAAが、光
学ヘッド15により読み出される。
そして、光学ヘッド15により光磁気ディスク10から読
み出された周波数変調記録信号FR及びオーディオデータ
DAAが、スイッチ16を通じて再生増幅部51に供給され、
さらに、再生増幅部51を経た周波数変調記録信号FR及び
オーディオデータDAAが、イコライザ73を通じてディジ
タル復調部74に供給される。ディジタル復調部74におい
ては、イコライザ73を通じて供給されるオーディオデー
タDAAについてのディジタル復調が行われ、ディジタル
復調部74からは、“アフターレコーディング”用オーデ
ィオデータDAaが得られて、それがスイッチ66の選択接
点66bに供給される。スイッチ66は、“アフターレコー
ディング”情報再生動作状態のもとにあっては、タイミ
ング信号形成部64からの制御信号SW′によって、その可
動接点66cが、光磁気ディスク10に書き込まれている周
波数変調記録信号FR中のビデオ信号の垂直ブランキング
期間における最初から8番目までのライン期間の夫々に
対応する期間において選択接点66bに接続される状態と
される。それにより、ディジタル復調部74からのオーデ
ィオデータDAaが、スイッチ66を通じてメモリ67に供給
される。メモリ67においては、オーディオデータDAaに
ついての、光磁気ディスク10に書き込まれている周波数
変調記録信号FR中のビデオ信号の垂直ブランキング期間
における最初から8番目までのライン期間に対応する期
間毎における蓄積がなされ、蓄積されたオーディオデー
タDAaが順次オーディオ・デコーダ68に供給される。
オーディオ・デコーダ68においては、メモリ67からの
オーディオデータDAaに基づいて、ディジタル左オーデ
ィオ信号DLa及びディジタル右オーディオ信号DRaが時間
伸長処理がなされて再生され、オーディオ・デコーダ68
から得られるディジタル左オーディオ信号DLa及びディ
ジタル右オーディオ信号DRaは、夫々、D/A変換部69及び
70に供給されてアナログ化される。そして、D/A変換部6
9から得られる“アフターレコーディング”用左オーデ
ィオ信号ALa及びD/A変換部70から得られる“アフターレ
コーディング”用右オーディオ信号ARaが、再生オーデ
ィオ信号として、第1のオーディオ信号出力端子71及び
第2のオーディオ信号出力端子72に夫々導出される。
なお、上述の例においては、“アフターレコーディン
グ”が、アフターレコーディング”用左オーディオ信号
ALa及び“アフターレコーディング”用右オーディオ信
号ARaについてのディジタルデータをもって行われてい
るが、“アフターレコーディング”により光磁気ディス
ク10に書き込まれる情報は、オーディオ信号に基づくデ
ィジタルデータに限られるものではなく、各種の情報を
あらわすディジタルデータとなすことができる。
H 発明の効果 以上の説明から明らかな如く、本発明に係る情報記録
装置によれば、ビデオ信号とそれに付随するオーディオ
信号とが、オーディオ信号がビデオ信号のブランキング
期間に挿入される態様をもって時分割多重されたビデオ
信号及びオーディオ信号に基づく周波数変調信号等の変
調信号とされて、情報の書込み及び読取りが可能なディ
スク状記録媒体に書き込まれるとともに、斯かる時分割
多重されたビデオ信号及びオーディオ信号に基づく変調
信号の書込みがなされた情報の書込み及び読取りが可能
なディスク状記録媒体に対しての新たな情報の書込み
が、ディスク状記録媒体に書き込まれた変調信号におけ
るビデオ信号の垂直ブランキング期間に対応する部分内
に、所定の情報に基づくディジタルデータが挿入される
態様をもって書き込まれることにより行われるので、ビ
デオ信号及びオーディオ信号が書き込まれた情報の書込
み及び読取りが可能なディスク状記録媒体に対しての
“アフターレコーディング”を構成する新たな情報の書
込みを、既に書き込まれているビデオ信号に悪影響を及
ぼすことなく行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る情報記録装置の一例が適用された
ディスクプレーヤを示すブロック構成図、第2図A及び
Bは第1図に示される例の動作説明に供される波形図で
ある。 図中、10は光磁気ディスク、11はディスク装着部、15は
光学ヘッド、16及び39はスイッチ、17は記録系、18は再
生系、25はビデオ・エンコーダ、29は加算部、30はタイ
ミング信号形成部、35はオーディオ・エンコーダ、36は
メモリ、37は2値−3値変換部、38は周波数変調部、40
は記録増幅部、41はディジタル変調部である。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/91 - 5/956 H04N 5/85 G11B 20/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ビデオ信号と該ビデオ信号に付随するオー
    ディオ信号とを、上記オーディオ信号が上記ビデオ信号
    のブランキング期間に挿入される態様をもって時分割多
    重する信号多重処理部と、 該信号多重処理部から得られる時分割多重されたビデオ
    信号及びオーディオ信号に基づく変調信号を形成する変
    調部と、 所定の情報に基づくディジタルデータを得るディジタル
    データ形成部と、 上記変調信号を情報の書込み及び読取りが可能なディス
    ク状記録媒体に書き込む状態と、上記ディジタルデータ
    を、上記変調信号の書込みがなされた情報の書込み及び
    読取りが可能なディスク状記録媒体に、該ディスク状記
    録媒体に書き込まれた変調信号におけるビデオ信号の垂
    直ブランキング期間に対応する部分内に挿入される態様
    をもって書き込む状態とをとる記録動作部と、 を備えて構成される情報記録装置。
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