JP3038774U - 両表面にバーコード紙を取付け可能なハンガー - Google Patents
両表面にバーコード紙を取付け可能なハンガーInfo
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- JP3038774U JP3038774U JP1996012836U JP1283696U JP3038774U JP 3038774 U JP3038774 U JP 3038774U JP 1996012836 U JP1996012836 U JP 1996012836U JP 1283696 U JP1283696 U JP 1283696U JP 3038774 U JP3038774 U JP 3038774U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hanger
- surface side
- bar code
- paper
- wall
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- Holders For Apparel And Elements Relating To Apparel (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ハンガーの両表面にバーコード紙を取付け可
能として、ハンガーの吊り下げ方向がいずれでもバーコ
ードを読み取りできるようにし、バーコード紙の取付け
取外しを容易にでき、ハンガーの成型と一体的に取付部
の成型を可能としたハンガーを提供する。 【解決手段】 プラスチック製のハンガー本体1とフッ
ク部2との中間に取付部3を設け、この取付部3の厚み
方向の中間でA面側とB面側とを区画する中間板4を設
け、A面側及びB面側でそれぞれの両壁部5、6、8、
9に極くわずかだけ内方へ傾斜する内壁面12、13、
15、16を設けた両表面にバーコード紙を取付け可能
なハンガー。
能として、ハンガーの吊り下げ方向がいずれでもバーコ
ードを読み取りできるようにし、バーコード紙の取付け
取外しを容易にでき、ハンガーの成型と一体的に取付部
の成型を可能としたハンガーを提供する。 【解決手段】 プラスチック製のハンガー本体1とフッ
ク部2との中間に取付部3を設け、この取付部3の厚み
方向の中間でA面側とB面側とを区画する中間板4を設
け、A面側及びB面側でそれぞれの両壁部5、6、8、
9に極くわずかだけ内方へ傾斜する内壁面12、13、
15、16を設けた両表面にバーコード紙を取付け可能
なハンガー。
Description
【0001】
本考案は、衣服やワイシャツを洗濯したり、整形した後、ハンガーに吊下げて 搬送したり、分類したり、保管したりするのに利用され、フックにより吊下げら れる時に左右いずれの方向に向いてもバーコード紙の取付けができる両表面にバ ーコード紙を取付け可能なハンガーに関する。
【0002】
従来から衣服等を吊下げるハンガーにバーコード紙を取付けることは考えられ ていたが、その場合、フック部に巻き付けたり、別途に形成したバーコード紙の 取付部をフック部に取付けるなどされていた。
【0003】
しかし、ハンガーのフック部にバーコード紙を巻き付ける方法ではハンガーの 吊下げ時の方向によってはバーコードを読み取れない難点がみられ、又、別途の 取付部を付設するものでは、ハンガーへの取付け構造を要し、複雑で単価が嵩む 欠点がみられ、又、ハンガーの成型とは別個に構成しなければならない等の問題 点がみられた。
【0004】 本考案の目的は上記のような問題点を解消し、ハンガーの成型時に一体的にバ ーコード紙の取付部も成型できると共にフックによる吊下げ方向がいずれの場合 でもバーコードの読み取りができるよう両面のいずれにもバーコード紙の取付け ができるようにしたハンガーを提供しようとするものである。
【0005】
上記目的を達成するため、第1考案では、プラスチック製のハンガー本体とフ ック部との中間に取付部を設け、この取付部の厚み方向の中間でA面側とB面側 とを区画する中間板を設け、A面側及びB面側でそれぞれの両壁部に極くわずか だけ内方へ傾斜する内壁面を設けた両表面にバーコード紙を取付け可能なハンガ ーとした。
【0006】 第2考案では、プラスチック製のハンガー本体とフック部との中間に取付部を 設け、この取付部の厚み方向の中間でA面側とB面側とを区画する中間板を設け 、A面側及びB面側の両壁部に極くわずかだけ内方へ傾斜する内壁面を設け、且 つ下方にストッパー部を設けた両表面にバーコード紙を取付け可能なハンガーと した。
【0007】 第3考案では、A面側及びB面側の両壁部の上下にそれぞれ切目を設けた両表 面にバーコード紙を取付け可能なハンガーとした。 第4考案では、A面側とB面側とを区画する中間板に指先を挿入可能な孔部を 設けた両表面にバーコード紙を取付け可能なハンガーとした。 (作用) 第1考案では、ハンガー本体とフック部との中間に取付部を一体的に成型によ り設け、この取付部にA面側とB面側とを区画する中間板を設け、A面側及びB 面側では、両壁部にそれぞれ極くわずかだけ内方へ傾斜する内壁面を設けた。従 って、バーコード紙はこの内壁面間に挿入され保持できるようになった。
【0008】 A面側、B面側のいずれでもバーコード紙の背面を中間板に当てて表面を指先 で押え込むようにすれば容易に取付けられ、内方へ傾斜した内壁面で十分に保持 することができるようになった。又、取外しにはバーコード紙の一端をもって前 方へ引くと容易に取外すことができる。 第2考案では、A面側及びB面側のぞれぞれ下方にストッパー部を設けた場合 、バーコード紙の停止位置を定めたので、取付けが容易になった。
【0009】 第3考案では、A面側及びB面側の両端縁の壁部の上下に切目を設けたので、 極くわずかだけ内方へ傾斜する内壁面が傾き易く、バーコード紙の保持作用が強 くなる。 第4考案では、中間板に指先を挿入できる孔部を設けたので、指先を入れてバ ーコード紙の取出しがより容易となった。
【0010】
本考案ハンガーでは、ハンガー本体とフック部との中間に垂直方向に取付部を 構成しているので、垂直方向へのバーコード紙の出入れが容易であり、取付部に は厚み方向の中間にA面側とB面側とを区画する中間板を設けた。A面側とB面 側ではそれぞれ中間板を境とし、両壁部に極くわずかだけ内方へ傾斜する内壁面 を設け、この内壁面間でバーコード紙を固定できるようになっている。
【0011】 従って、A面側又はB面側でバーコード紙を先ず中間板を背にして当てがい、 次いでバーコード紙の中央を押え込むと両端縁の内壁面へバーコード紙が入り込 むようになり固定される。 取付部は中間板を境として壁部が対称に成形すればよく、型の設計が容易で成 形時の型の動きも円滑にすることができる。又、内壁面の傾斜は極くわずかであ り、例えば、0.1mm程度でよく、プラスチック成型が容易である。壁部の上下 で切目の成型も容易である。
【0012】
以下、図面に示した実施例につき説明する。 図1は取付部をハンガー本体とフックとの中間に設けた場合を示す正面図であ る。 図2はその背面図で要部だけを示した。図1及び図2において、1はハンガー 本体、2はフック、3は取付部である。4は中間板で、取付部3の厚み方向の中 間でA面側とB面側とを区画するようになっている。5、6はA面側の壁部、7 はストッパー部である。8、9はB面側の壁部、10はストッパー部を示す。
【0013】 図3は取付部のA面側にバーコード紙を嵌装着した拡大正面図で、11はバー コード紙、12、13はA面側の内壁面で、両壁部5、6に極くわずかだけ内方 へ傾斜するようになっている。 図4は取付部のB面側にバーコード紙を嵌装着した拡大正面図で、14はバー コード紙、15、16はB面側の内壁面で、両壁部8、9に極くわずかだけ内方 へ傾斜するようになっている。
【0014】 17は切目で、両壁部8、9の上下に設けた。この切目は図示していないが、 A面側の両壁部5、6の上下に設けることもできる。 なお、図示していないが、中間板4に指先を挿入することのできる孔部を設け ることもできる。 ハンガー全体はプラスチックにより一体成型され、取付部の厚みは約6mm、中 間板は0.5mm、両壁面の高さは約2.75mmで、この両壁面に設けた内壁面の 傾斜は約0.1〜0.2mm程度でよい。なお、壁部に切目を設けて、内方への傾 斜をさせやすく成型することもできる。
【0015】
本考案の第1考案では、中間板を境としたA面側及びB面側にそれぞれバーコ ード紙を挿入して使用でき、フック部による左向き又は右向きに吊下げる時、い ずれか一方を選択的に利用できるようになった。A面側とB面側のいずれの両壁 部にも極くわずかに内方へ傾斜した内壁面を設けることにより、バーコードの保 持が確実であり、取付時も中間板を背面にしてバーコード紙を両壁部に当てがい 、指で押し込むだけで容易に取付けられる。又、取外し時には、バーコード紙の 突出している端部をもち、手前に引くことにより容易に取出すことができる。
【0016】 第2考案では、ストッパー部を設けることによりバーコード紙の取付位置が一 定になり、バーコードの読込み等に便利である。 第3考案では、壁部に切目を設けて、内方へ極くわずかに傾斜する傾斜面を強 化して、バーコード紙の取付けと保持をより強固にできる効果がある。 第4考案では、中間板に指先を挿入可能な孔部を設けて、バーコード紙を裏面 側から押し出すことができるようにして、取出しをより容易にした。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案ハンガーの全体を示す正面図
【図2】 同ハンガーのフック部背面図
【図3】 A面側にバーコード紙を取付けた取付部の拡
大正面図
大正面図
【図4】 B面側にバーコード紙を取付けた他実施例取
付部の拡大正面図
付部の拡大正面図
【図5】 取付部の拡大断面図
【図6】 取付部の拡大横断面図
1 ハンガー本体 2 フック部 3 取付部 4 中間板 5、6 A面側の壁部 7、10 ストッパー部 8、9 B面側の壁部 11、14 バーコード紙 12、13 A面側の内壁面 15、16 B面側の内壁面 17 切目
Claims (4)
- 【請求項1】 プラスチック製のハンガー本体とフック
部との中間に取付部を設け、この取付部の厚み方向の中
間でA面側とB面側とを区画する中間板を設け、A面側
及びB面側でそれぞれの両壁部に極くわずかだけ内方へ
傾斜する内壁面を設けたことを特徴とする両表面にバー
コード紙を取付け可能なハンガー。 - 【請求項2】 プラスチック製のハンガー本体とフック
部との中間に取付部を設け、この取付部の厚み方向の中
間でA面側とB面側とを区画する中間板を設け、A面側
及びB面側の両壁部に極くわずかだけ内方へ傾斜する内
壁面を設け、且つ下方にストッパー部を設けたことを特
徴とする両表面にバーコード紙を取付け可能なハンガ
ー。 - 【請求項3】 A面側及びB面側の両壁部の上下にそれ
ぞれ切目を設けた請求項1又は2記載の両表面にバーコ
ード紙を取付け可能なハンガー。 - 【請求項4】 A面側とB面側とを区画する中間板に指
先を挿入可能な孔部を設けた請求項1、2又は3記載の
両表面にバーコード紙を取付け可能なハンガー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1996012836U JP3038774U (ja) | 1996-12-17 | 1996-12-17 | 両表面にバーコード紙を取付け可能なハンガー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1996012836U JP3038774U (ja) | 1996-12-17 | 1996-12-17 | 両表面にバーコード紙を取付け可能なハンガー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3038774U true JP3038774U (ja) | 1997-06-24 |
Family
ID=43173437
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1996012836U Expired - Lifetime JP3038774U (ja) | 1996-12-17 | 1996-12-17 | 両表面にバーコード紙を取付け可能なハンガー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3038774U (ja) |
-
1996
- 1996-12-17 JP JP1996012836U patent/JP3038774U/ja not_active Expired - Lifetime
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