JP3038761B2 - 記録装置管理システム - Google Patents

記録装置管理システム

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JP3038761B2
JP3038761B2 JP2053457A JP5345790A JP3038761B2 JP 3038761 B2 JP3038761 B2 JP 3038761B2 JP 2053457 A JP2053457 A JP 2053457A JP 5345790 A JP5345790 A JP 5345790A JP 3038761 B2 JP3038761 B2 JP 3038761B2
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  • Time Recorders, Dirve Recorders, Access Control (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は複数の利用者を対象とした複写機等の記録装
置を利用者毎に区分して管理する記録装置管理システム
に関する。
〔従来の技術〕
従来、フアックス、複写機、プリンタ等の記録装置に
おいては、使用効率を高めるために複数部門で共用する
ことが行われている。記録装置の使用に係る費用は、通
常、各部門毎に予算措置がとられているため、複数部門
で共用するような使用形態にあっては各部門毎に記録装
置の使用状態を区分管理する必要がある。これに対処す
るため、例えば複写機を例にとると、用紙サイズ毎のコ
ピー枚数を部門毎に集計して管理できるようにした複写
機管理装置が既に提案(例えば特公平1ー35343号公報
参照)されている。この装置においては、部門情報を含
む情報を記録した磁気カード等の記録媒体の読取作動に
基づいて複写機の使用許可を与え、複写機の複写枚数デ
ータを受けとって使用部門毎の蓄積複写枚数データを記
憶し、部門情報に対応した記憶エリアを選択可能にして
記憶された蓄積複写枚数データを表示し、受けとった複
写枚数データを蓄積複写枚数データに加算し、蓄積複写
枚数データの消去命令信号を発生して選択された記憶エ
リアに加算処理後の蓄積複写枚数データか消去命令信号
による零データのいずれかを書き込むようにするもので
ある。この装置によれば、それぞれの部門情報を記録し
た記録媒体を配布し、複写機を使用する時にこの記録媒
体の読取作動を条件として使用可能にすることによっ
て、部門毎の蓄積複写枚数データを記憶するようにして
複写機を管理することが可能となる。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、従来の複写機の管理装置では、主としてコ
ピー枚数等の管理をしてきたが、近年のように機能が多
様化し、使用する機能によって使用単価も異なるように
なってくると、単にコピー枚数の管理をしていたのでは
正確な複写機の管理を行うことはできない。また、複写
機毎に、あるいは部門毎に使用量に加えて複写機使用形
態の特徴が把握できればユーザに対して極めて細かく機
種選定のアドバイスを行うことができ、営業支援データ
としても極めて貴重なものとなる。そのために記録情報
としてのデータをなるべく多く収集し、後に分析できる
ようにすることが重要である。
本発明はかかる事情に鑑みてなされたもので、記録情
報をジョブ毎に素データのまま蓄積しておくことによ
り、別途計算機を使用しての蓄積データの分析を可能に
し、記録装置の使用形態の特徴を極め細かく把握できる
ようにした記録装置管理システムを提供することを目的
とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の記録装置管理システムは、可搬情報記録媒体
の情報を読み取って記録装置を使用可能にする管理装置
を備えた記録装置管理システムであって、前記管理装置
は、記録モードを認識する記録モード認識手段と、該記
録モード認識手段により認識した記録モード毎に区分し
て記録データを蓄積するデータ蓄積手段とを備えたこと
を特徴とする。
また、前記管理装置は、記録装置のジョブの終了を認
識するジョブ終了認識手段と、記録モードを認識する記
録モード認識手段と、前記ジョブ終了認識手段で認識し
たジョブ別に、且つ同一ジョブ内において前記記録モー
ド認識手段により認識した記録モード毎に区分して記録
データを蓄積するデータ蓄積手段とを備えたことを特徴
とする。
本発明は、記録情報を記録モード毎に、或いはジョブ
別に、且つ同一ジョブ内において記録モード毎に区分し
て素データのまま蓄積するので、このデータをフロッピ
ーディスク等の外部記憶装置に落とし、別途パソコン等
にかけて分析することにより記録装置の使用量の外にサ
イズの大きい原稿の使用が多い、カラー複写が多いとい
った極め細かい記録装置の使用形態を把握することが可
能となり、営業支援データ等としても貴重なデータを提
供することが可能となる。
〔作用〕
本発明の記録装置管理システムは、各記録装置に対し
てジョブ別に記録情報を素データのまま蓄積し、さらに
同一ジョブ内にあっても用紙サイズの変更、縮小拡大率
の変更、原稿サイズの変更、コピーモード変更を検出し
たときは、区分して素データを蓄積し、各部門、各記録
装置における使用量、使用形態を極め細かく把握するこ
とができる。また、同一ジョブ終了フラグをみることに
より、区分されている素データが同一ジョブのデータか
否かを認識することも可能となる。
〔実施例〕
以下、実施例を説明する。
第1図は本発明の記録装置管理システムの構成を示す
ブロック図、第2図は管理装置の機能を説明するための
ブロック図、第3図はジョブ別素データ構造を示す図、
第4図は本発明が適用される記録装置管理システムの全
体構成を示す図、第5図は第1図のインタフェースの構
成を示すブロック図、第6図は第5図のインタフェース
の動作説明図、第7図、第8図はデータ構成を示す図で
ある。
先ず、第4図により本発明が適用される記録装置管理
システムについて説明する。
記録装置30a〜30nは、複写機、ファックス、プリンタ
等の記録装置であり、管理装置10a〜10nはカード等の記
録媒体の部門情報等の登録番号(登録コード)を読み取
ったり、カードが抜かれたときにインタフェース20を介
して記録装置30a〜30nに使用可能または使用禁止信号を
送り、記録装置30a〜30nからコピーモード情報、紙質情
報、コピー枚数、ビリング情報等の多様な使用情報を受
け取り、登録番号毎に分類集計して記憶するものであ
る。
インタフェース20は後述するように、シリアルデータ
やパラレルデータに対応することができるように管理装
置と複写機との整合をとるためのものである。
中継装置40は、通信機能やデータ収集、演算機能、時
計機能を備え、ホストコンピュータ50に接続され、配下
の複数の管理装置10a〜10nとの間で管理データの中継を
行うものである。この中継装置40では、予め設定された
時間に、或いは指示された時にポーリング信号等を発行
して通信回線を接続し順次それぞれの管理装置10a〜10n
から集計データを収集し保持してホストコンピュータ50
に転送する。なお、管理装置10a〜10nは、それぞれが端
末番号を有し、また、それぞれの管理装置10a〜10nで登
録番号毎に集計データを記憶しているため、中継装置40
では、各端末番号別、さらに登録番号別の収集データが
ある。しかし、中継装置40としては、通常、各管理装置
10a〜10n毎に集計した端末番号単位のデータと、各端末
番号のデータについて同じ登録番号のデータを集計した
登録番号単位のデータを保持すればよい。すなわち、こ
のシステムでは、1つの記録媒体でそれぞれの管理装置
10a〜10nにアクセスでき、同じ登録番号のデータは、中
継装置40で集計される。
ホストコンピュータ50は、通信ラインで接続された中
継装置40から直接集計データを取り込み、日間集計、月
間集計等を行って各部門毎に料金の計算、請求書の発
行、各部門別、各端末別に稼働率その他の使用状況を分
析するための統計データの作成等を行う。また、キーボ
ード、FD(フロッピィディスク)やメモリカード等の読
取手段を有し、上記のようなオンラインによるデータ収
集ができない部門や端末等に関するデータをFDやメモリ
カード、テープ、キーボード等から入力し、そのデータ
も同様に処理する。
本発明においては、第1図に示すように管理装置10と
記録装置30間にインタフェース20を配置している。イン
タフェース20の機能は、管理装置または複写機より信号
を受け取り、受け取った信号を複写機または管理装置の
要求通りの形式に加工して送り出す機能を有しており、
記録装置30がコントロールパネルを通して操作するタイ
プ、CRTを通して操作するタイプに対して、それぞれ専
用のアダプタを使用することにより対応できるようにし
て大量の記録情報を記録装置から受け取るとともに、そ
の記録情報をシリアシル通信で管理装置に送信すること
により、大量の記録情報を効率よく収集することができ
る。
すなわち、第1図において、記録装置30のユーザイン
タフェース(U/I)がコントロールパネルの場合には、
パネルに配置されたLEDは制御部31によりマトリックス
駆動されており、LEDの点灯信号は複写機の使用モード
に対応したものとなっているので、制御部31を通してこ
の信号をパラレル信号として各別に取り出し、また、用
紙フィード信号を別に取り出して専用のアダプタ22を通
して制御装置21に取り込み、管理装置10に送信すること
によりデータ収集することができる。
また、U/IがCRTの画面上で操作するタイプのものでは
制御部31とU/I32とはシリアル通信をしているので、イ
ンタフェースとしてはシリアル信号用の専用アダプタ22
を使用してシリアル信号を取りだすことにより、同様に
コピー枚数やコピーモード情報等のデータを収集するこ
とができる。
第2図において、管理装置10はその制御部11でインタ
フェース20から送られるジョブ終了信号を監視し、ジョ
ブ単位で記録情報を素データのまま蓄積する。この素デ
ータは、第3図に示すような各1バイトa〜tまでの19
バイトの構造となっている。
aには部門NOが7桁の数値で、bにはマシンNOが000
〜255までの3桁数値でそれぞれ書き込まれる。cには
カウント方式フラグが書き込まれる。これはロール紙の
場合には長さ、或いは面積によりビリングが行われ、カ
ット紙の場合には枚数でビリングが行われるので、これ
らのどの方式によるものであるかを認識できるようにす
るためのものである。dにはC/J(1ジョブ当たりのコ
ピー枚数)が、eにはC/O(原稿一枚当たりのコピー枚
数)がそれぞれ5桁数値で書き込まれる。fには原稿サ
イズ15種類、gには用紙サイズ15種類、それぞれA0,A1,
A2,A3,A4,A5,A6,B0,B1,B2,B3,B4,B5,B6,その他が書き込
まれる。hにはコピーモード10種類、即ちモノクロコピ
ー、単色カラー、フルカラー、プレーンカラー、印刷、
単色カラー印刷、フルカラー印刷、トレーシングペーパ
ーモノクロコピー、トレーシングペーパー単色カラー、
トレーシングペーパーフルカラーの何れかが書き込まれ
る。iには入力装置の種類、即ちプラテン、自動原稿送
り装置(ADF、ADH、RDH、UDH),自動両面原稿送り装置
(DADF、DRDH、DADH),半自動原稿送り装置(SADF、SA
DH)、コンピュータフォームフィーダ(CFF)、LDC、2
アップ原稿送り装置の何れかが書き込まれる。jには出
力装置の種類が(a)用紙収納装置としてトレイ、ソー
タ、スタッカ(ソータのスタックモード)、(b)製本
装置として有線綴じ(スティッチャ,ステープラ)、バ
インダ、フォルダ、(c)その他装置としてスタンパ、
スリッタの何れかが書き込まれる。kには片面,両面,
多重識別コードが書き込まれる。1には縮小・拡大種類
として(a)等倍、縮小、拡大、偏倍識別、(b)固定
縮拡、ズーム縮拡識別、(c)ちょっと小さめ使用有
無、(d)縮拡%の何れかが3桁数値として書き込まれ
る。mには編集合成使用の有無、nには開始時刻が月、
日、時、分、秒による各2桁数値で、pには終了時刻が
月、日、時、分、秒により各2桁数値でそれぞれ書き込
まれる。q、rはそれぞれ予備の1バイト、sは同一ジ
ョブフラグが書き込まれる。同一ジョブフラグはジョブ
終了時間以外で素データ列を改行したか否かを識別する
もので、フラグ1がたったときは当該素データ列が前の
素データ列と同一ジョブであることを示している。tに
は(a)正常ジョブ終了、(b)ストップキーによるジ
ョブ終了、(c)ノーペーペーによるジョブ終了、
(d)用紙ジャムによるジョブ終了、(e)原稿ジャム
によるジョブ終了、(f)割り込みによるジョブ終了と
割り込みジョブのジョブ終了、(g)インターロックオ
ープンによるジョブ終了、(h)上記以外の原因による
ジョブ終了を区別するジョブ終了フラグが立てられる。
このように、1ジョブ毎に、何時、どのように複写が
行われたかを示す素データのまま記録され、このデータ
を第2図に示すようにフロッピーディスクのような外部
メモリ13に格納することにより、別途パソコン等で分析
し、部門毎、複写機毎に使用の特徴を把握することが可
能となり、営業支援データ等して使用することか可能と
なる。なお、データをジョブ終了毎に区分する際に、第
2図に示すように、さらに用紙サイズ、縮小拡大、原稿
サイズ、コピーモードに変化があったことを制御部11が
認識したときには、同一ジョブ内においてもデータを区
分するようにすれば一層極め細かいデータの分析を行う
ことができる。
次に、管理装置10へデータを転送するインタフェース
20について第5図により説明する。
インタフェース20を構成する制御装置21は、第5図
(a)に示すような構成となっており、CPU101でROM102
に格納されたプログラムを読み出してRAM103にロード
し、バス111を通して各部をコントロールしている。ク
ロック信号は内蔵のクロック発生器104、105の2つ有す
るとともに、外部からのクロックをデバイス107で分周
して各部の駆動のタイミングをとっている。またスキャ
ニング部108を通してディップスイッチの状態を読み取
り、複写機が通常モードで使用されているか、あるいは
自己診断モードで使用されているかを認識するようにし
ている。また、ドライバを通してLEDの駆動を行ってい
る。そして、送受信部110を通して管理装置10に対して
シリアル通信でデータを送信しており、管理装置からは
カードが挿入されたときにコピー可能信号が、カードが
抜かれるか、減算モードでカードの残量が0のときにコ
ピー禁止信号が送られてくる。また、バッファ113を通
してアダプタとの信号のやり取りを行って、データは一
時RAM103に格納されるようにしている。
シリアル通信用のアダプタ22は第5図(b)に示すよ
うなものである。
バッファ113を通して制御装置のCPU101に接続され、
アドレスデコーダ126によりデータバス127、コントロー
ル線128を通して各ポートを選択して複写機の制御部31
とシリアル通信を行っている。コマンドポート122は複
写機の制御部との通信が正常か否かをチェックするため
の所定の信号を送り、送った信号が受信できるか否かの
折り返しテスト用のポートである。リレー121は、ONかO
FFかによりコピー可能またはコピー禁止信号を送るため
のものである。コピー可能状態ではデータポート123を
通してカラーか否か、コピーモード、縮小拡大等のデー
タを受け取り、またマシンラン/メータポート124を通
してマシンランコマンド、メータカウントアップコマン
ドを、またサイズ/フィードポート125を通してフィー
ドコマンドを受け取っている。
パラレル通信用のアダプタ22は第5図(c)に示すよ
うなものである。
パラレル通信の場合にはコンソールパネルのLED点灯
信号をそのままコピーモード等のデータとして受け取る
ようにしているので、LEDの数に対応したポート142〜14
7を有しており、ここを通してデータを受け取るように
する以外は第5図(b)のものと同じである。
次に、第6図により管理装置10、インタフェース20、
記録装置30の具体的な信号のやり取りについて説明す
る。
管理装置10からカードが抜かれたり、減算モードにお
いてカードに割り当てられた使用残量が0のときには管
理装置10からコピー禁止信号200がインタフェース20に
送られてくる。インタフェース20はコピー禁止信号を認
識し、複写機30にキーインまたはストップ信号202を送
る。キーイン信号、ストップ信号はノーマルオープン、
クローズを使用し、1機種でどちらか一方を使用するよ
うにし、このとき複写機本体はコピー禁止状態となる。
一方、管理装置10にカードが挿入されると、管理装置
10はインタフェース20にコピー可能信号201に送る。イ
ンタフェース20はコピー可能信号を認識し、複写機30に
反転したキーインまたはストップ信号202を送り、複写
機本体はコピー可能状態となる。
コピー可能状態になると、複写機30の制御部31ではU/
I32を通して入力されたモードの設定を行い、その後ス
タートキーが押されるとメインモータが駆動される。こ
うしてメインモータが回転すると複写機制御部31はイン
タフェース20にマシンランコマンド210を送る。インタ
フェース20はマシンラン信号を認識すると同時に、アウ
トプットモード、コピー種(片面,両面,多重)、編集
合成、コピーモード(単色カラー,フルカラー,プレー
ン,印刷等)、紙質(トレーシングペーパ,OHP)、セッ
ト枚数等の信号を取り込む。こうして、インタフェース
20はマシンラン信号を認識すると同時に、管理装置10に
対しジョブスタートコマンド211を送る。このとき、同
時にインプットモード、アウトプットモード、コピー
種、編集合成、OHP、アラーム信号、交換回数信号を送
る。アラーム信号は、トナー交換、ドナー交換、現像剤
交換、印刷マスタ交換を知らせるものであり、交換回数
信号は、トナー補給回数,ドナー交換回数,現像剤交換
回数,印刷マスタ交換回数を知らせる信号である。
管理装置10はジョブスタート信号を受け取り、ジョブ
の始まりを認識すると同時に、インプットモード、アウ
タプットモード、コピー種、編集合成、OHP、アラーム
信号、交換回数を認識する。
このジョブスタート時の記録情報は1ジョブ中の用紙
すべてに対して有効となる。
次に、複写機制御部31は、トレイから用紙が排出され
るとインタフェース20に対して用紙フィード信号を送
る。インタフェース20はフィードコマンド220を認識す
ると同時に、用紙サイズ、縮拡%の信号を取り込む。
インタフェース20はフィード信号を認識すると同時に
管理装置10に対し、フィード信号221を送る。例えば、
原稿3枚、セット枚数5とすると15回のフィード信号が
連続して送られ、各用紙毎に用紙サイズ、縮拡%の情報
が取り込まれる。
管理装置10はフィード信号221によって用紙のフィー
ドを認識し、減算モードで残量0になった時は、フィー
ド信号を認識すると同時にインタフェース20に対し、コ
ピー禁止信号200を送り、前述したようにコピー禁止状
態となる。
フィード信号が終了するとメータカウントアップ信号
が送られてくるので、インタフェース20はメータカウン
トアップ信号を監視する。メータカウントアップ信号
は、コピー枚数を示すトータル、ビリング、所定枚数以
上は安価にするモーダル、印刷機能を有している場合の
XP−100印刷、XP−100製版、ロール紙を使用する場合の
レングスメータやエリアメータ、カラーメータ、A2メー
タ等の信号である。そして、原稿枚数と設定枚数の積だ
けの枚数のコピーが行われると複写機制御部31からメー
タカウントアップ信号230が送られる。インタフェース2
0がメータカウントアップ信号を認識すると、管理装置1
0に対してメータカウントアップ信号とともに、マシン
ラン、用紙フィード時に受け取った用紙サイズ、縮拡
%、原稿サイズ、コピーモード信号を付して管理装置10
に対して送る。なお、原稿サイズはインタフェース20に
おいて用紙サイズと縮拡%から計算する。
管理装置10はトータルメータカウントアップ信号を認
識すると、このデータを蓄積し、C/J(1ジョブ当たり
のコピー枚数)を認識し、メータカウントアップ回数、
用紙サイズ、縮拡%、原稿サイズを認識する。前述した
ように、トータルメータカウントアップ信号の前に用紙
フィードが連続する場合は、用紙フィードのたびごとに
用紙サイズ、縮拡%、算出した原稿サイズ、コピーモー
ドを記憶しておく必要がある。
なお、メータカウントアップコマンド231を管理装置
に送るときに付される記録情報は用紙1枚ごとのもので
ある。
こうして、図のを繰り返し、1ジョブが終了すると
メインモータが停止し、複写機制御部31はインタフェー
ス20にマシンラン信号210を送る。インタフェース20は
マシンラン信号を認識すると同時に、管理装置10に対し
ジョブストップコマンド240を送り、同時にセット枚
数、ジョブ終了フラグを送る。管理装置10ではフィード
数のみ送られているので、セット枚数が送られることに
より原稿枚数も認識することができる。
こうして、管理装置10はセット枚数、ジョブ終了フラ
グを認識し、ジョブの終わりを認識する。
なお、ジョブストップ時に送信されるセット枚数のよ
うな記録情報は1ジョブ中のすべての用紙に対して有効
である。
こうしてインタフェースから管理装置への記録情報の
送信は、ジョブスタート、用紙フィード、メータカウン
トアップ、ジョブストップのタイミングで4情報に分け
てシリアル通信で行い、ジョブスタート時とジョブスト
ップ時に送信される情報は1ジョブ中のすべての用紙に
対して有効とし、用紙フィード時とメータカウントアッ
プ時の情報は用紙1枚毎に有効とすることにより、大量
の情報を効率よく送信することができる。
次に、管理装置10とインタフェース20との間で送受信
されるデータフォーマットについて第7図、第8図によ
り説明する。
第7図は管理装置からインタフェースへ送られるデー
タのフォーマットを示し、第7図(a)はコピー可能信
号であり、4バイト構成で、コマンドNOF1、テキスト長
はFFからFFまでの4、バリティはF5である。また、第7
図(b)はコピー禁止信号であり、同様に4バイト構成
で、コマンドNOF2、テキスト長はFFからFFまでの4、バ
リティはF6である。インタフェース20はコマンドNOがF1
かF2かでコピー可能か禁止を認識し、パリティチェック
で間違いがなければキーインまたはストップ信号を複写
機に対して送ることになる。
第8図はインタフェースから管理装置へ送られるデー
タのフォーマットを示している。
第8図(a)はジョブスタートコマンドのフォーマッ
トであり、20バイト構成で、コマンドNOはF3、テキスト
長はFFからFFまでの19である。そして、4バイト目から
インプットモード、アウトプットモード、コピー種、OH
P、編集合成、アラーム信号の有無、トナー/ドナー、
現像剤、印刷マスタの各交換回数が付されている。
第8図(b)はジョブストップコマンドのフォーマッ
トであり、8バイト構成で、コマンドNOF4、テキスト長
はFFからFFまでの7、ステータスは0(正常のジョブ終
了)、セット枚数が付されている。
第8図(c)はフィードコマンドのフォーマットで、
5バイト構成であり、コマンドNOF5、テキスト長はFFか
らFFまでの4、パリティはF1である。
第8図(d)はカウントアップコマンドのフォーマッ
トであり、12バイト構成で、コマンドNOF6、テキスト長
はFFからFFまでの11、メータ1〜6についてのアップ
値、用紙サイズ、原稿サイズ、縮拡%、コピーモード、
縮拡モード等が付されている。
管理装置10はインタフェース20からのコマンドNOがF
3、F4、F5、F6かでジョブスタート、フィード、メータ
カウントアップ、またはジョブストップを認識し、各コ
マンドに付されたデータを解読して現在挿入されている
カードの登録番号の部門のデータを集計する。
〔発明の効果〕
以上のように本発明によれば、管理装置において記録
情報をジョブ毎に素データのまま蓄積するようにしたの
で、部門毎、機械毎に使用形態を細かく分析することが
可能となり、営業支援データ等重要なデータを得ること
が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の記録装置管理システムの構成を示すブ
ロック図、第2図は管理装置の機能を説明するためのブ
ロック図、第3図はジョブ別素データ構造を示す図、第
4図は本発明が適用される記録装置管理システムの全体
構成を示す図、第5図は第1図のインタフェースの構成
を示すブロック図、第6図は第5図のインタフェースの
動作説明図、第7図、第8図はデータ構成を示す図であ
る。 10、10a〜10n……管理装置、11……制御部、12……RA
M、13……外部メモリ、20、20a〜20n……インタフェー
ス、21……制御装置、22……アダプタ、30、30a〜30n…
…記録装置、31……制御部、32……ユーザインタフェー
ス、40……中継装置、50……ホストコンピュータ。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−134615(JP,A) 特開 平1−312615(JP,A) 特開 平3−176179(JP,A) 特開 昭60−263163(JP,A) 特開 昭61−51166(JP,A) 特開 平3−89250(JP,A) 特開 平3−161764(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41J 29/38 G03G 15/00 G03G 21/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】可搬情報記録媒体の情報を読み取って記録
    装置を使用可能にする管理装置を備えた記録装置管理シ
    ステムであって、 前記管理装置は、 記録モードを認識する記録モード認識手段と、 該記録モード認識手段により認識した記録モード毎に区
    分して記録データを蓄積するデータ蓄積手段とを備えた
    ことを特徴とする記録装置管理システム。
  2. 【請求項2】可搬情報記録媒体の情報を読み取って記録
    装置を使用可能にする管理装置を備えた記録装置管理シ
    ステムであって、 前記管理装置は、 記録装置のジョブの終了を認識するジョブ終了認識手段
    と、 記録モードを認識する記録モード認識手段と、 前記ジョブ終了認識手段で認識したジョブ別に、且つ同
    一ジョブ内において前記記録モード認識手段により認識
    した記録モード毎に区分して記録データを蓄積するデー
    タ蓄積手段とを備えたことを特徴とする記録装置管理シ
    ステム。
JP2053457A 1990-03-05 1990-03-05 記録装置管理システム Expired - Fee Related JP3038761B2 (ja)

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