JP3038476B1 - ボビンの残糸を除去するための装置及びその方法 - Google Patents

ボビンの残糸を除去するための装置及びその方法

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JP3038476B1
JP3038476B1 JP11008675A JP867599A JP3038476B1 JP 3038476 B1 JP3038476 B1 JP 3038476B1 JP 11008675 A JP11008675 A JP 11008675A JP 867599 A JP867599 A JP 867599A JP 3038476 B1 JP3038476 B1 JP 3038476B1
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Abstract

【要約】 【課題】 完全なプロセスオートメーションで残糸の切
除を行うことができ、不同の残糸量に対し残糸の除去を
行うことができ、切削刃の周囲に吹出し管が設けられ、
切削刃の切除効率を高めることができ、切削刃によりボ
ビンが傷付けられるのを防止することができるボビンの
残糸を除去するための装置及び方法を提供することにあ
る。 【解決手段】 割出し盤、材料装入機構、位置決め機
構、第一切除機構、第二切除機構、第三切除機構、静電
気除去機構、残糸吸取り機構および材料退出機構により
構成される。割出し盤は内盤と外盤を有すると共に、内
盤は固定されて動けないように形成されているのに対
し、外盤は内盤に対して回転できるように形成され、複
数個のボビン挟持機構が外盤に設けられてボビンを挟む
と共に、ボビンを各機構に伝送して残糸の除去を行うよ
うに構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主としてボビンの
残糸を除去するための装置及び方法に関し、特に各種の
サイズを有するボビンに残留された違う量の残糸を除去
するための装置及びその方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来この種のものにあっては、下記のよ
うなものになっている。
【0003】従来のボビンの残糸を除去するための装置
及び方法については、作業員の手を借りてカッタにより
ボビンの残糸を除去するようにしていた。しかし、この
ような方式では、カッタによってボビンに傷を付けさせ
たりすることはよく見かけると共に、除去作業によって
生じた各種の繊維が作業員の肺に吸い込まれたりするこ
とにより、作業員の健康に悪い影響を与える、所謂、職
業傷害問題が生じてくる。また、従来のボビンの残糸を
除去するための装置及び方法については、カッタにより
ボビンから残糸の除去を行っていたが、この切除方式で
は、やはりボビンの残糸を完全に切除することができな
いため、ボビンに残留された残糸がボビンに巻き付いた
りすることにより、ボビンに残糸の除去を行うことがで
きず、人手による残糸の除去を行わなければならない。
この他に、従来のカッタによる残糸の除去の切除方式で
は、カッタによってボビンの表面や底部に傷が付きやす
いため、傷付けられたボビンの表面を再び平らに磨かな
ければならず、それから回収して再び使用するようにし
ていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来技術の
有するこのような問題点に鑑みなされたものであり、そ
の目的とするところは、次のようなことを達成できるボ
ビンの残糸を除去するための装置及び方法を提供しよう
とするものである。
【0005】本発明の第一の目的は、完全なプロセスオ
ートメーションを利用して残糸の切除を行うことによ
り、従来のボビンの残糸を除去するための装置で残糸の
除去の過程以外に、人工による残糸の除去を行わなけれ
ばならない過程を避けることができるボビンの残糸を除
去するための装置及び方法を提供することにある。
【0006】本発明の第二の目的は、不同の切削刃によ
りサイズの違うボビンに残留された不同の残糸量に対し
残糸の除去を行うことができるため、サイズの違うボビ
ンに残留された不同の残糸量だからと言って残糸の除去
を行えないという問題を避けることができる。この他
に、本發明の切削刃の周囲に吹出し管が設けられ、吹出
し管により切り離された繊維を吹き散らすことができる
ため、切削刃の切除効率を高めることができるボビンの
残糸を除去するための装置及び方法を提供することにあ
る。
【0007】本発明の第三の目的は、ボビンに溝が設け
られ、溝は切除機構の切削刃が通過するのに用いられる
ことができるため、ボビンに傷を付けることを避けるこ
とができると共に、溝は位置決め機構によって位置決め
をするのに用いられることにより、切削刃を溝からスム
ーズに通過させることができるため、ボビンが傷付けら
れるのを防止することができるボビンの残糸を除去する
ための装置及び方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明によるボビンの残糸を除去するための装置及
び方法は下記のようになるものである。
【0009】すなわち、本発明のボビンの残糸を除去す
るための装置は、割出し盤、材料送入機構、位置決め機
構、第一切除機構、第二切除機構、第三切除機構、静電
気除去機構、残糸吸取り機構および材料退出機構により
構成される。割出し盤は内盤と外盤を有すると共に、内
盤は固定されて動けないように形成されているのに対
し、外盤は内盤に対して回転できるように形成される。
複数個の大端チャックは外盤に設けられると共に、大端
チャックによりボビンを掴んで各機構に伝送し、残糸の
除去を行う。材料装入機構は二個のVの字型掴み具を有
すると共に、ボビンをしっかりと挟むことにより、ボビ
ンの中心軸を予定の位置に確実に合わせることができ、
それからボビンを外盤の大端チャックにしっかりと挟ま
せる。内盤と外盤はそれぞれ三本の操作レバーと八個の
大端チャックを備えている。八個の大端チャックはそれ
ぞれ数個の機構に対応してボビンの底部を固定するよう
に用いられるのに対し、三本の操作レバーはそれぞれ材
料装入機構、位置決め機構および材料退出機構に対応し
て大端チャックがボビンの底部を放すように用いられ
る。位置決め機構、第一切除機構、第二切除機構および
第三切除機構は、それぞれ滑り座、第一滑り台、レール
および小端チャックを備えている。第一滑り台は滑り座
により固定され、第一滑り台に小端チャックが載置され
ると共に、第一滑り台はレールに沿って往復に移動する
ように形成される。滑り座に二個のエアシリンダーが包
含されると共に、二個のエアシリンダーは直列されてい
るため、滑り座の第一滑り台は四行程に形成されるた
め、小端チャックはサイズの違うボビンの前端部を固定
することができる。位置決め機構の小端チャックの後端
部にセンサーが設けられ、センサーが止められているの
を検出したことによって移動が生じた時、小端チャック
はボビンをしっかりと掴むと同時に、ボビンを回転させ
ることにより、ボビンの溝を大端チャックの位置決め片
において位置決めさせることができる。第一切除機構、
第二切除機構および第三切除機構には他に第二滑り台と
切削刃が設けられ、第二滑り台に切削刃が載置されると
共に、第二滑り台はボビンの溝に沿って残糸を切除する
ように形成される。切削刃の走行径路はボビンの長さに
よって予め切る径路を設定することができる。第一切除
機構の切削刃の周囲に内吹出し管と外吹出し管が設けら
れるのに対し、第二切除機構の切削刃の周囲には一本の
吹出し管が設けられ、吹出し管により切り離された残糸
を吹き散らす。静電気除去機構の両側にはカーテンが設
けられると共に、吹出し管によりボビンに対して静電防
止剤を吹き付けることにより、ボビンの残糸の静電気を
除去する。残糸吸取り機構に残糸吸取り管が包含され、
残糸吸取り管をボビンの頂部からボビンの底部まで被せ
てボビンの残糸を回収ボックスまで吸取って回収する。
材料退出機構は大端チャックの末端に設けられた引張り
棒を操作レバーによって後へ引っ張ることにより、ボビ
ンを大端チャックから放させる。この他に、内盤の底部
に複数個の残糸払拭板と回収ボックスが設けられ、残糸
払拭板と回収ボックスにより第一切除機構、第二切除機
構および第三切除機構に切除された残糸を回収するよう
に構成されている。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について、以
下、図面を参照して説明する。
【0011】図1,2に示す本発明による実施例の上面
図と図1の2−2線に沿った断面図において、本実施例
の装置は、割出し盤1、材料送入機構100、位置決め
機構200、第一切除機構300、第二切除機構40
0、第三切除機構500、静電気除去機構600、残糸
吸取り機構700および材料退出機構800により構成
される。割出し盤1の周囲には材料送入機構100、位
置決め機構200、第一切除機構300、第二切除機構
400、第三切除機構500、静電気除去機構600、
残糸吸取り機構700および材料退出機構800が順序
に従って設けられると共に、割出し盤1の周囲にコンベ
ヤー30が設けられ、コンベヤー30により並べられた
ボビン31を割出し盤1に順序よく送出す。割出し盤1
は内盤10と外盤20を有すると共に、内盤10は固定
されて動けないように形成されているのに対し、外盤2
0は内盤10に対して回転できるように形成される。複
数個の大端チャック21は外盤20に設けられると共
に、大端チャック21によりボビン31を掴んで各機構
100,200,300,400,500,600,7
00および800に伝送することにより、残糸の除去を
行う。割出し盤1の内盤10と外盤20にはそれぞれ三
本の操作レバー11と八個の大端チャック21が包含さ
れ、八個の大端チャック21はそれぞれ各機構100,
200,300,400,500,600,700およ
び800に対応してボビン31の底部を固定するように
用いられるのに対し、三本の操作レバー11はそれぞれ
材料装入機構100、位置決め機構200および材料退
出機構800に対応して大端チャック21がボビン31
の底部を放すように用いられる。
【0012】図1,2に示すように、割出し盤1は軸桿
2により固定されると共に、サーボモータ3により割出
し盤1の外盤を回転させることができるため、ボビン3
1を各機構100,200,300,400,500,
600,700および800に伝送することにより、残
糸の除去作業と材料の退出作業を行う。
【0013】図2,7および8に示すように、外盤20
の大端チャック21の前端部にはボビン31を掴むため
の掴み具22が二個設けられ、二個の掴み具の22に保
護ケーシング23が被せられるため、二個の掴み具22
によりボビン31に傷を付けることはなくなる。二個の
掴み具22の周囲には複数個のローラー24、位置決め
片25およびセンサー26が設けられ、ローラー24は
クッションとしてボビン31の底部が当接するのに、又
はボビン31を押圧し支持して回転させるのに用いられ
る。ボビン31には溝が設けられており、溝は大端チャ
ック21の位置決め片25が回転して嵌合するのに用い
られ、センサー26は溝が位置決め片25と嵌合するの
を検出するのに用いられる。また、大端チャック21の
後端部に引張り棒27が設けられ、引張り棒27はバネ
28を経て掴み具22と連接し、内盤10の操作レバー
11が引張り棒27を引っ張った時、掴み具22は収縮
されると同時に、ボビン31の底部は掴み具22に嵌入
するように形成され、そして、内盤10の操作レバー1
1が引張り棒27を放した時、引張り棒27はバネ28
の回復力により後退するように形成される。この時に掴
み具22は伸張することにより、嵌入されたボビン31
の底部の内側を押圧するため、ボビン31の底部は大端
チャック21により固定するように形成されることによ
り、ボビン31を各機構100,200,300,40
0,500,600,700および800に伝送して残
糸の除去を行う。内盤10の操作レバー11はコの字型
継手12を有している。大端チャック21の引張り棒2
7はコの字型継手12の横向きの欠け口から挿入するこ
とができるため、操作レバー11は引張り棒27を引っ
張ることができるように形成され、そして、操作レバー
11と引張り棒27の作動が終わった時、大端チャック
21の引張り棒27はコの字型継手12のもう片方の欠
け口から退出するように形成される。
【0014】図1に示すように、内盤10の三本の操作
レバー11はそれぞれ材料装入機構100、位置決め機
構200および材料退出機構800に対応して大端チャ
ック21が作動するように用いられることにより、ボビ
ン31を材料装入機構100の大端チャック21に固定
させたり、そして位置決め機構200においてボビン3
1を一旦放してから、ボビン31を回転して位置決めさ
せてから再度固定させたり、さらに残糸の除去作業を終
えたボビン31を大端チャック31から退出させたりす
るなどの作動を完成することができる。
【0015】図1,3に示すように、材料装入機構10
0は取出し掴み具101のVの字型掴み具104および
駆動桿102をもってコンベヤー30の上に輸送される
ボビン31を取出す。図9に示すように、取出し掴み具
101と送出し掴み具103のVの字型掴み具104に
よってボビン31をしっかりと挟むことにより、ボビン
31の中心軸を予定の位置に確実に合わせることができ
る。取出し掴み具101はボビン31を放し、それから
送出し掴み具103はボビン31を移動させて外盤20
の大端チャック21に嵌入させる。図3,7,8に示す
ように、ボビン31が外盤20の大端チャック21に合
わせられた時、外盤20の大端チャック21の末端にあ
る引張り棒27は内盤10の操作レバー11のコの字型
継手12により後へ引っ張られるため、大端チャック2
1の掴み具22は収縮されると同時に、ボビン31の底
部は掴み具22に嵌入するように形成され、そして、ボ
ビン31の底部が掴み具22に嵌入した時、ボビン31
の底部は大端チャック21の複数個のローラー24と位
置決め片25を押圧し、そして、ボビン31の底部が嵌
入してから外盤20の大端チャック21の末端にある引
張り棒27は解放されるため、大端チャック21の掴み
具22は伸張することにより、ボビン31の底部を固定
するように形成される。
【0016】図1,4,10に示すように、位置決め機
構200は滑り座201、滑り台202、レール20
3、小端チャック204およびセンサー205により構
成される。滑り台202は滑り座201に固定され、滑
り台202に小端チャック204が載置されると共に、
滑り台202はレール203に沿って往復に移動するよ
うに形成される。図11,12を参照すると、レール2
03は二個のエアシリンダー207を有すると共に、二
個のエアシリンダー207は直列されているため、滑り
台202は四行程をもって小端チャックを載置して長さ
の違うボビン31の頂部を固定するように形成される。
そして、三個のセンサー208によって誘導片209の
移動を検出することにより、滑り台202の移動距離を
制御する。また、位置決め機構200の小端チャック2
04の後端部にはセンサー205が設けられており、セ
ンサー205が止められているのを検出することによっ
て、移動が生じた時、小端チャック204はボビン31
をしっかりと掴むと同時に、サーボモータ207をもっ
て回転させるように形成される。この時、外盤20の大
端チャック21の末端にある引張り棒27は内盤10の
操作レバー11のコの字型継手12により後へ引っ張ら
れるため、大端チャック21の掴み具22は収縮される
と同時に、ボビン31の底部を放すことにより、ボビン
31の溝は大端チャック21の位置決め片25で位置決
めされる。この時、外盤20の大端チャック21の末端
にある引張り棒27は解放されるため、大端チャック2
1の掴み具22は伸張することにより、ボビン31の底
部を固定するように形成されるのに対し、位置決め機構
200の小端チャック204はボビン31の頂部を解放
するように形成される。
【0017】図7,8に示すように、ボビン31が回転
された時、大端チャック21の複数個のローラー24は
ボビン31の底部の端面において転がりが生じるため、
ボビン31は回転するように形成される。図1に示すよ
うに、位置決め機構200はボビン31を回転させて位
置決めをさせることができるため、ボビン31を第一切
除機構300、第二切除機構400および第三切除機構
500に進入させると共に、ボビン31の溝により切削
刃306,406,506を通過させて残糸の除去を行
わせる。
【0018】図1,5に示すように、第一切除機構30
0は滑り座301、第一滑り台302、レール303お
よび小端チャック304により構成される。第一滑り台
302は滑り座301により固定され、第一滑り台30
2に小端チャック304が載置されると共に、第一滑り
台302はレール303に沿って往復に移動するため、
小端チャック304はボビン31の一端を押圧したりき
つく挟んだり固定したりするように、そしてボビン31
の一端を放したりするように作動する。第一滑り台30
2の作動および制御方法は、図11,12に示す場合の
作動および制御方法と全く同じである。また、第一切除
機構300には第二滑り台305および切削刃306が
設けられ、第二滑り台305に切削刃306が載置され
ると共に、第二滑り台305はボビン31の溝に沿って
残糸を切除するように形成される。切削刃306の走行
径路はボビン31の長さによって予め切る径路を設定す
ることができ、その切る径路は第一滑り台302と第二
滑り台305の共同移動長さにより構成される。
【0019】図13に示すように、第一切除機構300
の切削工具は主に切削刃306および主体307により
構成され、主体307に軸孔308と孔309が設けら
れ、軸孔308は軸桿310を貫設するのに用いられ、
それから軸孔308にガイドブシュ311を被せてから
切削刃306を固定し、孔309は内吹出し管312を
挿入するのに用いられる。内吹出し管312により強い
気流を主体307の中に吹き込み、軸孔305とガイド
ブッシュ311を経て切削刃306の中心に吹き付け、
切削刃306がサーボモータ314と伝動ベルト315
により軸桿310を回転させて切除を行う時、内吹出し
管312は強い気流でもって切除された残糸を吹き散ら
すことにより、切削刃306の中心と軸桿310との連
接する部分は残糸が巻きつくことによって回転ができな
くなるという問題を避けることができる。この他に、外
吹出し管313は切削刃306の周囲に位置すると共
に、外吹出し管313は強い気流をもって切削刃306
の切っ先の残糸を吹き散らすことにより、切削刃306
の切っ先に切除された残糸がくっつくことにより切削刃
306の切除効果は低減されるという問題を避けること
ができる。第一切除機構300の小端チャック304は
底部が大端チャック21により固定されたボビン31の
頂部を押圧して固定し、この時に切削刃306は切る径
路により残糸の切除を行い、切削刃306が切除を行っ
た後、小端チャック304はボビン31の頂部を解放す
ると共に後退する。第一切除機構300は主に残糸量の
多いボビン31に対して浅い切除を行うもので、それか
ら第二切除機構400および第三切除機構500におい
て深い切除と完全な切除を行う。
【0020】図1,6を参照すると、第二切除機構40
0は滑り座401、第一滑り台402、レール403お
よび小端チャック404により構成されている。第一滑
り台402は滑り座401により固定され、第一滑り台
402に小端チャック404が載置されると共に、第一
滑り台402はレール403に沿って往復に移動するた
め、小端チャック404はボビン31の一端を押圧した
りきつく挟んだり固定したりするように、そして、ボビ
ン31の一端を放したりするように作動する。第一滑り
台402の作動および制御方法は、図11,12に示す
場合の作動および制御方法と全く同じである。また、第
二切除機構400には第二滑り台405および切削刃4
06が設けられ、第二滑り台405に切削刃406が載
置されると共に、第二滑り台405はボビン31の溝に
沿って残糸を切除するように形成される。切削刃406
の走行径路はボビン31の長さによって予め切る径路を
設定することができ、その切る径路は第一滑り台402
と第二滑り台405の共同移動長さにより構成される。
【0021】図14を参照すると、第二切除機構400
の切削工具は切削刃406および主体407により構成
されている。主体407の先端部に二個の辺が設けら
れ、主体407の二個の辺にそれぞれ第一切っ先408
と第二切っ先409が設けられると共に、第一切っ先4
08の一端と第二切っ先409の一端が連接しているた
め、第一切っ先408と第二切っ先409は直角の角度
になるように形成される。また、第二切除機構400の
切削刃406に複数個の微調整ねじ410が設けられる
ため、微調整ねじ410は切削刃406の垂直と水平の
位置を調整するのに用いられる。この他に、第二切除機
構400には吹出し管411が包含されており、吹出し
管411は切削刃406の周囲に位置すると共に、吹出
し管411は強い気流をもって第一切除機構300にお
いてボビン31にくっついてい残糸を吹き散らすように
用いられることにより、すでに切除された残糸が再びボ
ビン31にくっついて切削刃406により再度切除され
るのを避けることができる。
【0022】第二切除機構400の小端チャック404
は底部が大端チャック21により固定されたボビン31
の頂部を押圧して固定し、この時に切削刃406は切る
径路により残糸の切除を行い、切削刃406が切除を行
った後、小端チャック404はボビン31の頂部を解放
すると共に後退する。第二切除機構400はボビン31
の溝に沿って深い切除を行い、主にボビン31の表面に
貼り付いている残糸を切除するためのもので、第一切除
機構300の浅い切除とは違うものである。第二切除機
構400の深い切除により残糸をきれいに切除してしま
うことができないため、本実施例では第三切除機構50
0をもってボビン31の残糸を完全に切除してしまう。
【0023】図1,3に示すように、第三切除機構50
0は滑り座501、第一滑り台502、レール503お
よび小端チャック504により構成される。第一滑り台
502は滑り座501により固定され、第一滑り台50
2に小端チャック504が載置されると共に、第一滑り
台502はレール503に沿って往復に移動するため、
小端チャック504はボビン31の一端を押圧したりき
つく挟んだり固定したりするように、およびボビン31
の一端を放したりするように作動する。第一滑り台50
2の作動および制御方法は、図11,12に示す場合の
作動および制御方法と全く同じである。また、第三切除
機構500には第二滑り台505および切削刃506が
設けられており、第二滑り台505に切削刃506が載
置されると共に、第二滑り台505はボビン31の溝に
沿って残糸を切除するように形成される。切削刃506
の走行径路はボビン31の長さによって予め切る径路を
設定することができ、その切る径路は第一滑り台502
と第二滑り台505の共同移動長さにより構成されると
共に、その切る径路は少なくとも一個のストップポイン
トが包含される。
【0024】図15に示すように、第二切除機構500
の切削工具は切削刃506および主体507により構成
される。主体507の先端部に二個の辺が設けられ、主
体507の二個の辺にそれぞれ第一切っ先508と第二
切っ先509が設けられると共に、第一切っ先508の
一端と第二切っ先509の一端が連接しているため、第
一切っ先508と第二切っ先509は直角の角度になる
ように形成される。また、第三切除機構500の切削刃
506に複数個の微調整ねじ510が設けられるため、
微調整ねじ510は切削刃506の垂直と水平の位置を
調整するように用いられる。第三切除機構500の小端
チャック504は底部が大端チャック21により固定さ
れたボビン31の頂部を押圧して固定する。この時に切
削刃506は切る径路により残糸の切除を行い、切削刃
506が切除を行った後、小端チャック504はボビン
31の頂部を解放すると共に後退する。第三切除機構5
00の切削刃506は主に第二切除機構400の深い切
除によりボビン31の底部の溝に残っていた残糸を切除
するため、本発明の第三切除機構500の切る径路には
ボビン31の底部の溝においてストップポイントが設け
られることにより、ボビン31の底部の溝まで弾性変形
した残糸が弾んできた時、残糸は切る径路のストップポ
イントによって止められた切削刃506により切除され
てしまうため、ボビン31の表面の残糸は完全に切除さ
れてしまう。
【0025】図3,5,6を参照すると、第一切除機構
300、第二切除機構400および第三切除機構500
の小端チャック304,404,504にそれぞれ保護
ケーシングが被せられ、保護ケーシングにより小端チャ
ック304,404,504がボビン31の頂部を挟ん
で押圧する時にボビン31に傷を付けることを避けるこ
とができる。
【0026】第一切除機構300、第二切除機構400
および第三切除機構500により残糸の切除を行ってい
る時、一部分の残糸には静電気が生じることによってボ
ビン31にくっつくのに対し、一部分の残糸は外盤20
の周囲に落下する。残糸に静電気が生じることによって
ボビン31にくっつくのを減らすため、本発明の装置は
静電気除去機構600をもってボビン31に切除された
残糸の静電気を除去する。
【0027】図1,4を参照すると、静電気除去機構6
00は吹出し管601、伸縮桿602および二個のカー
テン603を有している。吹出し管601は伸縮管60
2に連接し固定されると共に、吹出し管601はボビン
31の上方に沿って往復して静電防止剤をボビン31に
吹き付ける。二個のカーテン603は吹出し管601と
伸縮桿602の両側に位置すると共に、カーテン603
により静電防止剤をカーテン603の内側に制限するた
め、静電気の除去効果を高めることができる。カーテン
603は複数本の柔らかい長片により構成され、ボビン
31が静電気除去機構600に推し入れられた時、又は
静電気除去機構600から送り出された時、カーテン6
03の複数本の柔らかい長片はボビン31の推しにより
変形される。そして、ボビン31が通過した後、カーテ
ン603の複数本の柔らかい長片は閉じるように戻され
ることができるため、静電防止剤はカーテン603の中
に制限される。ボビン31が静電気除去機構600の中
に推し入れられて一定の位置に着いた時、吹出し管60
1はボビン31の上方に沿って往復して静電防止剤をボ
ビン31に吹き付けることにより、静電気の除去を行
う。本発明の装置は静電気除去機構600をもってボビ
ン31の静電気を除去し、それから残糸吸取り機構70
0によって残糸をスムーズに収集区に吸取ることによ
り、ボビン31全体の残糸を完全に除去することができ
る。
【0028】第一切除機構300、第二切除機構400
および第三切除機構500により残糸の切除を行い、そ
れから静電気除去機構600により静電気の除去を行っ
ている時、一部分の残糸はやはりボビン31にくっつい
ているのに対し、一部分の残糸は外盤20の周囲に落下
する。図1,3,4,5,6を参照すると、割出し盤1
の底部には複数個の固定桿40、複数個の残糸払拭板4
1および複数個の回収ボックス42が設けられている。
複数個の固定桿40は複数個の残糸払拭板41が連接し
て固定するのに用いられ、割出し盤1の外盤20が内盤
10に対して回転する時、割出し盤1の周囲に落下して
いる残糸は残糸払拭板41により複数個の回収ボックス
42に払拭される。
【0029】図1,5に示すように、静電気除去機構6
00により静電気を除去されたボビン31に相変わらず
くっついている残糸は残糸吸取り機構700により残糸
の除去を行う。残糸吸取り機構700は残糸吸取り管7
01、伸縮桿702および二個のカーテン703を有す
る。残糸吸取り管701は伸縮管702に連接し固定さ
れると共に、残糸吸取り管701はボビン31の上方に
沿って往復して移動することができる。残糸吸取り管7
01の一端にパッキンリング704が設けられると共
に、残糸吸取り管701の他端に残糸吸取り器が連接さ
れる。二個のカーテン703は残糸吸取り管701と伸
縮桿702の両側に位置すると共に、カーテン703に
より残糸吸取り機構700以外の残糸が進入するのを隔
離することができる。カーテン703は複数本の柔らか
い長片により構成され、ボビン31が残糸吸取り機構7
00に推し入れられた時、又は残糸吸取り機構700か
ら送り出された時、カーテン703の複数本の柔らかい
長片はボビン31の推しにより変形され、そして、ボビ
ン31が通過した後、カーテン703の複数本の柔らか
い長片は閉じるように戻されることができる。ボビン3
1が残糸吸取り機構700の中に推し入れられて一定の
位置に着いた時、伸縮桿702は残糸吸取り管701を
ボビン31の頂部からボビン31の底部まで被せると共
に、残糸吸取り管701のパッキンリングはボビン31
の底部を止めることにより、残糸吸取り管701がボビ
ン31の表面に傷を付けるのを避けることができると共
に、残糸の吸取る効果を高めることができる。このよう
に、ボビン31の底部の残糸は吸取りやすくなる。それ
から、残糸吸取り管701はボビン31の残糸を吸取り
始め、そして、残糸を収集区に輸送する。
【0030】図1,6に示すように、材料退出機構80
0は主にコンベヤー801を有し、ボビン31を退出さ
せる時、ボビン31はコンベヤー801に落下して輸送
される。また、コンベヤー801にクッションが設けら
れ、クッションによりボビン31がぶつかって傷付けら
れるのを避けることができる。ボビン31が残糸吸取り
機構700から送り出されて材料退出機構800に到達
した時、外盤20の大端チャック21の末端にある引張
り棒27は内盤10の操作レバー11のコの字型継手1
2により後へ引っ張っるため、大端チャック21の掴み
具22は収縮すると共に、ボビン31の底部を放し、こ
の時にボビン31はコンベヤー801に落下するように
形成される。大端チャック21がボビン31を解放した
後、操作レバー11は大端チャック21の引張り棒27
を放し、そして、大端チャック21は割出し盤の外盤2
0により回転して材料装入機構100に輸送されること
により、引き続き残糸の切除をまだしていないボビン3
1が嵌入するのに用いられる。
【0031】
【発明の効果】本発明は、上述の通り構成されているの
で次に記載する効果を奏する。
【0032】本発明のボビンの残糸を除去するための装
置の主な特徴は、割出し盤と切除機構を有し、割出し盤
はボビンの一端を固定するのに用いられるのに対し、切
除機構はボビンの他端が固定して残糸の切除を行うのに
用いられる。この他に、ボビンの残糸を除去するための
装置の切除機構は三本の切削刃を有し、一本目の切削刃
は回転できる切削刃であり、その周囲に内吹出し管と外
吹出し管が設けられるのに対し、二本目と三本目の切削
刃は二個の切っ先を有すると共に、二個の切っ先は互い
に連接して直角の角度になるように形成される。
【0033】また、本発明のボビンにはボビンの頂部か
ら底部まで延伸した溝が設けられ、前記溝は切除機構の
二本目と三本目の切削刃が通過するのに用いられ、残糸
の切除を行っている時、前記溝により切削刃はボビンの
表面に傷を付けることなく、ボビンの残糸を完全に切除
することができる。更に、ボビンの底部に位置する溝は
位置決め機構の位置決め片が位置決めをするのに用いら
れることができるため、前記溝は切除機構の二本目と三
本目の切削刃の方向に合わさることができる。その他
に、本発明は大端チャックと小端チャックをもってボビ
ンの両端を固定することができるため、サイズの違うボ
ビンが残糸の切除を行う時には確実にきつく挟まれて固
定することができ、また、大端チャックの頂端部に複数
個のローラーが設けられ、ローラーはボビンが大端チャ
ックにおいて相対に回転する用いられるため、ボビンの
底部の端面は大端チャックの頂端部とは相対に回転する
ように形成される。
【0034】本発明のボビンの残糸を除去するための方
法は、主に第一切除、第二切除および第三切除が包含さ
れ、第一切除は切る径路をもって浅い切除を行うのに対
し、第二切除は切る径路をもって深い切除を行うのに対
し、第三切除は少なくとも一個のストップポイントを有
する切る径路をもって完全な切除を行うことにより、サ
イズの違うボビンに残った違う残糸量を切除することが
できる。
【0035】また、本発明の方法は完全なプロセスオー
トメーションを利用して残糸の切除を行うことにより、
従来のボビンの残糸を除去するための装置で残糸の除去
の過程以外に、人工による残糸の除去を行わなければな
らない過程を避けることができる。また、本発明は不同
の切削刃によりサイズの違うボビンに残留された不同の
残糸量に対し残糸の除去を行うことができるため、サイ
ズの違うボビンに残留された不同の残糸量だからと言っ
て残糸の除去を行えないという問題を避けることができ
る。この他に、本發明の切削刃の周囲に吹出し管が設け
られ、吹出し管により切り離された繊維を吹き散らすこ
とができるため、切除された繊維が再び切削刃に巻きつ
くことにより残糸の切除ができなくなるのを避けること
ができるため、切削刃の切除効率を高めることができ
る。
【0036】本発明は、その主旨及び必須の特徴事項か
ら逸脱することなく他のやり方で実施することができ
る。従って、本明細書に記載した好ましい実施例は例示
的なものであり、限定的なものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の上面図である。
【図2】図1の2−2線に沿った断面図である。
【図3】図1の3−3線に沿った断面図である。
【図4】図1の4−4線に沿った断面図である。
【図5】図1の5−5線に沿った断面図である。
【図6】図1の6−6線に沿った断面図である。
【図7】図2の局部の拡大図である。
【図8】本発明の実施例の大端チャックの正面図であ
る。
【図9】本発明の実施例の材料装入機構の取出し掴み具
と送出し掴み具のVの字型掴み具の作動図である。
【図10】図9の局部の拡大図である。
【図11】本発明の実施例のレールの側面図である。
【図12】本発明の実施例のレールの上面図である。
【図13】本発明の実施例の第一切削刃の組み合わせた
状態の説明図である。
【図14】本発明の実施例の第二切削刃の組み合わせた
状態の説明図である。
【図15】本発明の実施例の第三切削刃の組み合わせた
状態の説明図である。
【図16】本発明の実施例の静電気除去状態の作動図で
ある。
【図17】本発明の実施例の残糸吸取り機構の説明図で
ある。
【符号の説明】
1 割出し盤 2 軸桿 3
サーボモータ 10 内盤 11 操作レバー 1
2 コの字型継手 20 外盤 21 大端チャック 2
2 掴み具 23 保護ケーシング 24 ローラー 2
5 位置決め片 26 センサー 27 引張り棒 2
8 バネ 30 コンべヤー 31 ボビン 4
0 固定桿 41 残糸払拭板 42 回収ボックス 10
0 材料装入機構 101 取出し掴み具 102 駆動桿 1
03 送出し掴み具 104 Vの字型掴み具 200 位置決め機構 2
01 滑り座 202 滑り台 203 レール 2
04 小端チャック 205 センサー 206 サーボモータ 2
07 エアシリンダー 208 センサー 209 誘導片 3
00 第一切除機構 301 滑り座 302 第一滑り台 3
03 レール 304 小端チャック 305 第二滑り台 3
06 切削刃 307 主体 308 軸孔 3
09 孔 310 軸桿 311 ガイドブシュ 3
12 内吹出し管 313 外吹出し管 314 サーボモータ 3
15 伝動ベルト 400 第二切除機構 401 滑り座 4
02 第一滑り台 403 レール 404 小端チャック 4
05 第二滑り台 406 切削刃 407 主体 4
08 第一切っ先 409 第二切っ先 410 微調整ねじ 4
11 吹出し管 500 第三切除機構 501 滑り座 5
02 第一滑り台 503 レール 504 小端チャック 5
05 第二滑り台 506 切削刃 507 主体 5
08 第一切っ先 509 第二切っ先 510 微調整ねじ 6
00 静電気除去機構 601 吹出し管 602 伸縮桿 6
03 カーテン 700 残糸吸取り機構 701 残糸吸取り管 7
02 伸縮桿 703 カーテン 704 パッキンリング 8
00 材料退出機構 801 コンベヤー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−125934(JP,A) 特開 昭55−123858(JP,A) 特開 昭51−1739(JP,A) 特開 平7−196258(JP,A) 特開 平2−26931(JP,A) 特公 昭48−36692(JP,B1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65H 73/00,54/88 D01H 11/00

Claims (34)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 割出し盤(1)、複数個の大端チャック
    (21)、複数本の操作レバー(11)、ボビン残糸切
    除機構および残糸吸取り機構(700)により構成さ
    れ、割出し盤(1)は内盤(10)と外盤(20)を有
    すると共に、内盤(10)は固定されて動けないように
    形成されているのに対し、外盤(20)は内盤(10)
    に対して回転できるように形成され、複数個の大端チャ
    ック(21)は同じ間隔で外盤(20)に設けられ、大
    端チャック(21)の前端部にはボビン(31)を掴む
    ための掴み具(22)が少なくとも二個設けられ、大端
    チャック(21)の後端部には掴み具(22)の掴む作
    動を制御するための引張り棒(27)が設けられ、複数
    本の操作レバー(11)は内盤(10)に設けられると
    共に、操作レバー(11)は大端チャック(21)後端
    部の引張り棒(27)を引っ張ることにより、大端チャ
    ック(21)前端部の掴み具(22)を作動させ、ボビ
    ン残糸切除機構は大端チャック(21)が掴んだボビン
    (31)の残糸を切除するのに用いられ、残糸吸取り機
    構(700)はボビン残糸切除機構により切除されたボ
    ビン(31)に残った糸を吸取るのに用いられ、残糸吸
    取り機構(700)はボビン残糸切除機構により切除さ
    れたボビン(31)に残った糸を吸取るのに用いられ、
    残糸吸取る機構(700)には残糸吸取り管(701)
    を有し、残糸吸取り管(701)をボビン(31)に被
    せることにより密閉の空間が形成され、残糸吸取り管
    (701)により密閉空間内のボビン(31)の残糸を
    吸取ることができることを特徴とするボビンの残糸を除
    去するための装置。
  2. 【請求項2】 ボビン残糸切除機構は小端チャック(3
    04)、第一滑り台(302)、滑り座(301)およ
    びレール(303)により構成され、第一滑り台(30
    2)は滑り座(301)により固定され、第一滑り台
    (302)には小端チャック(304)が載置されると
    共に、第一滑り台(302)はレール(303)に沿っ
    て往復に移動するように形成され、また、ボビン残糸切
    除機構には切削刃(306)および第二滑り台(30
    5)が設けられ、第二滑り台(305)には切削刃(3
    06)が載置されると共に、第二滑り台(305)は垂
    直又は水平の方向に沿って移動するように構成されてい
    る請求項1記載のボビンの残糸を除去するための装置。
  3. 【請求項3】 割出し盤(1)の大端チャック(21)
    は直径の比較的大きいボビン(31)の底部を固定する
    のに対し、ボビン残糸切除機構の小端チャック(30
    4)は直径の比較的小さいボビン(31)の底部を固定
    するように構成されている請求項2記載のボビンの残糸
    を除去するための装置。
  4. 【請求項4】 前記ボビン残糸切除機構は第一切除機構
    (300)、第二切除機構(400)および第三切除機
    構(00)により構成され、第一切除機構(300)
    は小端チャック(304)、第一滑り台(302)、滑
    り座(301)およびレール(303)により構成さ
    れ、第一滑り台(302)は滑り座(301)により固
    定され、第一滑り台(302)には小端チャック(30
    4)が載置されると共に、第一滑り台(302)はレー
    ル(303)に沿って往復に移動するように形成され、
    また、第一切除機構(300)には切削刃(306)お
    よび第二滑り台(305)が設けられ、第二滑り台(3
    05)には切削刃(306)が載置されると共に、第二
    滑り台(305)は垂直又は水平の方向に沿って移動す
    るように形成され、切削刃(306)の周囲には外吹出
    し管(313)が設けられ、外吹出し管(313)は切
    削刃(306)に向かって強い気流を吹出すように形成
    され、第二切除機構(400)は小端チャック(40
    4)、第一滑り台(402)、滑り座(401)および
    レール(403)により構成され、第一滑り台(40
    2)は滑り座(401)により固定され、第一滑り台
    (402)には小端チャック(404)が載置されると
    共に、第一滑り台(402)はレール(403)に沿っ
    て往復に移動するように形成され、また、第一切除機構
    (400)には切削刃(406)および第二滑り台(4
    05)が設けられ、第二滑り台(405)には切削刃
    (406)が載置されると共に、第二滑り台(405)
    は垂直又は水平の方向に沿って移動するように形成さ
    れ、切削刃(406)の周囲には吹出し管(411)が
    設けられ、吹出し管(411)は切削刃(406)に向
    かって強い気流を吹出すように形成され、第三切除機構
    (500)は小端チャック(504)、第一滑り台(5
    02)、滑り座(501)およびレール(503)によ
    り構成され、第一滑り台(502)は滑り座(501)
    により固定され、第一滑り台(502)には小端チャッ
    ク(504)が載置されると共に、第一滑り台(50
    2)はレール(503)に沿って往復に移動するように
    形成され、また、第一切除機構(500)には切削刃
    (506)および第二滑り台(505)が設けられ、第
    二滑り台(505)には切削刃(506)が載置される
    と共に、第二滑り台(505)は垂直又は水平の方向に
    沿って移動するように構成されている請求項1記載のボ
    ビンの残糸を除去するための装置。
  5. 【請求項5】 第一切除機構(300)の切削刃(30
    6)は回転できる切削刃であり、切削刃(306)の周
    囲には内吹出し管(312)と外吹出し管(313)が
    設けられるように構成されている請求項4記載のボビン
    の残糸を除去するための装置。
  6. 【請求項6】 第二切除機構(400)と第三切除機構
    (500)の切削刃(406,506)には第一切っ先
    (408,508)と第二切っ先(409,509)が
    設けられると共に、第一切っ先(408,508)と第
    二切っ先(409,509)は直角の角度になるように
    構成されている請求項4記載のボビンの残糸を除去する
    ための装置。
  7. 【請求項7】 第三切除機構(500)の切削刃(50
    6)の刃部においてボビン(31)の底部に対応する位
    置にストップポイントが設けられるため、ボビン(3
    1)底部の残糸は完全に除去されるように構成されてい
    る請求項6記載のボビンの残糸を除去するための装置。
  8. 【請求項8】 第一切除機構(300)、第二切除機構
    (400)および第三切除機構(500)の滑り座(3
    01,401,501)は二個のエアシリンダーを有す
    ると共に、二個のエアシリンダーは直列されていること
    により、滑り座(301,401,501)の第一滑り
    台(302,402,502)が四行程になるように構
    成されている請求項4記載のボビンの残糸を除去するた
    めの装置。
  9. 【請求項9】 第一切除機構(300)、第二切除機構
    (400)および第三切除機構(500)の滑り座(3
    01,401,501)にはそれぞれ三個のセンサーが
    設けられ、三個のセンサーは前記二個のエアシリンダー
    の四行程の起点と終点を検出するのに用いられるように
    構成されている請求項8記載のボビンの残糸を除去する
    ための装置。
  10. 【請求項10】 第一切除機構(300)、第二切除機
    構(400)および第三切除機構(500)の小端チャ
    ック(304,404,504)には保護ケーシングが
    被せられるように構成されている請求項4記載のボビン
    の残糸を除去するための装置。
  11. 【請求項11】 内盤(10)の操作レバー(11)は
    コの字型継手(12)を有し、大端チャック(21)の
    引張り棒(27)はコの字型継手(12)の横向きの欠
    け口から挿入することができることにより、操作レバー
    (11)が引張り棒(27)を引っ張ることができるよ
    うに構成されている請求項1記載のボビンの残糸を除去
    するための装置。
  12. 【請求項12】 外盤(20)の大端チャック(21)
    には保護ケーシングが被せられるように構成されている
    請求項1記載のボビンの残糸を除去するための装置。
  13. 【請求項13】 内盤(10)の底部には外盤(20)
    の残糸を掃除するための残糸払拭板(41)が複数個設
    けられるように構成されている請求項1記載のボビンの
    残糸を除去するための装置。
  14. 【請求項14】 材料装入機構(100)を含み、材料
    装入機構(100)は取出し掴み具(101)、送出し
    掴み具(103)およびレールにより構成され、取出し
    掴み具(101)によりボビン(31)を掴み取ってか
    ら、送出し掴み具(103)により前記レールに沿って
    ボビン(31)の一端を外盤(20)の大端チャック
    (21)に送入して固定するように構成されている請求
    項1記載のボビンの残糸を除去するための装置。
  15. 【請求項15】 取出し掴み具(101)および送出し
    掴み具(103)はそれぞれボビン(31)の上方と下
    方に位置するように構成されている請求項14記載のボ
    ビンの残糸を除去するための装置。
  16. 【請求項16】 取出し掴み具(101)および送出し
    掴み具(103)はそれぞれ二個のVの字型掴み具(1
    04)からなり、二個のVの字型掴み具(104)によ
    ってボビン(31)をしっかりと挟むことにより、ボビ
    ン(31)の中心軸を予定の位置に確実に合わせること
    ができるよう構成されている請求項14記載のボビンの
    残糸を除去するための装置。
  17. 【請求項17】 位置決め機構(200)を含み、位置
    決め機構(200)は小端チャック(204)、滑り台
    (202)、滑り座(201)、レール(203)およ
    びセンサー(205)により構成され、小端チャック
    (204)はサーボモータ(206)が回転することに
    よりボビン(31)の位置決めをするように構成されて
    いる請求項1記載のボビンの残糸を除去するための装
    置。
  18. 【請求項18】 大端チャック(21)には複数個のロ
    ーラー(24)、位置決め片(25)およびセンサー
    (26)が設けられ、ローラー(24)はクッションと
    してボビン(31)の底部が当接するのに、又はボビン
    (31)を押圧し支持して回転させるのに用いられ、ボ
    ビン(31)には溝が設けられ、溝は大端チャック(2
    1)の位置決め片(25)が回転して嵌合するのに用い
    られ、センサー(26)は溝が位置決め片(25)と嵌
    合するのを検出するのに用いられるように構成されてい
    る請求項17記載のボビンの残糸を除去するための装
    置。
  19. 【請求項19】 静電気除去機構(600)が包含さ
    れ、静電気除去機構(600)は吹出し管(601)と
    伸縮桿(602)を有し、吹出し管(601)により静
    電防止剤をボビン(31)の表面の残糸に吹出すように
    構成されている請求項1記載のボビンの残糸を除去する
    ための装置。
  20. 【請求項20】 静電気除去機構(600)の両側にそ
    れぞれカーテン(603)を設けられることにより、吹
    出し管(601)より吹出した静電防止剤をカーテン
    (603)の中に集中させるように構成されている請求
    項19記載のボビンの残糸を除去するための装置。
  21. 【請求項21】 残糸吸取り機構(700)の残糸吸取
    り管(701)にパッキンリング(704)が設けられ
    るように構成されている請求項1記載のボビンの残糸を
    除去するための装置。
  22. 【請求項22】 材料退出機構(800)を含み、材料
    退出機構(800)にはクッションが設けられ、該クッ
    ションによりボビン(31)がぶつかって傷付けられる
    のを避けることができるように構成されている請求項1
    記載のボビンの残糸を除去するための装置。
  23. 【請求項23】 大端チャック(21)により残糸を有
    するボビン(31 )を固定させ、固定されたボビン(3
    1)の残糸を切除させ、残糸切除の工程を経た残糸に対
    して静電気を除去し、次いで、吸取り装置(700)に
    よりボビン(31)に切除された残糸を吸取ることを特
    徴とするボビンの残糸を除去するための方法。
  24. 【請求項24】 残糸の静電気除去の工程は、残糸切除
    の工程を経たボビン(31)の残糸に対して静電防止剤
    を噴射するように構成されている請求項23記載のボビ
    ンの残糸を除去するための方法。
  25. 【請求項25】 ボビンの残糸を除去するための装置の
    位置決め機構(200)は溝を有するボビン(31)を
    位置決めするのに用いられ、大端チャック(21)、複
    数個のローラー(24)、小端チャック(204)およ
    びセンサー(205)により構成され、大端チャック
    (21)の前端部にはボビン(31)を掴むための掴み
    具(22)が少なくとも二個設けられ、大端チャック
    (21)の後端部には掴み具(22)の掴む作動を制御
    するための引張り棒(27)が設けられ、複数個のロー
    ラー(24)は大端チャック(21)の周囲に設けられ
    ると共に、ローラー(24)クッションとしてボビン
    (31)の底部が当接するのに、又はボビン(31)を
    押圧し支持して回転させるのに用いられ、小端チャック
    (204)はボビン(31)の他端を掴んで回転するよ
    うに形成され、センサー(205)は小端チャック(2
    04)の周囲に設けられて、ボビン(31)の溝を検出
    するのに用いられ、小端チャック(204)がボビン
    (31)を掴んで回転させることにより、ボビン(3
    1)の溝が予定の位置に回転された時、小端チャック
    (204)の回転が止まると共に、大端チャック(2
    4)にボビン(31)を掴ませて位置決めさせることを
    特徴とするボビンの残糸を除去するための装置の位置決
    め機構。
  26. 【請求項26】 大端チャック(24)の周囲に設けら
    れた位置決め片(25)を含み、小端チャック(20
    4)がボビン(31)を掴んで回転させることにより、
    ボビン(31)の溝が予定の位置に回転された時、位置
    決め片(25)はボビン(31)の溝に嵌入するように
    構成されている請求項25記載のボビンの残糸を除去す
    るための装置の位置決め機構。
  27. 【請求項27】 センサー(26)により位置決め片
    (25)がボビン(31)の溝に嵌入するのを検出した
    時、小端チャック(204)の回転が止まると共に、大
    端チャック(24)にボビン(31)を掴ませて位置決
    めさせるように構成されている請求項26記載のボビン
    の残糸を除去するための装置の位置決め機構。
  28. 【請求項28】 第一切除機構(300)、第二切除機
    構(400)および第三切除機構(400)により構成
    され、第一切除機構(300)は小端チャック(30
    4)、第一滑り台(302)、滑り座(301)および
    レール(303)により構成され、第一滑り台(30
    2)は滑り座(301)により固定され、第一滑り台
    (302)に小端チャック(304)が載置されると共
    に、第一滑り台(302)はレール(303)に沿って
    往復に移動するように形成され、また、第一切除機構
    (300)には切削刃(306)および第二滑り台(3
    05)が設けられ、第二滑り台(305)には切削刃
    (306)が載置されると共に、第二滑り台(305)
    は垂直又は水平の方向に沿って移動するように形成さ
    れ、切削刃(306)の周囲に外吹出し管(313)が
    設けられ、外吹出し管(313)は切削刃(306)に
    向かって強い気流を吹出すように形成され、第二切除機
    構(400)は小端チャック(404)、第一滑り台
    (402)、滑り座(401)およびレール(403)
    により構成され、第一滑り台(402)は滑り座(40
    1)により固定され、第一滑り台(402)には小端チ
    ャック(404)が載置されると共に、第一滑り台(4
    02)はレール(403)に沿って往復に移動するよう
    に形成され、また、第一切除機構(400)には切削刃
    (406)および第二滑り台(405)が設けられ、第
    二滑り台(405)には切削刃(406)が載置される
    と共に、第二滑り台(405)は垂直又は水平の方向に
    沿って移動するように形成され、切削刃(406)の周
    囲には吹出し管(411)が設けられ、吹出し管(41
    1)は切削刃(406)に向かって強い気流を吹出すよ
    うに形成され、第三切除機構(500)は小端チャック
    (504)、第一滑り台(502)、滑り座(501)
    およびレール(503)により構成され、第一滑り台
    (502)は滑り座(501)により固定され、第一滑
    り台(502)には小端チャック(504)が載置され
    ると共に、第一滑り台(502)はレール(503)に
    沿って往復に移動するように形成され、また、第一切除
    機構(500)には切削刃(506)および第二滑り台
    (505)が設けられ、第二滑り台(505)には切削
    刃(506)が載置されると共に、第二滑り台(50
    5)は垂直又は水平の方向に沿って移動することを特徴
    とするボビンの残糸を除去するための装置の切除機構。
  29. 【請求項29】 第一切除機構(300)の切削刃(3
    06)は回転できる切削刃であり、切削刃(306)の
    周囲には内吹出し管(312)と外吹出し管(313)
    が設けられるように構成されている請求項28記載のボ
    ビンの残糸を除去するための装置の切除機構。
  30. 【請求項30】 第二切除機構(400)と第三切除機
    構(500)の切削刃(406,506)には第一切っ
    先(408,508)と第二切っ先(409,509)
    が設けられると共に、第一切っ先(408,508)と
    第二切っ先(409,509)は直角の角度になるよう
    に構成されている請求項28記載のボビンの残糸を除去
    するための装置の切除機構。
  31. 【請求項31】 第三切除機構(500)の切削刃(5
    06)の刃部においてボビン(31)の底部に対応する
    位置にストップポイントが設けられることにより、ボビ
    ン(31)底部の残糸が完全に除去されるように構成さ
    れている請求項30記載のボビンの残糸を除去するため
    の装置の切除機構。
  32. 【請求項32】 第一切除機構(300)、第二切除機
    構(400)および第三切除機構(500)の滑り座
    (301,401,501)は二個のエアシリンダーを
    有すると共に、二個のエアシリンダーは直列されている
    ことにより、滑り座(301,401,501)の第一
    滑り台(302,402,502)が四行程になるよう
    に構成されている請求項28記載のボビンの残糸を除去
    するための装置の切除機構。
  33. 【請求項33】 第一切除機構(300)、第二切除機
    構(400)および第三切除機構(500)の滑り座
    (301,401,501)にはそれぞれ三個のセンサ
    ーが設けられ、三個のセンサーは前記二個のエアシリン
    ダーの四行程の起点と終点を検出するのに用いられるよ
    うに構成されている請求項32記載のボビンの残糸を除
    去するための装置の切除機構。
  34. 【請求項34】 第一切除機構(300)、第二切除機
    構(400)および第三切除機構(500)の小端チャ
    ック(304,404,504)には保護ケーシングが
    被せられるように構成されている請求項28記載のボビ
    ンの残糸を除去するための装置の切除機構。
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