JP3037744U - 耳掛けフック付き電話送受話器・携帯電話 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目 的】 自動車運転中の片手ハンドルによる携帯
電話の使用が原因となる交通事故が激増しているため、
この防止対策として、イヤホン・マイクなどから成るハ
ンズフリー機器が既に開発されているが、コードが煩わ
しい等の理由で、あまり利用されていないのが現状であ
る。本案は、この点を抜本的に改め、比較的軽量な電話
機ケーシングの受話部位１に耳掛けフック２を装置し、
通常通話状態から、必要により、「そのままハンズフリ
ー」となるように利便性の向上をはかる。 また、オ
フイスにおける長電話時・通話中メモが必要となった時
にも、ハンズフリーが同様な操作で、瞬時に簡単に出来
ることを目的とする。 【構 成】 電話機（送受話器・携帯電話等）ケーシ
ングの受話部位１に耳掛けフック２を取付け、さらに耳
掛けフック復元用スプリング３を内蔵させた構成とす
る。

Description

【考案の詳細な説明】 この発明は、近年急速に増加しつつある携帯電話などによる自動車運転中の片 手ハンドル通話が原因とされる交通事故の増加に対処し、また、オフイスでの日 常茶飯事的な長時間電話、メモ取り時の「受話器かつぎ」から、ビジネスマンを 解放すべく考案した、簡易ハンズフリーの携帯電話・ＰＨＳ電話・オフイス電話 機に関するものである。

上記携帯電話・オフイス電話機等のケーシング受話部位１に、構造的な耳掛け フック２を装置し、これに耳掛けフック復元用スプリング３を取付け、通常の手 持ち通話時には、何ら耳掛けフック２が邪魔とならず、自動車運転時、メモの必 要時、長電話時など、携帯電話・電話送受話器等から手放しが必要な時、電話機 を持っているその手で、耳掛けフック２をワンタッチで押し出し、そのまま耳に 掛ければ、耳掛けフック復元用スプリング３のバネ復元力により、電話機ケーシ ング受話部位１と、耳掛けフック２の間に耳朶を挟み込み、ハンズフリーが可能 な状態となる。 使用後についても、片手で耳掛けフック２を外すだけの操作 で、耳掛けフック復元用スプリング３により、元位置に復帰するリセット構造と する。耳掛けフック２は、電話機ケーシングの構造体の一部として電話機製造時 点から、取付けることを原則とするが、既製品の電話機ケーシングに、耳掛けフ ック２をあとから、ビスネジ・接着剤によって取付けることも出来る機構とする 。

【図面の簡単な説明】

【図 １】 耳掛けフック付き電話送受話器・携帯電
話の正面図である。

【図 ２】 同 上 側面図である。

【符号の説明】

１は、電話送受話器・携帯電話のケーシング受話部位で
ある。 ２は、電話送受話器を耳朶に掛けるための耳掛けフック
である。 ３は、耳掛けフックの使用後、定位置にフックを戻すた
めに組み込んだ、復元用スプリングである。

Claims (2)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 軽量な電話送受話器ケーシングの受話
   部位１に、耳掛けフック２を装置し、長時間通話・通話
   中メモ取り時などに、これを耳に掛けることにより、ハ
   ンズフリー通話ができるようにした電話送受話器。
2. 【請求項２】 比較的軽量な携帯電話・ＰＨＳ電話ケ
   ーシングの受話部位１に、耳掛けフツク２を装置し、自
   動車運転中の通話時に、耳掛けフック２を使用すること
   により、危険な片手ハンドル運転とならないようにした
   簡易ハンズフリー携帯電話・ＰＨＳ電話。