JP3037624B2 - 取付組立体 - Google Patents

取付組立体

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JP3037624B2
JP3037624B2 JP8281271A JP28127196A JP3037624B2 JP 3037624 B2 JP3037624 B2 JP 3037624B2 JP 8281271 A JP8281271 A JP 8281271A JP 28127196 A JP28127196 A JP 28127196A JP 3037624 B2 JP3037624 B2 JP 3037624B2
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篤史 北川
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株式会社パブコ
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する分野】本発明は、対象物をフレームを介
して据付け物に取り付けるための取付装置に関し、特
に、昇降台を昇降して貨物運搬用自動車に貨物を積み込
みまたは、そこから積み降ろすための昇降装置を柱状フ
レームを介して車体に取り付けるための取付組立体に関
する。
【0002】
【従来技術】一般に、図6に示すように、昇降装置40は
貨物運搬用自動車の車体のシャシ60にフレームを介して
取り付けられ、昇降台50は昇降装置40により開閉され、
また水平状態で上下に昇降される。
【0003】昇降装置40は、図4に示すように、一対の
昇降用アーム42、42’と、昇降用シリンダ41と、チルト
用シリンダ41’とから成る。
【0004】昇降用アーム42、42’の一方端はそれぞ
れ、中空柱状のフレーム11の内部を貫通するシャフト13
の両端に固定され、各昇降用アームはフレーム11の軸線
に関して回転可能となっている。
【0005】昇降用アーム42、42’の他方端はそれぞ
れ、昇降台50の下面に固定された連結部材(図示せず)に
回転可能に取り付けられている。
【0006】昇降用シリンダ41およびチルト用シリンダ
41’の一方端はそれぞれ、フレーム11の両端付近に固定
されたシリンダ用ブラケット12の、昇降用アーム42、4
2’の回転軸より偏心した位置に回転可能に取り付けら
れ、それら他方端のそれぞれは昇降台50の下面に固定さ
れた連結部材(図示せず)に回転可能に取り付けられてい
る。
【0007】ここで、昇降台50の下面の連結部材に回転
可能に取り付けられる昇降用アーム42、42’の他方端の
回転軸と、昇降用シリンダ41の他方端の回転軸とは一致
するが、チルト用シリンダ41’の他方端の回転軸とは異
なる。
【0008】昇降用シリンダ41を伸縮させると、昇降用
アーム42、42’が回転して昇降台50を昇降させることが
できる。チルト用シリンダ41’を伸縮させると、昇降台
50を開閉または首振りさせることができる。
【0009】この昇降用シリンダ41およびチルト用シリ
ンダ41’の伸縮は、使用者により、外部装置(図示せず)
によって制御される。
【0010】従来、図4に示すような昇降装置40をフレ
ーム11を介して車体に取り付けるための取付装置10は、
図5に示すように、柱状フレーム11の外形(断面形状)に
整合した矩形の溝を設けた一対の支持部材20’および補
助部材15とから成り、支持部材20’はそれぞれ車体の両
側で、シャシ60に溶接またはボルトにより固定され、溝
内に配置された、昇降装置に連結されたフレーム11を支
持し、補助部材15は配置されたフレームと当接するよう
に支持部材20’に溶接またはボルトにより固定され、昇
降装置40がフレーム11を介して車体に取り付けられる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の取
付装置を用いた取付では、車体のシャシに固定した支持
部材の溝にフレームを挿入するため、支持部材の溝同士
が整合するように支持部材をシャシに固定しなければな
らない。
【0012】溝同士を整合するように支持部材をシャシ
に固定することは容易ではなく、また車体やフレームに
歪みがあると、一端固定した支持部材では歪みに対応し
て取付位置を調節することができない。
【0013】本発明は上記課題を解決することを目的と
し、昇降装置などの装置をフレーム等を介して車体に取
り付けるときに、フレームを支持する支持部材をシャシ
に固定してもフレーム、車体などの歪みに対応してフレ
ームの取付位置を調節できる取付組立体を提供すること
である。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発
明は、昇降装置を、柱状のフレームを介して車体に取り
付けるための取付組立体である。昇降装置を車体に取り
付けるとき、フレームは少なくとも二つ以上の所で支持
する必要があるが、本発明の取付組立体は少なくとも一
カ所に利用される。
【0015】本発明の取付組立体は、下端部にフレーム
の外形の上方部分よりも略大形の上部凹部を有する、前
記車両に固定される上部支持部材と、上端部にフレーム
の外形の下方部分と略一致する下部凹部を有し、上端部
が上部支持部材の下端部と接合する下部支持部材と、上
端部と下端部とを接合したとき、上部凹部と下部凹部と
の間に形成される開口部内でフレームを支持するため
に、フレームの外側に当接するように上部支持部材に固
定される補助部材とから成る。
【0016】上部支持部材は下端部に上部凹部を有する
上部支持面と、凹部の両側で下端部から上部支持面に対
しほぼ垂直に張り出す第1および第2の上部接合面とを有
し、下部支持部材は上端部に下部凹部を有する下部支持
面と、凹部の両側で上端部から下部支持面に対しほぼ垂
直に張り出す第1および第2の下部接合面とを有すること
が望ましい。
【0017】ここで、上部凹部と下部凹部との間に形成
される開口部でフレームを支持すると、第1および第2の
上部接合面と第1および第2の下部接合面とがそれぞれ接
合する。
【0018】また、上部支持部材の第1および第2の上
部接合面に上部貫通口を有し、下部支持部材の第1およ
び第2の下部接合面に下部貫通口を有することが望まし
い。ここで、上部貫通口および下部貫通口の少なくとも
一方がフレームの長さ方向に長い長円形であり、上部接
合面の下面と下部接合面の上面とを接合し、上部貫通口
と下部貫通口とを通じて接合ボルト貫通させてフレー
ムを支持する。貫通のいずれもが長円形である場合
は、これら貫通口を互いに垂直方向に伸長させる。
【0019】さらに、フレームの外形、すなわちフレー
ムの断面形状はほぼ四角形であり、フレームの外形の上
方部分および下方部分が四角形の向かい合う頂点を結ん
で形成される三角形と同形となり、補助部材は三角形と
同形の凹部を有することが望ましい。
【0020】
【作用】車体に固定された上部支持部材の下端部と、下
部支持部材の上端部とが接合して形成される上部凹部と
下部凹部との間の開口部内でフレームを支持するとき、
フレームの外形の下方部分を、下部支持部材の下部凹部
内に位置させつつ、フレームが所定の位置にくるように
下部支持部材を上記支持部材の下端部と下部支持部材の
上端部とを接合させつつ移動させる。
【0021】このとき、上部支持部材の上部凹部はフレ
ームの外形の上方部分より大形であるので、フレームの
外形の上方部分と上部凹部との間に空間ができる。した
がって、上部支持部材が車体に固定されていても、フレ
ームは、上部支持部材の上部凹部内との間の空間内で所
定の位置に配置され得る。
【0022】そして、上部支持部材の下端部と下部支持
部材の上端部とを固定することにより、所定の位置に位
置合わさされたフレームが車体に取り付けられる。
【0023】
【発明の実施の形態】本発明の取付組立体20は、図3
(a)および(b)に示すように、下端部にフレーム11の外形
の上方部分より大形の上部凹部24を有する上部支持部材
21と、上端部にフレーム11の外形の下方部分と略一致す
る下部凹部34を有する下部支持部材31と、上部支持部材
21の下端部と下部支持部材31の上端部とを接合して上部
凹部24と下部凹部34との間に形成される開口部でフレー
ム11を支持し、フレームを固定するためにフレームの外
形と当接して、上部支持部材21に固定される補助部材27
とから成る。
【0024】図3(a)に示すように、昇降装置40に取り
付けられたフレームの外形、すなわちその断面形状は四
角形であることから、フレームの上方部分および下方部
分は、その四角形の向かい合う頂点を結んで形成される
三角形と同形である。したがって、上部凹部24は、その
三角形と同形となる(ただし、その三角形よりもほぼ大
形である)。下部凹部34もその三角形と同形となる(ただ
し、その三角形とほぼ一致している)。
【0025】上部支持部材21の下端部と下部支持部材31
の上端部とを接合して、上部凹部24と下部凹部34との間
に形成される四角形の開口部でフレームを支持すると、
フレームの下方部分は下部凹部34と整合して嵌合し、フ
レームの上方部分と上部凹部24との間には空間26が形成
される。
【0026】上部支持部材21は、図2(a)に示すよう
に、上部凹部24が形成された上部支持面22と、上部凹部
24の両側で下端部からほぼ垂直に張り出した第1および
第2の上部接合面23、23’とを有して成り、各下部接合
面には、支持面22に平行に伸長する上部貫通口25が形成
される。
【0027】下部支持部材31は、図2(b)に示すよう
に、下部凹部34が形成された下部支持面32および下部凹
部34と同形の下部凹部34’が形成された下部支持面32’
を有し、さらに下部凹部34の両側で上端部からほぼ垂直
に張り出し、下部凹部34’の両側に至る、接合面23、2
3’とそれぞれ接合する第1および第2の上部接合面33、3
3’を有し、各接合面には、支持面32(32’)にほぼ垂直
に伸長する上部貫通口35が形成されている。
【0028】補助部材27は、図3(a)に示すように、フ
レーム11の外形の上方部分と同形の凹部を有し、両凹部
24および34により形成される開口部内に配置されたフレ
ーム11の上方部分に当接し、上部支持部材21の上部支持
面22に固定されるものである。
【0029】
【実施例】図1に、本発明の取付組立体の実施例を示
す。
【0030】本発明の取付組立体の実施例は、図4に示
す昇降装置と同一の昇降装置を、中空柱状のフレーム11
を介して車体に取り付けるための取付組立体である。
【0031】しかし、本発明の取付組立体は、昇降装置
に連結されるフレームを所望に取り付け、その結果昇降
装置を正確に車体に取り付ける組立体であるから、取付
組立体は昇降装置の取り付けに限定されず、フレームを
介して取り付けるものであれば、その取り付けを行うこ
とができる。また、取付も車両に限定されず、他の据付
け物であってもよい。
【0032】図示の昇降装置40のフレーム11の外形は四
角形であり、その四角形とほぼ同形の四角形の開口部を
形成するように上方凹部24と下方凹部34とが形成されて
いるが、その理由は、上部凹部24と下部凹部34とで形成
される四角形の開口部内で、外形が四角形のフレーム11
を支持すると、昇降装置の荷重が作用しても、フレーム
11がその開口部内で回転せず、確実に固定できるからで
ある。したがって、回転防止を図るために、フレームの
外形を他の多角形や非回転形とし、それに対応して上方
凹部と下方凹部の形状を決定してもよい。また、フレー
ム11の開口部内での固定が溶接などにより確実に行われ
るときは、フレームの外形を回転形とし、それに対応し
て上方凹部と下方凹部の形状を決定してもよい。
【0033】なお、フレームの外形を四角形としたとき
は、フレーム11の四角形の形状を維持しつつ、その大き
さが変化しても、あるいは下部凹部34の上記三角形の形
状を維持しつつ、その大きさが変化しても、フレームの
下方部分を下部凹部34内に確実に収容できるという利点
もある。
【0034】取付は、まず、図1に示すように、一対の
上部支持プレート21を車体の両側にあるシャシ60にそれ
ぞれ溶接、またはボルトにより固定する。昇降装置40の
四角形のフレーム11の外形の下方部分を下から下部支持
部材34の下部凹部32、32’内に配置しながら、上部接合
面23、23’と下部接合面33、33’とをそれぞれ接合させ
る。
【0035】上述したように、上部支持部材21の上部凹
部24は、フレーム11の外形の上方部分よりも大きいこと
から、図3(a)に示すように、フレーム11と上部凹部24
との間に空間26が形成されている。したがって、各接合
面23、23’と各接合面33、33’と接合させながら、フレ
ームを下部支持部材とともに空間内を移動させ、所望の
位置に位置づけることができる。
【0036】たとえば、一対の上部支持部材21がシャシ
60の歪みなどにより左右にずれ、両上部凹部24が整合し
ていないとしても、フレームは空間26内で左右に移動で
きるので、フレームを所定の位置に配置できる。
【0037】上部支持部材21の上部接合面23、23’には
支持面22に平行に伸長する貫通口25が設けられているこ
とから、フレームを所定の位置に配置するために、下部
支持部材31を上部支持部材21に対し左右に移動させて
も、下部支持部材31の下部接合面33、33’の設けられた
貫通口35は貫通口25と連通する。
【0038】図3(b)に示すように、フレーム11は下部
支持部材31の二つの下部凹部34、34’で支持されること
から、その支持は確実なものとなるが、下部支持部材31
が剛直である場合、たとえばその厚さが厚いときは、支
持面32’は不要である。
【0039】フレームの支持は荷重が作用するシリンダ
用ブラケット12の近傍で行うことが望ましいが、車体の
シャシ60の幅が必要以上に狭いとき、シャシ60に固定さ
れた上部支持部材は、支持に適切な位置に移動できな
い。この場合、下部支持部材31を車両の外側に各接合面
を接合させなら、下部凹部34がシリンダ用ブラケット12
の近傍に位置するように、下部支持部材31を移動させ
る。このときも、下部支持部材の接合面に設けられた貫
通口35は、支持面32に対して垂直に伸長していることか
ら、下部支持部材31を車両の外側に移動させても、上部
支持部材21の接合面に設けられた貫通口25と連通する。
【0040】図示した実施例では、上部接合面23、2
3’に、支持面22に対して平行に伸長するフレームの
幅方向に長い長円形の貫通口25が設けられ、接合面3
3、33’に、支持面32、32’に対して垂直方向に
伸長するフレームの長さ方向に長い長円形の貫通口35
が設けられているが、これに限定されず、これら長円形
貫通口の伸長方向は互いに垂直方向であればよい。
【0041】また、下部支持部材を上部支持部材に対し
て左右方向(図3(a)において左右方向)または前後
方向(図3(a)において左右方向)のいずれか方向に
のみ移動させることで取付動作ができるときは、上部接
合面または下部接合面のいずれかに、所望の移動方向に
伸長する長い長円形の貫通口を設ければよい。
【0042】上記のように、取付位置合わせを行った
後、それぞれ接合する第1および第2の上部接合面23、2
3’と第1の下部接合面33、33’を連通した上部貫通口25
および下部貫通口35に接合ボルト14を通して締め付け、
両支持部材を固定する。
【0043】ここで、接合面の接合はボルトによって行
ったが、溶接により接合を行ってもよい。この場合は、
支持部材の接合面に貫通口を設ける必要はない。
【0044】上部支持部材と下部支持部材との固定の後
に、補助部材27の三角形状の凹部を、三角形状であるフ
レーム11の外形の上部分に当接させ、上部支持部材21の
上部支持面22に溶接、ボルト等により固定する。これに
より、フレーム11は上部支持部材21と下部支持部材31と
により固定され、かくして昇降装置40はフレームを介し
て車両に固定される。
【0045】この実施例では、一対の上部支持部材21を
車両のシャシ60に固定し、それら上部支持部材21に一対
の下部支持部材31を固定して、フレームを固定したが、
それらの間にさらに一つ以上の取付組立体を設けてもよ
い。
【0046】また、車両のシャシ60の一方には、図4ま
たは図5に示す従来の取付組立体を設け、他方に本発明
の取付組立体を設けてもよい。
【0047】図示の実施例では、上部支持部材21の上部
接合面23、23’は後方(図3(b)において右方向)に伸長
するものであるが、上部支持面22の両側に張り出すもの
でもよい。また、下部支持部材31の下部接合面33、33’
も後方(図3(b)において右方向)に伸長するものである
が、下部支持面34の両側に張り出すものでもよい。ここ
で、上部接合面上に形成される貫通口および下部接合面
上に形成される貫通口の両方を伸長させたときは、その
伸長方向は垂直にする。
【0048】説明してきた上部支持部材は、下部支持部
材に対して接合した状態で移動でき、かつボルト締めが
できるように、各支持部材に接合面を設け、その接合面
に貫通口を設けたが、上述したように溶接手段等により
両支持部材を接合する場合で、両支持部材の端部同士を
接合して移動できるときは、張り出した接合面はなくて
もよい。
【0049】
【効果】本発明の取付組立体により、昇降装置を柱状の
フレームを介して取り付ける際に、フレームが上部支持
部材の上部凹部内で移動できることから、上部支持部材
が精度よく車体に固定されなくとも、または車体のシャ
シやフレームに歪みが生じたことにより上部支持部材が
所定の位置に固定されなくとも、フレームを所望の位置
に配置でき、したがって、昇降装置を正確に正確に車体
に取り付けることができる。
【0050】また、本発明の取付組立体の下部支持部材
は、上部支持部材に対してフレームとともに左右、前後
に移動でき、さらにボルト等により両支持部材は容易に
接続、固定できることから、フレームの位置の調整、フ
レームの固定が容易となる。
【0051】さらに、本発明の取付組立体は、フレーム
を所望の位置に配置、固定するものであるから、フレー
ムを介して取り付けられる装置であれば、昇降装置に限
らず、他の装置に対しても利用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の取付組立体を使用して、フレ
ームを介して車体に昇降装置を取り付けた状態を示す。
【図2】図2は、本発明の取付組立体の実施例を示し、
図2(a)は、上部支持部材の斜視図であり、図2(b)は、
下部支持部材の斜視図である。
【図3】図3は、本発明の取付組立体を車体のシャシに
固定したところを示し、図3(a)は、フレームの長手方
向から取付組立体を見たところの図3(b)のA-A線断面図
であり、図3(b)は、図3(a)のB-B線断面図である。
【図4】図4は、従来の取付組立体を使用して、フレー
ムを介して車体に昇降装置を取り付けた状態を示す。
【図5】図5は、従来の取付組立体をシャシに固定した
ところを示し、フレームの長手方向から取付組立体を見
たところの断面図である。
【図6】図6は、車体後部に昇降手段及び昇降台を取り
付けた状態を示す。
【符号の説明】
10・・・取付組立体 11・・・フレーム 12・・・シリンダ用ブラケット 13・・・シャフト 14・・・ボルト 15・・・補助部材 20 ・・本発明の取付組立体 20′・・従来の取付組立体の支持部材 21・・・上部支持部材 22・・・上部支持
面 23 ・・第1の上部接合面 23′・・・第2の
上部接合面 24・・・上部凹部 25・・・上部貫通
口 26・・・空間 27・・・補助部材 31・・・下部支持部材 32 ・・第1の下部支持面 32′・・・第2の
下部支持面 33 ・・第1の下部接合面 33′・・・第2の
下部接合面 34・・・下部凹部 35・・・下部貫通
口 40・・・昇降手段 41 ・・昇降用シリンダ 41’・・チルト用シリンダ 42、42’・アーム 50・・・昇降台 60・・・車体のシ
ャシ
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60P 1/44 F16L 3/10

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 昇降台を昇降させるための昇降装置を、
    柱状のフレームを介して車体に取り付けるための取付組
    立体であって、 (1)下端部に前記フレームの外形の上方部分よりも大
    形の上部凹部を有し、上端部が前記車体のシャーシに固
    定される上部支持面、および前記上部支持面の下端部に
    ある前記上部凹部の両側から前記上部支持面に対し垂直
    に張り出す第1および第2の上部接合面、 から成る板状の上部支持部材、 (2)上端部に前記フレームの外形の下方部分と一致す
    る下部凹部を有する下部支持面、および前記下部支持面
    の上端部の前記下部凹部の両側から前記下部支持面に対
    し垂直に張り出す第1および第2の下部接合面であっ
    て、それぞれの上面が前記第1及び第2の上部接合面と
    接合できる、下部接合面、 から成る板状の下部支持部材、 (3)それぞれの上面と下面とを接合した前記第1およ
    び第2の上部接合面および前記第1および第2の下部接
    合面を介して、前記上部支持部材と前記下部支持部材と
    を固定するための固定手段、並びに (4) 前記フレームの外形の上方部分の外面に沿った
    形状の凹部を有する補助部材であって、前記上部支持部
    材と前記下部支持部材とを前記固定手段により固定した
    ときに、前記下部支持部材の前記下部凹部に支持された
    前記フレームの外形の前記上方部分の外面に沿って前記
    補助部材の凹部が当接するように前記上部支持部材の前
    記上部支持面に固定される、補助部材、 から成る取付組立体。
  2. 【請求項2】 前記上部支持部材が、前記第1および第
    2の上部接合面のそれぞれに形成した上部貫通口を含
    み、 前記下部支持部材が、前記第1および第2の下部接合面
    のそれぞれに形成した下部貫通口を含み、 前記上部貫通口および前記下部貫通口の少なくとも一方
    前記フレームの長さ方向に長い長円形であり前記固定手段 が、それぞれ接合させた前記第1および第
    2の上部接合面と前記第1および第2の下部接合面とに
    形成した前記上部貫通口と前記下部貫通口とを貫通し前
    記上部支持部材と前記下部支持部材とを締め付け固定す
    るボルト手段である、 請求項1に記載の取付組立体。
  3. 【請求項3】 前記上部支持部材が、前記第1および第
    2の上部接合面のそれぞれに形成した上部貫通口を含
    み、 前記下部支持部材が、前記第1および第2の下部接合面
    のそれぞれに形成した下部貫通口を含み、前記上部貫通口および前記下部貫通口の一方が前記フレ
    ームの長さ方向に伸長して形成され、 前記上部貫通口および前記下部貫通口の他方が前記フレ
    ームの幅方向に伸長して形成され、 前記固定手段 が、それぞれ接合させた前記第1および第
    2の上部接合面と前記第1および第2の下部接合面とに
    形成した前記上部貫通口と前記下部貫通口とを貫通し前
    記上部支持部材と前記下部支持部材とを締め付け固定す
    るボルト手段である、 請求項1に記載の取付組立体。
  4. 【請求項4】 前記フレームの外形が上下左右に頂点を
    有する四角形であり、前記フレームの外形の前記上方部
    分および前記下方部分がそれぞれ前記四角形を前記四角
    形の左右の頂点を結んだ対角線により上下に二分した三
    角形と同形であり、 前記補助部材の凹部が前記の上下に二分した三角形のう
    ちの上側の三角形と同形である、請求項1の取付組立
    体。
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