JP3036838B2 - スナップ及びロック急速コネクタ - Google Patents

スナップ及びロック急速コネクタ

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JP3036838B2
JP3036838B2 JP03505428A JP50542891A JP3036838B2 JP 3036838 B2 JP3036838 B2 JP 3036838B2 JP 03505428 A JP03505428 A JP 03505428A JP 50542891 A JP50542891 A JP 50542891A JP 3036838 B2 JP3036838 B2 JP 3036838B2
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retainer
housing
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insert
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バーソロミュー,ドナルド・ディー
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プロプライアタリー・テクノロジー・インコーポレーテッド
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L37/00Couplings of the quick-acting type
    • F16L37/08Couplings of the quick-acting type in which the connection between abutting or axially overlapping ends is maintained by locking members
    • F16L37/084Couplings of the quick-acting type in which the connection between abutting or axially overlapping ends is maintained by locking members combined with automatic locking
    • F16L37/098Couplings of the quick-acting type in which the connection between abutting or axially overlapping ends is maintained by locking members combined with automatic locking by means of flexible hooks
    • F16L37/0985Couplings of the quick-acting type in which the connection between abutting or axially overlapping ends is maintained by locking members combined with automatic locking by means of flexible hooks the flexible hook extending radially inwardly from an outer part and engaging a bead, recess or the like on an inner part
    • F16L37/0987Couplings of the quick-acting type in which the connection between abutting or axially overlapping ends is maintained by locking members combined with automatic locking by means of flexible hooks the flexible hook extending radially inwardly from an outer part and engaging a bead, recess or the like on an inner part the flexible hook being progressively compressed by axial tensile loads acting on the coupling

Description

【発明の詳細な説明】 背景及び発明の概要 本発明は、スナップ及びロック急速接続具を提供する
コネタク組立体に関するものである。
自動車業界、及びその他の多くの業界において、低コ
ストで信頼性が高くかつ容易に構成要素を組み立て得る
手段が常に求められている。この要求は、燃料又は冷却
液管のような流体輸送導管を接続する場合に特に、顕著
である。旧式のねじ式接続部の場合、キャップを接続具
にねじ込み、そのキャップを締め付け、流体密のシール
を形成するのに必要な適正なトルクを得る場合、相当な
組み立て時間が必要とされる。更に、多数のキャップ及
び接続具、並びに必要であるライナー又はその他の構成
要素が利用可能であるようにするため、在庫品を維持す
ることが必要である。又、自動車又はその他の装置を実
際に使用した後、そのシール機能を維持するためキャッ
プを締め直すことが必要である。
従って、本発明の主たる目的は、流体輸送導管間のス
ナップ及びロック急速接続を実現する改良されたコネタ
ク組立体を提供することである。
更に、本発明の目的は、管状の流体輸送導管に対する
接続が工具を使用せずに一手順で行い得るよう予め組み
立てたコネタクハウジング及びリテーナを提供すること
である。
本発明の別の目的は、管状の流体輸送導管に対するス
ナップ接続が可能であるよう予め組み立てたコネタクハ
ウジング及びリテーナ組立体を提供することである。
本発明の別の目的は、一つのスナップ接続手順だけで
コネタクハウジングに接続し得る予め組み立てたコネタ
ク導管ユニットを提供することである。
本発明の更に別の目的は、導管をハウジングの軸穴内
に固着すると共に、シール要素を前記ハウジングの軸穴
内に位置決めする働きをする改良されたリテーナ組立体
を提供することである。
本発明のより具体的な目的は、リテーナインサートを
使用し、ハウジング内にリテーナ要素を固着するコネタ
ク組立体を提供することである。
本発明のより具体的な目的は、流体密のシールを形成
するのに使用される0リング及び軸受が高圧により吹き
飛ばされるのを防止するシールリテーナを提供すること
である。
上記の目的を実現するため、本発明は、全体として、
管状導管と、ハウジングと、一次リテーナ部材と、リテ
ーナインサートと、シールリテーナとを備えるスナップ
及びロックコネタク組立体を提供する。該管状導管は、
流体を輸送し得るようにしてある。該ハウジングには、
一端にて導管を受け入れると共に、第2端にて流体路を
提供する軸穴を備えて形成され、リテーナインサートに
当接し得るように湾曲したフランジ部分を備えている。
シールリテーナがハウジングの軸穴内に配置され、対向
する管状導管部分の間に流体密のシールを提供する。該
リテーナ組立体は、ハウジングに接触し、ロック機構を
提供し得るようにしてある。第1のリテーナ部材により
固着されたリテーナインサートを備えるリテーナ組立体
は、ハウジング内部にスナップ嵌めされる。リテーナイ
ンサートは、ハウジングのフランジ部分に当接し、リテ
ーナハウジング内にロックされ、表面領域を押圧してカ
ラー継手部分で形状アームを屈曲させることにより解放
されるまでそのロック状態に維持され、上記屈曲によ
り、ハウジングのフランジ部分とリテーナインサートと
の間に隙間を許容することが出来る。
具体的には、第1の本発明は特許請求の範囲第1項に
記載した如く、導管を固着するコネクタ組立体(10)で
あって、半径方向外方ロック面(124)を有する導管(1
00、122)の分離を阻止するロック機構(26、30、198、
280)を提供するコネクタ組立体にして、 半径方向面(26、28)を画成する手段を備えるハウジ
ング(20、126)と、変形不能なリテーナインサート手
段(30、198、280)であって、前記ハウジングの前記面
(28)に係合し得るようにした一部分(36、206、286)
と、導管の前記半径方向ロック面(124)に係合し得る
ようにした第2の部分(32、204、284)とを有するリテ
ーナインサート手段(30、198、280)と、一次リテーナ
部材手段(50、160、250)であって、伸長フランジ部分
(182、254)を画成する手段を有するカラー(70、17
4)と、前記リテーナインサートを囲繞し、前記リテー
ナインサート手段の横方向への動きを阻止する拡がり端
部分(40、200、202、270、272)とを有する一次リテー
ナ部材手段(50、160、250)とを備え、前記一次リテー
ナ部材手段(50、160、250)及びリテーナインサート手
段(30、198、280)が、前記ハウジング内に挿入され、
ロック接続部を形成し、 前記一次リテーナ部材手段が押圧可能な表面領域(5
6、57;194、268)を備え、前記表面領域に圧力を付与し
て、前記リテーナインサート手段と前記半径方向面(2
8)との係合を離脱させ、前記押圧可能な表面領域が、
形状アーム(54a〜54d、176〜178、260、262)を備え、
前記表面領域に圧縮力を付与したとき、前記リテーナイ
ンサート手段が前記形状アーム上で枢動し、前記形状ア
ームが屈曲を許容し、これにより、前記表面領域の圧縮
を可能にすることを特徴とするコネクタ組立体である。
従って、本発明の上記構成によれば、次に示す利点を
有する。
ハウジング内に、導管を一次リテーナ部材により固
定ロックまたはロック解除させるに際して、一次リテー
ナ部材はその変形可能な形状アームが前記押圧可能な表
面領域の押下げ操作のみにより屈曲されることにより一
次リテーナ部材に取付けたリテーナインサート手段を適
宜枢動させて前記ハウジング半径方向面(28)との係合
又は係合離脱を自在に行わせることができ、該係合又は
係合解除操作が前記押圧可能な表面領域の押下げ操作の
みによりワンタッチで行えて極めて容易であり、しかも
係合解除のために一次リテーナ部材以外の他の部材(例
えば実用新案公告第12458号公報中のバネ環4及びバネ
子6を夫々本願発明の一次リテーナ部材及びリテーナイ
ンサート手段に対応すると仮定すると、バネ子6の係合
解除のために更に他の部材である遊動環3が必要とな
る)を必要とせず部品点数を少なくして構成を簡単化し
得る。
一次リテーナ部材が弾性に富むのに比して、リテー
ナインサート手段は変形不能でかつ別部材である。
従って、第1に変形不能であることにより、上記ロッ
ク中においてむやみに変形することがないから、導管の
ロック面とハウジング半径方向面(28)との間にがた付
きなく介在して同時係合することにより、導管も軸方向
にがた付きがなく不慮に抜けてしまう等のおそれがなく
取付け状態が安定する。
第2に、別部材であることにより、リテーナインサー
ト手段の組付け時に一次リテーナ部材に対して微調整が
できるので上記各ロック面との係合精度を向上して製品
の信頼性を向上し得る。
第3に、リテーナインサート手段が変形不能であるこ
とから予測して、当業者であればリテーナインサート手
段が一次リテーナ部材より大きい硬度を有するよう容易
に設定でき、これによれば上記ロック中において、リテ
ーナインサート手段が導管のロック面とハウジング半径
方向面(28)とに常時当接係合しても、リテーナインサ
ート手段の磨耗又はへたり等がなく装置の精度の一層の
向上及び長寿命化をはかれる。
結果的に、上記の如く、変形可能の一次リテーナ部材
と変形不能のリテーナインサート手段との各機能を分担
して夫々の性能を100%発揮することができる。
リテーナインサート手段は一次リテーナ部材に対し
てその拡がり端部分40、200、202、270、272を介して取
り付けられるのみの簡単な構成故、リテーナインサート
手段及び一次リテーナ部材の加工及び組み付け作業も容
易であり、しかも組み付け時の微調整ができるので上記
各ロック面との係合精度を向上して製品の信頼性を一層
向上しうる。
次に、本願の第2の発明は、特許請求の範囲第7項に
記載した如く、上記一次リテーナ部材及びリテーナイン
サート手段に加えて、大略、Oリング92やブッシュ94等
のシールを保持するためのシールリテーナ88、158を設
けたものであり、上記、及びの効果以外に、この
シールリテーナのアーム82a、82b、164、166により一次
リテーナ部材の横方向(回転方向)の位置ずれの防止及
び上記Oリング92、ブッシュ94の高圧に起因する吹き飛
びをここで阻止し得るという効果がある。
次に、本願の第3の発明は、特許請求の範囲第9項に
記載したもので、上記第1の発明と、大略、同様の効果
がある。
次に、本願の第4の発明は、特許請求の範囲第13項に
記載したもので、大略、上記第1及び第2の発明を併せ
た効果がある。
次に、本願の第6の発明は、特許請求の範囲第22項に
記載した如く、急速コネクタ組立体に関するもので、上
記、及びの効果以外に、シール手段を特別に保持
するリング手段88、70を設けているので、大略、上記第
2の発明と同様の効果がある。
次に、本願の第7の発明は、特許請求の範囲第29項に
記載した如く、シール手段及びリテーナ手段を急速コネ
クタの導管ハウジング内に挿入する装置に関するもの
で、シール手段及びリテーナ手段をハウジング内に急速
かつ確実に挿入しうるという効果がある。
本発明の更なる目的及び利点は、以下の添付図面に関
する好適な実施例の詳細な説明を読むことにより明らか
になるであろう。
図面の簡単な説明 第1図は、一次リテーナ部材及びハウジング内に挿入
されたシールリテーナの一部断面図とした側面図、 第2図は、ハウジング内に挿入されたシールリテーナ
の一部断面図とした側面図、 第3図は、本発明の一次リテーナ部材の斜視図、 第4図は、シールリテーナの斜視図、 第5図は、リテーナインサートの側面図、 第6図は、リテーナインサートを固着する働きをする
リテーナ部材の部分の立面図、 第7図は、本発明によるコネクタ組立体の立面図、 第8図は、第7図の線8−8に沿った断面図、 第9図は、本発明によるリテーナの斜視図、 第10図は、第8図の組立体の一部断面図とした分解立
面図、 第11図は、第8図の組立体の一部断面図とした分解斜
視図、 第12図は、リテーナ組立体、及びリテーナ及びシール
手段を導管ハウジング内に挿入する接続具の斜視図、 第13図は、本発明によるリテーナの別の実施例の斜視
図、 第14図は、第13図の線14−14に沿った断面図である。
好適な実施例の詳細な説明 第1図を参照すると、本発明によるコネタク組立体10
の一部断面図とした側面図が示してある。該コネタク組
立体10は、全体として、ハウジング20と、リテーナイン
サート30と、一次リテーナ部材50と、シールリテーナ80
とから成っている。該リテーナインサートは、押圧可能
な表面領域56、57を相互に十分挟持したとき、形状アー
ム54(a−d)上で摺動可能な円形端面32を提供し得る
ようにしてある。ハウジング20は、導管100が貫通する
軸穴22を備えて形成される。ハウジング20は、コネタク
組立体10をハウジング構造体20から分離させたとき、当
接するリテーナインサートの面36に接触することによ
り、一次リテーナ部材50が外れるのを阻止する面28を提
供し得るように湾曲させた半径方向面26を備えている。
ハウジングの半径方向面26は又、シールリテーナ80の望
ましくない外れを阻止する当接面を提供する働きをす
る。好適な実施例において、コネクタ組立体10のスナッ
プ及びロック接続は、一次リテーナ部材50を図示するよ
うにハウジング構造体20内に挿入したときに実現され
る。該一次リテーナ部材を挿入したとき、当接するリテ
ーナ面36が半径方向面26の最末端部分から分離したなら
ば、リテーナインサート30の円形端縁32にて枢動が行わ
れ、当接面36は当接位置まで動き、一次リテーナ部材50
をハウジング20から引き離したとき、半径方向面26から
最早、離れることは出来ない。これは、形状アーム54
(a−d)が金属又はプラスチックのような弾性的材料
から成り、このため、形状アームがその屈曲前の位置に
復帰するからである。一次リテーナ部材50をハウジング
20との接続から解除する唯一の方法は、表面領域56、57
を共に挟持して、これら領域に圧力を付与することであ
る。これら表面領域56、57を相互に挟持すると、継手部
分62(a−d)が屈曲し、リテーナインサート30による
枢動はリテーナインサート30の円形端縁32にて形状アー
ム54上で行われ、リテーナインサート30と半径方向面26
との間に十分な隙間を提供し、表面領域56、57を圧縮
し、これと同時に、リテーナ要素50をハウジング20から
引っ張ることにより、接続が解除される。
第2図を参照すると、本発明により、ハウジング20内
に挿入されたシールリテーナ80の一部断面図とした側面
図が示してある。シールリテーナ80を挿入すると、アー
ム部分82aがハウジングの半径方向面26から分離したな
らば、シールリテーナ80は適所にロックされ、Oリング
92及びブッシュ94が高圧によって吹き飛ぶのを防止す
る。
第3図を参照すると、本発明による一次リテーナ部材
50の斜視図が示してある。該一次リテーナ部材は、全体
として、その一部がリテーナインサート30を包み込むリ
テーナ部材40と、押圧可能な表面領域56、57と、形状ア
ーム54(a−d)の湾曲部分51(a−d)及び直線状部
分(a−d)と、カラー70とを備えている。形状アーム
54(a−d)は、カラー70から外方に突出する。継手62
(a−d)がこの外方突出箇所に設けられており、これ
により、表面領域56、57に圧力を付与したとき、屈曲を
許容する。形状アーム54(a−d)は、表面領域56、57
に圧力を付与したとき、リテーナインサート30がその上
で枢動可能である面を提供する。圧力を表面領域に付与
したとき、形状アーム54(a−d)の湾曲部分51(a−
d)も又、僅かな屈曲を許容し、これにより、継手62
(a−d)に集中された圧力の一部を解放させる。一次
リテーナ部材50の全体は、屈曲及び屈曲前の位置への復
帰を許容するプラスチック又は金属のような十分に変形
不能な材料にて形成することを要する。
第3図及び第5図を参照すると、リテーナインサート
30が示してある。該リテーナインサート30は、該リテー
ナインサート40を包み込む部分と協働し得るような任意
の適当な形状を備えており、本発明の場合、略平行四辺
形の形状とする。リテーナインサートの底端縁32は丸味
を付け、十分な圧力を表面領域56、57に付与し、リテー
ナインサートを形状アームに接触させたとき、形状アー
ム54(a−d)上での枢動を許容し得るようにする。本
発明において、リテーナインサートは、当接面36から形
成し、該リテーナ面は一次リテーナ要素56をハウジング
から引き離したとき、ハウジングのフランジ部分の表面
28と比較的平坦に接触するように角度を付けてある。リ
テーナインサート30の寸法は、その円形端縁32からその
対向する末端面36まで十分に長く、リテーナインサート
40を固着する部分により保持したとき、形状アーム54
(a−d)とハウジング構造体20との間にタイトに嵌ま
り得るようにすると同時に、接続を解除しようとすると
き、半径方向面26から分離させるのに十分に短くする。
該インサートの寸法は又、リテーナインサート40を固着
する部分を内蔵する形状アーム部分53の角度に依存す
る。リテーナインサート30は、プラスチック又は金属の
ような十分に変形不可能な材料にて形成する必要があ
る。
第3図及び第6図を参照すると、リテーナインサート
を固着する保持部材の部分40が示してある。該保持部材
の部分は、リテーナインサートを固着するのに十分な形
態とすることが出来る。該リテーナ部材は又、プラスチ
ック又は金属のような比較的変形不能な材料にて形成す
る必要がある。
好適な実施例において、リテーナ部材の部分40は、リ
テーナインサートの頂部33、底部34の部分及び側面35を
包み込むC字形の端部分42、43を備えている。該リテー
ナ部材の部分は内面の凹所45、46から成り、リテーナイ
ンサートの端部分がこれら凹所内に強固に嵌まりインサ
ートの動きを阻止する。本発明の別の設計において、リ
テーナ部材はリテーナインサートの横方向への動きのみ
を阻止し、これにより、幾分かの上下動は許容し得るよ
うに設計することが出来る。かかる実施例は、形状アー
ム54(a−d)及びハウジング20の長さが著しく短い場
合に採用することが可能である。
第4図を参照すると、本発明によるシールリテーナ80
の斜視図が示してある。該シールリテーナ82は、全体と
して、ハウジングの半径方向面に当接する働きをする外
方湾曲フランジ部分84(a−b)を有するアーム部分82
(a−b)から成っている。アーム部分82(a−b)
は、必要なとき、シールリテーナを取り外すために工具
を挿入する穴部分85(a−b)を備えている。該アーム
部分は、シールリテーナをハウジングから引き出したと
き、継手部分86にて屈曲する。継手部分86は、カラー部
材88に接続されており、該カラー部材88には、ブッシュ
内にタイトに嵌まる外方伸長環状リップ90が設けられ、
該ブッシュは多数のプラスチック又はゴム状Oリングと
共に流体密のシールを形成する働きをする。
添付図面、特に、第7図及び第8図を参照すると、急
速コネクタ組立体が参照符号120で示してある。該急速
コネクタ組立体は、導管122を備えており、該導管は、
該導管122の端部から所定の距離に配置された外方伸長
半径方向環状フランジ124を備え、更に、該コネクタ組
立体は、雄型導管122を受け入れる雌型ハウジング126
と、該雌型ハウジング126に結合された導管128とを備え
ている。
第8図を参照すると、雌型ハウジング126の断面図が
示してある。該ハウジング126は、該ハウジング126を通
って伸長する軸穴130を有している。該軸穴130は、拡大
径部分132、134及び136を備えている。これら拡大径部
分132、134、136は、シール手段138及びリテーナ機構14
0のハウジングを提供する。又、該ハウジング126は、そ
の一端に導管128内まで挿入されるステム142を備える一
方、その他端にリテーナ機構140と協働し、導管122を雌
型ハウジング126内に保持する半径方向内方に曲げたフ
ランジ144を備えている。
シール手段138は、全体として、座金154により分離さ
れた一対のエラストマーOリング150、152を備えてい
る。これらOリング150、152及び座金154は、ブッシュ1
56により拡大径の穴部分132内に保持される。これらO
リング150、152は、ハウジング126内で導管122の先端を
密封する。
リテーナ機構140は、一対のリテーナ部材158、160を
備えている。リテーナ部材158は、環状リング部分162
と、一対の伸長アーム164、166とを備えている。リング
162は、略平坦でかつ平面状であり、ブッシュ156に当接
し、該ブッシュ156を拡大径の軸穴部分132内に保持する
リング162の片側から伸長する半径方向伸長フランジ168
を備えている。これらアーム164、166は、リング162の
反対側側部から伸長し、その自由伸長端部に外方に曲げ
たフランジ170、172を備えている。これらフランジ17
0、172は、略平面状のアーム164、166から斜め方向に伸
長し、フランジ144に接触し、ハウジング126内でリテー
ナ部材158を維持する。このように、リテーナ158はハウ
ジング126内で適所に維持される一方、該ハウジング126
は、該ハウジング126内でシール手段138を維持する。
リテーナ部材160は、リング部分174と、一対のアーム
176、178とを備えている。該リング部分174は、略平坦
でかつ平面状であり、全体として、その一側部から伸長
する半径方向フランジ182を備えている。これらアーム1
76、178は、第10図に図示するように、その反対側側部
からリング174に対して略垂直に伸長する。これらアー
ム176、178は、略同一形状であり、楕円U字形の形状で
ある。U字形部分の1つの脚部は、一対の伸長ストリッ
プ184、186から形成される。U字形部分の他の脚部分19
2に連続した円弧状又は湾曲したウェブ部分188、190が
これらストリップ184、186に連続する。脚部分192は、
全体として「T」字形であり、そのクロス部材194が湾
曲ウェブ188、190に接続し、その本体部分196は導管固
着インサート198を備えている。該本体部分196は、全体
として、導管固着インサート198を本体196上に固着する
フィンガ200、202を備えている。
導管固着インサート198は、導管をハウジング126内に
挿入したならば、該導管の環状ビード124に当接する当
接面として機能する前縁204を有する楕円矩形の形状で
ある。該インサート198は、フランジ144に当接し、ハウ
ジング126内でリテーナ160を維持する後縁206を備えて
いる。該インサート198は、金属、プラスチック又は同
様の材料で製造し、特定の導管組立体に必要な所望の特
性が得られるようにする。又、インサート198は、リテ
ーナリング174、アーム176、178よりも大きい寸法又は
より堅牢な金属材料にて製造することも出来る。このよ
うに、リテーナリング174、及びアーム176、178の材料
よりも遥かに大きい力を受けるインサートに対し軽量な
リング及びアームを使用することが可能となる。
リテーナアーム176、178は、第8図に図示するよう
に、ハウジング128外に伸長するウェブ部分188、190を
備えることが出来る。これにより、リテーナ160は、ア
ーム176、178を共に挟持することでリテーナ160をハウ
ジングから取り外すことが可能となる。このように、異
なるインサートを有するリテーナを同一のハウジング内
で使用することが出来る。
第11図を参照すると、シール手段138及びリテーナ機
構140を雌型ハウジング126内に挿入する装置が示してあ
る。該装置230は、ハンドル232と、細長い本体234とを
備えている。該ハンドルは、略開放した多角形の形状で
あり、該本体は略クロス断面形状を備えているが、これ
ら本体及びハンドルは任意の所望の形状とすることが出
来る。本体234は、Oリング150、152、座金154及びブッ
シュ156をその上に位置決めするのを許容する複数の着
座面238、240、242、244を有する一端部236を備えてい
る。又、本体234は、リテーナ160のリング174に当接す
る一対の外方伸長ストッパ246を備えている。これらス
トッパ246は、本体234の端部236から所望の距離に位置
決めされ、シール手段138及びリテーナ機構140を雌型ハ
ウジング126内で適正に位置決めするのを許容する。
挿入中、ストッパ246は、インサート198と一直線に位
置決めし、第12図に図示するように、インサートがスト
ッパ246に当接し、リテーナ140及びシール手段138に対
する装置230の位置を維持し得るようにする。装置230を
ハウジング126内に挿入したならば、ハンドル232を回転
操作して装置230を90゜回転させ、ストッパ246が最早、
インサート198と一直線でないようにする。このため、
リテーナ158、160は、フランジ144を介してハウジング1
26内にロックされ、装置230のみがハウジングから引き
出される。該装置230が引き出されるとき、リテーナ15
8、160のフランジリングがブッシュ156、Oリング150、
152及び座金154に押し付けられ、装置230の端部236が座
金、Oリング及びブッシュを通じて引き出されるのを許
容する。
次に、第13図及び第14図を参照すると、リテーナ160
と同様のリテーナの別の実施例が示してある。第13図及
び第14図に示したリテーナ250は、そのアームがハウジ
ング126内に保持された状態でハウジング126内に維持さ
れるようにしてある。
リテーナ250は、フランジ254がその一側部から伸長す
るリング部分252を有するリテーナ160と略同様である。
アーム256、258は、リング部分252の反対側側部から伸
長する。これらアーム256、258は、上述のアーム176、1
78と同様である。これらアーム256、258は第1の脚部を
形成する一対の細長いストリップ260、262を備える楕円
U字形の形状であり、該第1の脚部は円弧状ウェブ部分
264、266に連続するストリップ260、262を有する一方、
これらウェブ部分264、266は、U字形の第2の脚部を形
成するクロス部材268に連続している。U字形部分の脚
部の一方を形成するストリップ260、262は、U字形部分
の他方の脚部を形成するクロス部材268よりも実質的に
大きい。
クロス部材268は、導管リテーナインサート280をアー
ム256、258上に保持する一対のフィンガ270、272を備え
ている。これらフィンガ270、272は、インサート280の
内部に形成されたバー282を囲繞するインサート280の中
間まで伸長する。該インサート280は又、前縁284と、後
縁286とを備えている。前縁284は、導管122の環状ビー
ド124に当接し、ハウジング126内で該導管を保持する。
同様に、後縁286はフランジ144に当接し、ハウジング12
6内でリテーナ250を保持する。
上記の詳細な説明は本発明の好適な実施例に関するも
のであるが、本発明は、請求の範囲の記載及びその合理
的な意義から逸脱せずに、応用例、変形例及び変更が可
能であることを理解すべきである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭57−107493(JP,A) 実開 平1−136789(JP,U) 実開 昭63−132192(JP,U) 実公12458(大正14年)(JP,Y1 T) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16L 37/12

Claims (31)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】導管を固着するコネクタ組立体(10)であ
    って、半径方向外方ロック面(124)を有する導管(10
    0、122)の分離を阻止するロック機構(26、30、198、2
    80;)を提供するコネクタ組立体にして、 半径方向面(26、28)を画成する手段を備えるハウジン
    グ(20、126)と、 変形不能なリテーナインサート手段(30、198、280)で
    あって、前記ハウジングの前記面(28)に係合し得るよ
    うにした一部分(36、206、286)と、導管の前記半径方
    向ロック面(124)に係合し得るようにした第2の部分
    (32、204、284)とを有するリテーナインサート手段
    (30、198、280)と、 一次リテーナ部材手段(50、160、250)であって、伸長
    フランジ部分(182、254)を画成する手段を有するカラ
    ー(70、174)と、前記リテーナインサートを囲繞し、
    前記リテーナインサート手段の横方向への動きを阻止す
    る拡がり端部分(40、200、202、270、272)とを有する
    一次リテーナ部材手段(50、160、250)とを備え、 前記一次リテーナ部材手段(50、160、250)及びリテー
    ナインサート手段(30、198、280)が、前記ハウジング
    内に挿入され、ロック接続部を形成し、 前記一次リテーナ部材手段が押圧可能な表面領域(56、
    57;194、268)を備え、前記表面領域に圧力を付与し
    て、前記リテーナインサート手段と前記半径方向面(2
    8)との係合を離脱させ、 前記押圧可能な表面領域が、形状アーム(54a〜54d、17
    6〜178、260、262)を備え、前記表面領域に圧縮力を付
    与したとき、前記リテーナインサート手段が前記形状ア
    ーム上で枢動し、 前記形状アームが屈曲を許容し、これにより、前記表面
    領域の圧縮を可能にすることを特徴とするコネクタ組立
    体。
  2. 【請求項2】請求の範囲第1項に記載のコネクタ組立体
    にして、 前記リテーナインサート手段(30、198、280)が、前記
    一次リテーナ部材手段(50、160、250)の端末部分(4
    2、43;200、202;270、272)により包み込まれ、その結
    果、前記ハウジング内に挿入したとき、接続の解除に抵
    抗するロック機構が提供されるようにしたことを特徴と
    するコネクタ組立体。
  3. 【請求項3】請求の範囲第2項に記載のコネクタ組立体
    にして、 前記リテーナインサート手段(30、198、280)が、枢動
    可能であるようにした一端縁(32、204、284)を備える
    ことを特徴とするコネクタ組立体。
  4. 【請求項4】請求の範囲第2項に記載のコネクタ組立体
    にして、前記リテーナインサート手段(30、198、280)
    が、1つの末端壁(36、206、286)を備え、 前記末端壁が、前記ハウジングの前記半径方向面(26)
    に当接し、かつこれと同時に、その長手方向と直交する
    方向に対して所定の角度が付けられることを特徴とする
    コネクタ組立体。
  5. 【請求項5】請求の範囲第4項に記載のコネクタ組立体
    にして、 前記一次リテーナ部材手段(50、160、250)が、各端部
    に端末部分を備え、 前記端末部分がC字形に湾曲し、リテーナインサート手
    段をタイトに受け入れる凹所をその内面に備えることを
    特徴とするコネクタ組立体。
  6. 【請求項6】請求の範囲第1項に記載のコネクタ組立体
    にして、 前記リテーナインサート手段が、比較的変形不能な材料
    から成り、 前記一次リテーナ部材手段が、前記押圧可能な表面領域
    に最小の圧力が付与される結果、前記形状アームが屈曲
    するのを許容する変形可能な材料から成ることを特徴と
    するコネクタ組立体。
  7. 【請求項7】導管を固着するコネクタ組立体であって、
    その一端に隣接する半径方向外方ロック面(124)を備
    える前記導管(100、122)の分離を阻止するロック機構
    を提供するコネクタ組立体にして、 第1の端部に前記導管を受け入れる軸穴が形成され、第
    2の端部に流体路を提供するハウジングであって、半径
    方向面を画成する手段を備えるハウジング(20、126)
    と、 前記ハウジングの軸穴内に配置されたシールリテーナ手
    段(88、158)であって、前記導管及び前記ハウジング
    の係合面間に流体密のシール(92、94;138)を提供し、
    更に、軸穴が形成されたシールリテーナ手段と、 前記シールリテーナ手段内にきちっと嵌まり、流体密の
    シールを提供するカラー(70、174)を有し、該カラー
    から形状アーム(54a〜54d、176、178、260、262)が外
    方に突出する一次リテーナ(50、160、250)とを備え、 前記形状アームが、前記形状アームの両端に配置した押
    圧可能な表面領域に圧力が付与されたとき、前記カラー
    から突出する点で屈曲し、 変形不能なリテーナインサート(30、198、280)が、前
    記押圧可能な表面領域に圧力が付与されたとき、前記形
    状アーム上で枢動し、前記ハウジングに係合する前記イ
    ンサート部分間に隙間を提供し、 前記リテーナインサートが、前記押圧可能な表面領域か
    ら拡がる角度で伸長する特別に設計した一次リテーナの
    部分(40、200、202、270、272)により適所に保持さ
    れ、 前記シールリテーナが外方に伸長するアーム(82a、82
    b、164、166)を備え、 前記アームが、前記一次リテーナの横方向への動きを阻
    止することを特徴とするコネクタ組立体。
  8. 【請求項8】請求の範囲第7項に記載のコネクタ組立体
    にして、 前記カラー部材(70、174)が外方に伸長するフランジ
    部分(182)を備え、 前記フランジ部分が、前記シールリテーナ(80、158)
    の前記軸穴内に挿入されることを特徴とするコネクタ組
    立体。
  9. 【請求項9】係合した導管の分離を阻止するリテーナ組
    立体にして、 変形不能なインサート(30、198、280)であって、枢動
    可能であるようにした端縁(32、204、284)と、前記枢
    動可能な端縁と反対側の端部に設けられ、ハウジングの
    半径方向面(26)に当接し、これによりその分離を阻止
    する壁(36、206、286)とを有するインサートと、 前記半径方向面と作用可能に係合する方向に動きかつ該
    係合状態から離反し得るように前記インサートを作用可
    能に支持する一次リテーナ部材(50、160、250)であっ
    て、圧縮力が付与される押圧可能な表面領域と、第1の
    端部にて前記押圧可能な表面領域に取り付けられる形状
    アームと、前記形状アームの第2の端部が取り付けられ
    たカラー(70)であって、該カラーから該形状アームが
    外方に垂直に突出する前記カラー(70、174)とを有す
    る一次リテーナ部材とを備え、 前記形状アームが、前記押圧可能な表面領域に押圧力が
    付与されたとき、前記突出箇所で屈曲するようにし、前
    記カラーが導管を挿入させ得るようにしたことを特徴と
    するリテーナ組立体。
  10. 【請求項10】請求の範囲第9項に記載のリテーナ組立
    体にして、 前記形状アームが、前記リテーナ組立体をハウジング部
    材内に挿入するのに応答して屈曲して隙間を提供し、 前記リテーナインサートとハウジングの半径方向面との
    間に隙間が設定されたならば、前記形状アームが屈曲前
    の位置に復帰するようにしたことを特徴とするリテーナ
    組立体。
  11. 【請求項11】請求の範囲第9項に記載のリテーナ組立
    体にして、 前記形状アームが、前記カラーにてタイトなシールを許
    容すると同時に、ハウジングの半径方向面にロック可能
    に接続するのに十分な長さであることを特徴とするリテ
    ーナ組立体。
  12. 【請求項12】請求の範囲第9項に記載のリテーナ組立
    体にして、 前記一次リテーナ部材が変形可能な材料から成り、リテ
    ーナ組立体の係合を解除するには、前記押圧可能な表面
    領域に最小の押圧力を付与すれば足るようにしたことを
    特徴とするリテーナ組立体。
  13. 【請求項13】導管(100、122)の分離を阻止する半径
    方向外方に配置されたロック機構(36、26)を有する、
    導管を固着するためのコネクタ組立体にして、 半径方向面(26)を画成し、前記導管を受け入れる軸穴
    を備えて形成された手段を備えるハウジング(20、12
    6)と、 前記ハウジングの前記面に係合し得るようにした一部分
    (36、206、286)と、前記導管の前記半径方向ロック面
    (124)に係合し得るようにした第2の部分(32、204、
    284)とを有する変形不能なリテーナインサート手段(3
    0、198、280)と、 前記リテーナインサートを囲繞し、前記リテーナインサ
    ート手段の横方向への動きを阻止する第1の端部に端末
    部分(42、43、200、202、270、272)を有する一次リテ
    ーナ部材手段(50、160、250)とを備え、 前記リテーナ部材手段及びリテーナインサート手段が、
    前記ハウジング内に導入され、前記ハウジングの半径方
    向面に係合し、ロック接続部を形成すると共に、その他
    端にカラー部分(70、174)を備えるようにし、 圧力が付与され、リテーナインサート手段(36)と前記
    半径方向面(26)との係合を解除させる押圧可能な表面
    領域(56、57、194、268)と、 前記圧押可能な表面領域に圧縮力が付与されたとき、前
    記リテーナインサート手段がその上で枢動する形状アー
    ムであって、屈曲する箇所でカラーから伸長する形状ア
    ーム(54a〜54d、176、178、260、262)と、 前記ハウジングの前記軸穴内に配置されたシールリテー
    ナ手段(80、158)であって、前記ハウジングの前記半
    径面に係合し得るように半径方向に伸長するアーム(82
    a、82b、164、166)が設けられたシールリテーナ手段
    と、 前記ハウジング内で係合した導管の振動を阻止すると共
    に、流体密のシールを更に提供するOリング(92、15
    0、152)と、 前記シールリテーナと前記Oリングとの間で前記ハウジ
    ング内に収容され、流体密のシールを提供するブッシュ
    (156)とを備えることを特徴とするコネクタ組立体。
  14. 【請求項14】請求の範囲第13項に記載のコネクタ組立
    体にして、 前記シールリテーナ手段(80、158)が、前記ハウジン
    グの半径方向面に当接するのに十分な長さの半径方向伸
    長アーム部分を備え、該シールリテーナ手段が前記ブッ
    シュ(156)の後方にスナップ嵌めされ、前記一次リテ
    ーナ部材手段(50、160、250)を取り外しても、前記O
    リングを押圧して流体密のシールを不断に提供すること
    を特徴とするコネクタ組立体。
  15. 【請求項15】請求の範囲第14項に記載のコネクタ組立
    体にして、 前記半径方向伸長アーム(82a、82b、164、166)が、前
    記一次リテーナ部材手段を取り外しても、前記ブッシュ
    及び前記Oリングが高圧により吹き飛ばされるのを防止
    するのに十分な極めて大きい圧潰強度を備えることを特
    徴とするコネクタ組立体。
  16. 【請求項16】請求の範囲第15項に記載のコネクタ組立
    体にして、 前記半径方向伸長アームが、カラー(88)から外方に伸
    長し、前記シールリテーナ(80、158)を取り外したと
    き、屈曲する点に継手部分(86)を形成することを特徴
    とするコネクタ組立体。
  17. 【請求項17】請求の範囲第15項に記載のコネクタ組立
    体にして、 前記半径方向伸長アームが、前記シールリテーナの取り
    外しを容易にし得るようにした外方湾曲フランジ部分
    (84a、84b、170、172)を備えることを特徴とするコネ
    クタ組立体。
  18. 【請求項18】請求の範囲第17項に記載のコネクタ組立
    体にして、 前記半径方向伸長アームには、シールリテーナの取り外
    しを容易にする小さい穴(85a)が外方湾曲フランジ部
    分に形成されることを特徴とするコネクタ組立体。
  19. 【請求項19】請求の範囲第14項に記載のコネクタ組立
    体にして、 前記シールリテーナ手段がブッシング(156)にタイト
    に嵌入し、流体密のシールを更に提供する外方伸長の外
    周フランジ部分(90)を備えることを特徴とするコネク
    タ組立体。
  20. 【請求項20】請求の範囲第13項に記載のコネクタ組立
    体にして、 前記シールリテーナ及び前記一次リテーナが2つの異な
    る材料にて形成可能であることを特徴とするコネクタ組
    立体。
  21. 【請求項21】請求の範囲第13項に記載のコネクタ組立
    体にして、 前記リテーナインサート手段が比較的変形不能な材料か
    ら成り、 前記一次リテーナ部材手段が、前記押圧可能な表面領域
    及び前記形状アームが変形可能な材料から成り、前記リ
    テーナインサート手段と前記ハウジングの半径方向面と
    の係合を解除するには、前記押圧可能な表面領域に最小
    の押圧力を付与させれば足るようにしたことを特徴とす
    るコネクタ組立体。
  22. 【請求項22】急速コネクタ組立体にして、 前記導管の一端から所定の距離に半径方向外方に伸長す
    る環状ビード(124)を有する導管(122)と、 前記導管を受け入れ得るように形成された軸穴を有する
    ハウジング(20、126)と、 前記導管を前記ハウジングに対して密封し、前記ハウジ
    ングの前記軸穴内に配置されたシール手段(90、150、1
    52)と、 前記導管を前記ハウジング内で保持するリテーナ手段
    (80、158;50、160、250)とを備え、 前記リテーナ手段が、前記ハウジングの軸穴内に配置さ
    れ、前記シール手段を前記ハウジング内で維持するリン
    グ手段(88、70)を備え、 前記リング手段が、前記導管の通過を許容する軸穴と、
    前記リング手段から伸長する一対のアーム(82a、82b、
    164、166;54a〜54d、176、178、260、262)とを備え、 前記リテーナ手段が更に、前記ハウジングの半径方向面
    (28)と導管の環状ビード(124)とに夫々係合する変
    形不能なインサート(30、198、280)を備え、 前記アームが、全体としてU字形の形状であり、前記ア
    ームの一方の一端部が前記リング手段に結合され、前記
    アームの他方の一端部が前記環状ビード(124)に当接
    し、前記ハウジング内で前記導管を保持する手段を備え
    ることを特徴とする急速コネクタ組立体。
  23. 【請求項23】請求の範囲第22項に記載の急速コネクタ
    組立体にして、 前記リテーナ手段が、一対のリテーナ(80、158;50、16
    0、250)を更に備え、 前記リテーナの第1のリテーナ(80、158)が、前記ハ
    ウジング内で前記シール手段を維持し、 第2のリテーナ(50、160、250)が、前記ハウジング内
    で前記導管を維持する、前記導管に当接する手段(30、
    198、280)を備えることを特徴とする急速コネクタ組立
    体。
  24. 【請求項24】請求の範囲第23項に記載の急速コネクタ
    組立体にして、 前記第2のリテーナ(50、160、250)が前記ハウジング
    内で取り外し可能に固着されることを特徴とする急速コ
    ネクタ組立体。
  25. 【請求項25】請求の範囲第24項に記載の急速コネクタ
    組立体にして、 前記第2のリテーナ(50、160、250)が、リング部分
    と、前記リング部分から伸長する一対のアームとを備
    え、 前記アームが、全体としてU字形であり、前記U字形部
    分の一方の脚部が一対のストリップ(54a〜54d、184、1
    86)により形成され、 前記他方の脚部(56、57、192、268)がT字形であり、
    一対の円弧状部分により接続されることを特徴とする急
    速コネクタ組立体。
  26. 【請求項26】請求の範囲第25項に記載の急速コネクタ
    組立体にして、 前記T字形脚部(56、57、192、268)が前記インサート
    (30、198、280)を備えることを特徴とする急速コネク
    タ組立体。
  27. 【請求項27】請求の範囲第26項に記載の急速コネクタ
    組立体にして、 前記インサート(30、198、280)が、前記環状ビード
    (124)に当接し、前記ハウジング内で前記導管を保持
    する前縁(32、204、284)と、 前記ハウジングに当接し、前記第2のリテーナを前記ハ
    ウジング上に保持する後縁(36、206、286)とを有する
    全体的に矩形状であることを特徴とする急速コネクタ組
    立体。
  28. 【請求項28】請求の範囲第27項に記載の急速コネクタ
    組立体にして、 前記インサートが前記リテーナと異なる材料にて形成可
    能であることを特徴とする急速コネクタ組立体。
  29. 【請求項29】シール手段及びリテーナ手段を急速コネ
    クタのハウジング内に挿入する装置であって、 ハウジング(20、126)は、環状ビード(124)を有する
    導管(122)を軸方向に受け入れ、シール手段(90、15
    0、152)は、前記ハウジングの前記軸穴内に配置されて
    前記導管を前記ハウジングに対して密封し、前記リテー
    ナ手段が、前記ハウジングの軸穴内に配置され、前記シ
    ール手段を前記ハウジング内で維持すると共に、前記リ
    テーナ手段に設けた変形不能なインサート(30、198、2
    80)が前記ハウジングの半径方向面(28)と導管の環状
    ビード(124)とに夫々係合するような、前記装置(23
    0)であって、 前記装置(230)は、 前記シール手段(150,152)及び前記リテーナ手段(5
    0、160、80、158)に対する着座部(238、240、242、24
    4、246)を提供する細長いロッド(234)と、 該ロッド(234)に取付けられ、該ロッド(234)の操作
    を可能にするハンドル手段(232)と、を備え、 使用時、前記シール手段及びリテーナ手段は、前記ロッ
    ド(234)上に担持された状態で、ロッド(234)を前記
    ハウジング内に挿入することにより、該ハウジング内の
    所定位置に位置決めされ、 前記ハンドル手段(232)を回転操作して前記ロッド及
    びインサート(30、198、280)の係合を解除して装置
    (230)を前記ハウジングから引き抜くことにより、 前記シール手段及び前記リテーナ手段が、前記ハウジン
    グ内の所定位置に配置されることを特徴とする装置。
  30. 【請求項30】請求の範囲第29項に記載の装置にして、 前記ロッド(234)がクロス断面形状であることを特徴
    とする装置。
  31. 【請求項31】請求の範囲第29項に記載の装置にして、 前記リテーナ手段の着座部(238、240、242、244、24
    6)が、前記リテーナ手段を前記ロッド上の所定位置に
    保持する一対のストッパ(246)を備えることを特徴と
    する装置。
JP03505428A 1990-01-16 1990-12-21 スナップ及びロック急速コネクタ Expired - Lifetime JP3036838B2 (ja)

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