JP3036814U - 温泉装置 - Google Patents

温泉装置

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JP3036814U
JP3036814U JP1996011310U JP1131096U JP3036814U JP 3036814 U JP3036814 U JP 3036814U JP 1996011310 U JP1996011310 U JP 1996011310U JP 1131096 U JP1131096 U JP 1131096U JP 3036814 U JP3036814 U JP 3036814U
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博史 吉沼
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Abstract

(57)【要約】 【目的】循環加熱方式を採用して、途中に温泉装置部を
介在せしめた浴場設備に於いて、温泉効果を高める。 【構成】温泉装置部を、循環管路途中に設けた第一温泉
装置部7と、浴槽1に臨設して接触物質を露出状態で配
置した第二温泉装置部8とで構成し、第一温泉装置部の
接触物質を石灰華塊とし、第二温泉装置部の接触物質
を、トルマリンとした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、温泉析出物やその他所定の成分を備えた接触物質に浴湯を接触させ て、所定の温泉効果を得る温泉装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
老人ホームの浴場や公衆浴場などでは、温泉と同様の入浴効果を得る為に、温 泉析出物やその他溶出物質を浴湯と接触させて、有効成分の浴湯への溶出を行っ ている。具体的な装置としては、温泉治療効果が高いとして知られている北海道 長万部の二股ラジウム温泉の石灰華を使用した装置が知られている。この石灰華 は、温泉付近で湧き出した直後から含有成分が結晶化したもので、微量元素が多 量に含まれているので、浴槽の加熱循環管路の途中の密閉槽に収納して浴湯への 溶出を行ったり、若しくは、浴槽に隣接したボックス体に収納し、加熱湯の浴槽 への供給に際して、石灰華と接触させるようにしている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
確かに前記の石灰華原石を使用した温泉装置は、相応の温泉効果を得ることが できるが、単に原石と浴湯を接触させたのみでは、その接触面積が小さく温泉有 効成分の溶融度合いが少なく、温泉療養効果が小さい。然し前記原石を微粉末化 して使用すると、有効成分の溶融が効果的に実施されるが、その濾過装置が複雑 となってしまう。これは石灰華以外の溶出物質を使用しても、同様な問題が生ず る。 そこで本考案は、有効成分の溶融を効果的に実施し、優れた温泉療法が可能な 温泉装置を提案したものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案に係る温泉装置は、循環加熱方式を採用して、途中に温泉装置部を介在 せしめた浴場設備に於いて、温泉装置部を、循環管路途中に設けた第一温泉装置 部と、浴槽に臨設して接触物質を露出状態で配置した第二温泉装置部とで構成し たことを特徴とするものであり、また特に第一温泉装置部の接触物質を石灰華塊 とし、第二温泉装置部の接触物質を、トルマリン(電気石)鉱石若しくはトルマ リン微粉末を適宜なセラミックス粉末と混合して焼結したペレットとしたことを 特徴とするものである。
【0005】
【作用】
温泉効果を発揮する接触物質を組み合わせることで、温泉効果を倍加すること ができ、特に第二温泉装置部は、浴槽に臨設して露出設置されることになり、水 蒸気とも接触するので、接触物質の選択によっては、より以上の温泉効果を得る ことができる。特に第一温泉装置部に石灰華を使用すると、浴湯への微量元素の 溶出が実現し、露出する第二温泉装置部にトルマリンを採用することで、焦電気 (電荷)による水蒸気や浴湯のイオン化が促進される。
【0006】
【実施例】
次に本考案の実施例について説明する。 実施例に示した温泉装置は、基本的には通常の浴湯循環加熱方式を採用した浴 場と同一で、浴槽1から浴槽1に戻る循環路2に、ヘアキャッチャー3、循環ポ ンプ4、濾過器5、加熱機構部6、第一温泉装置部7及び第二温泉装置部8を介 装してなるものである。
【0007】 浴槽1は、通常の浴槽と同様で、水位センサー11を備えて、水量不足に際し て、ボイラー(図示せず)からの浴湯若しくは浴水等の水供給部12を付設して なる。ヘアキャッチャー3は、所謂網濾過体で、大きな塵芥を取り除くためのも のであり、循環ポンプ4は浴湯を強制的に循環させるものである。
【0008】 濾過器5は、浴湯に混在している微細な塵芥を除去するもので、適宜メッシュ のフィルターを多段に設けたり、タンパク質等の吸着物質や付着物質を内蔵させ ているものである。加熱機構6は、循環路2を循環する浴湯を所定の温度まで加 熱するもので、ヒーター61と浴湯循環路2に介在させた熱交換器62から構成 される。
【0009】 第一温泉装置部7は密閉タンク内に二股ラジウム温泉の石灰華原石を収納し、 循環する浴湯を、密閉タンク内を通過させて、浴湯に石灰華が含有している各種 微量元素を溶出させるものである。
【0010】 第二温泉装置8は、浴槽に臨設して接触物質を露出状態で配置するもので、人 工岩を形成して、その表面に接触物質を配置したり、開放ボックス内に接触物質 を内蔵するもので、接触物質として、結晶誘電体で、焦電性並びに圧電性を備え たトルマリン(電気石)を採用したもので、トルマリンは、鉱石のままや、或は トルマリン微粉末を適宜なセラミックス粉末と混合して焼結したペレットを使用 するものである。
【0011】 而して浴湯は、循環ポンプ4によって循環路2を強制循環させられるもので、 ヘアーキャッチャー3、濾過器5で浴湯内の塵芥が除去されて清浄化され、加熱 機構部6の通過で所定温度に高められ、第一温泉装置部7を通過することで、石 灰華と接触して、石灰華からの溶出物質を含み、第二温泉装置部8でトルマリン 4接触して、トルマリン含有物質が溶出すると共に、焦電気(電荷)によって浴 湯のイオン化が促進され、浴槽に供給されるものである。
【0012】 従って浴湯は、循環によって清浄化し、且つ加熱され、温泉成分を含有し、更 にイオン化が促進してより温泉効果が高められて浴槽に供給されることになる。 また第二温泉装置部8は、接触物質が露出状態にあるので、水蒸気(浴室内空気 )とも接触して、雰囲気をイオン化して温泉治療効果を更に高めてなるものであ る。
【0013】
【考案の効果】
以上のように本考案は、循環加熱方式を採用して、循環路途中に温泉装置部を 介在せしめた浴場設備に於いて、温泉装置部を、循環管路途中に設けた第一温泉 装置部と、浴槽に臨設して接触物質を露出状態で配置した第二温泉装置部とで構 成したことを特徴とするものであり、温泉効果を発揮する複数の接触物質を組み 合わせることができ、また接触物質を露出設置することにより、接触物質の選択 によって、より以上の温泉効果を得ることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例の簡便な構成図。
【符号の説明】
1 浴槽 2 循環路 3 ヘアキャッチャー 4 循環ポンプ 5 濾過器 6 加熱機構部 7 第一温泉装置部 8 第二温泉装置部

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 浴槽から出て浴槽に戻る浴湯循環路の途
    中に、加熱機構部を設けて浴湯加熱を行うと共に、前記
    循環路途中に浴湯溶出物質母体等の接触物質と接触せし
    める温泉装置部を介装した温泉装置に於いて、温泉装置
    部を、循環管路途中に設けた第一温泉装置部と、浴槽に
    臨設して接触物質を露出状態で配置した第二温泉装置部
    とで構成したことを特徴とする温泉装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の温泉装置に於いて、第一
    温泉装置部の接触物質を石灰華塊とし、第二温泉装置部
    の接触物質を、トルマリン(電気石)鉱石若しくはトル
    マリン微粉末を適宜なセラミックス粉末と混合して焼結
    したペレットとしたことを特徴とする温泉装置。
JP1996011310U 1996-10-15 1996-10-15 温泉装置 Expired - Lifetime JP3036814U (ja)

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