JP3036769U - 分離式扇風機の台座構造 - Google Patents

分離式扇風機の台座構造

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JP3036769U
JP3036769U JP1996011243U JP1124396U JP3036769U JP 3036769 U JP3036769 U JP 3036769U JP 1996011243 U JP1996011243 U JP 1996011243U JP 1124396 U JP1124396 U JP 1124396U JP 3036769 U JP3036769 U JP 3036769U
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JP
Japan
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pedestal
fitting groove
main body
separation type
type fan
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Application number
JP1996011243U
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English (en)
Inventor
哲也 川合
Original Assignee
株式会社ミュージーコーポレーション
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  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 台座主体2が射出成型後に嵌合溝3を中心に
して左右に広がるように変形することにより金属製の補
強板4とねじ孔が不一致となり、補強板4の取り付けに
時間を要していた。 【解決手段】 台座主体2の嵌合溝3の底部の大部分を
台座主体2と一体成型された底板12で覆った。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は小嵩に収納することができるようにモーター及び回転翼を支えるスタ ンドと台座とを分離できるようにした扇風機に関し、特に、台座の組み立てを容 易にした分離式扇風機の台座構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、運搬費用を低減し、格納スペースを小さくするために、台座とスタンド を分離して小嵩に収納できるようにした分離式扇風機には各種の構造のものがあ り、台座主体とスタンドの基部とを平面V字形の嵌合により分離可能に結合する ようにしたものも存在するが、従来のこの形式のものは台座主体のV字形の嵌合 溝が上下方向に完全に開放されていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
このため、台座主体が射出成型後に嵌合溝を中心にして左右に広がるように変 形することにより金属製の補強板とねじ孔が不一致となり、補強板の取り付けに 時間を要していた。
【0004】 また、この形式の分離式扇風機においてはスタンドの基部と台座とを位置決め するために弾性変形による係合が行われ、そのためには弾性変形しやすい合成樹 脂が用いられるが、台座主体の嵌合溝が完全に開放されているため、金属製の補 強板に合成樹脂製の板をはめ込む必要があってコスト高となり、さらに、合成樹 脂同士の結合では強度が必ずしも十分とは言えなかった。
【0005】
【課題を解決するための手段、作用及び効果】
上記課題を解決するための手段として、請求項1の考案は台座主体の嵌合溝の 底部の大部分を台座主体と一体成型された底板で覆ったから射出成型に嵌合溝が 広がって変形することがなく金属製の補強板を容易に取り付けることができ、請 求項2の考案は請求項1の考案において底板と基部とのいずれか一方に凸部また は凹部を形成し、いずれか他方に台座と前記スタンドの嵌合時に、弾性変形によ り前記凸部または凹部に係合する凸部または凹部を形成したから弾性変形による 係合部分を台座主体とスタンドの射出成型時に一体に成型することができてコス トが低減され、請求項3の考案は請求項1または2の考案において補強板と基部 とを金属製のボルトとナットで分離可能に結合したから結合強度が向上する効果 がある。
【0006】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の一実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
【0007】 図1において、1は合成樹脂製の台座主体2の底面に鋼板製の補強板4を図示 しないねじを通孔24に通して止めた台座であり、また、5は図示しないモータ ー及び回転翼を支える支柱6と基部7とを一体成型した合成樹脂製のスタンドで あって、台座主体2には平面略V字形の嵌合溝3が形成されていてスタンド5の 基部7が水平方向から緊密に嵌入され、このとき、基部7の先端に形成された突 部9が台座主体2の嵌合溝3の奥端に形成されたくぼみ8に嵌入するとともに、 図4に示すように、基部7の後部両側面に形成された突片10が台座主体7の嵌 合溝3の開口部下面両側に形成された凹面11の下に潜り込んで、スタンド5が 台座1に対して上下方向に移動不能になっている。
【0008】 上記したところは公知の構造であるが、本実施の形態においては台座主体2の 嵌合溝3の底部に開口部を除いて底板12が一体に形成されていて、その中央部 に、図5、図6に拡大して示すように、コ字形の切り抜きと下面の切り込み15 により形成された弾性片13の先端上面に凸部14が形成されているとともに、 スタンド5の基部7の底面に、図5、図7に拡大して示すように、凸部16が形 成されていて、図1、図2に示すように、スタンド5の基部7を台座主体2の嵌 合溝3に嵌入すると、図5に拡大して示すように、弾性片13の弾性変形により 凸部16が凸部14を乗り越えて互いに係合し、基部7が嵌合溝3から水平方向 に抜け出す際の引っ掛かりとなる。
【0009】 この引っ掛かりの強さを、弾性片13の弾力を強くし、かつ、凸部14、16 同士の係合力を強くすることにより大きくすると、基部7の脱出防止手段となる が、本実施の形態においては、この引っ掛かりの強さを弱くして単なる位置決め 手段とし、基部7の固定は次のように金属製のボルトとナットにより行うように なっている。
【0010】 図2、図3に示すように、基部7の底板の中央部上面には金属製のナット19 がビス18と押さえ板17により固定されていて底板にあけた孔23と整合して おり、補強板4にあけた孔21と底板12にあけた孔20に通した金属製のボル ト22をナット19に螺合して基部7を台座主体2に結合するようになっている 。
【0011】 本実施の形態は上記した構造になり、嵌合溝3の底部に底板12を一体成型し たから、台座主体2が成型後に変形するのが防止されて補強板4の組み付けが容 易になり、基部7との位置決め用の弾性片13と凸部14を底板12に一体に成 型することができてコストが低減され、また、台座1とスタンド5の結合を金属 製のボルト22とナット19により行うようにしたから強固に結合することがで きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施の形態の概要を示す斜視図であ
る。
【図2】スタンド5を台座1に結合する前の状態を示す
断面図である。
【図3】スタンド5を台座1に結合した状態の断面図で
ある。
【図4】図3のA−A線断面図である。
【図5】凸部14、16の係合状態の拡大断面図であ
る。
【図6】弾性片13の一部切欠拡大斜視図である。
【図7】凸部16の一部切欠拡大斜視図である。
【符号の説明】
1:台座 2:台座主体 3:嵌合溝 4:補強板 5:スタンド 6:支柱 7:基部 12:底板 13:弾性片 14、16:凸部 19:ナット 22:ボルト 24:通孔

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 合成樹脂の一体成型品であって平面略V
    字形の嵌合溝を形成した台座主体の底面に金属製の補強
    板を取り付けた台座と、前記嵌合溝に水平方向から緊密
    に嵌入して分離可能に結合される基部にモーター及び回
    転翼の支柱を一体成型した合成樹脂製のスタンドとから
    なる分離式扇風機の台座構造において、前記台座主体の
    前記嵌合溝の底部の大部分を前記台座主体と一体成型さ
    れた底板で覆った分離式扇風機の台座構造。
  2. 【請求項2】 前記底板と前記基部とのいずれか一方に
    凸部または凹部を形成し、いずれか他方に前記台座と前
    記スタンドの嵌合時に、弾性変形により前記凸部または
    凹部に係合する凸部または凹部を形成した請求項1記載
    の分離式扇風機の台座構造。
  3. 【請求項3】 前記補強板と前記基部とを金属製のボル
    トとナットで分離可能に結合した請求項1または2記載
    の分離式扇風機の台座構造。
JP1996011243U 1996-10-14 1996-10-14 分離式扇風機の台座構造 Expired - Lifetime JP3036769U (ja)

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