JP3036559U - 冷菓製造用スティック挿入装置 - Google Patents

冷菓製造用スティック挿入装置

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JP3036559U
JP3036559U JP1996010781U JP1078196U JP3036559U JP 3036559 U JP3036559 U JP 3036559U JP 1996010781 U JP1996010781 U JP 1996010781U JP 1078196 U JP1078196 U JP 1078196U JP 3036559 U JP3036559 U JP 3036559U
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JP
Japan
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stick
rod
gripper
vertical position
frozen dessert
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JP1996010781U
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English (en)
Inventor
信孝 森下
三男 山口
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Izumi Food Machinery Co Ltd
Original Assignee
Izumi Food Machinery Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スティックをモールド内の冷菓に対して垂直
に、かつ、所定寸法正しく挿入することができる冷菓製
造用スティック挿入装置を提供し、スティックの挿入不
良に起因する抜き取り不能等の製品ロスの発生を未然に
防止する。 【解決手段】 上向きの垂直位置から下向きの垂直位置
まで180°往復回動自在のデュアルロッドシリンダ2
の伸縮ロッド2aの先端に開閉自在のグリッパ3を備
え、上向き垂直位置でスチック供給装置4から供給され
るスティック5の一端をグリッパ3で掴み、下向きに1
80°回動させて、ロッド2aを伸長させてスティック
5の他端をモールド6内の冷菓7に挿入する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、アイスクリーム,アイスキャンデー等の冷菓製造工程におけるス ティック挿入装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
スティック付のアイスクリームやアイスキャンデー等の冷菓製造工程中には、 モールド中の冷菓が未だ十分に硬化していない状態、いわば半凍結の状態でモー ルドの上方からスティックを挿入し、さらに冷却して完全に硬化させた後、実公 平6−16541号公報に示されるようなグリッパでスティックの上端を掴み、 次いでモールドの外面に温水を噴射した後、グリッパを上方に引き上げ、製品を 抜き取る工程がある。
【0003】 この抜き取り工程でグリッパによりスティックの上端を正しく掴むためには、 前工程のスティック挿入工程において、スティックが製品に対して垂直に、かつ 、所定寸法正しく挿入されていることが必要であり、スティックが製品に垂直に 挿入されておらず、傾斜していたり倒れていたり、挿入長さが不足したりしてい ると、グリッパで正確に掴むことができず、抜き取り不能となり製品ロスが発生 することになる。
【0004】 従来知られているスティック挿入装置としては、ブライン槽内を間欠移送され るモールドの停止中に、モールドの上方からスティックを案内部材に沿って自重 により落とし込むようにしたものや、同じく、プッシャーにより押し込むように したもの等が知られている。しかし、これら従来公知のスティック挿入装置にお いては、スティックの挿入後モールドの前進を妨げないように、前面が開放され た案内部材を用いるか、スティックの挿入完了前にスティックが案内部材から離 脱するようにせざるを得なかった。(特公昭60−13657号公報および特公 昭60−13658号公報参照)
【0005】 スティックの挿入は、半硬化状態の製品に対して行われるため、前面が開放さ れた案内部材に沿って挿入しようとすると、スティックが開放側に倒れやすく、 また、挿入完了前に案内部材から離脱させると、挿入方向が不安定となり傾斜し て挿入されることがあり、さらに、自重により落とし込む場合には、挿入長さが 不均一となったり、挿入寸法が不足することがある等の問題点がある。これらの 不具合は、固形物入りのアイスクリームやカキ氷,シャーベットのように挿入抵 抗が大きい場合や不均一のときに多く発生する。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
この考案は、上記した問題点を解決することを課題とするものであって、ステ ィックを製品に対して垂直に、かつ、所定寸法正しく挿入することができる冷菓 製造用スティック挿入装置を提供し、スティックの挿入不良に起因する抜き取り 不能等の製品ロスの発生を未然に防止しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この考案は、上記課題解決の手段を提供するものであって、ロータリアクチュ エータ1により駆動され、上向きの垂直位置から下向きの垂直位置まで180° 往復回動自在のデュアルロッドシリンダ2の伸縮ロッド2aの先端に開閉自在の グリッパ3を備え、「ロッド2a縮,グリッパ3開」の待機姿勢でシリンダ2を 上向き垂直位置まで回動させて一旦停止し、該上向き垂直位置でロッド2aを伸 長させてグリッパ3を閉じることにより、スチック供給装置4から供給されるス ティック5の一端を把持した後、その状態でロッド2aを縮長し、シリンダ2を 下向きに180°回動させて一旦停止し、該下向き垂直位置でロッド2aを伸長 させてスティック5の他端をモールド6内の冷菓7に挿入し、グリッパ3を開放 した後ロッド2aを縮長して、「ロッド2a縮,グリッパ3開」の待機姿勢に復 帰することを特徴とする冷菓製造用スティック挿入装置を考案要旨とするもので ある。
【0008】
【考案の実施の形態】
図において、1はロータリアクチュエータであって、デュアルロッドシリンダ 2を伸縮ロッド2aが上向きの垂直位置から下向きの垂直位置まで180°往復 回動させることができるようになっている。図示の実施の形態においては、下向 き回動は反時計方向、上向き回動は時計方向に、180°可逆往復回動可能とな っているが、同一方向に各180°,計360°回動させることにより往復させ ても差し支えない。
【0009】 前記デュアルロッドシリンダ2の伸縮ロッド2aは紙面と直角方向に複数本並 列に配設され、その先端部には支点開閉型エアチャックからなるグリッパ3が取 り付けられている。
【0010】 4は公知のスティック供給装置であって、上下自在の押下機4aの爪状段部4 bによって、並列されたスティック5を順次1本宛て下方に送り出すことができ るようになっている。
【0011】 6は公知の冷菓製造装置のモールドであって、図示しないブライン槽内をチェ ーンコンベヤによって間欠移送されるようになっている。7はモールド6内に収 容された冷菓原料であって、図示の位置では未だ十分に凍結せず半硬化状態とな っている。
【0012】 図2〜図5に作動状態のサイクル→を示す。 「ロッド2a縮,グリッパ3開」の待機姿勢でシリンダ2の上向き回動(時 計方向)を開始。このとき、スティック供給装置4は待機位置にあり、モールド 6は移動を開始している。
【0013】 「ロッド2a縮,グリッパ3開」の待機姿勢のまま上向き垂直位置まで回動 させて一旦停止。このときスティック供給装置4は依然として待機位置にあり、 モールド6は移動中である。
【0014】 上向き垂直位置で、グリッパ3開のままシリンダ2のロッド2aを伸長させ る。同時にスティック供給装置4の押下機4aが下降し始めスティック5の押し 下げを開始する。このときモールド6は所定の位置に停止待機する。
【0015】 スティック供給装置4の押下機4aが下降し下限位置に達したとき、グリッ パ3を閉じて、該グリッパ3によりスチック供給装置4から供給されるスティッ ク5の一端を把持する。
【0016】 その状態でロッド2aを引込み縮長した後、シリンダ2の下向き回動(反時 計方向)を開始する。スティック供給装置4の押下機4aは上昇して待機位置に 戻る。
【0017】 グリッパ3でスティック5の一端を把持したまま、下向きに180°回動さ せて下向き垂直位置で一旦停止する。
【0018】 下向き垂直位置でシリンダ2のロッド2aを伸長させてスティック5の他端 をモールド6内の冷菓7に挿入する。
【0019】 ロッド2aが完全に伸び、スティック5の所定長さの挿入が完了したとき、 グリッパ3を開放する。次いで、ロッド2aを縮長して「ロッド2a縮,グリッ パ3開」の待機姿勢に復帰し、の状態に戻る。モールド6は1ピッチ前進移動 を開始する。
【0020】
【考案の効果】
この考案によれば、ロータリアクチュエータ1により駆動され、上向きの垂直 位置から下向きの垂直位置まで180°往復回動自在のデュアルロッドシリンダ 2の伸縮ロッド2aの先端に開閉自在のグリッパ3を備え、「ロッド2a縮,グ リッパ3開」の待機姿勢でシリンダ2を上向き垂直位置まで回動させて一旦停止 し、該上向き垂直位置でロッド2aを伸長させてグリッパ3を閉じることにより 、スチック供給装置4から供給されるスティック5の一端を把持した後、その状 態でロッド2aを縮長し、シリンダ2を下向きに180°回動させて一旦停止し 、該下向き垂直位置でロッド2aを伸長させてスティック5の他端をモールド6 内の冷菓7に挿入し、グリッパ3を開放した後ロッド2aを縮長して、「ロッド 2a縮,グリッパ3開」の待機姿勢に復帰するようにしたことにより、スティッ クを製品に対して垂直に、かつ、所定寸法正しく挿入することができ、スティッ クの挿入不良に起因する抜き取り不能等の製品ロスの発生を未然に防止すること ができる。
【0021】 すなわち、スティック5の挿入は、下向き垂直位置に停止したシリンダ2の流 体圧力によるシリンダロッド2aの伸長によって行われ、かつ、挿入過程中、ス ティック5はグリッパ3により把持されているので、モールド6内の冷菓7中に 固形物が含まれていても、スティック5が傾くことなく垂直方向に確実に挿入さ れ、また、スティック5の挿入長さは、シリンダロッド2aの伸長ストロークに より規制されるので、所定寸法正しく挿入することができ、挿入完了後は「ロッ ド2a縮,グリッパ3開」の待機姿勢に復帰するので、モールド6の前進の妨げ になる障害物がなく、モールド6の進行方向が一方向に限定されず、次工程の位 置を任意の方向に設置することができる等の利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】スティック供給装置とグリッパとの位置関係を
示す側面図である。
【図2】作動状態のサイクル→を示す説明図であ
る。
【図3】作動状態のサイクル→を示す説明図であ
る。
【図4】作動状態のサイクル→を示す説明図であ
る。
【図5】作動状態のサイクル→を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
1 ロータリアクチュエータ 2 デュアルロッドシリンダ 2a 伸縮ロッド 3 グリッパ 4 スチック供給装置 4a 押下機 4b 爪状段部 5 スティック 6 モールド 7 冷菓

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロータリアクチュエータ1により駆動さ
    れ、上向きの垂直位置から下向きの垂直位置まで180
    °往復回動自在のデュアルロッドシリンダ2の伸縮ロッ
    ド2aの先端に開閉自在のグリッパ3を備え、「ロッド
    2a縮,グリッパ3開」の待機姿勢でシリンダ2を上向
    き垂直位置まで回動させて一旦停止し、該上向き垂直位
    置でロッド2aを伸長させてグリッパ3を閉じることに
    より、スチック供給装置4から供給されるスティック5
    の一端を把持した後、その状態でロッド2aを縮長し、
    シリンダ2を下向きに180°回動させて一旦停止し、
    該下向き垂直位置でロッド2aを伸長させてスティック
    5の他端をモールド6内の冷菓7に挿入し、グリッパ3
    を開放した後ロッド2aを縮長して、「ロッド2a縮,
    グリッパ3開」の待機姿勢に復帰することを特徴とする
    冷菓製造用スティック挿入装置。
JP1996010781U 1996-10-04 1996-10-04 冷菓製造用スティック挿入装置 Expired - Lifetime JP3036559U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5285175B1 (ja) * 2012-10-12 2013-09-11 森永製菓株式会社 スティック付き食品の製造方法及びスティック付き食品の差し込み状態是正装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5285175B1 (ja) * 2012-10-12 2013-09-11 森永製菓株式会社 スティック付き食品の製造方法及びスティック付き食品の差し込み状態是正装置

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