JP3036185B2 - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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JP3036185B2
JP3036185B2 JP3319003A JP31900391A JP3036185B2 JP 3036185 B2 JP3036185 B2 JP 3036185B2 JP 3319003 A JP3319003 A JP 3319003A JP 31900391 A JP31900391 A JP 31900391A JP 3036185 B2 JP3036185 B2 JP 3036185B2
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oxide film
plasma oxide
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sih
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伴良 松木
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Mitsubishi Electric Corp
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  • Crystals, And After-Treatments Of Crystals (AREA)
  • Formation Of Insulating Films (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体装置の製造方法
に係り、さらに詳しくはプラズマ酸化膜の形成方法に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】図4はアルミ配線上に、生成ガスSiH
4 /N2 Oの流量比が一定条件にてプラズマ酸化膜を形
成した断面図である。この図において、2は生成ガス流
量比が一定条件にて成膜したプラズマ酸化膜、3はアル
ミ配線、4はシリコンウエハである。
【0003】次に、動作について説明する。図4のプラ
ズマ酸化膜2を生成するために、図5に示すプラズマC
VD装置を用いる。すなわち、図5において、11はノ
ーマリクローズエアバルブ、12はノーマリオープン
アバルブ、13は流量計、14はロータリポンプ、15
はブローワポンプ、16は石英管、17はマスフローコ
ントローラである。図5において、例えば炉温を300
℃,炉内圧力を0.7Torrにして、図5に示すよう
に、SiH4 ,N2 Oガスを流し、RFによるグロー放
電を行う。これを図6のプラズマ酸化膜生成シーケンス
でいうと、各ステップ (1)〜(12)中の“デポ生成”つま
りプラズマ酸化膜2をデポジションするステップ (9)に
あたる。この“デポ生成”ステップ (9)の前後には図6
に示すように各ステップの工程があり、これらの工程を
経ることによりプラズマ酸化膜2が生成される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の半導体装置のプ
ラズマ酸化膜2の生成は以上のような方法で形成されて
いるので、生成ガスSiH4 /N2 Oの流量比が低い条
件にて成膜した場合、膜厚均一性は良好であるが、ステ
ップカバレッジが悪くなる。また、生成ガスSiH4
2 Oの流量比が高い条件にて成膜した場合、ステップ
カバレッジは良好であるが、膜厚均一性が悪くなるとい
う問題点があった。
【0005】本発明は、上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、プラズマ酸化膜生成で、例えば
成膜途中で生成ガスSiH4 /N2 O流量比をかえるこ
とにより、良好な膜厚均一性およびステップカバレッ
得ることができる半導体装置の製造方法を提供するこ
とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る半導体装置
の製造方法は、プラズマ酸化膜の“デポ生成”ステップ
で、生成ガスSiH4 /N2 Oの流量比において、ま
ず、生成ガス流量比が高い条件で成膜を行い、その後、
生成ガス流量比が低い条件で成膜を行い、プラズマ酸化
膜を生成するものである。
【0007】
【作用】本発明においては、まず、生成ガス流量比が高
い条件で成膜を行うことにより、この膜厚領域ではさほ
ど膜厚均一性に影響を及ぼさず、ステップカバレッジの
良好な膜形成ができ、その後、生成ガス流量比が低い条
件で成膜することにより、膜厚均一性が良好で、かつス
テップカバレッジの良好なプラズマ酸化膜が形成され
る。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図について説明す
る。図1は本発明による半導体装置の成膜状態を示す断
面図である。この図において、1は生成ガス流量比の高
い条件(例えばSiH4 /N2 Oの流量比が0.045
〜0.055)にて成膜したプラズマ酸化膜、2は生成
ガス流量比の低い条件(例えばSiH4 /N2 Oの流量
比が0.018〜0.022)にて成膜したプラズマ酸
化膜、3はアルミ配線、4はシリコンウエハである。
【0009】図2はSiH4 /N2 O流量比とステップ
カバレッジの関係を表す図であり、横軸はSiH4 /N
2 O流量比、縦軸はステップカバレッジである。
【0010】また、図3はSiH4 /N2 O流量比と膜
厚均一性の関係を表す図であり、横軸はSiH4 /N2
O流量比、縦軸は膜厚均一性である。
【0011】次に、動作について説明する。図1の半導
体装置のプラズマ酸化膜1を生成するために、図5に示
すプラズマCVD装置で、図6のフローに従い、例えば
炉温を300℃、真空度を0.7Torrにして、Si
4 ,N2 Oを流し、RFによるグロー放電を行う。
【0012】“デポ生成”ステップ(9)において、
ず、SiH4 /N2 O流量比の高い条件(例として、流
量比が0.045)にて約1000〜2000Åの成膜
を行い、膜厚均一性が、例えば±10%以下の良好なプ
ラズマ酸化膜1を形成し、その後、SiH4 /N2 Oの
流量比の低い条件(例として、流量比が0.018)に
て成膜を行い、ステップカバレッジが50%以上と良好
なプラズマ酸化膜2を形成する。
【0013】なお、上記実施例では、生成ガス流量比の
高い条件にて、約1000〜2000Åのプラズマ酸化
膜1を成膜する場合について説明したが、任意の膜厚を
成膜してもよい。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
プラズマCVD装置によるプラズマ酸化膜シーケンスの
“デポ生成”ステップにおいて、生成ガスSiH4 /N
2 Oの流量比が、まず生成ガス流量比の高い条件にて膜
厚均一性の良好なプラズマ酸化膜の成膜を行い、その
後、生成ガス流量比の低い条件にてステップカバレッジ
の良好なプラズマ酸化膜の成膜を行うので、ステップカ
バレッジおよび膜厚均一性の良好なプラズマ酸化膜が得
られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるプラズマ酸化膜を形成
した半導体装置の断面図である。
【図2】本発明の一実施例によるSiH4 /N2 O流量
比とプラズマ酸化膜のステップカバレッジの関係を示す
図である。
【図3】本発明の一実施例によるSiH4 /N2 O流量
比とプラズマ酸化膜の膜厚均一性の関係を示す図であ
る。
【図4】従来方法によりプラズマ酸化膜を形成した半導
体装置の断面図である。
【図5】プラズマCVD装置の簡易配管系を示す図であ
る。
【図6】プラズマ酸化膜生成簡易シーケンスを示す図で
ある。
【符号の説明】
1 プラズマ酸化膜 2 プラズマ酸化膜 3 アルミ配線 4 シリコンウエハ
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−49620(JP,A) 特開 平2−102534(JP,A) 特開 平1−107547(JP,A) 特開 昭64−28925(JP,A) 特開 昭49−103574(JP,A) 特開 昭60−53051(JP,A) 特開 平4−34936(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/316

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体装置のアルミ配線上にプラズマC
    VD装置でプラズマ酸化膜を生成する方法において、プ
    ラズマ酸化膜の生成ステップで、生成ガスSiH4 /N
    2 Oの流量比において、まず、生成ガス流量比が高い条
    件にて任意の膜厚を成膜し、その後、生成ガス流量比が
    低い条件にて成膜を行い、プラズマ酸化膜を生成するこ
    とを特徴とする半導体装置の製造方法。
JP3319003A 1991-12-03 1991-12-03 半導体装置の製造方法 Expired - Fee Related JP3036185B2 (ja)

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