JP3035891B2 - 昇華転写受像体用水系ポリエステル樹脂組成物 - Google Patents

昇華転写受像体用水系ポリエステル樹脂組成物

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JP3035891B2 JP3074493A JP7449391A JP3035891B2 JP 3035891 B2 JP3035891 B2 JP 3035891B2 JP 3074493 A JP3074493 A JP 3074493A JP 7449391 A JP7449391 A JP 7449391A JP 3035891 B2 JP3035891 B2 JP 3035891B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、昇華性染料を含有した
熱転写シートと組み合わせて使用される昇華転写受像体
用の水系ポリエステル樹脂に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来この方式は、昇華性分散染料を塗布
した熱転写シートをサーマルヘッド等により加熱するこ
とにより、熱転写シートと接触する染料受像紙上に上記
昇華性染料を転写して、印字画像を得るものである。上
記昇華転写受像紙の染着層に用いられる溶剤系染着樹脂
としては、従来、特開昭57−107885号、特開昭
60−64899号、特開昭61−258790、特開
昭62−105689号に示されているように飽和ポリ
エステルを主体として含むものが知られており、また水
系染着性樹脂としては、代表的なものとして特公昭61
−58092号に示されるような飽和ポリエステル樹脂
の水系分散体を利用することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来、特公昭61−5
89092号に示されるような飽和ポリエステル樹脂の
水系分散体を染着用樹脂とした場合、染着感度、色再現
性のよる高画質の画像が得られる。しかし、フィルムカ
ラー写真に示されるような画像の長期保存性に関して
は、高温の環境で保存される場合の転写画像の熱安定
性、受像紙の耐熱性、ブロッキング性などに関して、単
独系では十分な性能が得られず、他成分の水系樹脂、有
機または無機の添加剤を混合するなどにより対処してき
た。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、上記問題
点を解決するため、昇華転写受像体の染着層を形成する
染着性樹脂に関し、鋭意研究を重ねた結果、下記に示す
組成の水系ポリエステル樹脂が、画像の熱安定性、受像
紙の耐熱性、ブロッキング性に優れることを見いだし本
発明に到達した。すなわち本発明は、(A)全酸性分に
対し、ジカルボン酸成分がスルホン酸金属塩基を含有し
ない芳香族ジカルボン酸80モル%以上、脂肪族また
は脂環族ジカルボン酸0〜19モル%含有し、全ポリ
オール成分に対し、ポリオール成分が炭素数2〜9の脂
肪族グリコールまたは/および炭素数が6〜18の脂環
族グリコールを90〜100モル%含有し、さらにスル
ホン酸金属塩基を含有するジカルボン酸またはグリコー
ルを全酸成分または全ポリオール成分に対して1〜10
モル%含有させた還元粘度0.25〜0.8、ガラス転
移温度70〜120℃のポリエステル樹脂10〜40%
と(B)水と相溶性のある有機化合物1〜40%および
(C)水20〜89%からなることを特徴とする昇華転
写受像体用水系ポリエステル樹脂組成物である。
【0005】本発明のポリエステル樹脂は、全酸性分に
対して、ジカルボン酸成分がスルホン酸金属塩基を含有
しない芳香族ジカルボン酸が80モル%以上、脂肪族ま
たは脂翼族ジカルボン酸が0〜19モル%、およびスル
ホン酸金属塩基含有芳香族ジカルボン酸1〜10モル%
からなり、全ポリオール成分に対し、ポリオール成分が
炭素数2〜9の脂肪族グリコールまたは/および炭素数
が6〜18の脂環族グリコールを90〜100モル%、
からなる還元粘度0.25〜O.8、ガラス転位温度が
70〜120℃のポリエステル樹脂である。
【0006】スルホン酸金属塩基を含有しない芳香族ジ
カルボン酸としては例えば、テレフタル酸、イソフタル
酸、オルソフタル酸、1,1,3−トリメチル−3−フ
ェニルインデン−4’,5−ジカルボン酸、2.6−ナ
フタレンジカルボン酸等を挙げることができる.これら
のスルホン酸金属塩基を含有しない芳香族ジカルボン酸
は全酸成分の80モル%以上であることが必要である.
芳香族ジカルボン酸の占める割合が80モル%以下であ
ると、樹脂のガラス転位温度が低下し、塗膜がブロッキ
ングを起こしてしまう。脂肪族または脂環族ジカルボン
酸としては例えば、コハク酸、アジピン酸、アゼライン
酸、セパシン酸、ドデカンジオン酸、ダイマー酸、テト
ラハイドロフタル酸、ヘキサハイドロフタル酸、ヘキサ
ハイドロイソフタル酸、ヘキサハイドロテレフタル酸等
を上げることができる。脂肪族または脂環族ジカルボン
酸は全酸成分の0〜19モル%である。19モル%を越
えると、ガラス転位温度が下がり、耐熱性の低下をおこ
す.また必要により、トリメリット酸、ピロメリット酸
等の3官能以上のポリカルボン酸を全酸成分に対して1
0モル%以下であれば使用することができる。
【0007】炭素数2〜9の脂肪族グリコールとしては
エチレングリコール、1,2−プロピレングリコール、
ネオペンチルグリコール、ジエチレングリコール、ジプ
ロピレングリコール、1,3−プロパンジオール、1.
4−ブタンジオール、1,6−ヘキサンジオール、1,
9−ノナンジオール等を挙げることができる.炭素数6
〜18の脂環族グリコールとしてはトリジクロデカンジ
メチロール、1,4−シクロヘキサンジメタノール等を
挙げることができる。炭素数2〜9の脂肪族グリコール
または/および炭素数6〜18の脂環族グリコールは全
ポリオール成分に対して90〜100モル%である。ま
た必要に応じてトリメチロールプロパン、トリメチロー
ルエタン、グリセリン、ペンタエリスリトール等の3官
能以上のポリオールが全ポリオール成分に対して5重量
%以下であってもよい。
【0008】スルホン酸金属塩基含有ジカルボン酸また
はグリコールとしてはスルホテレフタル酸、5−スルホ
イソフタル酸、4−スルホフタル酸、4−スルホナフタ
レンー2,7ジカルボン酸、5〔4−スルホフェノキ
シ〕イソフタル酸、2−スルホ−1,4−プタンジオー
ル、2,5−ジメチル−3−スルホ−2,5−ヘキサン
ジオール等の金属塩を挙げることができる。金属塩とし
てはLi,Na,K,Mg,Ca,Cu,Fe等の塩が
上げられる.特に好ましいものとしては、5−ナトリウ
ムスルホイソフタル酸である。スルホン酸金属塩基含有
芳香族ジカルボン酸またはグリコールは全酸成分または
ポリオール成分に対して1〜10モル%であり、好ま
しくは1〜6モル%の範囲である。スルホン酸金属塩基
含有芳香族ジカルボン酸またはグリコールを全く使用し
ない場合は、ポリエステル樹脂の水に対する分散性が非
常に悪い。また10モル%を越えた場合は水に対する分
散性は良好になるが、この樹脂より得られた乾燥塗膜の
耐水性、耐湿性は著しく低下する。
【0009】本発明のポリエステル樹脂は単独、あるい
は必要により2種類以上併用することができる。本発明
のポリエステル樹脂の還元粘度は0.25〜0.8の範
囲にある。特に好ましくは0.3〜0.6である。ポリ
エステル樹脂の還元粘度が0.25に達しない場合、得
られた乾燥塗膜の機械的強度が弱くなり、特に可撓性が
劣り好ましくない。また、還元粘度が0.8を越えた場
合、水系分散体の溶液粘度が高くなり、ポリエステル樹
脂の含有量を高くすることが困難になってしまう。本発
明のポリエステル樹脂のガラス転位温度は70〜120
℃であり、好ましくは70〜110℃の範囲である。ガ
ラス転位温度が70℃に達しない場合、得られた乾燥塗
膜の耐熱性が著しく劣り、ブロッキングを起こしてしま
う。また、受像層上に得られた画像の熱安定性が低下
し、昇華分散染料の変色、得られた印字画像のにじみ等
の問題が発生する。一方、ポリエステル樹脂のガラス転
位温度が120℃を越えた場合、昇華分散染料の染着感
度が向上しない。
【0010】本発明に用いられる水と相溶性のある有機
化合物(B)は、具体的にはメタノール、エタノール、
n−プロパノール、イソプロパノール、n−ブタノー
ル、sec−ブタノール、ter−ブタノール等の一価
アルコール類、エチレングリコール、プロピレングリコ
ール等のグリコール類、メチルセロソルブ、エチルセロ
ソルブ、n−ブチルセロソルブ、3−メチル−3−メト
キシブタノール等のグリコール誘導体、ジオキサン等の
エーテル類、酢酸エチル等のエステル類、メチルエチル
ケトン、シクロヘキサノン、シクロオクタノン、シクロ
デカノン、イソホロン等のケトン類などである。特に好
ましくはn−ブチルセロソルブ、エチルセロソルブ、イ
ソプロパノール類である。これらの水と相溶性のある有
機化合物は単独または2種類以上を併用することができ
る。これらの有機化合物の沸点は60〜200℃の範囲
にあることが好ましい。沸点が60℃に達しない場合は
ポリエステル樹脂をこの有機化合物に溶解させるのに必
要な温度に保温することが困難である。さらに、沸点が
200℃を越えると得られた水系ポリエステル樹脂を塗
布した後、乾燥させるのに時間を要し、速乾性が劣る。
【0011】本発明における水系ポリエステル樹脂組成
物は(A)ポリエステル樹脂と(B)水と相溶性のある
有機化合物とを50〜200℃であらかじめ混合し、こ
れに(C)水を加えるかあるいは(A)と(B)との混
合物を水に加え40〜120℃で撹拌することにより製
造される。あるいは(C)水と(B)水と相溶性のある
有機化合物との混合溶液中へ(A)ポリエステル樹脂を
添加し、40〜100℃で撹拌して分散させる方法によ
っても製造できる。いずれの方法においても(A)ポリ
エステル樹脂、(B)水と相溶性のある有機化合物およ
び(C)水の配合比は水系ポリエステル樹脂の性能を保
持する上で重要である。
【0012】水系ポリエステル樹脂組成物に含まれる
(A)ポリエステル樹脂の配合比が10重量%に達しな
い場合または40重量%を越える場合はその溶液粘度が
低くまたは高く成り過ぎ好ましくない。水系ポリエステ
ル樹脂組成物に含まれる(B)の水と相溶性のある有機
化合物に配合比が1重量%に満たない場合はポリエステ
ル樹脂の水への分散性が劣り、安定な水系ポリエステル
樹脂組成物が形成されず、またその有機化合物が40重
量%を越えると乾燥性が作業環境や火災の危険性等のた
め、好ましくない。より好ましくは20重量%以下であ
る。しかしながら、前記のスルホン酸金属塩基含有ジカ
ルボン酸またはグリコールの共重合量が6.1〜10モ
ル%の場合は、水に対する分散性が比較的良いため、水
と相溶性のある有機化合物(B)を使用しないことも可
能である。
【0013】本発明の水系ポリエステル樹脂組成物はそ
のままでも使用できるが、さらに架橋剤であるアミノ樹
脂、エポキシ樹脂およびイソシアネート化合物などが選
ばれる一種類以上の化合物を配合して使用することもで
きる。また、染着濃度を高めるために、ポリエステル樹
脂や組成物中にウレタンやウレア結合を有する分子量
2,000以下の化合物を配合しておくことは差し支え
ない。
【0014】本発明においては、本発明のポリエステル
樹脂以外に熱転写シートとの離型性向上の目的で、フッ
素系樹脂、シリコン系樹脂、および有機スルホン酸塩基
化合物、有機リン酸塩化合物、有機カルボン酸塩化合物
などの滑性物質または界面活性剤を配合することができ
る。
【0015】昇華転写受像体に使用される基材として
は、特に限定はないが、紙、合成紙、各種フィルム、各
種シート等が上げられる。
【0016】
【実施例】以下、本発明を具体的に説明するために製造
例、実施例を用いて説明するが、本発明はこれらの実施
例に限定されるものではない。製造例、実施例中、単に
部とあるのは重量部を示し、%とあるのは重量%を示
す。製造した重合体の還元粘度は30℃中でウベローデ
粘度計を用いて測定した。重合体組成は 1H−NMRに
より測定した。またガラス転位温度はDSCで測定し
た。これらの結果は表1に示した。染着濃度、耐熱性、
耐ブロッキング性についての評価方法は以下に示すとお
りであり、評価結果を表2に示した。
【0017】(1)ポリエステル樹脂の製造例 温度計、撹拌機を具備したオートクレーブ中にテレフタ
ル酸ジメチロール582部、イソフタル酸ジメチロール
325部、無水トリメリット酸14.4部、5−ナトリ
ウムスルホイソフタル酸74部、トリシクロデカンジメ
チロール392部、ネオペンチルグリコール416部、
エチレングリコール248部、テトラブトキシチタネー
ト0.5部を仕込み、150〜220℃で240分間加
熱し、エステル交換を行い、ついで反応系を30分間で
250℃まで昇温し、系の圧力を徐々に減じ、45分後
に0.3mm/Hg以下にし、この条件でさらに75分
間反応を続け、淡黄色透明なポリエステル樹脂Aを得
た。得られた樹脂の還元粘度は0.36で、ガラス転位
温度は78℃であった。同様の方法により得られたポリ
エステル樹脂B〜Dを表1に示した。
【0018】(2)印字画像の濃度評価方法 受像体シートと熱転写シートをそれぞれ染着層(染料受
容層)と式材層が接触するように重ね合わせ、熱転写シ
ートの基材側よりサーマルヘッドにより、ヘッドの出力
0.7W/ドット、ヘッド加熱時間8mS、ドット密度
3ドット/mmで加熱し、染料層に色材層中のシアン色
染料を転写させた。得られた転写画像濃度を反射濃度計
(大日本スクリーン社製DM−600)で測定した。
【0019】(3)耐ブロッキング性の評価方法 受像層と基材を重ね合わせ、5gf/cm2 の加重下、
60℃中で24時間放置後のブロッキング現象を見た。
剥離後、受像層表面に変化がなく、容易に剥離できるも
のを○、ブロッキングして剥離が困難なものを×とし
た。
【0020】(4)画像保存安定性の評価方法 シアン色染料を転写させた受像体を暗所60℃の環境下
で一週間放置し、エージングを行なった。エージング
後、40倍の拡大鏡を用いて印字ドットの観察を行い、
明らかに印字ドットの間隔に染料が拡散し、にじんだ状
態にあるものを×、印字直後と変化なく印字ドットが確
認できるものを○とした。
【0021】(5)塗膜強度の評価方法 受像層を完全に二つに折り曲げ、折り曲げた受像層表面
の状態を20倍のルーペで観察した。折り曲げた位置で
の受像層表面にまったく変化がないものを○、折り曲げ
た位置において受像層表面にひび割れが起こるものを×
とした。
【0022】
【表1】
【0023】TPA:テレフタル酸、IPA:イソフタ
ル酸、NSI:5−ナトリウムスルホイソフタル酸、T
MA:トリメリット酸、TCD:トリシクロデカンジメ
タノール、NPG:ネオペンチルグリコール、EG:エ
チレングリコール、TMP:トリメチロールプロパン、
PPG:プロピレングリコール
【0024】実施例1 ポリエステル樹脂Aを30部とn−ブチルセロソルブ1
5部とを容器中に仕込み100℃で約3時間撹拌し、均
一で粘度のある溶融液を得た。その溶液を激しく撹拌し
ながら、水55部を徐々に添加し、約1時間後に均一で
淡黄白色の水系ポリエステル樹脂A−1を得た。受像層
用の水系ポリエステル樹脂A−1をイソプロパノール:
水=60:40の混合溶液を用いて希釈し、厚さ150
μmのポリエチレンテレフタレート系合成紙上に乾燥後
の塗膜厚みが7〜10μmとなるようにバーコーター#
20で塗布した。この溶液にはシリコーン変性オイル
(信越化学製)を上記樹脂に対して8重量%配合した。
乾燥は100℃で20分間の条件で行った。得られた皮
膜の密着性は非常に良好であり、水に浸漬した場合の白
化もなく、優れた耐水性を示した。
【0025】実施例2〜5 水系ポリエステル樹脂B〜DおよびGを用いて、実施例
1同様の方法により染着層を設け、それぞれ実施例2〜
5とした。
【0026】比較例1 ポリエステル樹脂Eを用いて実施例1と同様の方法で水
系ポリエステル樹脂E−1を得た後、染着層を設け比較
例1とした。 比較例2〜3 ポリエステル樹脂FおよびHを用いて実施例1同様の方
法で水系ポリエステル樹脂F−1およびH−1を得た
後、染着層を設け比較例2および3とした。
【0027】
【表2】
【0028】表2から明らかなように、本発明の水系ポ
リエステル樹脂組成物から得られた染着層は、染着濃
度、耐ブロッキング性、画像保存安定性、塗膜強度に著
しく優れていることがわかる。
【0029】
【発明の効果】本発明による水系ポリエステル樹脂組成
物を主成分とする昇華型感熱記録紙の受像層は、高い染
着感度を示し、得られた印字画像は耐久性、特に耐熱性
に優れており、昇華型感熱記録紙染着性樹脂として工業
的に有用なものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41M 5/38 - 5/40

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(A)全酸性分に対し、ジカルボン酸成分
    がスルホン酸金属塩基を含有しない芳香族ジカルボン酸
    80モル%以上、脂肪族または脂環族ジカルボン酸
    0〜19モル%含有し、全ポリオール成分に対し、ポリ
    オール成分が炭素数2〜9の脂肪族グリコールまたは/
    および炭素数が6〜18の脂環族グリコールを90〜1
    00モル%含有し、さらにスルホン酸金属塩基を含有す
    るジカルボン酸またはグリコールを全酸成分または全ポ
    リオール成分に対して1〜10モル%含有させた還元粘
    度0.25〜0.8、ガラス転移温度70〜120℃の
    ポリエステル樹脂10〜40%と(B)水と相溶性のあ
    る有機化合物1〜40%および(C)水20〜89%か
    らなることを特徴とする昇華転写受像体用水系ポリエス
    テル樹脂組成物。
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