JP3035676U - 軌道走行乗り物 - Google Patents

軌道走行乗り物

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JP3035676U
JP3035676U JP1996010622U JP1062296U JP3035676U JP 3035676 U JP3035676 U JP 3035676U JP 1996010622 U JP1996010622 U JP 1996010622U JP 1062296 U JP1062296 U JP 1062296U JP 3035676 U JP3035676 U JP 3035676U
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pulley
vehicle
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vehicle body
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JP1996010622U
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Inventor
數夫 山田
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株式会社トーゴ
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Abstract

(57)【要約】 【課題】小さなスペースでしかも低い位置にコースを形
成のできる軌道走行乗り物を提供する。 【解決手段】利用者が手動で回すことのできる動力ハン
ドル12と車体に対して左右に回動可能に駆動輪5を設
けて、駆動軸6の端部に設けたプーリD19とプーリC
18をタイミングベルトB20で連動させ、一方ハンド
ル軸30に固着したプーリA16とプーリB17をタイ
ミングベルトA19で連動させて上記プーリC18と上
記プーリB17を連結軸15の両端部に固着して、上記
連結軸15の中央部分をユニバーサルジョイント55で
連結した。また、シャーシ9の下部に回動可能に設けた
ブラケット7の側面に水平方向に接璃可能に設けた取付
金具23を皿バネ27で付勢して上記取付金具の横板4
6の先端部に設けた転倒防止ローラ29が常に支持部材
2に当接するようにした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、遊園地等に設置され遊戯者が自らの身体を動かすことによって走行 させて楽しむ軌道走行乗り物に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、足踏み式など遊戯者が身体を使って走行させる軌道走行乗り物としては 、例えば、「実公昭62−20375」「特公昭63−19382」がある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
前者は、単軌条式の自転車型モノレールであるが転倒防止のために車体下方に 設けた左右一対の案内輪で軌条の支持部材を挟持するようになっている。しかし 支持部材と案内輪との間にカーブ通過時に必要なクリアランスを設けてあり、こ のために車体は常に左右どちらかに傾いている。この傾きを極力抑えるために案 内輪の支持杆を車体より下方に長く垂下しており、そのために軌条を設置する場 合に一定以下の低さにできないという制約があった。
【0004】 また後者は、一対のレールで軌道を構成しており転倒防止は特に必要としない がレール間の距離があるため小さなカープを描くことが困難であり、コースレイ アウト上の制約があった。
【0005】 双方共にそれぞれ上記のような制約があるために例えば幼児が一人で安全に乗 車できるような、乗り物の位置が低く、かつ、小さな面積に設置することが困難 であった。本考案は、このような制約を解消し、より安全で楽しめる軌道走行乗 り物を提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1の考案は、上部に乗客が着座できる座席を設け、前方下部に駆動輪を 後方下部に従動輪を設けた車体を有する軌道走行乗り物において、上記乗客の手 が届く位置に上記乗客の手によって回すことが可能に設けられた動力ハンドルと 該動力ハンドルに連動するプーリと上記駆動輪の軸に連動するプーリとを屈曲自 在に連結した事を特徴とする軌道走行乗り物である。
【0007】 このような請求項1の考案によれば、以下の作用を奏する。 乗客が回す動力ハンドルの軸に固着されたプーリAと連結軸の一端に固着され ているプーリBはタイミングベルトAを介して連動されている。そして上記中間 軸の他端にはプーリCが固着されている。そして上記連結軸の軸受けはプーリB に近接するものは車体の前端部に固設され、上記プーリCに近接するものは車体 に対して回動可能に設けられている駆動部ブラケットに固設されており、上記プ ーリBに対して上記プーリCが円弧を描くようにその位置関係が変化するが上記 連結軸の中央部はユニバーサルジョイントによって屈曲自在に連結されているの で支障は無い。上記プーリCはタイミングベルトBによって駆動軸の一端に固着 してあるプーリDと連動されており、上記駆動軸の中央部にはレールに転接する 駆動輪が固着されている。
【0008】 動力伝達機構を上記のような構成としたので、乗客が動力ハンドルを手で回す と駆動輪がレール上を転動し、軌道走行乗り物は走行することができる。
【0009】 上記連結軸の中央部をユニバーサルジョイントによって連結することによって 回動部と固定部の間の動力伝達が可能となり駆動輪と誘動輪を同一のものとする ことができ、その結果として動力伝達距離を短く車両を小型軽量にすることがで きた。
【0010】 請求項2の考案は、上記車体の転倒を防止する転倒防止ローラの取付金具を上 記車体に対して側方に所定範囲で接離可能に設け、該取付金具を常に内側に付勢 する弾性体を設けたことを特徴とする請求項1に記載の軌道走行乗り物である。
【0011】 請求項2の考案によれば。以下の作用を奏する。 車体前方下部に車体に対して左右方向に回動可能に設けられた駆動部プラケッ トおよび同様に後方下部に設けた従動輪ブラケットの左右側面に水平方向に伸び る形で固着された軸に取付金具、弾性体としての皿バネの順に遊嵌し、調整ナッ トで押えてある。
【0012】 これによって上記取付金具の先端に取着された転倒防止ローラは、軌道走行乗 り物が走行するレールの支持部材を左右から挟持する形で皿バネの付勢力によっ て常に当接しており、車体が左右に傾くことがない、またカーブ部においては皿 バネの付勢力に反して外側に逃げることができるので支持部材とのクリアランス を設ける必要がなく、これによって転倒防止ローラを車体の近傍に設けることが 可能となり軌道の設置高さを非常に低くすることが可能になった。
【0013】
【考案の実施の態様】
以下本考案について、図面に示す一実施例にもとづき説明する。 図1は、軌道のコース全体を示す斜視図であり、図2は軌道を走行する乗り物 の斜視図である。図中1はレール、2は支持部材、3は乗り物で31はボデイ、 32は座席、33は安全ベルト、34は握り部である。
【0014】 図3は動力伝達機構要部の正面図で一部を切欠いたものであり、図4は乗り物 のボデイを除いた側面図である。基台4に立設された支持部材2によって支持さ れたレール1に転接する駆動輪5が駆動軸6を介して駆動輪ブラケット7に軸支 されており、上記駆動輪ブラケット7はステアリング機構8によってシャーシ9 に対して左右方向に回動可能に上記シャーシ9の前端下部に設けられている。
【0015】 側面視で上記シャーシ9の中央部前方に立設された支柱10の上端部に後方に 伸びる形で設けられた支持板11に上記シャーシ9に直交する形で左右に伸びる ハンドル軸30を介して動力ハンドル12が軸支されている。
【0016】 また正面視で上記シャーシ9前端部上面左に略L字形をした軸受A13が設け られており、上記ブラケット7の正面視右部上面に設けられた軸受B14と対を なし、上記軸受A13に対して上記軸受B14が円弧を描くようにして相互の位 置関係が変化する。
【0017】 上記軸受A13・B14間には連結軸15が通してあり、この連結軸15は上 記軸受B14の外側まで伸びてその先端部にプーリC18が固着され、軸受A1 3の内側に近接する位置にはプーリB17が固着されている。そして上記連結軸 15はその中央部をユニバーサルジョイント55によって連結されている。
【0018】 正面視で左に位置する上記動力ハンドル12の内側に近接する位置で上記ハン ドル軸30にプーリA16が固着されており、タイミングベルトA20を介して 上記プーリB17と連動している。
【0019】 上記駆動軸6は正面視で上記駆動輪ブラケット7の右側の側壁板41の外まで 伸びて、先端にプーリD19が固着してある。このプーリD19はタイミングベ ルトB21を介して上記プーリC18と連動している。
【0020】 したがって、乗客が動力ハンドル12を所定方向に回すとハンドル軸30、プ ーリA16、プーリB17、連結軸15、プーリC18、プーリD19、駆動軸 6が回転され、このため駆動輪5がレール1の上面を転動して乗り物3が走行す るようになっている。
【0021】 上記シャーシ9の後部上方には、ボデイ31を取り付けるための支持材22が 設けてあり下部には従動輪ブラケット23が左右方向に回動可能に設けてあり、 この従動輪ブラケット27の内側には従動輪24がレール1に転接するように軸 支されている。
【0022】 上記駆動輪ブラケット7および従動輪ブラケット23の左右の側壁板41…の 下方端部には前後に並んで2本の摺動軸25…が横方向に水平に伸びる形で固設 されている、そしてこの摺動軸25…は中程から先が細い段付き軸である。
【0023】 上記摺動軸25…には、それぞれ取付金具26…が遊嵌されており、正面視で 右側に位置する上記取付金具26…の外側には皿バネ27…が遊嵌され調整ナッ ト50によって押えられている。
【0024】 上記取付金具26…は正面視で略コの字形をしており、下方の横板46が上方 の横板45より若干長く形成されている、そして上方の横板45の先端上面には 前後に並んで2個の案内輪28…が取着されている、この案内輪28…はレール 1に当接しており、下方の横板46…の先端下面には2個の転倒防止ローラ29 …が前後に並んで取着されて支持部材2に当接している。
【0025】 したがって、案内輪28および転倒防止ローラ29…は皿バネ27によって内 側へ向かって付勢されており、常に支持部材2に当接しているので乗り物3が左 右に大きく揺れることはない。またカーブ部においては、上記皿バネ27の付勢 力に反して外側へ逃げるので不都合は生じない。
【0026】 このような構成の軌道走行乗り物について、その遊戯の仕方を説明する。 乗客は座席31に着座したら安全ベルト33を装着し、その後に座席前上方に 位置する動力ハンドル12の握り部34をつかんで動力ハンドル12を所定方向 に回すと乗り物3が走行を始める。乗客が任意に動力ハンドル12の回転速度を 変えることによって乗り物3の走行速度も変化させることができる。このように してコースを所定の数だけ周回したら、動力ハンドルの回転を止め乗り物を停止 させて、つかんでいた握り部34を離し安全ベルトを外して降車する、こうして 一回の遊戯が終了する。
【0027】
【考案の効果】
以上説明したように請求項1の考案によれば、回転力の伝達距離が短く単純な 機構となったことと、そのことで乗り物の小型軽量化したこととも相まって、よ り小さな力で走行できる軌道走行乗り物が提供できた。
【0028】 請求項2の考案によれば、転倒防止ローラの取付位置が車体とほとんど離れて ないので、限られたスペースでまた非常に低い位置にコースを形成することが可 能となった。
【0029】 このように小さなスペースにしかも低い軌道で設置可能であり、かつ小さな力 で走行させることができるので幼児でも安全に乗車でき楽しむことができる軌道 走行乗り物が提供できた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の1実施例を示し、軌道のコース全体の
斜視図
【図2】本考案の1実施例を示し、乗り物の斜視図
【図3】一部を切り欠いた動力伝達機構要部の正面図
【図4】ボデイを除いた乗り物の側面図
【符号の説明】
1…レール 2…支持部材 3…乗り物 5…区動輪 6…駆動軸 7…駆動輪ブラケット 8…ステアリング機構 9…シャーシ 10…支柱 11…支持板 12…動力ハンドル 13…軸受A 14…軸受B 15…連結軸 16…プーリA 17…プーリB 18…プーリC 19…プーリD 20…タイミングベ
ルトA 21…タイミングベルトB 22…支持材 23…従動輪ブラケット 24…従動輪 25…摺動軸 26…取付金具 27…皿バネ 28…案内輪 29…転倒防止ローラ 55…ユニバーサルジョイント

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部に乗客が着座できる座席を設け、前
    方下部に駆動輪を後方下部に従動輪を設けた車体を有す
    る軌道走行乗り物において、上記乗客の手の届く位置に
    上記乗客の手によって回すことが可能に設けられた動力
    ハンドルと該動力ハンドルに連動するプーリと駆動輪の
    軸に連動するプーリとを屈曲自在に連結した事を特徴と
    する軌道走行乗り物。
  2. 【請求項2】上記車体の転倒を防止する転倒防止ローラ
    の取付金具を上記車体に対して側方に所定範囲で接離可
    能に設け、該取付金具を常に内側に向かって付勢する弾
    性体を設けたことを特徴とずる請求項1に記載の軌道走
    行乗り物。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20200053206A (ko) * 2018-11-08 2020-05-18 김석만 모노레일 바이크

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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