JPH0510873Y2 - - Google Patents

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JPH0510873Y2
JPH0510873Y2 JP1987150152U JP15015287U JPH0510873Y2 JP H0510873 Y2 JPH0510873 Y2 JP H0510873Y2 JP 1987150152 U JP1987150152 U JP 1987150152U JP 15015287 U JP15015287 U JP 15015287U JP H0510873 Y2 JPH0510873 Y2 JP H0510873Y2
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JP
Japan
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pair
wheel
vehicle body
leg
sprocket wheel
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JP1987150152U
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JPS6454596U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は遊戯用の乗物に関する。
(従来技術) レジヤー施設等においては近年人力によつて走
行する各種の遊戯用乗物が用意されるようになつ
てきた。なかでも偏心輪を用いた乗物は、走行時
に上下動を伴うため人気を呼んでいるが、この種
のものも所詮車輪というコロガリ部材を用いてい
る点で通常の走行具の域を出るものでないため、
単に特異な動きをするという点の興味を満たすだ
けに止どまつている。
また一方、動物の走行に似た動きをさせる遊戯
用乗物についても、例えば実開昭51−142470号公
報や実開昭52−62169号公報に開示されているが、
この種のものは動きに安定性を欠くため、乗る人
に不安感を与えるといつた不都合を有している。
(目的) 本考案はこのような問題に対し、単に乗物とし
ての特異な動きに止どまらず、機構的にも特異な
動きを行わせるようにして、乗る人と見る人の全
てに楽しみを与えることのできる新たな遊戯用乗
物を提供することにある。
(目的を達成するための手段) すなわち、本考案はかかる目的を達成するため
の遊戯用乗物として、後部両側に一対の車輪を備
えた車体本体の前部に一対の脚部材を配設して、
これらの脚部材の上端を操舵用ハンドルに上下動
自在に枢支する一方、ペタルによつて回転駆動さ
れるホイールを車体本体の前部に配設して、ホイ
ールと一体的に回転しかつホイールの軸に対して
軸振れ可能に取付けた左右一対のクランクの先端
を各脚部材の一部に結合させるようにしたもので
ある。
(実施例) そこで以下に本考案の詳細を図示した実施例に
基づいて説明する。
第1,2図は本考案の一実施例を示したもので
あつて、図中符号1は逆Y字状に組んだ上フレー
ム2と、1本の下フレーム3とによつて構成され
た車体本体で、上フレーム2と下フレーム3を結
合した車体本体1の先端部は後述する前脚12,
12の支承部4として構成され、また叉状に分岐
した上フレーム2の後端には一対の後輪5,5が
軸支されていて、この上フレーム2の後端を結合
するよう張渡した補強フレーム6の中央には搭乗
者の座るサドル7が取付けられている。
一方車体本体1の先端には、一体に結合したハ
ンドル9によつて操舵される支点軸10が回動自
在に挿通され、またこの支点軸10には、その左
右に穿設した支点ピン11,11に一対の前脚1
2,12がその上端に設けた長孔13,13(第
3図)を介して前後に揺動し得るよう取付けられ
ている。
第3図は前脚12,12を交互に前後動するた
めの駆動力伝達機構を示したもので、車体本体1
の先端下方に固定したベアリングケース15に
は、その内部にベアリング16……を介して前脚
駆動用スプロケツトホイール17が回転可能に支
持され、またこのスプロケツトホイール17の中
心に設けた断面円弧状をなす中心孔18には、こ
の円弧面に沿うような円弧面を有する球面軸20
が挿入されていて、この球面体20の表面に穿設
した突起21,21をスプロケツトホイール17
の中心孔18内面に凹設した軸方向凹溝19に嵌
合させることにより、球面軸20をスプロケツト
ホイール17の軸心に対して回動可能でかつこれ
と一体的に回転するよう組付けている。
また、この駆動力伝達機構をなす前脚駆動用ス
プロケツトホイール17は、下フレーム3に軸支
したペタル23つきのスプロケツトホイール24
からチエーン25を介して駆動されるように構成
されており、かつ上記した球面軸20には、その
両端面にクランクシヤフト22,22が固定され
ていて、その先端をベアリング23を介して前脚
12,12に結合することにより、球面軸20に
伝達された回転運動を前脚12,12の前後動に
変え得るよう構成されている。
なお図中符号26はハンドル9のバー部分8を
案内する横長孔付きのガイド部材を示している。
上述した実施例において、いまサドル7に腰掛
けた搭乗者がペタル23を踏むと、その回転はチ
エーン25を介して前脚駆動用のスプロケツトホ
イール20に伝わり、ついでこのホイール20か
ら中心孔18の凹溝19と嵌合する突起21を介
して球面軸20に伝達される。したがつて、球面
軸20の両側端に固定したクランクシヤフト2
2,22はこの球面軸20の回転により円運動を
行つて、その先端にベアリング23を介して枢支
した各前脚12,12を交互に前後動させる。
このため車体本体1は、前脚12が後傾姿勢に
ある第4図Aの位置から同図Bに示す垂直位置へ
と前脚12を駆動する間に自らも頭を持ち上げ、
ついでこの位置から前脚12の前傾姿勢へと同図
Cの位置へ移動する間に頭を下げる跛行運動を繰
返して搭乗者に上向き下向きの反復運動を与え
る。
またこの状態で搭乗者がハンドル9をいずれか
一方に転向すると、この動きは支点軸10及び支
点ピン11,11を介して前脚12,12に伝え
られ、さらにこの前脚12,12の動きに伴つて
スプロケツトホイール17内の球面軸20は、第
3図に示したようにその突起21をスプロケツト
ホイール17の凹溝19内で摺動させながら前脚
12,12に追従して向きを変え、そのまま前脚
12,12に駆動力を伝えて任意の向きへの走行
を可能とする。
(効果) 以上述べたように本考案によれば、後部両側に
一対の車輪を備えた車体本体のハンドルに一対の
脚部材を上下動自在に枢支して、これらをペタル
によつて駆動するようにしたので、車体本体を地
面に対して安定的に保持しつつ一対の脚部材にエ
キセントリツクな跛行運動を行わせて、乗るもの
に一種独特な乗り心地を与えるとともに見る者の
目を楽しませ、さらには、ハンドル操作により脚
部材を方向転換させながら所望のところへ自由に
走行させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す遊戯用乗物の
側面図、第2図はその上面図、第3図は駆動力伝
達機構の拡大断面図、第4図は歩行状態を示す説
明図である。 1……車体本体、5……後輪、9……ハンド
ル、10……支点軸、12……前脚、17……ス
プロケツトホイール、19……凹溝、20……球
面軸、22……クランクシヤフト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 後部両側に一対の車輪を備えた車体本体の前部
    に一対の脚部材を配設して、該脚部材の上端を操
    舵用ハンドルに上下動自在に枢支する一方、ペタ
    ルによつて回転駆動されるホイールを上記車体本
    体の前部に配設して、該ホイールと一体的に回転
    しかつ該ホイールの軸に対して軸振れ可能に取付
    けた左右一対のクランクの先端を上記各脚部材の
    一部に結合したことを特徴とする遊戯用乗物。
JP1987150152U 1987-09-29 1987-09-29 Expired - Lifetime JPH0510873Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1987150152U JPH0510873Y2 (ja) 1987-09-29 1987-09-29

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JP1987150152U JPH0510873Y2 (ja) 1987-09-29 1987-09-29

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6454596U JPS6454596U (ja) 1989-04-04
JPH0510873Y2 true JPH0510873Y2 (ja) 1993-03-17

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ID=31423035

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JP1987150152U Expired - Lifetime JPH0510873Y2 (ja) 1987-09-29 1987-09-29

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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51142470U (ja) * 1975-05-09 1976-11-16
JPS5262169U (ja) * 1975-10-30 1977-05-07

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6454596U (ja) 1989-04-04

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