JP3035601U - エアバッグ - Google Patents

エアバッグ

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JP3035601U
JP3035601U JP1996009131U JP913196U JP3035601U JP 3035601 U JP3035601 U JP 3035601U JP 1996009131 U JP1996009131 U JP 1996009131U JP 913196 U JP913196 U JP 913196U JP 3035601 U JP3035601 U JP 3035601U
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inlet
cushioning
chamber
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ディー.モッシ ギルバート
アール.ガーナー ブレット
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モートン インターナショナル,インコーポレイティド
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    • B60R21/02Occupant safety arrangements or fittings, e.g. crash pads
    • B60R21/16Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags
    • B60R21/23Inflatable members
    • B60R21/231Inflatable members characterised by their shape, construction or spatial configuration
    • B60R21/233Inflatable members characterised by their shape, construction or spatial configuration comprising a plurality of individual compartments; comprising two or more bag-like members, one within the other
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ガスで急速膨張したとき車両搭乗者と緩衝係
合する新規、改善された多セル型に分割されたエアバッ
グを供すること。 【解決手段】 薄く、柔軟な透過性シート材料によって
形成され、前端側にガスを受入する入口32を有し、後
方に向けて膨張時に車両搭乗者12に係合するように形
成された緩衝面24を備え、同入口32と緩衝面24と
の間に柔軟な内部壁またはバーティション42を延設し
て搭乗者の頭部に係合する上部ないし頭部緩衝セル又は
室34と、搭乗者の胴部に係合する下部ないし胴部緩衝
セル又は室36とに分離し、かつ下部の胴室36に対す
る上部室内の膨張圧を低減させて頭部の負傷及び擦過傷
を軽減または阻止する開放口38を設け、更に搭乗者の
胴を緩衝するように所望水準のエネルギー吸収を行うよ
うにした構成の膨張可能なエアバッグを構成した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、自動車の搭乗者を保護する拘束緩衝エアバッグに関し、複数セクシ ョンに分離化された多セル形分離設計を組み込んだ技術思想を採り入れ、搭乗者 の頭部、胴部又は身体のその他の部分に対して異なるエネルギー吸収特性を付与 するエアバッグに関する。
【0002】 頭部衝撃部又はセルと胴部又は脚衝撃部とを備えた分離化された複数エアバッ グ室により異なる内部圧力が付与される構成を有している。 自動車搭乗者の頭部、首部、顔面部は一般的に胴部よりも負加速度、g重力、 擦過傷等に敏感であることから、エアバッグの上部室又はセルは拡張、膨張時に より軟らかく、他方、エアバッグの下部は大きさも大きく、より高圧を保持して 事故時に搭乗者からより高エネルギーを吸収するように構成される。
【0003】
【従来の技術】
米国特許第 3,476,402号は、中心部を包囲する均質化室として周辺室を有した コンパートメント化され、衝撃により膨張したとき、上記中心部から外側部分に ガスが流動するようにしたエアバッグを開示している。 また、米国特許第 3,752,501号は、操向輪(ハンドル)搭載用膨張エアバッグ クッションを開示しており、このクッションは、コンパートメント化されて操向 輪ハブに重ねた中心コンパートメントを包囲する周辺リング状コンパートメント を設けたものである。そして、周辺コンパートメントは圧潰に対して中心コンパ ートメントより大きな抵抗を呈し、また車両操縦者が事故による膨張時にエアバ ッグクッションの中心部に向けて案内する手段を具備したものを開示している。
【0004】 米国特許第5,018,762 号は、操向輪搭載形エアバッグを開示し、同エアバッグ は上部と下部とを有し、また両部分または両コンパートメント間で膨張ガスを分 割する内部制限システムを備えている。 米国特許第 5,253,892号は、コンパートメント化されたエアバッグを開示して おり、同エアバッグでは操向輪よりも大きな直径まで拡張される側面部位を有し て各人の胴部が同エアバッグの外側領域に初期に係合し、次いで中心領域に係合 するようにしている。膨張形エアバッグの幾らかの領域が最初、ドライバーに係 合して同人が操向輪に打ちつけられることから保護し、その後に他の領域が係合 されるようにしているものである。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
依って、本考案の目的は、新規、かつより改善されて迅速に膨張可能なエアバ ッグを提供して自動車の搭乗者を保護せんとするものである。 本考案はまた、新規、かつ改善されて迅速に膨張可能であり、分離化された多 セル形のエアバッグを提供して夫々のセルが種々異なる量のクッション効果また はエネルギー吸収をおこなうようにすることを目的とするものである。
【0006】 本考案の目的はまた、既述した特性を有する新規、かつ改善されて迅速に膨張 可能なエアバッグを提供して搭乗者の頭部には胴部やその他の身体部分よりもエ アバッグの膨張時により軟らかい又は低い圧力緩和支持を与えるようにせんとす るものである。 更に、本考案の目的は、既述した特性を有する新規、かつ改善されて迅速に膨 張可能なエアバッグであって、隣り合った領域又はセルの間の部分を利用して膨 張エアバッグが形成されるのを助成するようにしたエアバッグを提供せんとする ものである。
【0007】 また、本考案の目的は、既述した特性を有する新規、かつ改善されて迅速に膨 張可能なエアバッグであって、同エアバッグにおいては、その異なるコンパート メント又は領域の間の部分が膨張時にエアバッグ材料に掛かる応力を低減させる つなぎ綱として作用し、割れ目や材料欠陥を来す可能性を低減させるようにする ことにある。
【0008】 本考案は、既述した特性を有する新規、かつ改善されて迅速に膨張可能なエア バッグであって、それぞれ異なる領域またはセルが異なる開放口を利用してエア バッグの膨張時に各セル内の膨張圧を制御するようにしたエアバッグを提供する ことにある。
【0009】
【課題を解決するための手段と作用】
上述した諸目的は、新規、かつ改善された多セル化された分離形の膨張可能に 形成され、しかも薄く柔軟なシート材料で形成されて自動車の搭乗者を緩衝、拘 束するエアバッグによって達成することができる。 このようなエアバッグは前端に膨張ガスを受入する入口を有し、また急速ガス 膨張時および膨張後に後方を向いたクッション面を確立し、搭乗者の頭部を緩衝 する上部を具備し、かつ搭乗者の頭部から下方の部分を緩衝する下部を具備して いる。
【0010】 また、同エアバッグは上記入口からクッション面に向けて延設される内部分割 壁又はパーティションを備えて入口を通って各上部、下部セル又は室に流動する ガスの量を分割する。これらの室の少なくとも1つは開放口を形成され、他の室 に対して該1つの室の膨張圧を低減させ、搭乗者の頭部には軟らかいクッション 作用を与え、また搭乗者の頭部から下の部位にはより大きなエネルギー吸収能力 による緩衝を行うようにする。
【0011】
【考案の実施の形態】
以下、本考案を添付図面を参照して更に詳細に説明する。 図1は、搭乗者が中に乗った自動車の部分側面図であり、多セル、分離化形の 本考案によるエアバッグが搭乗者を緩衝支持すべく膨張した状態にある場合を示 している図、図2は、図1の2−2線から見た上面図、図3は、本考案によるエ アバッグの側面図で上部、下部の膨張領域の間に縫い付け部分を用いたエアバッ グの側面図、図4は図3の4−4線から見たエアバッグの正面図、図5は、図3 の矢視5−5線から見下ろした上面図である。
【0012】 図を参照すると、本考案の特徴を備えた新規かつ改善された膨張可能なエアバ ッグクッション10が図示されており、同クッション10はガスで急速に膨張し て自動車16の乗員室14で座席18に着座した車両搭乗者12を保護するよう に適している。 エアバッグ10は、操向輪21又は車両の計器パネル22の背部に取着される エアバッグインフレータモジュール20内に畳み込まれた状態で受容され、緊急 時には同モジュールから供給される膨張用ガスによって急速に膨張されようにな っている。
【0013】 急速膨張時、畳み込まれたエアバッグ10はモジュール20から後方の搭乗者 12に向けて急速に移動してクッション拘束を付与して車両衝突時又は事故時の 負傷を阻止または軽減する。 エアバッグ10は完全に膨張されたとき、比較的大きな一般的には矩形々状を 有したクッション表面24が展開され、車両搭乗者の前部に係合して負傷を阻止 する。エアバッグ10は全体的には三角形々状の両側面26(図1参照)と上部 および下部の傾斜した頂壁28、底壁30を有している。側壁26、26、頂壁 28、底壁30の前端部分は、入口通路32に向けて収斂しており、該入口通路 はエアバッグモジュール20に固着される前端を有して膨張ガスを受入するよう になっている。図2、4および5に明示するごとく、膨張されたエアバッグ10 は幅或いは横寸法は搭乗者12に向けて外向きに増加し、最大幅でクッション面 24を形成している。同様に、膨張されたエアバッグ10の立寸法は入口通路3 2から外向きに搭乗者12に向かうにつれて増加し、図1、図3に示すように、 クッション面24の最大立方向広がりを形成している。
【0014】 図1、図2に示すように、エアバッグモジュール20からの膨張ガスは、エア バッグ10が膨張されるにつれて搭乗者12に向けて後方に移動し、矢印A、B で示すように、横方向に又立て方向に広がってゆく。、入口通路32の比較的小 寸法の矩形流動断面を通過する高速ガス流は、エアバッグ10の流動断面が搭乗 者12に向かふ方向に拡大するにつれて流動速度が低減する。流速はエアバッグ の膨張時に減少するので、ガスの速度先端は圧力先端に変換されてエアバッグ1 0の内側でクッション面24に作用する。エアバッグ10は得られる限られた量 の膨張ガスを効果的に利用するような理想的な形状を成すもので、ガスはエアバ ッグモジュール20から急速に放出されて極めて効果的なクッション作用を付与 するのである。
【0015】 本考案によるエアバッグ10は、複数の別々の膨張室、セル又はコンパートメ ント34、36を備え、これらの室は、エアバッグの急速膨張時に搭乗者の身体 の異なる部位に係合するようになっている。エアバッグ10の頭部衝撃部34は エアバッグ全容積のほぼ40%を占め、エアバッグの上部に配置されて典型的な 全面衝突時に搭乗者の頭部、首部が衝撃に対して緩衝される。上部セル又は頭部 コンパートメント34内のガス圧力は、エアバッグモジュール20のガス発生器 から流動するガス流をエアバッグの喉部32で絞ることにより、比較的低く維持 される。加えて、大きな寸法の開放口38が頭部領域34の側壁26、26に設 けられており、膨張時に所望の圧力値を維持するようになっている。頭部領域3 4には透過生が低く、かつ細かく織られた材料を使用すればよく、それに依って クッションから逃げる熱ガス量を低減させ、以て火傷や擦過傷を低減させるので ある。
【0016】 エアバッグ10の下部または胸部セルないし領域36は、エアバッグ10の膨 張時に全ガス容積の60%を占め、搭乗者の頭部、首部から下の胴部を前面衝突 時に反応、緩衝するように設計されている。下部セル又は領域36は、エアバッ グモジュール20のガス発生器からのガスの大半を受入し、かつ内部圧力を比較 的高く維持するように小さな開放口を有している。エアバッグ10の下方部36 は上部ないし頭部衝撃領域34とは異なる機能を奏すことから、比較的粗い織り で高い強度特性を有した偏織材料が下部セルには用いられる。
【0017】 分割用シート又は壁構造42は、2つのコンパートメントないし領域34、3 6を分離し、かつコンパートメント間の圧力差を維持する作用のために幾つかの 目的を達する。 エアバッグ10の膨張時に、壁構造42はつなぎ綱として作用してエアバッグ がモジュール20から出るときに、下方位置に同エアバッグを保持する。このつ なぎ綱作用により首の負傷を阻止する助成をし、かつ正常位置から外れた搭乗者 12が被る負傷を阻止する助成をする。壁構造42は、またエアバッグ10が適 正な形状と寸法とを維持する助けとなる構造部材として作用し、中庸的な弾性材 料から形成されてエアバッグ10の膨張時にエネルギーのなにがしかを吸収して エアバッグの他の部分に掛かる応力を低減させる。分離化されたエアバッグ10 の設計変更のものでは、別の分割壁構造44(図3参照)を更に具備してもよく 、上方壁構造42の下方に離れて第3の最下底領域又はコンパートメント46を 形成して、衝突時における搭乗者負荷の特定の条件に合致するように、より高度 の設計、仕立てをしても良い。
【0018】 図3、図5を参照すると、別の壁構造44は一体的に縫い付けた大きなループ 状の材料を具備し、この材料はエアバッグ10の主クッションパネル24から離 れて縫い付けられ、入口領域32の近くで前部50で止着され、かつ縫い目54 で後部に止着されている。 図5に示すように、壁構造48を形成しているループ状材料は、エアバッグの 側壁26、26には止着されていないで、各側面に開空間52を残し、内部壁構 造の側端部でセル又はコンパートメント34、36の間で限られた量のガスが移 動可能になっている。
【0019】
【考案の効果】
エアバッグ10は、車両搭乗者の頭部と各人の胴体とに付与されるクッション 作用を最適化し得るように形成され、各別々のコンパートメント、セルないし領 域に対してそれぞれ異なる作動圧力を供給することができるようになっている。 夫々異なる作動圧力を有した領域又はセルは、エアバッグ内に組み込まれて搭 乗者を拘束ないし緩衝する効果を極大化するようになっている。
【0020】 更に、エアバッグの内部作用又は擦過作用による搭乗者に対する偶発的な負傷 の可能性が、実際に緩衝拘束が行われる前に頭部に掛かる過剰応力で首が負傷す るかも知れない可能性と同様にして低減できるのである。そして、顔面に対する 火傷や擦過傷の生ずる確率は大幅に低減され、かつ正規位置を外れた搭乗者の偶 発的な負傷も減少させるのである。
【0021】 大きな縫い付けループの壁構造48を用いる設計は、通常のつなぎ綱を用いる ものよりコスト低減効果が大きく、しかもエアバッグを複数の領域に分離、領域 化することから得られる利点をも実現するのである。内部分割壁の一体つなぎ綱 作用はエアバッグ内部の膨張応力を低減させる上の助成をも成し、かつ縫い付け 欠陥や材料欠陥の可能性をも低減させえるのである。
【0022】 本考案に対して明らかに種々の改変や変更が本考案の技術思想の範囲内で遂行 可能であることは言うまでもない。従って、既述の請求の範囲に記載された考案 の範囲内で本考案を既述した実施形態とは別の形態で実施し得ることは理解すべ きである。
【図面の簡単な説明】
【図1】搭乗者が中に乗った自動車の部分側面図であ
り、多セル、分離化形の本考案によるエアバッグが搭乗
者を緩衝支持すべく膨張した状態にある場合を示してい
る図である。
【図2】図1の2−2線から見た上面図である。
【図3】本考案によるエアバッグの側面図で上部、下部
の膨張領域の間に縫い付け部分を用いたエアバッグの側
面図である。
【図4】図3の4−4線から見たエアバッグの正面図で
ある。
【図5】図3の矢視5−5線から見下ろした上面図であ
る。
【符号の説明】
10…エアバッグクッション 12…自動車の搭乗者 14…乗員コンパートメント 16…自動車 18…座席 20…エアバッグモジュール 24…クッション面 26…側面 28…頂面 30…底面 32…入口通路 34…頭部領域 36…下部セル又は領域 38…開放口 40…開放口 42…壁構造 44…別の分割壁構造 46…最下底領域又はコンパートメント 48…壁構造 52…開空間 54…縫い目

Claims (16)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガスで急速に膨張されたときに自動車の
    搭乗者を緩衝するエアバッグにおいて、該エアバッグは
    薄く柔軟なシート材料から形成され、該シート材料は前
    端に単一のガス源からのガスを受入する単一個の入口
    と、エアバッグの膨張時に車両搭乗者に係合する後ろ向
    きの緩衝面と、前記入口を上部入口部分と下部入口部分
    とに分離し、かつ前記入口と前記緩衝面との間に延設し
    て該エアバッグを搭乗者の頭部への係合に適した上部室
    と該搭乗者の頭部より下方部位への係合に適した下部室
    とに分離させる柔軟な内部壁と、前記上部室のシート材
    料において前記入口から離れた個所に形成され、前記下
    部室に対して前記上部室の膨張圧を低減させる開放口と
    を有して構成されたエアバッグ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のエアバッグにおいて、
    前記下部室の前記シート材料における前記入口から離れ
    た個所に開放口が設けられ、該下部室内の膨張圧を低減
    させるエアバッグ。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のエアバッグにおいて、
    前記上部室の開放口は前記下部室の開放口より大きいエ
    アバッグ。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載のエアバッグにおいて、
    前記上部室は透過性の低い、細かい織材料により形成さ
    れているエアバッグ。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載のエアバッグにおいて、
    前記下部室は、前記上部室の材料より荒い織質の材料か
    ら形成されているエアバッグ。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載のエアバッグにおいて、
    前記下部室は、高い強度を有し、荒く偏織された材料に
    より形成されているエアバッグ。
  7. 【請求項7】 請求項1に記載のエアバッグにおいて、
    前記内部壁は前記緩衝表面に結合した一体ループ状の材
    料により形成されているエアバッグ。
  8. 【請求項8】 自動車の搭乗者をクッション、拘束する
    に適した薄く、柔軟な材料から成るエアバッグにおい
    て、 単一のガス源からの膨張ガスを受入する前端の単一の入
    口と全体的に後方を向いて急速ガス膨張中に形成され、
    搭乗者の体の上方部位を緩衝する上部と搭乗者の頭部よ
    り下方を緩衝する下方部位とを具備した緩衝表面と、 前記入口を上部、下部入口部に分割し、かつ該入口と緩
    衝表面との間に延設されて該入口から分離した上部室、
    下部室へのガス流を分割する内部分割用壁と、 前記上部室における前記入口から離れた前記シート材料
    内に形成されて前記下部室に対する膨張圧力を低減させ
    て車両搭乗者の頭部に比較的軟らかい緩衝クッション効
    果を付与するようにする開放口と、を具備して構成され
    たことを特徴とするエアバッグ。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載のエアバッグにおいて、
    前記内部分割用壁は膨張された該エアバッグを搭乗者の
    頭部から下方域を緩衝する複数の下部室に分割する複数
    の分離した壁を備えているエアバッグ。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載のエアバッグにおい
    て、前記複数の下部室の少なくとも1つの室は、前記シ
    ート材料における前記入口から離れた個所に開放口を形
    成、具備して搭乗者の少なくとも胴の一部に対してより
    軟らかい緩衝作用を付与するようにしたエアバッグ。
  11. 【請求項11】 請求項8に記載のエアバッグにおい
    て、前記上部室の開放口は、前記下部室内の膨張圧より
    低いガス圧力を付与するように寸法設計されているエア
    バッグ。
  12. 【請求項12】 請求項8に記載のエアバッグにおい
    て、該エアバッグは1対の対向した側壁を備え、前記内
    部分割用壁は、該1対の対向側壁から内側に隔たった対
    向縁を有して開放空間を形成し、膨張ガスが前記入口か
    ら隔たった地点で上部室と下部室との間を流動し得るよ
    うにしたエアバッグ。
  13. 【請求項13】 薄く、柔軟な透過性のシート材料から
    形成されて単一のガス源から前端に在る単一の入口を介
    して供給されるガスで急速に膨張し、車両搭乗者に反対
    の端面で係合して緩衝拘束を行う膨張可能なエアバッグ
    において、 前記入口からガスを供給されて比較的低い圧力で軟らか
    い緩衝作用を付与するのに適した第1の緩衝室と、 前記入口からガスを供給されて比較的高圧でしっかりし
    た緩衝作用を付与するのに適した別の第2の緩衝室と、 前記入口を前記第1、第2の緩衝室に直接連通した別々
    の入口部分に分割し、前記入口からのガスで迅速に膨張
    する間は該両緩衝室間におけるガス流動を制限すると共
    に前記入口と前記反対側の端面との間に延在し、前記入
    口からの膨張ガスの流動を前記第1、第2室の間で分離
    するようにして設けられた分割手段と、 前記第1緩衝室における前記入口から離れた前記シート
    材料に形成されて該第1緩衝室内の膨張圧を前記第2緩
    衝室内の膨張圧より低い圧に低減させる開放口と、を具
    備して構成されたことを特徴とする膨張可能なエアバッ
    グ。
  14. 【請求項14】 請求項13に記載のエアバッグにおい
    て、前記分割手段は弾性を有する膨張可能なエアバッ
    グ。
  15. 【請求項15】 請求項13に記載のエアバッグにおい
    て、前記分割手段は該エアバッグ内に内部つなぎ綱を備
    えてエアバッグの膨張中における前記対向端面の前記搭
    乗者に向けての動作を制限するように構成されている膨
    張可能なエアバッグ。
  16. 【請求項16】 請求項15に記載のエアバッグにおい
    て、前記内部つなぎ綱は、対向端縁を前記エアバッグの
    両側から離れた部位に有し、膨張されるときに前記第
    1、第2室の間をガスが流動できるように形成されてい
    る膨張可能なエアバッグ。
JP1996009131U 1995-09-11 1996-09-10 エアバッグ Expired - Lifetime JP3035601U (ja)

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