JP3035176U - 電気工事用区画具 - Google Patents
電気工事用区画具Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】軽量でしかも腰があり、高所でも容易に所定の
大きさ形状に緊張張りして活線域と非活線域の境界を明
確に視覚的に認識させることができ、また、強度と電気
絶縁性にすぐれ、接触や荷重の付加に対して安全性の高
い実用的なこの種の電気工事用区画具を提供することに
ある。 【解決手段】高強力高弾性率繊維からなる網糸を編網し
かつあざやかな色彩に着色した角目仕立ての網体を有
し、前記網体の少なくとも縁部に、挿通孔部を所要間隔
で配した耐熱性補強シートを固定した本体と、前記本体
の挿通孔部に挿通され端部を支持物に固定すべき高強力
高弾性率繊維からなる連結用ロープとを備えている。
大きさ形状に緊張張りして活線域と非活線域の境界を明
確に視覚的に認識させることができ、また、強度と電気
絶縁性にすぐれ、接触や荷重の付加に対して安全性の高
い実用的なこの種の電気工事用区画具を提供することに
ある。 【解決手段】高強力高弾性率繊維からなる網糸を編網し
かつあざやかな色彩に着色した角目仕立ての網体を有
し、前記網体の少なくとも縁部に、挿通孔部を所要間隔
で配した耐熱性補強シートを固定した本体と、前記本体
の挿通孔部に挿通され端部を支持物に固定すべき高強力
高弾性率繊維からなる連結用ロープとを備えている。
Description
【0001】
本考案は変電所や送電鉄塔で代表される送電・配電関係の施設類における活線 域と非活線域の境界を区画ないし遮蔽するのに好適な区画具に関する。
【0002】
送電・配電施設たとえば変電所には、変圧器、遮蔽器、変流器、母線、調相器 電力用コンデンサ、並列リアクトルなどの各種設備や架空送電線が配備されてい る。そして、常に異常なく送電や配電を行うため、異常が生じたときはもとより 、一定期間ごとに前記各設備等の保守点検や修復を行っている。 このような保守点検や修復は、ある人数の作業者が設備や母線に接近して作業 が行われる。しかし、変電所内は様々な位置に設備が設置されており、なおかつ 高い電圧が送電されている。そうした中で保守点検や修復作業を行うことは極め て危険が伴うので、一般に、一区画ずつ電気を切って順次各区画の作業を行って いる。
【0003】 こうした区画ごとの作業の安全性を図るためには、電気の通じているところ( 活線域)と電気の通じていないところ(非活線域)の境界を区画し、活線域に立ち入 らないように遮蔽しておくことが肝要である。この対策として、従来では、ポリ エチレン、ポリプロピレン、ナイロン、ポリエステルなどの汎用合成樹脂繊維か らなる網あるいはロープを幾重にも囲繞することが行われていた。
【0004】
しかしながら、前記のような網やロープは、ゴルフ練習場やバッティングセン ターのネット、漁業用の網やロープとして利用されているものであって、特性上 、伸びが大きい。このため、活線域と非活線域とを区画する手段として張設した ときに緊張状態に張ることが難しく、緩みが生じやすい。 このため、第1に活線域と非活線域の境界を外部からよく目視できるように区 画することが難しく、第2に作業者が姿勢を崩して網やロープに倒れ込んだとき に体重を支えることができず、高電圧に接触させる危険が大きい。しかも前記網 やロープは含水しやすく、電気絶縁性が乏しいため、緩んだ網やロープが活線に 接触していると、作業者がその網やロープに接触することによって感電の恐れが あり、かえって危険であるという問題があった。
【0005】 本考案は前記のような問題点を解消するために考案されたもので、その目的と するところは、軽量でしかも腰があり、高所でも容易に所定の大きさ形状に緊張 張りして活線域と非活線域の境界を明確に視覚的に認識させることができ、また 、強度と電気絶縁性にすぐれ、接触や荷重の付加に対して安全性の高い実用的な この種の電気工事用区画具を提供することにある。
【0006】
上記目的を達成するため本考案は、高強力高弾性率繊維からなる網糸を編網し かつあざやかな色彩に着色した角目仕立ての網体を有し、前記網体の少なくとも 縁部に、挿通孔部を所要間隔で配した耐熱性シートを固定した本体と、前記本体 の挿通孔部に挿通されて端部を支持物に固定すべき高強力高弾性率繊維からなる 連結用ロープとを備えた構成としたものである。 前記網体は好適には表面に耐熱合成樹脂層を有している。 また、好ましくは、前記網体の網糸は0.9〜2.0mmの太さを持ち、網目 の目合い1脚の長さは3〜20mmとなっている。
【0007】
以下本考案の実施態様を添付図面に基いて説明する。 図1ないし図3は本発明による電気工事用区画具の一実施例を示しており、本 体1と複数本の連結用ロープ2からなっている。 本体1は、高強力高弾性率繊維からなる網糸100を編網した矩形状の網体1 0からなっており、該網体10には、図2(a)(b)のように耐熱性合成樹脂 層101が膜状に施されるとともに、全体が黄色、赤、緑、青などあざやかな色 に着色されている。 この耐熱性合成樹脂層101は網体10の網糸100およびその縦横の交差部 を覆うように付着している。耐熱性合成樹脂層101はその一部が網糸繊維中に 含浸されていてもよい。そして、この例では、前記網体10の長手方向の2つの 縁部に耐熱合成樹脂質の補強シート11が固定されており、補強シート11には 所要間隔で挿通孔部12が配設されている。この挿通孔部12は好ましくは、合 成樹脂などの電気絶縁性材料からなる鳩目12が用いられる。 連結用のロープ2は前記挿通孔部12に通されて支持物と連結するためのもの で、高強力高弾性率繊維からなっており、好ましくは外周面に防水性、耐摩耗性 、耐侯性を高めるためウレタンなどの樹脂層20が被覆されている。
【0008】 ここで、前記網糸100と連結用ロープ2に使用される高強力高弾性率繊維は 、電気絶縁性がよく、引張り強さ20d/d以上、弾性率500g/d以上、伸 度3〜5%の合成繊維、たとえば、アラミド繊維、超高分子量ポリエチレン繊維 、全芳香族ポリエステル繊維(ポリアリレート繊維)などが用いられる。 網糸100はこうした繊維を撚り合わせたもので、上記特性を発揮しかつ高所 で展張したときにあまり重くならないようにするため、太さは0.5〜2.5m mから選択されることが好ましい。 連結用ロープ2は前記繊維を撚り合わせたヤーンによりストランドを作り、こ れを撚合または編組したものであり、連結強度が十分に取れる範囲で比較的細い たとえば3〜10mmの径のものが用いられる。連結用ロープ2は図1のように 本体1の全長を越えるような長尺のもの、あるいは短尺なものなど、使用場所、 展張の仕方、連結対象などに応じて適宜選択使用される。
【0009】 網体10の網目は縦糸と横糸とが直角状に交差した角目仕立てとなっている。 これは寸法形状の安定性をよくし、使用時に本体1を矩形状にピンと張ることが できるようにするためであり、網目が菱目仕立ての場合には、網体を膜状に張っ た場合に裾がすぼんで狭くなってしまうからである。 本発明は、その網目の目合いの一脚Lは約3〜20mmとする。その理由は、 目合いの一脚Lが3mm程度以下では、通風性が低いので、風を受けたときに抵 抗が強くなり、角目仕立ての弱点である力の低分散性が過大となり、網体10が 損傷しやすくなるからである。 また、目合いの一脚Lの上限を20mm程度としたのは、これを越える大きさ にすると、網体10の中央部分に弛みが生じやすく、しかも、網目が大きすぎる ため遠方から視認したときに霞んでしまい区画標識としての機能を十分に発揮す ることができなくなるからである。
【0010】 耐熱性合成樹脂層101は網糸100がほつれたり、毛羽立ったり、膨らんだ りして形状が崩れるのを防止するとともに、網体10に適度な硬さを付与し、寸 法形状の安定性をよくするために施される。また、耐熱性合成樹脂層101を被 覆すれば、網糸100を直接染めなくても、耐熱性合成樹脂層の材料に染料を混 入することで所望のあざやかな色彩(たとえば黄色、赤、緑、青あるいはさらに これらの蛍光色)に着色できる利点もある。耐熱性合成樹脂層101の厚さはこ れによる重量の増加を防止するため、通常0.2〜0.5mmの範囲から適宜選 定すればよい。 耐熱性合成樹脂としてはたとえば塩化ビニール,ウレタンなどが用いられ、網 体10を槽に収容した溶融状態の耐熱合成樹脂に浸漬し、槽から取り出してトン ネル状乾燥炉で乾燥するなどの方法で層着することができる。
【0011】 前記補強シート11は電気絶縁性と耐熱性の良好な繊維たとえばポリエステル 繊維,ビニロンなどの布からなっており、図3(a)のように網体10の縁部片 面にだけ、あるいは図3(b)のように網体10の縁部両面に固定される。この 固定方法は超音波融着、熱融着、あるいは縫製など任意である。
【0012】 図4は本発明による区画具の本体の他の実施例を示している。 (a)は網体10の縦横全部の縁部に耐熱合成樹脂製の補強シート11を固定 しており、補強シート11には所要間隔で挿通孔部が設けられている。 (b)は網体10の全部の縁部に耐熱合成樹脂製の補強シート11を固定し、 さらに網体10の中間領域にも耐熱合成樹脂製の補強シート11を貼着したもの で、少なくとも縁部の耐熱合成樹脂製の補強シート11には所要間隔で挿通孔部 12を配している。好ましくは、中間領域の耐熱合成樹脂製の補強シート11に も挿通孔部12を配設する。挿通孔部12は電気絶縁性材材料からなる鳩目を用 いて形成することが好ましい。 なお、中間領域の補強シート11はクロス状でなく一方向だけでもよいし、ま た、複数本平行状またはクロス状に配置されていてもよい。 その他の構成は図1ないし図3のものと同じであるから、重複を避けるため説 明は省略する。
【0013】
次に本発明の遮蔽用区画具の使用法と作用を説明する。 変電所送電鉄塔など送電・配電関係の施設類において、活線部分と非活線部分 との境界を区画するにあたっては、本体1と連結用ロープ2を用意し、連結用ロ ープ2を補強シート11の挿通孔部12に通し、この状態で連結用ロープ2を左 右方向又は/及び上下方向に存する所望の支持物と連結する。この連結はロープ に採用されている任意の固縛法を採ればよい。 図5と図6は本発明を変電所内の変圧器、遮断器、変流器、調相器、母線など の設備の保守点検や修復を行なうために使用した例を示している。図中、Aは活 線域であり、Bは非活線域である。本発明による遮蔽用区画具は活線域Aと非活 線域Bの境界に沿って地上又は/及び中空に配置される。
【0014】 この例では、中空域については、あらかじめ複数の本体1,1をそれぞれユニ ットとして相互に適度の隙間を持たせあるいは隙間を持たせないで直列上に配し 、連結用ロープ2,2をそれら本体1,1の補強シート11,11の挿通孔部群 に表裏から交互に挿通し、この状態で両端の本体1,1から外方に延出する連結 用ロープ2,2を前記設備を囲む門型支持体Cに固縛している。図面では左右だ けを連結しているがもちろん上側も連結してもよい。 また、地上域についても同様な用法で張設すればよいが、門型支持体C外など 付近に適当な支持体がない場合には、図6のように敷地内に固設してある基盤D に支柱Eを立て、この支柱Eに両端の本体1,1から外方に延出する連結用のロ ープ2,2の端部を固縛する。
【0015】 図7ないし図9は本発明を架空送電線の保守点検や修復(張替工事)を行なう ために送電鉄塔に使用した例を示している。図中、Aは活線域、Bは非活線域、 Fは送電線、Gは碍子、Hは鉄塔である。 この場合には、鉄骨を縦横に組み付けた所定の大きさの鉄枠Jが用いられ、該 鉄枠Jはあらかじめ鉄塔Hを構成する梁体hにボルトなどの連結具kによって強 固に固定される。 そして、本発明による遮蔽用区画具は、複数の本体1,1を適度の隙間を持た せあるいは隙間を持たせないで直列上に配し、補強シート11,11の所要の挿 通孔部12に短尺の連結用ロープ2を挿通し、これら連結用ロープ2を鉄枠Jに 固縛するものである。
【0016】 上記のようにすれば、網体10の網目が角目仕上げとなっていることから展張 状態がきちんと縦横の長さが整った矩形状を呈し、しかも網目の目合いの一脚L が約20mm以下であるため、遠方から視認してもぼやけずはっきりと本体1, 1のあざやかな色と大きさを認識することができ、活線域Aと非活線域Bとを一 目で判別することができる。 また、網体10と連結用ロープ2はそれぞれ高強力高弾性率繊維からなってい るため、この繊維特性から展張時に伸びが少なく、そのうえ網体10の網目目合 いの一脚Lが約3〜20mmの角目仕立てあるため、展張状態の中央部分に弛み が生じず、さらに網体10の少なくとも縁部に耐熱合成樹脂製の補強シート11 が定着されているため縁部に剛性があるとともに、網体10の表面に耐熱性合成 樹脂層101が施されているため網体それ自体に腰がある。これらにより、軽易 な操作力によりぐにゃぐにゃとしないきれいな矩形状に緊張張りすることができ る。
【0017】 そして、上記のように本体1を緊張状態で張ることができ、しかも網体10と 連結用ロープ2の伸びが少なく、強度と弾性率が高いため、万一、保守点検中あ るいは修復中に作業者が倒れ込んだ場合にも、その荷重をしっかりと支えること ができ、かつまた、網体10や連結用ロープ2は吸水性が乏しく濡れた状態でも 良好な電気絶縁性を有するため、網体10や連結用ロープ2が風により活線に触 れ、その状態で作業員の身体が触れたり、導電性の工具などが網体10や連結用 ロープ2に触れても感電の恐れがなく安全である。 そして、本体1と連結用ロープ2はそれぞれ高強力高弾性率繊維からなってい るため軽量であり、しかも上記のように適度の腰があるため、持ち運びが容易で あり、高所の展張作業も簡単に行なうことができ、網目の目合いの一脚Lが約3 mm以上のため通風性がよく、風を受けても網体10の強さの低減を抑えること ができる。そして使用後も、小さく折り畳んだりあるいは丸めて収納することが できるため、収納スペースも小さくてすむ。
【0018】 次に本考案の具体例を示す。 1)網糸としてポリアリレート繊維からなる1mm径のもの(引張り強さ65k gf/本)を使用し、目合い1脚の長さが8mmの角目仕立ての1×2.5mの 網体を得た。この網体を黄色の染料を混入した塩化ビニールに浸漬することで表 面に樹脂被覆を施し、合成樹脂製の鳩目を480mm程度の間隔で取り付けた幅 50mmの耐熱ポリエステル製の補強シートを網体の長手方向両側縁の片面に融 着させて本体を得た。この本体の重量は0.85kgであった。 また、連結ロープとしては、アラミド繊維からなるヤーンを八つ打ちしたロー プ主体にウレタン樹脂を被覆した径7mm、長さ3mのもの2本とした。その引 張り強さは1.97tfであり、2本のロープの重量は0.271kgであり、 本体との合計重量はわずか1.12kgと軽量であった。 2)かかる本体と連結用ロープについて耐電圧試験を行なった。この試験は網体 の両端中央部(連結用ロープは長手方向両端)に電極としてアルミ箔を付け、乾 時と湿時における負荷電圧、漏れ電流、網地(ロープ)の状態、フラツシュオー バーについて検討した。湿時は水道水に24時間浸漬直後に実施した。 この試験結果を示すと表1および表2のとおりである。
【0019】
【表1】
【0020】
【表2】
【0021】 これら表1,2から本考案の区画具は水に濡れても電気絶縁性が非常に良好で あることがわかる。
【0022】
以上説明した本考案の請求項1によれば、網体が高強力高弾性率繊維からなる 網糸を編網しかつあざやかな色彩に着色した角目仕立てになっていること、網体 の少なくとも縁部に、挿通孔部を所要間隔で配した耐熱性シートを固定して補強 と剛性を持たせていること、連結用ロープが高強力高弾性率繊維からなっている ことにより、高所でも容易に所定の大きさ形状に緊張張りを行なえ、活線域と非 活線域の境界を視覚的にはつきりと認識させることができ、さらに強度と電気絶 縁性にすぐれているため、接触や荷重の付加に対しての安全性が高く、さらに軽 量で可搬性に富み折り畳みも容易であるなど変電所等のための実用性の高い電気 工事用区画具を提供することができるというすぐれた効果が得られる。
【0023】 請求項2によれば、さらに網糸が0.9〜2.0mmの太さを持っているため 、軽量性を確保することができるとともに、網目の目合い1脚の長さが3〜20 mmとなっているため、風に対する抵抗が強くなり過ぎず網目の角目による力の 低分散性を回避することができるとともに、ネット中央部分に弛みが生じずかつ 遠方から網の存在をはっきりと視認させることができるというすぐれた効果が得 られる。 請求項3によれば、さらに網体が表面を耐熱合成樹脂層で被覆しているため、 網糸の形状のくずれを防止できるとともに、ネツト体に適度な硬さが付与されそ の腰をよいものとすることができるため、ピンと緊張した展張状態とすることが でき、また耐熱合成樹脂への染料の混入により所望の着色を簡単に得ることがで きるというすぐれた効果が得られる。
【図1】本発明による電気工事用区画具の一例を示す平
面図である。
面図である。
【図2】(a)は図1のおける網体の一部切欠拡大斜視
図であり、(b)は網糸の拡大断面図である。
図であり、(b)は網糸の拡大断面図である。
【図3】(a)は図1のおける網体と補強シートの取り
合いの一例を示す部分拡大断面図であり、(b)はおな
じくその別の態様を示す部分拡大断面図である。
合いの一例を示す部分拡大断面図であり、(b)はおな
じくその別の態様を示す部分拡大断面図である。
【図4】(a)は本発明による本体の他の例を示す平面
図であり、(b)はさらに今一つの例を示す平面図であ
る。
図であり、(b)はさらに今一つの例を示す平面図であ
る。
【図5】本発明による区画具の使用例を示す側面図であ
る。
る。
【図6】図6の部分的拡大斜視図である。
【図7】(a)は本発明による区画具の使用例を示す斜
視図である。(b)は同じくその側面図である。
視図である。(b)は同じくその側面図である。
【図8】図7(a)の部分的拡大斜視図である。
【図9】図3(b)に示す本体を適用した場合の使用状
態を示す正面図である。
態を示す正面図である。
1 本体 2 高強力高弾性率繊維からなる連結用ロープ 10 網体 11 補強シート 12 挿通孔部 100 高強力高弾性率繊維からなる網糸
Claims (3)
- 【請求項1】高強力高弾性率繊維からなる網糸を編網し
かつあざやかな色彩に着色した角目仕立ての網体を有
し、前記網体の少なくとも縁部に、挿通孔部を所要間隔
で配した耐熱性補強シートを固定した本体と、前記本体
の挿通孔部に挿通され端部を支持物に固定すべき高強力
高弾性率繊維からなる連結用ロープとを備えたことを特
徴とする電気工事用区画具。 - 【請求項2】網体の網糸が0.9〜2.0mmの太さを
持ち、網目の目合い1脚の長さが3〜20mmとなって
いる請求項1に記載の電気工事用区画具。 - 【請求項3】網体が表面に耐熱合成樹脂層を有している
ものを含む請求項1または請求項2に記載の電気工事用
区画具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1996009379U JP3035176U (ja) | 1996-08-28 | 1996-08-28 | 電気工事用区画具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1996009379U JP3035176U (ja) | 1996-08-28 | 1996-08-28 | 電気工事用区画具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3035176U true JP3035176U (ja) | 1997-03-11 |
Family
ID=43169993
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1996009379U Expired - Lifetime JP3035176U (ja) | 1996-08-28 | 1996-08-28 | 電気工事用区画具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3035176U (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0740958U (ja) * | 1993-12-28 | 1995-07-21 | 高橋金物株式会社 | 引戸用戸車 |
JPH07279529A (ja) * | 1994-04-07 | 1995-10-27 | Takahashi Kanamono Kk | 戸車構造 |
JP2008240215A (ja) * | 2007-03-29 | 2008-10-09 | Ashimori Ind Co Ltd | 着色ロープ |
-
1996
- 1996-08-28 JP JP1996009379U patent/JP3035176U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0740958U (ja) * | 1993-12-28 | 1995-07-21 | 高橋金物株式会社 | 引戸用戸車 |
JPH07279529A (ja) * | 1994-04-07 | 1995-10-27 | Takahashi Kanamono Kk | 戸車構造 |
JP2008240215A (ja) * | 2007-03-29 | 2008-10-09 | Ashimori Ind Co Ltd | 着色ロープ |
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