JP3035072U - 遠赤外線暖房器 - Google Patents
遠赤外線暖房器Info
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- JP3035072U JP3035072U JP1996007401U JP740196U JP3035072U JP 3035072 U JP3035072 U JP 3035072U JP 1996007401 U JP1996007401 U JP 1996007401U JP 740196 U JP740196 U JP 740196U JP 3035072 U JP3035072 U JP 3035072U
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- JP
- Japan
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- heater
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- Electric Stoves And Ranges (AREA)
- Central Heating Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】暖房器本体の前面から遠赤外線を180゜以上
の放射角度で放射でき、室内の隅々まで広い範囲で暖房
ができ、暖房効率の向上を図ることができる遠赤外線暖
房器を提供することにある。 【解決手段】前面にパンチングメタルからなる保護網4
を有した暖房器本体3と、この暖房器本体3の内部に設
けられ遠赤外線放熱板を水平方向に屈曲して多角面形状
とし、前面に180゜以上の放熱角度を有した多角面ヒ
ータ7と、前記保護網の一部に設けられ色変化によって
加熱温度を表示する温度計9とを具備したことを特徴と
する。
の放射角度で放射でき、室内の隅々まで広い範囲で暖房
ができ、暖房効率の向上を図ることができる遠赤外線暖
房器を提供することにある。 【解決手段】前面にパンチングメタルからなる保護網4
を有した暖房器本体3と、この暖房器本体3の内部に設
けられ遠赤外線放熱板を水平方向に屈曲して多角面形状
とし、前面に180゜以上の放熱角度を有した多角面ヒ
ータ7と、前記保護網の一部に設けられ色変化によって
加熱温度を表示する温度計9とを具備したことを特徴と
する。
Description
【0001】
この考案は、室内の床面等に設置され、室内を暖房する遠赤外線暖房器に関 する。
【0002】
室内を暖房する遠赤外線暖房器は、一般に、基台と、この基台上に立設され た暖房器本体と、この暖房器本体の内部に設置された遠赤外線放熱板からなるヒ ータとから構成されている。そして、暖房器本体の前面には線状または板状の金 属または耐熱性合成樹脂を格子状または網状の保護網が形成され、ヒータを保護 すると同時に火傷等から守る安全性を図っている。
【0003】 また、暖房器本体の内部に設置された遠赤外線放熱板からなるヒータは、板状 で、暖房器本体の内部において前面の保護網に対面するように垂直に立設され、 遠赤外線を暖房器本体の前面から放射するようになっている。
【0004】
ところで、従来の遠赤外線暖房器の遠赤外線放熱板からなるヒータは、平板 状の金属板またはガラス板で形成され、暖房器本体の内部において前面の保護網 に対面するように垂直に立設された構造であり、放熱角度は180゜が限度であ る。したがって、暖房エリアが暖房器本体の前方の狭い範囲であり、室内の隅々 まで広い範囲の暖房ができず、暖房効率が悪いという事情がある。暖房エリアを 広くするために遠赤外線放熱板からなるヒータの面積を大きくすると、暖房器本 体が大型化し、広い設置スペースを必要とするという問題がある。
【0005】 また、従来の暖房器本体の前面に設けられた保護網は、線状または板状の金属 または耐熱性合成樹脂を格子状または網状に形成したものであり、構成密度が低 く、開口部が広いために、手指や物の侵入を防ぐには不十分であり、特に幼児等 には火傷等の危険性を伴うという欠点がある。
【0006】 この考案は、前記事情に着目してなされたもので、その目的とするところは、 暖房器本体の前面から遠赤外線を180゜以上の放射角度で放射でき、室内の隅 々まで広い範囲で暖房ができ、暖房効率の向上を図ることができると共に、安全 性の高い遠赤外線暖房器を提供することにある。
【0007】
この考案は、前述した目的を達成するために、請求項1は、前面にパンチン グメタルからなる保護網を有した暖房器本体と、この暖房器本体の内部に設けら れ遠赤外線放熱板を水平方向に屈曲して多角面形状とし、前面に180゜以上の 放熱角度を有した多角面ヒータと、前記保護網の一部に設けられ色変化によって 加熱温度を表示する温度計とを具備したことを特徴とする遠赤外線暖房器にある 。
【0008】 請求項2は、前面にパンチングメタルからなる保護網を有した暖房器本体と、 この暖房器本体の内部に設けられ遠赤外線放熱板を水平方向に湾曲して曲面形状 とし、前面に180゜以上の放熱角度を有した一次曲面ヒータと、前記保護網の 一部に設けられ色変化によって加熱温度を表示する温度計とを具備したことを特 徴とする遠赤外線暖房器にある。
【0009】
以下、この考案の実施の形態を図面に基づいて説明する。 図1は第1の実施形態を示し、基台1は長方形状であり、その四隅の下部には キャスター2が設けられている。基台1の上部には薄形の暖房器本体3が立位状 態に固定されている。この暖房器本体3の前面3aには開口穴の直径が10mm 程度のパンチングメタルからなる保護網4が設けられている。この保護網4は暖 房器本体3の前方に突出する曲率半径の大きい円弧に形成されていると共に、暖 房器本体3の両側面まで延長して形成されている。
【0010】 暖房器本体3の背面3bは平板状で、複数の通気窓5が設けられているととも に、取手6が設けられている。さらに、暖房器本体3の内部で、前面3aと背面 3bとの間には金属板またはガラス板の表面に遠赤外線塗布面を形成した遠赤外 線放熱板7aからなるヒータ7が設けられている。このヒータ7は、図2(a) に示すように、遠赤外線放熱板7aを水平方向に屈曲して多角面形状とし、前面 に180゜以上の放熱角度を有した多角面ヒータまたは図2(b)に示すように 、金属板またはガラス板の表面に遠赤外線塗布面を形成した遠赤外線放熱板7a を水平方向に湾曲して曲面形状とし、前面に180゜以上の放熱角度を有した一 次曲面ヒータであり、暖房器本体3の保護網4と略一定の間隔を保った状態に配 置されている。
【0011】 そして、ヒータ7は暖房器本体3の上面3cに設けられた操作盤8に電気的に 接続され、この操作盤8は図示しない電気コードを介して商用電源に接続される ようになっている。さらに、保護網4の上部中央部には色変化によって加熱温度 を表示する温度計9が設けられ、発熱部の作動状況が目視によって容易に確認で きるようになっている。すなわち、この温度計9はヒータ7に通電されていない ときでも、発熱部の余熱状態が視覚的に確認でき、火傷等を防止する安全を図っ ている。
【0012】 前述のように構成された遠赤外線暖房器によれば、操作盤8の運転スイッチを オンすることにより、ヒータ7に通電されて発熱部が加熱される。したがって、 図2(a)(b)に示すように、各矢印に対して左右90゜から遠赤外線が放射 されるため、180゜以上の放射角度で放射され、1台の遠赤外線暖房器で広範 囲の暖房ができる。したがって、従来は遠赤外線放熱板が平板状であったため、 暖房エリアが暖房器本体の前方の狭い範囲であり、室内の隅々まで広い範囲の暖 房ができず、暖房効率が悪いという問題があったが、この考案の遠赤外線暖房器 によれば、広範囲の暖房によって暖房効率の向上が図れる。
【0013】 しかも、暖房器本体3の前面の保護網4はパンチングメタルで形成され、その 開口穴の直径は10mm程度であるため、手指や物の侵入を防ぐことができ、こ の点においても安全性が高い。
【0014】 なお、前記実施形態によれば、基台1にはキャスター2が設けられ、床面を転 動させて任意の位置に移動できるように構成されているが、キャスター2は必ず しも設ける必要がない。また、暖房器本体3の保護網4を円弧状に形成し、この 曲面に沿ってヒータ7を配置するようにしたが、暖房器本体3の保護網4は必ず しも円弧状に形成する必要がなく、平坦面であってもよい。
【0015】
以上説明したように、この考案によれば、暖房器本体の内部に遠赤外線放熱 板を水平方向に屈曲して多角面形状とし、前面に180゜以上の放熱角度を有し た多角面ヒータまたは遠赤外線放熱板を水平方向に湾曲して曲面形状とし、前面 に180゜以上の放熱角度を有した一次曲面ヒータを設けることにより、暖房器 本体の前面から遠赤外線を180゜以上の放射角度で放射でき、室内の隅々まで 広い範囲で暖房ができ、暖房効率の向上を図ることができる。
【0016】 また、パンチングメタルからなる保護網を設けるとともに、保護網には色変化 によって加熱温度を表示する温度計が設けられ、発熱部の作動状況が目視によっ て容易に確認できるため、ヒータに通電されていないときでも、発熱部の余熱状 態が視覚的に確認でき、火傷等を防止でき、安全性を向上できる。
【図1】この考案の第1の実施形態の遠赤外線暖房器を
示し、(a)は正面図、(b)は側面図、(c)は平面
図。
示し、(a)は正面図、(b)は側面図、(c)は平面
図。
【図2】同実施形態を示し、(a)は多角面ヒータ、
(b)は一次曲面ヒータを配置した暖房器本体の横断平
面図。
(b)は一次曲面ヒータを配置した暖房器本体の横断平
面図。
3…暖房器本体 4…保護網 7…ヒータ 9…温度計
Claims (2)
- 【請求項1】 前面にパンチングメタルからなる保護網
を有した暖房器本体と、この暖房器本体の内部に設けら
れ遠赤外線放熱板を水平方向に屈曲して多角面形状と
し、前面に180゜以上の放熱角度を有した多角面ヒー
タと、前記保護網の一部に設けられ色変化によって加熱
温度を表示する温度計とを具備したことを特徴とする遠
赤外線暖房器。 - 【請求項2】 前面にパンチングメタルからなる保護網
を有した暖房器本体と、この暖房器本体の内部に設けら
れ遠赤外線放熱板を水平方向に湾曲して曲面形状とし、
前面に180゜以上の放熱角度を有した一次曲面ヒータ
と、前記保護網の一部に設けられ色変化によって加熱温
度を表示する温度計とを具備したことを特徴とする遠赤
外線暖房器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1996007401U JP3035072U (ja) | 1996-07-29 | 1996-07-29 | 遠赤外線暖房器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1996007401U JP3035072U (ja) | 1996-07-29 | 1996-07-29 | 遠赤外線暖房器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3035072U true JP3035072U (ja) | 1997-03-11 |
Family
ID=43169892
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1996007401U Expired - Lifetime JP3035072U (ja) | 1996-07-29 | 1996-07-29 | 遠赤外線暖房器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3035072U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003102473A1 (fr) * | 2001-02-05 | 2003-12-11 | Hideya Ozama | Structure de cloison avec dispositif de chauffage de double face incorpore |
-
1996
- 1996-07-29 JP JP1996007401U patent/JP3035072U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003102473A1 (fr) * | 2001-02-05 | 2003-12-11 | Hideya Ozama | Structure de cloison avec dispositif de chauffage de double face incorpore |
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