JP3034823U - 織布製歯磨き具 - Google Patents

織布製歯磨き具

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Abstract

(57)【要約】 【課題】ポリエステルやナイロンなどの化学繊維ででき
た織布によって歯磨きを行なう織布製歯磨き具に関し、
歯垢や食べ滓などの除去効果がすぐれ、しかも使用後の
水切れがよく容易に乾燥し、かつ携帯性にも優れた織布
製の歯磨き具を実現することにある。 【解決手段】化学繊維製の織布を、少なくとも両手の人
指し指から薬指までの計6本の指をそろえて前歯に押し
当てられる大きさに形成してなる織布片を前歯に押し当
てて歯磨きする。あるいは、化学繊維製の織布で、少な
くとも指が1本または複数本入る程度の大きさの袋状に
形成し、指などの挿入口を設けて、指や、柄の付いた弾
力性のヘッドを挿入して、歯磨きする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ポリエステルやナイロンなどの化学繊維でできた織布によって歯磨 きを行なう織布製歯磨き具に関する。
【0002】
【従来の技術】
通常の歯ブラシは、柄の先端にブラシが付いているが、歯垢や食べ滓などの除 去効果が不十分なため、ブラシ部の形状などに工夫を加えたものが多数販売され ている。
【0003】また、先行技術調査をした結果、携帯に便利な歯ブラシとして、実 開昭55−107028号、実開昭56−162029号、実開昭58−731 34号、実開昭58−156424号、実開昭62−9924号など、多数の出 願がなされている。
【0004】しかしながら、これらは殆どが、指に被せるサックにブラシを設け たものであって、携帯を目的としており、歯垢や食べ滓などの除去効果を狙った ものではない。
【0005】実開平6−143号のように、形状が舌状の不織布を2枚重ねて、 その外周縁をU字状に熱溶着して、指を挿入できるように袋状に形成することで 、携帯性に優れ、かつ安価なサック歯ブラシも提案されている。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、前記のような携帯性を目的とし、指に被せたり巻いたりして使 用する歯ブラシは、歯垢や食べ滓などの除去効果が不十分である。一方、不織布 を用いた歯ブラシは、中に入り込んだ食べ滓などがいつまでも除去しにくく、ま た使用後の水切れが悪く、乾燥するまでに時間を要するので、濡れたまま携帯す ることになる。
【0007】本考案の技術的課題は、このような問題に着目し、歯垢や食べ滓な どの除去効果が通常の歯ブラシよりすぐれ、しかも使用後の水切れがよく容易に 乾燥し、かつ携帯性にも優れた織布製の歯磨き具を実現することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案の技術的課題は次のような手段によって解決される。請求項1は、例え ばポリエステルやナイロンなどの化学繊維製の織布を、少なくとも両手の人指し 指から薬指までの計6本の指をそろえて前歯に押し当てられる大きさに形成して なる織布製歯磨き具である。
【0009】ポリエステルやナイロンなどの化学繊維製の織布を歯に押し当てて 歯を擦ると、木綿製の布より硬いので、歯垢などが容易にかつ確実に除去できて 虫歯予防の効果が大きく、歯茎も傷つかず、使用後に洗った場合の水の切れがよ く、容易にかつ短時間に乾燥し、衛生的である。
【0010】また、化学繊維製の織布のサイズが、少なくとも両手の人指し指か ら薬指までの計6本の指をそろえて前歯に押し当てられる程度の大きさなため、 一度に前歯全体を磨くことができ、また指6本分のサイズなため、5本以下の指 でも十分に使用できる。
【0011】指6本分程度のサイズなため、薄く折り畳んで携帯することもでき 、また小さな布切れなため、指に巻き付けたり、後述するような歯磨き操作器の ヘッドや通常の歯ブラシに巻き付けたりすることもでき、多様な使い方ができる 。全面を均一に使用することで、繰り返し何度も使用でき、長持ちする。
【0012】請求項2は、化学繊維製の織布で、指が1本または複数本入る程度 の大きさの袋状に形成し、指などの挿入口を設けてなる織布製歯磨き具である。
【0013】このように、ポリエステルやナイロンなどの化学繊維製の織布で、 指が1本または複数本入る程度の袋状に形成してあるため、挿入口から指を挿入 し、指に被せて歯磨きに使用できる。
【0014】また、指が1本入る大きさの袋の場合は、後述の歯磨き操作器のヘ ッドや通常の歯ブラシに被せて使用することができ、袋状なため容易にかつ確実 に被せることができ、脱落しにくいので、歯磨き操作も簡便となる。織布製袋の 全周を使用できるので、歯磨き効果が衰えず、かつ長寿命となる。
【0015】請求項3は、柄の付いた弾力性のヘッドを有する歯磨き操作器と、 化学繊維製の織布で、前記ヘッドが入る程度の大きさの袋状に形成し、該袋状体 に、その開口から前記のヘッドを頂端から挿入できるように形成した織布製袋と を有する織布製歯磨き具である。
【0016】このように、柄の付いた弾力性のヘッドを有する歯磨き操作器と織 布製袋とがセットになっているので、織布製袋の開口から弾力性のヘッドの部分 を挿入して、織布製袋を被せると、柄を手に持って、通常の歯ブラシと同じ要領 で使用することができ、歯磨き操作が簡便になる。また、指に織布製袋を直接被 せて使用する場合より、見た目にも衛生的である。
【0017】請求項4は、請求項3記載の弾力性のヘッドの表面に、凹凸を形成 し、その凸部の先端が尖っている織布製歯磨き具である。
【0018】このように、織布製袋を被せて支持するヘッド部の表面に凹凸が形 成され、凸部の先端が尖っていると、請求項3の作用に加えて、歯と歯の間の窪 んだ部分にも、凸部尖端で織布製袋が部分的に押し込まれるので、隣接する歯の 間の窪んだ部分に挟まった食べ滓なども除去でき、かつ歯垢も効果的に除去でき る。
【0019】請求項5は、1本の指に被せられる程度のサイズの合成樹脂製の袋 の外面に多数の突起を形成して、その先端を尖らせてなる指サックと、化学繊維 製の織布で、前記指サックが入る程度の大きさの袋状に形成し、該袋状体に、そ の開口から前記の指サックを頂端から挿入できるように形成した織布製袋とを有 する織布製歯磨き具である。
【0020】この構成によると、先端が尖った突起を有する指サックに、織布製 袋を被せ、該指サックに1本の指を挿入して歯磨きするので、指に被せて使用す る簡易な織布製歯磨き具でありながら、隣接する歯の間の窪みも、先の尖った突 起によって織布製袋の一部を押し込んで清掃でき、また指に直接に織布製袋を被 せる場合より、衛生的となる。
【0021】なお、以上の化学繊維製の織布片や織布製袋は、一重でも、複数枚 を重ねたものであってもよく、また伸縮性が有っても、無くてもよい。織り目の 密度も任意であり、目の粗いネット状から、隙間が全く無い密なものまで含まれ る。織り方は、平織でもよく、舞台衣裳のレースなどに見られる正六角形が蜂の 巣状に連続した網目状の織り方でもよく、織り方も任意である。女性のパンティ ストッキングのような織り方にすると、伸縮性に富んだものとなる。
【0022】
【考案の実施の形態】
次に本考案による織布製歯磨き具が実際上どのように具体化されるか実施形態 を説明する。図1は本考案による化学繊維製の織布からなる歯磨き布の実施形態 で、(1)は正面図、(2)はこの歯磨き布のサイズおよび使用方法を説明する 正面図である。
【0023】1は例えばポリエステルやナイロンなどの化学繊維製の織布であり 、少なくとも両手の人指し指から薬指までの計6本の指をそろえて前歯に押し当 てられる程度の大きさに形成されている。
【0024】図において、Rは右手、Lは左手を示し、f1は親指、f2は人指 し指、f3は中指、f4は薬指をそれぞれ示している。化学繊維製の織布片1を 広げて使用する場合は、図1(2)のように、左右の手の人指し指f2から薬指 f4までの計6本の指をそろえて、織布片1を前歯に押し当て、織布片1を上下 に摺動させることで、前歯を磨く。使用する指の本数やどの指を使用するかは自 由である。
【0025】奥歯を磨く場合は、人指し指などの先に織布片1を巻き付けて、上 下あるいは前後に摺動させて磨く。なお、前歯でも、指に巻き付けて使用したり 、図5から図7に示すような歯磨き操作器のヘッドや通常の歯ブラシに巻き付け て使用することもでき、使い方は自由である。
【0026】織布片1は、ポリエステルやナイロンなどの化学繊維製の織布なた め、歯に押し当てて摺動させると、織布の微細な凹凸によって歯垢などが比較的 容易に除去できる。また、織布片1のサイズが、少なくとも6本の指をそろえて 前歯に押し当てられる程度の大きさなため、一度に前歯全体を磨くことができる 。
【0027】このように、指6本分程度のサイズなため、薄く折り畳んで携帯す るのにも便利であり、全面を均等に使用することで、繰り返し何度も使用でき、 結果的に長持ちする。
【0028】図2以下は、化学繊維製の織布で、指が入る程度の袋状に形成し、 その中に指などを挿入して使用するようになっている。図2(1)は化学繊維織 布で形成された袋2の斜視図、(2)はその開口側から見た正面図である。
【0029】この織布製袋2は、指が1本入る程度の大きさをしていて、指を挿 入するための開口3を有しており、他端は閉じられている。必ずしも閉じられて いる必要はないが、閉じられている方が、位置決めが安定し、使用し易い。
【0030】(3)図は、織布製袋2に人指し指f2を挿入し、指先に織布製袋 2を被せた状態であり、この状態で、織布製袋2を歯に押し当てて、こすること により、歯の表面を磨くことができる。
【0031】(4)図は、複数本の指、例えば3本の指f2、f3、f4を挿入 して使用する織布製袋2mであり、このように例えば3本の指を挿入し、片手で 磨くこともできる。
【0032】図3は、図2の織布製袋2の製造方法を例示する図であり、まず( 1)のように、化学繊維製の織布によって、指が1本入る程度のスリーブ2aを 形成し、指が入る程度の長さLに切断する。そして、切断されたスリーブの一端 を縫い付けたり、熱溶着したりして閉じると、(2)図、(3)図のようになる 。なお、実際には、長さLの間隔で熱溶着または縫い合わせた後、切断するのが 、製造しやすい。
【0033】(2)図は1個の織布製袋2の平面図、(3)図は右側面図である 。(2)図における織布製袋2の左端2bが閉じられた部分であり、右端が開口 3になっている。スリーブ2aは、女性のパンティストッキングなどのようにシ ームレスであっても、縫目や熱溶着部があっても差し支えない。なお、パンティ ストッキングなどのように伸縮性に富んだ編み方になっていると、指に装着した ときぴったり密着するので、歯磨き操作が簡便となる。
【0034】図4は織布製袋2の別の製造方法であり、(1)(2)図は、四角 い織布片を二つ折りにして重ね、先端同士を2c部で縫い合わせ又は熱溶着して 筒状に形成し、開口3と反対側の端部2bを熱溶着または縫い合わせで閉じた構 造になっている。
【0035】この場合も、長い織布片を二つ折りにして重ね、先端同士を2c部 で熱溶着して、長い筒状体を形成してから、2bを熱溶着し、最後に切断するの が製造しやすい。なお、(1)は平面図、(2)は右側面図である。
【0036】図4の(3)(4)は、2枚の四角い織布片を重ね、開口部3を残 して、他の3辺2b、2c、2dを熱溶着または縫い合わせた構造になっている 。以上のように、織布製袋2の製造方法や形状は任意であるが、筒状に拡げるこ とによって、開口3から中に指や図5〜図7の歯磨き操作器のヘッドや通常の歯 ブラシのブラシ部を挿入できるものであれば足りる。
【0037】このように、ポリエステルやナイロンなどの化学繊維製の織布で、 指が1本入る程度の袋状に形成することによって、挿入口から指や後述の歯磨き 操作器のヘッド、通常の歯ブラシのブラシ部を挿入し、被せて使用することがで きる。
【0038】したがって、織布製袋2が脱落したりすることなく、安定性がよい ので、図1のような織布片を指で押さえて歯磨きする場合より、歯磨きが容易に 行なえる。織布製袋2を回転させれば、その全周を使用できるので、歯磨き効果 が衰えず、かつ長寿命となる。
【0039】図5から図7は、図2から図4の織布製袋2の使用例を示す図であ る。まず、図5(1)は、通常の歯ブラシの柄と同様な柄4の先端に、硬質ゴム 様の弾力性のヘッド5が一体に固定されている歯磨き操作器である。このヘッド 部5の形状は任意であるが、図5においては円柱状に形成されている。
【0040】(2)はこのヘッド部5に被せる織布製袋2であり、織布製袋2が 伸縮性に富んでいる場合は、その直径dよりヘッド部5の直径Dが多少大きめに なっていると、(3)のように、織布製袋2中にヘッド部5をその頂端から挿入 したときに、両者の密着度が増し、織布製袋2が安定よく、強固にヘッド部5に 保持される。
【0041】なお、織布製袋2の伸縮性が低い場合は、その直径dはヘッド部5 の太さDと同程度または、ヘッド部直径Dが織布製袋の直径dより多少小さめに 形成するのがよい。
【0042】このように、柄の付いた弾力性のヘッド5を有する歯磨き操作器と 織布製袋2とがセットになっていると、弾力性のヘッド5に織布製袋2を被せ、 柄4を手に持って、通常の歯ブラシと同じ要領で使用できるので、歯磨き操作が 簡便になり、また指に織布製袋を直接被せて使用する場合より、見た目にも衛生 的である。
【0043】図6(1)は、図5のような円柱状のヘッド部5の外形を蛇腹状に 形成し、外周に三角波状の凹凸を形成したものである。(2)図は、このヘッド 部5aに織布製袋2を被せた状態であり、この織布製歯磨き具で歯を磨くと、凸 部の尖った先端5bによって、隣接する歯の間の窪みに、織布製袋2が部分的に 押し込まれるので、歯と歯の間の窪みも円滑かつ確実に磨くことができる。
【0044】ヘッド部5、5aは円柱状に限定されるものではなく、図7(1) のように、通常の歯ブラシのブラシ部と同様な形状のヘッド部5cを柄4の先端 の片面に固定した構造も有効である。このヘッド部5cを織布製袋2に挿入し、 通常の歯ブラシと同じ要領で使用する。
【0045】図示例のように、歯に当たる部分が、三角波状の凹凸になっていて 、凸部の先端5dが尖っていると、図6の場合と同様に、隣接する歯の間の窪み に、尖端部5dによって織布製袋2が部分的に押し込まれるので、窪んだ部分も 歯磨きできる。
【0046】図7(2)は、通常の歯ブラシのブラシ部6に織布製袋2を被せた 図である。図5、図6や図7(1)のように、ゴム様の弾力性のヘッド部に織布 製袋2を被せる場合は、織布製袋2は、織り目の粗い、メッシュ状でも差し支え ない。これに対し、織布製袋2の織り目が密になっている場合は、図7(2)の ように、通常の歯ブラシのブラシ部6に被せて使用することもできる。
【0047】しかも、歯に当たる部分が三角波状に形成され、凸部の尖端6aが 尖っている場合でも、織布製袋2の織り目が密になっていると、ブラシ1本1本 が織布製袋2を突き抜けにくいので、同図(1)の場合と同様に、尖端6aによ て織布製袋2が隣接する歯の間に押し込まれて、窪みも確実に清掃できる。
【0048】また、尖端部6aのブラシが何本か、織布製袋2を突き抜けたとし ても、突き抜けたブラシが、隣接する歯の間の窪みに入ることで、ブラシ部6a によって直接、窪みが磨かれることになるので、支障はない。
【0049】ブラシが織布製袋2を突き抜けない部分では、ブラシ部6によって 、織布製袋2を歯の表面などに押し着けることになるので、織布製袋2による歯 磨きが行なわれる。したがって、本考案の織布製袋2は、通常の歯ブラシのブラ シ部に被せて使用しても効果的である。
【0050】図8の(1)は、指に被せ得る程度のサイズの合成樹脂製の袋7か らなる指サックであり、その外面に多数の突起7aを形成してある。しかも、突 起7aの先端は尖っている。
【0051】図8の(2)も、指に被せ得る程度のサイズの合成樹脂製の袋8か らなる指サックであり、その外面に図6のヘッド部5aと同様な三角波状の凹凸 を形成してある。しかも、その凸部の先端8aは尖っている。
【0052】この実施形態では、(3)図のように、指サック7または8の中に 、開口9から指fを挿入し、さらに該指サック7または8に前記の織布製袋2を 被せて使用する。このように、尖った突起7a、8aを有する指サック7または 8に、織布製袋2を被せ、該指サック7または8に指を挿入して歯磨きするので 、指に被せて使用する簡易な織布製歯磨き具でありながら、隣接する歯の間の窪 みにも、尖った突起7a、8aによって織布製袋2が押し込まれて清掃でき、ま た指に直接に織布製袋2を被せる場合より、衛生的である。
【0053】
【考案の効果】
請求項1のようなポリエステルやナイロンなどの化学繊維製の織布を歯に押し 当てて歯を擦ると、歯垢などが容易にかつ確実に除去できる。また、化学繊維製 の織布のサイズが、少なくとも両手の人指し指から薬指までの計6本の指をそろ えて前歯に押し当てられる程度の大きさなため、一度に前歯全体を磨くことがで き、また指6本分のサイズなため、5本以下の指でも十分に使用できる。
【0054】指6本分程度の小さな布切れなため、薄く折り畳んで携帯すること もでき、指に巻き付けたり、後述するような歯磨き操作器のヘッドや通常の歯ブ ラシに巻き付けたりすることもでき、多様な使い方ができる。全面を均一に使用 することで、繰り返し何度も使用でき、長持ちする。
【0055】請求項2によると、ポリエステルやナイロンなどの化学繊維製の織 布で、指が1本または複数本入る程度の袋状に形成してあるため、挿入口から指 を挿入し、指に被せて歯磨きに使用したり、後述の歯磨き操作器のヘッドや通常 の歯ブラシに被せて使用することができ、袋状なため容易にかつ確実に被せるこ とができ、脱落しにくいので、歯磨き操作も簡便となる。織布製袋の全周を使用 できるので、歯磨き効果が衰えず、かつ長寿命となる。
【0056】請求項3のように、柄の付いた弾力性のヘッドを有する歯磨き操作 器と織布製袋とがセットになっているので、織布製袋の開口から弾力性ヘッドの 部分を挿入して、織布製袋を被せると、柄を手に持って、通常の歯ブラシと同じ 要領で使用することができ、歯磨き操作が簡便になる。また、指に織布製袋を直 接被せて使用する場合より、見た目にも衛生的である。
【0057】請求項4のように、織布製袋を被せて支持するヘッド部の表面に凹 凸が形成され、凸部の先端が尖っていると、請求項3の作用に加えて、歯と歯の 間の窪んだ部分にも、凸部尖端で織布製袋が部分的に押し込まれるので、隣接す る歯の間の窪んだ部分に挟まった食べ滓なども除去でき、かつ歯垢も効果的に除 去できる。
【0058】請求項5の構成によると、先端が尖った突起を有する指サックに、 織布製袋を被せ、該指サックに指を挿入して歯磨きするので、指に被せて使用す る簡易な織布製歯磨き具でありながら、隣接する歯の間の窪みも、先の尖った突 起の作用で清掃でき、また指に直接に織布製袋を被せる場合より、衛生的となる 。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案による化学繊維製の織布からなる歯磨
き布の実施形態で、(1)は正面図、(2)はこの歯磨
き布のサイズおよび使用方法を説明する正面図である。
【図2】 化学繊維織布で形成された袋の実施形態を示
す図である。
【図3】 図2(1)〜(3)の織布製袋の製造方法を
例示する図である。
【図4】 図2(1)〜(3)の織布製袋の別の製造方
法を例示する図である。
【図5】 織布製袋に使用する歯磨き操作器の実施形態
である。
【図6】 織布製袋に使用する歯磨き操作器の別の実施
形態である。
【図7】 織布製袋に使用する歯ブラシ状の歯磨き操作
器の実施形態である。
【図8】 合成樹脂製の袋からなる指サックの実施形態
とその使用状態を示す図である。
【符号の説明】
1 化学繊維製の織布 2 化学繊維織布で形成された袋 5 硬質ゴム様の弾力性のヘッド 5a 三角波状の凹凸を有するヘッド 5c 歯ブラシのブラシ部と同様な形状のヘッド部 6 歯ブラシのブラシ部 7、8 合成樹脂製の袋からなる指サック

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 化学繊維製の織布を、少なくとも両手の
    人指し指から薬指までの計6本の指をそろえて前歯に押
    し当てられる大きさに形成してなることを特徴とする織
    布製歯磨き具。
  2. 【請求項2】 化学繊維製の織布で、少なくとも指が1
    本または複数本入る程度の大きさの袋状に形成し、指な
    どの挿入口を設けてなることを特徴とする織布製歯磨き
    具。
  3. 【請求項3】 柄の付いた弾力性のヘッドを有する歯磨
    き操作器と、 化学繊維製の織布で、前記ヘッドが入る程度の大きさの
    袋状に形成し、該袋状体に、その開口から前記のヘッド
    を頂端から挿入できるように形成した織布製袋とを有す
    ることを特徴とする織布製歯磨き具。
  4. 【請求項4】 前記の弾力性のヘッドの表面に凹凸が形
    成され、その凸部の先端が尖っていることを特徴とする
    請求項3記載の織布製歯磨き具。
  5. 【請求項5】 1本の指に被せられる程度のサイズの合
    成樹脂製の袋の外面に多数の突起を形成して、その先端
    を尖らせてなる指サックと、 化学繊維製の織布で、前記指サックが入る程度の大きさ
    の袋状に形成し、該袋状体に、その開口から前記の指サ
    ックを頂端から挿入できるように形成した織布製袋とを
    有することを特徴とする織布製歯磨き具。
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