JP2005510219A - 清掃グローブ、動物用グルーミンググローブとしての前記グローブの使用、および動物用グルーミングキット - Google Patents

清掃グローブ、動物用グルーミンググローブとしての前記グローブの使用、および動物用グルーミングキット Download PDF

Info

Publication number
JP2005510219A
JP2005510219A JP2003546651A JP2003546651A JP2005510219A JP 2005510219 A JP2005510219 A JP 2005510219A JP 2003546651 A JP2003546651 A JP 2003546651A JP 2003546651 A JP2003546651 A JP 2003546651A JP 2005510219 A JP2005510219 A JP 2005510219A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
glove
cleaning
loop
grooming
glove according
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003546651A
Other languages
English (en)
Inventor
フォーサー,マンフレッド
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SANAMUNDI AG
Original Assignee
SANAMUNDI AG
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SANAMUNDI AG filed Critical SANAMUNDI AG
Publication of JP2005510219A publication Critical patent/JP2005510219A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01KANIMAL HUSBANDRY; AVICULTURE; APICULTURE; PISCICULTURE; FISHING; REARING OR BREEDING ANIMALS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; NEW BREEDS OF ANIMALS
    • A01K13/00Devices for grooming or caring of animals, e.g. curry-combs; Fetlock rings; Tail-holders; Devices for preventing crib-biting; Washing devices; Protection against weather conditions or insects
    • A01K13/002Curry-combs; Brushes
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01KANIMAL HUSBANDRY; AVICULTURE; APICULTURE; PISCICULTURE; FISHING; REARING OR BREEDING ANIMALS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; NEW BREEDS OF ANIMALS
    • A01K13/00Devices for grooming or caring of animals, e.g. curry-combs; Fetlock rings; Tail-holders; Devices for preventing crib-biting; Washing devices; Protection against weather conditions or insects
    • A01K13/001Washing, cleaning, or drying devices
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47LDOMESTIC WASHING OR CLEANING; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47L13/00Implements for cleaning floors, carpets, furniture, walls, or wall coverings
    • A47L13/10Scrubbing; Scouring; Cleaning; Polishing
    • A47L13/16Cloths; Pads; Sponges
    • A47L13/18Gloves; Glove-like cloths

Landscapes

  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Environmental Sciences (AREA)
  • Zoology (AREA)
  • Animal Husbandry (AREA)
  • Biodiversity & Conservation Biology (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • Cleaning Implements For Floors, Carpets, Furniture, Walls, And The Like (AREA)
  • Brushes (AREA)
  • Gloves (AREA)

Abstract

この発明は、動物の外被用のミット(11)およびグルーミングキットに関する。ミット(11)は、マイクロファイバ(15)からなる少なくとも1つの清掃面(13)と、ブラシタイプのカバリング(19)を有する第2の清掃面(17)とを含む。マイクロファイバ面は、毛管作用により、比較的大量の水分を吸収でき、前記水分は次に、グルーミングされる動物の外被に、その外被がマイクロファイバ面を用いて処置される場合に容易に移される。剛毛の個々の束からなるブラシタイプのカバリング(19)は、水分を外被の内部に移し、同時に、前記外被から異物を除去するために使用される。ミット(11)の内部(27)には、個々の指または随意で手全体を挿入できるループ(29)が設けられている。ループ(29)は良好なグリップを可能にし、手がグローブの中で滑らないことを確実にする。

Description

この発明は、請求項1の導入部に従ったグローブ、このグローブの動物用グルーミンググローブとしての使用、および請求項26または27に従った動物用グルーミングキットに関する。
家庭用動物のためのさまざまなグルーミング手段が商業的に入手可能である。それらは特に、多数の異なる洗浄手段と、動物の外被をグルーミングするためのブラシおよび櫛とを含む。ブラシは、容易に手に保持できるという利点を有する。ブラシは主に、外被から抜け毛を除去するのに好適である。US3,749,064は、犬を入浴させるための装置、より正確には、犬を洗浄し、乾かし、スプレーをかけるかまたはノミの駆除をするための装置に関する。この装置は、グローブがその各面に取付けられたハウジングからなる。グローブにはブラシ、リブ、剛毛またはスポンジが取付可能である。これらのさまざまな作業面を、グローブの手の部分にクリップ留めするかまたは引きはがすことができる。特定の一実施例によれば、グローブの一方の面にはスポンジが設けられ、その他方の面には櫛またはブラシが設けられる。
US4,902,283は、乳児をきれいにするためのミトンに関する。このミトンは、3辺でともに接合されて袋状のグローブまたはミットを形成する数層からなる。ミットの内部で互いに面する層は、綿などから作られた吸収性の層によって外側を包囲された撥水性のプラスチック層からなる。使用後、ミトンは裏返され、その開放端が閉じられて、ミットはゴミ箱に捨てられる。容易に裏返すために、内側の指先の領域にリングが設けられ、そこに中指が挿入される。ユーザがリングを引くと、グローブは内側に裏返される。使用中、リングはグローブを手に固定させる役割も果たしてもよい。
US4,670,930は、ユーザの手を収容するポケットの形をした清掃グローブを開示している。この清掃グローブは特に車を洗浄する役割を果たす。グローブの外側には異なる清掃面が設けられている。グローブの前側は、ガラス、金属またはプラスチックなどの滑らかな表面を清掃するための毛で覆われた表面を有する。他方、グローブの裏側には剛毛が設けられている。清掃グローブがユーザの手から抜けないよう、開口部はグローブ本体の残りよりも小さく作られている。
EP−A−0 512 695は、動物にブラシをかけるための多孔質の3次元シート材料を開示している。このシート材料は紐によって手に固定され得る。第1の実施例によれば、2層の材料が、縁を溶接することによってともに接合され、ミトンを形成する。手首の領域でミトンは幅が狭くなっており、そのためそれは、使用の際、手から容易には抜けない。別の実施例によれば、このシート材料には、それをユーザの手に固定するためにその裏側に紐が設けられている。
容易に使用でき、細かい汚れとより粗い汚れの両方、および強力に付着した汚れを、滑らかな面または構造化された面から除去できる、効率の良い清掃手段に対する要望が、かなり一般的に存在している。
この発明の目的は、滑らかな面または構造化された面、特に自動車のラッカー面または
プラスチック面の清掃に特に好適なグローブを利用可能にすることである。別の目的は、手に良く適合し、どんな年齢または身長の人も保持できるようなグローブを利用可能にすることである。さらに別の目的は、毛だけでなく異物も外被から除去できる、動物の外被用のグルーミング手段を利用可能にすることである。さらなる目的は、グルーミング材料および/または栄養分を動物の外被に塗布できる手段を提案することである。
この発明によれば、この目的は、2つの異なる清掃面、つまり、マイクロファイバで覆われた第1の清掃面と、第1の清掃面とは異なっており、ブラシタイプのカバリングを有する第2の清掃面とを有する清掃グローブを提供することによって達成される。ブラシタイプのカバリングは、滑らかな面または構造化された面から、頑固なパッチ、たとえば蝿または虫の糞、もしくは他の強力に付着した汚れすらも除去するために使用可能であるという利点を有する。ブラシタイプのカバリングは、天然およびプラスチックの剛毛の双方から形成されてもよい。一般的な原則としては幅広い範囲のプラスチック材料が使用されてもよいが、ポリエステル、ポリアミンおよびポリカーボネートプラスチックがこの点に関して好まれる。
特に好ましい一実施例によれば、個々の剛毛ではなくむしろ剛毛の束が使用され、その各々は複数の細い個々の剛毛からなる。個々の剛毛の断面は丸いかまたは平坦であってもよい。好ましくは、剛毛の束はバンドヤーンまたはマルチフィルファイバ(Multifilfasern)から作られる。これは、それらを生成する簡単かつ経済的な方法である。なぜなら、バンドヤーンまたはマルチフィルヤーンは、扇形に広がるかまたは裂けて複数の別個の小さな剛毛になるか、または、機械的手段の助けによってそのように裂かれ得るためである。この発明に関連して、バンドヤーンという用語は、1つ以上の小さなバンドから紡がれたヤーンを指すものとして理解されるべきであり、この場合、小さなバンドも繊維状構造であってもよい。繊維状構造の小さなバンドは、改良された機械的清掃効果を有するという利点を持つ。剛毛の束は、有利には、長さが2〜8mmであり、好ましくは2〜6mm、さらにより好ましくは3〜5mmの長さを有する。
剛毛は有利には剛毛の束に束ねられ、第2の清掃面の基布に目立たない点で留められる。剛毛が束となって設けられると、高密度の個々の小さな剛毛が実現される。剛毛の束は、好ましくは、互いから等距離となるよう配置される。ブラシタイプのカバリングは、剛毛または剛毛の束をパイル糸として基材に導入することによって生成可能である。これは、当業者には周知の房付け法または他の生成法によって行なわれ得る。好ましくは、最初に、パイル糸によって接合されたダブルクロスが生成される。次にパイル糸が切断され、そのため布地面の双方にブラシタイプのカバリングが設けられる。剛毛または剛毛の束は、好ましくは、互いから一定の距離で配置される。個々の剛毛の束間の距離は0.1〜4mm、好ましくは1〜3mmであってもよい。特に好ましいのは、剛毛の束を互いから隔てる平均距離が平均して1.5mm〜約2.5mmである配置である。好ましくは、複数の個々の剛毛からなる剛毛の束は、列をなして配置され、基布に目立たない点で留められ、隣接する列同士の剛毛の束は、好ましくは、互いに対してずれるよう配置される。列同士を互いから隔てる距離は、好ましくは1mm〜2mmであり、さらにより好ましくは約1.5mmである。剛毛は、ポリエステル、ポリアミド、ポリオレフィン、ポリアクリロニトリル、または他のポリマーから作られてもよい。
有利には、第1の清掃面にはマイクロファイバのパイルが設けられる。パイルのマイクロファイバは、有利には、5dtex(デシテックス)以下、好ましくは2dtex以下、さらにより好ましくは1dtex以下の繊度(Staerke)を有する。
マイクロファイバは、好ましくは、非吸収性の材料、たとえばポリエステル、ポリアミ
ド、ポリオレフィン、ポリアクリロニトリル、または他のポリマープラスチックから作られる。毛管効果のため、そのような細いマイクロファイバで作られた糸は、マイクロファイバ自体が非吸収性であるにもかかわらず、比較的大量の水分を吸収し、次にそれを同じように容易に再度産出することができる。さらに、マイクロファイバは機械的清掃効果を有する。マイクロファイバは好ましくは、組合わされて糸になり、それがパイル糸として清掃面に留められる。当業者は、パイル糸を基材(編まれた、または織られた布地)に導入するためのさまざまな生成手法に精通している。2枚の織られた基布が好ましくは生成され、それらはまず、パイル糸によって互いに接合される。パイル糸が中央で切断されると、直立したパイル糸を有する2枚の織られた布地が得られる。複数のマイクロファイバで作られた糸はまた、ループまたはスリング(Schlingen)(ループするパイル)の形を有していてもよい。
この発明に従ったグローブのさらに有利な実施例は、従属請求項によって規定される。
この発明の第2の、独立した局面によれば、グローブは、手を入れるための開口部を有する袋の形に作られ、グローブの内面の少なくとも1つには、ユーザが手または個々の指を入れられるループが配置されている。手の幅に依存して、2〜4本の指がループに挿入されてもよい。指をループに挿入すると、手とグローブとの相対的な動きがすべて、効果的に防止される。
好ましくは、グローブは、周囲の3辺で互いに接合された、異なる清掃面を有する2つの層からなる。2つの層は、有利には、縫製によって接合される。有利には、ループの幅は、清掃面が設けられた層の幅よりも短い。これは、ループと清掃面が形成された層との間に、角を清掃する際に向きを変えることができる、または溝を清掃するのに使用できる帯状の材料が残るという利点を有する。
有利には、ループはグローブの前半分に、グローブの先端から少し離れて配置される。つまり、ループに手が入ると、ループは中手骨関節と指節間関節との間の領域の指を受入れる。
有利には、ループは生地またはプラスチックの紐から作られる。一般的な原則としては撓まない、または非弾性的な紐がループとして使用できるが、ループは好ましくは、撓む、または弾性のある紐によって構成される。弾性のある紐は、どのような手の幅にも適合でき、最適なグリップを提供する、という利点を有する。グルーミンググローブの両面が効果的に使用される場合、グローブの両方の内面に少なくとも1つのループを設けることが好ましい。ユーザが一方の清掃面から他方に変える際、ユーザは手を、反対側の内面にあるループに挿入することができる。
この発明の第2の局面に従ったグローブのさらに有利な実施例は、従属請求項によって規定される。
この発明はさらに、ブラシタイプのカバリングにも関与しており、それは、バンドヤーンまたはマルチフィルヤーンからなるパイル糸によって互いに接合される2枚の生地シート構造または織られた布地の生成、たとえば含浸、接着または溶接によるパイルヤーンの基布への連結、および、パイル糸の好ましくは中央での切断による、ブラシタイプのカバリングを有する2枚の基布の形成によって得ることができる。剛毛の束を形成する場合、個々のマルチフィルヤーンまたはバンドヤーンの剛毛はさらに処理され、機械的手段の助けによって裂かれ、こうして剛毛の束を形成する。
この発明はさらに、動物をグルーミングするためのグローブとしての上述のグローブの
使用にも関与する。動物をグルーミングする分野では、幅広い範囲の付属品が既に使用されているが、動物の外被をマイクロファイバ面でグルーミングする、および/または清掃するということは、これまで誰も考えつかなかった。発明者が非常に驚いたことに、たとえば犬の場合、マイクロファイバおよび/またはマイクロファイバ清掃面で外被を定期的にグルーミングすることにより、不快な臭いの形成を実質的に抑制できる、ということがわかった。これは恐らく、動物によって分泌され、後に毛に付着して臭いを発生しがちである物質が、マイクロファイバによって少なくとも部分的に除去され得るためであろう。剛毛を有する第2の清掃面が設けられる場合、特に有利な動物用グルーミンググローブが得られる。ブラシタイプのカバリングにより、動物の外被を丹念に櫛で梳き、フケを除去し、硬い異物および溶解した異物の双方を除去することができる。さらに、ブラシタイプのカバリングは、外被の艶も出す。
マイクロファイバを有するグローブの第1の清掃面と剛毛の束を有する第2の清掃面とを設けることによって、動物の外被をグルーミングするための効率のよい用具が利用可能となる。好ましくは非吸収性のプラスチック材料から作られたマイクロファイバは、十分に細いマイクロファイバが使用される場合、動物の外被を湿らせるのに特に好適となる。つまり、採用されるマイクロファイバの細さが特に重要である。好ましくは5dtex未満、さらにより好ましくは1dtex未満の繊度を有する、特に細いマイクロファイバを使用すると、毛管効果によって、比較的大量の水が引込まれて保持され得る。毛管効果によってマイクロファイバに、および/またはマイクロファイバ間に保持されている水は、清掃面が外被に接触すると、容易に外被に移され得る。ブラシタイプのカバリングにより、移された水分は外被に入り込めるようになる。さらに、剛毛は外被から異物を除去できる。この動物用グルーミンググローブでグルーミングすると、動物の外被は磨かれ、すばらしい艶が出る。
この発明はまた、請求項1〜16または請求項17〜24のいずれかに記載の動物外被グルーミンググローブと、動物外被用の栄養分および/またはグルーミング溶液を含むスプレーボトルとを有する動物外被グルーミングキットにも関与する。栄養分および/またはグルーミング溶液は、好ましくは、動物の外被をグルーミングし清掃するための天然物質を含む。有利には、栄養分および/またはグルーミング溶液はアユルベーダ物質を含む。これらの物質は、殺菌性のもの、および/または香りを保つものであってもよい。有利には、栄養分および/またはグルーミング溶液は水性である。
ここで、この発明を、図面を参照してより詳細に説明する。
図1〜3に示すような、この発明に従ったグローブ11には、マイクロファイバ15からなるパイルを有する第1の清掃面13と、ブラシタイプのカバリング19が設けられた第2の清掃面17とが設けられている。マイクロファイバ15とブラシタイプのカバリング19とは、基布(メリヤス、編まれた、または好ましくは織られた布地)21および/または23に公知の態様で留められている。基布21、23は矩形片で、それらの縁は3つの辺に沿って縫い目24により縫い付けられている。グルーミンググローブは開口部25を有しており、それを通して手が、ミトンとしてデザインされたグローブ内へ、挿入方向26(矢印)に挿入される。
第1の清掃面は、マイクロファイバを有するカバリングを有する。マイクロファイバは、50dtex以下、好ましくは25dtex以下、さらにより好ましくは10dtex以下の繊度を有する。特に好ましい一実施例によれば、ファイバは、0.1〜2dtexの繊度を有する。各々の場合、複数のファイバが組合わされて糸になり、結合されて基布になる。突出する糸の長さは1mmより長く、好ましくは5mmより長く、さらにより好
ましくは8mmより長い。糸は、好ましくは、十分に伸ばされた状態で好ましくは5mm以上、さらにより好ましくは7mm〜15mmの長さを有するスリングの形をしている。マイクロファイバのカバリングは、柔らかく閉じられた表面を形成するよう、十分に密集している。
第2の清掃面のブラシタイプのカバリングは、目立たないように留められた剛毛の束からなる。剛毛の束の小さな剛毛は、好ましくは、ポリプロピレン、ポリエステル、ポリアミン、ポリカーボネートなどで作られるが、ポリプロピレンが好ましい。剛毛の束は、平均して少なくとも10本、好ましくは20本を超える、さらにより好ましくは5〜50本の小さな剛毛からなる。小さな剛毛は、剛毛の束において識別され得る剛毛先端部として理解されるべきである。小さな剛毛は、組合わされて剛毛の束となり、剛毛が表面から直立して、好ましくはほぼ直角に突出するように布地に留められる。剛毛を連結する目的で、それらはまた、基材または基布に含浸、接着または溶融されてもよい。粘弾性の剛毛は、好ましくは、基布から2mmを超えて、好ましくは3mmを超えて最大5mmまでの長さにわたり、ほぼ直角に突出する。2mm〜3.5mmの剛毛長さは特に有利であることがわかっている。2つの対向する清掃面の異なる機能性を特徴づけるために、剛毛とマイクロファイバには異なる色が与えられてもよい。
この発明の別の局面によれば、グローブ11の内面27にループ29が設けられる(図2)。ループ29はグルーミンググローブの前半分に配置され、その幅はグローブ11の幅より短い。手の幅に依存して、手全体または個々の指をループ29に挿入してもよい。手または指をループに挿入すると、たとえば動物の外被をグルーミングするためにグローブを使用している間にグローブが滑ることが効果的に防止される。ループ29は、好ましくは、その長さを変更可能な、生地またはプラスチック材料で作られた弾性のあるバンドである。
グローブは、グローブの側に縫われた第2のループ30により、フックに吊るすことができる。
この発明に従った動物外被グルーミンググローブは、動物外被のしっとりしたグルーミングに特に好適である。この発明によれば、このように、動物外被グルーミンググローブとスプレーボトル31とを有する動物外被グルーミングキットが提案される。スプレーボトルには、ボトルの液体内容物を霧状にするためのノズル33が設けられている。この動物外被グルーミングキットは、栄養分およびグルーミング溶液を外被に塗布するのに特に好適である。これらは、臭いの形成を防止する添加物、殺菌性物質なども含んでいてもよい。好ましくは、アユルベーダ溶液が使用される。
動物外被グルーミンググローブ、および/または動物外被グルーミングキットは、以下のように使用される。所望の水性グルーミング溶液をスプレーボトルに充填する。次に、グルーミンググローブのマイクロファイバ面を、ノズルを用いて湿らせる。毛管効果により、水性溶液がマイクロファイバ面に浸透する。次に、マイクロファイバの清掃面を、動物の外被全体にわたり、若干圧力をかけて動かすことによって、水分が動物の外被に移る。この塗布は、外被全体がしっとりするまで数回繰返されてもよい。次に、動物の外被にブラシタイプのカバリングが作用する。第2の清掃面の細い剛毛が、水分を外被全体に分配し、同時に、いかなる異物も除去する。動物の外被は、ここに説明されたようなグルーミングによって磨かれ、自然の光沢を呈する。
実施例の例:
パイル織: PP(ポリエチレン)
裏地織(Rueckengewebe): PES(ポリエーテルサルホン)
単位面積当たりの重量: 380g/m2
直立したパイルを有する第2の清掃面の総厚: 3mm
スリングの長さ: 10mm
ここに説明したこの発明は、動物の外被用のグローブおよびグルーミングキットに関する。このグローブは、マイクロファイバからなる少なくとも1つの第1の清掃面と、ブラシタイプのカバリングを有する第2の清掃面とを含む。マイクロファイバ面は、毛管作用により、大量の水分を保持することができ、前記水分は次に、グルーミングされる動物の外被に、その外被がマイクロファイバ面でグルーミングされる際に容易に移される。剛毛の個々の束からなるブラシタイプのカバリングは、水分を外被の内部に移し、同時に、前記外被から異物を除去するために使用される。グローブの内部には、個々の指または随意で手全体を挿入してもよいループが設けられている。このループは良好なグリップを可能にし、手がグローブの中で滑らないことを確実にする。
この発明に従ったグローブの斜視図である。 裏返された状態の図1のグローブを示す図である。 正面から見た、袋状のグローブの内部を示す図である。 動物用グルーミンググローブと、グルーミングおよび/または清掃用溶液を含むスプレーボトルとからなる動物用グルーミングキットを示す図である。
符号の説明
11 清掃および/またはグルーミンググローブ、13 第1の清掃面、15 マイクロファイバ、17 第2の清掃面、19 ブラシタイプのカバリング、21 マイクロファイバ面の基布、23 ブラシタイプのカバリングの基布、24 縫い目、25 グローブの開口部、26 挿入方向、27 内面、29 ループ、30 グローブを吊るすための第2のループ、31 スプレーボトル、33 ノズル。

Claims (29)

  1. 2つの異なる清掃面を有する清掃グローブであって、第1の清掃面(13)はマイクロファイバ(15)で覆われ、第2の清掃面(17)は第1の清掃面(13)とは異なっており、ブラシタイプのカバリング(19)を有する、清掃グローブ。
  2. グローブの第1の清掃面(13)は、マイクロファイバ(15)で作られたパイルを有することを特徴とする、請求項1に記載のグローブ。
  3. マイクロファイバは、5dtex以下、好ましくは2dtex以下、さらにより好ましくは1dtex以下の繊度を有することを特徴とする、請求項2に記載のグローブ。
  4. 第1の清掃面(13)は、マイクロファイバから形成された(パイル)糸またはスリング(ループ)で覆われていることを特徴とする、請求項1〜3のいずれかに記載のグローブ。
  5. マイクロファイバは、伸ばされた状態で7〜15mmの長さを有することを特徴とする、請求項1〜4のいずれかに記載のグローブ。
  6. ブラシタイプのカバリング(19)は、ポリエステル、ポリアミド、またはポリプロピレンで作られた剛毛を有することを特徴とする、請求項1〜5のいずれかに記載のグローブ。
  7. ブラシタイプのカバリング(19)は、互いから少し離れて配置された複数の剛毛の束からなることを特徴とする、請求項6に記載のグローブ。
  8. 剛毛の束は、バンドヤーンまたはマルチフィルヤーンから得られることを特徴とする、請求項1〜7のいずれかに記載のグローブ。
  9. 剛毛の束は、平均して少なくとも10本、好ましくは20本を超える、さらにより好ましくは5〜50本の小さな剛毛からなることを特徴とする、請求項7または請求項8に記載のグローブ。
  10. グローブの少なくとも1つの内面に、手または数本の個々の指が挿入されるループが設けられていることを特徴とする、請求項1〜9のいずれかに記載のグローブ。
  11. ループ(29)は、生地バンドまたはプラスチックバンドで作られていることを特徴とする、請求項10に記載のグローブ。
  12. ループ(29)は、撓む、または弾性のあるバンドからなることを特徴とする、請求項10または請求項11に記載のグローブ。
  13. ループ(29)は、手を挿入するための開口部よりも幅が狭いことを特徴とする、請求項10〜12のいずれかに記載のグローブ。
  14. ループ(29)は、グローブの前半分に、グローブの先端から少し離れて配置されていることを特徴とする、請求項10〜13のいずれかに記載のグローブ。
  15. グローブは、周囲の3辺で互いに接合された2つの層からなることを特徴とする、請求項1〜14のいずれかに記載のグローブ。
  16. グローブの内面の各々に少なくとも1つのループが配置されていることを特徴とする、請求項1〜15のいずれかに記載のグローブ。
  17. 清掃ファイバ、清掃糸(15)などが設けられた少なくとも第1の清掃面(13)を有する清掃およびグルーミンググローブ(11)であって、
    グローブは、手を挿入方向(26)に挿入するための開口部(25)を有する袋状であり、グローブの少なくとも1つの内面(27)に、手または数本の個々の指が挿入される少なくとも1つのループ(29)が配置されていることを特徴とする、清掃およびグルーミンググローブ。
  18. ループ(29)は、生地バンドまたはプラスチックバンドからなることを特徴とする、請求項17に記載のグローブ。
  19. ループ(29)は、撓まないバンドからなることを特徴とする、請求項17または請求項18に記載のグローブ。
  20. ループ(29)は、手を挿入するための開口部よりも幅が狭いことを特徴とする、請求項17〜19のいずれかに記載のグローブ。
  21. ループ(29)は、グローブの前半分に、グローブの先端から少し離れて配置されていることを特徴とする、請求項16〜19のいずれかに記載のグローブ。
  22. グローブは、周囲の3辺で互いに接合された2つの層からなることを特徴とする、請求項17〜21のいずれかに記載のグローブ。
  23. グローブの内面の各々に、少なくとも1つのループ(29)が配置されていることを特徴とする、請求項17〜22のいずれかに記載のグローブ。
  24. 請求項1〜14のいずれかと組合わされた、請求項17〜23のいずれかに記載のグローブ。
  25. 動物用グルーミンググローブとして使用される、請求項1〜16または17〜23のいずれかに記載のグローブ。
  26. 滑らかな面のための、特にラッカー面を清掃するための清掃およびグルーミンググローブとして使用される、請求項1〜16または17〜23のいずれかに記載のグローブ。
  27. 請求項1〜16または17〜23のいずれかに記載のグローブと、動物の外被用の栄養分および/またはグルーミング溶液を含むスプレーボトル(31)とを有する、動物用グルーミングキット。
  28. 請求項1〜16または17〜23のいずれかに記載のグローブと、スプレーボトル(31)と、動物の外被用の栄養分および/またはグルーミング溶液とを有する、動物用グルーミングキット。
  29. 栄養分および/またはグルーミング溶液は水性であることを特徴とする、請求項28に記載の動物用グルーミングキット。
JP2003546651A 2001-11-30 2002-12-02 清掃グローブ、動物用グルーミンググローブとしての前記グローブの使用、および動物用グルーミングキット Pending JP2005510219A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
CH02194/01A CH709837B1 (de) 2001-11-30 2001-11-30 Tierpflegehandschuh und Tierpflegeset.
PCT/CH2002/000652 WO2003045135A2 (de) 2001-11-30 2002-12-02 Reinigungshandschuh, verwendung des handschuhs als tierpflegehandschuh und tierpflegeset

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005510219A true JP2005510219A (ja) 2005-04-21

Family

ID=4567938

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003546651A Pending JP2005510219A (ja) 2001-11-30 2002-12-02 清掃グローブ、動物用グルーミンググローブとしての前記グローブの使用、および動物用グルーミングキット

Country Status (8)

Country Link
US (1) US20050229349A1 (ja)
EP (1) EP1448048B1 (ja)
JP (1) JP2005510219A (ja)
AT (1) ATE336164T1 (ja)
AU (1) AU2002364777A1 (ja)
CH (1) CH709837B1 (ja)
DE (1) DE50207881D1 (ja)
WO (1) WO2003045135A2 (ja)

Families Citing this family (23)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20050139165A1 (en) * 2003-12-29 2005-06-30 Behnke Wendy L. Shedding control device for animals
GB0427736D0 (en) * 2004-12-17 2005-01-19 Mars Uk Ltd Brain gym
DE202005017637U1 (de) * 2005-11-09 2007-01-18 Gischel, Katja Handgerät zur Reinigung von Tieren
JP2007151803A (ja) * 2005-12-05 2007-06-21 Three M Innovative Properties Co 払拭部材
US7251839B2 (en) * 2005-12-15 2007-08-07 Quickie Manufacturing Company Cleaning mitt
US20080098545A1 (en) * 2006-10-27 2008-05-01 Thomas Clyde Hatch Disposable sealed hygienic pad elements with floor mop head
US7979946B2 (en) * 2006-12-15 2011-07-19 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Polish and polishing mitts
WO2009086936A1 (de) * 2008-01-10 2009-07-16 Emile Nölting GmbH & Co. KG Reinigungstextil
US7886698B2 (en) * 2008-09-17 2011-02-15 Tina Leonard Animal calming device and methods thereof
US20100218326A1 (en) * 2009-02-27 2010-09-02 Yamaguchi Vickie L Multi-use cleaning glove
USD626711S1 (en) 2009-04-17 2010-11-02 Euro-Pro Operating Llc Shaggy fabric steam pocket for a steam appliance
WO2010132377A1 (en) * 2009-05-11 2010-11-18 Heetsmonete, Llc Portable pet bathing device
US20110155076A1 (en) * 2009-12-24 2011-06-30 Charette Patricia M Hand & leash covering
US20110197338A1 (en) * 2010-02-16 2011-08-18 Patricia Coyne Glove for drying hair (EHO 09204)
US20130104326A1 (en) * 2011-10-28 2013-05-02 Hopkins Manufacturing Corporation Cleaning Tool
US9764344B1 (en) 2012-08-14 2017-09-19 Antione Franklin Bottle and spray assembly
US20140130280A1 (en) * 2012-11-15 2014-05-15 Kevork Bouboushian Handy Wiping Tool
GB201300065D0 (en) * 2013-01-03 2013-02-20 Genus Plc The cleaning of body parts
US20170280794A1 (en) * 2016-04-01 2017-10-05 Steven C. Parrish Protective mitt for playing with animals
USD848101S1 (en) * 2016-07-10 2019-05-07 Sashi Maharaj Oven cleaner rod with micro fiber mitt
USD881472S1 (en) * 2019-10-04 2020-04-14 Zenith Innovation, Llc Cleaning mitt
US11383479B2 (en) 2020-03-24 2022-07-12 The Procter And Gamble Company Hair cleaning implement
US20240008450A1 (en) * 2020-08-16 2024-01-11 Instapurr, Llc Finger brush sleeve for pet grooming

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
BE536931A (ja) *
US3749064A (en) * 1972-04-17 1973-07-31 H Weinstein Apparatus for bathing dogs
US4254738A (en) * 1979-08-27 1981-03-10 Stanley Ada L No tangle pet brush
US4523348A (en) * 1984-04-30 1985-06-18 Petrie Colleen Y Nurse's mitt
US4670930A (en) * 1984-10-02 1987-06-09 Lu Ming Cleaning gloves
US4902283A (en) * 1988-05-11 1990-02-20 L.R.W. Enterprises, Inc. Absorbable cleaning mitt for wiping babies
US4980943A (en) * 1989-05-18 1991-01-01 Stockwell Group, Inc. Cleaning glove
AU1406592A (en) * 1991-05-02 1992-11-05 Minnesota Mining And Manufacturing Company Article for grooming animals
DE19514462A1 (de) * 1995-04-19 1996-10-24 Doris Weber Kraft-Putz-Handschuh
US20010047534A1 (en) * 2000-05-30 2001-12-06 Sandusky James S. Ergonomic utility hand mitt with pointed closed end

Also Published As

Publication number Publication date
US20050229349A1 (en) 2005-10-20
CH709837B1 (de) 2016-01-15
EP1448048B1 (de) 2006-08-16
ATE336164T1 (de) 2006-09-15
WO2003045135A3 (de) 2003-09-18
WO2003045135A2 (de) 2003-06-05
AU2002364777A1 (en) 2003-06-10
EP1448048A2 (de) 2004-08-25
DE50207881D1 (de) 2006-09-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2005510219A (ja) 清掃グローブ、動物用グルーミンググローブとしての前記グローブの使用、および動物用グルーミングキット
US7566671B2 (en) Cleaning or dusting pad
US6968808B2 (en) Multi-textured pet washing glove
AU2006244492C1 (en) Cleaning pad for wet, damp or dry cleaning
EP0945251B1 (en) Multi-ply cleaning sheet
US5609431A (en) Cleaning material with material supply
US20030049407A1 (en) Disposable cleaning sheets comprising a plurality of protrusions for removing debris from surfaces
US20060200927A1 (en) Disposable cleaning sheets comprising a plurality of protrusions for removing debris from surfaces
US20070212157A1 (en) Fringeless cleaning or dusting pad
US20130098381A1 (en) Soap pocket scrubber system
US20110088190A1 (en) Soap pouch for wrist-hugging mitt
US20070125310A1 (en) Grooming device for animals
US20070061986A1 (en) Mitt for removing lint and pet hair
US7647890B1 (en) Disposable non-woven pad and method for entrapping pet hair and dander
CN111936011B (zh) 诸如粉扑的制品
JP2003052600A (ja) 洗車用手袋
JPH068790Y2 (ja) 洗浄用具
JPS6327664Y2 (ja)
JP3115109U (ja) 洗髪用手袋
JPH11221184A (ja) 清掃用拭具
AU2011232788B2 (en) Cleaning pad
EP0512695A1 (en) Article for grooming animals
JP3117996U (ja) ゴミ除去用ブラシ
JP6995347B2 (ja) 皮革用ブラシ
JP2558633Y2 (ja) ブラシ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20051201

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081209

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090630