JP3128400U - 歯間磨き具 - Google Patents
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Abstract
【課題】本考案は、簡易かつ子供から大人まで口内を傷つける危険が無く安心して使用でき、磨きにくい歯間に蓄積された食べかす、歯垢等を簡易に除去でき、また一つの歯間磨き具で口内全体の歯間、歯を磨ききることができる歯間磨き具を提供することを目的とするものである。
【解決手段】歯間を磨く両端部2d、2eが先端に向かって細くなった狭幅部2cを有する薄手の生地でできた磨き部2と、前記磨き部2の一端部2dには先端に向け細い左摘み部2aを、前記磨き部2の他端部2eには先端に向け細い右摘み部2bを連接したことを特徴とする歯間磨き具1の構成とした。
【選択図】図1
【解決手段】歯間を磨く両端部2d、2eが先端に向かって細くなった狭幅部2cを有する薄手の生地でできた磨き部2と、前記磨き部2の一端部2dには先端に向け細い左摘み部2aを、前記磨き部2の他端部2eには先端に向け細い右摘み部2bを連接したことを特徴とする歯間磨き具1の構成とした。
【選択図】図1
Description
本考案は、磨きにくい歯間に蓄積された食べかす、歯垢等を安全かつ簡易に除去するための歯間磨き具に関する。
従来、歯間を磨くための用具としては、特許文献1に示すような、先端が尖った爪楊枝形式の、即ち、つまようじとして使用できるように先鋭に形成された棒状の握り部と、この握り部の後端部に固定された歯や歯茎を磨くことのできる布袋に収納された綿、外周部を糸で巻かれた綿、多孔質の合成樹脂等で形成された歯磨き体と、この歯磨き体に含浸させた歯磨き剤とからなることを特徴とする歯磨き具、また、弧状に湾曲したプラスチックの両端に数本の糸を張った歯間磨き用具があった。
実開平3−78516号公報
しかしながら、特許文献1に示すような爪楊枝形式の歯間磨き用具では、歯間から食べかすを掘り出すように使用するため、比較的大きな食べかすを取り出すことは容易であったが、細かい食べかす、歯垢まで完全に除去することは難しかった。
また、特許文献1の歯間磨き具のような爪楊枝方式のものは先端が尖っているため子供などには危険なものであり、大人であっても気をつけて使用しなければ口内に刺さる危険があるものであった。
一方、弧状に湾曲したプラスチックの両端に数本の糸を張った歯間磨き用具は、細かい食べかすまで除去することはできたが、使用する糸が弱い場合は口内全部の歯間磨きを一本で行う程強度が無く数本使用しなければならず、使用する糸が強い場合は、歯茎を傷つけてしまう恐れがあり、安心して使用できるものではなかった。また、ブリッジやインプラントなどを施した部分には、上部に隙間がなく、歯間磨き用具では歯間の隙間を磨くことはできなかった。
そこで、本考案は、簡易かつ子供から大人まで口内を傷つける危険が無く安心して使用でき、磨きにくい歯間に蓄積された食べかす、歯垢等を簡易に除去でき、また一つの歯間磨き具で口内全体の歯間、歯を磨ききることができる歯間磨き具を提供することを目的とするものである。
本考案は、上記の課題を解決するために、歯間を磨く両端部2d、2eが先端に向かって細くなった狭幅部2cを有する薄手の生地でできた磨き部2と、前記磨き部2の一端部2dには先端に向け細い左摘み部2aを、前記磨き部2の他端部2eには先端に向け細い右摘み部2bを連接したことを特徴とする歯間磨き具1の構成とし、歯間を磨く輪状の磨き部4と、前記磨き部4に鎖状に連結した糸体5とからなることを特徴とする歯間磨き具1aの構成とした。
本考案の歯間磨き具1は、磨き部2及び左右摘み部2a、2bを布、ガーゼ、不織布等の薄く、柔らかい生地で構成されているため子供から大人まで口内を傷つけることなく安心して使用できる。
また、磨き部2は、デンタルフロスなどの糸より丈夫なため、一つの歯間磨き具1で口内全体の歯間を磨くことができる。さらに、安価、かつ簡易に製造することができ、ディスポーザブルに使用できる。
一方、本考案の歯間磨き具1aは、磨き部4を輪状とし、その輪に鎖状に糸体5などの糸を連結する構成で、磨き部4は、磨き部2と同様丈夫で、かつ歯間に初めに通す部分を、糸状の輪とした糸体5を別体としたため、歯間にスムーズに歯間磨き具1aを通すことができる。従って、安全かつ簡易に使用できる。
子供から大人まで口内を傷つけることなく安心して歯間を磨くことができ、更に一つの歯間磨き具で口内全体の歯間、歯を磨くことができる歯間磨き具の提供という目的を、布、ガーゼ、不織布等の薄く、柔らかい生地で構成することによって実現した。
図1は、本考案である歯間磨き具の平面図である。図2は、本考案である歯間磨き具の側面図である。
本考案である歯間磨き具1は、磨き部2と、前記磨き部2の一端部2dに連接した左摘み部2aと、前記磨き部2の他端部2eに連接した右摘み部2bとからなる。
磨き部2は、歯間に通され、左右に動かすことにより、歯間に蓄積された食べかす、歯垢等を擦り取り、磨く部分である。その両端部2d、2eは、先端に向かって、テーパー状に先細り状に成形した狭幅部2cを形成するとよい。狭幅部2cを設けることにより、磨き部2が歯間に挿入し易くなり、歯間に挿入されても歯茎を傷つけず安全である。
磨き部2の素材としては、丈夫で、口内を傷つけない素材である布、ガーゼ、不織布等の薄く、柔らかい歯間に挿入できる薄手の生地等が望ましい。表面に凹凸を付けたソフトな薄い樹脂、ゴムなども使用できる。
左右摘み部2a、2bは、歯間に歯間磨き具1の磨き部2を挿入する挿入先端であり、磨き部2を歯間に挿入した後は、両手指で摘む部分である。左右摘み部2a、2bを摘み、前後、左右に磨き部2を動かすことにより、食べかす、歯垢を除去し、歯間、歯を磨くことができる。
左右摘み部2a、2bは、前記磨き部2の両端を紙撚り状に撚り、強く圧縮することで、磨き部2と一体として成形できる。また、糊などを含浸して、撚ってもよく、さらに圧縮し、歯間に挿入できる細さとする。なお、別体として、成形し糊、糸などで、磨き部2の両端部2d、2eに連結固定してもよい。左右摘み部2a、2bの両先端は、歯間に挿入できるよう細く成形することが望ましい。その素材は、磨き部2と同様である。
図3は、本考案である歯間磨き具の使用方法を示した図である。ここでは、下歯茎と、歯3aのみを示した口内3での動作方法を説明する。先ず、左右摘み部2a、2bの一方の先端を磨く部分の歯間に挿入する。次に、歯間から突出した何れか一方の左右摘み部2a、2bの先端を、挿入側と反対方向に引き抜くことで、磨き部2を目的の歯間に導入することができる。
その後、左右摘み部2a、2bを両手の指で摘み、磨き部2を歯に押圧し、左右摘み部2a、2bを交互に前後、左右に動かすことで、また、磨き部2を歯間中で上下に動かすことで、歯間、歯を磨くことができる。なお、磨き部2は、軟らかく、伸展性のある前記素材でできているため、左右摘み部2a、2bを引くことで、磨き部2は、細く伸び、歯茎と歯間にある隙間をうまく磨くことができる。
なお、歯間に一定の隙間があれば、左右摘み部2a、2bを歯間に挿入せず、歯上方より磨き部2を歯間に嵌め込み、前記磨き作業をすることで、歯間、及び底部隙間の両方を磨くことができる。
図4は、本考案である歯間磨き具の使用方法を示した図である。ここでは、ブリッジ3bの下方の三角隙間3cに歯間磨き具1を挿入し、磨き部2でブリッジ3bされた歯、インプラントされた歯を磨く方法を説明する。
三角隙間3cに、先ず、左右摘み部2a、2bの一方の先端を挿入し、三角隙間3cから突出した何れか一方の左右摘み部2a、2bの先端を、挿入側と反対方向に引き抜くことで、磨き部2を三角隙間3cに挿入することができる。
その後、左右摘み部2a、2bを両手の指で摘み、磨き部2を歯に押圧し、左右摘み部2a、2bを交互に前後、左右に動かすことで、また、磨き部2を三角隙間3c中で上下に動かすことで、三角隙間3cを形成する歯、ブリッジ3b側面を磨くことができる。
図5は、本考案である歯間磨き具の第2実施例の斜視図である。本考案である歯間磨き具1aは、歯間を磨く輪状の磨き部4と、前記磨き部4に鎖状に連結した糸体5とからなる。
磨き部4は、輪状に形成され、歯間に通され、左右に動かすことにより、歯間に蓄積された食べかす、歯垢等を擦り取り、磨く部分である。その素材は、前記磨き部2と同様、丈夫で、口内を傷つけない素材である布、ガーゼ、不織布等の薄く、柔らかい生地等が望ましく、表面に凹凸を付けたソフトな薄い樹脂、ゴムなども使用できる。
糸体5は、前記磨き部4に通され、結ばれ、鎖状に連結し、歯間磨き具1aの磨き部4を口内から歯間に挿入する挿入先端であり、磨き部4を歯間に挿入した後は、指で摘み、磨き部4を歯間から口外に引きぬくためのものである。糸体5の素材は、口内を傷つけない素材である天然素材の糸、釣り糸など細い糸などが使用でき、特にデンタルフロスが好適である。
糸体5を歯間に通し、磨き部4を歯間から引き抜く作業を複数回繰り返すことで、食べかす、歯垢を除去し、歯間、歯を磨くことができる。
図6は、本考案である歯間磨き具の第2実施例の使用方法を示した図である。図6(A)は、糸体5を口内3側から、歯間に通したときの図であり、図6(B)は、糸体5を口外に引き抜き、磨き部4が歯間を磨いているときの様子を示す図である。
図6(A)に示すように、本考案である歯間磨き具1aは、糸体5が細く、丈夫で、かつ安全な素材であるから、口内3側から歯間に通すことができ、図中矢印A方向であるある口外に引き抜くことで、磨き部4を容易に歯間に通すことができる。
また、図6(B)に示すように、さらに口外方向に糸体5を引くことで、磨き部4を歯間に容易に導き、食べかす、歯垢を三角隙間3dなどの歯間から除去し、歯を磨くことができる。このような作業を複数回繰り返し、同じ位置を磨けば、歯間、歯は十分きれいになる。
また、磨き部4は、軟らかく、伸展性のある前記素材でできているため、糸体5を引くことで、磨き部4は、細く伸び、歯茎と歯間にある三角隙間3dをうまく磨くことができる。
なお、歯間に一定の隙間があれば、歯間に糸体5を挿入せず、歯上方より磨き部2を歯間に嵌め込み、前記磨き作業をすることで、歯間、及び底部三角隙間3dを形成する歯3a側面の両方を磨くことができる。
1 歯間磨き具
1a 歯間磨き具
2 磨き部
2a 左摘み部
2b 右摘み部
2c 狭幅部
2d 端部
2e 端部
3 口内
3a 歯
3b ブリッジ
3c 三角隙間
3d 三角隙間
4 磨き部
5 糸体
1a 歯間磨き具
2 磨き部
2a 左摘み部
2b 右摘み部
2c 狭幅部
2d 端部
2e 端部
3 口内
3a 歯
3b ブリッジ
3c 三角隙間
3d 三角隙間
4 磨き部
5 糸体
Claims (2)
- 歯間を磨く両端部が先端部向かって細くなった狭幅部を有する薄手の生地でできた磨き部と、前記磨き部の一端部には先端に向け細い左摘み部を、前記磨き部の他端部には先端に向け細い右摘み部とを連接したことを特徴とする歯間磨き具。
- 歯間を磨く輪状の磨き部と、前記磨き部に鎖状に連結した糸体とからなることを特徴とする歯間磨き具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006008692U JP3128400U (ja) | 2006-10-25 | 2006-10-25 | 歯間磨き具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006008692U JP3128400U (ja) | 2006-10-25 | 2006-10-25 | 歯間磨き具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3128400U true JP3128400U (ja) | 2007-01-11 |
Family
ID=43279435
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006008692U Expired - Fee Related JP3128400U (ja) | 2006-10-25 | 2006-10-25 | 歯間磨き具 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3128400U (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2985557B2 (ja) | 1993-01-29 | 1999-12-06 | 日本ビクター株式会社 | サラウンド信号処理装置 |
JP6276420B1 (ja) * | 2016-09-20 | 2018-02-07 | 株式会社無有 | 歯間清掃用具 |
JP2019037724A (ja) * | 2017-08-23 | 2019-03-14 | 利江 青木 | 帯状伸縮環状デンタルフロス |
-
2006
- 2006-10-25 JP JP2006008692U patent/JP3128400U/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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