JP3034784U - クイックブラインド - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【課題】 窓ガラス、パーティションに自由に変化する
模様を創出できる機能を付加する。 【解決手段】 連続した模様や任意の図柄を印刷又は打
ち抜きしたガラス板、樹脂板、金属板、紙、布などを複
数枚重ね、重ね合わせた状態で板面、シートの１面に可
動機能を加え構成するクイックブラインド。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案は、パーティションなど間仕切り板、窓、覗き窓などに設定できる、 クイックブラインドに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来、例えば窓を設けるとき考えることは、大きさ、形状など周囲にマッチし たもの、そしてガラス、カーテンがあるが、特にガラスは透明、半透明、スリガ ラス以外変化のあるものが少なく、ガラス壁面が多用される近時、なにかガラス 面にもインテリア性のあるアクセントが欲しいものであり、またパーティション についても同様の課題が多々ある。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

この考案は、前記一例も含めて解決に寄与するものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

解決するための手段の一例を図で説明すると図１、図２は連続した白桝目（１ ）、黒桝目（２）の市松模様で、白桝目（１）を透明と想定しながら、図１を固 定、図１の各辺に図２の各辺を重ね合わせたとき、図パターンでは全面黒面とな る。図２を図１に重ねたまま、図２をゆっくり動かしたとき、動かす方向によっ て異なるが白黒の桝目が連続して多様に変化しながら全面黒面より市松模様に至 る。模様の変化は桝目１ヶの移動量内で見ることができる。

【０００５】

【作 用】

本案は、前記手段を利用したもので、印刷する模様の選択によって生じる変化 の状態は異なるが、一例として２枚の模様を印刷したガラス板を重ね合わせ、一 方を固定面とし、他方を僅かにずらすことで透明、不透明状態が生じカーテンを 兼ね、その僅かな動きのうちに連続して特異な幾多の模様も得られ、この微少な 動きの機構は構造的に簡単であり省エネでもある。

【０００６】

【実用例】

本案の実施に当たって、板面そのものがカーテンをも兼ね実用的であり、変化 過程に生じる特異な模様はファッション性があり、採光コントロールができブラ インドを兼ねるなど利用面に多様性がある。

【０００７】

【考案の効果】

例えば、窓そのものが窓としての機能をもちながら、インテリア性に富んだ壁 面装飾の一部になり、パーティションに利用したとき、時折り僅かな動きを加え ることで都度変化に富んだ模様を見ることができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】 模様の一例

【図２】 模様の一例

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】連続した模様や任意の図柄を印刷又は打ち
   抜きしたガラス板、樹脂板、金属板、紙、布など複数枚
   重ね、重ね合わせた状態で板面、シートの１面を可動構
   成することを特徴とするクイックブラインド。