JP3034761U - 乗客側エアバッグモジュール - Google Patents
乗客側エアバッグモジュールInfo
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- B60R21/16—Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags
- B60R21/20—Arrangements for storing inflatable members in their non-use or deflated condition; Arrangement or mounting of air bag modules or components
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 部品を削減し、エアバッグクッションの取付
構造を簡略化し、ダッシュボードの占有面積を低減でき
る乗客側エアバッグモジュールを提供する。 【解決手段】 エアバッグモジュール10は反応容器1
2とエアバッグクッション14と保持器16と膨張器1
8とを備える。反応容器12は、膨張器受容開口32を
画成する取付環30を底壁24に一体に備える。エアバ
ッグクッション14は口部46を画成する環状カラー4
4を備える。保持器16は、円筒スリーブ54の下端か
ら外方へ延びる保持環60を備える。環状カラー44
は、口部46を膨張器受容開口32に整合配置した状態
で、取付環30と保持環60との間に植込みボルト6
2、64を用いて固定挟持される。膨張器18は、膨張
ガスを放出する出口蓋80を保持器16の上壁56の開
口58を通してエアバッグクッション14内に延出させ
た状態で、保持器16の円筒スリーブ54に受容され
る。
構造を簡略化し、ダッシュボードの占有面積を低減でき
る乗客側エアバッグモジュールを提供する。 【解決手段】 エアバッグモジュール10は反応容器1
2とエアバッグクッション14と保持器16と膨張器1
8とを備える。反応容器12は、膨張器受容開口32を
画成する取付環30を底壁24に一体に備える。エアバ
ッグクッション14は口部46を画成する環状カラー4
4を備える。保持器16は、円筒スリーブ54の下端か
ら外方へ延びる保持環60を備える。環状カラー44
は、口部46を膨張器受容開口32に整合配置した状態
で、取付環30と保持環60との間に植込みボルト6
2、64を用いて固定挟持される。膨張器18は、膨張
ガスを放出する出口蓋80を保持器16の上壁56の開
口58を通してエアバッグクッション14内に延出させ
た状態で、保持器16の円筒スリーブ54に受容され
る。
Description
【0001】
本考案は、反応容器の底壁を貫通して延びる伸長形の膨張器と、膨張器及びエ アバッグクッションを反応容器に取付ける保持器とを組み込んだ乗客側エアバッ グモジュールに関する。
【0002】
一般に乗客側エアバッグモジュールは、エアバッグクッション、反応容器及び 膨張器を備える。乗客側エアバッグモジュールのエアバッグクッションは、着席 した乗客と乗物のダッシュボードとの間の空間が大きいので、運転者側エアバッ グモジュールに使用されるエアバッグクッションよりも大形である。また乗客側 のエアバッグクッションは、より多くの膨張ガスを要し、従ってより大形の膨張 器を必要とする。そのような膨張器は通常、膨張ガスを放出する複数の横穴を備 えた伸長形シリンダの形状を有する火工式膨張器として構成される。協働する反 応容器は、伸長形の上部開放槽の形状を実質的に備え、その槽の底に沿って膨張 器が取付けられる。エアバッグクッションは、エアバッグクッション内部への膨 張ガスを受取るように装備された口部を備える。反応容器の形状に起因して、エ アバッグクッションの口部の取付手段は幾分複雑な構成になっている。例えば取 付手段は、エアバッグクッションの口部の縁に沿って形成された管を備える場合 がある。この場合、管は、反応容器の側壁に押出成形されたスロット開口内に受 容され、係留ロッドが管及びスロット開口の内部に挿入されて、膨張ガスを受取 るべく口部を開放した状態に維持しつつエアバッグクッションを固定する。
【0003】 近年の複合膨張器には、やはり伸長円筒形の本体を備えたものがある。伸長円 筒形本体は、圧縮された不活性ガスを貯蔵するために使用される。複合膨張器は さらに、圧縮貯蔵された不活性ガスを膨張させてその圧力を上昇させる可燃性の 加熱手段と、膨張したガスを伸長円筒形本体の一端で放出する放出手段とを備え る。この種の膨張器の一例は、米国特許第 5,405,164号(1995年4月11日発行、 「自動車用エアバッグモジュールの複合膨張器保持」)に開示される。さらに、 圧縮ガスを単独で使用する膨張器も、しばしば伸長円筒形本体の一端に放出手段 を備える。一端に放出手段を備えた伸長円筒形の複合膨張器及び圧縮ガス膨張器 はいずれも、乗客側エアバッグモジュール用の典型的な槽形反応容器で使用され る。
【0004】
上記のような膨張器を、特にエアバッグクッションの取付けに関して構造を簡 略化した乗客側エアバッグモジュールにおいて使用することが所望されている。 また、乗客側エアバッグモジュールの寸法の削減により、特に乗物の乗員に対し て反応容器及びエアバッグクッションを提示するダッシュボードの面積が減少さ れるならば、この寸法削減は有益である。
【0005】 本考案の主目的は、乗客側エアバッグモジュールを提供することである。 本考案のもう1つの目的は、少数の比較的安価な部品から構成される乗客側エ アバッグモジュールを提供することである。 本考案のさらに他の目的は、エアバッグクッションの取付構造を簡略化した乗 客側エアバッグモジュールを提供することである。
【0006】 本考案のさらに他の目的は、エアバッグクッションへの膨張ガスの放出を効率 的に行う乗客側エアバッグモジュールを提供することである。 本考案のさらに他の目的は、コンパクトで、かつダッシュボード上で最低限の 表面積しか要しない乗客側エアバッグモジュールを提供することである。
【0007】
上記目的を達成するために、請求項1に記載の本考案は、上部開放形のエアバ ッグクッション貯蔵室を形成する側壁及び底壁を備え、膨張器受容開口を画成す る一体形の取付環を底壁に設けてなる反応容器と、上端及び下端を有した略円筒 スリーブ、円筒スリーブの上端から内方へ延びて開口を画成する上壁、並びに円 筒スリーブから外方へ延びて、円筒スリーブを反応容器の底壁の膨張器受容開口 から上方へ延出させた状態で反応容器の取付環に固定される保持環を備えた保持 器と、膨張可能な本体部、及び口部を画成する強化取付カラーを備え、取付カラ ーが、口部を反応容器の底壁の膨張器受容開口に整合配置した状態で、反応容器 の取付環と取付環に固定された保持器の保持環との間に挟持され、膨張可能な本 体部が折畳まれて、反応容器の開放上部からの展開のために反応容器のエアバッ グクッション貯蔵室に実質的に収納されるエアバッグクッションと、膨張ガスを 生成し、伸長円筒形の本体、及び本体の一端に設けられて膨張ガスを放出する出 口蓋を備え、出口蓋を保持器の上壁によって画成された開口を通して延出させた 状態で保持器に固定され、出口蓋に隣接した本体の一部分が保持器の円筒スリー ブに受容されるとともに、本体の一部分が反応容器の底壁の膨張器受容開口及び エアバッグクッションの口部を通って延びる膨張器とを具備したことを特徴とす る乗客側エアバッグモジュールを提供する。
【0008】 また請求項2に記載の本考案は、請求項1に記載の乗客側エアバッグモジュー ルにおいて、反応容器が一体形の単体構造からなるエアバッグモジュールを提供 する。 請求項3に記載の本考案は、請求項2に記載の乗客側エアバッグモジュールに おいて、反応容器が成形プラスチックから作成されるエアバッグモジュールを提 供する。
【0009】 請求項4に記載の本考案は、請求項2に記載の乗客側エアバッグモジュールに おいて、反応容器が略円筒形の側壁を備えるエアバッグモジュールを提供する。 請求項5に記載の本考案は、請求項4に記載の乗客側エアバッグモジュールに おいて、反応容器の略円筒形の側壁が底壁から開放上部まで外方に傾斜するエア バッグモジュールを提供する。
【0010】 請求項6に記載の本考案は、請求項4に記載の乗客側エアバッグモジュールに おいて、反応容器の側壁が外方に拡張されたリップを備え、エアバッグクッショ ン貯蔵室の開放上部を横断して延び、折畳まれたエアバッグクッションを展開前 に貯蔵室内に保持するシールをさらに具備したエアバッグモジュールを提供する 。
【0011】 請求項7に記載の本考案は、請求項1に記載の乗客側エアバッグモジュールに おいて、保持環が保持器の円筒スリーブの下端から径方向外方へ延出するエアバ ッグモジュールを提供する。 請求項8に記載の本考案は、請求項7に記載の乗客側エアバッグモジュールに おいて、取付環が反応容器の底壁の実質的全体を構成し、保持環が取付環を実質 的に被覆するエアバッグモジュールを提供する。
【0012】 請求項9に記載の本考案は、請求項8に記載の乗客側エアバッグモジュールに おいて、保持環の周縁が上方に拡張されて、反応容器の底壁から側壁に至る湾曲 推移部に隣接配置されるエアバッグモジュールを提供する。 請求項10に記載の本考案は、請求項7に記載の乗客側エアバッグモジュール において、保持器の円筒スリーブが膨張器の伸長円筒形の本体の長さの少なくと も25%を受容かつ包囲するエアバッグモジュールを提供する。
【0013】 請求項11に記載の本考案は、請求項10に記載の乗客側エアバッグモジュー ルにおいて、膨張器が膨張器の出口蓋と保持器の上壁との間の溶接により保持器 に固定されるエアバッグモジュールを提供する。 請求項12に記載の本考案は、請求項1に記載の乗客側エアバッグモジュール において、膨張器が膨張器の出口蓋と保持器の上壁との間の溶接により保持器に 固定されるエアバッグモジュールを提供する。
【0014】 請求項13に記載の本考案は、請求項1に記載の乗客側エアバッグモジュール において、エアバッグクッションの取付カラーが、取付カラーを保持環と取付環 との間に挟持する前に保持環を受け入れるための少なくとも1つのスリットを備 えるエアバッグモジュールを提供する。 請求項14に記載の本考案は、請求項13に記載の乗客側エアバッグモジュー ルにおいて、取付カラーの周縁部が反応容器の膨張器受容開口を通って延び、反 応容器と膨張器の本体との間に緩衝を付与するエアバッグモジュールを提供する 。
【0015】 請求項15に記載の本考案は、請求項1に記載の乗客側エアバッグモジュール において、取付カラーの周縁部が反応容器の膨張器受容開口を通って延び、反応 容器と膨張器の本体との間に緩衝を付与するエアバッグモジュールを提供する。 請求項16に記載の本考案は、請求項1に記載の乗客側エアバッグモジュール において、保持器が取付環に固定され、取付カラーが、保持環から延びて取付カ ラー及び取付環の穴を貫通する複数のスタッドとそれらスタッドに取付けられる 締着具とによって、保持環と取付環との間に挟持されるエアバッグモジュールを 提供する。
【0016】 請求項17に記載の本考案は、請求項16に記載の乗客側エアバッグモジュー ルにおいて、スタッドがねじ部を有し、締着具がナットであるエアバッグモジュ ールを提供する。 請求項18に記載の本考案は、請求項16に記載の乗客側エアバッグモジュー ルにおいて、スタッドの幾つかが他のスタッドよりも長く、長い方のスタッドが 乗物の支持パネルを貫通して延びて、エアバッグモジュールを支持パネルに取付 けるエアバッグモジュールを提供する。
【0017】 さらに、請求項19に記載の本考案によれば、上部開放形のエアバッグクッシ ョン貯蔵室を協働して形成する略円筒形の側壁及び底壁を備え、側壁を底壁から 開放上部まで外方に傾斜させるとともに、膨張器受容開口を画成する環状の取付 環を底壁に設けてなる一体形の単体反応容器と、上端及び下端を有した略円筒ス リーブ、円筒スリーブの上端から内方へ延びて開口を画成する上壁、並びに円筒 スリーブの下端から外方へ延び、取付環と実質的同一の径を有した保持環を備え 、保持環が、保持環から延びて取付環に設けられた複数の穴を貫通する相互離間 配置の複数のスタッドにより、円筒スリーブを反応容器の底壁の膨張器受容開口 から上方へ延出させた状態で反応容器の取付環に固定される保持器と、膨張可能 な本体部、及び口部を画成する強化取付カラーを備え、取付カラーが、反応容器 の取付環と取付環に固定された保持器の保持環との間に挟持されるとともに、取 付環と保持環との間に挟持される前に保持環を受け入れるための少なくとも1つ のスリットを備え、取付カラーに、スタッドを挿入する複数の穴が設けられ、膨 張可能な本体部が折畳まれて、反応容器の開放上部からの展開のために反応容器 のエアバッグクッション貯蔵室に実質的に収納されるエアバッグクッションと、 膨張ガスを生成し、伸長円筒形の本体、及び本体の一端に設けられて膨張ガスを 放出する出口蓋を備え、出口蓋が、保持器の上壁によって画成された開口を通し て延出されるとともに保持器の上壁に溶接され、出口蓋に隣接した本体の一部分 が保持器の円筒スリーブに受容支持され、本体が反応容器の底壁の膨張器受容開 口及びエアバッグクッションの口部を通って延びて、本体の他の部分が反応容器 の該底壁から延出される膨張器とを具備したことを特徴とする乗客側エアバッグ モジュールが提供される。
【0018】 請求項20に記載の本考案は、請求項19に記載の乗客側エアバッグモジュー ルにおいて、取付カラーの周縁部が反応容器の膨張器受容開口を通って延び、反 応容器と膨張器の本体との間に緩衝を付与するエアバッグモジュールを提供する 。
【0019】
以下、添付図面を参照して、本考案をその実施形態に基づき詳細に説明する。 全図面を通して、同一の参照符号は同一の構成要素を示す。 図1〜図3を参照すると、本考案の一実施形態によるエアバッグモジュール1 0は、反応容器12と、エアバッグクッション14と、保持器16と、膨張器1 8とを備える。エアバッグモジュール10は、後述するように乗物の支持パネル 20に取付けられる。
【0020】 エアバッグモジュール10の反応容器12は、略円筒形の側壁22と、湾曲推 移部26を介して側壁22に連結される底壁24とを備える。側壁22は、図3 に示すように円形断面形状を有し、底壁24から拡張リップ28へと外側へ傾斜 して延びる。底壁24は取付環30を一体的に構成し、取付環30は膨張器受容 開口32を囲繞画成する。取付環30にはさらに、互いに離間配置されて膨張器 受容開口32を取囲む6個の穴34が設けられる。反応容器12はプラスチック 材料から成形されることが好ましい。反応容器12は、エアバッグクッション1 4を収容する上部開放形の貯蔵室40を画成する。
【0021】 エアバッグクッション14は、布帛製の本体部42と、導入口部46を画成す る強化取付カラーである環状カラー44とを備える。エアバッグクッション14 の本体部42は、導入口部以外の部分では閉鎖されており、その内部に放出され たガスによって膨張可能となっている。環状カラー44には、取付環30の各穴 34に整合する位置に互いに離間配置された6個の穴48が設けられる。環状カ ラー44は、導入口部46を膨張器受容開口32に重ね合わせた状態で、取付環 30に支持される。図2に示すように、環状カラー44の内周縁50は、膨張器 受容開口32を通って延び、取付環30の内縁を被覆する。
【0022】 図1に示すように保持器16は、円筒スリーブ54と、円筒スリーブ54から 内方へ延びて開口58を画成する上壁56とを備える。円筒スリーブ54の下端 からは、外方へ保持環60が延長される。保持環60は、保持環から下方へ延び る複数のスタッドを装備する。それらスタッドは、環状カラー44を取付環30 に固定するために使用され、それによりエアバッグクッション14が反応容器1 2内に取付けられる。より詳細には保持環60は、スタッドとして3個の短い植 込みボルト62と3個の長い植込みボルト64とを、保持環60の周方向へ相互 離間した交互配置で、かつ環状カラー44の複数の穴48及び取付環30の複数 の穴34に対応する位置に備える。図2に示すように、短い植込みボルト62の 各々は、締着具であるナット66に螺着され、ナット66を締めることにより環 状カラー44が取付環30と保持環60との間に固定挟持される。他方、長い植 込みボルト64の各々は、乗物の支持パネル20に設けた穴を貫通して延び、締 着具であるナット68によって固定される。それによりナット68は、やはりエ アバッグクッション14の環状カラー44を取付環30と保持環60との間に固 定挟持するとともに、エアバッグモジュール10を乗物の支持パネル20に固定 する。図1及び図2に示すように、乗物の支持パネル20には3つの穴70が設 けられ、それら穴70に、ナット68によって固定される長い植込みボルト64 が受容される。乗物の支持パネル20にはさらに3個の凹部72が設けられ、そ れら凹部72が短い植込みボルト62とそのナット66とを収容する。
【0023】 図示の好適な実施形態では、取付環30は、反応容器12の底壁24の実質的 全体を構成する。それと共に保持環60は、反応容器12の側壁22まで延び、 その拡張された周縁61が、反応容器12の側壁22と底壁24との間の湾曲推 移部26に合致した形状を有する。しかし他の実施形態では、より低い高さとよ り大きな径とを有し、かつ底壁のより小さな部分が取付環として形成される反応 容器を使用することもできる。また反応容器は、楕円や矩形の輪郭を有すること もできる。
【0024】 エアバッグモジュール10の膨張器18は、円筒側壁76と上端壁78とを有 した本体74を備える。上端壁78には出口蓋80が固着され、出口蓋80には 、膨張器18によって生成された膨張ガスを放出するための複数の放出口82が 設けられる。 本体74の上方部分は、円筒側壁76が円筒スリーブ54に密に受容されると ともに上端壁78が上壁56に当接された状態で、保持器16に収容される。出 口蓋80は上壁56の開口58を通って延びる。上壁58と出口蓋80とは一体 に溶接(符号84で示す)され、それにより膨張器18と保持器16とが一体に 固定される。膨張器18の本体74の長さの約25〜50%が円筒スリーブ54 に受容される。図示のエアバッグモジュール10では40%が受容される。この ようにして、出口蓋80の複数の放出口82は、エアバッグクッション14の本 体部42の内側に配置され、それにより膨張器18は膨張ガスをエアバッグクッ ション14の内部に放出できる。取付環30を貫通して延びる環状カラー44の 内周縁50は、膨張器18の円筒側壁76に対して位置決めされ、円筒側壁76 のきしみやがたつきを吸収する緩衝として作用する。
【0025】 エアバッグモジュール10を組立てる際には、まず膨張器18を保持器16に 挿入し、出口蓋80と保持器16の上壁56とを一体に溶接(図2に符号84で 示す)する。エアバッグクッション14の環状カラー44には2つのスリット8 6、88が設けられ、それにより保持器16、特に保持環60を、環状カラー4 4を通してエアバッグクッション14の本体部42内に挿入できる。保持環60 には複数の植込みボルト62、64が予め取付けられており、それら植込みボル ト62、64を環状カラー44の複数の穴48に挿入する。次に、膨張器18の 円筒形の本体74を反応容器12の膨張器受容開口32に挿入して、環状カラー 44及び保持環60を取付環30に載せるとともに、複数の植込みボルト62、 64を取付環30の複数の穴34に挿通する。次いでナット66を短い植込みボ ルト62に螺着し、エアバッグモジュール10の構成要素群を一体に固定する。
【0026】 エアバッグクッション14の本体部42を折畳んで貯蔵室40に収納し、箔又 はプラスチック製のシール90を、反応容器12の開放上部を覆って被着する。 それにより、エアバッグクッション14を貯蔵室40内で折畳み状態に保持する とともに、エアバッグクッション14を破片等から保護する。 3個の長い植込みボルト64を乗物の支持パネル20に設けた穴70の各々に 挿入し、ナット68によりエアバッグモジュール10を支持パネル20に固定す ることにより、エアバッグモジュール10が乗物に搭載される。乗物の支持パネ ル20は、支材92を介して乗物の構造部材に固定され、それによりエアバッグ モジュール10がエアバッグクッション14の展開に適した位置に配置される。
【0027】 エアバッグモジュール10は、衝突センサの感知時に、膨張器18が出口蓋8 0の複数の放出口82を通して膨張ガスを供給することにより作動して、エアバ ッグクッション14を膨張させる。シール90は容易に破裂して、エアバッグク ッション14の展開を可能にする。 エアバッグモジュール10は、以下のような多くの有利な特徴を有する。エア バッグモジュール10は、容易に一体に組立てられる比較的少数の部品から構成 される。特にエアバッグクッション14は、反応容器12に容易かつ確実に取付 けられる。エアバッグモジュール10はまた、エアバッグクッションを展開する 乗物のダッシュボードの前方面積を最小限にする。その結果ダッシュボードに、 グローブボックス、ヒータ及びエアコンディショナ用の吹出口、無線制御機器等 の、他の所望の自動車構成要素を配備できるようになる。
【図1】本考案の実施形態によるエアバッグモジュール
の一部切欠分解斜視図である。
の一部切欠分解斜視図である。
【図2】図1のエアバッグモジュールの一部断面側面図
である。
である。
【図3】図2の線3−3に沿って示す図1のエアバッグ
モジュールの断面図である。
モジュールの断面図である。
10…エアバッグモジュール 12…反応容器 14…エアバッグクッション 16…保持器 18…膨張器 20…支持パネル 22…側壁 24…底壁 30…取付環 32…膨張器受容開口 42…本体部 44…環状カラー 46…導入口部 54…円筒スリーブ 60…保持環 62、64…植込みボルト 80…出口蓋 86、88…スリット 90…シール
Claims (20)
- 【請求項1】 上部開放形のエアバッグクッション貯蔵
室を形成する側壁及び底壁を備え、膨張器受容開口を画
成する一体形の取付環を該底壁に設けてなる反応容器
と、 上端及び下端を有した略円筒スリーブ、該円筒スリーブ
の上端から内方へ延びて開口を画成する上壁、並びに該
円筒スリーブから外方へ延びて、該円筒スリーブを前記
反応容器の前記底壁の前記膨張器受容開口から上方へ延
出させた状態で該反応容器の前記取付環に固定される保
持環を備えた保持器と、 膨張可能な本体部、及び口部を画成する強化取付カラー
を備え、該取付カラーが、該口部を前記反応容器の前記
底壁の前記膨張器受容開口に整合配置した状態で、該反
応容器の前記取付環と該取付環に固定された前記保持器
の前記保持環との間に挟持され、該膨張可能な本体部が
折畳まれて、該反応容器の開放上部からの展開のために
該反応容器の前記エアバッグクッション貯蔵室に実質的
に収納されるエアバッグクッションと、 膨張ガスを生成し、伸長円筒形の本体、及び該本体の一
端に設けられて膨張ガスを放出する出口蓋を備え、該出
口蓋を前記保持器の前記上壁によって画成された前記開
口を通して延出させた状態で該保持器に固定され、該出
口蓋に隣接した該本体の一部分が該保持器の前記円筒ス
リーブに受容されるとともに、該本体の一部分が前記反
応容器の前記底壁の前記膨張器受容開口及び前記エアバ
ッグクッションの前記口部を通って延びる膨張器、とを
具備したことを特徴とする乗客側エアバッグモジュー
ル。 - 【請求項2】 前記反応容器が一体形の単体構造からな
る請求項1に記載の乗客側エアバッグモジュール。 - 【請求項3】 前記反応容器が成形プラスチックから作
成される請求項2に記載の乗客側エアバッグモジュー
ル。 - 【請求項4】 前記反応容器が略円筒形の側壁を備える
請求項2に記載の乗客側エアバッグモジュール。 - 【請求項5】 前記反応容器の前記略円筒形の側壁が前
記底壁から前記開放上部まで外方に傾斜する請求項4に
記載の乗客側エアバッグモジュール。 - 【請求項6】 前記反応容器の前記側壁が外方に拡張さ
れたリップを備え、前記エアバッグクッション貯蔵室の
前記開放上部を横断して延び、折畳まれた前記エアバッ
グクッションを展開前に該貯蔵室内に保持するシールを
さらに具備した請求項4に記載の乗客側エアバッグモジ
ュール。 - 【請求項7】 前記保持環が前記保持器の前記円筒スリ
ーブの前記下端から径方向外方へ延出する請求項1に記
載の乗客側エアバッグモジュール。 - 【請求項8】 前記取付環が前記反応容器の前記底壁の
実質的全体を構成し、前記保持環が該取付環を実質的に
被覆する請求項7に記載の乗客側エアバッグモジュー
ル。 - 【請求項9】 前記保持環の周縁が上方に拡張されて、
前記反応容器の前記底壁から前記側壁に至る湾曲推移部
に隣接配置される請求項8に記載の乗客側エアバッグモ
ジュール。 - 【請求項10】 前記保持器の前記円筒スリーブが前記
膨張器の前記伸長円筒形の本体の長さの少なくとも25
%を受容かつ包囲する請求項7に記載の乗客側エアバッ
グモジュール。 - 【請求項11】 前記膨張器が該膨張器の前記出口蓋と
前記保持器の前記上壁との間の溶接により該保持器に固
定される請求項10に記載の乗客側エアバッグモジュー
ル。 - 【請求項12】 前記膨張器が該膨張器の前記出口蓋と
前記保持器の前記上壁との間の溶接により該保持器に固
定される請求項1に記載の乗客側エアバッグモジュー
ル。 - 【請求項13】 前記エアバッグクッションの前記取付
カラーが、該取付カラーを前記保持環と前記取付環との
間に挟持する前に該保持環を受け入れるための少なくと
も1つのスリットを備える請求項1に記載の乗客側エア
バッグモジュール。 - 【請求項14】 前記取付カラーの周縁部が前記反応容
器の前記膨張器受容開口を通って延び、該反応容器と前
記膨張器の前記本体との間に緩衝を付与する請求項13
に記載の乗客側エアバッグモジュール。 - 【請求項15】 前記取付カラーの周縁部が前記反応容
器の前記膨張器受容開口を通って延び、該反応容器と前
記膨張器の前記本体との間に緩衝を付与する請求項1に
記載の乗客側エアバッグモジュール。 - 【請求項16】 前記保持器が前記取付環に固定され、
前記取付カラーが、前記保持環から延びて該取付カラー
及び該取付環の穴を貫通する複数のスタッドとそれらス
タッドに取付けられる締着具とによって、該保持環と該
取付環との間に挟持される請求項1に記載の乗客側エア
バッグモジュール。 - 【請求項17】 前記スタッドがねじ部を有し、前記締
着具がナットである請求項16に記載の乗客側エアバッ
グモジュール。 - 【請求項18】 前記スタッドの幾つかが他の該スタッ
ドよりも長く、長い方の該スタッドが乗物の支持パネル
を貫通して延びて、エアバッグモジュールを該支持パネ
ルに取付ける請求項16に記載の乗客側エアバッグモジ
ュール。 - 【請求項19】 上部開放形のエアバッグクッション貯
蔵室を協働して形成する略円筒形の側壁及び底壁を備
え、該側壁を該底壁から開放上部まで外方に傾斜させる
とともに、膨張器受容開口を画成する環状の取付環を該
底壁に設けてなる一体形の単体反応容器と、 上端及び下端を有した略円筒スリーブ、該円筒スリーブ
の上端から内方へ延びて開口を画成する上壁、並びに該
円筒スリーブの下端から外方へ延び、前記取付環と実質
的同一の径を有した保持環を備え、該保持環が、該保持
環から延びて該取付環に設けられた複数の穴を貫通する
相互離間配置の複数のスタッドにより、該円筒スリーブ
を前記反応容器の前記底壁の前記膨張器受容開口から上
方へ延出させた状態で該反応容器の該取付環に固定され
る保持器と、 膨張可能な本体部、及び口部を画成する強化取付カラー
を備え、該取付カラーが、前記反応容器の前記取付環と
該取付環に固定された前記保持器の前記保持環との間に
挟持されるとともに、該取付環と該保持環との間に挟持
される前に該保持環を受け入れるための少なくとも1つ
のスリットを備え、該取付カラーに、前記スタッドを挿
入する複数の穴が設けられ、該膨張可能な本体部が折畳
まれて、該反応容器の前記開放上部からの展開のために
該反応容器の前記エアバッグクッション貯蔵室に実質的
に収納されるエアバッグクッションと、 膨張ガスを生成し、伸長円筒形の本体、及び該本体の一
端に設けられて膨張ガスを放出する出口蓋を備え、該出
口蓋が、前記保持器の前記上壁によって画成された前記
開口を通して延出されるとともに該保持器の該上壁に溶
接され、該出口蓋に隣接した該本体の一部分が該保持器
の前記円筒スリーブに受容支持され、該本体が前記反応
容器の前記底壁の前記膨張器受容開口及び前記エアバッ
グクッションの前記口部を通って延びて、該本体の他の
部分が該反応容器の該底壁から延出される膨張器、とを
具備したことを特徴とする乗客側エアバッグモジュー
ル。 - 【請求項20】 前記取付カラーの周縁部が前記反応容
器の前記膨張器受容開口を通って延び、該反応容器と前
記膨張器の前記本体との間に緩衝を付与する請求項19
に記載の乗客側エアバッグモジュール。
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