JP3047916U - エアバッグ装置、エアバッグ膨張器組立体、及び、膨張器及びクッションの双方を保持するための保持装置 - Google Patents

エアバッグ装置、エアバッグ膨張器組立体、及び、膨張器及びクッションの双方を保持するための保持装置

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ストレー ジェイ.カーク
ピー.ジョーダン マイケル
ケー.オルソン ブレント
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オートリブ エーエスピー,インコーポレイティド
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    • B60R21/16Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags
    • B60R21/20Arrangements for storing inflatable members in their non-use or deflated condition; Arrangement or mounting of air bag modules or components
    • B60R21/217Inflation fluid source retainers, e.g. reaction canisters; Connection of bags, covers, diffusers or inflation fluid sources therewith or together
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 エアバッグクッションを取り付けるための装
置ハウジングを必要とすることなく、自動車内にエアバ
ッグクッションとエアバッグ膨張器組立体とを取り付け
るための膨張器及びクッション保持装置を提供するこ
と。 【解決手段】 凹状部材30に膨張器16が受け入れら
れ、膨張器の第1端部22が持ち上がることを防止する
ために、膨張器の取り付けスタッド28を受け入れるた
めの端部壁42に形成された開口部50と、開口端部4
0近傍において一方の側部32から延在する第1アーム
54及び他方の側部34から延在する第2アーム56と
を、膨張器の第2端部24が持ち上がることを防止する
ように共に固定する手段58,60と、開口端部から膨
張器が滑る出ることを防止する手段62と、乗物内に膨
張器及びクッション保持装置と膨張器とを取り付けるた
めに凹状部材から延在する取り付け部64、とを具備す
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、エアバッグ装置に関する。より詳細には、本考案は、車両内のエア バッグ膨張器とエアバッグクッションとを有する側面衝突用エアバッグ装置を取 り付けるための膨張器及びクッション保持装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
エアバッグ装置は、自動車が衝突に出くわす時に塔乗車の体を物理的に制止さ せるために、膨張したエアバッグクッションをもたらすことによって損傷に対し て搭乗者を保護するための自動車に使用される膨張可能な制止装置の一部である 。その名前からして、側面衝突用エアバッグ装置は、自動車の側面への衝突に対 して搭乗者を保護するものであり、一般的に、搭乗者と搭乗者近くの自動車の側 面との間に大体において位置されている。側面衝突用エアバッグ装置は、自動車 の座席内、座席の外側、サイドドア、又はサイドピラーに取り付けられるために 、側面衝突用エアバッグ装置の大きさは、最小限に維持されなければならない。
【0003】 このエアバッグ装置は、一般的に、反応容器内に含まれるエアバッグクッショ ンと膨張器とを有している。この膨張器は、複数のガス排出口を区画形成し、ガ ス発生材を含み、このガス発生材は、離間した衝突センサによって起爆される時 に、エアバッグクッションを膨張するための膨張ガスを提供するものである。こ の膨張器は、さらに、ガス発生材を取り囲むフィルタ材料を有している。理想的 には、ガス排出口は、均一の押圧力を達成するために、膨張器の全ての側面に配 置されており、こうして、ガス発生材からの膨張ガスは、フィルタ材料の大きな 表面積を通過することができる。このエアバッグクッションは、開口する補強さ れた口部を有し、この口部がガス排出口を覆って位置するように膨張器に隣接す る容器へ固定されている。このエアバッグクッションは、例えば、ボルト又は滑 りロッドのような固定具を使用して固定されている。
【0004】 一般的なエアバッグクッションは、エアバッグクッションを取り付ける分割装 置ハウジングを有するために、エアバッグ装置は、側面衝突用エアバッグ装置に とって好ましい以上の多くの部品を必要とする。エアバッグクッションを取り付 けるための装置ハウジングの必要性を無くす自動車内にエアバッグ膨張器とエア バッグクッションとを取り付けるための保持装置を提供することは、有益で望ま しい。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
従って、本考案の目的は、自動車内にエアバッグクッションとエアバッグ膨張 器とを有するエアバッグ装置を取り付けるための膨張器及びクッション保持装置 を提供することである。
【0006】 本考案のさらなる目的は、エアバッグクッション内に膨張器を取り付けるのに 適した膨張器及びクッション保持装置を提供することである。
【0007】 本考案のさらなる目的は、エアバッグ膨張器を出る膨張ガスのためのディフュ ーザとして機能する膨張器及びクッション保持装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案により、第1端部から第2端部へ延在する細長い側壁を有するエアバッ グの膨張器を取り付けるための膨張器及びクッション保持装置が提供される。こ の膨張器及びクッション保持装置は、エアバッグの膨張器を受け入れ支持するた めの細長い凹状部材を具備している。この凹状部材は、二つの対向する側部と、 底部とを有し、端部壁から開口端部へ延在している。開口部が、凹状部材内に膨 張器を支持して凹状部材から膨張器の第1端部が持ち上がることを防止するため に、膨張器の第1端部から延在する取り付けスタッドを受け入れるように端部壁 に形成されている。凹状部材の第2端部又はその近傍において、第1アームが、 凹状部材の一方の側部から延在し、第2アームが、全体的に第1アームに対向し て凹状部材の他方の側部から延在する。これらのアームは、膨張器の上側で曲げ られて重ねられる大きさである。凹状部材から膨張器の第2端部が持ち上がるこ とを防止するために、第1アーム及び第2アームを共に固定するための手段が設 けられる。少なくとも一つの取り付け部が、エアバッグのクッションを有するエ アバッグ装置の一部として自動車内に膨張器及びクッション保持装置と膨張器と を取り付けるために凹状部材から延在している。
【0009】 本考案の一つの態様により、膨張器及びクッション保持装置は、さらに、凹状 部材の開口端部から膨張器が滑り出ることを防止するための手段を有している。 この手段は、端部壁及び膨張器の取り付けスタッドの一方に少なくとも一つの歯 部として設けられる。
【0010】 本考案のもう一つの態様により、膨張器の取り付けスタッドを受け入れるため に端部壁に形成された開口部は、凹状部材から膨張器の側壁を離間して支持する ように位置している。スペーサが、凹状部材内に側部から離間して膨張器の第2 端部を支持する。さらに、このスペーサは、凹状部材の側部から膨張器の側壁を 離間させるように、開口端部近傍において全体的に凹状部材から内方向に延在す る少なくとも一つのリブとして設けられている。
【0011】 本考案のもう一つの態様により、エアバッグ膨張器組立体が提供される。この 組立体は、第1端部から第2端部へ延在する細長い側壁及び第1端部から延在す る取り付けスタッドを有するエアバッグの膨張器と、膨張器を取り付けるための 前述のような膨張器及びクッション保持装置とを具備する。
【0012】 本考案のもう一つの態様により、エアバッグ装置が提供される。このエアバッ グ装置は、前述のエアバッグ膨張器組立体を覆う膨張可能なエアバッグクッショ ンを具備し、このエアバッグクッションは、エアバッグ膨張器組立体がエアバッ グクッション内に受け入れられて乗物にエアバッグクッションを取り付けるよう に、凹状部材から延在する少なくとも一つのスタッドがエアバッグクッションを 貫通することを可能とするように、少なくとも一つの孔が形成されている。
【0013】 さらなる目的、特徴、利点、及び態様と共に本考案は、添付図面に関しての以 下の記述から明確に理解される。全ての図面において、同じ参照番号は同じ要素 を示している。
【0014】
【考案の実施の形態】
先ず、図3を参照すると、本考案は、参照番号10によって全体的に表された エアバッグ装置に向けられている。このエアバッグ装置10は、従来において公 知なものであり、膨張可能な制止装置の一部として自動車に使用されるものであ り、膨張可能なエアバッグクッション12とエアバッグ膨張器組立体14とを具 備している。このエアバッグ膨張器組立体は、エアバッグ膨張器16と、膨張器 及びクッション保持装置18とを有している。
【0015】 さらに図2に示されているように、エアバッグ膨張器16は、第1端部22か ら第2端部24へ延在する細長い筒状側壁20を有し、この筒状側壁は複数のガ ス排出口26を区画形成している。従来において公知であるように、エアバッグ 膨張器16は、起動時に、エアバッグクッション12を膨張させるためにガス排 出口26を通りエアバッグ膨張器を出る膨張ガスを放出するガス発生装置を有し ている。平らな取り付けスタッド28は、膨張器16の第1端部22から延在し ている。エアバッグ膨張器16の取り付けスタッド28、側壁20、及びガス排 出口26だけは、本考案に関係し、詳細に説明される。
【0016】 膨張器及びクッション保持装置18は、エアバッグ膨張器16の側壁20を受 け入れて支持する細長い凹状部材30を有している。この凹状部材30は、底部 36から上方向に延在する二つの対向する側部32,34と、第1開口端部38 を閉鎖する端部壁42とを有している。この凹状部材30は、第1開口端部38 から第2開口端部40へ延在している。この凹状部材30及び端部壁42は、例 えば、鋼のような適当な材料の単一の平らな部材から切断され、次に、最終形状 へ曲げられることができる。端部壁42は、凹状部材30の側部32,34によ って区画形成された二つの小さな穴部47,48を通り延在する二つのタブ44 ,45を有し、これらのタブは、凹状部材30の第1開口端部38を覆う端部壁 42を固定するために折り返される。
【0017】 全体的に矩形の開口部50が、端部壁42に区画形成され、凹状部材30から 膨張器の第1端部22が外れることを防止するために、エアバッグ膨張器16の 平らな取り付けスタッド28を受け入れる。取り付けスタッド28及び開口部5 0は、択一的に、筒状及び円形、又は他の適当な形状とすることができる。開口 部50は、膨張器16の側壁20が凹状部材30の側部32,34及び底部36 から離間するように配置される。リブ52を具備するスペーサが、凹状部材30 から内側に延在し、第2開口端部40から側部32に沿って底部36を横断し第 2開口端部40へ他の側部34に沿って延在している。リブ52は、膨張器16 の側壁20を凹状部材30の側部及び底部から離間させ、択一的に、一つ以上の リブ又は窪みを具備することができる。凹状部材30から離間する膨張器16の 側壁20は、膨張ガスが実質的に全ての塞がれていない複数のガス排出口26を 出ることを可能とする。それにより、膨張器及びクッション保持装置18は、膨 張器16からの均一の押圧力を提供し、膨張器に含まれるフィルタ材料(図示せ ず)を通して膨張ガスの最も効率的な散布を可能とする。
【0018】 図1に示すように、第1アーム54は凹状部材30の側部32から一体に延在 し、第2アーム56は第1アームと全体的に対向して凹状部材の他の側部34か ら一体に延在している。これらのアームは、凹状部材の第2開口端部40近傍に 位置している。タブ60が第1アームから延在し、穴部58が第2アームに区画 形成されている。図2及び3に示すように、第1及び第2アーム54,56は、 エアバッグ膨張器16の側壁20の上側で曲げられて重ねられる。第1アーム5 4及び第2アーム56を共に固定して凹状部材30から膨張器16の第2端部2 4が外れることを防止する手段は、第2アームの穴部58を通り延在して折り返 される第1アームのタブ60を具備している。
【0019】 凹状部材30の第2開口端部40からエアバッグ膨張器16が滑り出ることを 防止する手段は、端部壁42によって区画形成された開口部50内へ凹状部材3 0の端部壁42から一体に延在する複数の歯部62を具備している。この歯部6 2は、エアバッグ膨張器16の取り付けスタッド28が開口部50内へ挿入され る時に取り付けスタッド28に係合し、開口部50内に取り付けスタッド28を 固定する。
【0020】 スタッド64を具備する四つの取り付け部は、全体的に、自動車内にエアバッ グ装置10を取り付けるために、凹状部材30から横断方向及び外方向に延在す る。これらのスタッド64は、溶接又は他の適当な方法によって凹状部材30へ 固定されている。図3に示すように、図2のエアバッグ膨張器組立体14は、膨 張可能なエアバッグクッション12で覆われ、このエアバッグクッションは、四 つのスタッド64が、自動車内にエアバッグクッションを含むエアバッグ装置1 0を取り付けるために、通過することを可能とする四つの孔66を区画形成して いる。このエアバッグクッション12は、さらに、制御線が膨張器16へ接続さ れることを可能とするための孔を区画形成する。膨張器及びクッション保持装置 18の凹状部材30は、膨張器を出る膨張ガスをエアバッグクッション12の最 大面積へ放散するような形状である。折られた状態で保持されたエアバッグクッ ションを有するエアバッグ装置10は、側面衝突の保護のために展開させること ができ、例えば、自動車の座席のフレーム部材を通り延在してナットによってフ レーム部材へ固定されるスタッド64により座席内部に取り付けられる。エアバ ッグクッションは、容易に裂ける包み部材(図示せず)によって適当に保持され ていても良い。エアバッグ装置10は、さらに、カバー(図示せず)を有してい ても良く、座席の外部に取り付けられていても良い。それにより、この膨張器及 びクッション保持装置18は、膨張器16を収容するためにエアバッグ装置に一 般的に使用され、それに取り付けられるエアバッグクッション12のための開口 口部を有する装置ハウジングの必要性を無くす。
【0021】 本考案によるもう一つのエアバッグ膨張器組立体70,80が、図4及び5に 示されている。これらの組立体70,80は、図2及び3のエアバッグ膨張器組 立体14と類似しており、図2及び3の組立体14の一部と同じ又は同様な機能 を発揮する組立体70,80の部材は、同じ参照番号を有しているが、同じ形状 を有していない。
【0022】 図4を参照すると、エアバッグ膨張器組立体70は、凹状部材30’の第2開 口端部40’からエアバッグ膨張器16’が滑り出ることを防止する手段を有し ている。この手段は、エアバッグ膨張器の取り付けスタッド74から外方向に延 在する弾性歯部72を具備している。この歯部72は、曲げ可能であり、歯部が 端部壁42’に区画形成された開口部50’内に挿入される時には、開口部50 を通り適合するように取り付けスタッド74の方向へ曲がる。開口部50’を通 ると、歯部72は、開口部の幅以上に外方向に延在するように取り付けスタッド 74から弾性力で戻り、取り付けスタッドが引き抜かれることを防止するように 端部壁42’に当接し、こうして、開口部内に取り付けスタッドを固定する。
【0023】 図5を参照すると、エアバッグ膨張器組立体80は、第1端部86から内側の 肩部88へ延在する細長い第1側壁84と、肩部88から第2端部92へ延在し 、第1側壁84より小さな外径を有する第2側壁90とを有する膨張器82を具 備している。エアバッグ膨張器82が凹状部材30’の第2開口端部40’から 滑り出ることを防止する手段は、膨張器の第2側壁90を覆う第1アーム54’ 及び第2アーム56’に当接する肩部88を具備している。実際的に、肩部88 は、膨張器82の側壁から外方向に延在して第1アーム54’及び第2アーム5 6’に当接する止め部材を提供し、この止め部材が、択一的に、窪み又は膨張器 から延在するフランジを具備することができる。
【0024】 特定の作動要求及び環境に適するように変化する他の特徴及び構造は、当業者 に明確であるために、本考案は、図示のために選択した例へ限定することを考慮 していない。また、本考案は、請求の範囲及びその等価物に主張されたような本 考案の精神及び範囲から逸脱しないで構成された全ての変形及び変更を有してい る。
【提出日】平成9年12月4日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】 【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、エアバッグ装置に関する。より詳細には、本考案は、車両内のエア バッグ膨張器とエアバッグクッションとを有する側面衝突用エアバッグ装置を取 り付けるための膨張器及びクッションの双方を保持するための保持装置に関する 。
【0002】
【従来の技術】
エアバッグ装置は、自動車が衝突に出くわす時に塔乗車の体を物理的に制止さ せるために、膨張したエアバッグクッションをもたらすことによって損傷に対し て搭乗者を保護するための自動車に使用される膨張可能な制止装置の一部である 。その名前からして、側面衝突用エアバッグ装置は、自動車の側面への衝突に対 して搭乗者を保護するものであり、一般的に、搭乗者と搭乗者近くの自動車の側 面との間に大体において位置されている。側面衝突用エアバッグ装置は、自動車 の座席内、座席の外側、サイドドア、又はサイドピラーに取り付けられるために 、側面衝突用エアバッグ装置の大きさは、最小限に維持されなければならない。
【0003】 このエアバッグ装置は、一般的に、反応容器内に含まれるエアバッグクッショ ンと膨張器とを有している。この膨張器は、複数のガス排出口を区画形成し、ガ ス発生材を含み、このガス発生材は、離間した衝突センサによって起爆される時 に、エアバッグクッションを膨張するための膨張ガスを提供するものである。こ の膨張器は、さらに、ガス発生材を取り囲むフィルタ材料を有している。理想的 には、ガス排出口は、均一の押圧力を達成するために、膨張器の全ての側面に配 置されており、こうして、ガス発生材からの膨張ガスは、フィルタ材料の大きな 表面積を通過することができる。このエアバッグクッションは、開口する補強さ れた口部を有し、この口部がガス排出口を覆って位置するように膨張器に隣接す る容器へ固定されている。このエアバッグクッションは、例えば、ボルト又は滑 りロッドのような固定具を使用して固定されている。
【0004】 一般的なエアバッグクッションは、エアバッグクッションを取り付ける分割装 置ハウジングを有するために、エアバッグ装置は、側面衝突用エアバッグ装置に とって好ましい以上の多くの部品を必要とする。エアバッグクッションを取り付 けるための装置ハウジングの必要性を無くす自動車内にエアバッグ膨張器とエア バッグクッションとを取り付けるための保持装置を提供することは、有益で望ま しい。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
従って、本考案の目的は、自動車内にエアバッグクッションとエアバッグ膨張 器とを有するエアバッグ装置を取り付けるための膨張器及びクッションの双方を 保持するための 保持装置を提供することである。
【0006】 本考案のさらなる目的は、エアバッグクッション内に膨張器を取り付けるのに 適した膨張器及びクッションの双方を保持するための保持装置を提供することで ある。
【0007】 本考案のさらなる目的は、エアバッグ膨張器を出る膨張ガスのためのディフュ ーザとして機能する膨張器及びクッションの双方を保持するための保持装置を提 供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案により、第1端部から第2端部へ延在する細長い側壁を有するエアバッ グの膨張器を取り付けるための膨張器及びクッションの双方を保持するための保 持装置が提供される。この保持装置は、エアバッグの膨張器を受け入れ支持する ための細長い凹状部材を具備している。この凹状部材は、二つの対向する側部と 、底部とを有し、端部壁から開口端部へ延在している。開口部が、凹状部材内に 膨張器を支持して凹状部材から膨張器の第1端部が持ち上がることを防止するた めに、膨張器の第1端部から延在する取り付けスタッドを受け入れるように端部 壁に形成されている。凹状部材の第2端部又はその近傍において、第1アームが 、凹状部材の一方の側部から延在し、第2アームが、全体的に第1アームに対向 して凹状部材の他方の側部から延在する。これらのアームは、膨張器の上側で曲 げられて重ねられる大きさである。凹状部材から膨張器の第2端部が持ち上がる ことを防止するために、第1アーム及び第2アームを共に固定するための手段が 設けられる。少なくとも一つの取り付け部が、エアバッグのクッションを有する エアバッグ装置の一部として自動車内に保持装置と膨張器とを取り付けるために 凹状部材から延在している。
【0009】 本考案の一つの態様により、膨張器及びクッションの双方を保持するための保 持装置は、さらに、凹状部材の開口端部から膨張器が滑り出ることを防止するた めの手段を有している。この手段は、端部壁及び膨張器の取り付けスタッドの一 方に少なくとも一つの歯部として設けられる。
【0010】 本考案のもう一つの態様により、膨張器の取り付けスタッドを受け入れるため に端部壁に形成された開口部は、凹状部材から膨張器の側壁を離間して支持する ように位置している。スペーサが、凹状部材内に側部から離間して膨張器の第2 端部を支持する。さらに、このスペーサは、凹状部材の側部から膨張器の側壁を 離間させるように、開口端部近傍において全体的に凹状部材から内方向に延在す る少なくとも一つのリブとして設けられている。
【0011】 本考案のもう一つの態様により、エアバッグ膨張器組立体が提供される。この 組立体は、第1端部から第2端部へ延在する細長い側壁及び第1端部から延在す る取り付けスタッドを有するエアバッグの膨張器と、膨張器を取り付けるための 前述のような保持装置とを具備する。
【0012】 本考案のもう一つの態様により、エアバッグ装置が提供される。このエアバッ グ装置は、前述のエアバッグ膨張器組立体を覆う膨張可能なエアバッグクッショ ンを具備し、このエアバッグクッションは、エアバッグ膨張器組立体がエアバッ グクッション内に受け入れられて乗物にエアバッグクッションを取り付けるよう に、凹状部材から延在する少なくとも一つのスタッドがエアバッグクッションを 貫通することを可能とするように、少なくとも一つの孔が形成されている。
【0013】 さらなる目的、特徴、利点、及び態様と共に本考案は、添付図面に関しての以 下の記述から明確に理解される。全ての図面において、同じ参照番号は同じ要素 を示している。
【0014】
【考案の実施の形態】
先ず、図3を参照すると、本考案は、参照番号10によって全体的に表された エアバッグ装置に向けられている。このエアバッグ装置10は、従来において公 知なものであり、膨張可能な制止装置の一部として自動車に使用されるものであ り、膨張可能なエアバッグクッション12とエアバッグ膨張器組立体14とを具 備している。このエアバッグ膨張器組立体は、エアバッグ膨張器16と、膨張器 及びクッションの双方を保持するための保持装置18とを有している。
【0015】 さらに図2に示されているように、エアバッグ膨張器16は、第1端部22か ら第2端部24へ延在する細長い筒状側壁20を有し、この筒状側壁は複数のガ ス排出口26を区画形成している。従来において公知であるように、エアバッグ 膨張器16は、起動時に、エアバッグクッション12を膨張させるためにガス排 出口26を通りエアバッグ膨張器を出る膨張ガスを放出するガス発生装置を有し ている。平らな取り付けスタッド28は、膨張器16の第1端部22から延在し ている。エアバッグ膨張器16の取り付けスタッド28、側壁20、及びガス排 出口26だけは、本考案に関係し、詳細に説明される。
【0016】 持装置18は、エアバッグ膨張器16の側壁20を受け入れて支持する細長 い凹状部材30を有している。この凹状部材30は、底部36から上方向に延在 する二つの対向する側部32,34と、第1開口端部38を閉鎖する端部壁42 とを有している。この凹状部材30は、第1開口端部38から第2開口端部40 へ延在している。この凹状部材30及び端部壁42は、例えば、鋼のような適当 な材料の単一の平らな部材から切断され、次に、最終形状へ曲げられることがで きる。端部壁42は、凹状部材30の側部32,34によって区画形成された二 つの小さな穴部47,48を通り延在する二つのタブ44,45を有し、これら のタブは、凹状部材30の第1開口端部38を覆う端部壁42を固定するために 折り返される。
【0017】 全体的に矩形の開口部50が、端部壁42に区画形成され、凹状部材30から 膨張器の第1端部22が外れることを防止するために、エアバッグ膨張器16の 平らな取り付けスタッド28を受け入れる。取り付けスタッド28及び開口部5 0は、択一的に、筒状及び円形、又は他の適当な形状とすることができる。開口 部50は、膨張器16の側壁20が凹状部材30の側部32,34及び底部36 から離間するように配置される。リブ52を具備するスペーサが、凹状部材30 から内側に延在し、第2開口端部40から側部32に沿って底部36を横断し第 2開口端部40へ他の側部34に沿って延在している。リブ52は、膨張器16 の側壁20を凹状部材30の側部及び底部から離間させ、択一的に、一つ以上の リブ又は窪みを具備することができる。凹状部材30から離間する膨張器16の 側壁20は、膨張ガスが実質的に全ての塞がれていない複数のガス排出口26を 出ることを可能とする。それにより、保持装置18は、膨張器16からの均一の 押圧力を提供し、膨張器に含まれるフィルタ材料(図示せず)を通して膨張ガス の最も効率的な散布を可能とする。
【0018】 図1に示すように、第1アーム54は凹状部材30の側部32から一体に延在 し、第2アーム56は第1アームと全体的に対向して凹状部材の他の側部34か ら一体に延在している。これらのアームは、凹状部材の第2開口端部40近傍に 位置している。タブ60が第1アームから延在し、穴部58が第2アームに区画 形成されている。図2及び3に示すように、第1及び第2アーム54,56は、 エアバッグ膨張器16の側壁20の上側で曲げられて重ねられる。第1アーム5 4及び第2アーム56を共に固定して凹状部材30から膨張器16の第2端部2 4が外れることを防止する手段は、第2アームの穴部58を通り延在して折り返 される第1アームのタブ60を具備している。
【0019】 凹状部材30の第2開口端部40からエアバッグ膨張器16が滑り出ることを 防止する手段は、端部壁42によって区画形成された開口部50内へ凹状部材3 0の端部壁42から一体に延在する複数の歯部62を具備している。この歯部6 2は、エアバッグ膨張器16の取り付けスタッド28が開口部50内へ挿入され る時に取り付けスタッド28に係合し、開口部50内に取り付けスタッド28を 固定する。
【0020】 スタッド64を具備する四つの取り付け部は、全体的に、自動車内にエアバッ グ装置10を取り付けるために、凹状部材30から横断方向及び外方向に延在す る。これらのスタッド64は、溶接又は他の適当な方法によって凹状部材30へ 固定されている。図3に示すように、図2のエアバッグ膨張器組立体14は、膨 張可能なエアバッグクッション12で覆われ、このエアバッグクッションは、四 つのスタッド64が、自動車内にエアバッグクッションを含むエアバッグ装置1 0を取り付けるために、通過することを可能とする四つの孔66を区画形成して いる。このエアバッグクッション12は、さらに、制御線が膨張器16へ接続さ れることを可能とするための孔を区画形成する。保持装置18の凹状部材30は 、膨張器を出る膨張ガスをエアバッグクッション12の最大面積へ放散するよう な形状である。折られた状態で保持されたエアバッグクッションを有するエアバ ッグ装置10は、側面衝突の保護のために展開させることができ、例えば、自動 車の座席のフレーム部材を通り延在してナットによってフレーム部材へ固定され るスタッド64により座席内部に取り付けられる。エアバッグクッションは、容 易に裂ける包み部材(図示せず)によって適当に保持されていても良い。エアバ ッグ装置10は、さらに、カバー(図示せず)を有していても良く、座席の外部 に取り付けられていても良い。それにより、この保持装置18は、膨張器16を 収容するためにエアバッグ装置に一般的に使用され、それに取り付けられるエア バッグクッション12のための開口部を有する装置ハウジングの必要性を無くす 。
【0021】 本考案によるもう一つのエアバッグ膨張器組立体70,80が、図4及び5に 示されている。これらの組立体70,80は、図2及び3のエアバッグ膨張器組 立体14と類似しており、図2及び3の組立体14の一部と同じ又は同様な機能 を発揮する組立体70,80の部材は、同じ参照番号を有しているが、同じ形状 を有していない。
【0022】 図4を参照すると、エアバッグ膨張器組立体70は、凹状部材30’の第2開 口端部40’からエアバッグ膨張器16’が滑り出ることを防止する手段を有し ている。この手段は、エアバッグ膨張器の取り付けスタッド74から外方向に延 在する弾性歯部72を具備している。この歯部72は、曲げ可能であり、歯部が 端部壁42’に区画形成された開口部50’内に挿入される時には、開口部50 を通り適合するように取り付けスタッド74の方向へ曲がる。開口部50’を通 ると、歯部72は、開口部の幅以上に外方向に延在するように取り付けスタッド 74から弾性力で戻り、取り付けスタッドが引き抜かれることを防止するように 端部壁42’に当接し、こうして、開口部内に取り付けスタッドを固定する。
【0023】 図5を参照すると、エアバッグ膨張器組立体80は、第1端部86から内側の 肩部88へ延在する細長い第1側壁84と、肩部88から第2端部92へ延在し 、第1側壁84より小さな外径を有する第2側壁90とを有する膨張器82を具 備している。エアバッグ膨張器82が凹状部材30’の第2開口端部40’から 滑り出ることを防止する手段は、膨張器の第2側壁90を覆う第1アーム54’ 及び第2アーム56’に当接する肩部88を具備している。実際的に、肩部88 は、膨張器82の側壁から外方向に延在して第1アーム54’及び第2アーム5 6’に当接する止め部材を提供し、この止め部材が、択一的に、窪み又は膨張器 から延在するフランジを具備することができる。
【0024】 特定の作動要求及び環境に適するように変化する他の特徴及び構造は、当業者 に明確であるために、本考案は、図示のために選択した例へ限定することを考慮 していない。また、本考案は、請求の範囲及びその等価物に主張されたような本 考案の精神及び範囲から逸脱しないで構成された全ての変形及び変更を有してい る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による膨張器及びクッション保持装置の
斜視図である。
【図2】図1の膨張器及びクッション保持装置とエアバ
ッグ膨張器とを有する本考案によるエアバッグ膨張器組
立体の斜視図である。
【図3】図2のエアバッグ膨張器組立体とエアバッグク
ッションとを有する本考案によるエアバッグ装置の部分
的に断面の斜視図である。
【図4】本考案によるもう一つのエアバッグ膨張器組立
体の側面図である。
【図5】本考案によるもう一つのエアバッグ膨張器組立
体の側面図である。
【符号の説明】
10…エアバック装置 12…エアバッククッション 14…エアバック膨張器組立体 16…エアバック膨張器 18…膨張器及びクッション保持装置 28…取り付けスタッド 50…開口部 54…第1アーム 56…第2アーム
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成9年12月4日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【考案の名称】 エアバッグ装置、エアバッグ膨張器組
立体、及び、膨張器及びクッションの双方を保持するた
めの保持装置
【実用新案登録請求の範囲】
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による膨張器及びクッションの双方を保
持するための保持装置の斜視図である。
【図2】図1の膨張器及びクッションの双方を保持する
ための保持装置とエアバッグ膨張器とを有する本考案に
よるエアバッグ膨張器組立体の斜視図である。
【図3】図2のエアバッグ膨張器組立体とエアバッグク
ッションとを有する本考案によるエアバッグ装置の部分
的に断面の斜視図である。
【図4】本考案によるもう一つのエアバッグ膨張器組立
体の側面図である。
【図5】本考案によるもう一つのエアバッグ膨張器組立
体の側面図である。
【符号の説明】 10…エアバック装置 12…エアバッククッション 14…エアバック膨張器組立体 16…エアバック膨張器 18…膨張器及びクッションの双方を保持するための
持装置 28…取り付けスタッド 50…開口部 54…第1アーム 56…第2アーム
フロントページの続き (72)考案者 ブレント ケー.オルソン アメリカ合衆国,ユタ 84015,クリアフ ィールド,ウエスト 25 サウス 1042

Claims (22)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エアバッグの膨張器を取り付けるための
    膨張器及びクッション保持装置であって、前記膨張器は
    第1端部から第2端部へ延在する細長い側壁と前記第1
    端部から延在する取り付けスタッドとを有する膨張器及
    びクッション保持装置において、 前記膨張器の前記側壁を受け入れ支持するための細長い
    凹状部材であって、二つの対向する側部と、底部と、端
    部壁と、前記端部壁と対向する開口端部とを有する凹状
    部材と、 前記凹状部材から前記膨張器の前記第1端部が持ち上が
    ることを防止するために、前記膨張器の前記第1端部か
    ら延在する前記取り付けスタッドを受け入れるために前
    記端部壁に形成された開口部と、 前記端部壁に対向する前記開口端部近傍において前記凹
    状部材の一方の前記側部から延在する第1アーム及び前
    記端部壁に対向する前記開口端部近傍において前記凹状
    部材の他方の前記側部から延在して前記第1アームに全
    体的に対向する第2アームであって、前記膨張器の上側
    で曲げられて重ねられる第1アーム及び第2アームと、 前記凹状部材から前記膨張器の前記第2端部が持ち上が
    ることを防止するように前記第1アーム及び前記第2ア
    ームを共に固定するための手段と、 前記凹状部材の前記開口端部から前記膨張器が滑る出る
    ことを防止するための手段と、 エアバッグのクッションを有するエアバッグ装置の一部
    として乗物内に前記膨張器及びクッション保持装置と前
    記膨張器とを取り付けるために前記凹状部材から延在す
    る少なくとも一つの取り付け部、とを具備する膨張器及
    びクッション保持装置。
  2. 【請求項2】 前記凹状部材の前記開口端部から前記膨
    張器が滑り出ることを防止するための前記手段は、前記
    膨張器の前記取り付けスタッドに係合して前記端部壁に
    形成された開口部内に前記取り付けスタッドを固定する
    ために、前記開口部内へ前記凹状部材の前記端部壁から
    延在する少なくとも一つの歯部を具備する請求項1に記
    載の膨張器及びクッション保持装置。
  3. 【請求項3】 前記第1アーム及び前記第2アームを共
    に固定するための前記手段は、 前記第1アーム及び前記第2アームの一方から延在して
    前記第1アーム及び前記第2アームの一方の一部を形成
    するタブと、 前記タブを受け入れるために前記第1アーム及び前記第
    2アームの他方に形成された穴部とを具備し、 前記タブが前記第1アーム及び前記第2アームを共に固
    定するように曲げ可能である請求項2に記載の膨張器及
    びクッション保持装置。
  4. 【請求項4】 前記膨張器の前記取り付けスタッドを受
    け入れるために前記端部壁に形成された前記開口部は、
    前記凹状部材から前記膨張器の前記側壁を離間して保持
    するように位置し、前記膨張器及びクッション保持装置
    は、さらに、前記凹状部材から前記膨張器の前記側壁を
    離間するために、前記開口端部近傍において全体的に前
    記凹状部材から内方向に延在する少なくとも一つのスペ
    ーサを有する請求項2に記載の膨張器及びクッション保
    持装置。
  5. 【請求項5】 前記少なくとも一つの取り付け部は、全
    体的に、前記凹状部材から横断方向及び外方向に延在す
    るスタッドを具備する請求項2に記載の膨張器及びクッ
    ション保持装置。
  6. 【請求項6】 エアバッグ膨張器組立体であって、 A)第1端部から第2端部へ延在する細長い側壁と、前
    記第1端部から延在する取り付けスタッドとを有するエ
    アバッグの膨張器と、 B)膨張器及びクッション保持装置であって、 1)前記膨張器の前記側壁を受け入れ支持するための細
    長い凹状部材であって、二つの対向する側部と、端部壁
    から開口端部まで延在する底部とを有する凹状部材と、 2)前記凹状部材から前記膨張器の前記第1端部が持ち
    上がることを防止するために、前記膨張器の前記第1端
    部から外方向に延在する前記取り付けスタッドを受け入
    れるために前記凹状部材の前記端部壁に形成された開口
    部と、 3)前記端部壁に対向する前記開口端部近傍において前
    記凹状部材の一方の前記側部から延在する第1アーム及
    び前記端部壁に対向する前記開口端部近傍において前記
    凹状部材の他方の前記側部から延在して前記第1アーム
    に全体的に対向する第2アームであって、前記膨張器の
    上側で曲げられて重ねられる第1アーム及び第2アーム
    と、 4)前記凹状部材から前記膨張器の前記第2端部が持ち
    上がることを防止するために前記第1アーム及び前記第
    2アームを共に固定するための手段と、 5)前記凹状部材の前記開口端部から前記膨張器が滑る
    出ることを防止するための手段と、 6)エアバッグのクッションを有するエアバッグ装置の
    一部として乗物内に前記膨張器及びクッション保持装置
    と前記膨張器とを取り付けるために前記凹状部材から延
    在する少なくとも一つの取り付け部、とを具備する膨張
    器及びクッション保持装置、とを具備するエアバッグ膨
    張器組立体。
  7. 【請求項7】 前記第1アーム及び前記第2アームを共
    に固定するための前記手段は、 前記第1アーム及び前記第2アームの一方から延在して
    前記第1アーム及び前記第2アームの一方の一部を形成
    するタブと、 前記タブを受け入れるために前記第1アーム及び前記第
    2アームの他方に形成された穴部とを具備し、 前記タブが前記第1アーム及び前記第2アームを共に固
    定するように曲げ返される請求項6に記載のエアバッグ
    膨張器組立体。
  8. 【請求項8】 前記膨張器の前記取り付けスタッドを受
    け入れるために前記端部壁に形成された前記開口部は、
    前記第1端部近傍において前記膨張器の前記側壁が前記
    凹状部材の前記側部及び前記底部から離間するように位
    置し、前記膨張器及びクッション保持装置は、さらに、
    前記開口端部近傍において全体的に前記凹状部材から内
    方向に延在して前記凹状部材から前記膨張器の前記側壁
    を前記第2端部近傍において離間させる少なくとも一つ
    のスペーサを有する請求項6に記載のエアバッグ膨張器
    組立体。
  9. 【請求項9】 前記少なくとも一つの取り付け部は、全
    体的に、前記凹状部材から横断方向及び外方向に延在す
    る少なくとも一つのスタッドを具備する請求項6に記載
    のエアバッグ膨張器組立体。
  10. 【請求項10】 前記凹状部材の前記開口端部から前記
    膨張器が滑り出ることを防止するための前記手段は、前
    記開口部内へ前記取り付けスタッドを固定するために前
    記凹状部材の前記端部壁及び前記膨張器の前記取り付け
    スタッドの一方から延在して前記端部壁及び前記取り付
    けスタッドの他方に係合する少なくとも一つの歯部を具
    備する請求項6に記載のエアバッグ膨張器組立体。
  11. 【請求項11】 前記少なくとも一つの歯部は、前記凹
    状部材の前記端部壁から延在する請求項10に記載のエ
    アバッグ膨張器組立体。
  12. 【請求項12】 前記少なくとも一つの歯部は、前記膨
    張器の前記取り付けスタッドから延在する請求項10に
    記載のエアバッグ膨張器組立体。
  13. 【請求項13】 前記凹状部材の前記開口端部から前記
    膨張器が滑り出ることを防止するための前記手段は、前
    記膨張器の前記側壁から延在して、曲げられた前記第1
    及び第2アームに当接する止め部材を具備する請求項6
    に記載のエアバッグ膨張器組立体。
  14. 【請求項14】 前記止め部材は、前記膨張器の前記側
    壁に形成された肩部を具備する請求項13に記載のエア
    バッグ膨張器組立体。
  15. 【請求項15】 A)エアバッグ膨張器組立体であっ
    て、 1)第1端部から第2端部へ延在してガス排出口を形成
    する細長い側壁と、前記第1端部から延在する取り付け
    スタッドとを有するエアバッグの膨張器と、 2)凹状部材を有する膨張器及びクッション保持装置で
    あって、前記凹状部材は、二つの対向する側部と、底部
    と、端部壁と、前記端部壁に対向する開口端部と、前記
    凹状部材から前記膨張器の前記第1端部が持ち上がるこ
    とを防止するために、前記膨張器の前記第1端部から延
    在する前記取り付けスタッドを受け入れるために前記凹
    状部材の前記端部壁に形成された開口部とを有し、前記
    膨張器及びクッション保持装置は、前記凹状部材の前記
    側部及び前記底部から前記膨張器の前記細長い側壁が離
    間するように、前記膨張器及びクッション保持装置内に
    前記膨張器を取り付けて支持し、前記膨張器及びクッシ
    ョン保持装置は、前記端部壁に対向する前記開口端部近
    傍において前記凹状部材の一方の前記側部から延在する
    第1アーム及び前記端部壁に対向する前記開口端部近傍
    において前記凹状部材の他方の前記側部から延在して前
    記第1アームに全体的に対向する第2アームであって、
    前記膨張器の上側で曲げられて重ねられる第1アーム及
    び第2アームと、前記凹状部材から前記膨張器の前記第
    2端部が持ち上がることを防止するために前記第1アー
    ム及び前記第2アームを共に固定するための手段と、前
    記凹状部材の前記開口端部から前記膨張器が滑る出るこ
    とを防止するための手段と、前記凹状部材の前記底部か
    ら延在する少なくとも二つの離間するスタッド、とを有
    する膨張器及びクッション保持装置、とを有するエアバ
    ッグ膨張器組立体と、 B)前記エアバッグ膨張器組立体を覆い、乗物に前記エ
    アバッグ膨張器組立体とエアバッグのクッションとを取
    り付けるために、前記凹状部材から延在する各前記離間
    するスタッドが前記エアバッグのクッションを貫通する
    ことを可能とするように、各前記離間するスタッドのた
    めの孔が形成された膨張可能なエアバッグのクッショ
    ン、とを具備するエアバッグ装置。
  16. 【請求項16】 前記第1アーム及び前記第2アームを
    共に固定するための前記手段は、 前記第1アーム及び前記第2アームの一方から延在して
    前記第1アーム及び前記第2アームの一方の一部を形成
    するタブと、 前記タブを受け入れるために前記第1アーム及び前記第
    2アームの他方に形成された穴部とを具備し、 前記タブが前記第1アーム及び前記第2アームを共に固
    定するように曲げ返される請求項15に記載のエアバッ
    グ装置。
  17. 【請求項17】 前記膨張器及びクッション保持装置
    は、さらに、前記開口端部近傍において全体的に前記凹
    状部材から内方向に延在して前記凹状部材から前記膨張
    器の前記側壁を前記第2端部近傍において離間する少な
    くとも一つのスペーサを有する請求項15に記載のエア
    バッグ装置。
  18. 【請求項18】 前記凹状部材の前記開口端部から前記
    膨張器が滑り出ることを防止するための前記手段は、前
    記凹状部材の前記開口端部から前記膨張器が滑り出るこ
    とを防止するために、前記凹状部材の前記端部壁及び前
    記膨張器の前記取り付けスタッドの一方から延在して前
    記端部壁及び前記取り付けスタッドの他方をつかみ、前
    記開口部内へ前記取り付けスタッドを固定する少なくと
    も一つの歯部を具備する請求項15に記載のエアバッグ
    装置。
  19. 【請求項19】 前記少なくとも一つの歯部は、前記凹
    状部材の前記端部壁から延在する請求項18に記載のエ
    アバッグ装置。
  20. 【請求項20】 前記少なくとも一つの歯部は、前記膨
    張器の前記取り付けスタッドから延在する請求項18に
    記載のエアバッグ装置。
  21. 【請求項21】 前記凹状部材の前記開口端部から前記
    膨張器が滑り出ることを防止するための前記手段は、前
    記膨張器の前記側壁から延在して、曲げられた前記第1
    及び第2アームに当接する止め部材を具備する請求項1
    5に記載のエアバッグ装置。
  22. 【請求項22】 前記止め部材は、前記膨張器の前記側
    壁に形成された肩部を具備する請求項21に記載のエア
    バッグ装置。
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