JP3034753B2 - カップリング - Google Patents

カップリング

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JP3034753B2
JP3034753B2 JP3775494A JP3775494A JP3034753B2 JP 3034753 B2 JP3034753 B2 JP 3034753B2 JP 3775494 A JP3775494 A JP 3775494A JP 3775494 A JP3775494 A JP 3775494A JP 3034753 B2 JP3034753 B2 JP 3034753B2
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博康 下川
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はカップリングに係わり、
特に光学顕微鏡のフォーカス用微動調整ツマミのような
被駆動体をモータによって駆動する場合等の駆動力伝達
手段として好適なカップリングに関する。
【0002】
【従来の技術】生物観察用のような光学顕微鏡において
は、フォーカス調整を2段階で行うようになっており、
そのためフォーカス用粗動及び微動調整ツマミを備えて
いる。即ち、最初、粗動調整ツマミを操作して大略的な
フォーカス調整を行ってから微動調整ツマミを操作して
最終的なピント合わせを行う。
【0003】而して上記粗動及び微動操作によるフォー
カス調整は通常手動にて行われるが、例えば、上記光学
顕微鏡にカメラを取り付けて生物を10倍以下の低倍率
で写真撮影するような場合、特に上記微動操作を手動に
て行いピント合わせを行うのは被写界深度の幅が広いた
めになかなか難しく長時間を要し容易ではない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このため光学顕微鏡と
オートフォーカス装置とを一体に組み込んだ装置が従来
から開発市販されており、上記オートフォーカス装置に
よって前記微動操作を自動的に行わせてピント合わせを
短時間で可能としている。しかるにかかるオートフォー
カス機能付きの従来の光学顕微鏡は大変高価なものであ
る上、このオートフォーカス装置は1台の光学顕微鏡に
専用となっているので極めて不経済である。
【0005】この問題を解決するには、光学顕微鏡とは
独立にオートフォーカス装置を構成し、これにより所望
の光学顕微鏡のフォーカス用微動調整ツマミを駆動でき
るようにすればよい。但し、この場合、複雑な取付手段
を用いたり、取付時に光学顕微鏡に損傷を与えたりする
恐れはなく、また加工を施す必要がないことが望まれ
る。
【0006】本発明の目的はかかるフォーカス用微動調
整ツマミのような被駆動体に対する駆動力伝達手段とし
て好適なカップリングを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のカップリングは、被駆動体の形状に対応し
た開口部を有し、該開口部の内周面が被駆動体と摩擦結
合される有底カップ状の第1のジョイント部と、該第1
のジョイント部の底部と駆動軸とを連結する可撓性の第
2のジョイント部と、を有し、被駆動体が光学顕微鏡の
フォーカス用微動調整ツマミであり、かつ前記駆動体が
オートフォーカス装置のモータによって駆動されること
を要旨とする。
【0008】
【作用】本発明のカップリングは、例えば、独立のオー
トフォーカス装置により光学顕微鏡のフォーカス用微動
調整ツマミを駆動する場合の駆動力伝達手段として用い
られる。即ち、第1のジョイント部を上記ツマミに摩擦
結合すると共に第2のジョイント部を上記オートフォー
カス装置のモータの回転軸に連結することによりフォー
カス用微動調整を自動的に行うことができる。
【0009】
【実施例】以下図面に示す本発明の実施例を説明する。
図1は本発明によるカップリングの一実施例で、1は有
底カップ状の第1のジョイント部で、被駆動体である顕
微鏡のフォーカス用微動調整ツマミの形状に対応した開
口部1aを有し、例えば、ウレタンゴムから成る。2は
可撓性の第2のジョイント部で、例えば、図2に示すよ
うに、2個のハブ2a,2b及びベローズ2cから成
る。ハブ2a,2bは、例えば、アルマイト処理された
アルミニウム合金製のもので、またベローズ2cはりん
青銅製であり、各ハブにはネジ穴2a’,2b’が設け
られている。
【0010】第1のジョイント部1は、図3に示すよう
に、ゴム製の有底カップで、その底部中心に第2のジョ
イント部2の一端部(ハブ2a)が連結される中心部1
bを有している。この連結は、例えば、ハブ2aのネジ
穴2a’にネジ2aを装着した状態で一体的に有底カ
ップ底部の中心部1bに埋設して成り、ネジ2aが回
り止め機能を果たすようにする。
【0011】第1のジョイント部1はその開口部1aよ
り被駆動体上、即ち、フォーカス用微動調整ツマミに装
着されてその開口部1aの内周面が被駆動体と摩擦結合
されると共に第2のジョイント部2の他端部(ハブ2
b)はモータ等の駆動軸にネジ止めされ、駆動軸よりの
駆動力が被駆動体に摩擦伝導される。このように第1の
ジョイント部1は被駆動体に摩擦結合される構成なの
で、特別な連結手段は不要であり、また被駆動体に対す
る取付加工も一切行う必要がない。更に第1のジョイン
ト部1の底部に複数の穴1cを設けておけば、被駆動体
であるツマミ16からの取外しを容易にすることができ
る。
【0012】図4は本発明の一実施態様として図1のカ
ップリングを、光学顕微鏡のフォーカス用微動調整ツマ
ミに対するオートフォーカス装置による駆動力伝達手段
として適用した例を示す。同図において、10は取付ケ
ースで、該ケース内には内壁10a,10bで仕切られ
た室11,12,13が設けられ、室11内にモータ1
4が配置され、ネジ14a,14bにて内壁10aに取
り付けられている。15は図1のカップリングで、室1
2にて第1のジョイント部1の開口部1aがフォーカス
用微動調整ツマミ16に装着されその内周面が摩擦結合
されると共に第2のジョイント部2は内壁10aの開口
を介してモータ(例えば、ステッピングモータ)14の
回転軸14cにネジ穴2b’によりネジ止めされてい
る。室13には光学顕微鏡のフォーカス用粗動調整ツマ
ミ17が配置され所定の取付部材18を介してケース1
0に取り付けられている。従ってツマミ17はケース1
0を回転させることにより手動にて操作できる。
【0013】19はモータ14に接続されているコード
で、プラグ20により図5に示すオートフォーカス装置
21に接続されている。図5において、22は光学顕微
鏡で、その上方部のカメラ取付部にCCDカメラユニッ
ト23が取り付けられ、該ユニット23からの検出信号
はオートフォーカス装置21に送られると共に該装置2
1からは上記検出信号に応じたフォーカス用微動信号が
ケース10内のモータ14に送られる。これによりフォ
ーカス用微動調整ツマミ16はカップリング15を介し
てモータ14によって駆動され、オートフォーカスが行
われる。なお、オートフォーカス装置の詳細について
は、例えば、特開平4−208781号公報に開示され
ている。
【0014】
【発明の効果】以上説明した所から明らかなように本発
明のカップリングによれば下記のような優れた効果が得
られる。 (1)ネジ等の特別の取付手段を用いることなく被駆動
体に摩擦結合により連結することができる。しかも被駆
動体に対し何らの加工も施す必要もなく、また損傷を与
える恐れもない。 (2)被駆動体の軸と駆動軸とがずれていたり、傾きが
あったりしても、これらを吸収してスムーズに駆動でき
る。また駆動時に騒音が発生することもない。 (3)被駆動体を光学顕微鏡のフォーカス用微動調整ツ
マミとしてオートフォーカス装置によりこれを駆動する
場合に適用すれば、安価かつ容易にオートフォーカス機
能付きの光学顕微鏡を実現できる。しかも本発明のカッ
プリングは着脱が容易なので、複数台の光学顕微鏡に対
し1台のオートフォーカス装置を共用することができ、
極めて安価なものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成を示す一部断面図であ
る。
【図2】上記実施例における第2のジョイント部の一構
成例を示す図である。
【図3】上記実施例における第1のジョイント部の一構
成例を示す図である。
【図4】本発明の一実施態様を示す構成図である。
【図5】本発明の一実施態様を示す略線図である。
【符号の説明】
1 第1のジョイント部 2 第2のジョイント部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 平6−56523(JP,U) 実開 平2−57257(JP,U) 実開 昭59−88518(JP,U) 実開 昭55−151927(JP,U) 実開 昭60−14324(JP,U) 実開 平3−65022(JP,U) 実開 平4−112214(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16D 3/74 G02B 7/11

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被駆動体の形状に対応した開口部を有
    し、該開口部の内周面が被駆動体と摩擦結合される有底
    カップ状の第1のジョイント部と、 該第1のジョイント部の底部と駆動軸とを連結する可撓
    性の第2のジョイント部と、を有し、 被駆動体が光学顕微鏡のフォーカス用微動調整ツマミで
    あり、かつ前記駆動体がオートフォーカス装置のモータ
    によって駆動されること を特徴とするカップリング。
  2. 【請求項2】 第1のジョイント部がゴムで、第2のジ
    ョイント部がベローズで夫々構成され、第1のジョイン
    ト部が被駆動体とゴムの摩擦力のみで着脱可能に結合し
    ていることを特徴とする請求項1に記載のカップリン
    グ。
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JPS55151927U (ja) * 1979-04-05 1980-11-01
JPS5988518U (ja) * 1982-12-06 1984-06-15 ノイベルク有限会社 小型モ−タ用カツプリング
JPS6014324U (ja) * 1983-07-09 1985-01-31 株式会社椿本チエイン 軸と回転体との締結装置
JPH0257257U (ja) * 1988-10-21 1990-04-25
JPH0365022U (ja) * 1989-10-30 1991-06-25

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