JP3034504B2 - 骨ねじ体用部材締結機構 - Google Patents

骨ねじ体用部材締結機構

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JP3034504B2
JP3034504B2 JP10283469A JP28346998A JP3034504B2 JP 3034504 B2 JP3034504 B2 JP 3034504B2 JP 10283469 A JP10283469 A JP 10283469A JP 28346998 A JP28346998 A JP 28346998A JP 3034504 B2 JP3034504 B2 JP 3034504B2
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hole
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bone screw
nut
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英雄 一青
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Robert Reid Inc
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B17/56Surgical instruments or methods for treatment of bones or joints; Devices specially adapted therefor
    • A61B17/58Surgical instruments or methods for treatment of bones or joints; Devices specially adapted therefor for osteosynthesis, e.g. bone plates, screws, setting implements or the like
    • A61B17/68Internal fixation devices, including fasteners and spinal fixators, even if a part thereof projects from the skin
    • A61B17/70Spinal positioners or stabilisers ; Bone stabilisers comprising fluid filler in an implant
    • A61B17/7059Cortical plates

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は身体の補綴等に使用
される、骨ねじ体に設けられたおねじ部を取り付け部材
の透孔に通し、かつナットにより骨ねじ体と同部材とを
締結するための機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば脊椎の椎骨同士をプレートとペデ
ィクルと通称される骨ねじ体とにより固定する手術があ
る。この場合、従来は図3、図4に示すように、骨ねじ
体Pを差し込む孔Qの周囲に座繰りRを設けて、目的と
する固定力を得ていた。孔Qが長孔である場合、複数箇
所の座繰りR1 、R2 、R3 、を設けることになるが、
このことは、骨ねじ体PをプレートSに取り付ける位置
が限定されることを意味する。なお、この種の技術は特
許第2554853号等にも図示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は前記の点に着
目してなされたもので、その課題は孔周囲に座繰りを設
ける必要をなくし、長孔の範囲のどこにでも骨ねじ体
止めることができるようにする点にある。
【0004】また本発明の他の課題は、骨ねじ体取り付
け位置の自由度を高めることにより、骨に無理のない取
り付けを実現する点にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
め本発明は、おねじ部の挿通が可能な透孔と、取り付け
部材の側面に接触可能な側壁とを有する増し締め部材を
上記取り付け部材とナットとの間に介在させ、ナットの
締め付けの進行により取り付け部材の側面と増し締め部
材の側壁との接触圧力増大させるために、取り付け部
材と増し締め部材の接近方向の力が取り付け部材の側面
と増し締め部材の側壁との加圧力に転換されるような斜
面を上記側面と側壁の一方又は両方に設け、取り付け部
材の透孔壁と増し締め部材の透孔壁とがおねじ部を両側
から挟み付けるようにするという手段を講じたものであ
る。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明に係る締結機構は、骨ねじ
に設けられたおねじ部を取り付け部材の透孔に通し、
かつ骨ねじ体と取り付け部材とをナットにより締結する
ためのものである。
【0007】骨ねじ体は、骨への螺子込みのための、ス
クリューと呼ばれる部分と、取り付け部材の取り付けの
ためのおねじ部とを有する。骨ねじ体は、螺子込みのた
めにスパナが掛かるスパナ掛け部を、普通は、上記両お
ねじ部の間に有する。
【0008】取り付け部材は、骨ねじ体によって骨に取
り付けられる部材である。例えば椎骨同士を結合するた
めの前記のプレートのような部材は、本発明における取
り付け部材に該当する。取り付け部材は骨ねじ体のおね
じ部にナットによって取り付けられる。
【0009】故に、取り付け部材には骨ねじ体のおねじ
部を通すための透孔が表裏を貫いて形成されている。こ
の透孔は、通常、全周が閉じた孔であるが、中には従来
の技術の項で言及したように部分的に外部へ通じた開い
た孔の場合もある。透孔の形態には長孔が含まれる。
【0010】本発明では、おねじ部の挿通が可能な透孔
と、取り付け部材の側面に接触可能な側壁とを有する増
し締め部材を、上記取り付け部材とナットとの間に介在
させる。増し締め部材は、取り付け部材の側面に接触す
ることにより、ナットで締め付けられても回転しないよ
うに回り止めがなされ、その後ナットの締め付けの進行
により、取り付け部材の側面と増し締め部材の側壁との
接触圧力が増大する状態となる。
【0011】ナットの締め付けの進行により、取り付け
部材の側面と増し締め部材の側壁との接触圧力を増大さ
せるには、取り付け部材と増し締め部材の接近方向の力
が取り付け部材の側面と増し締め部材の側壁との加圧力
に転換されるような斜面を上記側面と側壁の一方又は両
方に設ける。上記斜面は、おねじ部の軸心を通る線と非
平行な面である。
【0012】取り付け部材の側面と、増し締め部材の側
壁とには両者の接触時における摩擦力を増大するための
粗面を設けることができる。粗面は規則的なものや不規
則なもの、食い込み易く外れにくいもの等から選択する
ことができる。
【0013】取り付け部材の側面と増し締め部材の側壁
との接触圧力が増大することより、取り付け部材と増し
締め部材とをずれ動かす力が顕著になり、取り付け部材
の透孔壁と増し締め部材の透孔壁とが、おねじ部を両側
から挟み付ける状態となる。この挟み付ける力は前記
ねじ体のおねじ部に取り付け部材を固定する締結力を高
める。
【0014】
【実施例】図面を参照して説明すると、骨ねじ体10は
骨Vに螺子込むスクリュー部分11を一端側に有し、取
り付け部材15の取り付けのためのおねじ部12を他の
一端側に有する。また骨への螺子込み操作のためのスパ
ナ掛け部13を両おねじ部11、12の間に有する。な
お、両おねじ部11、12は同一軸線上にある。
【0015】取り付け部材15は、扁平な帯板上の部材
であり、長孔状の透孔16と側面17を有する。側面1
7は長孔状の透孔16と平行な方向へ延びている。取り
付け部材15の側面17には、ナット18の締め付けの
進行により、増し締め部材20の側壁21との接触圧力
を増大させるために傾斜が付けられている。
【0016】側面17は全体が斜面から成っており、実
施例のものは取り付け部材15のどちらの面からもおね
じ部12の挿通が可能なように二つの側面17、17が
設けられ稜線を形成している。側面17は透孔部の取り
付け部材の片側のみならず両側に設けても良い。
【0017】増し締め部材20は、上記側面17に接触
可能な側壁21を有し、かつおねじ部12が挿通される
透孔22を有する。側壁21は小片状に形成された増し
締め部材20の側部から透孔軸方向へ突出した箇所の内
面側に相当した位置にある。この結果増し締め部材20
はほぼL字状となる。実施例のものは、側壁21にも傾
斜が付けられており、この傾斜は前記側面の傾斜と方向
及び角度が一致する。
【0018】側面17と側壁21の少なくとも一方、ま
たは図示のように両方に設けられる傾斜について、おね
じ部12の外径と透孔16、22の孔径との径差に対し
て、傾斜の始点稜線までの寸法が少なくとも同等以上あ
ることが望まれる。そして側面17と側壁21の両傾斜
が図示の如く一致していることにより、取り付け部材1
5と増し締め部材20とが平行に接触可能となり、各透
孔16、22とおねじ部12との接触も最良となる。
【0019】図2(a)はナット18を締め付ける前の
状態、図2(b)はナット18の締め付けを完了した状
態を示すが、図2(b)では上記側面17と側壁21と
の接触圧力の増大により取り付け部材15と増し締め部
材20の透孔壁23、24がおねじ部12の軸体を両側
から挟み付ける状態となっていることが分かる。上記の
作用は、長孔状透孔のどこにおいても同様に得ることが
でき、従来のように座繰りのある位置に限定されること
がない。
【0020】
【発明の効果】本発明は以上の如く構成されかつ作用す
るものであるから、骨ねじ体と取り付け部材とを結合す
るに当たり、骨ねじ体のおねじ部を挿通する透孔の周囲
に従来のように座繰りを設ける必要をなくすことができ
るとともに、透孔の範囲内であれば任意の位置に骨ねじ
を止めることができ、従って骨に無理のない取り付け
を実現することが可能となるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る骨ねじ体用部材締結機構の実施例
を示す分解斜視図。
【図2】(a)本発明機構においてナット締め付け前の
状態を示す断面図。 (b)本発明機構においてナット締め付け後の状態を示
す断面図。
【図3】本発明機構による椎骨の固定装置の例を示す斜
視図。
【図4】従来のプレートに形成された座繰りを示す平面
図。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61F 2/00 - 2/80 A61B 17/00 - 17/60 F16B 39/00 - 39/38

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 骨ねじ体に設けられたおねじ部を取り付
    け部材の透孔に通し、かつおねじ部と螺合可能なナット
    により骨ねじ体と取り付け部材とを締結するための機構
    であって、おねじ部の挿通が可能な透孔と、取り付け部
    材の側面に接触可能な側壁とを有する増し締め部材を上
    記取り付け部材とナットとの間に介在させ、ナットの締
    め付けの進行により取り付け部材の側面と増し締め部材
    の側壁との接触圧力増大させるために、取り付け部材
    と増し締め部材の接近方向の力が取り付け部材の側面と
    増し締め部材の側壁との加圧力に転換されるような斜面
    を上記側面と側壁の一方又は両方に設け、取り付け部材
    の透孔壁と増し締め部材の透孔壁とがおねじ部を両側か
    ら挟み付けることを特徴とする骨ねじ体用部材締結機
    構。
  2. 【請求項2】 取り付け部材の側面と、増し締め部材の
    側壁とには両者の接触時における摩擦力を増大するため
    の粗面を設けた請求項1記載の骨ねじ体用部材締結機
    構。
JP10283469A 1998-09-18 1998-09-18 骨ねじ体用部材締結機構 Expired - Lifetime JP3034504B2 (ja)

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JP2009121196A (ja) * 2007-11-19 2009-06-04 Panasonic Electric Works Co Ltd 軒樋支持具

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