JP3072091B1 - 余剰ねじ部のねじ切り装置 - Google Patents

余剰ねじ部のねじ切り装置

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JP3072091B1
JP3072091B1 JP11110062A JP11006299A JP3072091B1 JP 3072091 B1 JP3072091 B1 JP 3072091B1 JP 11110062 A JP11110062 A JP 11110062A JP 11006299 A JP11006299 A JP 11006299A JP 3072091 B1 JP3072091 B1 JP 3072091B1
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  • Details Of Spanners, Wrenches, And Screw Drivers And Accessories (AREA)
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Abstract

【要約】 【目的】 鋭利な切り跡を作らず殆ど突出しない程度に
余剰ねじ部を除去する。 【構成】 余剰ねじ部D′を有するおねじ部Dにねじ込
まれた止めナットGに係合するレンチ部11を部材先端
に持つ固定ハンドル10、固定ハンドル10の部材に差
し込み、レンチ部11より突出する余剰ねじ部D′にね
じ込まれるナット部16を部材先端に有する操作ハンド
ル15、及びナット部16より突出する余剰ねじ部D′
にねじ込まれるダブルナット部21を先端に有する第3
のハンドル20、を有し、レンチ部11を止めナットG
に係合しナット部16とダブルナット部21とを締め付
けた状態で、操作ハンドル15を緩め方向へ操作しナッ
ト部16をダブルナット部21に加圧し余剰ねじ部D′
を逆回転を加えてねじ切る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は余剰ねじ部を除去す
るためのねじ切り装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば補綴分野に用いられるペディクル
には、ペディクル同士を結合する部材の締結のためのお
ねじ部をペディクルの軸と同一軸状に設けたものがあ
る。おねじ部は余裕を見て長く作られており、1個の結
合部材とペディクルとをナットで締結するだけである場
合には、おねじ部の余剰部分の突出量が相当大きくな
る。それを従来は手術中にペンチを用いて切り取ってい
た。
【0003】しかし切り跡が鋭利なためやすり掛けが必
要となり、切り粉が散乱しその除去に手間取ると云う問
題があった。また、切り取る位置がペディクルから離れ
るため、切除してもなお何ミリかの長さが残存すること
になった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は前記の点に着
目してなされたものであり、その課題は鋭利な切り跡を
作らず、かつ殆ど突出しない程度にまで余剰ねじ部を除
去する装置を提供する点にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記の課題等を解決する
ため本発明は、余剰ねじ部を有するおねじ部にねじ込ま
れた止めナットに係合可能なレンチ部を部材先端に有す
る固定ハンドルと、固定ハンドルの部材に差し込み、レ
ンチ部より突出する余剰ねじ部にねじ込まれるナット部
を部材先端に有する操作ハンドルと、ナット部より突出
する余剰ねじ部にねじ込まれるダブルナット部を先端に
有する第3のハンドルとから成り、上記レンチ部を止め
ナットに係合させ、ナット部とダブルナット部とを余剰
ねじ部に締め付けた状態で操作ハンドルを緩め方向へ操
作することによりナット部をダブルナット部に加圧し、
余剰ねじ部に逆方向への回転を加えてねじ切るという手
段を講じたものである。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明に係る装置は、余剰のねじ
部を必要なおねじ部からねじって切除するつまりねじ切
る作業を行なうためのものである。このため本装置は、
ナットに係合可能な固定ハンドルと、余剰ねじ部にねじ
込まれる操作ハンドル及び第3のハンドルからなる。
【0007】固定ハンドルは、余剰ねじ部にねじ込んで
ある止めナットに係合可能なレンチ部を部材先端に有す
る。即ち、止めナットに係合する手段であるレンチ部
と、レンチ部を先端に設けた部材及び取り扱い、或いは
支えのためのハンドル部分とが固定ハンドルには備わっ
ている。
【0008】操作ハンドルは、止めナットと係合したレ
ンチ部から突出している余剰ねじ部にねじ込まれるナッ
ト部を部材先端に有する。言い換えると、余剰ねじ部に
ねじ込む手段であるナット部と、ナット部を先端に設け
るための部材及び取り扱い操作のためのハンドル部分と
を操作ハンドルは備えている。
【0009】第3のハンドルは、余剰ねじ部にねじ込ま
れているナット部よりさらに、突出する余剰ねじ部にね
じ込まれるダブルナット部を先端に有する。ダブルナッ
ト部は、操作ハンドルのナット部を締め付けるナットの
意味でダブルナットと称しており、またダブルナット部
を先端に設けるための部材と取り扱いためのハンドル部
とを備えている。
【0010】余剰ねじ部を有するおねじ部側に締結され
ている止めナットに係合可能な固定ハンドルは、ねじ切
る操作の一方の支えとなり、余剰ねじ部にねじ込む操作
ハンドルはねじ切り作業のための操作部となる。第3の
ハンドルは操作ハンドルによるねじ切る動作を余剰ねじ
部に伝える手段である。
【0011】固定ハンドルのレンチ部を止めナットに係
合させ、ナット部とダブルナット部とを余剰ねじ部に締
め付けた状態で操作ハンドルを緩め方向へ操作すること
によりナット部をダブルナット部に加圧し、余剰ねじ部
に逆方向への回転を加えてねじ切ることが可能となる。
操作ハンドルを締め方向へ操作することで、余剰ねじ部
にねじ込まれた状態にあるナット部はダブルナット部を
逆に締め付け、余剰ねじ部との一体化を強めて、操作ハ
ンドルのトルクを余剰ねじ部に確実に伝えることができ
る。
【0012】固定ハンドルのレンチ部を先端に有する部
材は、操作ハンドルのナット部を先端に有する部材を内
部に挿入可能とし、操作ハンドルは第3のハンドルのダ
ブルナット部を先端に有する部材を内部に挿入可能とす
るように、夫々パイプ状とするのが望ましい。
【0013】
【実施例】以下図示の実施例を参照して本発明をより詳
細に説明する。実施例の装置Aは図4に示したように、
椎体Bにねじ止めされるペディクルCから突出する余剰
ねじ部D′を除去するためのものである。ペディクルC
同士は余剰ねじ部D′を有するおねじ部Dに結合部材E
を止めナットGを用いて締め付け、強固に結合された状
態にある。
【0014】上記止めナットGに係合可能な固定ハンド
ル10のレンチ部11として、角穴が装置最外部に位置
する外筒部12の先端に設けられる。外筒部12はパイ
プ構造を有し、内部13は操作ハンドル15の差し込み
部となる。その外筒部12の他端部にはレンチ部11を
回転操作するためのハンドル部14が取り付けられてい
る。
【0015】操作ハンドル15は余剰ねじ部D′にねじ
込まれるナット部16を先端に有するパイプ構造の中筒
部17を持っている。固定ハンドル10の外筒部12内
に差し込まれる中筒部17の内部18は第3のハンドル
20の差し込み部となる。中筒部17の他端部にはナッ
ト部16の回転操作のためのハンドル部19が取り付け
られている。
【0016】第3のハンドル20は、余剰ねじ部D′へ
のねじ込みのためのダブルナット部21を先端に有す
る。ダブルナット部21を設ける軸状部22はパイプ状
である必要はなく、操作ハンドル15の中筒部17内に
差し込まれ、その他端より突き出る端部にハンドル部2
3を有する。中筒部17は外筒部12よりも長く、軸状
部22は中筒部17よりもさらに長く形成される。
【0017】使用時には、図4及び図3に示す、止めナ
ットGに固定ハンドル10のレンチ部11を係合させ、
外筒部12内に差し込んだ操作ハンドル15のナット部
16を余剰ねじ部D′にしっかりとねじ込み、さらに中
筒部17内に差し込んだ第3のハンドル20のダブルナ
ット部21を余剰ねじ部Dにしっかりとねじ込む。この
状態からハンドル10を固定し、操作ハンドル15をナ
ット部16を緩める方向(図4矢印参照)へ回すこと
で、回転トルクを余剰ねじ部D′に伝え、逆回りにねじ
切ることができる。故に止めナットGとナット部16と
の間でねじ切られるので突出量は極めて少ない。なおナ
ット部16を締める方向には回すことはできない。余剰
ねじ部D′のねじ切り位置を指定し、或いはねじ切りト
ルクを減少するためには、余剰ねじ部D′に予め切り込
みをニッパー等によって設けておくと良い。
【0018】
【発明の効果】本発明は以上の如く構成されかつ作用す
るものであるから、余剰ねじ部を止めナットとナット部
との境でねじ切ることができ、ねじ切り後の余剰部分の
突出量は最少となりかつ切り跡もシャープエッジでない
ので、迅速を要する手術に最適であるという効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る余剰ねじ部のねじ切り装置の実施
例を示す分解斜視図。
【図2】同上装置の縦断面とレンチ部の端面を示す説明
図。
【図3】使用状態を示す拡大断面図。
【図4】同じく全体斜視図。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 余剰ねじ部を除去するためのねじ切り装
    置であって、余剰ねじ部を有するおねじ部にねじ込まれ
    た止めナットに係合可能なレンチ部を部材先端に有する
    固定ハンドルと、固定ハンドルの部材に差し込み、レン
    チ部より突出する余剰ねじ部にねじ込まれるナット部を
    部材先端に有する操作ハンドルと、ナット部より突出す
    る余剰ねじ部にねじ込まれるダブルナット部を先端に有
    する第3のハンドルとから成り、上記レンチ部を止めナ
    ットに係合させ、ナット部とダブルナット部とを締め付
    けた状態で操作ハンドルを緩め方向へ操作することによ
    りナット部をダブルナット部に加圧し、余剰ねじ部に逆
    方向への回転を加えてねじ切ることを特徴とする余剰ね
    じ部のねじ切り装置。
  2. 【請求項2】 レンチ部はパイプ構造を有する外筒部の
    先端に設けられ、ナット部はパイプ構造を有する中筒部
    の先端に設けられ、外筒部に中筒部を差し込み、さらに
    ダブルナット部を先端に有する軸状部を中筒状に差し込
    む構成を有する請求項1記載の余剰ねじ部のねじ切り装
    置。
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