JP3034395B2 - 送受信用同期信号生成回路 - Google Patents

送受信用同期信号生成回路

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JP3034395B2
JP3034395B2 JP1322493A JP1322493A JP3034395B2 JP 3034395 B2 JP3034395 B2 JP 3034395B2 JP 1322493 A JP1322493 A JP 1322493A JP 1322493 A JP1322493 A JP 1322493A JP 3034395 B2 JP3034395 B2 JP 3034395B2
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signal
synchronization signal
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則保 古家
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、管轄ゾーンの異なる
複数の無線ブロックを介してデジタルコードレス端末を
収容する時分割デジタル交換機において、時分割多重ア
クセス(以下、「TDMA」という)フレームを生成す
るための送受信用同期信号を生成する送受信用同期信号
生成回路に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、デジタルコードレス電話等のデジ
タルコードレス端末の普及に伴い、構内交換機等として
使用される時分割デジタル交換機においては、デジタル
コードレス端末の収容が要求されるようになってきた。
【0003】時分割デジタル交換機にデジタルコードレ
ス端末を収容する場合は、通常、管轄ゾーンの異なる複
数の無線ブロックを介して行われる。
【0004】このような構成においては、デジタルコー
ドレス端末の移動に伴って、このデジタルコードレス端
末を管理する無線ブロックを切り替える場合、無瞬断で
切り替える必要がある。
【0005】この管理無線ブロックを無瞬断で切り替え
るためには、各無線ブロック間で送受信用同期信号の同
期をとる必要がある。
【0006】各無線ブロック間で送受信用同期信号の同
期をとるためには、この信号を生成するための基準信号
となるタイミング信号が必要になる。
【0007】この基準タイミング信号としては、交換機
の基本クロック信号、つまり、アナログ端末やデジタル
端末用の基準タイミング信号を用いることが考えられ
る。
【0008】しかし、この基本クロック信号の周波数
は、通常、8KHzや2.048MHzといった高い値
に設定されている。したがって、この基本クロック信号
を、200Hz程度の周波数しかもたない送受信用同期
信号を生成するための基準タイミング信号として用いる
ことができない。
【0009】このため、従来は、各無線ブロックごと
に、送受信用同期信号生成回路を設け、ある1つの無線
ブロックをマスタとし、他の無線ブロックをスレーブと
して、マスタの無線ブロックに対する従属接続の形態を
とることで、各無線ブロック間で、送受信用同期信号の
同期をとるようになっていた。
【0010】図2は、このような同期構成をとる従来の
時分割デジタル交換機の構成を示すブロック図である。
【0011】図示の交換機は、時分割スイッチ11と、
アナログ端末制御ユニット12と、デジタル端末制御ユ
ニット13と、複数のデジタルコードレス端末制御ユニ
ット141〜14n(nは2以上の整数)と、複数のト
ランク系ユニット151〜15m(mは2以上の整数)
と、共通制御部16と、マスタ無線ブロック切替回路1
7を有する。
【0012】ここで、アナログ端末制御ユニット12
は、通常の電話等のアナログ端末18を時分割スイッチ
11に接続する機能を有する。デジタル端末制御ユニッ
ト13は、データ端末等のデジタル端末19を時分割ス
イッチ11に接続する機能を有する。デジタルコードレ
ス端末制御ユニット141〜14nは、デジタルコード
レス端末19を時分割スイッチ11に接続する機能を有
し、上述した無線ブロックに相当する。
【0013】トランク系ユニット151〜15mは、時
分割スイッチ11を局線に接続する機能を有する。共通
制御部16は、上述した交換機の各構成要素を制御する
機能を有する。マスタ無線ブロック切替回路17は、マ
スタとなる無線ブロックになんらかの要因で障害が発生
した場合に、共通制御部16の制御に基づいて、これを
切り替え、他の無線ブロックの継続使用を確保する機能
を有する。
【0014】上記構成において、いま、デジタルコード
レス端末制御ユニット141をマスタとし、ほかのデジ
タルコードレス端末制御ユニット142〜14nをスレ
ーブとすると、デジタルコードレス端末制御ユニット1
42〜14nの送受信用同期信号は、デジタルコードレ
ス端末制御ユニット141の送受信用同期信号に同期さ
せられる。
【0015】この状態において、デジタルコードレス端
末制御ユニット141になんらかの要因で障害が発生す
ると、マスタ無線ブロック切替え回路17により、マス
タの無線ブロックが、デジタルコードレス端末制御ユニ
ット141から、例えば、デジタルコードレス端末制御
ユニット142に切り替えられる。
【0016】これにより、今度は、デジタルコードレス
端末制御ユニット141を除くデジタルコードレス端末
制御ユニット143〜14nの送受信用同期信号が、デ
ジタルコードレス端末制御ユニット142の送受信用同
期信号に同期させられる。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成では、各無線ブロック間の同期をとるために、既存の
時分割デジタル交換機に、同期形成用の信号線と信号源
切替用の回路を新たに設けなければならないため、回路
構成が複雑になるという問題があった。
【0018】そこで、この発明は、新たに同期形成用の
信号線や信号源切替用の回路を設けることなく、各無線
ブロック間で、送受信用同期信号の同期をとることがで
きる送受信用同期信号生成回路を提供することを目的と
する。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明は、リンガ発生回路の起動タイミングを指
定するリンガ相指定信号がすべての無線ブロックに供給
されることに着目し、このリンガ相指定信号に基づい
て、送受信用同期信号を生成するようにしたものであ
る。
【0020】
【作用】上記構成によれば、リンガ相指定信号は、すべ
ての無線ブロックに供給されるため、新たに、同期形成
用の信号線を設けることなく、各無線ブロック間で送受
信用同期信号の同期をとることができる。
【0021】また、リンガ相指定信号は、共通制御部か
ら供給されるため、信号源切替用の回路を設けることな
く、各無線ブロック間で送受信用同期信号の同期をとる
ことができる。
【0022】
【実施例】以下、図面を参照しながら、この発明の一実
施例を詳細に説明する。
【0023】図1は、この発明の一実施例の構成を示す
ブロック図で、図2のデジタルコードレス端末制御ユニ
ット14iの構成を示すものである。
【0024】図において、31は、共通制御部16から
供給されるマスタクロック信号CLK1に基づいて、送
受信用クロック信号CLK2と同期信号生成用クロック
信号CLK3を生成するクロック信号生成部である。
【0025】32は、共通制御部16から供給されるリ
ンガ相指定信号S1と、クロック信号生成部31から供
給される同期信号生成用クロック信号CLK3に基づい
て、送受信用同期信号S2を生成する送受信用同期信号
生成部である。
【0026】33は、クロック信号生成部31から供給
される送受信クロック信号CLK2と、送受信用同期信
号生成部32から供給される送受信用同期信号S2に基
づいて、デジタルコードレス端末20との間で、送受信
を行う無線送受信部である。
【0027】上記構成において、この発明の特徴とする
送受信用同期信号S2の生成動作を説明する。
【0028】この発明は、リンガ相指定信号S1が、す
べてのデジタルコードレス端末制御ユニット141〜1
4nに供給されることに着目し、このリンガ相指定用信
号S1に基づいて、送受信用同期信号S2を生成するよ
うにしたものである。
【0029】ここで、リンガ相指定信号S1とは、アナ
ログ端末18(図2参照)を呼び出すときに、共通制御
部16が、アナログ端末制御ユニット12に、リンガ発
生回路の起動タイミングを教える信号である。このリン
ガ相指定信号S1は、リンガ発生回路の負荷を均等にす
るために用いられるものであるが、アナログ端末制御ユ
ニット12だけでなく、ほかの端末制御ユニット13,
14iにも供給される。
【0030】図3に、このリンガ相指定信号S1の一例
を示す。図示のリンガ相指定信号S1は、3秒の周期を
有する。
【0031】この場合、リンガ相指定信号S1がアクテ
ィブ(図では、ローレベル)になってから、最初の1秒
間が第1相、次の1秒間が第2相、最後の1秒間が第3
相に割り当てられている。
【0032】アナログ端末制御ユニット12(図2参
照)は、この3つの相のうち、共通制御部16により指
定された相の間、アナログ端末18を鳴動する。したが
って、各相を均等に指定することにより、リンガ発生回
路への負荷がかたよらないようにすることができる。
【0033】上記クロック信号生成部31は、マスタク
ロック信号CLK1に基づいて、リンガ相指定信号S1
のエッジを検出するのに十分な周波数を有するクロック
信号CLK3を生成する。
【0034】上記送受信用同期信号生成部32は、この
クロック信号CLK3を使って、リンガ相指定信号S1
のエッジを検出し、この検出タイミングに同期して、図
4に示すように、送受信用同期信号S2を生成する。
【0035】この場合、送受信用同期信号生成部32
は、一定周期(例えば、3秒周期)ごとに同期を取り直
すことにより、送受信用同期信号の位相のずれを防止す
るようになっている。これにより、各デジタルコードレ
ス制御ユニット14i間で、同期のとれた送受信用同期
信号S2を生成することができる。
【0036】この送受信用同期信号S2は、無線送受信
部33に供給され、TDMAフレームの生成に使用され
る。
【0037】以上詳述したこの実施例によれば、すべて
のデジタルコードレス端末141〜14nに供給される
リンガ相指定信号S1に基づいて、送受信用同期信号S
2を生成するようにしたので、新たに、同期形成用の信
号線を設けることなく、各無線ブロック間で送受信用同
期信号S2の同期をとることができる。
【0038】また、上記リンガ相指定信号S1は、共通
制御部16から供給されるので、新たに、信号供給源切
替用の回路を設けることなく、各無線ブロック間で送受
信用同期信号S2の同期をとることができる。
【0039】さらに、共通制御部16から供給されるマ
スタクロック信号CLK1に基づいて生成されたクロッ
ク信号CLK3により、リンガ相指定信号S1のエッジ
を検出するようにしたので、各無線ブロック間で、エッ
ジの検出位相を確実に合わせることができる。
【0040】以上、この発明の一実施例を詳細に説明し
たが、この発明は、上述したような実施例に限定される
ものではなく、ほかにも、発明の要旨を逸脱しない範囲
で種々様々変形実施可能なことは勿論である。
【0041】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明によれ
ば、新たに、同期形成用の信号線や信号源切替用の回路
を設けることなく、各無線ブロック間で、送受信用同期
信号の同期をとることができる送受信用同期信号生成回
路を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例の構成を示すブロック図で
ある。
【図2】従来の構成を示すブロック図である。
【図3】リンガ相指定信号S1の機能を説明するための
タイミングチャートである。
【図4】送受信用同期信号の生成動作を説明するための
タイミングチャートである。
【符号の説明】
11…時分割デジタルスイッチ、12…アナログ端末制
御ユニット、13…デジタル端末制御ユニット、141
〜14n…デジタルコードレス端末制御ユニット、15
1〜15m…トランク系ユニット、16…共通制御部、
18…アナログ端末、19…デジタル端末、20…デジ
タルコードレス端末、31…クロック信号生成部、32
…送受信用同期信号生成部、33…無線送受信部。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 管轄ゾーンの異なる複数の無線ブロック
    を介してデジタルコードレス端末を収容する時分割デジ
    タル交換機において、 前記無線ブロックごとに設けられ、リンガ発生回路の起
    動タイミングを指定するリンガ相指定信号に基づいて、
    時分割多重アクセスフレームを生成するための送受信用
    同期信号を生成するように構成されていることを特徴と
    する送受信用同期信号生成回路。
JP1322493A 1993-01-29 1993-01-29 送受信用同期信号生成回路 Expired - Lifetime JP3034395B2 (ja)

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