JP3033958U - ばね鋼を利用したクリップ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 資料・冊子を従来の穴あけパンチで開けられ
た穴にクリップし、資料・冊子の見易さの向上とファイ
リングの容易さを可能にするクリップ。 【構成】 従来の穴あけパンチで３資料・冊子に４穴を
開け、板状ばね鋼クリップを通し、ばねクリップの凸部
を押してやる事により、２ばね鋼クリップ止めが完了す
る。取り外しに関しては、２ばね鋼クリップをつまんで
引っ張る事でクリップが取り外される。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

会社、学校、家庭における資料・冊子等のクリップとしての文房具用品。

【０００２】

【従来の技術】

従来、資料・冊子等をまとめる技術としてホッチキス・クリップ等があるが、 いずれも資料・冊子の端が圧着されてしまう。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

従来、会議等で使用する手製の資料・冊子等の配布においてはホッチキス・ク リップ等で閉じて配布するが、順を追ってページを捲るに連れてホッチキス・ク リップ等の部分周辺がかさばってしまい、資料・冊子等に折れ線が付いてしまう 。

【０００４】 また、会議等終了後にファイリングする際にもホッチキス・クリップが邪魔と なる。

【０００５】

【課題を解決するための手段】

本考案では従来ある穴あけパンチであけられた穴それぞれに、使用時以外は図 １のように板状になっており使用時において一方向からの衝撃で図３のように円 形を成すばね鋼を通すことによって資料・冊子をまとめる。この事により、資料 ・冊子が一枚ずつ独立してページを捲ることができ、資料・冊子に折線がつかな い。取り外しに関しては、所定の場所をつまんで引張るだけで取り外しができる 。

【０００６】 また、会議等の終了後クリップを外し従来の穴あけパンチであけられた穴によ りファイリングを速やかに行える。

【０００７】

【実施例】

図１が使用時以外の状態で図２のような湾曲した断面のばね鋼を利用して、こ れを従来の穴あけパンチによりあけられた穴それぞれに通し、図２の断面の凸部 を押すと図３のようにクリップが資料・冊子をまとめクリップ止めが完了する。

【０００８】 使用後において、資料・冊子をファイリングする際には、図３のクリップの 一部をつまみ引っ張る事により資料・冊子からクリップを取り外す事ができる。

【０００９】

【考案の効果】

本考案により資料・冊子の見易さの向上とファイリングの容易さを可能にする 。

【図面の簡単な説明】

【図１】使用時以外の斜視図である。

【図２】使用時以外の断面図である。

【図３】使用時の全体図である。

【符号の説明】

１ 板状ばね鋼 ２ ばね鋼クリップ ３ 冊子・資料 ４ パンチ穴

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 断面形状がフラットでなく湾曲している
   ばね鋼を利用した資料・冊子をまとめるクリップ。