JP3033808U - 止め鋲 - Google Patents

止め鋲

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JP3033808U
JP3033808U JP1996007229U JP722996U JP3033808U JP 3033808 U JP3033808 U JP 3033808U JP 1996007229 U JP1996007229 U JP 1996007229U JP 722996 U JP722996 U JP 722996U JP 3033808 U JP3033808 U JP 3033808U
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light
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sheet
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JP1996007229U
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Inventor
和久 薗部
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株式会社三協総業
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 鞄類の特定個所に反射材料を貼着,縫着する
作業は、一連の製造工程の途中でで行わなければなら
ず、その作業に熟練を要し、特定個所の反射材料は限ら
れた方向からの光りを反射するに止まる等の欠点を解消
すること。 【解決手段】 本考案止め鋲は、反射光または発光作用
により光る光りシート22を備えてなる。あるいは、蓄
光顔料または発光顔料入りの光り塗膜24を形成してな
る。さらには、蓄光顔料または発光顔料を混入成型され
ている。さらにまた、本考案止め鋲は、反射光または発
光作用により光る光りシート22を表座板18に重合す
るとともに中空軸杆15の頭部14や表座板18の凸縁
17に、蓄光顔料または蛍光顔料入り塗膜24を形成
し、あるいは、上記凸縁17に蓄光顔料または蛍光顔料
25を混入することにより、反射光と発光作用の双方を
利用できるようにしてなる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、特にランドセル等の鞄類に使用する止め鋲に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ランドセル等の鞄類の一部に所要の反射材料を貼着または縫着し、反射 光によって、その鞄類を背負った児童を確認できるように配慮したものが知られ ている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上記反射材料を貼着または縫着する作業は、ランドセル等の鞄類の一 連の製造工程の途中に組み込んで行わなければならない不利があるとともに、そ の貼着または縫着の作業に熟練を要する。 また、上記反射材料は、特定の箇所に設けられているだけなので、限られた方 向からの光りを反射するに止まり、児童の安全には不十分なものであった。 本考案の目的は、これらの欠点を解消することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案止め鋲は、反射光または発光作用により光る光りシート22を備えてな る。また、本考案止め鋲は、蓄光顔料または発光顔料入りの光り塗膜24を形成 してなる。さらに、本考案止め鋲は、蓄光顔料または発光顔料を混入して成型さ れている。
【0005】 さらにまた、本考案止め鋲は、反射光または発光作用により光る光りシート2 2を表座板18に重合するとともに中空軸杆15の頭部14や表座板18の凸縁 17に、蓄光顔料または蛍光顔料入り塗膜24を形成し、あるいは、上記凸縁1 7に蓄光顔料または蛍光顔料25を混入することにより、反射光と発光作用の双 方を利用できるようにしてなる。
【0006】 上記光りシートとしては、ホログラフィー技術を用いて各種の立体地模様を透 明薄層ベースに真空蒸着したホログラムフィルムを採用するのが好適である。 なお、表座板18を方形にするとともに、その表座板18の裏面であって透孔 16の両側または片側に突起18′を一体成型しておくのも、この種の止め鋲と して好適である。
【0007】
【作用】
本考案止め鋲は、反射光または発光作用により光るから、これを、たとえばラ ンドセルの左右大襠、蓋板および背負いバンドの各所に装着しておくと、暗い路 上等で方向に制限なく良く光り、そこにランドセルを背負った児童がいることを 良く視認でき、児童を交通事故等から守るのに役立つ。 また、この止め鋲は、ランドセル等の鞄類の製造の仕上げ工程あるいは仕上げ 後においても、必要な箇所に任意に装着できるから、当該製造工程の途中で所定 の箇所に反射材料を貼着または縫着しなければならない場合とくらべてきわめて 有利である。
【0008】
【考案の実施の形態】
本考案止め鋲d1 〜d6 は、基本的には、上端に頭部14を有する金属製の中 空軸杆15と、その中空軸杆15を挿通する透孔16を開設するとともに周囲に 凸縁17を有する合成樹脂製で円形の表座板18と、同じく中空軸杆15を挿通 する透孔19を開設した裏座板20とからなる。
【0009】 その止め鋲d1 〜d6 は、ランドセル等の鞄類の各装着位置にあけた取付け孔 21(図3のランドセルの蓋板bの場合参照)の表側に表座板18を当接し、そ れらの透孔16および取付け孔21に挿通した中空軸杆15の先端に裏座板20 を嵌め、その突出端をかしめることによって装着する。
【0010】 図1〜3の止め鋲d1 〜d6 は、上記表座板18に重合する光りシート22を 備えている。 この光りシート22は、表座板18の透孔16と一致する透孔23を有し、接 着剤を介してあるいは介することなく、表座板16に重合固定されている。 光りシート22として、ホログラフィー技術を用いて各種の立体地模様を透明 薄層ベースに真空蒸着したホログラムフィルムを採用したときは、自動車等のヘ ッドライトの光を良く反射でき、また、蓄光または蛍光顔料入りシートを採用し たときは、太陽光や電灯光等を吸収し、暗い所で発光する。
【0011】 図4,5の止め鋲d1 〜d6 は、中央に透孔16を設けた表座板18を方形に するとともに、その表座板18の裏面であって透孔16の両側に突起18′,1 8′を一体成型している点において、図1〜3に示したものと相違するが、その 他の構成は同図のものと同じである。 上記突起18′,18′は、たとえば蓋板bの取付け孔21の両側所要位置に 形成しておいた凹処21′,21′に係入することによって、一旦止着した方形 の表座板18が不用意に回動変位しないようにしたものである。
【0012】 図6,7の止め鋲d1 〜d6 は、中央から片側に寄った位置に透孔16を有す ること、および、その透孔16と対向する片側にだけ突起18′を備えているこ とにおいて、図4,5に示したものと相違するが、その他の構成は同図のものと 同じであって、上記突起18′を、たとえば蓋板bの取付け孔21の片側に形成 しておいた凹処21′係入することにより、一旦止着した方形の表座板18が不 用意に回動変位しない。
【0013】 図8の止め鋲d1 〜d6 は、表座板18の凸縁17を含む表側外面に蓄光顔料 または蛍光顔料入り光り塗膜24を形成したものである。
【0014】 図9の止め鋲d1 〜d6 は、表座板18の凸縁17を含む合成樹脂材料に蓄光 顔料または蛍光顔料25を混入したものである。
【0015】 図10の止め鋲d1 〜d6 は、表座板18の凸縁17の内側に段部17′を形 成しておき、この止め鋲d1 〜d6 を所要の位置に前記のようにして止着した後 で、中空軸杆15の頭部14を覆う状態にして、上記段部17′に前記光りシー ト22を張架したものである。
【0016】 止め鋲d1 〜d6 は、上記の他に、たとえば、図1〜7に示すものにおいて、 光りシート22を表座板18に重合し、かつ、中空軸杆15の頭部14や表座板 18の凸縁17に、蓄光顔料または蛍光顔料入り光り塗膜を形成し、あるいはま た、上記凸縁17に蓄光顔料または蛍光顔料を混入することにより、反射光と発 光作用の双方を利用できるようにすることもできる。
【0017】 図11,12のランドセル本体aは、底板1の前側に大仕切板2、左右側に左 右大襠3,4さらに後側に背板5を設立してなり、上面を開口させている。 bは背板5の上辺縁部に基端を縫着した蓋板で、この蓋板bは、ランドセル本 体aの上面の開口を覆うとともに、大仕切板2の前面に複数段にして設けたポケ ット部6を覆い、かつ、遊端には取付け片7を介して錠前掛け止め片8を止着し ている。
【0018】 c,cは左右の背負いバンドで、それは、上端を背板5の上部中央に接続する とともに、下端を底板1に固着の錠前本体9に接続している。さらに具体的にい うと、背負いバンドc,cの各々は、上端を上記背板5の上部中央に接続した大 紐10と、下端を錠前本体9に接続した小紐11とからなり、これら大紐10と 小紐11の遊端同士を互いに調整連結できるようにしてなるものである。 上記錠前掛け止め片8を、底板1の錠前本体9に掛け止めすることによって、 蓋板bは上記の覆い状態を維持する。
【0019】 d1 は蓋板bの中央部分に所要の模様たとえば星型をなす配置にして装飾的に 装着した止め鋲、d2 は蓋板bの遊端辺縁に上記取付け片7の基端を取り付ける のに装着した止め鋲、d3 , 4 は、左右大襠3,4に装飾的に、その左右大襠 3,4に横架した横バンド12,13を取り付けるのに装着した止め鋲であり、 d5 , 6 は背負いバンドc,cの大紐10の上端側所要位置と下側所要位置に 装飾的に装着した止め鋲である。
【0020】
【考案の効果】
以上述べたところから明らかなように、本考案止め鋲は、反射光または発光作 用により光るから、これを、たとえばランドセルの左右大襠、蓋板および背負い バンドの各所に装着しておとくと、暗い路上等で方向に制限なく良く光り、そこ にランドセルを背負った児童がいることを良く視認でき、児童を交通事故等から 守るのに役立つとともに、ランドセル等の装飾にもなる。
【0021】 また、この止め鋲は、ランドセル等の鞄類の製造の仕上げ工程あるいは仕上げ 後においても、必要な箇所に任意に装着できるから、当該製造工程の途中で所定 の箇所に反射材料を貼着または縫着しなければならない場合とくらべてきわめて 有利である。
【0022】 なお、止め鋲の構成は、図面に示したものに限定されることなく、本考案の目 的を達成し所期の作用効果を奏する構成であれば他の構成であってもよいこと明 らかである。
【図面の簡単な説明】
【図1】表座板を円形にしかつ光りシートを備えた本考
案止め鋲の拡大分解斜視図である。
【図2】同上の止め鋲の軸杆を表座板に挿入した状態の
拡大斜視図である。
【図3】同上の止め鋲の装着状態の拡大断面図である。
【図4】表座板を方形にするとともに光りシートを備え
た本考案止め鋲の拡大平面図である。
【図5】同上の止め鋲の装着状態の拡大断面図である。
【図6】表座板を方形にするとともに光りシートを備え
た止め鋲の他の例の拡大平面図である。
【図7】同上の止め鋲の装着状態の拡大断面図である。
【図8】蓄光顔料または蛍光顔料入り光り塗膜を形成し
た本考案止め鋲の装着状態の拡大断面図である。
【図9】蓄光顔料または蛍光顔料を混入した本考案止め
鋲の装着状態の拡大断面図である。
【図10】光りシートを張架してなる本考案の止め鋲の
装着状態の拡大断面図である。
【図11】本考案止め鋲を装着したランドセルの背板側
から見た斜視図である。
【図12】同上の蓋板側から見た斜視図である。
【符号の説明】
1 〜d6 止め鋲 14 頭部 15 中空軸杆 16 透孔 17 凸縁 18 表座板 18′ 突起 19 透孔 20 裏座板 22 光りシート 24 光り塗膜 25 蓄光顔料または発光顔料 a ランドセル本体 b 蓋板 c 背負いバンド 1 底板 2 大仕切板 3,4 左右大襠 5 背板
【手続補正書】
【提出日】平成8年9月13日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項5
【補正方法】変更
【補正内容】

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】反射光または発光作用により光る光りシー
    トを備えてなることを特徴とする止め鋲。
  2. 【請求項2】蓄光顔料または発光顔料入りの光り塗膜を
    形成してなることを特徴とする止め鋲。
  3. 【請求項3】蓄光顔料または発光顔料を混入し成型され
    ていることを特徴とする止め鋲。
  4. 【請求項4】反射光または発光作用により光る光りシー
    トを表座板に重合するとともに中空軸杆の頭部や表座板
    の凸縁に、蓄光顔料または蛍光顔料入り塗膜を形成し、
    あるいは、上記凸縁に蓄光顔料または蛍光顔料を混入す
    ることにより、反射光と発光作用の双方を利用できるよ
    うにしてなることを特徴とする止め鋲。
  5. 【請求項5】光りシートが、ホログラフィー技術を用い
    て各種の立体地模様を透明薄層ベースに真空蒸着したホ
    ログラムフィルムを採用していることを特徴とする請求
    項1または4記載のランドセル。
  6. 【請求項6】表座板が方形をなすとともに、その表座板
    の裏面であって透孔の両側または片側に突起を一体成型
    していることを特徴とする請求項1,2,3,4または
    5記載の止め鋲。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020036826A (ja) * 2018-09-05 2020-03-12 株式会社セイバン 背負い鞄
JP2020065640A (ja) * 2018-10-23 2020-04-30 株式会社池田屋 ベルトの係止構造

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020036826A (ja) * 2018-09-05 2020-03-12 株式会社セイバン 背負い鞄
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