JP3078577U - コート - Google Patents

コート

Info

Publication number
JP3078577U
JP3078577U JP2000009138U JP2000009138U JP3078577U JP 3078577 U JP3078577 U JP 3078577U JP 2000009138 U JP2000009138 U JP 2000009138U JP 2000009138 U JP2000009138 U JP 2000009138U JP 3078577 U JP3078577 U JP 3078577U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reflective
coat
tape
belt
string
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2000009138U
Other languages
English (en)
Inventor
光治 伴
Original Assignee
光和衣料株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 光和衣料株式会社 filed Critical 光和衣料株式会社
Priority to JP2000009138U priority Critical patent/JP3078577U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3078577U publication Critical patent/JP3078577U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Illuminated Signs And Luminous Advertising (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 この考案は、デザイン性、装飾性に富んだ交
通安全機構を備えたコートを提供する。 【解決手段】 本考案のコート10は、前身頃10Aを
ボタン30止めすると共に、少なくとも肩部分には飾り
ベルトである肩章(飾りベルト)21を備えている。そ
して、飾りベルト21は周縁に反射テープ50を配設
し、該反射テープ50は反射糸55を織り込んだ織物よ
りなり、飾りベルト21周縁に反射糸55が露出する構
成を具備する。さらに、ポケット部70に反射テープを
配設する構成、および組み(止め)紐60でボタン30
を係止する構成を有し、止め紐60は反射糸55を編み
込んだ紐で形成されている構成を具備する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、コートに関し、特に夜間の走行時における交通事故からの防護対策 を施したコートに関する。
【0002】
【従来の技術】
夜間における交通安全確保のため、車両のヘッドライト等の光線を反射させて 存在を示し、ドライバーの注意を喚起させる手段を付けた衣服、カバンなどの所 持品、靴、自転車、道路標識などが知られている。 たとえば、交通安全を目的としてこの種反射体を配設した衣服が、実開昭57 ―27423号公報、実開昭61―16318号公報などに開示されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、これらの従来配設されている反射体は光り反射機構を有する嵩高いも のであって、取付けた部分がこわばったり、直線でしか取付けられない不都合が あると共に、デザイン性に欠けたものとなっていた。 そこで、本考案はデザイン性、装飾性に富んだ交通安全機構を備えたコートを 提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案のコートは、前身頃をボタン止めすると共に、少なくとも肩部分には飾 りベルトである肩章を備え、前記飾りベルトは周縁に反射テープを配設し、該反 射テープは反射糸を織り込んだ織物よりなり、飾りベルト周縁に反射糸が露出す る構成を具備する。 また、飾りベルトは肩章の他、袖口部分、後身頃に配設する。 さらに、本考案のコートは、ループ紐でボタンを係止する構成を有し、前記ル ープ紐は反射糸を編み込んだ紐で形成されている構成を具備する。 さらに、本考案はコートの適所に反射テープを装着したポケット部を設けた構 成を具備する。
【0005】
【考案の実施の形態】
本考案の実施の形態を図面を参照して詳述する。 図面に示すコートはダブル打ち合わせのコートを示して折り、図1は正面図、 図2は背面図を示している。 コート10は前身頃10Aに打ち合わせを有する外衣であって、袖部11、襟 部13を連設した形状を有する。 コート10は肩部に装飾用のベルトである肩章21、袖口部に装飾用の装飾ベ ルト23、および後身頃10Bの胴部に装飾用の装飾ベルト25を取付けている 。 また、打ち合わせ部にはボタン30とボタン30に掛け止める止め紐60を備 え、止め紐60をボタン30に掛け止めることにより、前身頃10Aの打ち合わ せを係止させている。
【0006】 各装飾ベルトは同一構造となっているので、ここでは袖口部分に配設する装飾 ベルト23の構造を説明する。・・・図3参照 装飾ベルト23はベルト部本体230の縁周に反射テープ50を取付けている 。 反射テープ50はテープ本体51に光に反射する反射特性を有する繊維糸55 を織り込んで形成されている。テープ本体51は綿糸、合成繊維糸などにより細 帯状に織成している。そして、反射繊維糸55はテープ本体51に対して長手方 向に端縁に沿って破線状に織り込まれる(図4参照)。
【0007】 反射テープ50の取付方は、図5に示すように、ベルト部本体230の縫い代 部分に、テープ50の反射糸55配設側の反対側縁を挿入させて一緒に縫合する 。このとき、反射繊維糸55が露出している面を表側に配置する。 また、反射テープ50の取付方は図6に示すように、本体230の縫い代部分 を被覆するように反射テープ50を被せ、反射繊維糸55を表側に出すようにし て全体を縫合してもよい。
【0008】 このように形成される各装飾用ベルトは周縁に反射糸55が破線状に現れ、光 が当たった場合、前身頃10Aにおいては肩憲章21、袖口の装飾用ベルト23 が、後身頃10Bにおいては装飾用ベルト25が、周縁を点状に発光させ、存在 を示す。 この反射テープ50は反射糸55を織り込んだ構成であって、柔軟性を有する 薄板体となっているので、各装飾用ベルト周縁に取付けたとしても嵩ばらず、ま た曲線形状にも取付けることができ、デザイン性が向上する。さらに、光が当た ると破線状に光るので、装飾効果の向上が図れる。
【0009】 次に、ボタンの止め紐60の構造を説明する。・・図7,8参照 止め紐60は第1の紐61と第2の紐65を組んで組み紐としている。 第1の紐61は剛性を有する紐体を使用する。 第2の紐65はその長手方向に反射糸55を編み込んで形成された紐体を使用 している。
【0010】 この第1の紐61と第2の紐65による組み紐(止め紐)60は剛性を有し、 かつ反射糸55が点在して表面に現れるので、この組み紐をループ状にしてボタ ン30の止め紐60としたとき、光があたると、前打ち合わせ部に止め紐60の ループ形状に光りが点在し、装飾用ベルト部分の反射光と加味して装飾効果を向 上させる。
【0011】 また、符号70はポケット部を示し、ポケット部70の周縁に反射テープを配 設してもよい。ポケット部はこの他貼付け式のアウトポケットなどにも反射テー プを配設することにより、安全機能の向上が図られる。
【0012】
【考案の効果】
本考案は以上のように、コートに取付けられる各装飾用のベルト、およびポケ ット部は反射繊維糸が破線状に現れ、光が当たった場合、各ベルト、およびポケ ット部を点状に発光させ、存在を示して安全機能を発揮する。また、反射テープ は反射糸を織り込んだ構成であって、柔軟性を有する薄板体となっているので、 各部材上に取付けたとしても嵩ばらず、また曲線形状にも取付けることができ、 デザイン性が向上し、光が当たると破線状に光るので、装飾効果の向上も図れる 。
【0013】 また、組み紐をループ状にしたボタンの止め紐は、光があたると、前打ち合わ せ部にループ形状に光りが点在し、装飾ベルト部分の反射光と加味して装飾効果 を向上させる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案に係るコートの前面平面図。
【図2】 本考案に係るコートの後面平面図。
【図3】 飾りベルトの説明図。
【図4】 反射テープの平面図。
【図5】 反射テープの取付方の説明図。
【図6】 反射テープの他の取付方の説明図。
【図7】 反射紐の構成説明図。
【図8】 反射紐をボタン止め紐として使用した説明
図。
【符号の説明】
10 コート 10A,10B 身頃部 11 袖部 13 襟部 21 肩章 23,25 飾りベルト 230 飾りベルト部本体 30 ボタン 50 反射テープ 51 反射テープ本体 55 反射糸 60 止め紐 61 第1の紐 65 第2の紐 70 ポケット部

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前身頃の打ち合わせ部をボタン止めして
    着用するコートにおいて、 少なくとも肩部分には飾りベルトである肩章を備え、前
    記飾りベルトは周縁に反射テープを配設し、該反射テー
    プは反射糸を織り込んだ織物よりなることを特徴とする
    コート。
  2. 【請求項2】 前記飾りベルトに配設される反射糸は、
    テープ長手方向端縁に沿って破線状に配設される請求項
    1項記載のコート。
  3. 【請求項3】 前記飾りベルトは袖口部分、および、ま
    たは後身頃に配設され、飾りベルトの周縁に反射糸が露
    出するよう配設される請求項1項記載のコート。
  4. 【請求項4】 前身頃をボタン止めするコートにおい
    て、 前記ボタンはループ紐で係止される構成を有し、前記ル
    ープ紐は反射糸を編み込んだ紐で形成されてなるコー
    ト。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4に記載のコートにおい
    て、適所に配設するポケット部に反射テープを装着して
    なるコート。
JP2000009138U 2000-12-26 2000-12-26 コート Expired - Fee Related JP3078577U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000009138U JP3078577U (ja) 2000-12-26 2000-12-26 コート

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000009138U JP3078577U (ja) 2000-12-26 2000-12-26 コート

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3078577U true JP3078577U (ja) 2001-07-10

Family

ID=43211502

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000009138U Expired - Fee Related JP3078577U (ja) 2000-12-26 2000-12-26 コート

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3078577U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0623557U (ja) * 1992-08-26 1994-03-29 藤倉ゴム工業株式会社 ゴルフクラブシャフト
JP2013100628A (ja) * 2011-10-12 2013-05-23 Kazue Tsukada 留はずし機構

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0623557U (ja) * 1992-08-26 1994-03-29 藤倉ゴム工業株式会社 ゴルフクラブシャフト
JP2013100628A (ja) * 2011-10-12 2013-05-23 Kazue Tsukada 留はずし機構

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH06195029A (ja) 安全表示装置
US20110199779A1 (en) Luminous costume structure
JP3078577U (ja) コート
JPH10108576A (ja) 動物の引き紐
JP3141174U (ja) 再帰反射型学生服
JP2003221712A (ja) 隠蔽自在な再帰反射材付き夜光安全衣服
JP3054458U (ja) 再帰反射性襷
CN217885190U (zh) 具有夜间反光功能校服
CN210630670U (zh) 裤脚可拆的服装
JP3066541U (ja) 蓄光シ―トおよびそれを備えた身体装着品およびカバン類
CN215531800U (zh) 一种带有光源式安全背心
CN220384321U (zh) 一种聚酯纤维防泼水夹克
CN215531799U (zh) 一种蓄光式安全背心
JP3070341U (ja) 安全作業衣
CN211458916U (zh) 一种带可隐藏反光部的冲锋衣
JP3082236U (ja) 衣 服
JP2007077530A (ja) 発光衣類
CN217722742U (zh) 一种可更改反光标识的警示背心
CN219845142U (zh) 一种可反光的背心
GB2477822A (en) Luminous garment
KR200224442Y1 (ko) 안전조끼
JP3005499U (ja) 発光型安全ベスト
CN115624225A (zh) 一种吸湿排汗校服
JP3033685U (ja) 夜光反射チョッキ
JP3070490U (ja) 反射チョッキ

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees