JP3070341U - 安全作業衣 - Google Patents

安全作業衣

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裕一 石井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 夜間作業時における自動車等からの視認性を
可能な限り高めることを目的として、作業者を側方から
も視認できるようにする安全作業衣を提供する。 【解決手段】 夜間作業従事者が夜間に着用して反射又
は発光により自身の存在を視認させる安全作業衣におい
て、この安全作業衣を構成する前身2又は後身3の生地
面と光軸とが略平行になるようにLED9を寝かせた状態
でこの生地面に取り付け、このLED9に透光性又は光拡
散性のあるカバー14を覆設し、LED9の光を全方位へ拡
散させる安全作業衣である。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、例えば交通整理を行う警察官、警備員等、夜間作業従事者が夜間に 着用して反射又は発光により自身の存在を視認させる安全作業衣に関する。
【0002】
【従来の技術】
夜間における交通整理作業は危険を伴うため、自動車の運転者からの視認性を 高めて作業者の安全性を確保できるように、従来より再帰性反射材を取り付けた ベストや上着、たすき等、反射により自身の存在を視認させることができる安全 作業衣を用いていた。近年では、自動車等の照明が届かないような状況において も夜間作業従事者が視認できるように、LED等、発光体を併用した安全作業衣も 普及してきた。
【0003】 実公昭62-009282号には、反射材に穿設した孔部から光軸を外方に向けてLEDを 固定し、全体を防水シートで覆った安全作業衣(確認作業衣)が、実開平06-01641 0号には、反射材に穿設した透孔から光軸を外方に向けて発光素子(LEDと思われ る)を搭載して前記透孔を透明シートで被覆したベストが提案されている。この ほかにも、特開平09-209204号や実用新案登録第3005499号に、ほぼ同様な安全作 業衣(安全ベスト)が提案されている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
これらの従来技術は、いずれもLED等の発光体を使用して、反射材のみでは視 認しにくい状況下での夜間作業従事者の視認性を確保又は向上させている。しか し、発光体の光軸を生地面に直交するように、光軸を外方に向けて発光体を取り 付けていたので、側方からの視認性が悪い、という問題があった。LEDの光は直 進性に優れているため、光軸方向に光が集中するためである。このように、従来 の安全作業衣においては、前身又は後身が覗く前方又は後方からの視認性につい ては問題なかったが、側方からの視認性が悪かった。そこで、夜間作業時におけ る自動車等からの視認性を可能な限り高めることを目的として、側方からの視認 性をも有する安全作業衣について、検討した。
【0005】
【課題を解決するための手段】
検討の結果生み出したものが、夜間作業従事者が夜間に着用して反射又は発光 により自身の存在を視認させる安全作業衣において、この安全作業衣を構成する 前身又は後身の生地面と光軸とが略平行になるようにLEDを寝かせた状態でこの 生地面に取り付け、このLEDに透光性又は光拡散性のあるカバーを覆設し、LEDの 光を全方位へ拡散させる安全作業衣である。LEDを生地面と平行に取り付けるこ とで、従来視認性の低かった側方へも光が行き渡るようになる。また、LEDに透 光性又は光拡散性のあるカバーを覆設したことで、側方に光軸を向けたLEDの光 も前方又は後方へ拡散させることができ、全方位への発光が可能となる。前記カ バーは、LEDの保護機能と損傷したLEDの飛散防止機能とを併せ持つ。
【0006】 LEDの光軸を主として前身及び後身と略平行に設けるようになることから、透 光性又は光拡散性のあるカバーだけでは、前方又は後方への発光が不十分となる 可能性もある。そこで、同安全作業衣において、この安全作業衣を構成する前身 又は後身の生地面に取り付けた反射材面と光軸とが略平行になるようにLEDを寝 かせた状態でこの反射材面に取り付け、このLEDに透光性又は光拡散性のあるカ バーを覆設し、LEDの光を全方位へ拡散させる安全作業衣にする。全方位へ拡散 したLEDの光のうち、反射材面から離隔する方向又は平行な光以外は、もれなく 反射材によって反射されて、前方又は後方へ導かれる。これにより、従来同様に 、前方又は後方からの視認性も充分なものとなる。また、反射材に光を当てるこ とにより、面の発光が期待でき、安全作業衣としての目的を十分に達成できる。
【0007】 生地面又は反射材面上にLEDを寝かせて取り付けるため、どうしてもLEDの配線 が露出する取付形態となる。そこで、こうした配線を保護するため、電源部と各 LEDとを結ぶ配線を中空チューブに挿通する。これにより、前身又は後身から覗 く虞のあるLEDの配線を保護できる。また、中空チューブは緩衝的機能をも発揮 し、例えば外部からの衝撃や負荷に対して、配線が切断される(=断線)事態をで きる限り回避できるようになる。
【0008】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施形態について、図を参照しながら説明する。図1は本考案 を構成する基本的な安全作業衣の着用前展開図、図2は図1中A−A拡大断面図 であり、図3は別例の安全作業衣の着用前展開図である。
【0009】 図1に見られるように、本例の安全作業衣の外観は従来通りで、周縁にパイピ ング1を施した前身2及び後身3が繋がったベスト状であり、前身2を構成する 帯部4,4から後身3、前ベルト5,5及び後ベルト6に沿って反射テープ(再帰 性光反射材)7を縫着している。反射テープに代えて畜光テープを縫着してもよ い。前ベルト5,5相互と、前ベルト5及び後ベルト6の連結は、面ファスナー 8(図1中図示はオス面又はメス面のみ)を利用している。
【0010】 本考案の特徴となるLED9は帯部4に沿って縫着した反射テープ7上に並べ、 前身2及び後身3にそれぞれ左右4個ずつ、計16個配している。電源及び制御を 兼備したコントロールボックス10は、前身2向かって右側の帯部4裏側のポケッ ト11に収納し、帯部4内部に配線12を挿通している。LED9は電力消費量が少な いので、乾電池による作動が可能であり、コントロールボックス10の小型化も容 易で、本例のように前身2の内側に配してもかさばらない。
【0011】 各LED9は、図2に見られるように、前身2又は後身3の面と光軸Lとが略平 行になるように寝かせた状態で反射テープ7上に取り付けている。コントロール ボックス10と各LED9とを結ぶ配線12は、中空チューブ13に挿通して保護してい る。半球状カバー14はLED毎に覆設しており、光の拡散、LED保護及び破損したLE Dの飛散防止を図っている。
【0012】 半球状カバー14は、透明又は半透明な合成樹脂素材からなり、透光性を有すれ ば、素材や外形は問わない。本例の半球状カバー14は、内面に起伏15を備えて光 拡散性を発揮し、反射テープ7と略平行な光軸Lの光を全方位へと拡散する。起 伏に代えて凹凸や突条又は溝であってもよいし、光を拡散できる形状ならば限定 はない。また、前記起伏等は半球状カバーの内面でなく外面に設けてもよい。
【0013】 前身2、後身3はどうしても前後方向にしか面していないので、更に側方から の視認性を高めるには、図3に見られるように、肩から腕にかけて装着する袖16 を設け、この袖16に反射テープ7を縫着し、上述同様にLED9を配設する。これ により、側方からの視認性が高められて、より安全度の高い安全作業衣を提供で きる。もちろん、袖16に設けたLED9は、前後方向からの視認にも寄与する。
【0014】
【考案の効果】
本考案により、前後方向だけでなく、側方からの視認性に優れた安全作業衣を 提供できるようになる。これは、光軸を前身又は後身の生地面と略平行になるよ うにLEDを寝かせた状態で取り付けたことによる効果である。これにより、従来 光量が不足して視認性に劣った側方に十分な光量を確保することができるように なる。また、前後方向については、反射材や光拡散性を有するカバーによって十 分な光量が確保されるから、結果として全方位からの視認性に優れた安全作業衣 の提供が可能になるのである。
【0015】 本考案の安全作業衣は、上記のような使用目的に即した効果を主に発揮する。 このほかにも、例えばLEDに覆設したカバーがLED保護又は破損したLEDの飛散防 止を図ったり、配線を中空チューブに挿通して保護したりと、使用上での安全性 や耐久性を高める効果を有する。以上から、本考案の安全作業衣は、実用性の高 い製品として提供できるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案を構成する基本的な安全作業衣の着用前
展開図である。
【図2】図1中A−A拡大断面図でる。
【図3】別例の安全作業衣の着用前展開図である。
【符号の説明】
1 パイピング 2 前身 3 後身 4 帯部 5 前ベルト 6 後ベルト 7 反射テープ(再帰性光反射材) 8 面ファスナー 9 LED 10 コントロールボックス 11 ポケット 12 配線 13 中空チューブ 14 半球状カバー 15 起伏 16 袖 L 光軸

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 夜間作業従事者が夜間に着用して反射又
    は発光により自身の存在を視認させる安全作業衣におい
    て、該安全作業衣を構成する前身又は後身の生地面と光
    軸とが略平行になるようにLEDを寝かせた状態で該生地
    面に取り付けて、該LEDに透光性又は光拡散性のあるカ
    バーを覆設し、LEDの光を全方位へ拡散させるようにし
    たことを特徴とする安全作業衣。
  2. 【請求項2】 夜間作業従事者が夜間に着用して反射又
    は発光により自身の存在を視認させる安全作業衣におい
    て、該安全作業衣を構成する前身又は後身の生地面に取
    り付けた反射材面と光軸とが略平行になるようにLEDを
    寝かせた状態で該反射材面に取り付け、該LEDに透光性
    又は光拡散性のあるカバーを覆設し、LEDの光を全方位
    へ拡散させるようにしたことを特徴とする安全作業衣。
  3. 【請求項3】 電源部と各LEDとを結ぶ配線を中空チュ
    ーブに挿通してなる請求項1又は2記載の安全作業衣。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010028069A2 (en) * 2008-09-03 2010-03-11 Kevin Winzer Visibility vest
KR101873726B1 (ko) * 2018-01-04 2018-07-03 오리온시스템즈 주식회사 Led안전조끼

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WO2010028069A3 (en) * 2008-09-03 2010-07-22 Kevin Winzer Visibility vest
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