JP3082236U - 衣 服 - Google Patents

衣 服

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JP3082236U
JP3082236U JP2001003390U JP2001003390U JP3082236U JP 3082236 U JP3082236 U JP 3082236U JP 2001003390 U JP2001003390 U JP 2001003390U JP 2001003390 U JP2001003390 U JP 2001003390U JP 3082236 U JP3082236 U JP 3082236U
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JP
Japan
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piece
flap piece
flap
clothes
mounting piece
Prior art date
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Application number
JP2001003390U
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English (en)
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俊昭 神原
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Sun S Co Ltd
Original Assignee
Sun S Co Ltd
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  • Professional, Industrial, Or Sporting Protective Garments (AREA)
  • Outerwear In General, And Traditional Japanese Garments (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 光を反射させることで夜間作業の安全性を確
保しながらも、日中における外観体裁を良好なものにす
ることにある。 【解決手段】 衣服の一部に上端が縫着されたフラップ
片3の下端に、該フラップ片3の裏側である内方への反
転折り返し可能に取付片6を一体的に設け、該取付片6
の表面に反射シート材8を設けると共に、取付片6裏面
と前記フラップ片3裏面とに、相互に係止する係止材7
を設けた構成とした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、夜間等の暗い環境下で被視認性に優れ、しかも通常時の外観体裁を 良いものにした衣服に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
夜間等の暗い工事現場等では、例えば路上走行する車両からの身の安全を確保 するべく、作業員は一部に発光材・蛍光材等の反射材を配した衣服を着用し、車 両からの視認性が確実になるようにしている。
【0003】 例えば、特開平8−158119号公報に開示された「安全衣服」、或いは特 開2000−17507号公報に開示された「作業着」等の考案が反射材を設け た衣服の従来例であって、衣服の一部に蛍光染料・反射染料等による発光布や光 反射テープを縫い付けた構成で、自己発光或いはヘッドライトの光を反射させる 等して作業員の存在を例えば運転者に視認させるようにし、作業員の安全を確保 しようとするのである。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、この種の衣服は夜間の暗い場所だけで着用するとは限らず、日 中のこともある。即ち、夜間作業のため上記したような構成の衣服を着用する職 種としては、例えば警備員、建設現場作業員、宅配・運送業者、倉庫業者、道路 工事人、空港の構内作業員、清掃業者等が挙げられ、更には一般にも登山者や釣 り人等、多岐多種にわたるが、これ等の人々は昼間などの明るい場所で作業した り着用することも少なからずある。
【0005】 このような昼間の作業時には発光布や光反射テープは勿論不要であって不使用 状態であり、それどころか衣服のファッション性よりすると外観体裁の悪いもの になっていた。
【0006】 本考案は、上述した従来の欠点、不都合、不満点を解消するべく考案された衣 服であって、必要時においては光を反射させることで夜間作業の安全性を確保し ながらも、日中などの明るい場所における不要時には外観体裁を良好なものにす ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため本考案の衣服は、衣服の一部に上端が縫着されたフラ ップ片の下端に、該フラップ片の裏側である内方への反転折り返し可能に取付片 を一体的に設け、該取付片の表面に反射シート材を設けると共に、取付片裏面と 前記フラップ片裏面とに、相互に係止する係止材を設けたことを特徴とする。
【0008】
【考案の実施の形態】
本考案にかかる衣服としては、図示実施例では上着1を示したが、ズボンや繋 ぎ服であっても良く、図1乃至図7の実施例では上着1の胸ポケット2近傍に応 用した場合を表している。
【0009】 ここでの胸ポケット2上端には蓋布が縫着されているが、この蓋布を本考案に おけるフラップ片3として採用する。即ちこのフラップ片3は、その上端が上着 1の一部である前身頃4の胸ポケット2上端に縫着され、フラップ片3の側端は 例えばホックボタン5により前身頃4に係止され、胸ポケット2上端の開口部を 閉鎖するようになっている。
【0010】 そしてフラップ片3の下端には取付片6が一体垂下設され、この取付片6はフ ラップ片3の裏側である内方への反転折り返しが可能になっており、更に取付片 6の裏面とフラップ片3の裏面とには、相互に係止する係止材7として例えば面 ファスナーが設けられている。
【0011】 そこで、取付片6をフラップ片3の裏側に反転折り返しした状態では、面ファ スナーによる係止材7どうしの相互の係止によって、この折り返し姿勢が維持さ れる。
【0012】 更に取付片6の表面には、反射シート材8が設けられており、夜間作業等で上 着1の着用作業員に対する注意を促すような場合には、面ファスナーによる相互 の係止材7を解いて取付片6をフラップ片3の裏面から外すと共に、取付片6を フラップ片3の下端から垂らして、取付片6表面の反射シート材8が視認できる ようにするのである。
【0013】 図2、図5、図7は、蓋布であるフラップ片3が胸ポケット2上端の開口部を 閉鎖し、ホックボタン5により前身頃4に係止した状態であり、取付片6はフラ ップ片3の裏側に折り返されてフラップ片3の裏面に係止し、反射シート材8は フラップ片3によって隠されている。
【0014】 そして図3は、ホックボタン5を外し、更に係止材7を外して取付片6を引き 出した状態を示し、図1、図4、図6は、取付片6をフラップ片3の下端から垂 らし、反射シート材8が表面に露出するようにした状態を示すものである。
【0015】 次に図8以下は上着1の後身頃9を示すもので、背中部分に下方が開放された ひだ片を設け、このひだ片をもってフラップ片3とするもので、ここでは上端及 び両端を縫着して略袋状にしている。
【0016】 図8、図9、図11は、取付片6がフラップ片3の裏側に折り返されて隠され た状態を示し、図10は取付片6がフラップ片3の下端から垂れて、反射シート 材8が表面に露出している。
【0017】 以上、本考案を図面の実施例に基づいて説明したが、本考案は上記した実施例 に限定されるものではなく、実用新案登録請求の範囲に記載の構成を変更しない 限りどのようにでも実施することができる。
【0018】
【考案の効果】
以上要するに本考案の衣服によれば、夜間等の暗い場所であっても着用してい る作業員を確実に視認することができるので、作業員にとって極めて安全性の高 いものになり、また昼間等で反射シートを必要としない状況では、簡単な操作で この反射シートを設けた取付片をフラップ片の内側に隠してその状態で係止させ ることができ、垂れ出ることはないので外観体裁が良好である等、多くの優れた 作用効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案にかかる衣服の正面図である。
【図2】胸ポケット部の拡大正面図である。
【図3】取付片を引き出した状態を示す正面図である。
【図4】取付片を垂らして反射シートを露出させた状態
を示す正面図である。
【図5】図2におけるA−A線断面図である。
【図6】図4におけるB−B線断面図である。
【図7】図2におけるC−C線断面図である。
【図8】本考案にかかる衣服の背面図である。
【図9】図8におけるD−D線断面図である。
【図10】図8における取付片を垂らして反射シートを
露出させた状態を示す断面図である。
【図11】図8におけるE−E線断面図である。
【符号の説明】
1 上着 2 胸ポケット 3 フラップ片 4 前身頃 5 ホックボタン 6 取付片 7 係止材 8 反射シート材 9 後身頃

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 衣服の一部に上端が縫着されたフラップ
    片の下端に、該フラップ片の裏側である内方への反転折
    り返し可能に取付片を一体的に設け、該取付片の表面に
    反射シート材を設けると共に、前記取付片裏面と前記フ
    ラップ片裏面とに、相互に係止する係止材を設けたこと
    を特徴とする衣服。
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