JP3033478B2 - 車両用表示装置 - Google Patents

車両用表示装置

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JP3033478B2
JP3033478B2 JP7232914A JP23291495A JP3033478B2 JP 3033478 B2 JP3033478 B2 JP 3033478B2 JP 7232914 A JP7232914 A JP 7232914A JP 23291495 A JP23291495 A JP 23291495A JP 3033478 B2 JP3033478 B2 JP 3033478B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両用表示装置、
特に、インストルメントパネル上部に表示装置本体を収
容し、表示装置本体の表示する像を運転者に視認させる
ようにした車両用表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】車両に搭載される表示装置、例えば、運
転室のセンターコンソールに表示装置本体としての液晶
モニタを固定し、液晶モニタの表示面の周辺に各種表示
情報を選択するスイッチ等を配備した表示装置が知られ
ている。このような表示装置はマルチメディア情報を運
転者に知らせるため、近年車両へ実装される比率が大き
くなってきている。
【0003】ところで、表示装置本体としての液晶モニ
タをセンタコンソールやインストルメントパネル上に装
着し、その表示面を直接運転者が見る場合、表示面が前
方視界を大きく遮ることは不適当であり、このことか
ら、通常、液晶モニタは運転者の前方視界を大きく遮ら
ない場所に配備され、或いは前方視界を遮らない状態で
配備されていた。即ち、センタコンソールの上側やイン
ストルメントパネルの助手席側上部で過度に上方に突き
出さない状態で配備されている。
【0004】このような液晶モニタはその表示面が後方
に向けて配備され、全乗員にマルチメディア情報を表示
出来る。ところで、表示装置により表示する画像を目視
する上で、複雑な画像の表示にはできるだけ大きな表示
面を用いると共に、表示面と正対することが望ましい。
【0005】この点で、特に、インストルメントパネル
の助手席側上部に液晶モニタの表示面が固定してセット
された場合、助手席の乗員にとっては液晶モニタの表示
面を容易に見ることが出来るが、運転者に採ってはたと
え停車中であっても、表示面の画像を斜め方向より見る
こととなり、画像情報の視認性が低下する。これを防ぐ
には、液晶モニタの表示面を垂直線回りに回動し、最適
な回転角に保持する必要が生じる。
【0006】そこで、特開平5−8663号公報にはイ
ンストルメントパネルの助手席側上部に液晶モニタを収
容し、上下及び前後駆動用の各アクチュエータを用い、
上下方向及び前後方向の各リニアレールに沿って液晶モ
ニタの表示面を上下及び前後方向に駆動保持し、しかも
同液晶モニタの表示面を回転用アクチュエータによって
ほぼ垂直線回りに回転させる技術が開示される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、画像情報の
視認性は、助手席や運転席の各乗員の座高の変化によっ
ても変化し、更に、野外で使用される液晶モニタの表示
面の視認性を向上する上では、外乱となる光を排除する
必要も多い。
【0008】このように、画像情報の視認性をより高め
る上で液晶モニタの表示面を最適な角度で支持する必要
が生じている。これに対処するには、液晶モニタの表示
面を垂直線回りに回転させるのみならず、垂直面に対し
て傾け、その傾き角(或いは開き角)を画像情報の視認
性を高める上で最適な角に保持する必要が生じている。
本発明の目的は、外乱光による悪影響を低減出来、しか
も乗員の相違に係らず、表示装置の表示する画像情報の
視認性を高めることの出来る車両用表示装置を提供する
ことにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、車両
のインストルメントパネル上部に設けられ各種情報を表
示する表示装置本体、該表示装置本体を格納状態から起
立させるポップアップ用アクチュエータおよび起立状態
から運転席側に回転させる回転用アクチュエータ、上記
車両の走行状態を検出する走行状態検出手段、上記ポッ
プアップ用および回転用アクチュエータを駆動する駆動
手段、該駆動手段を操作するコントロールスイッチ、上
記走行状態検出手段からの情報に基づいて上記駆動手段
を制御する制御手段を備えたことを特徴とする。
【0010】請求項2の発明は、請求項1記載の車両用
表示装置において、上記制御手段は上記走行状態検出手
段からの情報に基づいて、車両が停車中であると判断さ
れた場合、上記回転アクチュエータを駆動させて上記表
示装置本体を運転席側に向けることを特徴とする。
【0011】
【0012】
【0013】
【実施例】図1には本発明の一実施例として車両用表示
装置を示した。この車両用表示装置1は図示しない乗用
車の運転室R内に装着される。この運転室Rの前部には
フロントガラス2とインストルメントパネル3が配備さ
れ、その後方側には前部シート4が配備され、そこに図
示しない運転席及び助手席の乗員が着座するように成
る。なお、ここでは運転者及び助手席乗員の各自の目の
位置をI1,I2として示した。インストルメントパネ
ル3は運転席側にステアリングハンドル5を配し、その
前部に計器板6を備え、助手席側の上部に車両用表示装
置1の要部を成す表示装置本体としてのデイスプレイ7
を収容する。
【0014】デイスプレイ7は概略矩形厚板状を呈し、
矩形の基枠内に液晶の表示部8を備え、使用時にはその
表示部8を乗員側である後方に向けて起立するポップア
ップ位置(例えば図1に実線で示す位置)に位置させ
る。このため、インストルメントパネル3の助手席側の
上部にはモニタ収容穴10が形成される。このモニタ収
容穴10は図4に示すように、デイスプレイ7をその表
示部8を下方に向けて倒した格納位置H1に保つ場合に
おいて、デイスプレイ7の裏面がモニタ収容穴10を閉
鎖出来るように構成される。デイスプレイ7は図2に示
すようなモニタ位置操作装置9に支持される。
【0015】モニタ位置操作装置9は、図示しない車体
基部側にボルト止めされるベース11と、このベースの
左右端に一体結合される左右側枠12,13と、左右側
枠12,13の各上端側に揺動可能に支持される左右方
向Xに長いデスプレイ用ベース14及び左右のサイドブ
ラケット15,16と、デイスプレイ用ベース14及び
左右のサイドブラケット15,16にビス止めされるデ
イスプレイ7を水平線であるポップアップ中心線L1回
りに回動するポップアップ用モータ17と、デイスプレ
イ用ベース14及び左右のサイドブラケット15,16
にビス止めされるデイスプレイ7を垂直線である回転中
心線L2回りに回動する回転用モータ18と、右側枠1
2に支持されるポップアップ用モータ17の回転軸17
1に一端が一体結合されると共に他端である回動端に回
転軸ピン19を介し右サイドブラケット16の上端を連
結するジョイント20と、左側枠12の上端外側に一体
結合される前後方向Yに長い回転用レール21と、回転
用レール21に摺動自在に嵌合され、回転用モータ18
のアーム22で摺動作動されるスライダー23と、スラ
イダー23の上部に連結され縦中心線L3回りに回動可
能な可動片24と、左サイドブラケット15より突出し
可動片24の中央穴に摺動自在に嵌挿される横向きピン
25とを備える。
【0016】ここで、回転用レール21上のスライダー
23は同スライダー上に可動片24を介し横向きピン2
5を支持し、スライダー23が図2に実線で示す基準位
置P1に位置する際に横向きピン25をポップアップ中
心線L1上に保持し、ポップアップ用モータ17の駆動
に応じて、デイスプレイ用ベース14及び左右のサイド
ブラケット15,16にビス止めされるデイスプレイ7
をポップアップ中心線L1回りに回動できる。この場
合、ポップアップ中心線L1回りに回動するデイスプレ
イ7は図4に示すように、表示部8を下向きとする格納
位置H1、表示部8を後向きとすると共に開き角θを選
択できるポップアップ位置H2を確保出来る。
【0017】一方、回転軸ピン19がポップアップ用モ
ータ17によって図2に実線で示す基準位置(図6に符
号R1で示した)に保持される場合、デイスプレイ用ベ
ース14及び左右のサイドブラケット15,16にビス
止めされるデイスプレイ7は、回転軸ピン19回り、即
ち、垂直線である回転中心線L2回りに回動可能であ
る。この場合、回転用モータ18がアーム22、スライ
ダー23を介し可動片24をレール21に沿って摺動さ
せると、縦中心線L3回りに可動片24が回動しつつ横
向きピン25が可動片24と相対的に摺動し、横向きピ
ン25と一体のデイスプレイ7側が垂直線である回転中
心線L2回りに回動し、図2に2点鎖線で示すように、
左サイドブラケット15が前方側に回動する。この時、
デイスプレイ7の表示部8は運転者の目I1よりの視線
aと正対する運転者用回転位置H3(図3及び図4参
照)に保持される。
【0018】図6及び図7に示すように、右側枠13の
上端内側にはブラケット26を介し格納スイッチ27が
取り付けられ、同スイッチ27がジョイント20の回動
によってオンされるとデイスプレイ7が格納位置H1に
保持されたとする位置信号s1を発する。一方、右側枠
13の内側前部には図示しないブラケットを介しポップ
アップリミットスイッチ28が取り付けられ、同スイッ
チ28がジョイント20の回動によってオンされるとデ
イスプレイ7が最大開き角θmでのポップアップ位置H
2に保持されたとする位置信号s2を発する。更に、図
4に示すように、左側枠12の前方上部には回転位置ス
イッチ42が図示しないブラケットを介し一体結合さ
れ、左側枠12の後方上部には回転OFF位置スイッチ
43が図示しないブラケットを介し一体結合され、各ス
イッチがスライダー23によりオンされると、デイスプ
レイ7が回転位置H3或いは回転OFF位置H4(図3
中の実線位置でありデイスプレイ7の開き角θを操作可
能な位置)に保持されたとする位置信号s4を発する。
【0019】図7において、符号151は左サイドブラ
ケット15に一体結合される左スペーサを、符号161
は右サイドブラケット16に一体結合される左スペーサ
をそれぞれ示す。更に、左スペーサの外側にはジョイン
ト162がボルト止めされ、同ジョイント162の突端
には、回転軸ピン19が縦向き、即ち回転中心線L2方
向に向けて枢支され、この回転軸ピン19を介し右サイ
ドブラケット16の上端が枢着される。図7において、
符号231及び符号232は共にスライダー23に一体
的に結合される分割片であり、L形分割片232には立
つ向きピンを備える可動片24が縦中心線L3回りに回
動可能に枢支される。なお、可動片24の中央穴には軸
受部材241を介し摺動自在に横向きピン25が嵌挿さ
れ、同ピンはビス242で抜け止めされる。
【0020】ここで、デイスプレイ7は情報バスにより
中央制御装置31やモニタユニット39を備えた制御系
と互いに接続され、相互に信号の授受を行う。車両の中
央制御装置31にはポップアップ用モータ17、回転用
モータ18が駆動回路29,30を介し接続され、スイ
ッチ27,28や車速Vを検出する車速センサ32の各
検出信号が入力され、しかも、モニタ位置操作装置9側
の各スイッチ40〜44の信号も入力される。モニタユ
ニット39は操作盤33上の各スイッチ33aの操作に
よるスイッチ信号が入力され、同スイッチの指令信号に
応じ各ユニットを制御する。
【0021】ここで、モニタユニット39にはグラフィ
ックジェネレータ34を介し各ユニット、即ち、オーデ
ィオユニット35、車速Vや燃料量FVその他の車両情
報を画像表示するための車両情報ユニット36、TVチ
ューナ37、ナビゲーションユニット38が接続され、
各スイッチ信号に応じて選択的に各ユニットを選択し、
各ユニットより制御信号、画像信号及び音声信号等を取
り込みデイスプレイ7を駆動する。
【0022】ここで、インストルメントパネル3には回
転指示スイッチ40と、デイスプレイ電源スイッチ41
と、デイスプレイ7の表示部の開き角θを調整出来るモ
ニタ駆動スイッチ44が配備される。なお、このモニタ
駆動スイッチ44はマニュアル式の回転ノブ付きスイッ
チであり、回転角の変位に応じ表示部の開き角θを調整
出来、このスイッチ44がOFF位置では、オート制御
がONのの信号が出力される。
【0023】一方、操作盤33はデイスプレイ7の基枠
周縁に配設され、ここにはナビゲーションスイッチSW
N、アミュ−ズメントスイッチSWA、車両情報スイッ
チSWC、TVスイッチSWT、オーディオスイッチS
WO、タッチスイッチSW1が配備される。中央制御装
置31は車両の各運転情報に基づき周知の車両制御を行
い、特にここでは、表示制御と、モニタ位置操作装置9
を用いモニタ位置制御を行うと言う機能を備える。
【0024】モニタ位置制御は走行状態検出手段である
車速センサ32からの車速V信号またはコントロールス
イッチである操作盤33上の各スイッチ33aの出力の
少なくとも一方に基づいて駆動回路29,30を介しポ
ップアップ用モータ17及び回転用モータ18を駆動
し、デイスプレイ7を格納位置H1、ポップアップ位置
H2、回転位置H3、回転OFF位置H4(最大開き角
のポップアップ位置H2と同じ)に切換え制御する。
【0025】ここでは、特に、車両が停車中(V=0)
であると判断された場合、ポップアップ用モータ17を
介しデイスプレイ7を開き角θ方向に移動し、回転用モ
ータ18を駆動させて表示装置本体を運転席側の回転位
置H3に向ける。更に、起立する各ポップアップ位置H
2での開き角θを可変に設定する。このような車両用表
示装置の作動を説明する。車両用表示装置を備えた車両
に、運転者が着座し、図示しないIGキーがオンされ
る。次いで、運転者は車両の運転に入り、一方、助手席
の乗員がインストルメントパネル3上のデイスプレイ用
電源スイッチ41をオンすると車両用表示装置に電源が
接続される。ステップs2に進むと、車速Vが停車中
(V=0)か否か判断し、走行中はステップs3に、停
車時にはステップs4(図9参照)に進む。
【0026】走行時にステップs3に達すると、ポップ
アップリミットスイッチ28がオンになるまでポップア
ップ用モータ17が正転駆動され、デイスプレイ7が最
大開き角のポップアップ位置H2(図4の2点鎖線参
照)に保持される。ステップs3、s5の処理が済み、
ステップs6に達すると、回転OFFスイッチ43がオ
フであるか否か判断し、オフとなるまで、回転用モータ
18を逆転させ、デイスプレイ7を回転OFF位置H4
に保持し、助手席の乗員の目I2の視線bと正対するよ
うにセットし、ステップs8に進む。
【0027】ステップs8以降では、一旦基準姿勢にセ
ットされたデイスプレイ7の微調整に入る。マニュアル
操作されるモニタ駆動スイッチ44が作動か否か判断
し、ここで非作動(オート制御がON)ではそのまま制
御を終了し、作動ではステップs9に進む。この時、モ
ニタ駆動スイッチ44がマニュアル操作され、その正、
逆操作に応じてポップアップ用モータ17が正逆転駆動
し、開き角θが増減変化する。
【0028】ここでは、マニュアル操作されるモニタ駆
動スイッチ44が正転(開き角θ増加)指示か逆転指示
(開き角θ減少)かを判断し、正転ではステップs10
に逆転ではステップs11に進む。ステップs10では
デイスプレイ7が最大開き角θmに達してポップアップ
リミットスイッチ28がオンするまでは、ステップs1
2でポップアップ用モータ17の正転を続けることがで
き、この間に所望の開き角θを確保できる。ポップアッ
プリミットスイッチ28がオンすると、ステップs14
でモータ回転を停止処理し、制御を終了する。
【0029】逆転側のステップs11では、デイスプレ
イ7が最小開き角(θ=0)、格納位置H1に達して格
納スイッチ27が位置信号s1をオンするまでは、ステ
ップs13でポップアップ用モータ17の逆転を続ける
ことができ、この間に所望の開き角θを確保できる。こ
のように、走行時において、ステップs10乃至s14
の処理の完了後、乗員は操作盤33上の各スイッチ33
aの操作により、オーディオユニット35、車速Vや燃
料量FVその他の車両情報を画像表示するための車両情
報ユニット36、TVチューナ37、ナビゲーションユ
ニット38が選択的に駆動され、各ユニットよりの制御
信号、画像信号及び音声信号等でデイスプレイ7を駆動
することができる。
【0030】一方、停車中でステップs4に達すると、
ここではマニュアル操作されるモニタ駆動スイッチ44
が作動か否か判断し、オート制御である非作動ではステ
ップs15に、作動ではステップs19(図10参照)
に進む。ステップs15では、停車中においてポップア
ップリミットスイッチ28がオンになるまでステップs
14でポップアップ用モータ17が正転駆動され、デイ
スプレイ7が最大開き角θmのポップアップ位置H2に
保持される。次いで、ステップs17に達すると、回転
位置スイッチ42がオンであるか否か判断し、オンとな
るまで、ステップs18で回転用モータ18を正転さ
せ、デイスプレイ7を運転席の乗員の目I1の視線aと
正対するようにセットする。
【0031】一方、停車中でマニュアル操作されるモニ
タ駆動スイッチ44が作動と判断されてステップs19
に達すると、更に、モニタ駆動スイッチ44の操作方向
が正転操作か逆転操作か判断され、正転ではステップs
21で開き角θを増加し、ステップs22に進み、逆転
ではステップs20で開き角θを減少し、ステップs2
3に進む。ステップs22ではデイスプレイ7が最大開
き角θmに達してポップアップリミットスイッチ28が
オンするまでは、ポップアップ用モータ17の正転を続
けることができ、この間に所望の開き角θを確保でき
る。
【0032】ポップアップリミットスイッチ28がオン
すると、ステップs24に進み、回転指示スイッチ40
がオンか否か判断し、オフではそのまま制御を終了し、
オンではステップs25に進む。ここでは、回転指示ス
イッチ40のオンで回転用モータ18を正転させ、その
間、デイスプレイ7を回転中心線L2回りに回動させ、
デイスプレイ7を運転席の乗員の目I1の視線aと正対
するように微調整することができる。次いでステップs
26では、回転位置スイッチ42がオンであるか否か判
断し、デイスプレイ7が回転中心線L2回りに回動して
オンとなるまで、回転用モータ18の正転を許容し、制
御を終了する。
【0033】モニタ駆動スイッチ44が逆転操作でステ
ップs20に進むと、ポップアップ用モータ17の逆転
を続けることができ、この間に所望の開き角θを微調整
できる。ステップs23に達すると、格納スイッチ27
がオンであるか否か判断し、オンとなるまで、回転用モ
ータ18の逆転を許容し、制御を終了させる。
【0034】このように停車時において、ステップs1
7、s18や、ステップs25,s26及びステップs
20,s23の各制御の終了後、デイスプレイ7は乗員
に最適な位置に微調整され、保持される。この状態に達
した後、操作盤33上の各スイッチ33aの操作によ
り、乗員はオーディオユニット35、車速Vや燃料量F
Vその他の車両情報を画像表示するための車両情報ユニ
ット36、TVチューナ37、ナビゲーションユニット
38が選択的に駆動され、各ユニットよりの制御信号、
画像信号及び音声信号等でデイスプレイ7を駆動するこ
とができる。
【0035】このように、図1の車両用表示装置は停車
時に、デイスプレイ7を助手席の乗員に最適な開き角θ
に起立させることが出来、このため、外乱光による悪影
響を排除し易く、デイスプレイ7の表示する画像情報の
視認性をより高めることができる。特に、停車中にの
み、回転アクチュエータである回転用モータ18を駆動
させて表示装置本体であるデイスプレイ7を運転席側に
向けるため、停車中のみ運転者が表示装置の画像情報を
目視するようになり、走行時の安全性の低下を防止でき
る。
【0036】更に、ここではデイスプレイ7が、助手席
側のインストルメントパネル3の上部に設けられたた
め、表示装置が運転者の前方視界を遮る比率が少なくな
る。更に、デイスプレイ7を開き角θ方向に移動して起
立位置を微調整することが出来るため、外乱光を低減
し、乗員に適した開き角θの起立位置を適時に選択出
来、表示装置の表示する画像情報の視認性をより確実に
高めることができる。
【0037】
【発明の効果】以上のように、請求項1の発明は、制御
手段が、走行状態検出手段からの情報に基づいてポップ
アップ用および回転用アクチュエータを各駆動手段を介
し駆動し、この内ポップアップ用アクチュエータによ
り、インストルメントパネル上部の表示装置本体を格納
状態から所定の開き角で起立させ、回転用アクチュエー
タにより、表示装置本体を起立状態から運転席側に回転
させる。このため、走行状態検出手段からの情報に基づ
いて表示装置本体を格納状態から所望の向きに切換え駆
動できる。特に、請求項2の発明によれば、車両停車中
と判断された場合には、走行状態検出手段が表示装置本
体を運転席側に回転させ、表示装置の表示する画像情報
の視認性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例としての車両用表示装置を装
備する車室の部分斜視図である。
【図2】図1の車両用表示装置の概略構成図である。
【図3】図1の車両用表示装置のモニタ位置操作装置の
概略平面図である。
【図4】図1の車両用表示装置のモニタ位置操作装置の
概略左側面図である。
【図5】図1の車両用表示装置のモニタ位置操作装置の
概略正面図である。
【図6】図1の車両用表示装置内のベースの右側部分の
側面図である。
【図7】図1の車両用表示装置のモニタ位置操作装置の
分解斜視図である。
【図8】図1の車両用表示装置で用いるモニタ位置制御
プログラムの前部フローチャートである。
【図9】図1の車両用表示装置で用いるモニタ位置制御
プログラムの中部フローチャートである。
【図10】図1の車両用表示装置で用いるモニタ位置制
御プログラムの後部フローチャートである。
【符号の説明】
2 フロントガラス 3 インストルメントパネル 7 デイスプレイ 8 表示部 9 モニタ位置操作装置 11 ベース 17 ポップアップ用モータ 18 回転用モータ 22 アーム 23 スライダー 24 可動片 25 横向きピン 27 格納スイッチ 28 ポップアップリミットスイッチ 31 中央制御装置 32 車速センサ 33 操作盤 34 グラフィックジェネレータ 35 オーディオユニット 36 車両情報ユニット 37 TVチューナ 38 ナビゲーションユニット 39 モニタユニット 40 回転指示スイッチ 41 デイスプレイ電源スイッチ 43 回転OFFスイッチ 44 モニタ駆動スイッチ θ 開き角 H1 格納位置 H2 ポップアップ位置 H3 回転位置 H4 回転OFF位置 L1 ポップアップ中心線 L2 回転中心線 L3 縦中心線 R 運転室
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60K 37/02

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両のインストルメントパネル上部に設け
    られ各種情報を表示する表示装置本体、該表示装置本体
    を格納状態から起立させるポップアップ用アクチュエー
    タおよび起立状態から運転席側に回転させる回転用アク
    チュエータ、上記車両の走行状態を検出する走行状態検
    出手段、上記ポップアップ用および回転用アクチュエー
    タを駆動する駆動手段、該駆動手段を操作するコントロ
    ールスイッチ、上記走行状態検出手段からの情報に基づ
    いて上記駆動手段を制御する制御手段を備えたことを特
    徴とする車両用表示装置。
  2. 【請求項2】上記制御手段は上記走行状態検出手段から
    の情報に基づいて、車両が停車中であると判断された場
    合、上記回転アクチュエータを駆動させて上記表示装置
    本体を運転席側に向けることを特徴とする請求項1記載
    の車両用表示装置。
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