JP3033448U - シートカバーの連結装置 - Google Patents

シートカバーの連結装置

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JP3033448U
JP3033448U JP1996006667U JP666796U JP3033448U JP 3033448 U JP3033448 U JP 3033448U JP 1996006667 U JP1996006667 U JP 1996006667U JP 666796 U JP666796 U JP 666796U JP 3033448 U JP3033448 U JP 3033448U
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作司 鉄羅
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 装着力が強く、かつ柔らかいシートカバーを
提供する。 【解決手段】 合繊長繊維不織布からなるシートカバー
1の連結部に、ループ状の係止要素を有する糸束形状の
太糸2を部分的に接着して付設する。該シートカバー1
を被着するシート側には、上記ループ状の係止要素が係
止する他方の連結具5を備える。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、シートカバーの連結装置に関するもので、より詳しくは、自動車、 鉄道車両、飛行機等のシート(座席)の頭部又はアームレストを覆って汚れ防止 と衛生整備を目的とするシートカバーをシートに着脱可能に付設するための取付 装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、上記のようなシートカバーであって使い捨てに使用されるシートカバー として、繊維脱落を抑えるために接着剤又はバインダー繊維等で繊維を全面的に 接着して適宜の大きさに形成した不織布からなるシートカバーを使用するととも に、その裏面に、芯糸と交絡糸とからなる太糸を、その全長に亘って接着剤で固 定して備え、この太糸の交絡糸におけるループ部を係止要素としてシートに直接 取り付けるようにしたものがある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来のように係止部材である太糸を全長に亘って接着剤で接着するものに おいては、その接着方法が加熱−加圧状態で行うために係止要素であるループ部 がかなり倒伏して接着され、係止に寄与するループ部がかなり減少し、シートカ バーとシートとの結合力が弱い問題がある。更に、接着剤接着又はバインダー繊 維等の全面接着によるシートカバーは、柔軟性が劣り、触感が悪くなる上にシー トとの密着性も悪くなる問題がある。
【0004】 そこで本考案は、シートカバーの柔軟性を高く維持してシートに対するシート カバーの脱着が可能でかつその取り付けが強固なシートカバーの取付装置を提供 することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】 上記の課題を解決するために、請求項1記載の考案は、合繊長繊維不織布から なるシートカバー(1)の連結部に、ループ状の係止要素を有する糸束形状の太 糸(2)を部分的に接着して付設し、該シートカバー(1)を被着するシート側 には、上記ループ状の係止要素が係止する他方の連結具(5)を備えたことを特 徴とするものである。
【0006】 請求項2記載の考案は、合繊長繊維不織布からなるシートカバー(1)の連結 部に、ループ状の係止要素を有する糸束形状の太糸(2)を、2〜20mm間隔 で不連続に部分接着して付設し、該シートカバー(1)を被着するシート側には 、上記ループ状の係止要素が係止する他方の連結具(5)を備えたことを特徴と するものである。
【0007】 請求項3記載の考案は、上記請求項1乃び2のいずれかに記載の太糸(2)を 、単糸繊度が2〜10デニールの合繊フィラメントを多数のループ、撚り、絞み 等を付与してなるかさ高巻縮糸で形成したものである。
【0008】 請求項4記載の考案は、上記請求項1乃至3のいずれかに記載の太糸(2)の 繊度を1000〜5000デニールに設定したものである。 請求項5記載の考案は、上記請求項1乃至4のいずれかに記載の他方の連結具 を、面状ファスナの雄型部材としたものである。
【0009】 請求項6記載の考案は、上記請求項1乃至5のいずれかに記載の合繊長繊維不 織布の剛軟度を10cm未満としたものである。 請求項7記載の考案は、上記請求項1乃至6のいずれかに記載の合繊長繊維不 織布が3〜25%の熱圧着面積率で形成されているものである。
【0010】 そして請求項8記載の考案は、上記請求項1乃至7のいずれかに記載のシート カバー(1)がシート(3)の頭部(4)を被覆するものであり、他方の連結具 (5)をシート(3)の頭部(4)の背面に固設したものである。
【0011】
【考案の実施の形態】
図に示す実施例に基づいて本考案の実施の形態について説明する。 図1及び図2は本考案に係るシートカバーをシートの頭部に付設する場合の例 を示すシートカバーの連結装置を示す概略図で、1は本考案に係るシートカバー 、2は該シートカバー1の裏面に設けた一方の連結具、3はシート、4はシート の背もたれに設けた頭部、5は該頭部4の背面に固設した他方の連結具である。
【0012】 上記のシートカバー1を図3に示す。 該シートカバー1は合繊長繊維不織布で形成され、具体的には、熱可塑性繊維 、例えばポリプロピレン繊維、ポリアミド繊維、ポリエステル繊維、芯がポリプ ロピレンで鞘がポリエチレン繊維などの長繊維を単体あるいは混合して用い、公 知のスパンボンド法により捕集し、これを部分的に熱圧着して形成されている。
【0013】 そして上記の不織布は剛軟度が10cm未満、好ましくは2〜8cmとなるよ うに形成されている。尚、ここで剛軟度とは、試料の大きさを2cm×約15c mとし、水平面と45度の斜面を有するカンチレバー形試験機を用い、試料を水 平面に置いた後斜面側へ滑らせ、試料の先端が斜面側に突出してこれが下方へ屈 曲した場合に、その先端と斜面に刻設した目盛とが一致した状態での目盛の数値 を読み取って、この数値を剛軟度とするJIS−L−1096の剛軟度A法(4 5度カンチレバー法)測定方法によるものである。
【0014】 このように剛軟度を10cm未満に設定する理由は、剛軟度が10cm以上で あると、硬い風合いとなり、そのシートカバーがシートの背もたれや頭部にフィ ットして装着されない上に、そのシートカバーに使用者が触れた場合にゴワゴワ して触感性が悪くなり、更に装着の位置決めなどの取扱性に欠けるからである。 また、2cm以下であると腰がなく取り扱い等に不都合だからである。
【0015】 剛軟度を2〜8cmにする方法としては、不織布の目付を10〜100g/m 2 、好ましくは20〜70g/m2 とし、結合を、熱圧着ロールにより間欠形状 に圧着して、この圧着部において、繊維相互を熱接着により結合し、それ以外の 部分は非接着となる部分接着とする。そして、この熱圧着面積比率は、3〜25 %とする。これは、熱圧着面積比率が3%未満の場合は柔らかく風合いが良くな る反面毛羽立ちが生じ強靱性に乏しくなり、一方、25%以上にすると、毛羽立 ちが少なく耐久性が高い反面硬い風合いとなるからである。
【0016】 上記の熱圧着部分を図3において符号1aで示す。 次に上記のシートカバー1に付設した一方の連結具2について説明する。 該一方の連結具2は、単糸繊度が2〜10デニールの合繊フィラメントを多数 のループ、撚り、絞み等を有するようにして糸束して1本の太糸形状にしたもの である。
【0017】 使用繊維としては、ポリオレフィン繊維、ポリアミド繊維、ポリエステル繊維 等の合繊フィラメントからなる長繊維を使用する。 また、この一方の連結具2となる太糸を形成する方法としては、芯糸(コアー 糸)より交絡糸(エフェクト糸)をオーバーフィードして、例えば高圧エアジェ ットで交絡し、図4に示すように、芯糸2aの周りに交絡糸2bをループ状に立 ち上がらせて糸束形状の太糸2に形成する。
【0018】 このように形成されたループ状の交絡糸2bが係止要素になる。 この交絡糸2bからなるループの高さは0.5mm以上、望ましくは0.7〜 5.0mmが良く、また、この太糸2の繊度は500デニール以上、望ましくは 1000〜5000デニールが良い。
【0019】 更に、上記の太糸2としては、合繊フィラメントにかさ高性や伸縮性を付与し た加工糸又はフィラメントと加工糸の組み合わせによって得られるもので、上記 の高圧エアで得られるものに限らず、タスラン糸、スプリング糸、集束仮撚糸等 のかさ高巻縮糸を用いてもよい。
【0020】 次に、上記の太糸からなる一方の取付具2をシートカバー1に固設する方法に ついて説明する。 先ず、上記のシートカバーの素地状態の所定位置、すなわちシートカバーとし て形成された場合における端縁に沿って接着剤6を図5に示すように間欠的に塗 布する。この塗布方法としては、上記のように熱圧着されて連続的に搬送されて くるシートカバー1(所定形状に切断される以前の素地の状態)に対し、接着剤 6を吐出ノズルから吐出するとともに該吐出ノズルを電磁弁により所定時間の間 隔で開閉制御して、接着剤6を不連続的に吐出させ、シートカバー1に所定間隔 Dをもって不連続の部分塗布とする。
【0021】 この接着剤6とその塗布間隔D及び接着剤6の塗布量は、連結具である太糸2 を接着した場合に、その太糸2の交絡糸2bが係止要素としての機能が損なわれ ないように所定量起立状態で残存し、かつ太糸2が容易にシートカバー1より離 脱しない、例えば100g/cm以上、望ましくは150g/cm以上の外力で は離脱しないように設定する。
【0022】 このような接着剤としては例えば、ポリオレフィン系、ポリアミド系、ポリエ ステル系、エチレン−酢ビ共重合物等の接着剤を使用し、特に軟化温度が80℃ 〜180℃のホットメルト系の接着剤が望ましい。
【0023】 また、接着剤6の塗布間隔Dは、2〜20mm間隔とし、望ましくは4〜15 mm間隔とする。 更に接着材6の塗布量は接着剤の種類、粘度等により所望に設定するが、例え ば、5〜30wt%、望ましくは7〜25wt%にする。
【0024】 そして、上記のように塗布された接着剤6上であってその接着剤の塗布方向に 上記の連結具である太糸2を重ね置きする。この場合、上記のように接着剤を吐 出塗布して連続して搬送される下流側で太糸2を連続的に接着剤上に供給して行 う。
【0025】 次で、上記のように接着剤6上に重ね置きされた太糸2の上面から加熱ローラ を圧接し、接着剤6を加熱溶融して太糸2を図6に示すように、不連続の部分接 着によってシートカバー1に固着付設する。
【0026】 この不連続な部分接着により、太糸2における交絡糸2bは、接着部ではその 多くが接着剤6により倒伏状態で固まりやすいが、非接着部7では接着されるこ となくループ状の起立状態が維持される。したがって、係止要素となる起立状の ループの残存比率が高くなり、連結具としての機能を十分に発揮する。
【0027】 そして、上記のように形成されたシートカバーの長尺な素地を、図3に示すよ うに、一方の連結具2がシートカバーの長手方向の端部に配置されるように切断 して、長方形のシートカバー1を形成する。
【0028】 次にシート3における頭部4側に具備する他方の連結具5について説明する。 該連結具5は、例えば図7に示すように、合成樹脂製のフック5aを多数植立 してこれに上記太糸2におけるループ状の交絡糸2bが引っ掛かる、所謂面状フ ァスナの雄型部材で形成されている。この雄型部材の形状は、その他傘型等のも のでもよい。このフック状の雄型部材5aの背丈は1.2〜2.0mm、望まし くは1.4〜1.8mmが良く、また、植立間隔は0.5〜3.0mm、望まし くは0.8〜2.5mmが良い。
【0029】 このような連結具5は帯状のものを使用し、シート3における頭部4の背面に おいて、上記シートカバー1を頭部4の所定位置に(図1及び図2のように)配 置被覆した場合に、そのシートカバー1における上記一方の連結具2と対応する 位置及び方向に配置して縫製等で固着されている。
【0030】 尚、上記の接着剤6を複数条並行して塗布してこれに一方の連結具である太糸 2を複数条接着し、またこれに対応して上記帯状の他方の連結具5を複数条設け るとよい。図の実施例では夫々2条設けている。また、夫々1条としてもよい。
【0031】 次に、シートカバー1でシート3の頭部4を被覆するには、図1及び図2に示 すように、シートカバー1を頭部4にかぶせ、その一方の連結具である太糸2を 、頭部4に固設した他方の連結具5に押圧する。これにより、交絡糸2bのルー プがフック5aに引っ掛かって装着保持される。
【0032】 この装着状態においては、太糸2が上記のように不連続で部分的に接着され、 その係止要素となる起立状のループの残存比率が、全面接着のものと比べて高く なっているので装着力(保持力)が高い。すなわち、シートカバー1の使用中に 発生するシートカバー1の布方向への引っ張り力に対しての抵抗力が極めて高く なる。そのため、使用中にシートカバーが脱落することを防止でき、かつ、シー トカバーのシワやよじれの発生も抑制できる。
【0033】 使用後においてシートカバー1を外すには、そのシートカバー1を、布方向と 直交する方向に引っ張ることにより容易に外すことができる。 尚、上記実施例はシートカバーをシートの頭部に取り付ける場合の例を示した が、本考案はこれに限るものではなく、その他、シートのアームレスト部等に取 り付ける場合にも適用でき、かつ、取り付けるシートは自動車、鉄道車両、飛行 機等のシートである。
【0034】
【実施例】
目付40g/m2、剛軟度タテ4.6cm、ヨコ2.8cm、圧着面積率11 %のナイロン長繊維不織布を公知のスパンボンド方式で形成し、これを巾30c m、長さ40cmに裁断してシートカバーとする。 該シートカバーに、繊度3デニールのナイロン−6繊維を熱噴射加工方式によ り、ループ・撚り・絞み等を付与し、その繊維相互を部分接着して3000デニ ールの糸束形状の太糸2を作る。
【0035】 上記シートカバー1の全巾方向2ケ所に(1cmの間隔をもって2条平行に) エチレン−酢ビ共重合体のホットメルト接着剤6(軟化温度98℃)をノズルか ら吐出させ間隔5mmピッチの不連続線状に部分塗布させた直後、上記太糸2を 加熱−加圧させて接着させる。接着剤の吐出量は0.1g/m、シートカバーと 太糸の接着力は560gとする。
【0036】 一方、シートの頭部に、巾25mm、長さ30mmの織物に、フック形状が高 さ1.4mm密度40ケ/cm2の連結具5を、上記シートカバー巾方向両端部 分2ケ所に対応する箇所に配置し、縫製で固着した。上記本考案のシートカバー の連結装置の装着力(せん断力)を測定したら、2400gと強い装着性が得ら れた。従って、シートに座って頭部を接触させて移動しても離脱、移動等が生じ ないで、目的を十分満足できるものであった。
【0037】
【比較例】
上記実施例と同様のシートカバーに上記と同様の太糸を付設させ、シート側に 上記の連結具5を使用せずシート表面が立毛されて成る織物である場合について 、上記実施例と同様に装着力を測った結果、10g以下のほとんどゼロとなりシ ートに座り装着性を見たら、移動・脱着が生じた。
【0038】
【考案の効果】
以上のようであるから本考案によれば、ループ状の係止要素を有す糸束形状の 太糸を連結具としたので、その製造が容易でかつ安価である上に、シート側には 上記係止要素が係止する連結具を設けたので、シートカバーを確実にシートに係 止保持できる。更に、糸束形状の太糸を部分的にシートカバーに接着して付設し たので、全面接着したものに比べて、有効に係止作用するループ状の係止要素が 多く残存し、他方の連結具との係止力、すなわち装着力が向上する。また、接着 剤により柔らかさが損なわれる箇所が部分的となり、全面接着のものに比べてシ ートカバーの柔らかさを向上することができる。特に、請求項3記載の考案のよ うに、2〜20mm間隔で不連続に部分接着すると、シートカバーの装着力と柔 らかさの両者を有効に発揮することができる。
【0039】 更に、請求項3記載の考案のように、太糸を、単糸繊度が2〜10デニールの 合繊フィラメントを多数のループ、撚り、絞み等を付与してなるかさ高巻縮糸で 形成することにより、係止に有効なループを容易に形成できる。
【0040】 更に、請求項4記載の考案のように、太糸の繊度を1000〜5000デニー ルに形成することにより、そのループの係止作用が良好になる。 更に請求項5記載の考案のように、他方の連結具を面ファスナの雄型部材にす ることにより、シートカバーの脱着が容易に行える上に装着力も強固になる。
【0041】 更に、請求項6記載の考案のように、不織布の剛軟度を10cm未満にすると 、上記の効果の外にシートカバーのシートとのフィット性に優れ、上記の連結具 による装着性が良くなり、更に、使用者の感触もよくなる。
【0042】 更に請求項7記載の考案のように、不織布を、3〜25%の熱圧着面積率で形 成することにより、剛軟度を上記のような10cm未満にすることができる。 そして請求項8記載の考案のように本考案をシートの頭部用のシートカバーに 適用すると、取り替え頻度の多い使い捨て用の頭部用シートカバーとして有効で ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案をシートの頭部用シートカバーに適用し
た使用状態の側面図。
【図2】同背面図。
【図3】本考案のシートカバーの実施例を示す斜視図。
【図4】太糸の拡大側面図。
【図5】シートカバーの接着剤の塗布状態を示す図。
【図6】シートカバーに太糸を接着した状態を示す拡大
側面図。
【図7】他方の連結具を示す拡大一部側面図。
【符号の説明】
1…シートカバー 2…一方の連結具
である太糸 3…シート 4…頭部 5…他方の連結具

Claims (8)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 合繊長繊維不織布からなるシートカバー
    の連結部に、ループ状の係止要素を有する糸束形状の太
    糸を部分的に接着して付設し、該シートカバーを被着す
    るシート側には、上記ループ状の係止要素が係止する他
    方の連結具を備えたことを特徴とするシートカバーの連
    結装置。
  2. 【請求項2】 合繊長繊維不織布からなるシートカバー
    の連結部に、ループ状の係止要素を有する糸束形状の太
    糸を、2〜20mm間隔で不連続に部分接着して付設
    し、該シートカバーを被着するシート側には、上記ルー
    プ状の係止要素が係止する他方の連結具を備えたことを
    特徴とするシートカバーの連結装置。
  3. 【請求項3】 太糸を、単糸繊度が2〜10デニールの
    合繊フィラメントを多数のループ、撚り、絞み等を付与
    してなるかさ高巻縮糸で形成した請求項1又は2に記載
    のシートカバーの連結装置。
  4. 【請求項4】 太糸の繊度を1000〜5000デニー
    ルに設定した請求項1乃至3のいずれかに記載のシート
    カバーの連結装置。
  5. 【請求項5】 他方の連結具が、面状ファスナの雄型部
    材である請求項1乃至4のいずれかに記載のシートカバ
    ーの連結装置。
  6. 【請求項6】 合繊長繊維不織布の剛軟度を10cm未
    満とした請求項1乃至5のいずれかに記載のシートカバ
    ーの連結装置。
  7. 【請求項7】 合繊長繊維不織布が3〜25%の熱圧着
    面積率で形成されている請求項1乃至6のいずれに記載
    のシートカバーの連結装置。
  8. 【請求項8】 シートカバーがシートの頭部を被覆する
    ものであり、他方の連結具をシートの頭部の背面に固設
    した請求項1乃至7のいずれかに記載のシートカバーの
    連結装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3450989B2 (ja) 1997-05-13 2003-09-29 ユニ・チャーム株式会社 使い捨ての着用物品

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