JP3033332U - サイレン自動パターン発生装置 - Google Patents

サイレン自動パターン発生装置

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JP3033332U JP1996007385U JP738596U JP3033332U JP 3033332 U JP3033332 U JP 3033332U JP 1996007385 U JP1996007385 U JP 1996007385U JP 738596 U JP738596 U JP 738596U JP 3033332 U JP3033332 U JP 3033332U
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siren
signal
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switching
signal pattern
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JP1996007385U
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義勝 鈴木
勝男 鈴木
博範 興野
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田仲金属工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 サイレンの吹鳴パターンの変更を容易にし、
操作練習を小音響のスピーカで行い、練習後は必然的に
サイレンの吹鳴モードに戻るようにすること。 【解決手段】 信号パターン記憶部1から所望の信号パ
ターンを選択する信号パターン選択スイッチ部2と、一
定時間サイレン駆動用スイッチング部4を選択信号パタ
ーンに応じてオンオフ駆動する演算部3と、駆動電流を
サイレンS1に断続供給するサイレン駆動用スイッチン
グ部4と、押しボタンの押圧操作時のみ操作練習モード
に切り替える操作練習用切替スイッチ6と、操作練習モ
ードでサイレンS1への駆動電流を停止し、かつサウン
ド信号をスイッチング信号に応じてオンオフしてスピー
カS2に供給する操作練習切替部7と、サイレン駆動用
スイッチング部4に接続した手動パターン発生用スイッ
チ8とで構成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、消防サイレンその他の分野のサイレンに於いて、それぞれの分野で 予め定められている複数のサイレンパターンから、操作者が、単にその場合の事 態に適合するサイレンパターンを選択手段で選択するのみで、自動的に該サイレ ンパターンを断続吹鳴させることができるサイレン自動パターン発生装置に関す るものである。
【0002】
【従来の技術】
この種の装置としては、複数の断続吹鳴パターンを有し、何らかの選択手段で 所望の断続吹鳴パターンを選択してサイレンを断続吹鳴させるサイレン警報用タ イマーが提供されている。 これは、いずれかの断続吹鳴パターンを選択すれば、その後は自動的に選択パ ターンにしたがってサイレンの断続吹鳴動作が行なわれるので、操作者が手動で パターンを生成させる場合のように、時計を見ながらスイッチング動作するよう な厄介な操作がなく、かつ正確なパターンを発生させることができるとか、操作 者が、断続吹鳴動作が完了するまで、装置の周辺に待機している等の必要がない ので、人的な無駄を省くことができる等の利点がある。
【0003】 しかし、このサイレン警報用タイマーでは、サイレンの断続吹鳴パターンの変 更が容易でないとか、操作者の操作練習等のためにも周囲に大音響のサイレンの 吹鳴動作で迷惑をかけることとならざるを得ない等の問題がある。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかして本考案は、以上の従来例の警報用タイマーの有する諸問題を解決し、 サイレンの断続吹鳴パターンの変更を容易に行なえるようにし、かつ操作練習の ために大音響のサイレンの吹鳴動作を行なわせず、擬似サイレン音を発すること として、それを行なえるようにし、更にはそのような切り替えが、そのまま残存 してその後の実用動作の妨げになるような問題も予め解決し、練習が終われば必 然的に本来のサイレンの吹鳴モード(実用モード)に戻らざるを得ないようにす ることを解決の課題とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、 交換可能な信号パタ−ン記憶手段で構成した信号パターン記憶部と、 上記信号パターン記憶部の保持する複数の信号パターンから所望の信号パター ンを選択する選択信号を発生する信号パターン選択スイッチ部と、 上記選択スイッチの発生する選択信号にしたがって前記信号パターン記憶部か ら対応する信号パターンを読み込み、かつ読み込んだ信号パターンにしたがって 予め定めた一定時間サイレン駆動用スイッチング部をオンオフ駆動する一連のス イッチング信号を発生する演算部と、 サイレンに供給する駆動電流を前記演算部の発生するスイッチング信号にした がってオンオフして該サイレンに選択した信号パターンに対応する断続吹鳴動作 をさせるサイレン駆動用スイッチング部と、 サイレンに代わるサウンドをスピーカから放射させるためにサウンド信号を発 生するサウンド発生部と、 押しボタンに対する押圧操作が行なわれている間のみ操作練習モードへの切替 を行なう操作練習用切替スイッチと、 操作練習切替スイッチからの操作練習を行なう旨の信号の入力があった場合に 、前記サイレン駆動用スイッチング部からサイレンへの駆動電流の出力を停止さ せ、かつスピーカに供給する前記サウンド発生部のサウンド信号を前記演算部の 出力するスイッチング信号にしたがってオンオフして該スピーカに前記選択した 信号パターンに対応するサウンド放射動作をさせる操作練習切替部と、 で構成したサイレン自動パターン発生装置である。
【0006】 したがって本考案のサイレン自動パターン発生装置によれば、信号パターン記 憶部に用途に応じた信号パターンを保持した信号パターン記憶手段をセットして 使用することができる。信号パターンが変更された場合は、変更された信号パタ ーンを記憶保持した信号パターン記憶手段に交換して使用すれば良いことは云う までもない。
【0007】 このように準備して電源を投入すれば、信号パターン選択スイッチ部により、 その場の具体的な状況に応じた信号パターンを選択することができ、操作者は、 選択後は、装置付近に待機する必要はなく、装置の自動的な動作に任せて他の仕 事のためにその場を離れることができる。
【0008】 前記のように、信号パターン選択スイッチ部により一定の信号パターンが選択 されると、前記演算部に於いて、上記信号パターン選択スイッチの発生する選択 信号に基づき、前記信号パターン記憶部から対応する信号パターンが読み込まれ 、かつ読み込まれた信号パターンにしたがって、予め定められた一定時間、対応 する一連のスイッチング信号が発生され、これにより前記サイレン駆動用スイッ チング部がオンオフ制御される。即ち、こうしてこのサイレン駆動用スイッチン グ部のオンオフ動作により、前記サイレンに供給されるべき駆動電流が前記信号 パターンに対応して一定時間オンオフ制御され、サイレンに信号パターンに対応 する断続吹鳴動作を行なわせることとなるものである。
【0009】 こうして、前記したように、操作者は、信号パターン選択スイッチ部により、 その場の具体的な状況に応じた信号パターンを選択するのみで、予め定めた一定 時間、自動的に該信号パターンに対応するサイレンの断続吹鳴動作を行なわせる ことができる。それ故、操作者は直ちにその場を離れることも可能であり、人的 な省力化を図ることができる。 また信号パターン記憶手段に保持した信号パターンにしたがって自動的にサイ レンの断続吹鳴動作が行なわれるものであり、正確な断続吹鳴動作が行なわれ、 手動で行なう場合のような個人差等が生じる虞がない。
【0010】 またこの装置の操作練習を行なう場合は、操作練習用切替スイッチの押しボタ ンに対する押圧操作を行ないながら、前記信号パターン選択スイッチ部により、 信号パターンを選択すると、サイレンの吹鳴動作は行なわれず、前記スピーカか ら擬似サイレン音による吹鳴動作が行なわれることとなる。
【0011】 即ち、前記操作練習用切替スイッチの押しボタンに対する押圧操作を行なうと 、操作練習モードとなり、該操作練習切替スイッチから操作練習を行なう旨の信 号が出力され、これが、前記サイレン駆動用スイッチング部に入力され、該サイ レン駆動用スイッチング部では、これによってサイレンへの駆動電流の出力が停 止されることとなり、サイレンの吹鳴動作は行なわれないこととなる。
【0012】 他方、前記サウンド発生部のサウンド信号は前記演算部の出力する一連のスイ ッチング信号にしたがってオンオフされ、前記操作練習用切替スイッチの押しボ タンに対する押圧操作が行なわれている間だけ、前記演算部の出力する一連のス イッチング信号にしたがってオンオフされるサウンド信号がスピーカに供給され 、該スピーカから、前記信号パターン選択スイッチ部により選択された信号パタ ーンに対応するパターンの擬似サイレン音が放射され、周辺の民家等に大音響に よる迷惑を掛けることなく、操作練習及び聞き取り練習等を行なうことができる ものである。
【0013】 そしてこの操作練習モードは、前記操作練習用切替スイッチの押しボタンに対 する押圧操作を止めれば終了し、元の実用モードに直ちに戻ることとなる。それ 故、操作練習モードにしたまま実用モードに戻すことを忘れて実際に必要な場合 にサイレンの吹鳴動作が行なわれない等の問題が生じる虞はない。
【0014】 また以上の本考案に於いて、 前記サイレン駆動用スイッチング部に、手動によるスイッチング動作により所 望のスイッチングパターンのスイッチング信号を発生させる手動パターン発生用 スイッチを接続し、該サイレン駆動用スイッチング部に、前記手動パターン発生 用スイッチの発生するスイッチングパターンのスイッチング信号にしたがって前 記サイレンに供給する駆動電流をオンオフさせ、該サイレンに前記スイッチング パターンに対応する断続吹鳴動作をさせるように構成することができ、こうした 場合は、予め信号パターン記憶部に保持してある信号パターン以外のパターンの 信号を手動パターン発生用スイッチによって生成することができ、かつそれによ ってサイレンを断続吹鳴動作させることができる。
【0015】
【考案の実施の形態】
以下考案の実施の形態を、図面を参照しつつ実施例に基づいて説明する。 図1は本考案の一実施例の概念を示すブロック図、第2図はこの実施例の装置 の正面図である。
【0016】 この実施例は消防用のサイレンパターン自動発生装置として構成したものであ り、図1に示すように、 サイレンS1にその吹鳴動作によって発生させるべき5種の信号パターンを保 持する信号パターン記憶部1と、 上記信号パターン記憶部1の保持する5種の信号パターンから所望の信号パタ ーンを選択する選択信号を発生する信号パターン選択スイッチ部2と、 上記選択スイッチ部2の発生する選択信号にしたがって前記信号パターン記憶 部1から対応する信号パターンを読み込み、かつ読み込んだ信号パターンにした がって予め定めた一定時間サイレン駆動用スイッチング部4をオンオフ駆動する 一連のスイッチング信号を発生する演算部3と、 サイレンS1に供給する駆動電流を前記演算部3の発生するスイッチング信号 にしたがってオンオフして該サイレンS1に前記信号パターンに対応する断続吹 鳴動作をさせるサイレン駆動用スイッチング部4と、 サイレンS1に代わるサウンドをスピーカS2から放射させるためのサウンド 信号を発生するサウンド発生部5と、 押しボタンに対する押圧操作が行なわれている間のみ操作練習モードへの切替 を行なう操作練習用切替スイッチ6と、 操作練習切替スイッチ6からの操作練習を行なう旨の信号の入力があった場合 に、前記サイレン駆動用スイッチング部4からサイレンS1への駆動電流の出力 を停止させ、かつスピーカS2に供給する前記サウンド発生部5のサウンド信号 を前記演算部3の出力するスイッチング信号にしたがってオンオフして該スピー カS2に前記信号パターンに対応するサウンド放射動作をさせる操作練習切替部 7と、 前記サイレン駆動用スイッチング部4に接続した手動パターン発生用スイッチ 8とを基本的構成要素とするものである。
【0017】 そしてこれらに加えて演算部3及びその他の電子回路を駆動するための安定し た電圧を生成する直流安定化電源9、この直流安定化電源9及び前記サイレン駆 動用スイッチング部4を介してサイレンS1に供給する電源のノイズを除去する 電源ノイズフィルタ10、及び電源保護回路11を配してあるものである。電源 保護回路11には、この装置の電源をオンオフ制御するためのメインスイッチで ある電源スイッチ12を配してある。
【0018】 ところで、前記信号パターン記憶部1は、差し替え可能な記憶手段であるRO Mで構成し、近火信号、演習召集、出場応援、山林火災、地震防災を意味する信 号パターンを保持しており、それぞれは、当然、既存の規則によって定められた 信号パターンであり、所要の吹鳴時間と休止時間の組合せで構成されているもの である。例えば、近火信号は、3秒吹鳴、2秒休止の繰り返しであり、山林火災 は10秒吹鳴、2秒休止の繰り返しである如くである。
【0019】 また前記信号パターン選択スイッチ部2は、図1及び図2に示すように、前記 5種の信号パターンを選択する5個の押しボタンスイッチ21、22、23、2 4、25で構成されており、各々の押しボタンスイッチ21、22、23、24 、25によって対応する選択信号が生成されるようになっている。
【0020】 前記サウンド発生部5は、前記スピーカS2に擬似サイレン音を放射させるた めの音声信号の生成部である。
【0021】 前記操作練習用切替スイッチ6は、図2に示すように、押しボタンスイッチと して構成されて装置に配され、前記したように、これを押している状態でのみ操 作練習モードになり、押していない状態では常に実用モードになっているもので ある。 前記電源スイッチ12及び手動パターン発生用スイッチ8も図2に示すように 装置前面に配してある。 なお図2中13はサイレンS1の吹鳴動作中点灯するランプであり、14は電 源ヒューズの断線又は内部異常の際に点灯するランプである。
【0022】 したがってこの実施例の消防用のサイレン自動パターン発生装置によれば、信 号パターン記憶部1にこの用途に応じた5種の信号パターンを保持したROMを セットしたものであるため、その用途で有用に用いることができる。信号パター ンの変更又は追加があった場合には、そのように変更又は追加したROMに差し 替えることで容易にそれに応じることができる。
【0023】 このように準備して電源スイッチ12をオンとすれば、云うまでもなく、動作 状態になる。 したがって、その場合の具体的状況に応じて、即ち、近火が生じた場合には、 図2に示すように、近火信号と記載された文字の上方に位置する押しボタンスイ ッチ21を押せば、サイレンS1から自動的に相応する近火信号が断続吹鳴され 、周辺にそれを報知することとなる。山林火災が生じた場合には、その旨記載さ れた文字の上方の押しボタンスイッチ24を押せば、サイレンS1から自動的に 相応する山林火災信号が吹鳴放射されることとなる。
【0024】 より詳しく説明すれば次の通りである。 信号パターン選択スイッチ部2の、例えば、近火信号と記載された上方の押し ボタンスイッチ21を押せば、対応する選択信号が出力され、前記演算部3に於 いて、該選択信号に基づき、前記信号パターン記憶部1から対応する信号パター ンを読み込み、かつ読み込んだ信号パターンにしたがって対応する一連のスイッ チング信号を生成し、これにより前記サイレン駆動用スイッチング部4をオンオ フ制御する。こうしてこのサイレン駆動用スイッチング部4のオンオフ動作によ り、前記サイレンS1に供給されるべき駆動電流が前記信号パターンに対応して オンオフ制御され、サイレンS1に信号パターンに対応する断続吹鳴動作を行な わせることとなるものである。 なおこの信号放射時間は、適宜の一定時間、例えば、5分又は10分、あるい は20分間等、適当に定めることができ、これは予め定めておくこととなる。
【0025】 しかして、前記したように、信号パターン選択スイッチ部2により、その場の 具体的な状況、即ち、近火とか山林火災とかに応じた信号パターンを選択すれば 、その後は、何らの操作を要することなく、予め定めた一定時間、自動的に該信 号パターンに対応するサイレンS1の断続吹鳴動作を行なわせることができる。 それ故、この装置の操作者は直ちにその場を離れることが可能であり、直ちに消 防活動に出動することも可能となって、要員の合理化に資することができる。
【0026】 また以上のように、サイレンS1の断続吹鳴動作は、信号パターン記憶部1に 保持した信号パターンにしたがって自動的に行なわれるものであり、正確に行な われ、手動で行なう場合のような個人差等が生じる虞がない。
【0027】 またこの装置の操作練習を行なう場合は、操作練習用切替スイッチ6の押しボ タンに対する押圧操作を行なえば、押圧操作をしている間のみ操作練習モードに なり、サイレンS1の吹鳴動作は行なわれないようになる。そしてこの間に前記 信号パターン選択スイッチ部2の押しボタンスイッチ21〜25を選択押圧すれ ば、前記スピーカS2から擬似サイレン音による信号の放射が行なわれることと なる。
【0028】 より詳しく述べると、前記操作練習用切替スイッチ6の押しボタンに対する押 圧操作を行なうと、前記のように、操作練習モードとなり、該操作練習切替スイ ッチ6から操作練習を行なう旨の信号が出力され、これが、操作練習切替部7を 介して前記サイレン駆動用スイッチング部4に入力され、該サイレン駆動用スイ ッチング部4では、これによってサイレンS1への駆動電流の出力が停止される こととなり、該サイレンS1の吹鳴動作は行なわれないこととなる。
【0029】 他方、前記サウンド発生部5のサウンド信号は、前記操作練習切替部7に於い て、前記演算部3の出力する一連のスイッチング信号にしたがってオンオフされ 、操作練習モードの間は、そのオンオフされるサウンド信号がスピーカS2に供 給され、こうして、該スピーカS2から、前記信号パターン選択スイッチ部2に より選択された信号パターンに対応するパターンの断続擬似サイレン音となって 放射され、周辺の民家等に大音響による迷惑を掛けることなく、操作練習を行な うことができるものである。
【0030】 こうして装置の操作それ自体や、信号パターンの聞き分け練習等を擬似サイレ ンオンによる小さな音で行なうことができる。
【0031】 そしてこの操作練習モードは、前記したところから分かるように、前記操作練 習用切替スイッチ6の押しボタンに対する押圧操作を止めれば終了し、元の実用 モードに直ちに戻ることとなる。それ故、操作練習モードにしたまま実用モード に戻すことを忘れて実際に必要な場合にサイレンS1の吹鳴動作が行なわれない 等の問題が生じる虞はない。
【0032】 また、この装置に於ては、前記手動パターン発生用スイッチ8を使用すること により、予め信号パターン記憶部1に保持してある信号パターン以外のパターン の信号を生成することができ、かつそれによってサイレンS1を断続吹鳴動作さ せることができる。
【0033】
【考案の効果】
したがって本考案のサイレン自動パターン発生装置によれば、信号パターン記 憶部に用途に応じた信号パターンを保持した信号パターン記憶手段をセットして 目的に応じた使用をすることができる。また信号パターンが変更された場合は、 変更された信号パターンを記憶保持した信号パターン記憶手段に交換するのみで 目的に応じることができる。
【0034】 このように準備して電源スイッチをオンとしておけば、操作者は、信号パター ン選択スイッチ部により、その場の具体的な状況に応じた信号パターンを選択す るのみで、予め定めた一定時間、自動的に該信号パターンに対応するサイレンの 断続吹鳴動作を行なわせることができる。それ故、操作者は直ちにその場を離れ ることも可能であり、人的な省力化を図ることができる。 また信号パターン記憶手段に保持した信号パターンにしたがって自動的にサイ レンの断続吹鳴動作が行なわれるものであり、正確な断続吹鳴動作が行なわれ、 手動で行なう場合のような個人差又は間違い等が生じる虞がない。
【0035】 またこの装置の操作練習を行なう場合は、操作練習用切替スイッチの押しボタ ンに対する押圧操作を行ないながら、前記信号パターン選択スイッチ部により、 信号パターンを選択すると、サイレンの吹鳴動作は行なわれず、前記スピーカか ら擬似サイレン音による吹鳴動作が行なわれることとなる。それ故、周辺の民家 等に大音響による迷惑を掛けることなく、操作練習を行なうことができるもので ある。
【0036】 そしてこの操作練習モードは、前記操作練習用切替スイッチの押しボタンに対 する押圧操作を止めれば終了し、元の実用モードに直ちに戻ることとなる。それ 故、操作練習モードにしたまま実用モードに戻すことを忘れて実際に必要な場合 にサイレンの吹鳴動作が行なわれない等の問題が生じる虞はない。
【0037】 また以上の本考案に於いて、 前記サイレン駆動用スイッチング部に、手動によるスイッチング動作により所 望のスイッチングパターンのスイッチング信号を発生させる手動パターン発生用 スイッチを接続し、該サイレン駆動用スイッチング部に、前記手動パターン発生 用スイッチの発生するスイッチングパターンのスイッチング信号にしたがって前 記サイレンに供給する駆動電流をオンオフさせ、該サイレンに前記スイッチング パターンに対応する吹鳴動作をさせるように構成した場合には、予め信号パター ン記憶部に保持してある信号パターン以外のパターンの信号を手動パターン発生 用スイッチによって生成することができ、かつそれによってサイレンを断続吹鳴 動作させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の概念を示すブロック図。
【図2】この実施例の装置の正面図。
【符号の説明】
1 信号パターン記憶部 2 信号パターン選択スイッチ部 21、22、23、24、25 押しボタンスイッチ 3 演算部 4 サイレン駆動用スイッチング部 5 サウンド発生部 6 操作練習用切替スイッチ 7 操作練習切替部 8 手動パターン発生用スイッチ 9 直流安定化電源 10 電源ノイズフィルタ 11 電源保護回路 12 電源スイッチ S1 サイレン S2 スピーカ

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交換可能な信号パタ−ン記憶手段で構成
    した信号パターン記憶部と、 上記信号パターン記憶部の保持する複数の信号パターン
    から所望の信号パターンを選択する選択信号を発生する
    信号パターン選択スイッチ部と、 上記選択スイッチの発生する選択信号にしたがって前記
    信号パターン記憶部から対応する信号パターンを読み込
    み、かつ読み込んだ信号パターンにしたがって予め定め
    た一定時間サイレン駆動用スイッチング部をオンオフ駆
    動する一連のスイッチング信号を発生する演算部と、 サイレンに供給する駆動電流を前記演算部の発生するス
    イッチング信号にしたがってオンオフして該サイレンに
    選択した信号パターンに対応する断続吹鳴動作をさせる
    サイレン駆動用スイッチング部と、 サイレンに代わるサウンドをスピーカから放射させるた
    めにサウンド信号を発生するサウンド発生部と、 押しボタンに対する押圧操作が行なわれている間のみ操
    作練習モードへの切替を行なう操作練習用切替スイッチ
    と、 操作練習切替スイッチからの操作練習を行なう旨の信号
    の入力があった場合に、前記サイレン駆動用スイッチン
    グ部からサイレンへの駆動電流の出力を停止させ、かつ
    スピーカに供給する前記サウンド発生部のサウンド信号
    を前記演算部の出力するスイッチング信号にしたがって
    オンオフして該スピーカに前記選択した信号パターンに
    対応するサウンド放射動作をさせる操作練習切替部と、 で構成したサイレン自動パターン発生装置。
  2. 【請求項2】 前記サイレン駆動用スイッチング部に、
    手動によるスイッチング動作により所望のスイッチング
    パターンのスイッチング信号を発生させる手動パターン
    発生用スイッチを接続し、該サイレン駆動用スイッチン
    グ部に、前記手動パターン発生用スイッチの発生するス
    イッチングパターンのスイッチング信号にしたがって前
    記サイレンに供給する駆動電流をオンオフさせ、該サイ
    レンに前記スイッチングパターンに対応する断続吹鳴動
    作をさせるようにした請求項1のサイレン自動パターン
    発生装置。
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