JP3033286B2 - カメラ一体型vtr用グリップ - Google Patents

カメラ一体型vtr用グリップ

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JP3033286B2
JP3033286B2 JP3272289A JP27228991A JP3033286B2 JP 3033286 B2 JP3033286 B2 JP 3033286B2 JP 3272289 A JP3272289 A JP 3272289A JP 27228991 A JP27228991 A JP 27228991A JP 3033286 B2 JP3033286 B2 JP 3033286B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はカメラとVTRとが一体
になったカメラ一体型VTRに使用して有効なカメラ一
体型VTR用グリップに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、カメラ一体型VTRは低価格、高
機能化とともに、普及率の増加が著しい。そして、国内
市場のモデルを米国、欧州などの海外市場に展開するケ
ースが増えてきており、全仕向地共通の万能グリップが
必要となってきている。
【0003】以下に従来のカメラ一体型VTR用グリッ
プについて説明する。図6は従来のカメラ一体型VTR
用グリップの展開図を示すものである。図6において、
1は使用者が把手可能なグリップ部である。3はグリッ
プ部1の上面に配され被写体像の大きさを制御するズー
ム釦である。4は図示しないVTR部に収納された磁気
テープに対して信号を記録もしくは再生することを制御
するスタート・ストップ釦である。スタート・ストップ
釦4はグリップ部1のカメラ一体型VTRにおける図示
しないEVF側に配されている。2はグリップベルト
で、グリップベルト2は一端をグリップベルト取付部
5、他端をグリップベルト通し部6により固定されてい
る。
【0004】以上のように構成されたカメラ一体型VT
R用グリップについて、以下その動作について図7を用
いて説明する。
【0005】図7は使用者が従来のカメラ一体型VTR
用グリップを使用している状態を示す後面図である。
【0006】まず、図7に示すように、グリップ部1と
グリップベルト2との間に右手の4指を挿入し、ズーム
釦3とスタート・ストップ釦4の各々に親指と人差指と
中指が届くようにする。そして、使用者の右手をグリッ
プ部1に固定する。以上の操作によって、使用者の右手
はグリップ部1に固定され、使用者は図示しないEVF
の被写体を見ながら、ズーム釦3とスタート・ストップ
釦4の各釦を自由に操作できることとなる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来の構成では、グリップベルト2の両端がグリップ部1
に固定されているために、使用者の個々の手の大きさに
よって、親指,人差指,中指の各々の指が各操作釦に届
く範囲が異なり、各指がズーム釦3及び、スタート・ス
トップ釦4の各操作釦に対して操作上最適な位置に位置
することが出来ないという問題点を有していた。
【0008】例えば、実線7で表示しているのが一般的
な大きさの手であり、点線8で表示しているのが小さな
手であり、一点鎖線9で表示しているのが大きな手であ
る。点線8で示す小さな手の場合、親指と人差指の付け
根がグリップベルト2により位置規制されて、図面上、
上方に各指が伸びない、つまり各指が各操作釦に届きに
くくなっている。一点鎖線9で示す大きな手の場合、親
指と人差指の付け根がグリップベルト2の位置まで挿入
されてしまい、各指が各操作釦に対して長さが余ってし
まい、各操作釦に対して操作がしにくいという問題点を
有していた。
【0009】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、使用者の手の大きさに対応して各操作釦に対して各
指が最適位置に位置するようにしたカメラ一体型VTR
用グリップを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明のカメラ一体型VTR用グリップは、使用者把
手可能なグリップ部と、グリップ部に形成されたズーム
釦の近傍で、かつ、使用者の指がズーム釦に近接離間す
る方向に透孔を有する案内透孔部と、案内透孔部の近傍
でかつ、透孔形成方向に沿ってグリップ部を形成する匡
体の内側に形成された第1の係合部と、第1の係合部に
対し係合可能な第2の係合部と、第2の係合部と一体に
形成され案内透孔部に挿通し、グリップベルトの一端に
固定されたベルトキャップに固定される突起部と、第2
の係合部を第1の係合部へ押圧する弾性部材とを備え、
ベルトキャップを弾性部材の弾性力に抗して押圧した
時、第1の係合部と第2の係合部の係合が解除され案内
透孔部に沿ってベルトキャップを移動可能とする構成を
有している。
【0011】
【作用】この構成によって、使用者の手の大きさに対応
して、ベルトキャップを操作釦の方向に移動することが
出来、グリップベルトの位置を各操作釦に対して近接及
び離間する方向に移動可能となり、各操作釦を各指が常
に最適な位置で操作をすることができる。
【0012】
【実施例】以下、本発明のカメラ一体型VTR用グリッ
プにおける一実施例について、図面を参照しながら説明
する。
【0013】図1は本発明のカメラ一体型VTR用グリ
ップにおける一実施例を示す分解斜視図、図2は同実施
例における要部断面図、図3は同実施例における要部断
面図である。
【0014】図中、図5と同一構成要素については同一
番号を付与して、説明を省略し、図1はベルトキャップ
の移動手段を分解して示したものである。
【0015】11は断面形状が略コ字状のスライドレー
ル、11Aはスライドレールの両端に形成されビス20
を挿通可能な孔部である。12はスライドレール11の
外周に配されたスライド金具である。12Aは係合部、
12Bは孔部、12Cは舌片部で各々スライド金具12
に形成されている。14はスライドレール11に当接し
バネ用突起14Aを有するスライドピースである。13
はスライドロックで、装置の匡体方向の一方には突起部
13Aを有し、装置の匡体の反対方向にはスライド金具
12を挿入可能な穴部13Eと、穴部13Eの底部には
スライドピース14に形成されたバネ用突起14Aに係
合したスライドロックバネ15と係合する突部13Bが
形成されている。スライドロック13の側面にはスライ
ド金具12の係合部12Aと係合する孔部13Cを有
し、突起部13Aの両側には歯部で形成された第2の係
合部13Dを有している。
【0016】16Aは突起部13Aが挿入可能な装置の
グリップ部16の匡体に形成された案内透孔部で、使用
者の手が図示しないズーム釦に近接あるいは離間する方
向に沿って透孔が形成されている。案内透孔部16Aの
透孔形成方向に沿った両側の匡体には歯部で形成された
第1の係合部16Bを有している。案内透孔部16Aの
透孔形成方向の両側にはスライドレール11を固定する
ビス20と係合する孔部である。
【0017】18は一端を図示しないレンズ側に固定さ
れたグリップベルトで、他端に孔部18Aを有しベルト
キャップ17にビス21により固定保持される。ベルト
キャップ17には孔部17Bを有しグリップ部16を間
に介し、スライドロック13とスライド金具12の孔部
12Bと孔部17Bに挿入した状態でビス21により固
定保持される。この状態を図2に示すが、ベルトキャッ
プ17とグリップ部16の表面とは離間している。
【0018】以上のように構成されたカメラ一体型VT
R用グリップについて、図2と図3を用いてグリップベ
ルトの一端を案内透孔部に沿って移動させる構成を説明
する。
【0019】図2はグリップベルトの位置が保持されて
いる状態を示す断面図、図3はグリップベルトの一端を
移動可能とする状態を示す断面図である。
【0020】今、通常状態では図2に示すように、グリ
ップ部16の歯部16Bとスライドロック13の歯部1
3Dとはスライドロックバネ15の附勢力により歯合し
ている。従って、ベルトキャップ17はいずれの方向に
も移動することはできない。
【0021】次に、使用者の手の大きさに合わせて、ベ
ルトキャップ17を移動しようとする時には、図2に示
す状態から矢印A方向にベルトキャップ17をスライド
ロックバネ15の押圧力に抗して押圧する。ベルトキャ
ップ17のA方向の押圧によって、ベルトキャップ17
とスライドロック13とスライド金具12とが一体的に
A方向へ移動し、スライドロックバネ15の圧縮限界の
所で、移動が停止される。すると、スライドロック13
の歯部13Dとグリップ部16の歯部16Bとの歯合が
解除され図3に示す状態になる。この時、ベルトキャッ
プ17のA方向への押圧を維持した状態では、ベルトキ
ャップ17は矢印B方向に移動可能となる。
【0022】図4の点線8で示す使用者の手が小さいと
きには、ベルトキャップ17をズーム釦に近接する方向
に移動させようとすると、案内透孔部16Aに沿って突
起部13Aが案内される。使用者の指がズーム釦などの
操作釦に対して適切な位置に配されたとき、ベルトキャ
ップ17のA方向への押圧を解除すると、スライドロッ
クバネ15の附勢力によって、ベルトキャップ17は図
2に示す位置に移動しグリップ部16に固定される。
【0023】また、図4の一点鎖線9で示す使用者の手
が大きいときには、図3の状態でベルトキャップ17を
ズーム釦から離間する方向に移動させようとすると、案
内透孔部16Aに沿って突起部13Aが案内される。使
用者の指がズーム釦などの操作釦に対して適切な位置に
配されたとき、ベルトキャップ17のA方向への押圧を
解除すると、スライドロックバネ15の附勢力によっ
て、ベルトキャップ17は図2に示す位置に移動し、グ
リップ部16に固定される。
【0024】ここで、図5に本実施例における、使用者
の手の大きさの広がりを示す。図5から明らかなよう
に、本実施例では手のサイズの個人差をグリップ自体で
吸収できるものである。
【0025】以上の操作によって、使用者の右手はグリ
ップ本体6に固定され、使用者は図示しないEVFの被
写体を見ながら、ズーム釦2とスタート・ストップ釦3
の各釦を自由に操作できることとなる。
【0026】
【発明の効果】以上のように本発明のカメラ一体型VT
R用グリップは、使用者が把手可能なグリップ部と、グ
リップ部に形成されたズーム釦の近傍で、かつ、使用者
の指がズーム釦に近接、離間する方向に透孔を有する案
内透孔部と、案内透孔部の近傍でかつ、透孔形成方向に
沿ってグリップ部を形成する匡体の内側に形成された第
1の係合部と、第1の係合部に対し係合可能な第2の係
合部と、第2の係合部と一体に形成され案内透孔部に挿
通し、グリップベルトの一端に固定されたベルトキャッ
プに固定される突起部と第2の係合部を第1の係合部へ
押圧する弾性部材とを備え、ベルトキャップを弾性部材
の弾性力に抗して押圧した時、第1の係合部と第2の係
合部の係合が解除され案内透孔部に沿ってベルトキャッ
プを移動可能とするものであり、使用者の手の大きさに
対応して、グリップ時の手の支点である親指の付け根を
可変することが出来、グリップベルトの位置を各操作釦
に対して近接及び離間する方向に移動可能となり、各操
作釦を各指が常に最適な位置で操作をすることができる
ものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるカメラ一体型VTR
用グリップを示す要部分解斜視図
【図2】本発明の一実施例におけるカメラ一体型VTR
用グリップの要部を示す断面図
【図3】本発明の一実施例におけるカメラ一体型VTR
用グリップの要部を示す断面図
【図4】本発明の一実施例におけるカメラ一体型VTR
用グリップの使用状態を示す後面図
【図5】本発明の一実施例におけるカメラ一体型VTR
用グリップの特性図
【図6】従来のカメラ一体型VTR用グリップの要部を
示す三面図
【図7】従来のカメラ一体型VTR用グリップの使用状
態を示す後面図
【符号の説明】
3 ズーム釦 4 スタート・ストップ釦 11 スライドレール 12 スライド金具 13 スライドロック 13D 歯部 16 グリップ部 16B 歯部 17 ベルトキャップ 18 グリップベルト
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/225 G03B 17/56 G11B 33/02 303

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 使用者が把手可能なグリップ部と、前記
    グリップ部に形成されたズーム釦の近傍で、かつ、使用
    者の指がズーム釦に近接、離間する方向に透孔を有する
    案内透孔部と、前記案内透孔部の近傍でかつ、透孔形成
    方向に沿って前記グリップ部を形成する匡体の内側に形
    成された第1の係合部と、前記第1の係合部に対し係合
    可能な第2の係合部と、前記第2の係合部と一体に形成
    され前記案内透孔部に挿通し、グリップベルトの一端に
    固定されたベルトキャップに固定される突起部と、前記
    第2の係合部を前記第1の係合部へ押圧する弾性部材と
    を備え、前記ベルトキャップを前記弾性部材の弾性力に
    抗して押圧した時、前記第1の係合部と前記第2の係合
    部が解除され前記案内透孔部に沿って前記ベルトキャッ
    プを移動可能とすることを特徴とするカメラ一体型VT
    R用グリップ。
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