JP3033211B2 - X線画像診断装置 - Google Patents
X線画像診断装置Info
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- JP3033211B2 JP3033211B2 JP3032372A JP3237291A JP3033211B2 JP 3033211 B2 JP3033211 B2 JP 3033211B2 JP 3032372 A JP3032372 A JP 3032372A JP 3237291 A JP3237291 A JP 3237291A JP 3033211 B2 JP3033211 B2 JP 3033211B2
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- Japan
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- Expired - Lifetime
Links
- 238000002059 diagnostic imaging Methods 0.000 title description 6
- 238000005070 sampling Methods 0.000 claims description 8
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 3
- 230000001678 irradiating effect Effects 0.000 claims 2
- 238000004458 analytical method Methods 0.000 description 6
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- 238000002583 angiography Methods 0.000 description 2
- 210000004204 blood vessel Anatomy 0.000 description 1
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- 238000013481 data capture Methods 0.000 description 1
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Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B6/00—Apparatus for radiation diagnosis, e.g. combined with radiation therapy equipment
- A61B6/48—Diagnostic techniques
- A61B6/481—Diagnostic techniques involving the use of contrast agents
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、X線画像診断装置に
関する。
関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、シネフィルムやデジタルシネ
撮影によって血管の造影撮影を行い、それぞれの画像か
ら心臓の体積を求め、他方、それらの画像が撮影された
各時点での心臓内圧力を測定し、被検者の心臓の圧力−
体積曲線を求めて、臨床解析に役立てることが行われて
いる。
撮影によって血管の造影撮影を行い、それぞれの画像か
ら心臓の体積を求め、他方、それらの画像が撮影された
各時点での心臓内圧力を測定し、被検者の心臓の圧力−
体積曲線を求めて、臨床解析に役立てることが行われて
いる。
【0003】その際、画像の撮影時点での圧力データ
は、ポリグラフに造影開始のマークを付けておくことに
より求めている。すなわち、そのマークから何枚目の画
像にあたるかによって経過時間を知り、その経過時間で
のデータを取り込むようにしている。
は、ポリグラフに造影開始のマークを付けておくことに
より求めている。すなわち、そのマークから何枚目の画
像にあたるかによって経過時間を知り、その経過時間で
のデータを取り込むようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ポリグ
ラフから目視によって読みとるのでは、読みとった圧力
データと画像が撮影された時刻とのずれや位相のずれが
生じ易いという問題がある。とくに心臓の圧力−体積曲
線を求める場合に重要なのは画像が記録された時点での
正確な心臓内圧力を用いて曲線を描くことであるが、こ
のように時刻ずれが生じるのでは正確な圧力−体積曲線
を求めることができず、ひいては診断の正確性に問題が
生じる。
ラフから目視によって読みとるのでは、読みとった圧力
データと画像が撮影された時刻とのずれや位相のずれが
生じ易いという問題がある。とくに心臓の圧力−体積曲
線を求める場合に重要なのは画像が記録された時点での
正確な心臓内圧力を用いて曲線を描くことであるが、こ
のように時刻ずれが生じるのでは正確な圧力−体積曲線
を求めることができず、ひいては診断の正確性に問題が
生じる。
【0005】この発明は上記に鑑み、心臓内圧力などの
生体信号のサンプリングタイミングを各画像の記録時点
と正確に一致させることができるように改善したX線画
像診断装置を提供することを目的とする。
生体信号のサンプリングタイミングを各画像の記録時点
と正確に一致させることができるように改善したX線画
像診断装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、この発明によるX線画像診断装置では、X線曝射パ
ルスの実質的な半分の時相で生体信号サンプリングパル
スを発生して生体信号のサンプリングを行うことが特徴
となっている。X線曝射パルスの実質的な半分の時相で
発生するパルスをサンプリングパルスとして用いて生体
信号のサンプリングを行っているため、画像の記録時点
と生体信号のサンプリング時点とが時間的にずれて位相
ずれを起こすことがなくなり、より正確な臨床データの
解析を可能とする。
め、この発明によるX線画像診断装置では、X線曝射パ
ルスの実質的な半分の時相で生体信号サンプリングパル
スを発生して生体信号のサンプリングを行うことが特徴
となっている。X線曝射パルスの実質的な半分の時相で
発生するパルスをサンプリングパルスとして用いて生体
信号のサンプリングを行っているため、画像の記録時点
と生体信号のサンプリング時点とが時間的にずれて位相
ずれを起こすことがなくなり、より正確な臨床データの
解析を可能とする。
【0007】
【実施例】以下、この発明の一実施例について図面を参
照ながら詳細に説明する。図1は、この発明を、デジタ
ルアンギオ装置に適用した一実施例を示している。この
デジタルアンギオ装置では、心臓の血管造影を行ってそ
の画像から心臓の体積を求め、他方、心臓内の圧力をそ
の画像の撮影時点で測定し、心臓の圧力−体積曲線を求
めて臨床解析する。
照ながら詳細に説明する。図1は、この発明を、デジタ
ルアンギオ装置に適用した一実施例を示している。この
デジタルアンギオ装置では、心臓の血管造影を行ってそ
の画像から心臓の体積を求め、他方、心臓内の圧力をそ
の画像の撮影時点で測定し、心臓の圧力−体積曲線を求
めて臨床解析する。
【0008】この図1において、被検体1にX線管2か
らX線がパルス状に曝射される。被検体1を透過したX
線ビームはイメージインテンシファイアとTVカメラと
を組み合わせたものなどからなるX線撮像装置3に入射
し、X線透過像の画像信号が得られる。この画像信号は
A/D変換器6を経てデジタルデータに変換された後、
デジタル信号処理装置7に取り込まれ、その中の記録装
置に記録される。X線管2にはX線高電圧装置5から高
電圧が供給され、このX線高電圧装置5はX線制御装置
4によって制御される。
らX線がパルス状に曝射される。被検体1を透過したX
線ビームはイメージインテンシファイアとTVカメラと
を組み合わせたものなどからなるX線撮像装置3に入射
し、X線透過像の画像信号が得られる。この画像信号は
A/D変換器6を経てデジタルデータに変換された後、
デジタル信号処理装置7に取り込まれ、その中の記録装
置に記録される。X線管2にはX線高電圧装置5から高
電圧が供給され、このX線高電圧装置5はX線制御装置
4によって制御される。
【0009】他方、被検者(患者)1の心臓内圧力が、
カテーテルの先端に取り付けられ、心臓内に挿入された
心臓内圧力測定装置8によって測定される。また、被検
体1の体表面に電極を貼り付けることによって心電計9
により心電波形が測定される。これらの圧力データ及び
心電波形は保持回路10、11によって保持された後、
A/D変換器12、13でそれぞれデジタルデータに変
換され、デジタル信号処理装置7に送られる。これら保
持回路10、11及びA/D変換器12、13は読込命
令発生回路14から発生した読込命令に応じたタイミン
グで動作する。
カテーテルの先端に取り付けられ、心臓内に挿入された
心臓内圧力測定装置8によって測定される。また、被検
体1の体表面に電極を貼り付けることによって心電計9
により心電波形が測定される。これらの圧力データ及び
心電波形は保持回路10、11によって保持された後、
A/D変換器12、13でそれぞれデジタルデータに変
換され、デジタル信号処理装置7に送られる。これら保
持回路10、11及びA/D変換器12、13は読込命
令発生回路14から発生した読込命令に応じたタイミン
グで動作する。
【0010】そしてこの読込命令発生回路14は、デジ
タル信号処理装置7から信号が与えられて動作する。X
線制御装置4からX線高電圧装置5に与えられるX線曝
射信号がデジタル信号処理装置7にも送られており、こ
のデジタル信号処理装置7はそのX線曝射信号のパルス
幅の半分の時刻あるいは波尾をも含めた1回のX線曝射
信号の波形の積分面積を半分にする時刻を検出し、その
時刻で信号を読込命令発生回路14に送る。読込命令発
生回路14はその信号に応じて読込命令を発生する。そ
の結果、図2に示すようにX線曝射信号をちょうど2分
するようなタイミングで立ち上がる読込命令を発生する
ことができる。
タル信号処理装置7から信号が与えられて動作する。X
線制御装置4からX線高電圧装置5に与えられるX線曝
射信号がデジタル信号処理装置7にも送られており、こ
のデジタル信号処理装置7はそのX線曝射信号のパルス
幅の半分の時刻あるいは波尾をも含めた1回のX線曝射
信号の波形の積分面積を半分にする時刻を検出し、その
時刻で信号を読込命令発生回路14に送る。読込命令発
生回路14はその信号に応じて読込命令を発生する。そ
の結果、図2に示すようにX線曝射信号をちょうど2分
するようなタイミングで立ち上がる読込命令を発生する
ことができる。
【0011】保持回路10、11はこの読込命令の立ち
上がり時点での信号を保持し、これがA/D変換器1
2、13によってデジタルデータに変換されることにな
る。X線曝射信号が立ち上がっているとき(図2の斜線
部)X線の曝射が行われており、その1回の曝射で得ら
れたX線透過像の画像データがデジタル信号処理装置7
に取り込まれるので、その画像データの取り込みタイミ
ングに合致したタイミングで心臓内圧力データ及び心電
波形のデータを保持することができる。こうして保持さ
れたデータは画像データの取り込みが終了した時点で、
その画像データに関連させてデジタル信号処理装置7内
のメモリ領域に記録されることになる。その結果、より
正確な心臓の圧力−体積曲線を得ることができ、臨床解
析に非常に有用となる。
上がり時点での信号を保持し、これがA/D変換器1
2、13によってデジタルデータに変換されることにな
る。X線曝射信号が立ち上がっているとき(図2の斜線
部)X線の曝射が行われており、その1回の曝射で得ら
れたX線透過像の画像データがデジタル信号処理装置7
に取り込まれるので、その画像データの取り込みタイミ
ングに合致したタイミングで心臓内圧力データ及び心電
波形のデータを保持することができる。こうして保持さ
れたデータは画像データの取り込みが終了した時点で、
その画像データに関連させてデジタル信号処理装置7内
のメモリ領域に記録されることになる。その結果、より
正確な心臓の圧力−体積曲線を得ることができ、臨床解
析に非常に有用となる。
【0012】なお、上記の実施例では生体信号として心
臓内圧力データと心電波形とを画像とともに記録するこ
ととしているが、画像の記録に同期してこれら以外の生
体信号を記録する際にも適用でき、正確な臨床解析用デ
ータを供することができる。
臓内圧力データと心電波形とを画像とともに記録するこ
ととしているが、画像の記録に同期してこれら以外の生
体信号を記録する際にも適用でき、正確な臨床解析用デ
ータを供することができる。
【0013】
【発明の効果】以上、実施例について説明したように、
この発明のX線画像診断装置によれば、X線のパルス状
曝射を制御するX線曝射信号に正確に同期させて生体信
号を取り込むことができ、画像の記録時点と完全に一致
した時点、位相で、その画像とともに記録することがで
き、正確な臨床解析が可能となる。
この発明のX線画像診断装置によれば、X線のパルス状
曝射を制御するX線曝射信号に正確に同期させて生体信
号を取り込むことができ、画像の記録時点と完全に一致
した時点、位相で、その画像とともに記録することがで
き、正確な臨床解析が可能となる。
【図1】この発明の一実施例にかかるX線画像診断装置
のブロック図。
のブロック図。
【図2】同実施例の動作を説明するためのタイムチャー
ト。
ト。
1 被検体 2 X線管 3 X線撮像装置 4 X線制御装置 5 X線高電圧装置 6、12、13 A/D変換器 7 デジタル信号処理装置 8 心臓内圧力測定器 9 心電計 10、11 保持回路 14 読込命令発生回路
Claims (1)
- 【請求項1】 被検者に対してパルス状にX線を曝射す
るX線曝射手段と、該パルス状X線による上記被検者の
透過像を記録する手段と、上記被検者についての生体信
号を測定する手段と、上記X線曝射パルスの実質的な半
分の時相でサンプリングパルスを発生する手段と、この
サンプリングパルスに応じて上記の測定された生体信号
をサンプリングして上記の記録された透過像に関連して
記録する手段とを備えることを特徴とするX線画像診断
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3032372A JP3033211B2 (ja) | 1991-01-31 | 1991-01-31 | X線画像診断装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3032372A JP3033211B2 (ja) | 1991-01-31 | 1991-01-31 | X線画像診断装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04246340A JPH04246340A (ja) | 1992-09-02 |
JP3033211B2 true JP3033211B2 (ja) | 2000-04-17 |
Family
ID=12357118
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3032372A Expired - Lifetime JP3033211B2 (ja) | 1991-01-31 | 1991-01-31 | X線画像診断装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3033211B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5345782B2 (ja) * | 2005-01-11 | 2013-11-20 | ヴォルケイノウ・コーポレーション | 血管情報取得装置 |
-
1991
- 1991-01-31 JP JP3032372A patent/JP3033211B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04246340A (ja) | 1992-09-02 |
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