JP3033045B2 - モジュールの放熱構造 - Google Patents

モジュールの放熱構造

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JP3033045B2 JP4338732A JP33873292A JP3033045B2 JP 3033045 B2 JP3033045 B2 JP 3033045B2 JP 4338732 A JP4338732 A JP 4338732A JP 33873292 A JP33873292 A JP 33873292A JP 3033045 B2 JP3033045 B2 JP 3033045B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はシーケンサ等の多数のモ
ジュールによりシステムが構成される装置に係り、特に
モジュール内部での放熱を効率よく行う改良に関する。
【0002】
【従来の技術】モジュール装置は、例えば本出願人の提
案に係る特開平2−87596号公報に開示されている
ように電源モジュール、CPUモジュール、I/Oモジ
ュール並びに通信モジュール等の種類があり、これらを
バスを有するベース板に装着してシステムを構成してい
る。このような装置において、モジュール内部の電子回
路を高密度化していくと一モジュール当たりの消費電力
が増大し、効率よく冷却を行わないと温度上昇が著しく
なって電子部品の動作に支障を生ずることがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで、特開昭64−
61997号公報に開示されているように、各モジュー
ルや発熱する電子部品にヒートシンクを装着することが
行われている。しかし、しかし発熱量が増大すると、ヒ
ートシンクが大型化してモジュール小型化の阻害要因に
なるという課題があった。また実開平4−47295号
公報に開示されているように、各プリント基板とバスを
有するベース板とを熱的に結合させて放熱をおこなう技
術が開示されている。しかしモジュールの場合は合成樹
脂製の筐体内部にプリント基板が収容されているので、
プリント基板とベース板とを熱的に結合するのは困難で
あるという課題があった。
【0004】本発明はこのような課題を解決したもの
で、各モジュールで発生する熱を効率よく放熱できると
共に構造が簡単なモジュールの放熱構造を提供すること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
る本発明は、ベース板10には、モジュールの係止され
る上部係止部11と下部係止部12、各モジュールに対
応して設けられたコネクタ13、これらコネクタの各極
を接続するバスを有するバックボード14、このバック
ボードと上部係止部若しくは下部係止部との間に設けら
れた熱伝導率の高い材料よりなるモジュール当接面15
並びにこのモジュール当接面の背面に設けられた壁当接
面16を有している。
【0006】また、モジュール20は、発熱する電子回
路の搭載されたプリント基板21、このプリント基板の
背面側に設けられた前記コネクタと接続されるベース用
コネクタ22、このプリント基板の発熱部位に熱的に接
触する受熱面251と前記モジュール当接面と接触する
ベース接触面253とが設けられた伝熱板25を有して
いる
【0007】
【作用】本発明において、ベース板にはモジュール当接
面を設けてあり、コネクタに装着されたモジュール内部
で発生した熱をベース板側で受けて、壁当接面より逃が
している。モジュール側には、プリント基板で発生する
熱を受熱面で収熱し、ベース接触面に伝える伝熱板を設
けている。これによりプリント基板で熱が発生してもベ
ース板に熱を逃がせると共に、モジュールの筐体にはベ
ース接触面を露出するだけでよいので、構造が単純にな
る。
【0008】
【実施例】以下図面を用いて、本発明を説明する。図1
は本発明の一実施例を示す構成斜視図、図2はモジュー
ルをベース板に取り付けた状態の断面図である。図にお
いて、ベース板10は多数のモジュール20を取り付け
ると共に計装盤等の他の壁体に固定するもので、主たる
材料としてはアルミニューム等の熱伝導率の高く加工が
比較的容易な材料が用いられている。上部係止部11は
ベース板10の上端に設けられた凸部であり、ここでは
ベース板10の全幅方向に形成されている。下部係止部
12はベース板10の下端に設けられた凸部であり、こ
こではベース板10のモジュール装着場所を実質的に定
めている。コネクタ13は各モジュールの接続されるも
ので、ここではバックボード14と呼ばれるプリント基
板にモジュールの幅に見合う間隔で取り付けられてい
る。バックボード14には、コネクタ13の各極を接続
するバスが設けられている。モジュール当接面15はバ
ックボード14と下部係止部12との間に形成されたも
ので、ベース板10のバルク材料が平坦に加工されて伝
熱を容易にしている。壁当接面16は、モジュール当接
面15の反対側に設けられたもので、計装盤30等に取
り付けられた際に対向する取付壁30との熱抵抗が少な
くてすむ形状になっている。
【0009】モジュール20は、図1では筐体27を取
り外した状態で示してある。プリント基板21はベース
板10に対して直角の姿勢でモジュール20に収容され
ているもので、発熱する電子部品211が表側に実装さ
れている。この発熱電子部品211としては、例えば接
点信号の入出力回路では出力トランジスタ等があり、ま
た高密度化された素子としては表面実装部品SMDがあ
る。ベース用コネクタ22はプリント基板21の背面側
に設けられたもので、ベース板10側のコネクタ13に
接続される。入出力コネクタ23はプリント基板21の
正面側に設けられたもので、外部の機器と接続された信
号線を束ねたコネクタ(図示せず)が装着される。端子
231は入出力コネクタ23の各端子とプリント基板2
1に設けられた回路とを接続する導体である。表示部2
4はプリント基板21の正面側に設けられたもので、入
出力コネクタ23若しくはベース用コネクタ22で取り
扱う各端子の信号状態を表示するLED等の表示素子を
有している。
【0010】伝熱板25は発熱電子部品211で発生し
た熱をベース板10に伝えるもので、アルミ等の熱伝導
率の高い材料で構成されている。受熱部251はプリン
ト基板21の裏側であって、発熱電子部品211の実装
部位近傍に設けられたもので、電気的絶縁をはかりなが
ら熱抵抗を低く抑える場合には絶縁シート26を介在さ
せるとよい。放熱フィン252は受熱部251の反対側
に設けられたもので、放熱の一部をモジュール内部で担
当してベース板10の熱的負荷を減少させる。ベース接
触面253はモジュール筐体27の背面に露出した状態
で位置するもので、モジュール当接面15に熱的に接触
する。筐体27は、プリント基板21を覆うと共に、ベ
ース板10の上部係止部11や下部係止部12に取り付
けるためのネジやラッチ等の係止手段(図示せず)が設
けられている。
【0011】このように構成された装置の動作を次に説
明する。図3は伝熱機構を説明するブロック図である。
ここでは5台のモジュール20がベース板10に実装し
てあるが、一台は発熱量の低い低熱型モジュール20’
で、他の4台は上述のモジュール20になっている。低
熱型モジュール20’では、ベース板10に伝熱しなく
ても温度上昇が許容範囲内に収まっているから、伝熱板
25が設けられていない。他のモジュール20では電子
部品211で発生した熱は伝熱板25で伝導されてベー
ス板10に伝わり、取付け壁30に放熱される。なお、
ベース板10は取付け壁30にネジ31を用いて取り付
けられているが、嵌合や接着などの手段でも差し支えな
い。伝熱機構を概説すると次のようになっている。発熱
電子部品→伝熱板25→モジュール当接面15→壁当接
面16→取付壁この流れによりモジュール外部に排熱さ
れるので、モジュール内部の温度上昇を許容限度内に抑
えることができる。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば伝
熱板を設けてモジュール内部で発生した熱をベース板側
に排熱して、実質的にベース板や取付け壁をヒートシン
クとしても兼用しているので、モジュール内部での発熱
が多くても温度上昇を抑えることができ、実用上の効果
は大きい。例えば本発明者の実験したところでは、伝熱
板のない場合には電子部品の温度上昇ΔTが100゜Cであ
ったものが、伝熱板を設けた場合には温度上昇ΔTが60
゜Cですみ、モジュールの小型化がはかられ、その効果
は大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す構成斜視図である。
【図2】モジュールをベース板に取り付けた状態の断面
図である。
【図3】伝熱機構を説明するブロック図である。
【符号の説明】
10 ベース板 15 モジュール当接面 16 壁当接面 20 モジュール 21 プリント基板 25 伝熱板

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】モジュールの係止される上部係止部(1
    1)と下部係止部(12)、各モジュールに対応して設
    けられたコネクタ(13)、これらコネクタの各極を接
    続するバスを有するバックボード(14)、このバック
    ボードと丈夫係止部若しくは下部係止部との間に設けら
    れた熱伝導率の高い材料よりなるモジュール当接面(1
    5)並びにこのモジュール当接面の背面に設けられた壁
    当接面(16)を有するベース板(10)と、 発熱する電子回路の搭載されたプリント基板(21)、
    このプリント基板の背面側に設けられた前記コネクタと
    接続されるベース用コネクタ(22)、このプリント基
    板の発熱部位に熱的に接触する受熱面(251)並びに
    前記モジュール当接面(15)に熱的に接触するベース
    接触面(253)からなる伝熱板(25)を有するモジ
    ュール(20)と、 を具備することを特徴とするモジュールの放熱構造。
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WO2016103490A1 (ja) * 2014-12-26 2016-06-30 三菱電機株式会社 電子機器および電子機器システム
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