JP3032933U - 液体塗布用器具 - Google Patents

液体塗布用器具

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JP3032933U
JP3032933U JP1996004854U JP485496U JP3032933U JP 3032933 U JP3032933 U JP 3032933U JP 1996004854 U JP1996004854 U JP 1996004854U JP 485496 U JP485496 U JP 485496U JP 3032933 U JP3032933 U JP 3032933U
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brush
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JP1996004854U
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Inventor
武 井上
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有限会社井上商会
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Abstract

(57)【要約】 【目的】塗料・薬品等を任意の場所に塗布する際、筆等
の器具を、塗料・薬品等の液体容器に頻繁につける必要
がなくなるので、誤って液体をこぼして周囲を汚すこと
がなくなり、作業の能率の向上が図れ、コンパクト且つ
コストのかからない液体塗布用器具を提供するものであ
る。 【構成】先細りの案内管の先端に開口部を設け、該案内
管の終端にポンプ部を設け、前記開口部と前記ポンプ部
の案内管中間付近に貯溜部を設け、前記開口部の先にハ
ケを取り付けたことを特徴とする液体塗布用器具。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は塗装、工事、医療等の様々な分野において、塗料、接着剤、薬品等 を塗布する器具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
塗料、接着剤、薬品等の液体を特定箇所に塗布する場合において、これら液体 を必要以外の場所に塗布又は付着することは、作業の能率を低減させ、塗料等の 資源の無駄でもある。又、扱う液体によっては誤ってこぼしたりする事が、周囲 を汚すだけでなく、危険なことである場合も多い。とりわけ細かな作業において は細心の注意を必要とする。
【0003】 従来これらの作業に使用されてきた器具は、液体の入った容器と筆等の器具が 別体となっていたり、液体容器をカセット化して筆等の器具と一体化し、液体容 器の詰め替えを可能にしたものもあった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
上記の別体式の器具においては、筆等を液体容器と塗布部の間を、何度となく 往復させなければならす、到底その煩に耐え得るものでない。又、周囲を汚す危 険性も増大し、前述のとおり作業には細心の注意を要するため、作業者にとって 過大な精神的負担を強いるものであった。
【0005】 上記一体式の器具においては、必然的にその構造が複雑且つ大げさとなり、コ ストも高いものである。
【0006】 本考案は上述の課題を解決し、コンパクト、低コスト且つ使い勝手の良好な塗 布用器具を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するため、先細りの案内管(2)の先端に開口部(5)を設 け、該案内管(2)の終端にポンプ部(4)を設け、前記開口部(5)と前記ポ ンプ部(4)の前記案内管(2)中間付近に貯溜部(3)を設け、前記開口部( 5)の先にハケ(1)を取り付けたことを特徴とする液体塗布用器具を考案した 。
【0008】 本願に係る考案を使用する場合には、必要な液体の容器に前記開口部(5)を 浸し、ポンプ部(4)を摘んだり離したりすることによって、開口部(5)から 本考案に係る器具内に液体が流入する。その後、ポンプ部(4)を適宜に押しつ つ特定箇所に塗ればよい。従って、筆等を液体容器と塗布する箇所との間を何度 も往復させる必要がなくなるため、周囲を汚したり、液体をこぼしたりする心配 が大幅に減る。また比較的簡易な構成をとっているためコスト的にも優れたもの である。
【0009】
【考案の実施の形態】
本考案をさらに詳説する。 (イ)先細りの案内管(2)の先端に開口部(5)を設ける。案内管(2)は プラスチック等により以下に述べるポンプ部(4)及び貯溜部(3)と一体に形 成されるものであるが、ガラス管等を用いてもよい。
【0010】 (ロ)前記案内管(2)の終端にポンプ部(4)を設ける。該ポンプ部(4) は前述の如くプラスチック等の弾性部材により案内管(2)及び貯溜部(3)と 一体に形成されるが、ガラスを用いて案内管を形成した場合には、ゴム等を用い て設置する。
【0011】 図1に示す実施例におけるポンプ部は軸方向に切れ込みを入れてあり、ポンプ 部を押圧し易くしている。
【0012】 該ポンプ部は周囲を押圧するものか、あるいは図3に示すように蛇腹式に軸方 向に押圧するものでもよい。
【0013】 (ハ)前記開口部(5)と前記ポンプ部(4)の中間付近に貯溜部(3)を設 ける。該貯溜部(3)はポンプの押圧が内部の液体に直に伝わることを防ぎ、液 体の送出のコントロールを容易にするものである。
【0014】 (ニ)前記開口部(5)の先にハケ(1)を取り付ける。該ハケは獣毛等を用 いるが、使用目的に応じてスポンジ等を用いてもよい。 図1等に示す実施例においては、案内管の先端の開口部(5)の周囲に設けた 断面コ状のフランジ(6)によりハケ(1)を接着挟持している。ハケの取り付 けを容易にするためである。
【0015】 又、図2においては前記フランジ(6)に対して開口部(5)はやや突出させ てある。この場合、フランジ(6)により挟持されるハケは少なくとも開口部の 突出以上の長さを有している必要がある。これは本考案である液体塗布用容器内 への液体の吸入を容易にするためである。
【0016】 つまり、液体吸入の際にハケ先を液体に浸けるだけでよいので必要以上に本考 案に係る容器を汚すことがない。又、塗布の際にもハケ先に液体を送出すること ができるので無駄がない。
【0017】
【考案の効果】
本考案によれば、塗料等の液体を筆等に頻繁につける必要がなくなり、液体容 器と塗布する場所を何度も往復する必要がなくなるので、誤って液体をこぼして 周囲を汚す等がなくなり、作業の能率の向上が図れる。又、必要なだけの塗料等 の液体を吸入して使用できるので無駄がなくなり、簡易な構造であるためコンパ クト化及び低コスト化が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の実施例を示した斜視図
【図2】 請求項2に係る本考案のハケを透視した開口
部の拡大図
【図3】 請求項3に係る本考案のハケを透視した開口
部の拡大図
【図4】 ポンプ部を蛇腹にした実施例を示す斜視図
【符号の説明】
1 ハケ 2 案内管 3 貯溜部 4 ポンプ部 5 開口部 6 フランジ

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】先細りの案内管の先端に開口部を設け、該
    案内管の終端にポンプ部を設け、前記開口部と前記ポン
    プ部の案内管中間付近に貯溜部を設け、前記開口部の先
    にハケを取り付けたことを特徴とする液体塗布用器具。
  2. 【請求項2】先細りの案内管の先端に開口部を設け、該
    案内管の終端にポンプ部を設け、前記開口部と前記ポン
    プ部の案内管中間付近に貯溜部を設け、前記開口部の周
    囲に断面コ状のフランジを設け、該フランジによりハケ
    を接着挟持したことを特徴とする液体塗布用器具。
  3. 【請求項3】先細りの案内管の先端に開口部を設け、該
    案内管の終端にポンプ部を設け、前記開口部と前記ポン
    プ部の案内管中間付近に貯溜部を設け、前記開口部の周
    囲に断面コ状のフランジを設け且つ該フランジに対して
    開口部は突出しており、少なくとも前記開口部の突出以
    上の長さを有するハケを前記フランジにより接着挟持し
    たことを特徴とする液体塗布用器具。
JP1996004854U 1996-05-08 1996-05-08 液体塗布用器具 Expired - Lifetime JP3032933U (ja)

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