JP3032724B2 - 濾過具 - Google Patents

濾過具

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JP3032724B2
JP3032724B2 JP9022766A JP2276697A JP3032724B2 JP 3032724 B2 JP3032724 B2 JP 3032724B2 JP 9022766 A JP9022766 A JP 9022766A JP 2276697 A JP2276697 A JP 2276697A JP 3032724 B2 JP3032724 B2 JP 3032724B2
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豊 小林
英之 小泉
和也 岡本
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Kanae Corp
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Ajinomoto General Foods Inc
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、濾過具に関する。
さらに詳しくは、コーヒー、紅茶等の使い捨て可能な濾
過具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、カップ等の容器上面に載置可
能な濾過具本体と、内部にコーヒー、紅茶等を収容可能
な袋体とからなる濾過具が幅広く使用されている。この
種の濾過具は、容器上面に濾過具本体を載置し、前記袋
体に熱湯等を注ぐことにより抽出液を容器内部に流下さ
せるものである。この種の濾過具としては、実公平5−
13324号公報記載のものが公知である。該公報記載
の従来のコーヒー等の濾過具は、図15(a)に示すよ
うに、一対の帯片11´、11´より環状に拡開可能に
形成された本体10´と、該本体10´の内部上面に貼
着される袋体15´とからなり、本体10´は帯状厚紙
を環状に接着して、これを押しつぶして折曲部16´で
一対の帯片11´が連結されてなる。そして、両帯片1
1´,11´下縁中央部には、突片12´が帯片11´
と一体に形成されており、前記帯片11´の折曲部16
´には、拡開状態を固定するための拡開片14´が形成
されている。前記濾過具を図15(b)に示すように、
本体10´を拡開し、カップa内部に突片12´を入
れ、本体10´をカップaの上縁に載置することによ
り、濾過具をカップaに取り付ける。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記公報の濾過具にお
いて、濾過具はカップa上に載置されるだけであるた
め、カップa上で抽出時に濾過具が動かぬように濾過具
を固定することができず、濾過具の安定性が悪いという
問題がある。
【0004】また、安定性よくカップ等の容器上方に載
置されるコーヒー等の濾過具として、特公昭61−36
93号公報記載のものがある。該公報記載の濾過具本体
は、カップに取り付けるための内側挟持片と外側挟持片
とからなる挟持手段が両端部に設けられた帯状の基板
と、該基板の中央部に貼着されて設けられる濾紙袋とか
ら構成されている。前記濾過具は、両端部を起こし、内
側挟持片をカップの縁の内側に入れると同時に外側挟持
片をカップの縁の外側面に沿わせることにより、カップ
の縁を内外から挟み込んで取り付けられる。
【0005】しかし、前記濾過具は、前述のように左右
の両端部を夫々起こし、且つ内側挟持片と外側挟持片と
でカップを挟み込んで取り付けるため、取り付け作業が
煩雑であるという問題がある。
【0006】本発明は、以上のような問題点を解決する
ためになされたもので、コップに安定して固定すること
ができ、且つ取り付け作業の容易な濾過具を提供するこ
とを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
になされた本発明に係わる請求項1記載の濾過具は、カ
ップ等の容器9a上面に載置可能な濾過具本体1と、内
部にコーヒー、紅茶等を収容可能な袋体5aとからな
り、容器9a上面に濾過具本体1を載置した際に前記袋
体5aに熱湯等を注ぐことにより抽出液を容器内部に流
下すべく濾過具本体1に前記袋体5aが取り付けられた
濾過具であって、前記濾過具本体1は、一対の帯片2か
ら環状に拡開可能に形成されてなり、該帯片2には、中
央部に夫々容器9a上部を外側より挟持可能な一対の挟
持部6が設けられてなり、且つ、該挟持部6の上側には
容器9aの開口部上縁と当接可能な載置部3aが突設さ
れている構成であることを特徴としている。このよう
に、挟持部6で容器9a上部を挟持し、挟持部6の上方
に位置する載置部3aを容器9aの開口部上縁に載置す
るので、濾過具本体1を安定して容器9aに取り付ける
ことができる。
【0008】本発明の濾過具は請求項2記載の如く、前
記濾過具本体1が挟持部6の上方に載置部3aを他方の
帯片2側に折曲可能に設けられて容器9a上縁と当接可
能に設けられていることが好ましい。このように、載置
部3aを折り曲げて形成するので、載置部3aを容易に
製造することができる。また、前記挟持部6を折り曲げ
た際に形成された、載置部3aと容器9aとの隙間から
容器9a内に流下した抽出液の量を適時見ることができ
る。
【0009】本発明の濾過具は請求項3記載の如く、前
記濾過具本体1に窓部7が設けられ、且つ、該窓部7の
下縁7aと一定隙間を有して前記載置部3aが設けられ
ていることが好ましい。このように一定隙間を有して載
置部3aを設けることにより、太い指の人であっても載
置部3aを指先で折り曲げやすいように構成する。
【0010】本発明の濾過具は請求項4記載の如く、前
記濾過具本体1の帯片2が中央部から離隔した部位に折
曲部2aを備えこの折曲部2aに前記容器を支えるべく
脚部2bが設けられていることが好ましく、このことに
より、濾過具本体1の折曲部2a方向に力がかかった場
合でも、脚部2bが容器に当接するので、安定して濾過
具本体1を容器に固定することができる。
【0011】本発明の濾過具は、請求項5記載の如く、
前記帯片2が拡開する際に元の形状に戻るべく厚く形成
されていることが好ましい。このことにより、帯片2が
その復元力で容器9aをより強く挟持することができ
る。ここで、厚く形成するとは、帯片2が復元力を有す
るように帯片2に補強を加えることを意味し、具体的に
は、帯片2の内側又は外側にプラスチック、形状記憶特
性を有する材料等を貼着すること、帯片2の上部を折り
返すこと等により、帯片2を厚く形成することができ
る。中でも、帯片2の上部を折り返すことにより帯片2
に補強をすれば、容易な製造方法で帯片2により復元力
を付与することができる。
【0012】本発明の濾過具は、請求項6記載の如く、
前記濾過具本体1の帯片2が中央部から離隔した部位に
折曲部2aを備えこの折曲部2aに濾過具本体1を摘ん
で持ち運ぶための把手11が夫々設けられてなることが
好ましい。このことにより、濾過具本体1をカップ9に
載置するのが容易となる。
【0013】本発明の濾過具は、請求項7記載の如く、
前記帯片2の上縁に濾過袋5を開くための摘み部11a
が夫々設けられてなることがより好ましい。このことに
より、濾過袋5の上部を貼り付けて密閉している場合で
も、その濾過袋5を容易に開くことができる。
【0014】本発明の濾過具は、請求項8記載の如く、
前記一対の挟持部6の一方にカップ9の把手13に案内
される案内切り欠き14が設けられていることがより好
ましい。このことにより、カップ9に把手13がある場
合でも、その把手13に挟持部6を案内させることがで
き、安定して濾過具をカップ9に載置させることができ
る。
【0015】本発明の濾過具は、請求項9記載の如く、
前記載置部3aが載置片3から構成され、該載置片3に
谷折線3cとしての折れ込み筋が形成されている。この
ことにより、濾過具本体1を環状に拡開すると同時に載
置片3が内側に折り込まれ、載置部3aが容易に形成さ
れる。
【0016】本発明の濾過具は、請求項10記載の如
く、前記濾過具本体1の帯片の狭持部6の上側に窓部7
が設けられ図12の載置片3において、15は挟持片4
と載置片3との間に入れられた円弧状の切り込み線を有
し円弧状の両端の罫線3dを内側に屈曲させたとき、外
側に戻る力を阻止し内側への円弧状を維持することによ
り、載置片3を容器9aの開口部上縁に載置するので濾
過具本体1を安定して容器9aに取り付けることができ
る。
【0017】
【発明の実施の形態】次に本発明の濾過具の一実施形態
について図1に示す如く、濾過具本体1と濾過袋5とか
らなる濾過具について説明する。濾過具本体1は、二つ
の帯片2が両端部の折曲部2aで互いに連結された形態
からなる。具体的には、該濾過具本体1は、帯状の厚
紙、防水加工を施した紙、プラスチックス製シート等の
剛性を有する材質のシートを環状に連結して、この環状
のシートを前記折曲部2aで折り畳むことにより、二つ
の帯片2が環状に拡開するように形成されている。ここ
で、濾過具本体1(帯片2)は復元力を有する材料から
なるため、拡開すると元の折り畳まれた状態に戻ろうと
して両帯片2,2には互いに他の帯片側に向かう力が働
く。夫々の帯片2には、中央下端より挟持片4が突設さ
れており、両帯片2,2を拡開して濾過具本体1をカッ
プ9を挟持するように載置する際に、前記一対の挟持片
4,4と該一対の挟持片4,4の上側付近の帯片2,2
により、カップ9は確実に挟持される。ここで、挟持片
4と該挟持片4の上側付近に位置する帯片2の一部は、
濾過具本体1をカップ9に取り付ける際にその内側面が
カップ9の上部側面に当接し、カップ9を挟持するため
の挟持部6として働く。
【0018】前記帯片2の下側の中央付近には夫々挟持
片4が設けられ、該挟持片4の上側の帯片2には、窓部
7が設けられている。また、該窓部7の下縁7aと一定
隙間を開けるべく切欠部8を設け、その上方に切り込み
線3bが図1の横方向に設けられている。そして、該切
り込み線3bと前記切欠部8の上縁に囲まれた領域に、
谷方向(他方の帯片2側)に折り曲げ可能である載置片
3が形成されている。該載置片3には中央部に谷折線3
cが設けられており、且つ、両端部に山折線3d,3d
が設けられており、載置片3の折り曲げが容易に且つ確
実になるように加工されている。尚、適切な位置で確実
に折り曲げるためには、図14に示すように、載置片3
の折れ曲がり部分に切り欠き部8a又は切り込み部を設
けても良い。
【0019】そして、このように構成された前記帯片2
の中央部付近に濾過紙等からなる袋体5a(以下、濾過
袋5という)の取り付け部5bが夫々貼着されて、濾過
袋5が帯片2に取り付けられている。このように、濾過
袋5は帯片2の中央部付近に取り付けられているので、
コーヒー粉末等を濾過袋5内に収容した場合にカップ9
内部の中央付近に濾過袋5が位置することになり、コー
ヒー粉末等を収容した濾過袋5の自重でカップ9を挟持
する力が更に強くなる。
【0020】次に、前述のように構成された濾過具の使
用方法について図2に基づいて説明する。まず、両帯片
2,2を拡開し、環状にして、カップ9等の容器9aの
上部の外側面に挟持部6の内側面が当接するよう、濾過
具本体1をカップ9に取り付ける。このようにカップ9
に濾過具本体1を取り付けた後に、載置片3の中央付近
を押し、カップ9の内側方向に載置片3を突出させて載
置部3aを形成する。その際、谷折線3c、山折線3
d,3dが設けらているので、容易で且つ確実に載置部
3aを形成することができる。載置部3aを形成した
後、該載置部3a下縁をカップ9の開口部上縁に当接さ
せることで、濾過具本体1をカップ9に載置して固定す
る。このように濾過具本体1をカップ9に載置したの
ち、濾過袋5にコーヒーの粉末、紅茶等の所定のものを
収容して、前記濾過袋5に熱湯等を注ぐことにより、抽
出液がカップ9内に流下する。
【0021】前述のように、濾過具本体1に挟持部6が
設けられているので、濾過具本体1をカップ9に挟持し
て、拡開した状態に固定することができる。更に、濾過
具本体1に載置片3が設けられているので、載置片3を
カップ9の開口部上縁に載置することにより、濾過具本
体1とカップ9との安定性が高まる。また、載置片3を
内側に突出させることにより、載置片3とカップ9上縁
との隙間からカップ9の中を見ることができ、従ってカ
ップ9内の抽出液の量を濾過具をカップ9から取り外す
ことなく確認することができる。尚、載置片3を内側に
折り曲げて突出させる際に、切欠部8が設けられている
ことにより、指の太い人であっても載置片3を容易に折
り曲げて載置部3aを形成することができる。また、窓
部7において、載置片3の上部にも切欠部を設ければ、
窓部7が広くなるので、カップ9に流下した抽出液の量
がより見やすくなる効果が得られる。
【0022】また、図3に示すように、紅茶用のカップ
等、カップの上縁が外側に開き、鍔を有するものに本発
明の濾過具を用いる場合には、切欠部8があるので、カ
ップの鍔(上縁)9bが切欠部8に入り込み、上下方向
にも安定した状態でカップ9に載置することができる。
つまり、挟持部6がカップ9の外側面を挟持すると共に
カップ上縁が切欠部8に入り込むことにより、挟持部6
の上縁(窓部7の下縁7aに相当)が外側に開いたカッ
プ上縁と当接するので、カップ9に対して濾過具本体1
に上方への力がかかっても、濾過具本体1が不用意に傾
いたりカップ9から脱落することがない。
【0023】
【変形例1】図4は本発明の濾過具における変形例1を
示し、濾過具本体1の折曲部2aの下端夫々に脚部2b
を設けることにしたもので、このように脚部2bを設け
ることにより、濾過部本体1の上下方向に対しても傾き
にくく、濾過具本体1をカップ9に安定して固定するこ
とができる。
【0024】
【変形例2】図5は本発明の濾過具における変形例2を
示し、帯片2の内側及び外側に、プラスチック、又は形
状記憶特性を有する材料等からなる補強材としてのシー
ト10を貼着することにより、両帯片2,2を開く際、
帯片2が折り畳んだ状態に戻ろうとする復元力をより強
くすることにしたものである。尚、帯片2の上部を折り
返し、厚く形成することによっても、前述と同様に、帯
片2を開く際、帯片2が折り畳んだ状態に戻ろうとする
復元力をより強くすることができる。
【0025】
【変形例3】図6は本発明の濾過具における変形例3を
示し、帯片2に挟持片4を設けていないものを濾過具本
体1とすることにしたもので、この場合、帯片2の下部
内面がカップ9に当接し、カップ9を挟持する挟持部6
となる。このように形成することにより、構造を簡素化
することができる。尚、この場合にあっては、帯片の下
部を二つ折りして厚く形成すれば、カップ9を強く挟持
することができる。
【0026】
【変形例4】図7は本発明の濾過具における変形例4を
示し、一対の折曲部2a,2aに夫々把手11,11を
設けると共に載置片3に谷折線3cとしての折れ込み筋
を加工により設け、濾過具をカップ9に更に容易にセッ
トできるようにしたもので、把手11を摘んで濾過具本
体1を環状に拡開すると、載置片3が折れ込み筋から内
側に折れ込まれ、カップ9に濾過具が容易に載置され
る。
【0027】
【変形例5】図8は本発明の濾過具における変形例5を
示し、一対の帯片2の上部の夫々に摘み部11aを設け
ることにしたもので、摘み部11a,11aは偏平状に
濾過具本体1を折り畳んだ状態で、互いに重なり合わな
いように、互い違いに配置されている。また、図9に示
すように濾過袋5は二つ折りにされてその上部12及び
側部が互いに貼り合わされ、コーヒー等の粉末がこぼれ
ないようにされている。このように形成することによ
り、図10に示すように摘み部11a,11aを摘んで
帯片2,2を拡開すると、濾過袋5の上部12が剥離さ
れることになり、濾過袋5を開き易くすることができ
る。
【0028】
【変形例6】図11は本発明の濾過具における変形例6
を示し、濾過具本体1の摘み部11a,11aを濾過具
本体1を折り畳んだ状態で互いに重なり合うように形成
すると共に、その摘み部11a,11aの内面に濾過袋
5の取付部5bを夫々貼り付ける構成としたものであ
る。このように形成することにより、濾過具の外観上の
見栄えを向上させることができる。
【0029】
【変形例7】図12、図13は本発明の濾過具における
変形例7を示し、挟持片4の一方に、カップ9の把手1
3(図8参照)に対応する箇所に案内切り欠き14を設
けることにしたもので、このように形成することによ
り、帯片2,2を拡開して案内切り欠き13を把手12
に案内させつつ濾過具をカップ9に載置することができ
るので、更に濾過具を安定してカップ9に支持させるこ
とができる。なお、図12、図13において、15は挟
持片4と載置片3との間に入れられた円弧状の切込み
線、16は挟持片4と載置片3との間に入れられた台形
状の切込み線をそれぞれ示す。
【0030】
【発明の効果】本発明の濾過具によれば、挟持部で容器
上部を挟持し、挟持部の上方に位置する載置部を容器に
載置して取り付けることができるので、濾過具本体を安
定して容器に取り付けることができる。また、濾過具本
体を拡開して容器を挟持し、載置部を容器上縁に固定す
るだけで濾過具を容器に取り付けることができるので、
取り付け作業が容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の濾過具の一実施形態を示す斜視図。
【図2】本発明の濾過具の使用態様図。
【図3】本発明の濾過具の他の使用態様を説明するため
の一部側面図。
【図4】本発明の濾過具本体の変形例1を示す斜視図。
【図5】本発明の濾過具本体の変形例2を示す斜視図。
【図6】本発明の濾過具本体の変形例3を示す斜視図。
【図7】本発明の濾過具本体の変形例4を示し、一対の
折曲部にそれぞれ把手を設けた状態を示す斜視図。
【図8】本発明の濾過具本体の変形例5を示し、一対の
帯片の上部に夫々摘み部を設けた濾過具をカップに載置
した状態を示す斜視図。
【図9】本発明の変形例5の濾過具本体に使用する濾過
袋の断面図である。
【図10】本発明の変形例5の濾過具の使用態様を示す
説明図である。
【図11】本発明の変形例6を示し、濾過具本体の摘み
部に濾過袋の取付部を貼り付けた状態を示す斜視図であ
る。
【図12】本発明の変形例7を示し、濾過袋本体を一方
の帯片側から見た状態を示す平面図。
【図13】本発明の変形例7を示し、濾過袋本体を他方
の帯片側から見た状態を示す平面図。
【図14】図1に示す濾過具本体の変形例を示す正面
図。
【図15】従来の濾過具の一例を示し、(a)は濾過具
を示す斜視図、(b)は(a)の使用態様図。
【符号の説明】
1 濾過具本体 2 帯片 2b 脚部 3 載置片 3a 載置部 4 挟持片 5 濾過袋 5a 袋体 6 挟持部 7 窓部 8 切欠部 9 カップ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡本 和也 大阪府大阪市旭区高殿4丁目16番11号 株式会社カナエ内 (56)参考文献 実公 平5−13324(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47J 31/06

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カップ等の容器(9a)上面に載置可能
    な濾過具本体(1)と、内部にコーヒー、紅茶等を収容
    可能な袋体(5a)とからなり、容器(9a)上面に濾
    過具本体(1)を載置した際に前記袋体(5a)に熱湯
    等を注ぐことにより抽出液を容器内部に流下すべく濾過
    具本体(1)に前記袋体(5a)が取り付けられた濾過
    具であって、前記濾過具本体(1)は一対の帯片(2)
    から環状に拡開可能に形成されてなり、該帯片(2)に
    は、中央部に夫々容器(9a)上部を外側より挟持可能
    な一対の挟持部(6)が設けられてなり、且つ、該挟持
    部(6)の上側には容器(9a)の開口部上縁と当接可
    能な載置部(3a)が突設されてなることを特徴とする
    濾過具。
  2. 【請求項2】 前記濾過具本体(1)には前記挟持部
    (6)の上方に載置部(3a)が容器(9a)上縁と当
    接可能なように他方の帯片(2)側に向けて折曲可能に
    設けられてなる請求項1記載の濾過具。
  3. 【請求項3】 前記濾過具本体(1)に窓部(7)が設
    けられ、且つ、該窓部(7)の下縁(7a)と一定隙間
    を有して前記載置部(3a)が設けられてなる請求項2
    記載の濾過具。
  4. 【請求項4】 前記濾過具本体(1)の前記帯片(2)
    が前記中央部から離隔した部位に折曲部(2a)を備
    え、該折曲部(2a)に前記容器を支えるための脚部
    (2b)が設けられてなる請求項記載の濾過具。
  5. 【請求項5】 前記帯片(2)が拡開する際に元の形状
    に戻るべく厚く形成されてなる請求項2ないし請求項4
    のいずれか1項に記載の濾過具。
  6. 【請求項6】 前記濾過具本体(1)の前記帯片(2)
    が前記中央部から離隔した部位に折曲部(2a)を備
    え、該折曲部(2a)に濾過具本体(1)を摘んで持ち
    運ぶための把手(11)が夫々設けられてなる請求項2
    記載の濾過具。
  7. 【請求項7】 前記帯片(2)の上縁に濾過袋(5)
    を開くための摘み部(11a)が夫々設けられてなる請
    求項2記載の濾過具。
  8. 【請求項8】 前記一対の挟持部6の少なくとも一方に
    カップ(9)の把手(13)に案内される案内切り欠き
    (14)が設けられてなる請求項2記載の濾過具。
  9. 【請求項9】 前記載置部(3a)が載置片(3)から
    構成され、該載置片3に谷折線(3c)としての折れ込
    み筋が形成されている請求項3記載の濾過具。
  10. 【請求項10】前記濾過具本体(1)の前記帯片の前記
    挟持部(6)の上側に窓部(7)が設けられ該窓部の
    下部に載置片(3)が設けられてなる請求項2記載の濾
    過具。
JP9022766A 1997-02-05 1997-02-05 濾過具 Expired - Lifetime JP3032724B2 (ja)

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