JP3032638U - 組合せ式床板構造 - Google Patents

組合せ式床板構造

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JP3032638U JP1996007128U JP712896U JP3032638U JP 3032638 U JP3032638 U JP 3032638U JP 1996007128 U JP1996007128 U JP 1996007128U JP 712896 U JP712896 U JP 712896U JP 3032638 U JP3032638 U JP 3032638U
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耀宗 陳
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高線容量を有し施工の簡単な組合せ式床板構
造の提供。 【解決手段】 床板、連接座、第1蓋体、線槽座、第2
蓋体及び出線座を相互に組み合わせてなり、上記、床板
は、複数の小ユニットを床板成形時に薄膜線で相互に連
接して一つの方形体とし、該方形体の上方に一つの正方
形の平坦面を形成し、該平坦面の周囲に一段低い肩部を
形成し、該肩部上面に複数の孔を設けてなり、上記連接
座は、一つの方形体とされ、該方形体の周囲に複数の凹
所を形成してあり、上記線槽座は、長方形とされ、該長
方形の長手方向の二辺に凸縁を形成し、両端にそれぞれ
上記連接座の凹所と嵌合する突起を設けてあり、上記連
接座の4角には上に突出する筒状体がそれぞれ形成され
て該筒状体中に床板の4角の足部が挿置可能とされてい
ることを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、線容量が大きく、施工の簡単な一種の床板に関し、一般のオフィス 、会議室、コンピュータデータ室などに使用されて、作業の効率を高めることが でき、特に、一般家庭中のオーディオルーム、居間或いは書斎に活用されて、イ ンテリアの調和を乱さないものに関する。
【0002】
【従来の技術】
床板に関し、現在、市場にある製品は、初期の製品と比べ、多くの点が改善さ れてはいるが、まだいくつか見逃されている点があり、さらなる全体的な改善が 求められていた。
【0003】 図1に示されるのは、周知の一つの床板であり、それ以前の製品の有していた 、コンセントの設置問題や、表面が滑りやすいなどの問題を改善してあり、部分 的に不適合な材質、構造を修正してある。しかし、この床板はいまだに以下のよ うな欠点を有していた。 1.足部の間隔が過密であるため、床板の下を通過可能な電線の数が大幅に減 少し、大量の電線が同一の経路に合流している場合には、新たに電線を分散させ て床板の下を通過させるか、或いは床板を取り外して電線を配置してからさらに 特性の蓋体等で電線を保護する必要があり、これらの作業には時間がかかるだけ でなく、施工が簡単でなく、コストがかかるという欠点を有していた。 2.従来の床板は施工時、まず現場の実際の寸法を測り、標線をひき、図によ って連接座を設けおり、そのため連接座の位置関係が床板の配列、施工が整然と なされるか否かを決定することになり、ゆえに、標線をひくのに相当の正確さが 必要となり、そのために余分の時間がかかり、このような不経済な施工ステップ を必要とすることが、もう一つの欠点であった。 3.従来の床板を敷設する時、その寸法はその上に敷かれる絨毯や床仕上げ板 の寸法と完全には組み合わせることができず、このため、ある電線を調べるため にはその電線周囲の絨毯や床仕上げ板を剥がさなければならず、メンテナンス作 業に極めて不便であった。また、絨毯或いは床仕上げ板の接合部分が床板の接合 部分の上にある場合、絨毯或いは床仕上げ板の隆起を発生しやすいことも問題で あった。また、従来の床板は、コンセントの取り付けに関し、その本体設計のた めに或いはコンセントの寸法規格の制限を受けるために、コンセントが床板平面 より突出することが多く、絨毯を上に敷くときにその部分が盛り上がって平坦と ならないほか、テーブルや椅子などの物品がそのために容易に倒れるという欠点 を有していた。
【0004】 以上のように、従来の床板はいくつかの欠点を有しており、その改善のために 本考案が生じるに至った。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、同一の路線の床板中に大量に集まった電線を収容でき、建築物の地 面が不平坦となる従来の技術の有していた欠点を簡単に解決でき、施工が簡単で 、迅速に行え、コストが低く、また、そのコンセント及び出線の取り付けにおい て、施工完成後の床の平坦さを損なわず、視覚上の一体感を与えられる、一種の 組合せ式床板構造を提供することを課題とする。
【0006】 本考案は次に、現場の施工において、詳細な標線引きを必要とせず、標線引き にかかる時間を節約でき、手間とコストを節約できる、一種の組合せ式床板構造 を提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1の考案は、床板、連接座、第1蓋体、線槽座、第2蓋体及び出線座を 相互に組み合わせてなり、 上記、床板は、複数の小ユニットを床板成形時に薄膜線で相互に連接して一つ の方形体とし、該方形体の上方に一つの正方形の平坦面を形成し、該平坦面の周 囲に一段低い肩部を形成し、該肩部上面に複数の孔を設けてなり、 上記連接座は、一つの方形体とされ、該方形体の周囲に複数の凹所を形成して あり、 上記線槽座は、長方形とされ、該長方形の長手方向の二辺に凸縁を形成し、両 端にそれぞれ上記連接座の凹所と嵌合する突起を設けてあり、 上記連接座の4角には上に突出する筒状体がそれぞれ形成されて該筒状体中に 床板の4角の足部が挿置可能とされていることを特徴とする、組合せ式床板構造 としている。
【0008】 請求項2の考案は、請求項1の組合せ式床板構造で、その中、床板はそれぞれ 4つの足部を備えた9個の小ユニットを3×3の方式で配列して組み合わされて なることを特徴とする、組合せ式床板構造としている。
【0009】 請求項3の考案は、請求項1の組合せ式床板構造で、その中、床板、連接座、 第1蓋体、線槽座及び第2蓋体は相互に組み合わされて一つの特殊規格を形成し ており、該規格とは、50×50cmの方形体とされ、その上に50×50cm の絨毯を敷くことができることを特徴とする、組合せ式床板構造としている。
【0010】 請求項4の考案は、請求項1の組合せ式床板構造で、その中、床板、連接座、 第1蓋体、線槽座及び第2蓋体は相互に組み合わされて一つの特殊規格を形成し ており、該規格とは、18×18インチの方形体とされ、その上に18×18c mの絨毯を敷くことができることを特徴とする、組合せ式床板構造としている。
【0011】 請求項5の考案は、請求項1の組合せ式床板構造で、その中、連接座に設けら れた凹所はΩ形の凹所とされ、線槽座に設けられた、連接座の凹所に組み合わさ れる突起はΩ形の突起とされることを特徴とする、組合せ式床板構造としている 。
【0012】 請求項6の考案は、請求項1の組合せ式床板構造で、その中、出線座は三種類 の形態のものを含み、その中、出線座Aは4辺ともに一段低い肩部を有しておら ず、出線座Bは1辺に肩部を有しており、出線座Cは2辺に肩部を有している形 態とされる、組合せ式床板構造としている。
【0013】
【考案の実施の形態】
本考案中の各部の組合部材はいずれも特殊な規格を有し、絨毬のサイズに組み 合わせられ、メンテナンスに便利なものとされている。また、連接座の周囲には 複数の凹所が設けられ、線槽座の両側には該凹所に対応する凸縁が設けられ、連 接座の4角には筒状体が設けられ、該筒状体に床板の4角の足部が組み合わされ 、線槽座の設置により、本考案で連接座を敷設する時には正確に線引きをする必 要がなく施工でき、連接座と線槽座の相互組合せ、延伸により、速やかに、正確 に連接座の敷設作業が進行できる。さらに、床板敷設の後に、第1蓋体と第2蓋 体を組合せるが、第1蓋体の凸縁と第2蓋体の凸縁を床板周囲の肩部に設けた孔 に挿入することで緊密に接合できる。本考案の施工プロセスは従来のものより大 幅に時間、手間、コストが削減されている。
【0014】
【考案の実施の形態】
図2の分解斜視図及び図3の斜視図に示されるように、本考案は、床板1、連 接座2、第1蓋体4、第2蓋体5、及び出線座A(6)、出線座B(7)、出線 座C(8)の三種類の形状の出線座を相互に組み合わせてなる。その中、本考案 の床板は、一種のプラスチック、例えばABS或いはPCなどの材料を用いて製 造され、床板1の足部11の間の距離と空間は従来のものより大きく設けられて おり、本考案の床板1には大きな線容量の空間である線孔14が形成されている 。床板1全体は個の小ユニットが3×3の方式に配列されたもので(図2参照) 、該小ユニットはA、B、Cの三種類に分けられ、それぞれが四つの足部を備え 、且つ各小ユニット間は成形時に薄膜線12で相互に連接されて床板1全体の上 面の平坦面を形成し、並びに床板1周囲には一段低い肩部が形成され、さらに該 肩部の上面に複数の溝状の孔13が形成されている。本考案は、以上のように、 薄膜線12による小ユニットの連接という方式により、地面が不整となることを 防いでいるほか、小ユニットが切りはずしやすいものとされ、よって現場の需要 に応じて必要な小ユニットを取り外して該小ユニットに対応する形状の、コンセ ントや電話線用ソケットを取り付けてある出線座に交換することができる。図4 に示される実施例では、出線座A(6)は周囲に一段低い肩部を有していない形 態とされ、出線座B(7)は一辺に肩部が設けられた形態、出線座C(8)には 二辺に肩部が設けられた形態とされている。また、出線座を取り外して小ユニッ トに戻したい場合には逆の操作を行えばよく、全体の床板1を交換する必要がな いため、コストを節約できる(図4参照)。
【0015】 本考案の床板1は、例えば43×43cmの正方形とされ、線槽座3と第2蓋 体5はいずれも7×43cmとされ、床板1とそれらが組み合わせた後には、一 般に50×50cmの絨毯サイズに組合せ可能で、メンテナンスに便利である。 図5には本考案と絨毯或いは床仕上げ板との組合せ状態が示される。
【0016】 上記連接座2は正方形とされ、周囲の4辺に複数の凹所21が設けられ、線槽 座3の両側には凸縁32が設けられ、線槽座3の別の両端にはそれぞれ連接座2 の凹所21と組み合わされる突起31が設けられている。連接座2の4角にはそ れぞれ筒状体22が設けられ、該筒状体22には床板1の4角の足部11を挿入 することができる。線槽座3の設置により本考案で連接座2を敷設する時には目 印をつけてから施工する必要がなく、連接座2と線槽座3の相互の組合せと延伸 により、速やかに且つ正確に連接座2の敷設作業が進行できる。さらに床板1敷 設の後、第1蓋体4と第2蓋体5で蓋をし、並びに第1蓋体4の凸縁41と第2 蓋体5の凸縁51を床板1の孔13に嵌合して緊密に接合させる。その中、第1 蓋体4は正方形とされ、該正方形の4角には内向きに円弧状に凹み並びに下向き に突出する凸縁41が設けられ、第2蓋体5は長方形とされ、その両側には下向 きに複数の凸縁51が凸設され、第2蓋体5の区ブロック53の設計は、需要に より、先に区ブロック53を分解してさらにコンセント等の出線装置を該所に取 り付けることができ、こうして本考案では、出線の調整が、任意の一点、線で行 えるものとされ、現場での施工がさらに必要に則して、迅速に行える。以上説明 したように、本考案の組合せ式床板構造は、確実に時間と手間及びコストを削減 できる設計とされている。
【0017】
【考案の効果】
本考案の組合せ式床板構造は、施工時のプロセスを簡易化し、施工の効率と施 工の品質を高め、並びに大量の電線を収容でき、また必要に応じて出線させるの に便利であり、ゆえに、産業上の利用価値を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の床板の斜視図である。
【図2】本考案の実施例の分解斜視図である。
【図3】本考案の施工現場での実施例の斜視図である。
【図4】本考案の施工現場でのもう一つの実施例の斜視
図である。
【図5】本考案の施工現場での実施例中、絨毯或いは床
床仕上げ板と本考案との組合せ状態表示図である。
【符号の説明】
1・・・床板 11・・・足部 12・・・薄膜線 1
3・・・孔 14・・・線孔 2・・・連接座 21・
・・凹所 22・・・筒状体 3・・・線槽座31・・
・突起 32・・・凸縁 4・・・第1蓋体 41・・
・凸縁 5・・・第2蓋体 51・・・凸縁 52・・
・条孔 53・・・区ブロック 6・・・出線座A 7
・・・出線座B 8・・・出線座C8

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 床板、連接座、第1蓋体、線槽座、第2
    蓋体及び出線座を相互に組み合わせてなり、 上記、床板は、複数の小ユニットを床板成形時に薄膜線
    で相互に連接して一つの方形体とし、該方形体の上方に
    一つの正方形の平坦面を形成し、該平坦面の周囲に一段
    低い肩部を形成し、該肩部上面に複数の孔を設けてな
    り、 上記連接座は、一つの方形体とされ、該方形体の周囲に
    複数の凹所を形成してあり、 上記線槽座は、長方形とされ、該長方形の長手方向の二
    辺に凸縁を形成し、両端にそれぞれ上記連接座の凹所と
    嵌合する突起を設けてあり、 上記連接座の4角には上に突出する筒状体がそれぞれ形
    成されて該筒状体中に床板の4角の足部が挿置可能とさ
    れていることを特徴とする、組合せ式床板構造。
  2. 【請求項2】 請求項1の組合せ式床板構造で、その
    中、床板はそれぞれ4つの足部を備えた9個の小ユニッ
    トを3×3の方式で配列して組み合わされてなることを
    特徴とする、組合せ式床板構造。
  3. 【請求項3】 請求項1の組合せ式床板構造で、その
    中、床板、連接座、第1蓋体、線槽座及び第2蓋体は相
    互に組み合わされて一つの特殊規格を形成しており、該
    規格とは、50×50cmの方形体とされ、その上に5
    0×50cmの絨毯を敷くことができることを特徴とす
    る、組合せ式床板構造。
  4. 【請求項4】 請求項1の組合せ式床板構造で、その
    中、床板、連接座、第1蓋体、線槽座及び第2蓋体は相
    互に組み合わされて一つの特殊規格を形成しており、該
    規格とは、18×18インチの方形体とされ、その上に
    18×18cmの絨毯を敷くことができることを特徴と
    する、組合せ式床板構造。
  5. 【請求項5】 請求項1の組合せ式床板構造で、その
    中、連接座に設けられた凹所はΩ形の凹所とされ、線槽
    座に設けられた、連接座の凹所に組み合わされる突起は
    Ω形の突起とされることを特徴とする、組合せ式床板構
    造。
  6. 【請求項6】 請求項1の組合せ式床板構造で、その
    中、出線座は三種類の形態のものを含み、その中、出線
    座Aは4辺ともに一段低い肩部を有しておらず、出線座
    Bは1辺に肩部を有しており、出線座Cは2辺に肩部を
    有している形態とされる、組合せ式床板構造。
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