JP3032537B2 - リレーの二次封止方法 - Google Patents

リレーの二次封止方法

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JP3032537B2
JP3032537B2 JP1164426A JP16442689A JP3032537B2 JP 3032537 B2 JP3032537 B2 JP 3032537B2 JP 1164426 A JP1164426 A JP 1164426A JP 16442689 A JP16442689 A JP 16442689A JP 3032537 B2 JP3032537 B2 JP 3032537B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、アンバータイプのリレーの二次封止の方法
に関するものである。
[従来の技術] 従来にあっては、リレーAの組み立てに当たっては、
蓋体の内面側にリレー部品を取り付けた状態でリレー部
品を筐体1内に内装すると共に蓋体を筐体の開口部に配
置し、この状態で蓋体の外面側に樹脂を充填して開口部
の周縁部と蓋体との間の隙間等の一次封止をするもので
ある。ところで、この一次封止をする際に気泡発生を防
ぐため内部の空気を逃すための孔3を筐体1乃至蓋体に
あらかじめ穿孔しておくものであり、このため、一次封
止が終わると、この孔3を封止するための二次封止が必
要となる。そして、従来にあって二次封止は、第12図に
示すように熱着ピン30を加熱し、筐体1乃至蓋体の孔3
を形成している成形部に加熱した熱着ピン30を押し当
て、その後紫外線により硬化する封止液を塗布してい
た。第12図中31は熱着ピン30を加熱(約230℃)するた
めのセラミックヒータ、32は熱着ピン30を回転するため
の回転用歯車、33はエアブローである。
[発明が解決しようとする課題] ところが、上記したような従来例にあっては、熱着ピ
ン30のピン先の温度が不安定のため熱着形状がばらつ
き、また、リーク発生率が高い(例えば0.1%)。ま
た、封止液を塗布する際リレーA内部への流れ込みが発
生して品質の低下をきたし、コストアップの原因にもな
る。更に、糸引き、溶けかすの付着、また、熱着ピン30
の摩耗、回転不良等メンテナンスにも問題がある。更
に、従来にあっては、一度に一つずつリレーAを封止し
ており、生産性が悪いという問題があった。
本発明は上記した従来例の問題点に鑑みて発明したも
のであって、その目的とするところは、熱着温度が安定
して熱着形状が安定し、リーク不良がなく、封止液を用
いないことで品質の安定がはかれ、封止液を用いないの
でコストダウンがはかれることを目的としている。また
別な目的としては、糸引き、溶けかすの付着がなくて仕
上げ面が良好となり、メンテナンスも簡単となることを
目的とするものである。更に、別な目的としては、一つ
の光源により多数個のリレーを同時に二次封止すること
ができ、上方からのみならず様々な方向からの照射を可
能とすることを目的とする。
[課題を解決するための手段] 上記従来例の問題点を解決して本発明の目的を達成す
るため、本発明のリレーの二次封止方法は、リレーAの
筐体1乃至筐体1の開口部を閉塞する蓋体2に設けた一
次封止時に内部の空気を逃がすための孔3部分に光ビー
ムを照射して加熱溶解して孔を封止するに当って、孔周
囲形成部の形状を煙突形状とし、この煙突形状をした孔
周囲形成部に形成した孔の外側端部側の孔径を他の部分
の孔径よりも小径とし、この孔の外側端部側の小径とな
った孔部分と孔の他の部分の大径の孔部分とを段差を介
して連続させ、通過孔を穿孔したマスク板によりリレー
をマスクし、マスク板の通過孔を通して孔部分に光ビー
ムを照射することを特徴とする。
また、孔3部分に光ビームを照射して加熱溶解した
後、成形ピン4を押し当てて封止するようにしてもよ
い。
更に、また、光ビームをファイバー5により複数個の
分岐光ビームに分岐し、各分岐光ビームをそれぞれリレ
ーAの筐体1乃至筐体1の開口部を閉塞する蓋体2に設
けた一次封止時に内部の空気を逃がすための孔3部分に
照射して加熱溶解して孔を封止するに当って、孔周囲形
成部の形状を煙突形状とし、この煙突形状をした孔周囲
形成部に形成した孔の外側端部側の孔径を他の部分の孔
径よりも小径とし、この孔の外側端部側の小径となった
孔部分と孔の他の部分の大径の孔部分とを段差を介して
連続させ、通過孔を穿孔したマスク板によりリレーをマ
スクし、マスク板の通過孔を通して孔部分に光ビームを
照射するようにしてもよい。
[作用] 光ビームを照射して孔3部分を加熱溶解して孔3を封
止することで、非接触で孔3を加熱溶解するとともに加
熱温度を安定させることができるようになり、また従来
のように封止液を用いなくとも二次封止ができるように
なった。
また、孔3部分に光ビームを照射して加熱溶解した
後、成形ピン4を押し当てて封止すると、成形ピン4に
よる押し当てにより封止部分の仕上げ面を良好に仕上げ
ることができるようになり、また、成形ピン4は加熱す
る必要がないので、溶けかすの付着がなく、また、成形
ピン4を押し当ててもリレーAの変形や特性変化が防止
できるようになった。
さらに、光ビームをファイバー5により複数個の分岐
光ビームに分岐し、各分岐光ビームをそれぞれリレーA
の筐体1乃至筐体1の開口部を閉塞する蓋体2に設けた
一次封止時に内部の空気を逃がすための孔3部分に照射
して加熱溶解して孔3を封止するものにあっては、一台
の光ビーム発光源Bに対して多数個のリレーAの二次封
止が可能となり、また、ファイバー5で分岐するため上
方からのみならず様々な方向からの照射が可能となっ
た。
[実施例] 以下本発明を添付図面に示す実施例に基づいて詳述す
る。
本発明に用いる光ビーム発生Bとしては添付図面に示
す実施例ではキセノンランプによる光ビーム発生源の例
を示しているが、他のランプでもよく、また、レーザ発
生源であってもよい(つまり光ビームがレーザ光であっ
てもよい)。添付図面に示す光ビーム発生源Bにつき説
明すると、第2図に示すように下方が開口したケース6
内部に設けたランプ取付台7にキセノンランプのような
光ビーム発生ランプ8を取り付けてあり、光ビーム発生
ランプ8からの光ビームを反射鏡9により反射してガラ
ス性の時計皿23、熱線吸収性を有するリン酸ガラス24を
介して光ビームが照射されるようになっている。ケース
6内にはシャッター10が配置してあり、シャッター開閉
用ロータリーソレノイド11によりシャッター10を開閉し
て光ビームを遮断したり、遮断解除をしたりするように
なっている。また、ケース6内には焦点を調整するため
の焦点調整台12が設けてあり、更に、ケース6内を冷却
するための冷却ファン13が設けてある。そして、この光
ビーム発生源Bは制御装置14及び電源15と接続されて使
用されるものである。
しかして、本発明にあっては、リレーAの筐体1乃至
筐体1の開口部を閉塞する蓋体2に設けた一次封止時に
内部の空気を逃がすための孔3部分に第1図に示すよう
に光ビームを照射して加熱溶解して孔3を封止するもの
である。第6図(a)に二次封止前の孔3部分が示して
あり、第6図(b)に加熱溶着後の孔3部分が示してあ
る。この場合、適寸の通過孔17を穿孔したマスク板16に
よりリレーAをマスクして適寸の通過孔17を通って必要
な部分にのみ光ビームがマスク板16の下方のリレーAの
筐体1乃至蓋体2に照射されるようにするものである。
マスク板16としては例えば0.3mm厚程度のアルミニュー
ム板等が用いられる。ここで、筐体1乃至蓋体2に形成
される二次封止の対象となる孔3を形成した孔周囲成形
部3aの形状は例えば第11図(a)乃至(g)に示すよう
に種々のものが考えられるが、孔周囲形成部3aは図11
(a)乃至(g)のように煙突形状をしており、この煙
突形状をした孔周囲形成部3aに形成した孔3の外側端部
側の孔径を他の部分の孔径よりも小径としてあり、この
孔3の外側端部側の小径となった孔部分と孔3の他の部
分の大径の孔部分とを段差を介して連続させてある。こ
のように、段差部を設けることで、煙突形状をした孔周
囲形成部3aを集中的に溶融して段差部よりも上方の小径
となった部分を容易且つ確実に閉塞することができ、こ
の結果、いっそう光ビームの照射による溶融で孔3が塞
がりやすいものである。第6図の実施例において孔3部
分の寸法関係の一例を示すと、φが0.3〜0.4mm、φ
が0.7mm、tが0.4mmである。
次に、第7図に示す実施例を説明する。すなわち、上
記実施例では光ビームのみの照射にて孔周囲形成部3a部
分を溶融して熱着することで二次封止をしているが、第
7図に示す実施例では、リレーAの筐体1乃至筐体1の
開口部を閉塞する蓋体2に設けた一次封止時に内部の空
気を逃がすための孔3部分に孔ビームを照射し、その
後、孔3部分に光ビームを照射して加熱溶解した後、成
形ピン4を押し当てて封止するのである。この成形ピン
4はシリンダ18により摺動自在になっており、成形ピン
4のヘッド4aの配置位置は光ビーム発生源Bから光ビー
ムを照射した場合における陰影部19(添付図面いおいて
クロスハッチングで示している)に配置しておくこと
で、光ビームの影響を受けないようにしてある。成形ピ
ン4は例えばアルミニューム材をアルマイト処理したも
のであり、この成形ピン4は加熱せず、低温(常温)で
使用される。しかして、光ビームを孔3部分に照射して
加熱溶融した後、低温の成形ピン4により孔周囲形成部
3a部分に押し当てることで、二次封止をより確実とする
ものであり、また、孔周囲成形部分3aを構成する樹脂の
軟化状態で押し当て成形するで、リレーAを構成する筐
体1乃至蓋体2の変形や特性変化が防止されるものであ
る。また、低温(常温)の成形ピン4の使用により成形
ピン4に溶けかすの付着がなく、仕上げ面が良好にな
り、メンテナンスの必要がなくなるものである。ここ
で、成形ピン4による押し当てに当たっては成形ピン4
をマスク板16の通過孔17を通して孔周囲成形部3aに押し
当てたり、あるいはマスク板16を横方向に移動させた後
に成形ピン4を移動して孔周囲成形部3aに押し当てたり
するものである。なお、マスク板16を焦点やリレーAと
の間の距離を調整できるように上下移動自在とした構成
としてもよい。第8図の線イはマスク板16の表面に当た
る光ビームの輪郭線、ロは通過孔17を通過した光ビーム
の輪郭線を示している。なお、第7図に示すように二次
封止に当たってリレーAは支持治具20により支持してあ
る(第1図及び後述の第9図に示す実施例においても支
持治具20を記載してないが、図面上省略しているのみで
実際は支持治具20により支持するものである)。
次に、第9図、第10図により本発明の更に他の実施例
につき説明する。この実施例では一台の光ビーム発生源
Bから発生された光ビームを一次集光部21により集光
し、一次集光部21に集合させた複数個のファイバー5の
端部からそれぞれ一次集光部21に集光した光ビームを複
数個の分岐したファイバー5に分岐光ビームとして分岐
させ、分岐光ビームを各ファイバー5の先端に設けた二
次集光レンズ22で集光してそれぞれリレーの二次封止す
る箇所に向けて照射するものである。このような方法を
採用することで、一台の光ビーム発生源Bにより多数個
のリレーAの孔3部分に分岐光ビームを照射して孔3部
分を封止するものである。第9図において一次集光部21
乃至二次集光レンズ22を矢印方向に移動自在とし、一次
集光部21への光ビーム発生源Bからの焦点合わせと、二
次集光レンズ22から孔3の封止部分への焦点合わせを調
整することができるようになっている。ところで、第9
図、第10図に示す実施例では成形ピン4を用いないで分
岐光ビームによる加熱溶融で封止するようにしている
が、この実施例でも成形ピン4を用いるようにしてもよ
いものである。
なお、本発明の方法において、成形ピン4を用いるこ
となく光ビームによる加熱溶融のみで二次封止をする場
合には、成形ピン4を用いる場合に比べて二次封止に要
する時間が短縮されるものであり、また、成形ピン4を
上下する機構もいらず設備的にシンプル且つ小型化がは
かれ、設備費用の低減がはかれる。
[発明の効果] 本発明にあっては、叙述のように、リレーの筐体乃至
筐体の開口部を閉塞する蓋体に設けた一次封止時に内部
の空気を逃がすための孔部分に光ビームを照射して加熱
溶解して孔を封止するので、従来のように熱着ピンを使
用するものに比べて、加熱温度が安定し、熱着形状及び
肉厚が安定し、リーク不良がなく、また、封止液を用い
ないことで品質の安定がはかれ、封止液を用いないので
コストダウンがはかれるものである。また、孔周囲形成
部の形状を煙突形状とし、この煙突形状をした孔周囲形
成部に形成した孔の外側端部側の孔径を他の部分の孔径
よりも小径とし、この孔の外側端部側の小径となった孔
部分と孔の他の部分の大径の孔部分とを段差を介して連
続させ、通過孔を穿孔したマスク板によりリレーをマス
クし、マスク板の通過孔を通して孔部分に光ビームを照
射するので、マスク板により封止孔部分にのみ熱エネル
ギーを集中させることができ、この結果、成形ピンを不
要することが可能となり、また、仮に成形ピンを使用し
たとしても、それの目的はあくまで美観を得るための成
形であり、成形ピンの圧力によるリレーへの不要な力が
加わらず、安定した封止ができるものであり、しかも、
孔周囲形成部の形状を煙突形状とし、この煙突形状をし
た孔周囲形成部に形成した孔の外側端部側の孔径を他の
部分の孔径よりも小径とし、この孔の外側端部側の小径
となった孔部分と孔の他の部分の大径の孔部分とを段差
を介して連続させてあるので、段差部の存在によって、
煙突形状をした孔周囲形成部を集中的に溶融して段差部
よりも上方の小径となった部分を容易且つ確実に閉塞す
ることができ、この結果、いっそう光ビームの照射によ
る溶融のみで成形ピンを用いなくても孔を塞ぐことがで
きるものである。また、孔の小径となった部分を極細に
しても極細部分が孔の全長にわたらず段差よりも上方の
短い部分であるため、仮に成形ピンを使用したとしても
煙突部分が折れてしまって美観を悪くすることがないと
ともにリレーに不要な力が作用せず、この点でも封止が
確実に行えるものである。
また、孔部分に光ビームを照射して加熱溶解した後、
成形ピンを押し当てて封止するものにおいては、成形ピ
ンによる押し当てにより封止部分の仕上げ面を良好に仕
上げることができ、また、成形ピンは加熱する必要がな
くて、溶けかすの付着がなく、また、成形ピンを押し当
ててもリレーの変形や特性変化が防止できるものであ
る。
更にまた、光ビームをファイバーにより複数個の分岐
光ビームに分岐し、各分岐光ビームをそれぞれリレーの
筐体乃至筐体の開口部を閉塞する蓋体に設けた一次封止
時に内部の空気を逃がすための孔部分に照射して加熱溶
解して孔を封止するものにおいては、一つの光源により
多数個のリレーを同時に二次封止することができ、ま
た、ファイバーにより方向を変えられるので上方からの
みならず様々な方向からの照射を可能とするものであ
る。また、孔周囲形成部の形状を煙突形状とし、この煙
突形状をした孔周囲形成部に形成した孔の外側端部側の
孔径を他の部分の孔径よりも小径とし、この孔の外側端
部側の小径となった孔部分と孔の他の部分の大径の孔部
分とを段差を介して連続させ、通過孔を穿孔したマスク
板によりリレーをマスクし、マスク板の通過孔を通して
孔部分に光ビームを照射するので、マスク板により封止
孔部分にのみ熱エネルギーを集中させることができ、こ
の結果、成形ピンを不要することが可能となり、また、
仮に成形ピンを使用したとしても、それの目的はあくま
で美観を得るための成形であり、成形ピンの圧力による
リレーへの不要な力が加わらず、安定した封止ができる
ものであり、しかも、孔周囲形成部の形状を煙突形状と
し、この煙突形状をした孔周囲形成部に形成した孔の外
側端部側の孔径を他の部分の孔径よりも小径とし、この
孔の外側端部側の小径となった孔部分と孔の他の部分の
大径の孔部分とを段差を介して連続させてあるので、段
差部の存在によって、煙突形状をした孔周囲形成部を集
中的に溶融して段差部よりも上方の小径となった部分を
容易且つ確実に閉塞することができ、この結果、いっそ
う光ビームの照射による溶融のみで成形ピンを用いなく
ても孔を塞ぐことができるものである。また、孔の小径
となった部分を極細にしても極細部分が孔の全長にわた
らず段差よりも上方の短い部分であるため、仮に成形ピ
ンを使用したとしても煙突部分が折れてしまって美観を
悪くすることがないとともにリレーに不要な力が作用せ
ず、この点でも封止が確実に行えるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の概略説明図、第2図は同上
の光ビーム発生源のケース内の詳細図、第3図は同上の
斜視図、第4図(a)(b)は本発明の装置の正面図及
び側面図、第5図(a)(b)は同上のリレーの孔を筐
体に設けた実施例の斜視図及び孔を蓋体に設けた実施例
の背面側からの斜視図、第6図(a)(b)は孔部分の
二次封止前及び二次封止後の断面図、第7図は本発明の
他の実施例の概略説明図、第8図はマスク板部分の断面
図、第9図は本発明の更に他の実施例の概略説明図、第
10図は同上の斜視図、第11図(a)乃至(g)は孔部分
の種々の形状例を示す断面図、第12図は従来例の斜視図
であって、Aはリレー、1は筐体、2は蓋体、3は孔、
4は成形ピン、5はファイバーである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01H 49/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】リレーの筐体乃至筐体の開口部を閉塞する
    蓋体に設けた一次封止時に内部の空気を逃すための孔部
    分に光ビームを照射して加熱溶解して孔を封止するに当
    って、孔周囲形成部の形状を煙突形状とし、この煙突形
    状をした孔周囲形成部に形成した孔の外側端部側の孔径
    を他の部分の孔径よりも小径とし、この孔の外側端部側
    の小径となった孔部分と孔の他の部分の大径の孔部分と
    を段差を介して連続させ、通過孔を穿孔したマスク板に
    よりリレーをマスクし、マスク板の通過孔を通して孔部
    分に光ビームを照射することを特徴とするリレーの二次
    封止方法。
  2. 【請求項2】孔部分に光ビームを照射して加熱溶解した
    後、成形ピンを押し当てて封止することを特徴とする請
    求項1記載のリレーの二次封止方法。
  3. 【請求項3】光ビームをファイバーにより複数個の分岐
    光ビームに分岐し、各分岐光ビームをそれぞれリレーの
    筐体乃至筐体の開口部を閉塞する蓋体に設けた一次封止
    時に内部の空気を逃すための孔部分に照射して加熱溶解
    して孔を封止するに当って、孔周囲形成部の形状を煙突
    形状とし、この煙突形状をした孔周囲形成部に形成した
    孔の外側端部側の孔径を他の部分の孔径よりも小径と
    し、この孔の外側端部側の小径となった孔部分と孔の他
    の部分の大径の孔部分とを段差を介して連続させ、通過
    孔を穿孔したマスク板によりリレーをマスクし、マスク
    板の通過孔を通して孔部分に光ビームを照射することを
    特徴とするリレーの二次封止方法。
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