JP3032325B2 - 天井扇風機の安全装置 - Google Patents
天井扇風機の安全装置Info
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- JP3032325B2 JP3032325B2 JP3117217A JP11721791A JP3032325B2 JP 3032325 B2 JP3032325 B2 JP 3032325B2 JP 3117217 A JP3117217 A JP 3117217A JP 11721791 A JP11721791 A JP 11721791A JP 3032325 B2 JP3032325 B2 JP 3032325B2
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- ceiling fan
- ceiling
- mounting
- support
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- Control Of Positive-Displacement Air Blowers (AREA)
- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、天井扇風機の安全装置
に関するものである。
に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】近年、天井扇風機は夏期の涼風発生機能
のみならず、冬期のサーキュレーション機能による省エ
ネ効果が認められ普及しつつある。
のみならず、冬期のサーキュレーション機能による省エ
ネ効果が認められ普及しつつある。
【０００３】従来、この種の天井扇風機の取付装置は、
天井扇風機の中心より上方に突出するパイプの上端に設
けたフランジが、天井面に固定した支持具に係合するこ
とにより天井扇風機を吊り下げるものであった。
天井扇風機の中心より上方に突出するパイプの上端に設
けたフランジが、天井面に固定した支持具に係合するこ
とにより天井扇風機を吊り下げるものであった。
【０００４】以下、その構成について図２を参照しなが
ら説明する。天井扇風機（図示せず）の中心より上方に
突出するパイプ１０１の上端にフランジ１０２が形成さ
れ、このフランジ１０２は半球面部１０２ａを備えてい
る。天井面には支持具として取付板１０３が木ねじ１０
４で固定されている。取付板１０３には箱形状の取付金
具１０５が結合ねじ１０６で固定されている。取付金具
１０５の底面には開孔部を設け、開孔部の周縁部分が曲
面を備えた傾斜面１０５ａを形成している。この傾斜面
１０５ａの内側で前記パイプ１０１上端の半球面部１０
２ａを支持することにより、パイプ１０１と一体となっ
た天井扇風機を吊り下げるものであった。
ら説明する。天井扇風機（図示せず）の中心より上方に
突出するパイプ１０１の上端にフランジ１０２が形成さ
れ、このフランジ１０２は半球面部１０２ａを備えてい
る。天井面には支持具として取付板１０３が木ねじ１０
４で固定されている。取付板１０３には箱形状の取付金
具１０５が結合ねじ１０６で固定されている。取付金具
１０５の底面には開孔部を設け、開孔部の周縁部分が曲
面を備えた傾斜面１０５ａを形成している。この傾斜面
１０５ａの内側で前記パイプ１０１上端の半球面部１０
２ａを支持することにより、パイプ１０１と一体となっ
た天井扇風機を吊り下げるものであった。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の天井
扇風機では天井扇風機の回転・停止の振動や、取付部分
の材料劣化などにより、使用期間中に天井面と取付板を
固定している木ねじが緩んでくる場合や、取付板に取付
金具を結合する結合ねじが緩んだ場合に天井扇風機が落
下する可能性があるが、それを知らせる方法がなく、そ
のまま放置しておくと、危険な状態が継続するという課
題を有していた。
扇風機では天井扇風機の回転・停止の振動や、取付部分
の材料劣化などにより、使用期間中に天井面と取付板を
固定している木ねじが緩んでくる場合や、取付板に取付
金具を結合する結合ねじが緩んだ場合に天井扇風機が落
下する可能性があるが、それを知らせる方法がなく、そ
のまま放置しておくと、危険な状態が継続するという課
題を有していた。
【０００６】本発明は上記従来の課題を解決するもの
で、天井面に取付板を固定している木ねじが緩んだ場合
などに、天井扇風機の落下の危険があることを検出でき
る天井扇風機の安全装置を提供することを目的とするも
のである。
で、天井面に取付板を固定している木ねじが緩んだ場合
などに、天井扇風機の落下の危険があることを検出でき
る天井扇風機の安全装置を提供することを目的とするも
のである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、天井扇風機の中心を上下に貫通して固定さ
れるパイプと、このパイプの上端に設けたフランジと、
このフランジと係合して前記天井扇風機を吊り下げる支
持具と、この支持具に固定したマイクロスイッチとを有
し、このマイクロスイッチのアクチュエータが前記支持
具の取付面に圧接されて動作位置となる構成を有してい
る。
するために、天井扇風機の中心を上下に貫通して固定さ
れるパイプと、このパイプの上端に設けたフランジと、
このフランジと係合して前記天井扇風機を吊り下げる支
持具と、この支持具に固定したマイクロスイッチとを有
し、このマイクロスイッチのアクチュエータが前記支持
具の取付面に圧接されて動作位置となる構成を有してい
る。
【０００８】
【作用】この構成により天井面に取付けた支持具にはマ
イクロスイッチが取付けられ、そのアクチュエータが天
井面と圧接して動作位置で保持されているが、支持具が
ねじの緩みなどで、取付面から下方に移動したとき、マ
イクロスイッチのアクチュエータが回動して自由位置へ
と移行し、マイクロスイッチの接点変化が接続する回路
に伝達されることになる。
イクロスイッチが取付けられ、そのアクチュエータが天
井面と圧接して動作位置で保持されているが、支持具が
ねじの緩みなどで、取付面から下方に移動したとき、マ
イクロスイッチのアクチュエータが回動して自由位置へ
と移行し、マイクロスイッチの接点変化が接続する回路
に伝達されることになる。
【０００９】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図１を参照
しながら説明する。
しながら説明する。
【００１０】図に示すように、天井扇風機（図示せず）
の中心を貫通するパイプ１は半球状のフランジ１ａを先
端に形成している。取付面としての天井面２には支持具
として取付板３が木ねじ４で固定されている。取付板３
には箱形状の取付金具５が結合ねじ６で固定され、取付
金具５の底面には開孔部を備え、開孔部の周縁に設けた
傾斜面５ａと前記フランジ１ａの外周面が圧接すること
により、天井扇風機が天井面２に吊り下げられている。
の中心を貫通するパイプ１は半球状のフランジ１ａを先
端に形成している。取付面としての天井面２には支持具
として取付板３が木ねじ４で固定されている。取付板３
には箱形状の取付金具５が結合ねじ６で固定され、取付
金具５の底面には開孔部を備え、開孔部の周縁に設けた
傾斜面５ａと前記フランジ１ａの外周面が圧接すること
により、天井扇風機が天井面２に吊り下げられている。
【００１１】また前記取付金具５にはマイクロスイッチ
７が固定台８を介して固定され、マイクロスイッチ７の
アクチュエータ７ａが前記取付板３の開孔部３ａを貫通
して、天井面２と当接している。マイクロスイッチ７は
警報ベルあるいは警報ランプのような警報装置（図示せ
ず）と接続している。
７が固定台８を介して固定され、マイクロスイッチ７の
アクチュエータ７ａが前記取付板３の開孔部３ａを貫通
して、天井面２と当接している。マイクロスイッチ７は
警報ベルあるいは警報ランプのような警報装置（図示せ
ず）と接続している。
【００１２】上記構成において、天井扇風機の安全装置
の動作について説明する。まず天井面２に取付板３およ
び取付金具５が確実にねじ止め固定されている場合は、
マイクロスイッチのアクチュエータ７ａは天井面２に圧
接しているため、マイクロスイッチ７はＯＦＦとなり、
警報装置は作動しない。
の動作について説明する。まず天井面２に取付板３およ
び取付金具５が確実にねじ止め固定されている場合は、
マイクロスイッチのアクチュエータ７ａは天井面２に圧
接しているため、マイクロスイッチ７はＯＦＦとなり、
警報装置は作動しない。
【００１３】次に木ねじ４または結合ねじ６が、運転の
振動などで緩んだ場合には、図１のように天井面２とマ
イクロスイッチ７の距離が拡がり、マイクロスイッチ７
に対してアクチュエータ７ａが上方に回動し、マイクロ
スイッチ７が作動して、警報装置（図示せず）に通電さ
れ、危険状態となったことが報知される。
振動などで緩んだ場合には、図１のように天井面２とマ
イクロスイッチ７の距離が拡がり、マイクロスイッチ７
に対してアクチュエータ７ａが上方に回動し、マイクロ
スイッチ７が作動して、警報装置（図示せず）に通電さ
れ、危険状態となったことが報知される。
【００１４】したがって、取付板３および取付金具５が
ねじの緩みにより天井扇風機が不安全状態となった場合
に、落下の危険を即座に知ることができる。
ねじの緩みにより天井扇風機が不安全状態となった場合
に、落下の危険を即座に知ることができる。
【００１５】なお、実施例ではマイクロスイッチ７は警
報装置と接続しているが、マイクロスイッチを天井扇風
機の電動機の回路と直列接続して、不安全状態となった
とき、電動機を停止させるようにしてもよい。
報装置と接続しているが、マイクロスイッチを天井扇風
機の電動機の回路と直列接続して、不安全状態となった
とき、電動機を停止させるようにしてもよい。
【００１６】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように、支持
具がねじの緩みなどにより、その取付面から下方にわず
かに移動した場合に、マイクロスイッチが取付面との隙
間の増大を検出して、警報装置などを作動することによ
り、使用者が天井扇風機の落下の危険を認知して、即座
に対処することができる天井扇風機の安全装置を実現す
るものである。
具がねじの緩みなどにより、その取付面から下方にわず
かに移動した場合に、マイクロスイッチが取付面との隙
間の増大を検出して、警報装置などを作動することによ
り、使用者が天井扇風機の落下の危険を認知して、即座
に対処することができる天井扇風機の安全装置を実現す
るものである。
【図１】本発明の一実施例の天井扇風機の取付装置の作
動状態を示す断面図
動状態を示す断面図
【図２】従来の天井扇風機の取付装置の側断面図
１ パイプ １ａ フランジ ２ 取付面（天井面） ３ 結合ねじ ４ 支持具（取付板） ５ 支持具（取付金具） ７ マイクロスイッチ ７ａ アクチュエータ
Claims (1)
- 【請求項１】 天井扇風機の中心を上下に貫通して固定
されるパイプと、このパイプの上端に設けたフランジ
と、このフランジと係合して前記天井扇風機を吊り下げ
る支持具と、この支持具の取付面に近接して前記支持具
に固定されるマイクロスイッチを有し、このマイクロス
イッチのアクチュエータが前記支持具の取付面に圧接さ
れて動作位置となる天井扇風機の安全装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3117217A JP3032325B2 (ja) | 1991-05-22 | 1991-05-22 | 天井扇風機の安全装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3117217A JP3032325B2 (ja) | 1991-05-22 | 1991-05-22 | 天井扇風機の安全装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04347391A JPH04347391A (ja) | 1992-12-02 |
| JP3032325B2 true JP3032325B2 (ja) | 2000-04-17 |
Family
ID=14706296
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3117217A Expired - Fee Related JP3032325B2 (ja) | 1991-05-22 | 1991-05-22 | 天井扇風機の安全装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3032325B2 (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2008059665A1 (fr) * | 2006-11-13 | 2008-05-22 | Panasonic Corporation | Ventilateur de plafond |
| JP2008121551A (ja) * | 2006-11-13 | 2008-05-29 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 天井扇風機の安全装置 |
| JP2011058501A (ja) * | 2010-11-05 | 2011-03-24 | Panasonic Corp | 天井扇風機の安全装置 |
| JP2012017749A (ja) * | 2011-10-26 | 2012-01-26 | Panasonic Corp | 天井扇風機 |
| US8827658B2 (en) | 2008-03-04 | 2014-09-09 | Panasonic Corporation | Ceiling fan |
| KR102100670B1 (ko) * | 2019-10-04 | 2020-04-14 | 채용섭 | 지지대 장치 |
Families Citing this family (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4655575B2 (ja) * | 2004-09-30 | 2011-03-23 | パナソニック株式会社 | 天井扇風機の安全装置 |
| JP4935315B2 (ja) * | 2006-11-17 | 2012-05-23 | パナソニック株式会社 | シーリングファン |
| JP4930415B2 (ja) * | 2008-03-04 | 2012-05-16 | パナソニック株式会社 | 天井扇風機 |
| JP4978617B2 (ja) * | 2008-11-28 | 2012-07-18 | パナソニック株式会社 | 天井扇風機 |
| JP5445616B2 (ja) * | 2012-04-19 | 2014-03-19 | パナソニック株式会社 | 天井扇風機 |
| JP6471349B2 (ja) * | 2014-11-19 | 2019-02-20 | パナソニックＩｐマネジメント株式会社 | 天井扇風機 |
| JP6677693B2 (ja) | 2017-10-20 | 2020-04-08 | ファナック株式会社 | 電動機装置 |
-
1991
- 1991-05-22 JP JP3117217A patent/JP3032325B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2008059665A1 (fr) * | 2006-11-13 | 2008-05-22 | Panasonic Corporation | Ventilateur de plafond |
| JP2008121551A (ja) * | 2006-11-13 | 2008-05-29 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 天井扇風機の安全装置 |
| CN101542126B (zh) * | 2006-11-13 | 2011-04-06 | 松下电器产业株式会社 | 悬吊式电扇 |
| US8241017B2 (en) | 2006-11-13 | 2012-08-14 | Panasonic Corporation | Ceiling fan |
| CN102062112B (zh) * | 2006-11-13 | 2012-11-14 | 松下电器产业株式会社 | 悬吊式风扇的安全装置 |
| US8827658B2 (en) | 2008-03-04 | 2014-09-09 | Panasonic Corporation | Ceiling fan |
| JP2011058501A (ja) * | 2010-11-05 | 2011-03-24 | Panasonic Corp | 天井扇風機の安全装置 |
| JP2012017749A (ja) * | 2011-10-26 | 2012-01-26 | Panasonic Corp | 天井扇風機 |
| KR102100670B1 (ko) * | 2019-10-04 | 2020-04-14 | 채용섭 | 지지대 장치 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04347391A (ja) | 1992-12-02 |
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