JP3032111B2 - 表示装置の実装構造 - Google Patents

表示装置の実装構造

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JP3032111B2
JP3032111B2 JP6069648A JP6964894A JP3032111B2 JP 3032111 B2 JP3032111 B2 JP 3032111B2 JP 6069648 A JP6069648 A JP 6069648A JP 6964894 A JP6964894 A JP 6964894A JP 3032111 B2 JP3032111 B2 JP 3032111B2
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    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K1/00Printed circuits
    • H05K1/02Details
    • H05K1/0201Thermal arrangements, e.g. for cooling, heating or preventing overheating
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/36Assembling printed circuits with other printed circuits
    • H05K3/361Assembling flexible printed circuits with other printed circuits

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液晶、EL(Electrol
uminescence )、プラズマディスプレイ等を利用した表
示装置の実装構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、液晶、EL、プラズマディスプ
レイ等を利用した表示装置(以下、単に表示装置と称す
る)の実装構造においては、表示基板上の端子電極およ
び回路基板上の端子電極と、フィルム基板上の配線リー
ドとのOLB(Outer Lead Bonding)接続(以下、単に
接続と称する)がそれぞれ必要である。
【0003】一般に、表示基板上はガラス等から、回路
基板はガラスエポキシやセラミック等の硬質基板からな
っており、また、フィルム基板はポリイミド等からなっ
ている。また、その接続方法としては、半田付けによる
方法、異方性導電膜による方法、光硬化性絶縁樹脂によ
る方法などがある。
【0004】異方性導電膜による接続方法では、接着用
樹脂中に、Ni、半田ボール、カーボン等からなる導電
性粒子を分散させたシートを端子電極と配線リードとの
接続部位に介在させる。そして、加熱・加圧により接着
用樹脂を軟化、フロー、固着して端子電極と配線リード
とを接着する一方、導電性粒子により電気的に接続させ
る。
【0005】光硬化性絶縁樹脂による接続方法では、表
示基板上の端子電極や回路基板上の端子電極と、配線リ
ードとの接続部位に光硬化性絶縁樹脂を介在させる。そ
して、紫外線等を照射して光硬化性絶縁樹脂を硬化させ
ることによって、上記接続部位を接着する。その一方
で、光硬化性絶縁樹脂を加圧することによって、端子電
極と配線リードとの間に残った分を除去し、電気的に接
続させる。
【0006】図11ないし図19に、従来の表示装置の
実装構造を示し、それに用いられている上記接続方法を
説明する。
【0007】図11に示すように、第1の実装構造例で
は、配線リード24と表示基板21上の端子電極22と
の接続部位に対応して、ポリイミド等からなる基材25
に開口部25aが設けられ、そこでは配線リード24の
上部が露出している。図11のE−E線に沿う矢視断面
図である図12に示すように、この配線リード24の下
部と表示基板21上の端子電極22とが、異方性導電膜
23中の接着用樹脂23aにより接着され、異方性導電
膜23中の導電性粒子23bにより電気的に接続されて
いる。なお、前述のフィルム基板は、配線リード24、
基材25、ポッティング絶縁性樹脂26およびICチッ
プ27から成っている。
【0008】また、配線リード24と回路基板29上の
端子電極30との接続部位においても、図13に示すよ
うに、この接続部位に対応して、基材25に開口部25
bが設けられ、そこでは配線リード24が開口部25b
から回路基板29側に露出している。図13のF−F線
に沿う矢視断面図である図14に示すように、この配線
リード24の上部と、回路基板29上の端子電極30と
が、半田32による半田付けにより接着および電気的に
接続されている。
【0009】なお、いずれの接続部位においても異方性
導電膜や半田を用いる代わりに光硬化性絶縁樹脂を用い
ることもある。
【0010】次に、図15に示すように、第2の実装構
造例としての配線リード24と表示基板21上の端子電
極22との接続部位においては、基材25に開口部25
aに相当する開口部は設けられていない。第1の実装構
造例と同様、図15のG−G線に沿う矢視断面図である
図16に示すように、この配線リード24の下部と表示
基板21上の端子電極22とが、異方性導電膜23中の
接着用樹脂23aにより接着され、異方性導電膜23中
の導電性粒子23bにより電気的に接続されている。
【0011】また、配線リード24と回路基板29上の
端子電極30との接続部位においても、図17に示すよ
うに、基材25に開口部25bに相当する開口部は設け
られていない。図17のH−H線に沿う矢視断面図であ
る図18に示すように、この配線リード24の上部と、
回路基板29上の、メッキ材31によってメッキされた
端子電極30とが、異方性導電膜23中の接着用樹脂2
3aにより接着され、異方性導電膜23中の導電性粒子
23bにより電気的に接続されている。
【0012】なお、上記第2の実装構造例でも、第1の
実装構造例同様、いずれの接続部位においても異方性導
電膜や半田を用いる代わりに光硬化性絶縁樹脂を用いる
こともある。
【0013】しかしながら、前記第1の実装構造のよう
に基材25に開口部25aを設けた構造においては、半
田による接続方法、異方性導電膜による接続方法あるい
は光硬化性絶縁樹脂による接続方法のいずれを用いた場
合においても、以下のような問題がある。
【0014】すなわち、加熱あるいは加圧を行うボンデ
ィングツールが、接着用樹脂23a、光硬化性絶縁樹脂
あるいは半田といった、接続のために加えられた部材に
直接接触する。したがって、配線リード24の隙間より
接着用樹脂23a、光硬化性絶縁樹脂あるいは半田がは
み出してボンディングツールに付着する。そのため、ボ
ンディングツールを定期的に清掃しなければならず、生
産効率が下がる。
【0015】さらに、配線リード24がむき出しになる
ため、接続作業時や完了後において配線リード24の断
線や隣接する端子電極間の短絡の恐れが高い。それを防
止するために、補強用の樹脂等を接続部位に封止しなけ
ればならず、やはり生産効率が下がる。
【0016】一方、前記第2の実装構造のように基材2
5に開口部を設けない構造においては、上記したような
ボンディングツールの清掃の問題や配線リードの断線・
短絡の問題がないという利点がある。しかしその反面、
半田による接続方法または異方性導電膜による接続方法
を用いた場合、ボンディングツールによる配線リード2
4の接続部位の加圧・加熱を基材25を介して行うた
め、ボンディングツールの熱によって基材25が膨張す
る。その結果、表示基板21上の端子電極22、回路基
板29の端子電極30および配線リード24のそれぞれ
の熱膨張係数の差によってそれらの位置ズレが起こる。
また、接続完了後に基材25の応力によって断線などが
起こり、接続信頼性が低下するという問題がある。
【0017】そのため、特公平5−39454号の液晶
デイスプレイ駆動基板の接続方法では、図19に示すよ
うに、LCD駆動基板42上の導電パターン46とLC
Dパネル41上のLCDパネル端子47とを異方性導電
膜44によって貼り合わされるモジュールにおいて、導
電パターン46とLCDパネル端子47とが接続されて
いる部分についてLCD駆動基板42がくり抜かれてい
る。そして、くり抜かれた部分に、圧接ガラス板43が
はめ込まれている。この圧接ガラス板43の熱膨張係数
は、LCDパネル41の熱膨張係数と等しくなってい
る。圧接ガラス板43の上から異方性導電膜44を加圧
・加熱すると、圧接ガラス板43とLCDパネル41と
が同等の熱膨張を示す。そのため、前記したような位置
ズレが起こらず、接続信頼性の低下が防がれるとされて
いる。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
公平5−39454号に述べられている接続方法には、
以下のような問題がある。 圧接ガラス板43の貼り合わせ工程の追加により生産
所要時間(生産工数)が著しく長くなり、生産コストが
増大する。 圧接ガラス板43に熱が吸収されるため加熱時間を長
くする必要があり、そのため時間当たりの処理数が減少
する。 異方性導電膜は一般に、接続後の厚みを1〜3μmに
抑えないと電気的に接触不良となるが、圧接ガラス板4
3の貼り合わせは剛体同士の貼り合わせであり、両ガラ
ス板の平面度、平行度の精度を1〜3μm以内に抑える
ための部品の管理が難しい。 製品の重量が増す。
【0019】さらに、加熱を必要とする接続方法を第2
の実装構造に用いた場合、ボンディングツールによる配
線リード24の接続部位の加熱が基材25を介して間接
的に行われるため、熱の一部が基材25に吸収されてし
まう。したがって、半田や異方性導電膜を充分熱するた
めにはボンディングツールを高温にしなければならな
い。しかし、ボンディングツールを高温にすると、ボン
ディングツールに歪みが発生してしまい、この管理が困
難であるという問題点がある。
【0020】それに加えて、前記3種類の接続方法のよ
うに、加熱あるいは加圧を必要とする接続方法を第2の
実装構造に用いた場合、ボンディングツールによる配線
リード24の接続部位の加熱あるいは加圧が基材25を
介して行われるため、基材25内の温度分布や圧力分布
にバラツキが生じる。その結果、配線リード24におい
ても同様に温度分布や圧力分布にバラツキが生じ、端子
電極22および端子電極30と配線リード24との接続
が不均一になるという問題点がある。
【0021】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、請求項1記載の表示装置の実装構造は、配線リード
を覆う基材が設けられ、端子電極が上記配線リードに接
続されている表示装置の実装構造において、配線リード
上の端子電極に接続される部位では上記基材を介さず
、上記基材よりも熱伝導性が高い熱伝導手段が設けら
れていることを特徴としている。
【0022】請求項2記載の表示装置の実装構造は、請
求項1記載の表示装置の実装構造において、上記熱伝導
手段が、配線リード上の端子電極に接続される部位にあ
けられた開口部に形成された、上記基材よりも薄い補助
基材であることを特徴としている。
【0023】請求項3記載の表示装置の実装構造は、請
求項1または2記載の表示装置の実装構造において、上
記熱伝導手段が、配線リード上の端子電極に接続される
部位にあけられた開口部に形成された、上記基材より熱
伝導性の高いフィラーを混入した補助基材であることを
特徴としている。
【0024】請求項4記載の表示装置の実装構造は、
線リードを覆う基材が設けられ、端子電極が上記配線リ
ードに接続されている表示装置の実装構造において、配
線リード上の端子電極に接続される部位に、上記基材よ
りも熱伝導性が高い熱伝導手段が設けられ、上記熱伝導
手段が、上記基材の厚さを上記配線リード上の端子電極
に接続される部位以外の部位での厚さよりも薄くするこ
とによって成ることを特徴としている。
【0025】
【作用】上記構成により、請求項1記載の表示装置の実
装構造は、接続部位を上記のような熱伝導手段によって
覆う構造のため、熱伝導手段の代わりに前記した特公平
5−39454号に記載されたようなガラス板によって
覆う構造と異なり、以下の4つの利点を有している。 熱伝導手段の形成は基材同様に簡便に行える。それゆ
え、熱伝導手段の形成工程を追加しても生産所要時間が
さほど増加しないので、生産コストの増大を防止でき
る。 熱伝導手段は薄く、熱があまり吸収されないため、加
熱時間を長くする必要がない。それゆえ、時間当たりの
処理数の減少を防止できる。 異方性導電膜によって接続する場合、接続後の異方性
導電膜の厚みの精度を1〜3μm以内に抑えることが必
要であるが、それを実現するための部品(熱伝導手段)
の管理が容易である。 重量が軽いため、装置全体の重量の増加を防止でき
る。
【0026】また、熱伝導手段の熱伝導性が高いため、
ボンディングツールによって熱伝導手段を介して配線リ
ードの接続部位を加圧・加熱する際に、ボンディングツ
ールの温度をあまり上げる必要がない。それゆえ、接続
時に、端子電極および配線リードの熱膨張量の差による
位置ズレが少なくなる。
【0027】また、高温化によるボンディングツールの
歪みも防止できる。それゆえ、ボンディングツールのメ
ンテナンスの頻度を低くし、設備稼働率を向上させ、工
程の安定性を高めることができる。
【0028】さらに、熱伝導手段と配線リードとの密着
性があまり高くなくてもよいので、熱伝導手段の材料と
しては広範囲のものが選択できる。
【0029】なお、請求項1記載の構成によっても、従
来と同様、以下に示す2つの作用と効果とがある。すな
わち、配線リードの接続部位が熱伝導手段によって覆
われているので、加熱あるいは加圧を行うボンディング
ツールが、接着用の樹脂や光硬化性絶縁樹脂等の接続剤
に直接接触しない。したがって、それらが配線リードの
隙間よりはみ出してボンディングツールに付着すること
が防止される。それゆえ、接着用剤をボンディングツー
ルから定期的に除去する必要がなく、生産効率が向上す
る。また、配線リードがむき出しにならないため、接
続作業時や完了後において配線リードの断線や隣接する
端子電極間の短絡の恐れが低い。それゆえ、配線リード
の断線や隣接する端子電極間の短絡を防止するための樹
脂等を接続部位に封止する必要がなく、やはり生産効率
が向上する。
【0030】請求項2記載の表示装置の実装構造は、補
助基材として、基材に塗布するオーバーコート剤を流用
することができる。そのため、基材にそのオーバーコー
ト剤を塗布する工程およびそのオーバーコート剤を利用
して熱伝導手段を形成することが可能である。同様に、
請求項3記載の表示装置の実装構造は、補助基材の材料
として、基材に塗布するオーバーコート剤を流用するこ
とができる。そのため、基材にそのオーバーコート剤を
塗布する工程およびそのオーバーコート剤を利用し、か
つフィラーを混入させることによって、熱伝導手段を形
成することが可能である。
【0031】したがって、請求項2および3記載の表示
装置の実装構造は、熱伝導手段形成専用の工程が不要と
なり、新規な材料による熱伝導手段を採用した場合と比
べて製造工程が簡略化できるので、製造のコストアップ
を抑えることができる。
【0032】また、請求項2および4記載の表示装置の
実装構造は、配線リードの接続部位を覆う部分が薄いた
め、熱伝導性が高い。したがって、いずれも請求項1記
載の表示装置の実装構造と同様の作用を有する。また、
請求項2および4記載の表示装置の実装構造は、熱伝導
手段の厚さが薄いため、柔軟性がある。このため、熱に
よってのびた基材が接続完了後に接続部位に加える応力
が緩和される。それゆえ、応力による接続完了後の断線
等が防止でき、接続信頼性が向上する。
【0033】さらにまた、熱伝導手段が薄いため、ボン
ディングツールによって熱伝導手段を加熱あるいは加圧
した時に、被覆手段内の温度分布あるいは圧力分布にバ
ラツキが生じない。それゆえ、配線リードにおいて温度
分布あるいは圧力分布のバラツキを防止でき、端子電極
と配線リードとの接続が部位によらず均一になる。
【0034】また、請求項4記載の表示装置の実装構造
は、熱伝導手段の形成が、基材の製造工程において研磨
あるいはエッチング等を行うことによって可能である。
それゆえ、請求項1記載の表示装置の実装構造の有する
効果に加え、基材を製造する製造設備が使用でき、製造
のコストアップを抑えることができるとともに、新規な
材料による熱伝導手段を採用した場合と比べて製造工程
が簡略化でき、生産効率が向上する。
【0035】
【実施例】
〔実施例1〕本発明の一実施例について図1ないし図4
に基づいて説明すれば、以下の通りである。図1に示す
ように、本発明の表示装置の実装構造を採用して構成さ
れた液晶表示装置において、フィルム基板は、配線リー
ド4、基材5、ポッティング絶縁性樹脂6およびICチ
ップ7から構成されている。基材5は、ポリイミドから
なり、その厚さは例えば75μmである。なお、本実施
例では、液晶を利用した表示装置について述べられてい
るが、本発明はこれに限定されず、例えば、EL、プラ
ズマディスプレイ等を利用した表示装置にも適用でき
る。
【0036】配線リード4上における表示基板1上の端
子電極2とOLB接続(以下、単に接続と称する)する
部位に対応して、基材5に開口部5aが設けられ、開口
部5aに、基材5よりも薄い、厚さ20〜30μmのポ
リイミド樹脂系オーバーコート剤からなる補助基材8
(熱伝導手段)が嵌着されている。そして、図1のA−
A線に沿う矢視断面図である図2に示すように、補助基
材8に覆われた配線リード4の下部と表示基板1上の端
子電極2とが、異方性導電膜3中の接着用樹脂3aによ
り接着され、異方性導電膜3中の導電性粒子3bにより
電気的に接続されている。
【0037】また図3に示すように、配線リード4と、
ガラスエポキシ・セラミックからなる回路基板9上の端
子電極10との接続部位においても同様に、この接続部
位に対応して、基材5に開口部5bが設けられ、開口部
5bに、補助基材8が嵌着されている。そして、図3の
B−B線に沿う矢視断面図である図4に示すように、補
助基材8に覆われた配線リード4の上部と、回路基板9
上の、メッキ材11によってメッキされた端子電極10
とが、上記同様、異方性導電膜3中の接着用樹脂3aに
より接着され、異方性導電膜3中の導電性粒子3bによ
り電気的に接続されている。
【0038】ここで、基材5の材料および厚さは上記に
限定されないものの、生産設備における外部応力によっ
て配線リード4が変形することを防止できる程度の機械
的強度が要求されるので、それを満たすだけの厚さが必
要となるとともに、配線リード4との密着性が高い材料
に限られている。それに対して、配線リード4の接続部
位においては、配線リード4が接続によって固定されて
いるので、配線リード4の断線および短絡を防止できれ
ばよく、上記ほどの機械的強度は要求されない。このた
め、補助基材8は、配線リード4との密着性がそれほど
高くなくてよくなるので、基材5よりも厚さを薄くする
ことが可能になる。
【0039】上記補助基材8としては、フィルム基板の
折り曲げ部分(図示せず)に補強用として使用している
ポリイミド樹脂系オーバーコート剤を流用することがで
きる。そのため、基材5にそのオーバーコート剤を塗布
する工程において、そのオーバーコート剤を用いて補助
基材8を形成することが可能である。
【0040】したがって、補助基材8形成専用の工程が
不要となり、新規な材料による補助基材8を採用した場
合と比べて製造工程が簡略化できるので、製造のコスト
アップを抑えることができる。
【0041】なお、本実施例における上記接続方法とし
ては、異方性導電膜による接続方法が用いられており、
ボンディングツールによって、配線リード4の接続部位
にある異方性導電膜3を補助基材8を介して加熱・加圧
することによって接続される。しかし、接続方法は上記
に限定されず、例えば光硬化性絶縁樹脂による接続方法
も採用できる。例えば光硬化性絶縁樹脂による接続方法
を用いた場合、配線リード4の接続部位にある光硬化性
絶縁樹脂を、ボンディングツールによって補助基材8を
介して加圧する一方、補助基材8側とは逆の方向から紫
外線等を照射することによって接続する。また、接続ピ
ッチがあまり細かくないもの(例えば0.7mm程度)
であれば、半田による接続方法を採用することもでき
る。
【0042】本実施例では、配線リード4の接続部位が
補助基材8によって覆われているので、以下の2つの利
点を有している。 加熱あるいは加圧を行うボンディングツールが、接着
用樹脂3aや光硬化性絶縁樹脂等に直接接触しない。し
たがって、配線リード4の隙間より接着用樹脂3aや光
硬化性絶縁樹脂がはみ出してボンディングツールに付着
することが防止される。それゆえ、ボンディングツール
を定期的に清掃する必要がなく、生産効率が向上する。 接続作業時や完了後において配線リード4の断線や隣
接する端子電極間の短絡の恐れが低い。それゆえ、それ
を防止するための樹脂等を接続部位に封止する必要がな
く、やはり生産効率が向上する。
【0043】また、本実施例は、接続部位を上記のよう
な補助基材8によって覆う構造のため、補助基材8の代
わりに前記した特公平5−39454号に記載されたよ
うなガラス板によって覆う構造と異なり、以下の4つの
利点を有している。 補助基材8の形成は基材5同様に簡便に行える。それ
ゆえ、補助基材8の形成工程を追加しても生産所要時間
がさほど増加しない。よって、生産コストの増大を防止
できる。 補助基材8は薄く、熱があまり吸収されないため、加
熱時間を長くする必要がない。それゆえ、時間当たりの
処理数の減少を防止できる。 異方性導電膜3によって接続する場合、接続後の異方
性導電膜3の厚みの精度を1〜3μm以内に抑えること
が必要であるが、それを実現するための部品(補助基材
8)の管理が容易である。 重量が軽いため、装置全体の重量の増加を防止でき
る。
【0044】さらに、本実施例では、配線リード4の接
続部位を覆う補助基材8が従来技術と異なり薄いため、
補助基材8の熱伝導性が高い。それゆえ、以下の2つ
(および)の利点を有している。すなわち、補助基
材8の熱伝導性が高いので、ボンディングツールによっ
て補助基材8を介して配線リード4を加熱した時に、ボ
ンディングツールの温度をあまり上げる必要がない(従
来は320°C程度に設定していたが、本実施例におい
ては、260〜300°Cまで低温化することができ
た)。その結果、接続時に、端子電極2、端子電極1
0および配線リード4の熱膨張量の差による位置ズレが
少なくなる(本実施例においては、位置ズレを5〜20
%解消することができた)。高温化によるボンディン
グツールの歪みが防止できるので、ボンディングツール
のメンテナンスの頻度を低くし、設備稼働率を向上さ
せ、工程の安定性を高めることができる(本実施例にお
いては、設備稼働率は約3%向上した)。
【0045】なお、本実施例における上記の位置ズレの
低減率5〜20%は、以下に示す理論計算による値とも
一致している。すなわち、 ポリイミドの線膨張係数 1.2×10-5cm/cm/
°C、 ポリイミドからなるフィルム基板の大きさ(接続長さ)
20mm、 ボンディングツールの温度(現状) 320°、 (低温化後)260°Cないし300°C とすると、 のび量=温度差×線膨張係数×フィルム基板の接続長
さ、 温度差=ボンディングツールの温度−常温(25°C) であるから、現状ののび量の理論値は、 (320−25)×1.2×10-5×20=0.071mm=71μm・・ (ただし、現在の生産品のフィルム基板20mmあたり
ののび量の実測値は、50〜70μmである。) 260°Cでののび量の理論値は、 (260−25)×1.2×10-5×20=0.056mm=56μm・・ 300°Cでののび量の理論値は、 (300−25)×1.2×10-5×20=0.066mm=66μm・・ となる。したがって、のび量の低減率の理論値は、 260°Cのとき (71−56)/71=21%
(、より) 300°Cのとき (71−66)/71= 7%
(、より) である。以上の結果より、本実施例で得られた値が上記
理論値と一致していることが分かる。
【0046】また、補助基材8は上記のように厚さが薄
いため、柔軟性がある。それゆえ、熱によってのびた
(約3μm/mm)基材5が接続完了後に冷えて戻ろう
とするときに接続部位に加える応力を緩和する。このた
め断線等が起こらなくなり、接続信頼性が向上する。
【0047】さらにまた、同じく補助基材8が薄いた
め、ボンディングツールによって補助基材8を加熱ある
いは加圧した時に、補助基材8内の温度分布あるいは圧
力分布にバラツキが生じない。それゆえ、配線リード4
において温度分布あるいは圧力分布のバラツキを防止で
き、端子電極2および10と配線リード4との接続が部
位によらず均一になる。
【0048】なお、前述したように、補助基材8は、機
械的強度や配線リード4との密着性が基材5ほど高くな
くてもよいため、補助基材8は、比較的広範囲な材料を
選択できる。したがって、熱膨張係数が基材5よりも小
さく、熱伝導性が基材5よりも高い、ポリフェニレンサ
ルファイドやエポキシ樹脂等からなる絶縁性樹脂も補助
基材8の材料として選ぶことができる。これにより、補
助基材8の製造工程が前記よりも複雑になる代わりに、
ボンディングツールの温度を一層下げることができるた
め、補助基材8の熱膨張量が一層小さくなり、接続部位
の位置ズレをより少なくすることができる。
【0049】〔実施例2〕本発明の他の実施例について
図5および図6に基づいて説明すれば、以下の通りであ
る。なお、説明の便宜上、前記の実施例の図面に示した
部材と同一の機能を有する部材には、同一の符号を付記
してその説明を省略する。
【0050】前記実施例1では補助基材8と基材5とを
別の部材として形成していたが、本実施例では、両者が
一体化した部材として形成されている。すなわち、図5
および図6に示すように、配線リード4との接続部位だ
けが薄くなった基材12(熱伝導手段)が形成されてい
る。
【0051】本実施例においても、異方性導電膜による
接続方法、半田による接続方法および光硬化性絶縁樹脂
による接続方法が採用できる。
【0052】本実施例においても、前記実施例1と同様
の作用および効果を有している。また、上記のように基
材12の形成は、フィルム基板の製造工程において、研
磨あるいはエッチング等を行うことにより可能である。
このため、基材5を製造する製造設備がそのまま使用で
き、製造のコストアップを抑えることができるととも
に、熱伝導手段の製造工程が簡略化でき、生産効率が向
上する。
【0053】〔実施例3〕本発明の他の実施例について
図7ないし図10に基づいて説明すれば、以下の通りで
ある。なお、説明の便宜上、前記の実施例の図面に示し
た部材と同一の機能を有する部材には、同一の符号を付
記してその説明を省略する。
【0054】図7に示すように、開口部5aに、厚み2
0〜30μmの補助基材13(熱伝導手段)が形成され
ている。補助基材13は、図7のC−C線に沿う矢視断
面図である図8に示すように、基材成分13aおよび熱
伝導性が基材成分13aよりも高いフィラー13bとか
ら成っている。そして、補助基材13に覆われた配線リ
ード4と、端子電極2とが、前記実施例1または2同
様、異方性導電膜3中の接着用樹脂3aにより接着さ
れ、異方性導電膜3中の導電性粒子3bにより電気的に
接続されている。
【0055】また、図9に示すように、配線リード4と
端子電極10との接続部位においても同様に、開口部5
bに、厚み20〜30μmの補助基材13が形成されて
いる。そして、図9のD−D線に沿う矢視断面図である
図10に示すように、補助基材13に覆われた配線リー
ド4と、メッキ材11によってメッキされた端子電極1
0とが、上記同様、異方性導電膜3中の接着用樹脂3a
により接着され、異方性導電膜3中の導電性粒子3bに
より電気的に接続されている。
【0056】基材成分13aとしては、基材5に塗布す
るポリイミド樹脂系オーバーコート剤を流用することが
できる。フィラー13bの材料としては、例えばアルミ
ナ(酸化アルミニウム)やボロンナイトライド(窒化ホ
ウ素)等が採用できる。
【0057】本実施例においても、異方性導電膜による
接続方法、半田による接続方法および光硬化性絶縁樹脂
による接続方法が採用できる。
【0058】本実施例においても、前記実施例1と同様
の作用および効果を有している。また、上記したよう
に、基材成分13aとして、基材5に塗布するポリイミ
ド樹脂系オーバーコート剤を流用することができるの
で、基材5にそのオーバーコート剤を塗布する工程にお
いて、そのオーバーコート剤を用いて基材成分13aを
形成するとともにフィラー13bを混入させることによ
って、補助基材13を形成することが可能である。
【0059】したがって、補助基材13形成専用の工程
が不要となり、新規な材料による補助基材13を形成し
た場合と比べて製造工程が簡略化できる。それゆえ、製
造のコストアップを抑えることができる。
【0060】さらに、フィラー13bが熱伝導性の高い
性質を有しているので、ボンディングツールの温度を一
層下げることができる。これにより、補助基材13の熱
膨張量が一層小さくなり、接続部位の位置ズレやボンデ
ィングツールの歪みを一層防止することができる。
【0061】なお、実施例1と同様の理由により、補助
基材13は、機械的強度や配線リード4との密着性が基
材5ほど高くなくてもよいため、基材成分13aは、比
較的広範囲な材料を選択できる。したがって、熱膨張係
数が基材5よりも小さく、熱伝導性が基材5よりも高
い、ポリフェニレンサルファイドやエポキシ樹脂等から
なる絶縁性樹脂も基材成分13aの材料として選ぶこと
ができる。これにより、補助基材13の製造工程が前記
よりも複雑になる代わりに、ボンディングツールの温度
を一層下げることができるため、補助基材13の熱膨張
量が一層小さくなり、接続部位の位置ズレやボンディン
グツールの歪みをより少なくすることができる。
【0062】
【発明の効果】以上のように請求項1記載の表示装置の
実装構造は、配線リードを覆う基材が設けられ、端子電
極が上記配線リードに接続されている表示装置の実装構
造において、配線リード上の端子電極に接続される部位
では上記基材を介さずに、上記基材よりも熱伝導性が高
い熱伝導手段が設けられている構成である。
【0063】それゆえ、ガラス板によって覆う構造と比
べ、熱伝導手段の形成工程を追加しても生産所要時間
がさほど増加しないので、生産コストの増大を防止でき
る、時間当たりの処理数の減少を防止できる、接続
後の異方性導電膜の厚みの精度を1〜3μm以内に抑え
るための部品(熱伝導手段)の管理が容易である、重
量が軽いため、装置全体の重量の増加を防止できるとい
う効果を奏する。
【0064】また、接続時に、端子電極および配線リー
ドの熱膨張量の差による位置ズレが少なくなるという効
果を奏する。
【0065】また、ボンディングツールのメンテナンス
の頻度を低くし、設備稼働率を向上させ、工程の安定性
を高めることができるという効果を奏する。
【0066】さらに、熱伝導手段と配線リードとの密着
性があまり高くなくてもよいので、熱伝導手段の材料と
しては広範囲のものが選択できるという効果を奏する。
【0067】請求項2記載の表示装置の実装構造は、請
求項1記載の表示装置の実装構造において、上記熱伝導
手段が、配線リード上の端子電極に接続される部位にあ
けられた開口部に形成された、上記基材よりも薄い補助
基材である構成である。
【0068】また、請求項3記載の表示装置の実装構造
は、請求項1または2記載の表示装置の実装構造におい
て、上記熱伝導手段が、配線リード上の端子電極に接続
される部位にあけられた開口部に形成された、上記基材
より熱伝導性の高いフィラーを混入した補助基材である
構成である。
【0069】それゆえ、請求項2および3記載の表示装
置の実装構造は、基材にオーバーコート剤を塗布する工
程およびそのオーバーコート剤を利用して熱伝導手段を
形成することが可能となる。そのため、熱伝導手段形成
専用の工程が不要となり、新規な材料による熱伝導手段
を採用した場合と比べて製造工程が簡略化できるので、
製造のコストアップを抑えることができるという効果を
奏する。
【0070】また、請求項4記載の表示装置の実装構造
は、配線リードを覆う基材が設けられ、端子電極が上記
配線リードに接続されている表示装置の実装構造におい
て、配線リード上の端子電極に接続される部位に、上記
基材よりも熱伝導性が高い熱伝導手段が設けられ、上記
熱伝導手段が、上記基材の厚さを上記配線リード上の端
子電極に接続される部位以外の部位での厚さよりも薄く
することによって成る構成である。
【0071】それゆえ、請求項2および4記載の表示装
置の実装構造は、請求項1記載の表示装置の実装構造と
同様の効果に加え、応力による接続完了後の断線等が防
止でき、接続信頼性が向上するという効果を奏する。
【0072】さらにまた、配線リードにおいて温度分布
あるいは圧力分布のバラツキを防止でき、端子電極と配
線リードとの接続が部位によらず均一になるという効果
を奏する。
【0073】さらに、請求項4記載の表示装置の実装構
造は、熱伝導手段の形成が、基材の製造工程において研
磨あるいはエッチング等を行うことによって可能であ
る。それゆえ、請求項1記載の表示装置の実装構造の有
する効果に加え、基材を製造する製造設備が使用でき、
製造のコストアップを抑えることができるとともに、新
規な材料による熱伝導手段を採用した場合と比べて製造
工程が簡略化でき、生産効率が向上するという効果を奏
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の表示装置の実装構造におけ
る表示基板と配線リードとの接続部位を示す断面図であ
る。
【図2】図1におけるA−A線矢視拡大断面図である。
【図3】回路基板と配線リードとの接続部位を示す断面
図である。
【図4】図3におけるB−B線矢視拡大断面図である。
【図5】本発明の他の実施例の表示装置の実装構造にお
ける表示基板と配線リードとの接続部位を示す断面図で
ある。
【図6】回路基板と配線リードとの接続部位を示す断面
図である。
【図7】本発明のさらに他の実施例の表示装置の実装構
造における表示基板と配線リードとの接続部位を示す断
面図である。
【図8】図7におけるC−C線矢視拡大断面図である。
【図9】回路基板と配線リードとの接続部位を示す断面
図である。
【図10】図9におけるD−D線矢視拡大断面図であ
る。
【図11】従来の表示装置の実装構造における表示基板
と配線リードとの接続部位を示す断面図である。
【図12】図11におけるE−E線矢視拡大断面図であ
る。
【図13】回路基板と配線リードとの接続部位を示す断
面図である。
【図14】図13におけるF−F線矢視拡大断面図であ
る。
【図15】従来の表示装置の他の実装構造における表示
基板と配線リードとの接続部位を示す断面図である。
【図16】図15におけるG−G線矢視拡大断面図であ
る。
【図17】回路基板と配線リードとの接続部位を示す断
面図である。
【図18】図17におけるH−H線矢視拡大断面図であ
る。
【図19】従来の表示装置のさらに他の実装構造におけ
るLCDパネル端子と導電パターンとの接続部位を示す
ものであって、(a)は平面図、(b)は(a)におけ
るI−I線矢視断面図である。
【符号の説明】
1 表示基板 2 端子電極 4 配線リード 5 基材 8 補助基材(熱伝導手段) 10 端子電極 12 基材(熱伝導手段) 13 補助基材(熱伝導手段) 13a 基材成分 13b フィラー

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】配線リードを覆う基材が設けられ、端子電
    極が上記配線リードに接続されている表示装置の実装構
    造において、 配線リード上の端子電極に接続される部位では上記基材
    を介さずに、上記基材よりも熱伝導性が高い熱伝導手段
    が設けられていることを特徴とする表示装置の実装構
    造。
  2. 【請求項2】上記熱伝導手段が、配線リード上の端子電
    極に接続される部位にあけられた開口部に形成された、
    上記基材よりも薄い補助基材であることを特徴とする請
    求項1記載の表示装置の実装構造。
  3. 【請求項3】上記熱伝導手段が、配線リード上の端子電
    極に接続される部位にあけられた開口部に形成された、
    上記基材より熱伝導性の高いフィラーを混入した補助基
    材であることを特徴とする請求項1または2記載の表示
    装置の実装構造。
  4. 【請求項4】配線リードを覆う基材が設けられ、端子電
    極が上記配線リードに接続されている表示装置の実装構
    造において、 配線リード上の端子電極に接続される部位に、上記基材
    よりも熱伝導性が高い熱伝導手段が設けられ、 上記熱伝導手段が、上記基材の厚さを上記配線リード上
    の端子電極に接続される部位以外の部位での厚さよりも
    薄くすることによって成ることを特徴とする表示装置の
    実装構造。
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