JP3032110U - 菓子成形機 - Google Patents

菓子成形機

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JP3032110U
JP3032110U JP1996005197U JP519796U JP3032110U JP 3032110 U JP3032110 U JP 3032110U JP 1996005197 U JP1996005197 U JP 1996005197U JP 519796 U JP519796 U JP 519796U JP 3032110 U JP3032110 U JP 3032110U
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molding
mold
hole
molding die
confectionery
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JP1996005197U
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功 菊地
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功 菊地
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 能率的かつ迅速にしかも衛生的に円弧面のあ
る成形菓子を製造する。 【解決手段】 ホッパー3の生地供給口5の下方に成形
部2を設け、成形部2は、可動型板7を挾んで上下の固
定型板6,8を重ねたもので、対向する可動型板部7
1,72からなる可動型板7を前後移動させて、可動型
板の内底面が凹状の円弧面7a1となっている成形型穴
7aが上固定型板6の投入用の型穴6aから排出兼用成
形用の2次型穴6bへと順次対向位置するもので、型穴
6aから成形型穴7aに入れられた生地Kは成形型穴で
上方に設けてある円弧下面9aを有する排出兼用成形押
型9で球状の成形菓子に成形され、成形菓子は可動型板
部が分離するため、成形型穴が開き、成形押型で排出さ
れる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、落雁、クッキー、羊かんなどのを所定の形状に形成するための自 動菓子成形機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば落雁菓子を製造する場合には、手作業で作業台上の型板の型穴内 に落雁菓子用生地を押入れて、次いで型板上面を押圧し、最後に型板を取出して 型内に固定した落雁を各型内から取出すものであった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来の菓子成形機によると、生地の投入,成形及び排出の全工程は、型板のセ ット、取出し、型内の落雁の排出はすべて手作業だったため、手間と時間とがか かり、また衛生上の問題を生ずるおそれがあった。 この考案の目的は、能率的かつ迅速にしかも衛生的に円弧面を有する成形菓子 を製造することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
この考案は、生地投入部と、この生地投入部の下方に設けている成形部と、こ の成形部の下方に配置している成形菓子の搬送手段とをそれぞれ設けているもの である。上記生地投入部は、ホッパーを備えていると共にこのホッパー底部に設 けている生地供給口が上記成形部に向けて開口している。上記成形部は、上下の 固定型板と、上下の両固定型板間にこれらの固定型板と重ね合わせられた状態で 位置していると共に移動駆動手段によって移動可能である可動型板と、上記上固 定型板の上方に配置してある成形押型とを備えているものである。 上記上固定型板には、投入用の型穴と成形用の型穴とを上記可動型板の移動方 向に沿って間隔を置いて並設してある。上記可動型板は、上記すべての型穴に選 択的に対向位置可能の成形型穴を設け、互いに先端部で突合せられている対向す る可動型板部からなる。対向する上記可動型板部は、上記突合せ部分で上記成形 型穴を形成し、互いに接離可能であって、上記成形型穴内の成形菓子を下方に排 出できるに十分離反可能である。 上記下固定型板には排出型穴を設けてある。上記投入用の型穴は、上記生地供 給口と対向位置している。上記成形用の型穴は、排出用の型穴を兼用し、上記排 出型穴と対向している。上記成形型穴は、有底であって、底部が凹面状の円弧面 となっており、上記排出型穴と対向可能である。 上記成形押型は、排出押型を兼用していると共に、上記成形用の型穴と成形型 穴とが互いに対向する位置において、両型穴に及び上記排出型穴へ進入可能であ る。成形押型は、成形型穴の底面と対向する下面が凹面状の円弧面を形成するこ とにより、上下に円弧面を備えた成形菓子を成形できる。
【0005】
【作用】
可動型板を移動させて、成形型穴を上固定型板に設けてある投入用の型穴及び 排出兼用成形用の型穴に選択的に対向位置させることにより、生地の投入工程、 成形工程及び排出工程がすべて自動的に行える。成形型穴が成形用の型穴に対応 している状態で、可動型板を移動させることなく、成形の位置で成形工程に引続 いて排出工程が自動的に行える。可動型板が可動型板部によって分割移動できる ために、成形菓子の形状の選択の幅が広がる。
【0006】
【考案の実施の形態】
この考案に係る菓子成形機の実施の形態を説明する。 これは、生地投入部1と、この生地投入部の下方に設けられている成形部2と 、この成形部の下方に配置されている成形菓子の搬送手段3とを具備するもので ある。 生地投入部1は、生地投入用のホッパー4を備えている。ホッパー4はその内 部の底部側に一対の生地押出しロール4aを、その上方に生地送り出しロール4 bを設けてあり、対の生地押出しロール及び対の生地送り出しロールは互いに対 向方向に回転して、ホッパーの底部に設けてある生地供給口5を経て成形部2に 向けて生地Kを供給するものである。生地供給口5は、絞り口金を着脱可能であ って、生地の種類や型穴に応じて絞り口金を取付ける。
【0007】 成形部2は上固定型板6,中間の可動型板7及び下固定型板8とを備えている もので、これらの型板は、中間の可動型板を挾んで3枚が重なりあっている。上 固定型板6には、型穴として投入用の型穴6a及び排出兼用成形用の型穴6bを それぞれ板厚方向に貫通状態に形成してある。型穴6a及び型穴6bは、可動型 板7の移動方向(図1左右方向)に沿って間隔を置いて並設されている。各型穴 6a,6bの数はそれぞれ1つずつでもよいが、図4に示すように幅方向に設け る数を複数にすれば、成形菓子の量産化が図れる。 可動型板7は、成形型穴7aを設けている。成形型穴7aは、投入用型穴6a と排出兼用成形用の型穴6bとに選択的に対向位置し、互い連通可能である。可 動型板7は、図3に示すように、対向している可動型板部71と可動型板部72 とからなり、両可動型板部は成形型穴7aを中心として、この可動型板の移動( スライド)方向(図3左右方向)に沿って接触分離可能のものである。一方の可 動型板部71と他方の可動型板部72とは、その突合せ部分で成形型穴7aを形 成している。成形型穴7aは有底のものであって、底部は断面が凹面状の円弧面 7a1となっている。両方の可動型板部71,72の突合せ状態で成形型穴7a が形成され(図1,2)、分離された状態では、成形型穴は図3左右に2分割さ れ上下が開口され、下方の開口7a2は成形菓子K1が排出されるのに十分開く 構成となっている。 下固定型板8は、可動型板7の移動方向において全長に渡って上固定型板6及 び可動型板と重ねられている。下固定型板8には排出型穴8aを上固定型板6の 排出兼用成形用の型穴6bと対向する位置に設けて、成形菓子K1が下固定型板 からその下方に排出可能としている。 ここで、上固定型板6、可動型板7及び下固定型板8の相互の関係を説明する 。可動型板7の両側にサイド誘導板11を配置してある。上固定型板6の投入用 の型穴6a及び成形用の型穴6bは、いずれも可動型板7の成形型穴7aと選択 的に対向位置可能である。すなわち、生地Kの投入時には型穴6aは成形型穴7 aとも対向している(図1参照)。菓子の成形時には型穴6bは成形型穴7aと 対向し、排出型穴8aとも対向している(図2参照)。 成形部2の上方でホッパー4の側方(図1左方)には、成形菓子の成形押型9 を設けてある。成形押型9はホルダ10によって保持され、上下動自在である。 成形押型9は、矢印方向に降下して上固定型板6の型穴6b及び可動型板7の成 形型穴7a内に進入可能であって、しかも型穴の生地Kを下方に押圧して、成形 型穴と協同して所定形状の成形菓子K1に成形するものである(図3)。 成形押型9は、上固定型板6の型穴6bから可動型板7の成形型穴7a内に進 入して、型穴7aの成形菓子K1を下方に押圧して、搬送手段3へ排出するもの であり、排出押型を兼用している。成形押型9の下面は、凹面状の円弧面7a2 となっており、この円弧面と型穴7aの円弧面7a1とが生地Kの上下を抱持す ることによりほぼ球状の成形菓子を形成可能としている。
【0008】 成形菓子K1の搬送手段3は成形部2の下方に設けてある。搬送手段3は、図 示するように例えばベルトコンベアでもよいが、成形菓子K1を受けるトレー状 の天板を設けて、この天板とこれを乗せて可動型板7の前進方向(図1矢印方向 )と同一方向に搬送させる搬送作動部とで構成してもよい。ベルトコンベア3は 間欠的に矢印方向に移動させる。このような移動のタイミングは、生地押出しロ ール4a、可動板7の移動駆動手段、成形押型9のタイミングと連動させている 。タイミングの調整手段は公知の手段を使用する。
【0009】 つぎに使用方法を説明する。 予め、移動駆動手段を作動させることにより、可動型板7の可動型板部71, 72同志を突合せて、成形型穴7aを上固定型板6の投入用の型穴6aに対向位 置させておく。まず、ホッパー4の生地押出しロール4aを所定回転だけ回転さ せて、生地Kを生地供給口5を通じて投入用の型穴6aから成形型穴7aへ供給 してから、可動型板7を図左方に移動させて、図2に示すように成形型穴7aが 固定型板6の排出兼用成形用の型穴6bに対向位置した時点で停止させる。つい で、排出兼用成形押型9を降下させて、型穴6bを経て成形型穴7a内の生地K を押圧して、成形菓子K1を形成する(図2)。その後、図3に示すように、可 動型板7の可動型板部71,72をそれぞれ矢印方向に、すなわち互いに反対方 向に移動させて、成形型穴7aを分割させ、この成形型穴の下部開口7a2を広 く開放させる。その後、排出兼用成形押型9を降下させて、成形型穴7a内から 成形菓子K1を下方に押圧して、排出用型穴8aからベルトコンベア3上に落下 させる。落下後、可動型板7を図1に示す元位置に復帰させて、ベルトコンベア 3は所定距離だけ移動して、次の成形菓子の受入れの準備態勢に入る。
【0010】 可動板7の移動駆動手段は、シリンダに限定されることなく、例えばリンク機 構、ラック機構及び回転モータ等の公知の手段を使用すればよい。 また排出兼用成形押型9による成形菓子の排出方向として、図1に示す形態で は、下方としたが、これは、成形菓子が芋羊かんやクッキーのように生地が比較 的柔かいものにあっては、成形押型9による下方への排出が適当である。 対向する型穴6b,7a内からの成形菓子の剥離をしやすくするために、例え ば成形押型9の上面にヒーターを設けておくことが望ましい。
【0011】
【考案の効果】
この考案によれば、可動型板を移動させて、成形型穴を上固定型板に設けてあ る投入用の型穴及び底部が円弧面である成形用の型穴に順次に対向位置させるこ とにより、生地の投入工程及び成形工程を自動的に行え、従来例の手作業による 製造に比較して能率的でかつ迅速にしかも衛生的に円弧麺のある成形菓子を製造 でき、量産性に秀れている。 上固定型板の成形用の型穴が排出用の型穴を兼用しているので、成形型穴が成 形用の型穴に対応している状態で、可動型板を移動させることなく、成形の位置 で成形工程に引続いて排出工程が自動的に行えるので、自動的な成形菓子の製造 の迅速化がより一層は図られる。可動型板が可動型板部によって成形型穴が分割 可能となるために、複雑形状の成形菓子の成形が可能となって、菓子の形状の選 択の幅が広がる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の実施の形態を示す断面図であって、
搬送手段であるベルトコンベアを省略している図であ
る。
【図2】成形工程を示す断面図であって、搬送手段であ
るベルトコンベアを省略している図である。
【図3】排出工程を示す断面図である。
【図4】成形部及びベルトコンベアの断面図である。
【符号の説明】
1 生地投入部 2 成形部 3 ベルトコンベア(搬送手段) 4 ホッパー 5 生地供給口 6 上固定型板 6a 投入用の型穴 6b 成形用の型穴 7 可動型板 7a 成形型穴 7a1 円弧面 7a2 開口 8 下固定型板 8a 排出型穴 9 成形押型 9a 円弧面 K 生地 K1 成形菓子

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 生地投入部と、この生地投入部の下方に
    設けている成形部と、この成形部の下方に配置している
    成形菓子の搬送手段とをそれぞれ設けているものであ
    り、 上記生地投入部は、ホッパーを備えていると共にこのホ
    ッパー底部に設けている生地供給口が上記成形部に向け
    て開口しており、 上記成形部は、上下の固定型板と、上下の両固定型板間
    にこれらの固定型板と重ね合わせられた状態で位置して
    いると共に移動駆動手段によって移動可能である可動型
    板と、上記上固定型板の上方に配置してある成形押型と
    を備えているものであり、 上記上固定型板には、投入用の型穴と成形用の型穴とを
    上記可動型板の移動方向に沿って間隔を置いて並設して
    あり、 上記可動型板は、上記すべての型穴に選択的に対向位置
    可能の成形型穴を設け、互いに先端部で突合せられてい
    る対向する可動型板部からなり、 上記下固定型板には排出型穴を設けてあり、 上記投入用の型穴は、上記生地供給口と対向位置してお
    り、 上記成形用の型穴は、排出用の型穴を兼用し、上記排出
    型穴と対向しており、 対向する上記可動型板部は、上記突合せ部分で上記成形
    型穴を形成し、互いに接離可能であって、上記成形型穴
    内の成形菓子を下方に排出できるに十分離反可能であ
    り、 上記成形型穴は、有底であって、底部が凹面状の円弧面
    となっており、上記排出型穴と対向可能であり、 上記成形押型は、排出押型を兼用していると共に、上記
    成形用の型穴と成形型穴とが互いに対向する位置におい
    て両型穴に及び上記排出型穴へ進入可能であることを特
    徴とする菓子成形機。
  2. 【請求項2】 請求項1において、成形押型は、成形型
    穴の底面と対向する下面が凹面状の円弧面を形成してい
    ることを特徴とする菓子成形機。
JP1996005197U 1996-06-07 1996-06-07 菓子成形機 Expired - Lifetime JP3032110U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2021065786A1 (ja) * 2019-10-03 2021-04-08 株式会社ニチレイフーズ 搬送装置、搬送方法及び食品製造方法

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