JP3031361U - スタッキング防止構造を具えたモールドトレー - Google Patents

スタッキング防止構造を具えたモールドトレー

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JP3031361U
JP3031361U JP1996005306U JP530696U JP3031361U JP 3031361 U JP3031361 U JP 3031361U JP 1996005306 U JP1996005306 U JP 1996005306U JP 530696 U JP530696 U JP 530696U JP 3031361 U JP3031361 U JP 3031361U
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tray
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JP1996005306U
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English (en)
Inventor
統太郎 川本
Original Assignee
株式会社不二コーン製作所
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    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21FPAPER-MAKING MACHINES; METHODS OF PRODUCING PAPER THEREON
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
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    • D21F5/02Drying on cylinders

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数が積み重ねられて保管された状態のモー
ルドトレーの群の中から、容易に単体を離別することの
できる新規なモールドトレーの開発を技術課題としたも
のである。 【解決手段】 主原料をパルプ繊維Pとし、このパルプ
繊維Pがモールド成形されて成るモールドトレー1にお
いて、このモールドトレー1は任意の面の一カ所もしく
は複数カ所に非嵌合状態に突起15を設けたことを特徴
とするので、複数のモールドトレー1を、個々のモール
ドトレー1を密に接することなく重ね合わせることがで
き、容易に単体を離別することができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、例えば食品等の流通資材に関するものであり、特にこれらの複数が 積み重ねられて保管された状態の群の中から、容易に単体を離別することのでき るモールドトレーに係るものである。
【0002】
【考案の背景】
従来、惣菜、弁当、冷凍食品等をパックする流通用容器として紙製品、主とし てパルプ原料から成るいわゆるモールドトレーや板紙加工から成るいわゆる折箱 トレー等が用いられている。このような紙トレーは、複数が積み重ねられた状態 で保管されるため、単体の離別に関して次に掲げるような問題点があった。 まずモールドトレーの製造工場においては、例えば乾燥プレス後の中間製品に 対して後工程において外添等を行うような場合、複数が積み重ねられた状態で待 機し、この状態から次工程に搬送されるのであるが、単体の離別がうまくいかず 、工程の流れを停止してしまい、工場の稼働効率を低下させてしまう。 また紙トレーを扱う惣菜店、弁当店等では、これらを複数が積み重ねられた群 の状態で保管し、必要数をその都度群から離別するのであるが、図4に示すよう に、フランジ部14′の端部が密に重なり合っているため、数の確認及び離別が 迅速確実に行われず、折詰作業の非効率化を招いている。 このようなことから、シート成形して成るプラスチックトレーの場合、側部の 斜面を緩やかにして離別を容易にしているが、結果として実効内容積が増えず、 トレーの外寸法のみが大きくなってしまい、商品のディスプレー上、問題を生じ ている。また使用現場ではできるだけ側部の傾斜が急で、且つ空積み重ね時の効 率が高く、なお且つ離別の容易なトレーが求められている。
【0003】
【開発を試みた技術課題】
本考案はこのような背景からなされたものであって、複数が積み重ねられて保 管された状態のモールドトレーの群の中から、容易に単体を離別することのでき る新規なモールドトレーの開発を技術課題としたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
すなわち請求項1記載のスタッキング防止構造を具えたモールドトレーは、主 原料をパルプ繊維とし、このパルプ繊維がモールド成形されて成るモールドトレ ーにおいて、このモールドトレーは任意の面の一カ所もしくは複数カ所に非嵌合 状態に突起を設けたことを特徴とする。 この考案によれば、複数のモールドトレーを、個々のモールドトレーを密に接 することなく重ね合わせることができる。
【0005】 また請求項2記載のスタッキング防止構造を具えたモールドトレーは、前記要 件に加え、前記突起は、パルプ繊維を収容部と一体成形したことを特徴とする。 この考案によれば、格別な工程を要することなく、突起を形成することができ るので、製品単価のアップを招かない。また外観上の不自然さを伴わない。 そしてこれら各請求項記載の考案の構成を手段として前記課題の解決が図られ る。
【0006】
【考案の実施の形態】
図1に示すのが本考案のスタッキング防止構造を具えたモールドトレー1であ って、パルプ繊維Pを主原料として構成されており、一例として底板11及び底 板11の周囲に立ち上がる側板12を複数設け、矩形状に区画された複数の収容 部13を形成する。またモールドトレー1の最外部の側板12からはツバ状に張 り出すフランジ部14を具えて成る。 また前記複数の収容部13の境界部は、隣接する側板12の上部間を天板部1 6により連結する。
【0007】 そしてモールドトレー1における任意の面の一カ所もしくは複数カ所にスタッ キング防止機構を具えるのであり、非嵌合状態に突起15を設ける。非嵌合状態 とは、図3に示すようにモールドトレー1を重ね合わせた際に上下の突起15が 嵌合しないことを意味する。従って図3の実施の形態では天板部16の上方に突 起15が突き出た状態としたものであり、重ね合わせた際に上下の突起15が嵌 合しなければ図3(b)に示すように突起15の裏側が多少くぼんでいても構わ ない。 突起15は一例として半径3mm程度の半球状とし、その高さを1.0〜1. 5mmとするのであり、パルプ繊維Pを収容部13と一体にモールド成形する。 突起15の形状はこの他、円柱状、円錐状、円錐台状、角柱状等、適宜の形状が 選択し得る。 また突起15を複数設ける場合には、その配置をモールドトレー1の重心から 放射状にすることが好ましい。
【0008】 続いてこのスタッキング防止構造を具えたモールドトレー1の製造装置たる抄 造装置2について図面に基づいて説明し、抄造装置2の作動状態を述べながら併 せてスタッキング防止構造を具えたモールドトレー1の製造方法の一例を示す。
【0009】 抄造装置2は図2に示すように、原料液Fから液体成分Lを抜き取り、パルプ 繊維Pを主成分とする基材10を抄き出す作用を行う装置である。 この抄造装置2は、抄造する製品スペックに応じた適宜の容積の円筒状の抄造 カップ21を主要部材とするものであり、この抄造カップ21には下端に管が接 続され、この管には適宜の吸引装置が接続される。 また抄造カップ21の内部には下部に多数の液抜穴23を具えたサポーター2 2を配する。このサポーター22上には基材10(モールドトレー1)の型であ るキャリヤネット24を重ね合わせて保持する。
【0010】 このような抄造装置2を用いて基材10を得るには、まず原料液Fを原料供給 装置により一定量ずつ取り出し、抄造カップ21に投入する。そして真空ポンプ により下方にサクションするとパルプ繊維Pはキャリヤネット24上に抄出され て一定の厚みのウェブ状の層を形成するとともに、液体成分Lはキャリヤネット 24の目及び液抜穴23を抜けて更に下方に流下する。なお原料液Fには適宜の 添料を加えてもよい。
【0011】 このようにして液体成分Lの流下が終了すると所定形状の固形成分である基材 10が残り、これをこの位置であるいは図示しない移送装置により乾燥工程に移 送して、適宜の手段によって乾燥処理を施し、モールドトレー1を得るのである 。 この乾燥処理で乾燥プレス機を用いる場合はこの工程において突起15が形成 されるのであり、乾燥プレス機における金型に対して、突起15に対応する一例 として半球状の凹部を設けることで、プレスされた時にパルプ繊維Pがこの凹部 に流入し、突起15を形成するのである。よってこの凹部の設定位置によってモ ールドトレー1における任意の位置に突起15を形成することができる。
【0012】 次にこのようにして製造したモールドトレー1の使用態様について説明する。 本実施の形態においては、考案の背景で言及した弁当店における使用態様につい て説明する。 図3に示すように、複数のモールドトレー1は積み重ねられた群の状態で保管 され、必要数をその都度群から離別するのであるが、上下に配されたモールドト レー1は互いの接触部を突起15のみとするため、上下のモールドトレー1間に 空隙が保たれ、フランジ部14が密に重なり合うことなく、数の確認及び離別が 迅速確実に行われる。
【0013】
【他の実施の形態】
突起15の形成方法は、先の実施の形態に示したものを基本の実施の形態とす るものであるが、本考案の技術的思想に基づき、以下に示すような形態も採り得 る。 まず前記抄造後の基材10に対して、高濃度のパルプ繊維Pを所望の位置に滴 下し、滴下したパルプ繊維Pを基材10のパルプ繊維Pとなじませるようにして もよい。 また前記抄造時に突起15以外の部分をマスキングし、突起15に堆積するパ ルプ繊維Pの量を多くすることで形成することもできる。 更にまた、突起15を別部材として用意し、適宜の位置に貼り合わせるように してもよい。
【0014】
【考案の効果】
まず本出願の請求項1記載の考案によれば、複数のモールドトレーを、個々の モールドトレーを密に接することなく重ね合わせることができる。このため個々 の離別を迅速確実に行うことができる。
【0015】 また請求項2記載の考案によれば、格別な工程を要することなく、突起を形成 することができるので、製品単価のアップを招かない。また外観上の不自然さを 伴わない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のモールドトレーの斜視図並びにその一
部を拡大して示す縦断側面図である。
【図2】本考案のモールドトレーの製造装置の破断面の
一部を拡大して示し、更にその一部を拡大して示す縦断
側面図である。
【図3】本考案のモールドトレーの使用状態を一部拡大
して示す縦断側面図である。
【図4】従来のモールドトレー、折箱トレーまたはプラ
スチックトレーを重ね合わせた状態を示す縦断側面図で
ある。
【符号の説明】
1 モールドトレー 2 抄造装置 10 基材 11 底板 12 側板 13 収容部 14 フランジ部 15 突起 16 天板部 21 抄造カップ 22 サポーター 23 液抜穴 24 キャリヤネット F 原料液 L 液体成分 P パルプ繊維

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主原料をパルプ繊維とし、このパルプ繊
    維がモールド成形されて成るモールドトレーにおいて、
    このモールドトレーは任意の面の一カ所もしくは複数カ
    所に非嵌合状態に突起を設けたことを特徴とするスタッ
    キング防止構造を具えたモールドトレー。
  2. 【請求項2】 前記突起は、パルプ繊維を収容部と一体
    成形したことを特徴とする請求項1記載のスタッキング
    防止構造を具えたモールドトレー。
JP1996005306U 1996-05-17 1996-05-17 スタッキング防止構造を具えたモールドトレー Expired - Lifetime JP3031361U (ja)

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JP1996005306U JP3031361U (ja) 1996-05-17 1996-05-17 スタッキング防止構造を具えたモールドトレー
KR2019960066260U KR200150658Y1 (ko) 1996-05-17 1996-12-31 적층 방지 구조를 갖는 몰드 트레이

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10022932B2 (en) 2010-11-12 2018-07-17 Graphic Packaging International, Llc Container, forming tool, and method for forming a container
US10077134B2 (en) 2003-11-11 2018-09-18 Graphic Packaging International, Llc Nestable container with uniform stacking features
US10173386B2 (en) 2009-09-14 2019-01-08 Graphic Packaging International, Llc Blank and forming tool for forming a container
JP2021502313A (ja) * 2017-11-13 2021-01-28 ヨスパック オサケ ユキチュア 積み重ね可能な製品パッケージ、それを製造する方法、および製品パッケージ・ブランク
US11084626B2 (en) 2015-02-27 2021-08-10 Graphie Packaging International, LLC Method of forming a container

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Also Published As

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KR200150658Y1 (ko) 1999-07-01
KR970062530U (ko) 1997-12-11

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