JP3030858U - シールバーと連動する搬送具 - Google Patents

シールバーと連動する搬送具

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JP3030858U
JP3030858U JP1996004809U JP480996U JP3030858U JP 3030858 U JP3030858 U JP 3030858U JP 1996004809 U JP1996004809 U JP 1996004809U JP 480996 U JP480996 U JP 480996U JP 3030858 U JP3030858 U JP 3030858U
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seal bar
pulleys
support plates
opposing
groove
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JP1996004809U
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Inventor
辿 菅
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茨木精機株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 時計回りに回転するエンドレスベルト40に
搭載したチューブフイルム(図示省略)を挟圧加熱する
ため、上下のシールバー21,22が接近し始めると、
下部シールバー22に固定したブラケット31の先端の
ピンロール32が溝形ガイド29,30に沿って上昇す
る。この両溝形ガイド29,30の相対間隔は上部を狭
くしているため、前記ピンロール32の上昇により2枚
の支持板26,27はガイドレール23に沿って離反
し、ベルト40を支える対向プーリ33,34の間は広
がる。 【効果】 通常、対向プーリ33,34の間隔は狭い
が、この間隔はシール作用時だけ広がる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、包装機械における被包装物搬送具を備えるフイルムシール装置に関 する。
【0002】
【従来の技術】
図5は、特開平1−139304号公報に開示された従来例で、チューブフイ ルム1内に縦列等間隔に配置した被包装物2を運搬するエンドレスベルトコンベ ヤ3と、前記コンベヤの対向端で、上下から前記チューブフイルム1を挟圧シー ルする一対のシールバー4,5を示している。
【0003】 前記両シールバー4,5はボックスモーション軌道6,7に沿って変位し、前 後の被包装物2の間でチューブフイルム1を溶着するが、この場合、下部のシー ルバー5とリンク8,9を介して連結したプーリ10,11は、リンク8,9を 支えるスリーブ11がガイド12に沿って左右にスライドする。
【0004】 前記両プーリ10,11の間隔は通常せばまり、上部を被包装物2が通過する のを可能にするが、上下からシールバー4,5が接近すると、下部シールバーに 形成したV字形溝13の作用でリンク8,9は揺動して両プーリ10,11を離 反し、両シールバー10,11の接近を可能にする。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、リンク8,9の揺動プーリ10,11は円弧軌道を往復動し、その上 を通過する被包装物2を上下動させることになるので、チューブフイルム1に両 側からカゼット加工をするとき、その折り込みがチューブフイルムの真ん中に形 成できない、という欠点がある。
【0006】
【課題を解決するための手段】 本考案は、コンベヤベルトの対向面を水平に開閉させるために、互いにボック スモーションで変位し且つその間を通過するチューブフイルムを一定間隔でクロ スシールする上下一対のシールバーを備える装置であって、前記チューブフイル ムの通過軌道と平行になるように両端をフレーム24に固定した棒状のガイドレ ール23と、前記シールバーを隔てその前後で前記ガイドレール23に対しスラ イド自在に設けた前後2枚の支持板26,27と、上部が狭く下部が広くなるよ うな相対間隔で前記両支持板に形成した溝形ガイド29,30と、前記の下部シ ールバー22の前後面にブラケット31を介して設け且つ前記溝形ガイドに係合 したピンロール32と、前記両支持板上部にそれぞれ設けた対向プーリ33,3 4と、前記対向プーリ33,34に係合したエンドレスベルト40がこれら対向 プーリの間で分断するように構成する。
【0007】
【作用】
棒状ガイドレールに支持した前後2枚の支持板は、前記ガイドレールに沿って スライド自在であり、これら支持板に形成した溝形ガイドには下部シールバーに 設けたピンロールが係合するために、下部シールバーが上下動するとき、溝形ガ イド内を移動するピンロールによって両支持板は引き寄せられ、また反対に離反 したりする。
【0008】 両支持板にそれぞれ設けた対向プーリに係合するコンベヤベルトの対向面は、 上下のシールバーが接近するとき離反し、反対に上下のシールバーが離反すると きベルト対向面は接近して被包装物の通過を可能にする。
【0009】
【実施例】
図1において、上下のシールバー21,22の間を被包装物を覆うチューブフ イルムが通過するようになっており、このフイルム通過軌道と平行に配置した2 本のガイドレール23(図2参照)の両端をそれぞれフレーム24に金具25を 介して固定している。
【0010】 また、前記ガイドレール23に前後2枚の支持板26,27を、これら支持板 に固定したスリーブ28を介して支持すると共に、相対間隔が上部で狭く、下部 で広くなるように前記支持板に溝形ガイド29,30を形成し、下部シールバー 22の前後面に設けたブラケット31の先端のピンロール32を前記の溝形ガイ ド29,30に係合している。
【0011】 前記両支持板26,27の上部にそれぞれ設けた対向プーリ33,34は、そ れよりも内側の小径のローラ35,36とエンドレス丸ベルト37を介して連結 している。
【0012】 前記両対向プーリ33,34の内側を迂回し且つ両支持板下部のプーリ39の 外側を巻くエンドレスベルト40を、前後のフレーム24に設けた複数個の遊動 プーリ41,42,43及び駆動プーリ44に係合させる。
【0013】 上下のシールバーは図3に示す装置により作動する。すなわち上下でかみ合う 一対の平歯車45,46は、原動機47の動力で矢印のごとく相反する方向に回 転する。下部歯車45のクランクピン48にポール49の下端を枢支すると共に 、上部歯車46のクランクピン50に支持するスリーブ51で前記ポール49を スライド自在に抱き込む。前記ポール49の上端に設けた架材52にはスプリン グ53を介して既に説明した上部シールバー21を、また前記スリーブ51の上 端には既に説明した下部シールバー22を固定している。
【0014】 従って、両クランクピン48,50が矢印のように公転することにより、上下 の両シールバー21,22もそれぞれ円軌道を回転し、該両シールバー21,2 2が互いに押し付け合ったとき、スプリング53の圧縮で両シールバー21,2 2はしばらくの間フイルムを挟圧し続ける。なお仮想線26,27は既に説明し た両支持板を示し、下部シールバ22に固定したピンロール32が溝形ガイド2 9,30に係合している状態を示している。
【0015】 図1において上下シールバー21,22がボックスモーションの途中に互いに 接近してくると、ピンロール39が上部間隔の狭い溝形ガイド29,30に沿っ て上昇するので、両支持板26,27の間隔を水平に広げ、反対に両シールバー 21,22が上下に離反するとき、両支持板26,27の間隔は広がる。
【0016】 駆動プーリ44の時計方向への回転でベルト23を駆動すると、それに連れて 両対向プーリ33,34及びその間のローラ35,36は従動する。
【0017】 両対向プーリ33,34のそれぞれの内側に小径のローラ35,36を設けた ことにより、より搬送具の間の間隔を小さくでき、またベルト40がシールバー 22の熱の影響を受けない。
【0018】 図4に示した実施例では、シールバー21,22を隔て前後のベルト61,6 2をそれぞれ独立させ、これらベルト61,62相対間で速度差を形成できるよ うに配慮したものである。なお同図における図1と同一符号は、図1において既 に説明をしたので省略する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 側面図
【図2】 前図のII−II矢視線図
【図3】 シールバー作動機構の説明図
【図4】 他の実施例の説明図
【図5】 従来例の説明図
【符号の説明】
21,22…‥シールバー 23…‥ガイドレール 2
4…‥フレーム 26,27…‥支持板 29,30…
‥溝形ガイド 31…‥ブラケット 32…‥ピンロー
ル 33,34…‥対向プーリ 35,36…‥ローラ
37…‥丸ベルト 39…‥アイドルプーリ 40…
‥ベルト 44…‥駆動プーリ

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いにボックスモーションで変位し且つ
    その間を通過するチューブフイルムを一定間隔でクロス
    シールする上下一対のシールバーを備える装置であっ
    て、前記チューブフイルムの通過軌道と平行になるよう
    に両端をフレーム24に固定した棒状のガイドレール2
    3と、前記シールバーを隔てその前後で前記ガイドレー
    ル23に対しスライド自在に設けた前後2枚の支持板2
    6,27と、上部が狭く下部が広くなるような相対間隔
    で前記両支持板に形成した溝形ガイド29,30と、前
    記の下部シールバー22の前後面にブラケット31を介
    して設け且つ前記溝形ガイドに係合したピンロール32
    と、前記両支持板上部にそれぞれ設けた対向プーリ3
    3,34と、前記対向プーリ33,34に係合したエン
    ドレスベルト40がこれら対向プーリの間で分断するよ
    うに構成したシールバーと連動する搬送具。
  2. 【請求項2】 前記対向プーリのそれぞれの内側で支持
    板に支持し且つ前記対向プーリよりも小径のローラ3
    5,36を備える請求項1に記載のシールバーと連動す
    る搬送具。
  3. 【請求項3】 前記対向プーリと前記ローラ35,36
    との間を動力伝達用丸ベルト37で連結した請求項2に
    記載のシールバーと連動する搬送具。
JP1996004809U 1996-05-02 1996-05-02 シールバーと連動する搬送具 Expired - Lifetime JP3030858U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2436606A1 (de) * 2010-10-04 2012-04-04 Kallfass Verpackungsmaschinen GmbH Verpackungsmaschine sowie Verfahren zum Verpacken von Gegenständen in einen Folienschlauch

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