JP3030551U - マッサージ具 - Google Patents

マッサージ具

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JP3030551U
JP3030551U JP1996002626U JP262696U JP3030551U JP 3030551 U JP3030551 U JP 3030551U JP 1996002626 U JP1996002626 U JP 1996002626U JP 262696 U JP262696 U JP 262696U JP 3030551 U JP3030551 U JP 3030551U
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massage
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hand
massage tool
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耕治 新美
嘉子 新美
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耕治 新美
嘉子 新美
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 糸くずや髪の毛等のごみを巻き込んだりせ
ず、常に衛生的な状態を維持でき、適度のクッション性
があり、快適なマッサージ効果が得られ、マッサージを
受ける側に肉体的な面だけではなく精神面での快さを付
与することができ、長時間マッサージを行なってもマッ
サージ具を把持する手の疲労が少ないマッサージ具の提
供を目的とする。 【解決手段】 マッサージ面(31)は、硬い薄板より
なる芯材(31a)と弾力性のある平たいクッション材
(31b)とを積層してカバー布(31c)で被覆し、
クッション材の側の面に半球状突体(33)を接着して
固設したものであり、(32)は、把持部であって、硬
い薄板よりなる芯材(32a)と、手で掴める程度の厚
みと大きさを有する弾力性のあるクッション材(32
b)とを積層してカバー布(32c)で被覆したもので
あり、前記マッサージ面(31)における芯材(31
a)側の面と把持部(32)の芯材(32a)側の面と
を接着することによりマッサージ具(30)が構成され
ている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、マッサージ具に関し、特に、マッサージ具を手で把持し、マッサー ジ面をマッサージの必要な身体の患部に当てがい、体をさするようにしてマッサ ージを行なうマッサージ具に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、手で把持してマッサージを行なうマッサージ具として、マッサージ面に 複数の球体を回動自在に配したものが知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のマッサージ具は、マッサージ面に配された球体が回動自 在であるため、衣服の上からマッサージを行なったときには、衣服に付着してい る糸くず、髪の毛あるいはほこり等のごみが球体の軸等に巻き付いたり、付着す することが多く、そのため、長期に使用したときには不衛生な状態になりがちで あった。しかも、このように内部に巻き付いた糸くずや髪の毛等のごみを除去す ることは容易ではなく、結局、従来のマッサージ具は、次第に使用しないままに 放置されてしまうのが現状である。
【0004】 また、球体を回動自在にしているために複雑な構造を余儀なくされ、そのため 生産性が悪くかつコストも高くなり、しかも複雑な構造であることにより故障が 生じて使用ができなくなる場合も多く見られた。
【0005】 さらに、球体を使用しているために、球体の半部をマッサージ面側に埋め込む ようにするか、またはマッサージ面から球体全体が突出するように構成しなけれ ばならず、マッサージ具が全体的に嵩張るような構成になっていた。
【0006】 そこで本考案者は、上記の課題を解決するために、マッサージ面に半球状突体 を固設したマッサージ具を考案した。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案に係るマッサージ具は、一方の側をマッサージ面とし、他方の側を把持 部としたマッサージ具であって、該マッサージ面に複数の半球状突体を固設した ものである。このようにすると、半球状突体が回動せず、したがって、従来のマ ッサージ具のように糸くずや髪の毛を巻き込んだりすることがなく、また、この ようなごみを除去する面倒さもなくなる。
【0008】 また、前記のマッサージ面において、少なくとも半球状突体を固設した個所に 弾力性を付与することにより、半球状突体がマッサージ面に対して浮沈みするよ うに構成すれば、半球状突体が硬い材質で形成されていても、適度のクッション 性があって、快適なマッサージ効果が得られる。
【0009】 さらに、マッサージ具における把持部が、手で覆い掴むことができる形状及び 大きさにした場合には、患部を手の平でさするよう感じで、やさしくていねいに マッサージを行なってやることができ、またマッサージ効果も肉体的な面だけで はなく患者を快い気持ちにさせるので精神面での効果も期待できる。
【0010】 しかも、マッサージ具における把持部に弾力性があれば、長時間マッサージを 行なってもマッサージ具を把持する手の疲労が少ない。
【0011】
【考案の実施の形態】
以下に本考案の好適な実施例を図1〜図9の図面に基いて詳細に説明する。
【0012】 図1〜図3は第1の実施例を示し、図において(10)は、本考案に係るマッ サージ具であって、その全体が合成樹脂により一体成型されてなるものである。 (11)は、扁平な円板よりなるマッサージ面であり、その表面(図1において は裏面)には複数の半球状突体(13)が固設されている。この半球状突体(1 3)の固設方法は、本実施例のように一体成型により形成してもよいが、接着に より固設してもよい。(12)は、把持部であり、手の平に収まる程度の大きさ で、頂部が緩かに膨んだ形状の掴み部(12a)と、マッサージ面(11)と接 続するくびれ部(12b)とからなる。なお、この把持部(12)は中空(12 c)にすることにより、マッサージ具(10)全体の重量を軽減している。
【0013】 本実施例におけるマッサージ具(10)は、上記のような構成をなしているの で、掴み部(12a)を手で把持しながらマッサージ面(11)を患部に押し付 けて、掴み部(12a)を上下、左右あるいは斜めに動かすことによりマッサー ジを行なう。このようにしてマッサージを行なうことにより、患者は手でさすら れているような感じを受けながらマッサージを受けることができるので、マッサ ージを行う側と、マッサージを受ける側とのスキンシップが図られ、これにより 肉体的な効果はもとより、精神的な効果をも期待することができる。
【0014】 また、上記のようにマッサージ面(11)には、半球状突体(13)が固設さ れているので、たとえ衣服の上からマッサージ面(11)を押付けてマッサージ を行なっても、糸くずや髪の毛などのごみが半球状突体(13)に巻き付くこと がない。したがって、長期間使用しても衛生的な状態を維持でき、たとえ掃除を するとしてもほこりを簡単に拭い去る程度ですむ。
【0015】 また、マッサージ面(11)には、半球状突体(13)が固設されているだけ なので、故障するようなことがなく、長期間にわたって安心して使用することが できる。さらにマッサージ面(11)に半球状突体(13)を固設しているので 、マッサージ面(11)そのものの厚みを扁平にすることができ、不要に嵩張る ことがない。
【0016】 図4〜図6は、第2の実施例を示し、本実施例におけるマッサージ具(20) は、手の覆い掴むことのできる程度の大きさで厚みのある円板において、底面を マッサージ面(21)とし、その面上に半球状突体(23)を固設してなり、そ の上部が把持部(22)となるもので、上面の周囲に延出部(22a)を形成し て把持し易くしたものである。本実施例は、第1の実施例のように独特の形状を 有する把持部ではなく、単に手で把持できることをもって把持部としたものであ る。このように本考案のマッサージ具における把持部は、把持することができる 大きさであれば足り、その形態は特に限定されない。
【0017】 図7〜図9は、第3の実施例を示し、(30)は、本実施例におけるマッサー ジ具であり、マッサージ面(31)は、硬い薄板よりなる芯材(31a)と弾力 性のある平たいクッション材(31b)とを積層してカバー布(31c)で被覆 し、クッション材の側の面に半球状突体(33)を接着して固設したものである 。(32)は、把持部であって、硬い薄板よりなる芯材(32a)と、手で掴め る程度の厚みと大きさを有する弾力性のあるクッション材(32b)とを積層し てカバー布(32c)で被覆したものであり、前記マッサージ面(31)におけ る芯材(31a)側の面と把持部(32)の芯材(32a)側の面とを接着する ことにより本実施例におけるマッサージ具(30)が構成される。
【0018】 上記のように構成したことにより、第1の実施例におけるマッサージ具(10 )と使用方法は共通しており、使用時における効果もほぼ共通しているが、本実 施例におけるマッサージ具(30)は、さらに、半球状突体(33)の固設個所 (31d)が、マッサージ面(31)に内包されているクッション材(31b) により弾力性を有しているため、この半球状突体(33)を患部に押し当てたと きに適度の押圧力に軽減されるので、患部を痛めるおそれがない。また、把持部 (32)も弾力性を有するので、把持する手に良好な感触を与え、さらに長時間 使用していても疲労感が少ない。なお、マッサージ面(31)及び把持部(32 )における弾力性付与の点に関する構造は上記の実施例のものに限定されず、弾 力性が備わっており、上記の効果を果し得るものであれば、どのような構成であ ってもよい。
【0019】 以上に詳述した第1乃至第3の実施例に示すマッサージ具について、その形状 は単なる一例にすぎず、把持部は手で覆い掴むことができればよく、マッサージ 面は、半球状の突体が固設されていれば、楕円形、多角形あるいは曲面形状等の 種々の形状を採用できる。
【0020】
【考案の効果】
上記したように、本考案に係るマッサージ具は、従来のマッサージ具のように 糸くずや髪の毛を巻き込んだりすることがなく、また、このようなごみを除去す るための面倒さもなく、衛生的な状態を維持できる。
【0021】 また、マッサージ面における少なくとも半球状突体の固設個所に弾力性を付与 すれば、適度のクッション性があり、快適なマッサージ効果が得られる。
【0022】 さらに、把持部を、手で覆い掴むことができる形状及び大きさにした場合には 、患部を手の平でさするような感じでマッサージを行なうことができるので、マ ッサージを受ける側に肉体的な面だけではなく精神面での快さを付与することが できる。
【0023】 しかも、マッサージ具における把持部に弾力性があれば、長時間マッサージを 行なってもマッサージ具を把持する手の疲労が少ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るマッサージ具の第1の実施例を示
す平面側斜視図である。
【図2】本考案に係るマッサージ具の第1の実施例を示
す底面側斜視図である。
【図3】図1の中央縦断面図である。
【図4】本考案に係るマッサージ具の第2の実施例を示
す平面側斜視図である。
【図5】本考案に係るマッサージ具の第2の実施例を示
す底面側斜視図である。
【図6】図4の中央縦断面図である。
【図7】本考案に係るマッサージ具の第3の実施例を示
す平面側斜視図である。
【図8】本考案に係るマッサージ具の第3の実施例を示
す底面側斜視図である。
【図9】図7の中央縦断面図である。
【符号の説明】
10……マッサージ具 11……マッサージ面 12……把持部 12a…掴み部 12b…くびれ部 12c…中空部 13……半球状突体 20……マッサージ具 21……マッサージ面 22……把持部 22a…延出部 23……半球状突体 30……マッサージ具 31……マッサージ面 31a…芯材 31b…クッション材 31c…カバー布 31d…固設個所 32……把持部 32a…芯材 32b…クッション材 32c…カバー布 33……半球状突体
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年6月25日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項2
【補正方法】変更
【補正内容】

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】一方の側をマッサージ面とし、他方の側を
    把持部としたマッサージ具であって、該マッサージ面に
    複数の半球状突体を固設したことを特徴とするマッサー
    ジ具。
  2. 【請求項2】請求項1に記載のマッサージ面において、
    少なくとも半球状突体の固設個所に弾力性を付与するこ
    とにより、半球状突体がマッサージ面に対して浮沈みす
    るように構成したことを特徴とするマッサージ具。
  3. 【請求項3】請求項1又は2に記載のマッサージ具にお
    ける把持部が、手で覆い掴むことができる形状及び大き
    さであることを特徴とするマッサージ具。
  4. 【請求項4】請求項1乃至3のいずれか1項に記載のマ
    ッサージ具における把持部が弾力性を有する材質よりな
    ることを特徴とするマッサージ具。
JP1996002626U 1996-04-05 1996-04-05 マッサージ具 Expired - Lifetime JP3030551U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107468130A (zh) * 2017-03-14 2017-12-15 王伟 一种搓澡器

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