JP3029034B1 - 介護リフト - Google Patents
介護リフトInfo
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- JP3029034B1 JP3029034B1 JP11051837A JP5183799A JP3029034B1 JP 3029034 B1 JP3029034 B1 JP 3029034B1 JP 11051837 A JP11051837 A JP 11051837A JP 5183799 A JP5183799 A JP 5183799A JP 3029034 B1 JP3029034 B1 JP 3029034B1
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- boom
- auxiliary
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Abstract
るようにする一方、家屋内での搬送、格納保管がしやす
い構造とする。 【解決手段】 支柱部支持部8bに、補助脚支持部8
a、8aにおける開口部11近傍に、補助脚9を引き抜
いた際に、ベースフレーム8を移動できるようにするた
めの、補助車輪13、13を設ける。ベースフレーム8
に補助脚9を装着した状態(使用状態)においては、第
1車輪10と第2車輪14とで床面に接地して移動でき
るようにし、この際補助車輪13は、接地しないように
設ける。
Description
内でコンパクトに収容できるようにする一方、家屋内で
の搬送、格納保管がしやすい構造とした、介護リフトに
関するものである。
なり、今日ほど、高齢化社会にふさわしい環境づくりが
望まれている時代はないといわれている。かかる背景か
ら、その環境づくりの一環として、老人が安心して生活
していけるような段差の少ない構造の住宅をはじめ、家
庭内においては、例えば、在宅用ベッド、車椅子、歩行
補助器、補助支柱など、数々の備品が創意工夫されてき
ている。ところで、本出願人は、特に自力で歩行が困難
な老人に対して、ベッドと車椅子との間、またトイレや
浴室などへ、介護者が容易に移動させることができるよ
うに、老人を吊り上げた状態で移動させることができる
という、介護リフトを商品化してきた。かかる介護リフ
トを用いれば、非力な介護者であっても、難なく老人を
移動させることができ、大変な重労働から開放すること
ができるという、大きなメリットをもたらしている。
フトは、安定性を重視した脚部並びに吊り下げ手段の形
状を有しているので、相当のスペースを取ることとな
り、また安定性を確保するために、特に台車など、ある
程度の重量化は避けられず、一般家屋内においては、取
り回しの問題、あるいは不使用時の保管場所と共に、搬
入上の問題が懸念されていた。本発明は、かかる不都合
を改善するために提案されたものであって、不使用時
に、居室内でコンパクトに収容できるようにする一方、
家屋内での搬送、格納保管がしやすい構造とした、介護
リフトを提供することを目的とする。
ために、本発明は、長期療養者や老人を持ち上げて移動
させるようにした介護リフトにおいて、ベッドにおける
側面からボトム下方に差し入れ可能に構成した台車と、
この台車に立設した支柱と、支柱上端側に基端部を回動
可能に取り付けると共に、中間部に直動駆動機構を構成
する直動軸と着脱可能に連結する構成として、この直動
軸を介して先端部を昇降させるようしたブームを有し、
このブーム先端に長期療養者や老人を持ち上げ、吊り下
げる吊り下げ手段を設け、前記台車は、第1の車輪を装
着したベースフレームに、第2の車輪を装着した補助フ
レームを着脱可能に構成すると共に、前記ベースフレー
ムに補助輪を設ける構成とし、使用時に第1車輪と第2
車輪とで接地して移動可能とするべく前記補助輪を接地
面から離間させる設定とする一方、不使用時に前記補助
フレームをベースフレームから引き抜いて、支柱側に沿
わせるように保持するようにして、直動駆動機構におけ
る直動軸を退動させてブームを支柱側に降ろすように
し、前記ベースフレームにおける第1車輪と補助輪とで
搬送可能とした。また本発明は、長期療養者や老人を持
ち上げて移動させるようにした介護リフトにおいて、ベ
ッドにおける側面からボトム下方に差し入れ可能に構成
した台車と、この台車に立設した支柱と、支柱上端側に
基端部を回動可能に取り付けると共に、中間部に直動駆
動機構を構成する直動軸と着脱可能に連結する構成とし
て、この直動軸を介して先端部を昇降させるようしたブ
ームを有し、このブーム先端に長期療養者や老人を持ち
上げ、吊り下げる吊り下げ手段を設け、前記台車は、第
1の車輪を装着したベースフレームに、第2の車輪を装
着した補助フレームを着脱可能に構成すると共に、前記
ベースフレームに補助輪を設ける構成とし、使用時に第
1車輪と第2車輪とで接地して移動可能とするべく前記
補助輪を接地面から離間させる設定とする一方、不使用
時に前記補助フレームをベースフレームから引き抜い
て、支柱側に沿わせるように保持するようにして、直動
駆動機構における直動軸を退動させると共に、直動軸と
ブームとの連結状態を解除してブームを支柱側に降ろす
ようにし、前記ベースフレームにおける第1車輪と補助
輪とで搬送可能とした。
について、一つの実施の形態を示し、添付の図面に基づ
いて以下説明する。図1に電動介護リフト1を示し、こ
の電動介護リフト1は、長期療養者(ベッド生活者)や
老人を、身体ごと吊り上げて移動させるためのもので、
ベッド(図示省略)における側面からボトム下方に差し
入れ可能に構成した台車2を有している。この台車2に
は、略はしご型形状の支柱部3が立設されている。また
この支柱部3頂部側には、基端部を回動可能に取り付け
ると共に、中間部に直動駆動機構4を構成する直動軸5
と着脱可能に連結する構成として、この直動軸5を介し
て先端部を昇降させるようしたブーム6を装着してい
る。さらにこのブーム6先端には、患者等を持ち上げ、
吊り下げるハンガー7を取り付けている。
3を取り付けたベースフレーム8と、このベースフレー
ム8に着脱可能に設けた一対の長尺な補助脚9とを有し
ている。前記ベースフレーム8はH型形状を有し、ハの
字型に展開する一対の補助脚支持部8a、8aと、一対
の補助脚支持部8a、8aと一体構造の前記支柱部3を
固設した支柱部支持部8bとを有している。 前記一対
の補助脚支持部8a、8aは、互いの離隔距離が小さい
方の端部側近傍が跳ね上がるように段差形成され、この
端部側に第1の車輪10が装着されている。一方、補助
脚支持部8a、8aの他方の端部側には、前記補助脚9
を嵌入装着するための開口部11が設けられている。そ
してこの開口部11近傍には、補助脚9を開口部11を
介して補助脚支持部8a、8aに嵌入した際に、脱落し
ないように補助脚9を拘束する、締め付け手段12を設
けている。さらに、前記支柱部支持部8bに、補助脚支
持部8a、8aにおける開口部11近傍に、補助脚9を
引き抜いた際に、ベースフレーム8を移動できるように
するための、補助車輪13、13を設けている。そして
前記補助脚9の先端側には、ベースフレーム8に取り付
けた第1車輪10に比較して小径な第2の車輪14を装
着している。
に補助脚9を装着した状態(使用状態)においては、第
1車輪10と第2車輪14とで床面に接地して移動でき
るように設定してあり、この際補助車輪13は、接地し
ないように設けている(図3参照)。
柱部3は、所定間隔離隔した一対の支柱15、15を有
し、支柱15、15間に設けた、中間部における横枠1
6に、直動駆動機構4を構成するモータ(図示省略)を
内蔵したモータケーシング17を回動可能に取り付けて
いる。また、前記支柱15、15の頂部側近傍には、支
柱15、15間に直動駆動機構4を操作するためのコン
トローラ(図示省略)や、操作スイッチ(図示省略)等
を搭載した、コントロールボックス18を設けている。
また、前記支柱15、15の頂部側には、先端に、患者
等を持ち上げ、吊り下げるハンガー7を取り付けたブー
ム6の基端部を起伏自在に取り付けている。さらに前記
支柱15、15の頂部には、電動介護リフト1を掴んで
移動させるための、ループ状ハンドル19が取り付けら
れている。
曲させた弓形形状として、中間部に直動駆動機構4を構
成する直動軸5の先端部を、ピン部材20により着脱可
能に取り付けている。かかるブーム6先端のハンガー7
は、例えば両端側を等高の位置に保持するように、中間
部をブーム6先端に取り付けるようにした吊り下げ腕2
1を有し、ウレタン発泡成形や、ウレタンフォーム入り
ビニールレザーによる軟質性外側部材22によって被覆
した、複数の特定の曲率半径の円弧状のスチール製芯材
(図示省略)によって構成され、これら芯材の両端側に
は、それぞれ異なった形式の吊具を吊り下げるためのフ
ック部材23、24を有している。
の、コントロールボックス18には、直動駆動機構4を
構成する直動軸5を、ブーム6から取り外すと共に退動
させた状態で保持するようにした、ホルダ25を設けて
いる。さらに支柱15、15には、支柱部支持部8b近
傍と、前記支柱15、15の中間部における横枠16近
傍に、補助脚支持部8a、8aの開口部11から抜き取
った補助脚9を立て掛け保持するための、脚格納手段2
6、27を設けている。これら脚格納手段26、27
は、支柱15、15の外側から支柱15側に補助脚9を
挟み付けるようにして保持するように、フック状細線に
よって構成している。
においては、台車2の補助脚支持部8a、8aの開口部
11に補助脚9を差し込んで、締め付け手段12により
拘束し、ベースフレーム8側の第1車輪10と、補助脚
9側の第2車輪14とで、安定した接地面を形成するこ
とができる(図3参照)。電動介護リフト1を患者の横
たわるベッド傍らに搬送していき、直動駆動機構4を起
動するべくコントロールボックス18における運転スイ
ッチ(図示省略)を操作して直動軸5を伸長駆動させ、
ブーム6を、支柱15、15頂部側に取り付けた基端部
を中心として先端側を持ち上げるようにする。これによ
って、ブーム6先端側のハンガー7のフック部材23、
24のいずれかに吊具を引っ掛けて、吊具に乗せられた
老人を吊り下げた状態で所望の箇所に搬送することがで
きる。この際、支柱部支持部8bに設けた補助車輪13
は、接地しないように設けてあるので、患者を乗せて搬
送する際、方向転換等、取り回しが容易である。
用していないときは、台車2において、ベースフレーム
8における補助脚支持部8a、8aの開口部11から、
締め付け手段12を緩めて補助脚9を抜き取り、支柱1
5、15の脚格納手段26、27に、補助脚9を立て掛
け保持する一方、直動駆動機構4を操作して、直動軸5
を退動駆動してブーム6を下げ、直動軸5先端をピン部
材20を引き抜いて、ブーム6から外し、ブーム6を支
柱15、15側に沿わせるようにする(図2参照)。こ
の際、外した直動軸5は、コントロールボックス18に
おけるホルダ25に保持しておくことができる。このよ
うにすることで、占有スペースはさほどとらず、部屋の
片隅にでも立てかけておくことができ、また、ベースフ
レーム8における補助脚支持部8a、8a側の第1車輪
10と、支柱部支持部8b側の補助車輪13、13とに
より、所望の箇所に容易に移動させることができ、いつ
でも緊急使用に供することができる。
台車のベースフレーム側の第1車輪と、着脱可能な補助
脚側の第2車輪とで、安定した接地面を形成し、補助車
輪は、接地しないようにしたので、搬送しやすく、方向
転換など取り回しが容易である。また不使用時に、台車
における補助脚を引き抜いて支柱側に保持する一方、ブ
ームを上げ下げ作動する直動駆動機構の直動軸をブーム
から外して支柱側に保持すると共に、ブームを支柱に沿
わせるように構成したので、居室内でコンパクトに収容
保管できる。したがって、不使用時、占有スペースはさ
ほどとらず、部屋の片隅にでも立てかけておくことがで
き、さらにはベースフレーム側の第1車輪と補助車輪と
で容易に移動させることができ、いつでも緊急使用時に
対応することができる。
形態を示す外観斜視説明図である。
態における外観斜視説明図である。
る、台車の床面への接地状態を示す要部側面図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 長期療養者や老人を持ち上げて移動さ
せるようにした介護リフトにおいて、ベッドにおける側
面からボトム下方に差し入れ可能に構成した台車と、こ
の台車に立設した支柱と、支柱上端側に基端部を回動可
能に取り付けると共に、中間部に直動駆動機構を構成す
る直動軸と着脱可能に連結する構成として、この直動軸
を介して先端部を昇降させるようしたブームを有し、こ
のブーム先端に長期療養者や老人を持ち上げ、吊り下げ
る吊り下げ手段を設け、前記台車は、第1の車輪を装着
したベースフレームに、第2の車輪を装着した補助フレ
ームを着脱可能に構成すると共に、前記ベースフレーム
に補助輪を設ける構成とし、使用時に第1車輪と第2車
輪とで接地して移動可能とするべく前記補助輪を接地面
から離間させる設定とする一方、不使用時に前記補助フ
レームをベースフレームから引き抜いて、支柱側に沿わ
せるように保持するようにして、直動駆動機構における
直動軸を退動させてブームを支柱側に降ろすようにし、
前記ベースフレームにおける第1車輪と補助輪とで搬送
可能としたことを特徴とする介護リフト。 - 【請求項2】 長期療養者や老人を持ち上げて移動さ
せるようにした介護リフトにおいて、ベッドにおける側
面からボトム下方に差し入れ可能に構成した台車と、こ
の台車に立設した支柱と、支柱上端側に基端部を回動可
能に取り付けると共に、中間部に直動駆動機構を構成す
る直動軸と着脱可能に連結する構成として、この直動軸
を介して先端部を昇降させるようしたブームを有し、こ
のブーム先端に長期療養者や老人を持ち上げ、吊り下げ
る吊り下げ手段を設け、前記台車は、第1の車輪を装着
したベースフレームに、第2の車輪を装着した補助フレ
ームを着脱可能に構成すると共に、前記ベースフレーム
に補助輪を設ける構成とし、使用時に第1車輪と第2車
輪とで接地して移動可能とするべく前記補助輪を接地面
から離間させる設定とする一方、不使用時に前記補助フ
レームをベースフレームから引き抜いて、支柱側に沿わ
せるように保持するようにして、直動駆動機構における
直動軸を退動させると共に、直動軸とブームとの連結状
態を解除してブームを支柱側に降ろすようにし、前記ベ
ースフレームにおける第1車輪と補助輪とで搬送可能と
したことを特徴とする介護リフト。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP11051837A JP3029034B1 (ja) | 1999-02-26 | 1999-02-26 | 介護リフト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Publications (2)
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JP3029034B1 true JP3029034B1 (ja) | 2000-04-04 |
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Family
ID=12897986
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP11051837A Expired - Fee Related JP3029034B1 (ja) | 1999-02-26 | 1999-02-26 | 介護リフト |
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JP (1) | JP3029034B1 (ja) |
Families Citing this family (1)
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JP7296568B2 (ja) * | 2018-10-05 | 2023-06-23 | 株式会社ビック・バン | 走行リフト装置 |
-
1999
- 1999-02-26 JP JP11051837A patent/JP3029034B1/ja not_active Expired - Fee Related
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---|---|
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